【ようまり】渡辺曜×小原鞠莉part17.5
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渡辺曜と小原鞠莉のカップリングについて語るスレです
・SS、イラスト、妄想大歓迎!
・カプ争いは控える
・荒らし、キャラdis、対立煽りは禁止&徹底的にスルー進行 専ブラやワッチョイの活用を推奨
・次スレは>>980が立てること(不可能な場合は自己申告)
・有事の際には宣言の後、20時を目安にスレ立てること
・スレはワッチョイ導入&sage進行徹底
【したらば避難所案内】
シャイニー姉さんの優しさに包まれる曜ちゃん避難所1
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/9737/1486039838/
前スレ
【ようまり】渡辺曜×小原鞠莉part17.4
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1561740334/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured ゴキ庭のみをNGにする方法
http://i.imgur.com/UFBIsOP.jpg
その他、ワッチョイを活用してNGに入れておくと良いです。 「►IS◄」Los Angeles [YouMari AMV]
https://youtu.be/ioQYDDDsEO0 ※初代スレから
598 名前:名無しで叶える物語(茸)@無断転載は禁止 [sage] :2016/09/25(日) 21:31:39.77 ID:GehsF+f4
http://i.imgur.com/1YWTkPe.jpg
http://i.imgur.com/zCoc5Vn.jpg またも保守しそこねてしまった…申し訳ないです。
スクスタがリリースされ、歌って踊るようまりがいつでもどこでも見られるという凄いことになりましたね…! ようまりのデュオ曲ってどんなの合うかなぁ
スクスタのURで考えるとアリスのティーパーティ的な優雅だけどコミカルで賑やかな感じかなぁ わちゃわちゃの仲良いやつとか見たい…!
でもバラードもきっと似合う。 来年の1月にアニメが復活するとした場合に、2月あたりにそこでスノボをやって欲しい
服装は上下とも同じ色のスキーウェアで スノボかぁ、スピードやスリル感を楽しむようまり、見たい…! スポーツは得意だけど寒いのは苦手な曜ちゃん
ウィンタースポーツは果たしてイケるのだろうか
まず外に出るのを嫌がりそうだけどw 鞠莉ちゃんにスノボしに行くわよ!!って布団から連れ出されるようまり? 「曜!スノボしに行くわよ!!」
「……寒い……寝る」
「曜!ほらほら立って!準備して!」
「……布団取ったぁ…」
みたいな 鞠莉「寒いとか眠いとか、ウェアの下に水着に着てた子がよく言うわね」
曜「それとこれとは話が違うというか…」
鞠莉「ま、あれはあれでチャーミングだったからよしとしましょう。スノボ、やり方わかるわね?」
曜「なんとなくは。見た目よりも簡単だよね、スキーの方が難しいよ」
鞠莉「頼もしいセンスね。じゃあ、準備はいい?」
曜「うん。行くよ!」
鞠莉「シャイニー!!」
曜「ヨーソロー!!」
シュプールを描くようまり、いいね! 疲れてる鞠莉ちゃんに対して逆にわしわしする曜ちゃん 鞠莉「曜、もう眠いんでしょう?ベッドへレッツゴーよ」
曜「ん〜…まだ大丈夫だよぉ…まだ寝ないぃ〜…」
鞠莉「ふふ…お昼あんなにはしゃいんだんだから眠くて当然です。観念してロープにつきなサーイ!」ギュッ
曜「むぐぇ…(柔らかくて、いい…匂い…)」
曜「zzz…」
鞠莉「コラ、寝る場所はベッドでしょ!ほら立って?」
曜「やだぁ… 明日になっちゃう…」
鞠莉「ンッ…フフ、何それ?どうしたって明日はカミングよ」
鞠莉「おやすみ、曜」
翌朝、鞠莉の綺麗な寝顔を見つめながら「早く寝るのも悪く無いな」と思う曜ちゃんであった 曜ちゃんのために、はちみつレモンを持ってくる鞠莉ちゃんの話 鞠莉「曜、これ…」
曜「あっ、はちみつレモン!どうしたの?」
鞠莉「曜に食べてもらいたくて」
曜「作ってくれたの!?」
鞠莉「挑戦してはみたんだけど…この前、曜が作ってくれたものには程遠くて。簡単なようで難しいのね」
曜「嬉しい!食べてもいい?」
鞠莉「いいけど、美味しいかどうか…レモンの厚さもバラバラになっちゃったし…」
曜「いただきます!――んんっ、すっぱい!!」
鞠莉「う…」 曜「けど美味しい!」
鞠莉「!」
曜「すっぱいもの食べると元気になるよね!ちょうどこういうのが食べたかったんだ!」
鞠莉「本当に?無理してない?」
曜「しないしない。この不揃いなのがいいんだよ、薄いのは甘くて、厚いのは酸味があって。そのバランスが絶妙!体が求める美味しさだね!」
鞠莉「…ふふっ、曜はおだて上手なのね」
曜「そんなじゃないってば。んー、すっぱーい!美味しーい!」
>>70を書かせてもらいました。 曜「鞠莉ちゃんはね、歌が凄く上手で、ダンスも得意な理事長さんで、ホテルグループのお嬢様で、頭も良くってカッコいいんだよ!優しくて頼りになるお姉ちゃんって感じなんだけど、ちょっぴり天然なとこもあったりして、それがまた可愛くって!」
鞠莉ちゃんのことを話し始めると止まらない曜ちゃん。 曜ちゃんをペット飼育する鞠莉ちゃん。曜ちゃんをペットの健康診断に連れていく話ってどこかに落ちてませんか? わしわし三昧…
たまには鞠莉ちゃんが三昧されちゃうといいよ。 夜の曜ちゃんはマリーのマウント・モンブランをわしわししてるよ >>86
R的な話ではなく、愛犬と飼い主感があって好き。 曜「鞠莉ちゃん鞠莉ちゃん鞠莉ちゃん!」ダキッ
鞠莉「きゃっ♪ もう、曜ったら」
曜「雨上がったよ鞠莉ちゃん! 晴れて良かったね鞠莉ちゃん!」
鞠莉「ふふっ、そうね」
曜「どうするどうする? お出かけする?」
鞠莉「そうね、散歩にでも行きましょうか♪」
なんだこれ
可愛いかよ >>94
想像以上に強力だった…しっぽぶんぶん振ってるねこれは。 わんこ曜ちゃんに対しては、わしわしと言うよりよしよしになりそう 曜「ヤカンを火にかけてっと。うーん、今日はシーフードかなー」
鞠莉「本当にこんな時間にカップラーメンなんて食べるの?夕飯もちゃんと食べたのに」
曜「なんかお腹空いちゃってさ。その分いっぱい運動するから大丈夫!」
鞠莉「いっぱい運動だなんて…もう、曜ったら♪」
曜「そーいうんじゃありません。変なこと言わないの」
鞠莉「あら、ざーんねん」
曜「食べた後すぐ動くのは良くないんだよ。運動は少し落ち着いてからね」
鞠莉「はーい…んん?ねえ、それってどういう――」
ピー! 曜「おっと、お湯が沸いたみたい。鞠莉ちゃん、タイマーのセットよろしくね」
鞠莉「えっ、私が測るの?曜が食べるんでしょ」
曜「私はやることがあるの」
鞠莉「なによ、やることって…はい、セットしたわよ」
曜「ありがと。鞠莉ちゃん、こっち向いて」
鞠莉「もう、注文が多いわね――んむっ!?」
曜「ん…」
鞠莉「ん、んーっ…ぷぁっ…な、なに、いきなり…」
曜「言ったでしょ、食べた後すぐは運動できないって。だからさ、ウォーミングアップが大事かなって」
鞠莉「んっ、曜…」
曜「3分しかないから…ちょっとだけ、だけど…」
鞠莉「ん、ああっ、ちょ――」
ラーメンが超伸びました。そんな秋のようまり。 鞠莉「曜、よーうー」
曜「はーい。どうかした?」
鞠莉「頼みたいことがあるの。そばに来てくれる?」
曜「いいよ。なにかな」
鞠莉「まあまあ、ここに座って」
曜「はいはい。それで?」
鞠莉「曜の膝を貸して欲しいの」
曜「んっ?」
鞠莉「ちょっとでいいから。ってわけで、お邪魔します」
曜「あっ。もう、まるで猫みたいに」
鞠莉「ふふっ、思ったとおりいい心地、落ち着く。曜と一緒なら、きっと毎日快眠ね」
曜「あはは、なにそれ」
鞠莉「んー」
曜「よしよし」
膝枕ようまり。 >>110
曜ちゃんには素直に甘えられる鞠莉ちゃんという風潮 鞠莉ちゃんのサラサラで柔らかい金髪を指に通して凄く愛おしそうにする曜ちゃんの姿が浮かんだ >>113
曜「わぁ…」
曜(改めて見ると本当に綺麗…指を通すと柔らかくて、さらさらで…)
鞠莉「マリーの髪、気に入ったの?」
曜「うん、すごく」
鞠莉「ふふっ。ちょっとくすぐったいわ」
曜「あっ。ご、ごめんね、つい」
鞠莉「そうじゃないわ。曜に撫でてもらうと嬉しいいってこと」
曜「本当に?」
鞠莉「ええ。曜の気持ちが伝わってきて、幸せだなーって思う」
曜「えへへっ、私も幸せだよ」
書かずにはいられなかった…!
ようまりほんと可愛い。 >>116
曜ちゃん、他の誰も見たことがないような慈愛に満ちた表情してそう >>116
>>113だけどほんとありがとう
むっちゃかわいい 曜「ただいまー」
鞠莉「おかえり。遅かったわね」
曜「ゼミが長引いちゃって。外はもう真っ暗だよ。って言っても、まだ6時なんだけどね」
鞠莉「日が短くなったし、10月に入ってすっかり秋めいてきたわね」
曜「ちょっと前まで暑かったのにね」
鞠莉「今年は紅葉とか見に行きたいな」
曜「紅葉かあ。近くに有名な公園があるって聞いたことあるよ」
鞠莉「んー。悪くはないけど、都会の中にあるそれとは違うのよね」
曜「ってことは、旅しちゃう?」
鞠莉「しちゃいましょうか。温泉とかどうかしら」
曜「えへへ、ちょうど同じ提案をしようと思ってたところだよ」
鞠莉「決まりね!じゃあ早速予定を立てましょう」
曜「うん!」
紅葉ようまり。 「そうだ、京都に行きましょう♪」とCM顔負けの唐突さで京都に行くようまり 紅葉より赤くなる曜ちゃんの顔をからかう鞠莉ちゃんが思いついた。逆でも可。 曜「鞠莉ちゃん!今日はなんの日か知ってる?」
鞠莉「んー、私と曜が初めて手を繋いだ日、とか?」
曜「まだ一年経ってないでしょうが」
鞠莉「あら、ばれちゃった?」
曜「ばれなかったら大問題だよ」
鞠莉「ふふっ、そうね。それで、なんの日なの?」
曜「今日、10月23日はじゃがりこの日なんだって!」
鞠莉「梨子の日?」
曜「言うと思ったよ。半分正解で半分間違いかな」
鞠莉「どういうこと?」
曜「記念日の理由は今日がじゃがりこの発売日だからなんだけど、じゃがりこって名前はね、開発者の友人のりかこさんが美味しそうに食べてたことに由来するんだって!」 鞠莉「なるほど。梨子と梨香子、じゃがりことは共通点が多そうね」
曜「そうそう!…ん?梨香子って誰?」
鞠莉「誰だろう…自分で言ってて思い当たらないけど、不思議とよく知っているような気もする…」
曜「鞠莉ちゃんも?」
鞠莉「ってことは、曜も?」
曜「うん。なんだろうね…すごく身近で大切な人の気がするんだ」
鞠莉「そうよね。なんだろ、この感じ…」
ようまり「うーん…」
鞠莉「ま、考えても仕方ないわ、思い出したらまた話しましょう」
曜「そうだね!ってわけで、本題に戻るよ」
鞠莉「ええ、じゃがりこの日だったわね」
曜「そのとおり!ってわけで今日ご用意しましたのは、こちらの期間限定じゃがりこ!その名も激辛インドカレー味だよ!」
鞠莉「真っ赤な炎のパッケージで、いかにも『私は辛いわよ』ってカラーリングね」
曜「ネットで話題でさ、すごく辛いっていうから興味出ちゃって!一緒に食べよう!」 鞠莉「いいけど、こういうのは善子の領分じゃないかしら」
曜「誘ったんだけど、もう食べたことあるんだって」
鞠莉「堕天使って流行にも敏感なのね。なにか言ってた?」
曜「見掛け倒しで恐るるに足りない、だって。堕天使の舌を焼くには程遠かった、とか」
鞠莉「善子は辛いものに強いからね」
曜「だからきっと、ネットで騒ぐほどのレベルじゃないと思うんだ。試してみようよ」
鞠莉「んー、一応聞くけど、いいの?」
曜「もちろん!そのために買ってきたんだもん、食べよ食べよ!」ペリ
鞠莉「わ、じゃがりこ自体もなかなか危険な色をしてるわね」
曜「においも刺激的だね。本格的って感じする!」
鞠莉「じゃあ…食べましょ」
曜「うん!いただきまーす!」 鞠莉「んっ、口に入れた瞬間刺激が…かなりスパイシーではあるけれど、結構おいし曜「かっら!!!」
鞠莉「!?」
曜「か、からいいたいからい!ごほっ、ごほごほっ!?」
鞠莉「ちょ、大丈夫!?」
曜「か、から、ごほっ、の、飲み物、ごほっ!」
鞠莉「待ってて、はい、麦茶!飲んで!」
曜「んっ、んっ、んっ…ぷはぁ!」
鞠莉「大丈夫?」
曜「はあ、はぁ…なにこれ、すっごく辛いじゃん!お菓子売り場に並んでちゃダメなやつだよこれ!」
鞠莉(確かに辛いけど、そこまで騒ぐほどじゃない気もする。前に食べたハバネロの方がもっと辛かったし)
曜「これはヤバい、ヤバイよこれは、辛いを超えて痛いやつだもん!じゃがりこ、おそるべし…!」
鞠莉「うふふっ。曜って相当の甘党みたいね?」
激辛じゃがりこようまり。
紅葉より先に仕上がってしまった…紅葉に戻ります。 鞠莉「チャオー!」
曜(鞠莉ちゃん、綺麗だな…)
千歌「あーまた見とれてる」
曜「えっ」
千歌「曜ちゃんは綺麗なお姉さんを見るとすぐドキドキしちゃうもんね」
曜「そ、そんなことないよ!?」
千歌「そう?じゃあどうして?」
曜「それは、鞠莉ちゃんだからだよ…って、ま、鞠莉ちゃん!?あ、あぅ…!」
千歌ちゃんによる絶妙なアシストが炸裂する、そんな朝のようまり。 寝そべりぬいぐるみではなく、テディベアを抱えるようまり 鞠莉「あら」
曜「ん、どうかした?」
鞠莉「このぬいぐるみ。うちっちーかと思ったら、テディベアもあるんだなって」
曜「ああ。練習がてら自作してみたんだけど、どうかな?」
鞠莉「ハンドメイドとは思えない出来ね。とんがり帽子をかぶって、ちゃんとハロウィン仕様だし」
曜「やっぱり季節感は大事だからね。それに、これも一種のコスプレだし!」
鞠莉「曜って結構ファンシーっていうか、可愛いもの好きよね」
曜「えっ。へ、変かな…?」 鞠莉「そういうところも可愛いなってこと。ふふっ。たまに抱いて寝たりしてるの?」
曜「んーと…まあ、そういう日もあるよ?」
鞠莉「なら、この子には悪いけど、今日は出番はなさそうね」
曜「ん?」
鞠莉「私がこの子の代わりになってあげるから」
曜「え、ええっ!?」
鞠莉「みたところお菓子の用意も無いみたいだし。トリックオアトリートは、トリックの方かしら」
それ、見方によってはトリートの方なんじゃないかな――
そう言おうと思ったけど、キスで唇を塞がれてかなわなかった。 書いてみたら両方のテーマがマッチしました。ハロウィンなテディベアの日ようまり。 >>124の続き
鞠莉「荷物はこれでよしっと」
曜「鞠莉ちゃん、準備はできた?」
鞠莉「ええ、ばっちりよ。曜は?」
曜「万端だよ。戸締りのチェックして、ガスや電気の確認も終わったところ!」
鞠莉「え、もうそこまでやってくれたの?」
曜「出かけるのが楽しみで、いてもたってもいられなくて!あ、鞠莉ちゃん。スマホの充電器入れてないよ」
鞠莉「おっと、うっかりね」
曜「まあ、私のがあるから大丈夫なんだけどね。いざという時のモバイルバッテリーもあるし」
鞠莉「うーん…」 曜「あれ、どうかした?」
鞠莉「曜、ちょっと来て」
曜「えっ、なんで?」
鞠莉「いいから。荷物を置いてこっちに」
曜「もう、なになに?」
鞠莉「えいっ」ぎゅ
曜「わ、わっ」
鞠莉「曜は本当にいい子ね。こんないい子と一緒に暮らせるなんて、マリー嬉しい」
曜「そう言ってもらえるのは嬉しいけど、突然どうしたの?これから旅行に出かけるっていう間際に」
鞠莉「曜の気配りと手際の良さに感動してるの。感謝よ、感謝」
曜「そっか。なら、どういたしまして」ぎゅ
鞠莉「うふふっ、楽しみね」
曜「うん!」 >>156
ありがとうございます!素晴らしいです! >>154
鞠莉「曜ー?」
曜「zzz…」
鞠莉「あら、珍しくお寝坊さんね」
曜「くー…」
鞠莉「んー。起こすのはかわいそうだけど、遅刻するるわけにはいかないものね。起きて曜。お日様がとってもシャイニーよ」
曜「んー…やだー…」
鞠莉「む、今日の曜は手強いわね。いつも寝起きスッキリなのに」
曜「くぅ…すー…」 鞠莉「起きないのなら、わしわししちゃうわよ?いいの?」
曜「zzz…」
鞠莉「警告はしたわよ。では、うりょっ」
曜「んっ」
鞠莉「曜、起きてー」
曜「ん、やっ」
鞠莉「…」
曜「あっ、んんっ、んっ!」
鞠莉「……」
曜「や、やあっ…!」
鞠莉「………」 曜「ら、らめぇ…」
鞠莉「…はっ!?」
曜「はぁ…はぁ…」
鞠莉「いけない…触り心地とリアクションについ夢中に。っていうか、なんなのこれは、可愛すぎて理性が吹き飛ぶところだったわ…」
曜「ん、ん…」
鞠莉「あ、目が開いた」
曜「鞠莉…ちゃ…?」
鞠莉「お、おはよう。遅いお目覚めね」
曜「…」 鞠莉「スペシャルな起こし方を試した甲斐があったわ。ま、まあ、途中いろいろと危ないところはあったけど、ともあれ結果オーライで――んむっ!?」
曜「んっ、ん――」
鞠莉「んんっ、ぷあっ…はぁ、はぁっ…」
曜「続き、しよ…?」
鞠莉「よ、よう、待って待って、遅刻しちゃ、んっ」
曜「鞠莉ちゃん、鞠莉ちゃん…」
鞠莉「あっ、んあっ――」
果南「あれ、鞠莉と曜は?」
ダイヤ「急用、だそうです」 なんとなく甘美になりました。
いつもご感想ありがとうございます…! 「鞠莉ちゃーん!!おはよー!!」
「あら、曜。おはよう」
「えへへ。鞠莉ちゃん、トリック・オア・トリート!!」
「あー、そっか今日はハロウィンだったわね…。うーん、持ち合わせがないわね…」
「えー、じゃあいたずらしちゃおうかなー。って鞠莉ちゃ…ん!?」
「ん。……はい。お菓子の代わりにもっと甘いものよ。…って曜?顔真っ赤にしてどうしたの?」
なんていうハロウィンようまり トリックとトリートを兼ねる鞠莉ちゃんホント一枚上手 鞠莉ちゃんさらっとやってのけてるけど内心ドキドキとかだとか考えてしまった… 曜「……」ソワソワ
鞠莉「(私が帰ってきてからなんか落ち着かないけど、どうしたのかしら)」
曜「……」チラチラ
鞠莉「(期待してる?なにを?)」
曜「ね、ねえ鞠莉ちゃん。今日何の日か知ってる?」
鞠莉「今日が?……あ、あー」
鞠莉「ハロウィーン、ね。なるほど」
曜「そうそう!」
鞠莉「(とっておきのお菓子作ったから催促してほしいってことか。ほんと可愛いんだから)」
鞠莉「曜、Trick or treat♪」
曜「えへへー、はいどうぞ」
鞠莉「えっと?曜、お菓子は?」
曜「だから、はいっ!」
鞠莉「……」
鞠莉「(これは『とっておきのお菓子(わ・た・し)をどーぞ』ってこと?)」 〇選択肢1 treat
鞠莉『じゃあ、たぁっぷりいただきましょうか』 → ベットイン
〇選択肢2 Trick
鞠莉『貴女はお菓子じゃないでしょう?お菓子を用意してないならイタズラ、受けてもらわないと、ね?』 → ベットイン
鞠莉「(選択肢ないじゃない、これ)」
曜「まーりちゃん?」
鞠莉「(嬉しいお誘いだから乗ってしかるべきなのだけど、思惑通りに動くのもつまらないのよねぇ)」
鞠莉「そっちは準備万端だと思うから先に寝室で待っていて。シャワーだけ浴びてくるわ」
曜「うんっ」
・・・
曜「ま、鞠莉ちゃん?これは一体どういう状況なんでしょうか」
鞠莉「んー、Trick(イタズラ) and treat(オシオキ)?」ギュー
曜「(曜です。期待して待っていたら、抱き枕にされるだけでえっちなイベントに派生しません)」
曜「(髪の毛とか背中とか、撫でてくれる手(not愛撫)が気持ちいいから、これはこれでありだけど)」
曜「(完全に生殺しだよぉ)」
鞠莉「ふふっ。私を手玉に取ろうなんて10年早いわ」ニッコリ
※ポリネシアンセックス的なサムシングで翌日の夜はたいへんもりあがったそうです 焦らして焦らして焦らしてからのサムシングだからそうなっても仕方ない。一晩持ちこたえたことがむしろすごいことなのです…! >>169
曜「えへへ。鞠莉ちゃん、トリック・オア・トリート!!」
鞠莉「あー、そっか今日はハロウィンだったわね…。うーん、持ち合わせがないわね…」
鞠莉(…なーんて。本当は用意してあるわ。とっておきのスペシャルなのを、ね)
曜「えー、じゃあいたずらしちゃおうかなー。って鞠莉ちゃ…ん!?」
鞠莉「ん…」
鞠莉(曜、今なにか言いかけた…?)
曜「んっ、ん…」
鞠莉(ま、いっか…曜の唇やわらかい…小さくて可愛い…)
曜「んっ、んんーっ…」
鞠莉「……はい。お菓子の代わりにもっと甘いものよ。…って曜?顔真っ赤にしてどうしたの?」
鞠莉(かぼちゃのランタンみたいに赤くなってる。ま、顔が赤いのはきっと私もだけどね)
僭越ながら、鞠莉ちゃん視点を内心ドキドキパターンで書いてみました。 曜「あっ」
鞠莉「あ…」
曜「お、おはよう」
鞠莉「う、うん」
曜「…」
鞠莉「…」
曜「きょ」鞠莉「今日は」
ようまり「あっ」
曜「ごめん…鞠莉ちゃんから言って?」
鞠莉「いえ、曜の方が先だったのだから…」
曜「えっと…ごめん、なんでもない」
鞠莉「わ、私も大したことじゃないの」
曜「そっか…」
鞠莉「うん…」 ダイヤ「どうしたんですか、あの二人。随分とぎこちないようですが」
果南「んー…理由はなんとなくわかるけど、言わない」
ダイヤ「どうしてです?」
果南「説明したら、きっと私が破廉恥扱いされることになるから」
ダイヤ「はい?」
果南「なんでもない。あまり詮索するのも野暮ってもんだよ、うん」
ダイヤ「?」
誘いたいのに誘えない、そんなじれったいおっぱいの日ようまり。 曜にぎゅっとハグしてもらって、その胸元に頬をうずめると、よしよしと頭を撫でてくれた。
鞠莉「…好き」
ぽそり、と気持ちが口から溢れ出る。
曜「なにか言った?」
鞠莉「ううん、なにも」
曜「そう。鞠莉ちゃん」
鞠莉「んー?」
曜「私も好きだよ」
鞠莉「何よ、聞こえてたの?」
曜「ふふっ」
鞠莉「好き、大好き」
そんなようまり。 「ここに来るのも、いつぶりかしらね」
鞠莉ちゃんが海を見つめたまま囁く。びゅうおから見る海と空は、あの日のように夕陽に赤く染まった世界で。
「スクールアイドルをしていた頃が、懐かしいわ」
今や鞠莉ちゃんはホテルグループの中枢として手腕を発揮しているし、私も世界中を航海する船乗りだ。
立場も違うし、住む世界が違う。むしろ、青春を一緒に過ごせたこと自体が奇跡に近い偶然なのかもしれない。その現実を、肌で感じる。
「お互い、遠いところまで来ちゃった感じがするね」
「変わってしまったものもあれば、消えずに残っている大事なものもある。この景色のように。私にも、曜にもね」
私たち、もう一度あの頃の二人になれるかな。
たまにはシリアスようまり。 オールナイトニッポンのゲストしゅかとあいにゃやんけ! 「そろそろ機嫌直してよ」
頭をなでなでするけど、鞠莉ちゃんはほっぺたをぷくーっと膨らませたまま。
「曜が無視した。そろそろお茶にしようって何度も呼んだのに」
「無視してないよ、作業中だったから。ごめんね」
「むー」
うーん、今日はさみしんぼみたい。こうなると手強いんだよね。
「ぎゅー、する?」
「…する」
さみしんぼじゃなくて、甘えんぼかな?
そんな休日午後のようまり。 曜ちゃんの前だとちょっと子供っぽくなる鞠莉ちゃん、とても良い(良い) 「ねー、そろそろこっち向いてよ」
「つーん」
「おーい、鞠莉ちゃーん」
「むーん」
「もう。さっきまであんなにぎゅってしてたのに」
「それはそれ、これはこれよ。」
むぅ、甘えんぼめ。
「ならば、とうっ」
「きゃ」
真正面から飛び込んで、首に腕を回して抱きつく。
「ほーら、こっち見て。笑って笑って、ね?」
子供っぽいところも可愛いけど、そろそろ鞠莉ちゃんの笑顔が見たいんだ。
>>215の続き的な。 鞠莉「曜…」
曜「んっ、鞠莉ちゃん?」
鞠莉「…」
曜「ん、あっ」
曜(触り方がいつものわしわしとは違う…鞠莉ちゃん無言だし、体が近いし。これって…)
鞠莉「…っ」
曜「あっ」
曜(手が服の中に…!)
鞠莉「曜…」髪の毛すんすん
曜「やっ、んっ」
鞠莉「いいにおい、可愛い…」
曜「や、やだっ、ここじゃ、んっ」
鞠莉「曜、よう…」
レッドアラートようまり。これは強力すぎる… 公共の場で致す快感を覚えてしまったようまり…
いけませんねこれはいけませんよ 曜「むーっ」
鞠莉「そ、その、ごめんね」
曜「知らないっ」
鞠莉「えっ」
曜「しーらないっ!」
鞠莉「曜…」
曜「…っ!」ぐっ
鞠莉「きゃっ」
曜「あんなところであんなことして。私がどんな気持ちだったか、知らないでしょ」
鞠莉「ご、ごめんなさい、私…」
曜「だから、ね――」
鞠莉「んむっ!?」
曜「ん、ん…」
鞠莉「ぷあっ…はぁ、はぁ…」
曜「これから、身体中で教えてあげる。もうどんなになったって知らないからね!」
鞠莉「ま、まって、ん、んんーっ」
レッドアラートようまり。 あーおっぱいおっぱい
曜ちゃんのおっぱいはワイの物 県庁近くで開催された教育関係者のフォーラムに出席した後、主催者や他の出席者との挨拶を終えて会場を出る。
日が短くなったせいか、まだ5時前だというのに夕暮れは色濃く、風も冴えて冷たかった。
「ふぅ…」
疲労感と開放感から、ついため息が漏れてしまう。大人の会議というものには慣れているつもりだけど「外行き」はやはり気疲れするものだし、なにより長丁場すぎた。それが必要なことだということは、重々承知していてもね。
「鞠莉ちゃんっ!」
柱の陰から曜が笑顔をのぞかせた。土曜日の夕方、地元から離れたオフィス街の公共施設で曜と出会うのは、もちろん偶然ではない。
「曜、お待たせ」
この週末は私が出張で遠出する機会を利用して、二人でちょっとした小旅行をする予定なの。 「お疲れさまっ!荷物持つよ!」
「大丈夫よ、大して重くないし」
「いいからいいから」
私の仕事カバンをさっと持ってくれた。気遣いが嬉しいけれど、私服の、それも普段よりちょっとおめかしした曜が持つと、なんだかひどく不釣り合いに見える。
「待ってる間、退屈じゃなかった?」
「色んなところ見て回ったからね、おかげでリフレッシュできたよ」
えへへっと笑ってから「でも、鞠莉ちゃんがお仕事頑張ってるのにごめんね」と付け加えた。こういうところ、本当に可愛いなって思う。
「ね、これからどうする?」
「そうねぇ。ご飯にはまだ少し早いし、ゆっくりお茶が飲みたいな」
「そう言うと思ったから調べといたよ。鞠莉ちゃんが気に入りそうなお店も見つけたんだ」 「リサーチは万全ってわけね。この近くなの?」
「少し歩くけど、ホテルには近いから。あ、先にチェックインしちゃう?」
「お茶が先ね。一息つきたいし、曜と一緒がいいもの」
「はーい、道案内は任せて!」
「エスコート、よろしくね」
「うんっ!ふふっ」
「ん?」
「お仕事スタイルの鞠莉ちゃん、かっこいいなって」
「ふふ、ありがと。そう言ってくれるのは曜だけよ」
大人の象徴、堅苦しいと思っていた仕事着だけど、少し好きになれるかもしれない。
ちょっとアンバランスな服装の私たちは、手を繋ぎながら、曜が調べてくれたコーヒーショップへと向かって歩き出した。 小旅行いいよね、二人だけの時間を大事にしてほしい。 「じゃあね」
振り返りもせず部屋から出て行く曜を、私はベッドに横たわって虚ろに見ていることしかできなかった
どうしてこうなったのだろう
何がいけなかったのだろう
「…曜」
確かに、私は寂しい時そばにいてくれる誰かが欲しかった
でも、そう思ったのは、あなただけだったのに 廊下に出て部屋のドアが締まった瞬間、私はその場にへたりこんだ
「…やっちゃった」
顔を手で押さえると煙が出そうなほど熱い
何も言わず出てきてしまった。鞠莉ちゃんの顔さえ見れなかった
思い返すと恥ずかしくて、頭がオーバーヒートを起こしそう
「無理だよ、一緒のベッドで寝るなんてぇ…!」
そんなようまり。 曜「あ、いっけない!今日お弁当忘れちゃったんだった」
午前の授業が終わって曜ちゃんが呟いた。
千歌(本人は気づいていないみたいだけど)
梨子(正直、かなり不自然)
千歌「じゃあ、鞠莉ちゃんのところに?」
曜「うん!カロリーメイトもらってくる!」
満面の笑みで教室を出る曜ちゃんを二人で見送る。
千歌「なんかさ、いいねぇ」
梨子「うん、いいね」
ランチタイムようまり。 鞠莉ちゃんに会いたくてそわそわしてる曜ちゃん可愛い 鞠莉「ふーむ…方言で話すと可愛い、かぁ」
鞠莉「今流行りのポケ○ンでも、九州のことばを話すマリィって子が評判みたいだし。マリィだなんて、縁がありそうな名前ね」
鞠莉「調べたところ、主人公のユウリとの組み合わせ、ユウマリも人気みたい。ユウマリ…これまた一字違いでよく似てて、ますます他人とは思えないわ。トライする価値ありそうね!」
次の日
曜「あっ、鞠莉ちゃーん!」
鞠莉「曜、おはようずら!」
曜「おはようずら!…ん、ずら?」
鞠莉「寒いけどシャイニーでいい天気ね!」
曜「あ…う、うん、そうだね!」
鞠莉「天気がいいと、朝から元気が湧いてくるわ」
曜「だよねー(さっきのは聞き間違えかな…?)」
鞠莉「今日も張り切って、学校に行くずらーっ!」
曜「…!?!?」
方言ようまり。 「失敗、しちゃった…」
曜を真似て玉ねぎゴロゴロハンバーグにするつもりが、焼いてるうちにお肉ボロボロハンバーグに…
「きっと空気抜きが足りなかったんだね」
「ごめん…」
「ならさ、トマトソースで煮込んじゃおうか!一口大のサイズだし、美味しい煮込みハンバーグになるよ!」 日没後、理事長室――
鞠莉「ふぅ、ようやく終わりが見えてきた。って、いま10時半?どうりでお腹が空くと思った」
鞠莉「迎えをお願いしておかなきゃ。暗くて怖いし、警察のお世話にもなりたくないし、ね」
鞠莉「はぁ…ちょっと疲れた。それに…寂しい、な…」
コンコン
鞠莉「っ!?」
鞠莉(もう先生方も帰っているはず。こんな時間にいったい誰が…)
「まーりちゃん。私だよ」
鞠莉「よ、曜!?」
曜「入ってもいい?」
鞠莉「え、ええ」
鞠莉(曜、なんでこんな時間に?) 曜「えへへっ、お疲れ様!」
鞠莉「お疲れ様、じゃないわよ。どうしてここにいるの?入り口は施錠されてるはずだし、校内は誰もいないはずよ」
曜「あー、入ってきたんじゃないよ。ずっと校内に居たんだ」
鞠莉「どうやって?まさか隠れてたとか…」
曜「そんなことしないって。ちゃんと先生に申告したんだよ、正々堂々とね」
鞠莉「申告…どういうこと?」
曜「部活でやることがあるから残ります、理事長の許可はもらってますって」
鞠莉「そんなの承認した覚えがないわ」
曜「あ、いっけない。申請書出し忘れてた、ほら、ここにあったよ」
鞠莉「…さては曜、確信犯ね?」
曜「そんなじゃないって、ただのうっかりだよ。ね、遅くなっちゃったけど、ご承認いただけますか?」 鞠莉「ふふ、そうね。こうなってしまった以上、承認をあげないわけにはいかないものね」
曜「えへへ、ありがと!」
鞠莉「シャイなのに、変なところが大胆なんだから」
曜「褒め言葉としてもらっておくよ。鞠莉ちゃんこそ、いつもこんな遅くまで残ってるの?」
鞠莉「たまたまよ。年末だし、そういう時期なの」
曜「もう12月だもんね。12月は師走って言うし、鞠莉ちゃん先生も大忙しってことかな」
鞠莉「そんなところよ。流石に漢字のとおり、走っ回ったりはしていないけどね」
曜「でも、どうせ忙しいなら、そっちの方がいいよね。走ってる方が、難しいことよりもさ」
鞠莉「ん、そうね…本当にそう思うわ」
曜「…まだかかりそうなの?」
鞠莉「もう一息ってところよ」
曜「帰れる?」 鞠莉「ええ。迎えの車をお願いしたし、これだけ片付けたら。曜も送っていくわ、こんな時間に一人で帰すわけにはいかないもの」
曜「そのことなんだけどさ。鞠莉ちゃんさえよければ、そのままうちに泊まっていかない?」
鞠莉「曜のお宅に?」
曜「今からだと船もないでしょ。まあ、鞠莉ちゃんならなんとかできちゃうのかもしれないけど、明日は土曜日だからうちでゆっくりできるし」
鞠莉「嬉しいけど、夜分に急にお邪魔するなんて」
曜「ママに相談したんだ。鞠莉ちゃんの帰りが遅くて、船がなくなっちゃったみたいって。二つ返事で良いって言ってくれたよ、ぜひ泊まってって」
鞠莉「…!」
曜「もう準備もできてるんだ、いまさらキャンセルするのももったいないし。ね?」
鞠莉「…ふふ、やっぱり曜って確信犯ね?」
曜「偶然だよ、わざとじゃないもん」
鞠莉「そういうことにしておくわ。…ありがとう、曜」 曜ちゃんのお家でのやり取りもぜひ……お願いします……… セブンイレブン
曜「おやつも飲み物も、これだけあれば充分かな。噂の大きなイタリアンプリンもゲットしたし!よし、レジに並ぼうっと」
――――!!
曜「…んっ?」
レンジでふわもち!チーズ&チキンカツ「やあ」
曜「あ、これ梨子ちゃんがCMやってるやつだよね!1個、梨子、サンドって。ふふっ、韻を踏むところが可愛いんだよね」
レンジでふわもち!海老カツ「おっと俺もいるぜ」
曜「へえ、CMではチキンカツだったけど、海老カツなんてのもあるんだ」
曜「どっちも美味しそう!だけど、さっきご飯食べたばかりだし、おやつも結構買うしなあ。うーん、今日のところはスルーして、またの機会に――」
ふわもちs「サザンクロス」ぺかー
曜「――でも、コーヒーのお供にちょうどいいかも。ちょっとしたカフェ感覚っていうか、オシャレな感じにもなりそうだし。うん、そうしよう!」 渡辺家
曜「よし、コーヒータイムの準備完了っと!あとは、食べる直前にサンドをレンジで温めるだけだね。鞠莉ちゃん、そろそろ来る頃かな」
ピンポーン
曜「おっ、噂をすれば。はーい!」ピッ
鞠莉『曜、こんにちは』
曜「鞠莉ちゃん!待ってて、いま開けるから!」
スタスタ ガチャ
曜「おかえり!なんちゃって」
鞠莉「ふふ、ただいまっ」
曜「えへへっ。寒くなかった?」
鞠莉「んー、確かめてみる?」曜のほっぺたを触る 曜「わっ。ん、手は冷たくなってないね。じゃあこっちは?」鞠莉のほっぺたを触る
鞠莉「わ…!」
曜「んー…」
鞠莉(ち、近い…)
曜「うん、大丈夫そうだね!むしろあったかいくらいだよ!」
鞠莉「そ、そう」
曜「あれ、ほっぺた赤いけど、風邪とかじゃないよね?」
鞠莉「えっと…大丈夫。温度差よ、きっと」 曜「そっか、ならいいけど。それじゃ、早速だけどおやつにしようか!コーヒーの準備はバッチリだし、今日は色々と取り揃えてみたんだ!」
鞠莉「あ、そのことなんだけどね、一緒に食べようと思って、これ買ってみたの!」
レンジでふわもち!とろ〜りチーズとハム「はじめまして」
曜「あっ」
鞠莉「来る途中に寄ったコンビニで見かけてね。梨子が頑張ってコマーシャルしてるでしょ。善子もセットで登場してるし、買ったよーって教えてあげたくて。とっても美味しそうだしね!」
曜「あはは、そっか。チーズとハムもあったんだ」
鞠莉「ん、って言うと?」
曜「うーん。サンドには嬉しい美味しさが勢ぞろい、ってことかな」
鞠莉「んー?」
曜「見ればわかるよ。さ、コーヒーにしよう!」
1個、梨子、サンド、ようまり >>293
こういう失敗もエンジョイしようとする姿勢がようまりコンビの良いところだと思うんだ 「最近の曜、よく笑うようになったね」
鞠莉ちゃんの言っていることがイマイチぴんとこないかった。私って普段から結構笑ってる方だよね。
「遠慮とか心理的な壁がなくなって、心からの笑顔をしてる。そんな感じがするの」
そ、そう?
「曜のシャイニーな笑顔、好きよ?」
それはきっと、鞠莉ちゃんのおかげ、かな。 理事長室
コンコン
鞠莉「はい」
「私です、曜です」
鞠莉「どうぞー」
曜「失礼します…えっと、鞠莉ちゃん?」
鞠莉「んー?」
曜「どうしてサンタ帽かぶって仕事してるの?」
鞠莉「それはもちろん、もうすぐクリスマスだからよ」
曜「クリスマスなのはわかるけど、それはお仕事と関係ないでしょ」
鞠莉「あるわよ」
曜「どんな?」
鞠莉「気分が楽しげじゃない?」
曜「はぁ」 鞠莉「あら、つれないわね。好きでしょ、こういうの」
曜「好きだけど、さすがに突飛すぎるっていうか」
鞠莉「似合う?」
曜「えっ?…うん、可愛い」
鞠莉「そう言ってくれると思った、うふふっ♪」
曜(…ふふ、嬉しそうな顔しちゃって)
鞠莉「ところでこれ、誰のアイデアだと思う?」
曜「誰って、鞠莉ちゃんじゃないの?」
鞠莉「正解はダイヤよ」
曜「うええっ!?いや、いやいや、そんなまさか」
鞠莉「私も初めはそう思ったわ。本人から直接話しを聞かされたとき『これは夢か、はたまた目の前にいるのはダイヤの偽物なのか』って思ったくらいよ。でも本当なの」 曜「そうなんだ…一体どうしたのかな」
鞠莉「なんでも、コンビニに行ったら店員さんがサンタ帽かぶってるのを見て、これだ!って思ったとか。楽しげ雰囲気や季節感を演出するのも、大事なことなんだって閃いたみたいね」
曜「へー、ダイヤさんがねぇ」
鞠莉「で、私もそのアイデアに乗っかったってわけ。帽子だけでも不思議と気分が変わるものだし、先生方の評判も悪くないわ。クリスマスウィークは全校生徒、全職員のクリスマス帽の着用を自由化しようと思っているの」
曜「それ楽しそう!生徒会長と理事長がやってるなら、やってみようって人も多いかもしれないね!」
鞠莉「それがダイヤが私に相談した大きな理由ね。学校全体でクリスマスを盛り上げるため、浦の星のステキな想い出を作るためのね」
曜(想い出…浦の星のクリスマス…)
鞠莉「というわけで、はい、これ。曜の分の帽子よ」
曜「わ、船の飾りがついてる」
鞠莉「曜のトレードマークだからね。サンタ帽の普及促進、協力してくれる?」
曜「もちろん!全速前進で、協力ヨーソローでありますっ!」
クリスマス近くようまり。 「鞠莉ちゃん、夕飯に何か食べたいものとかある?」
「そうねぇ、今日はチャーハンの気分かな」
「おー、チャーハンかぁ。あ!この前ね、チャーハンがすごく美味しい中華屋さんを見つけたんだ!そこにしようか!」
「んー、そう言うのとはちょっと違うのよね」
「えっ?」
「私が好きなのは、曜が作ってくれたチャーハンなの」 オトナになってからはお偉いさんとの付き合いで高級なレストランや料亭に行くことが多くなった鞠莉ちゃんだけど、でも好物は曜ちゃんの作るカレーやチャーハンとか、そういうの…いいよね… >>319
心の支えになってる曜ちゃんの味…
いいですねぇ…… 「地球は青かった、か」
今から半世紀以上前、初めて有人宇宙飛行を体験したガガーリンは、宇宙から見た地球をそう形容した。
私も全く同じ感想を抱いた。宇宙に浮かぶ水の星は、漆黒の中で輝く青い宝石のようで。
言葉に尽くせない美しさと感慨に、私も「青かった」以上の言葉が思いつかなかった。
地球は青かった――この言葉には続きがある。
「だが、神はいなかった」
実際にはガガーリンの言葉じゃなくて、噂話が一人歩きしただけだっていうことみたいだけど、この言葉もまた真実だった。
船外活動中の事故によって無限の闇へと投げ出された私は、無慈悲でどうしようもないこの現実を、どこか達観して受け入れていた。
「信じてる方じゃなかったけど…やっぱり神さまはいなかったんだね、この世界には…」
宇宙船から切り離された私はただひとり、虚空を落ちていく。
深く、深く…二度と帰れない、漆黒の彼方へ。 透明なバイザーの外は、神の加護も人間の掟も及ばない、暗く冷たい極限の世界。
それでも、私が生きたまま宇宙を漂っていられるのは、人智の結晶であるこの宇宙服のおかげなのだし、正気を失くさずにいられるのも、地球が命の火を灯しているように、青く大きく存在しているからだった。
「こんな光景…もしかしたら、贅沢な最期なのかな」
生きるということ。存在するということ。その意味を実感しながら、バイザーを開放するスイッチに指を当てた、そのとき。
「……?」
視界の端、光り輝くなにかが暗闇をよぎった。流星か、それとも神さまか、サンタクロースか―― 「あ、ああ…!」
次の瞬間、私は声にならない声で叫んでいた。
私が見たものは、神でも宇宙人でもなかった。宇宙でもはっきり認識可能な、明るいピンクのカラーリング。あの宇宙船は、間違いなく小原家の――
『宇宙で飲むコーヒーというのも、なかなか悪くないわね』
通信機から聞こえる懐かしい声。ノイズがなくクリアで、まるで耳元で囁かれているような気さえする。
「まり、まり、ちゃ…!」
バイザーの中に水滴が浮かんでいた。私の目からあふれ出した、涙だ。
『待ってたわ――おかえり、曜』
宇宙のコーヒーようまり。 なぜかシリアスに…
>>324的な展開の方が可愛い。 船乗りから宇宙飛行士
あまりに華麗なジョブチェンジである 鞠莉「曜!Look at me!!」
曜「あ、うんっ」
鞠莉「…」ジー
曜「…?」ジー
鞠莉「……」ジーー
曜「……」ニコ
鞠莉「……ぅ」モジ
曜「…ふふっ」
鞠莉「…なに?」
曜「鞠莉ちゃん、可愛いなーって」
鞠莉「…もうっ!」
見つめ合うようまり。 曜「曜ちゃんサンタ、ただいま参上であります!えへへ、どう。似合うかな?」
曜「はいっ。一年間いい子にしてた鞠莉ちゃんに、私からのプレゼントだよ!」
曜「うん、手袋!編み物ってあんまり経験ないから、上手くできてるといいけど」
曜「本当?嬉しいっ!実はね、私のとお揃いなんだ。明日から一緒に使おうね!」
曜「ね、隣、いいかな?へへ、ありがと」
曜「…うん。こうやってゆっくりできるのが、私には最高のプレゼント、かな」
曜「美味しいご飯を食べたり、遊びに行ったりするのも大好きだけど。鞠莉ちゃんと一緒に居られる時間がなによりも大切なんだ、って。ふふ、改めて言うと照れちゃうね、今だってこんな格好してるのに」
曜「いつもありがとう、大好きだよ、鞠莉ちゃん」
曜「あ…ん、んっ…ぷぁ…」
曜「もう、いきなり…うん、行こう?」
二人きりのクリスマスようまり。 「曜って天使みたい」
私を後ろから抱きしめながら、鞠莉ちゃんが呟く。
いつもより近くから聞こえる声と息遣いが耳をくすぐって、なんだか幸せ。
「初めて言われたよ。天使ってどういうこと?」
「んー。可愛いとか、一緒に居ると嬉しいとか…うまく説明できないけど、とにかく曜は天使なのっ」
ぎゅっと引き寄せられて、さらに距離が近くなる。その勢いで、鞠莉ちゃんの唇が私の首元に少し触れた。
「ん…」
そのまま、啄ばむようなキスが始まる。今日の鞠莉ちゃん、いつもより甘えん坊みたい。
「いいでしょ、クリスマスなんだから」
「ダメなんて、言ってないよ、んっ」
思わず声が漏れてしまった。密着状態、声、背中で感じる体温、キス…鞠莉ちゃんの全てが、私の体と心を刺激する。 「ふふっ。かーわいい」
キスが首筋から耳の後ろに移った。
「ひゃっ…」
びくっと体が跳ねた。その反応がさらに鞠莉ちゃんの気持ちを掻き立て、高揚させていく。
「曜って天使みたい」
さっきと同じセリフだけど、含まれている熱が違う。
「曜、いいにおい…」
すんすん、と髪の匂いを嗅がれてると、恥ずかしくて思わず身をよじってしまったけど。
「だーめ」
そうはさせないとばかりに、鞠莉ちゃんはさらに体を密着させた。キスの雨は止まらない。
「いじわ、る…んっ…」
「言ったでしょ、クリスマスだって」 「クリスマスのせいにしないで、あっ、んん…」
「んー。それ、どういう意味かなぁ?」
頬にキスが回ってきた。ぞくぞくとした感覚が体を駆け巡って、されるがままの私は、いよいよ溢れ出す気持ちを抑えられなくなっていた。
「んっ」
首を傾け、頬へのキスを唇で迎える――つもりだったのに、鞠莉ちゃんはそれをすっとかわして。
「あ…」
耳や頬へのキスを続けた。
(どうして…)
鞠莉ちゃんと視線がぶつかる。その目は少し悪戯な色を帯びていて、まるで「お預け」と言っているようだった。
「どういうことか、教えて?」
わかってるくせに…鞠莉ちゃんは私の口から白状させるつもりだ。
「…って」
「ん?」
「好きだからって、言って…」 「よくできました」
私の言葉に鞠莉ちゃんは満足そうに笑うと。
「ん、んんっ…」
ぐい、と唇が重ねられた。それは狂おしいほど熱くて、優しくて、せつなくて。
「好きよ、曜」
頭の後ろがジリジリと音を立て始める。もはや私の全てが鞠莉ちゃんを求めていた。
「ん、まり、ひゃ…」
もっと触れたい。もっと触れてほしい。眼差しで、鼓動で、素肌で気持ちを伝えあいたい。
「好き、大好き」
ソファーに優しく倒される。
潤んだ視界の先に見えた部屋時計は、11時58分を示していた。
「ん、んんっ、んーっ…」
クリスマスはあと少しで終わりだけど、再び重ねらた唇が、夜がまだ始まったばかりであることを告げていた―― 「鞠莉ちゃん、おやつにしよう!」
「そうね。何食べる?」
「今日のはね、ちょっと変わり種なんだよ」
(冷凍庫を探してる…アイスかしら)
「あった!これだよ!」
「えっ、たこ焼き?たこ焼きの冷凍食品なんてあるの?」
「うん、コンビニのやつだよ!美味しいってお勧めされたから買ってみたんだ!」
「へぇ、本当になんでもあるのねぇ」
「チンしちゃうから待っててね!」
「はーいっ」 「お待たせー!」
「わぁ、結構しっかりしてるのね」
「中のタコも大きいんだってさ、召し上がれ!」
「じゃあ、いただきまーす。あむっ…んんっ」
「お味はどう?」
「…えっと、中がまだ冷たい」
「嘘っ!?あ、本当だ。湯気が立ってるからちゃんと出来てるとばかり。ごめんね」
「気にしないで。味は評判どおりよ、美味しいわ」
「よかった。今温め直すね!」
――――――――
「お待たせお待たせー。中を割って確認したから、これなら大丈夫だと思うよ!」
「お手間をかけました。それじゃ改めて、あむっ…んんんっ!?」
「鞠莉ちゃん!?」
「あ、あひゅいー!!」
「わわっ、お水お水〜!!」
TAKOYAKIようまり。 2020年1月1日 0:00
曜「あけましておめでとう、鞠莉ちゃん!」
鞠莉「おめでとう、曜。でもこのためにわざわざ泊まるなんて」
曜「えへへっ、一番最初に言いたかったんだ」
鞠莉「可愛いこと言っちゃって、うりうり」
曜「ふみゅう。って、ほんらほろひれるはあいひゃらいひょ(こんなことしてる場合じゃないよ)」
鞠莉「そうね、ダイヤにメッセージを送らなきゃ!」
曜「もう用意は出来ていて、あとは送信を押すだけだもんね」
鞠莉「じゃあ行くわよ、せーの」
「ダイヤさんお誕生日おめでとう!」「happy new year!&happy birthday Dia!」
曜「あっ、既読ついた!」 鞠莉「ふふっ、さすがのダイヤも今日は夜更かしね。誕生日パーティーが楽しみだわ」
曜「うん!ダイヤさん、喜んでくれるといいなぁ」
鞠莉「たくさんお祝いして、あのかたーいダイヤをとろっとろの笑顔にしてあげなきゃね!」
曜「あはは、ちょっと想像つかないや」
鞠莉「ラブライブも近付いてきたし、泣いても笑ってもあと3ヶ月。みんなで駆け抜けないとね」
曜「ん…そっか、こうしているのも、あと3ヶ月なんだね」
曜(詳しくは聞いてないけど、きっと鞠莉ちゃんは…)
鞠莉「ん、どうかした?」
曜「ううん、なんでも!改めて、今年もよろしくね!」
鞠莉「ええ、とびっきりシャイニーな一年にしましょう!」
年越しようまり。今年もわしわし。 新年からイチャイチャしやがって!
いいぞ!
もっとだ!!
もっとわしわし!!! オニオンリングを頭に当てて、
「鞠莉ちゃん!」
ってやる曜ちゃん。
悶絶するメンバー、赤面したまま言葉が出てこない鞠莉ちゃん、そんなようまり。 鞠莉「涼しくなったから、服はもこもこふわふわ。抱きしめた時も気持ちいいわよ♡」
果南「だってさ、曜」
曜「えっ?」
ダイヤ「鞠莉さんからのお誘いですよ。ハグしてあげてください」
曜「い、いいのかな?」
果南「もちろん。さあ早く」
曜「じゃ、じゃあ…鞠莉ちゃんっ」
鞠莉「んー?」
曜「えいっ」ギュ
鞠莉「きゃ…!」
曜「わぁ…」
鞠莉「よ、曜…」
果南「ふたりとも真っ赤だねー」
ダイヤ「お熱いことです」
スクスタ鞠莉ちゃんのセリフ、可愛い。 >>372
みんなでハンバーガーを食べに来てるんだけど、鞠莉と向かい合った曜が、何を思ったのかオニオンリングを頭に当てて。
曜「見て、鞠莉ちゃん!」
そりゃもう満面の笑みでさ、私たちはその可愛さに撃沈。全員アウトーってやつだね。
鞠莉はと言うと――ふふっ、顔を真っ赤にして口をパクパクさせてるよ。 鞠莉「む…」
曜(鞠莉ちゃん、集中してる…明日大事な会議だって言ってたっけ)
鞠莉「うーん…」
曜(コーヒーでも…いや、この時間に飲んだら、寝られなくなっちゃうか。ディカフェは切らしてるし、ほかに何かあったっけ)
鞠莉「…」
曜(そうだ、ココアにしよう!待っててね、鞠莉ちゃん!)
鞠莉「zzz…」
お仕事頑張る鞠莉ちゃんようまり。 曜ちゃんのアシストがあって鞠莉ちゃんの生活は成り立っているのです
逆も然り 鞠莉「んー、終わったぁ」
曜「お疲れ様ー。苦戦してたね」
鞠莉「苦戦っていうか、気乗りしなかっただけっていうか…こう書類ばかりが多いと退屈しちゃうわ」
曜「色々大変なんだ」
鞠莉「色々大変なの。でも、それも終わり。ホームワークからも解放されて、ここからは私の時間よ!」
曜「って言っても、もうこんな時間だけどね」
鞠莉「ここからは、私の時間よ!」
曜「勢いつけて言い直してもダメ。夜更かししたら、明日が辛いよ」
鞠莉「そんな…わ、私の…」
曜「か弱く言ってもだーめ。明日の準備して寝よう」
鞠莉「うう、曜が冷たい」
曜「冷たくありませーん」 鞠莉「むぅー」
曜「なんてね。はい、どうぞ」
鞠莉「えっ、コーンスープ?」
曜「寒いし、ちょうど小腹が空いたころじゃないかなーって。インスタントでごめんだけど」
鞠莉「…曜って、私の頭の中を覗けるの?」
曜「そんなことはないけど、鞠莉ちゃんの考えはなんとなくわかるよ」
鞠莉「そうなの?」
曜「わかるというか、同じというか。考えてることが似てるんだよね、きっと」
鞠莉「同じ…そっか、そうなのかも」
曜「えへへ。さ、飲んであったまって」
鞠莉「ありがとう。いただきまーす。あつっ」
曜「あ、火傷しないでね」
鞠莉「もっと早く言ってよ。ふー、ふーっ」 鞠莉「ああ、美味しい。体の芯から温まる…」
曜「やっぱり冬はスープが美味しい季節だよね。シチューとか、ポトフとか」
鞠莉「いいわよね。あ、私、あれが食べたいかも」
曜「もしかして、クラムチャウダー?」
鞠莉「どうしてわかったの?」
曜「なんとなく。私も食べたいって思ったから」
鞠莉「ここまでくると、びっくりを超えて素直に凄いって思うわ」
曜「明日、っていうか今日になっちゃったけど、夜はクラムチャウダーにしよっか」
鞠莉「楽しみにしてるわ。ん、美味しい」
曜「肩でも揉もうか?」
鞠莉「それよりも、隣に来て欲しいな」
曜「お安い御用ー。失礼しまーす」 鞠莉「ふふ、曜、あったかい」
曜「そんなにくっついたら、かえって暑くなっちゃうよ」
鞠莉「いいの。私たちはウォームな関係なんだから」
曜「そこはホットな、じゃないの?」
鞠莉「それはまた今度。具体的にはこの後一緒に寝るとき、とかね?」
曜「はいはい、変なこと言ってるとスープで火傷しちゃうよ」
鞠莉「つれないわね。もう少し乗ってくれてもいいじゃない」
曜「スープが食べ終わってからにしてください」
鞠莉「曜がつめたーい」
曜「あははっ」
鞠莉「うふふ。ああ、美味しい」
スープようまり。 鞠莉「かなーん、ダイヤー!助けてー!!」ズルズル
ダイヤ「……何をしているんですの?」
果南「曜引きずって、新しい遊び?」
鞠莉「違うの!お願いだから曜を1回引っぺがして」
鞠莉「お手洗いの個室にまで入ってくるつもりみたいなの!」
果南「曜?何があったのさ」
曜「……デレデレしてた」
ダイヤ「はい?」
曜「鞠莉ちゃんが花陽ちゃんにデレデレしてた」ツーン
かなだい「……あー」
鞠莉「あーじゃなくて助けて!!」
果南「まあ、あの状況なら鞠莉の反応もわからなくもないけど」
ダイヤ「自業自得ではありませんか。というか距離をとるのではなく、密着しにいくとは曜さんらしいですわね」
曜「私が鞠莉ちゃんの1番だって思い出してくれるまで離さないから!」
果南「ふむふむ、愛されてて良かったね鞠莉。じゃ私たちはこれで」
鞠莉「ちょっ!?」
ダイヤ「変に突いて馬に蹴られたくはありませんもの。曜さんの気が済むまで付き合ってあげなさいな」
鞠莉「の、ノーーーーーーーー!」
曜「ニッコリ」
フェス2日目お疲れさまでした
丹念に汗拭いてからシカちゃんの手握って、奇声あげるにゃーちゃんかわいかったです(小並感 嫉妬を隠さずヤキモチする曜ちゃん、おそらくとっても手強いし、とっても可愛い。 曜「よしっ。鞠莉ちゃーん、ホットケーキ焼けたよー」
鞠莉「はーい。わ、すごいじゃない、お店みたいに綺麗に焼けてる!曜のお料理スキルはプロ顔負けね」
曜「あはは、このくらい大したことないって。飲み物とってくれる?」
鞠莉「もうセットしてあるわ。あとは主役のご登場だけよ」
曜「了解ー!」
……………………………………
ようまり「いただきまーす」
鞠莉「ん、美味しい!」
曜「うん、良い感じにできてるね!」
鞠莉「見た目だけじゃなくて、食感もふかふかで、コーヒーともよく合う。最高ね!」
曜「気に入ってもらえたようで良かったよ!ところで鞠莉ちゃん」
鞠莉「んー?」 曜「ホットケーキとパンケーキって、材料も同じで見た目もそっくりだけど、何が違うの?」
鞠莉「ああ。一般に、パンケーキは食事として食べるもの、ホットケーキはおやつとして食べるもの、と言われているわ」
曜「えっ、そうなの?両方ケーキってつくのに、パンケーキの方は食事なんだ」
鞠莉「パンケーキの方が比較的厚みが少ないとか、甘さが控えめとか、一応の目安はあるみたいだけど、それも結局は程度問題で、厳密な定義はないみたい。どっちがどうとか、こうじゃなきゃだめってことはないから心配はいらないわ」
曜「ってことは、今私たちが食べてるホットケーキも、パンケーキって言い直さなくて良いわけだね」
鞠莉「そういうこと。それに、日本でパンケーキって言ったら、クリームがモコモコに乗ったハワイアンスタイルのイメージが強いしね」
曜「スイーツの大ボスって感じだよねー」
鞠莉「まあ、説明はこんなところかしら。んー、それにしてもデリシャスね!メープルシロップ、もっとかけちゃおーっと」
曜「えへへ、おかわりもあるからね!」
ホットケーキようまり。 パンケーキはホットケーキを内包してるね
ちなみにパンケーキのパンはコッペパンのパンじゃなくてフライパンのパン >>434
なるほど、パンで焼くからパンケーキ。勉強になります…! 曜「うーん…」
千歌「おーい、よーちゃーん」
曜「あ…千歌ちゃん。梨子ちゃんも」
千歌「どうしたの、そんなところに立って、花束抱えながら難しい顔して」
梨子「それ、バラ?」
曜「う、ん」
千歌「きれいー!私、バラの花束って初めて見たかも」
梨子「確かに、ドラマとか映画みたいだね」
曜「あはは、だよねぇ」
千歌「それ、貰ったの?それとも誰かに?」
曜「えっと、鞠莉ちゃんにって思って、用意してみたんだけど…」
千歌「すごい!曜ちゃん、頑張ったね!」
曜「けど、なんかキザっぽかったかなって…」
梨子「そんなことはないと思うけどなぁ」 曜「そう、かなぁ」
梨子「それを渡そうと思ったのは、今日が求婚の日だから?」
曜「!」
千歌「えっ、そうなの?」
梨子「うん。ツイッターでトレンドになってて知ったんだけどね」
千歌「へえ!曜ちゃんもやりますなぁ〜」
曜「や、やっぱりやめるっ」
梨子「えっ?」
千歌「ええっ、なんで?せっかくこんな綺麗な花束まで用意しておいて」
曜「だって…プロポーズなんて、やっぱりどう考えても早すぎるし」
千歌「そりゃ本当に結婚しようっていうのは早いかもだけど、大好きって気持ちを伝えるって意味では間違ってないでしょ?」
梨子「賛成。千歌ちゃんの言うとおりだと思う」 曜「二人とも…」
千歌「鞠莉ちゃん、きっと嬉しいと思うよ」
梨子「とっても綺麗なバラだし。曜ちゃんが選んでくれた、気持ちがこもったものなら尚更。ね?」
鞠莉「バラの花束なんて、ロマンチックでドキドキしちゃいマース」
曜「そっか、そうだよね…って、へっ?」
鞠莉「チャオー」
曜「う、うええっ!?鞠莉ちゃん!?なんで!?いつから!?」
鞠莉「梨子が、ドラマとか映画みたいって言ったあたりから?」
曜「ほぼ初めからじゃん!?は、恥ずかしい…!なんで教えてくれなかったの、千歌ちゃんも梨子ちゃんも…って、いない!?」
鞠莉「大事な話みたいだからまたねー、だって」
曜「そんなぁ…」
鞠莉「曜、二人を責めないで」 曜「責めてるわけじゃないけど、ううーっ…」
鞠莉「ごめんね。何を話してるのか気になって、つい」
曜「…謝ることないよ。私が意気地なしなだけで」
鞠莉「ふふっ。曜は優しいね」
曜「そんなんじゃ…臆病なだけだよ」
鞠莉「ならさ、勇気が必要だね」
曜「え…」
鞠莉「サプライズを考えてたのなら、台無しにしちゃったかもしれないけど…心の準備ができたら会いに来て。私もきっと、曜の気持ちをまっすぐ受け止めるから。素敵な赤いバラと一緒に、ね」
曜「鞠莉、ちゃん…」
鞠莉「けど、そんなに長く待たせないでね?待ってる間にドキドキしすぎて、茹で上がっちゃうかもしれないから」
曜「ふふ、バラみたいに、真っ赤に?」
鞠莉「そういうことっ。それじゃあ、ね」
曜「うん!待ってて、必ず!」
求婚の日、ちょっと背伸びなことをするようまり。 「鞠莉ちゃんっ!」
理事長業務を終えて、玄関に向かって歩いていると、背ろから声をかけられた。その主はもちろん。
「お疲れ様!」
「あら、曜も今帰り?」
衣装作りと聞いていたけど、こんな遅くまで残っていたなんて。頑張りすぎてなければいいけど…
「えへへ、一緒に帰ろう!」
私の心配をよそに、元気で嬉しそうなスマイルで応えてくれた。
帰り道に一緒に歩いてほしさある。 いつも不意を突かれて鞠莉ちゃんにわしわしされてばかりの曜ちゃんは、ある時、お返しとばかりに奇襲作戦に打って出る
鞠莉ちゃんを見つけた曜ちゃんは、音も無く背後から近付き、そして――
「わしわしーっ!」
奇襲は見事に成功。想像以上の柔らかな感触に驚きながらも勝利を確信する曜ちゃんだが、鞠莉ちゃんは赤面してへたりこんでしまい…
次回『触る、いうことは』
ご期待ください (嘘予告、ってつけ忘れたなんて言えない)わしわし! 家路を急ぐ曜ちゃんの手には人気店のケーキ。今日が愛妻の日と知り、サプライズを兼ねて急遽買ってきたものだ。
家の前に着くと、鍵を取り出す鞠莉ちゃんの姿が。
手にはケーキの箱を持っていて、お互いの意図を悟り笑い合う。
「ケーキが沢山ね。ちょっとした贅沢と洒落込みましょ?」
そんな愛妻の日ようまり。
(遅かった…) 鞠莉「んー。恵方巻きをシェアして、美味しく召し上がること、かな?」
曜「そうなんだ!やってみよう!」
「ん、んっ、んん…」 力加減を誤ってわしってしまった鞠莉ちゃん、聞いたことのない曜ちゃんの声を聞いてドキドキが収まらなくなる。 むしろ普段やられてるお返しに曜ちゃんがわしわしするも
鞠莉ちゃんが驚きと恥ずかしさで涙目になってしまってわたわたする曜ちゃんください 「王様だーれだ」
その掛け声を待ってましたとばかりに、私はピシッと手をあげる。
千歌「果南ちゃんかー」
善子「どんな命令が飛んでくるか、読めないわね」
ふふっ、こういう時って何にするか悩んじゃう方だけど、今回のは自信があるんだ。
果南「じゃあ命令するよ!2番と9番が、新婚さんごっこー」
ざわめく一同、これは手応えありって感じだね。
曜「私、2番だ。新婚さん…」
鞠莉「同じく、9番…」
果南「曜と鞠莉だね。はい、スタート!」
何の気なしの私の命令から数分後――
主演を務めた二人は顔真っ赤で湯気が上っているし、観客の私たちも頬を染めて言葉が出てこない。
行ってきますのキス、まさか本当にしちゃうなんて… >>471
付き合う前で、これを機にお互い意識しちゃう展開もいいし
もう付き合ってて、いつもの勢いでやっちゃった展開でも美味しい 「鞠莉ちゃん、今度一緒に遊びに行かない?」
その一言が言い出せない。
想像するとなんだか妙に胸がドキドキして、全然難しいことじゃないはずなのに。
「どしたの、曜ちゃん。さっきからずっと鞠莉ちゃん見て」
「そ、そんなことないけど」
とっさに誤魔化すものの、図星をつかれた私の反応はどう見ても不自然だ。
「あ!もしかして、デートのお誘い?」
にしし、と笑う千歌ちゃんだけど、私は緊張の正体がわかった気がした。 自分の気持ちに気付く瞬間っていいよね
>>471
どっちから先にキスしたのか気になりますね…… 「私、やっぱり卒業後は海外に行くの。そして、家のために頑張りたいのよ」
夕日で赤く染まる理事長室。鞠莉ちゃんは寂しげな表情を浮かべながら言う。
「そっか…」
自身の後ろに隠していたチョコの箱。
「鞠莉ちゃんがそう言うなら、応援するよ」
私はその箱を握り潰した。 >>481
「私、やっぱり卒業後は海外に行くの。そして、家のために頑張りたいのよ」
夕日で赤く染まる理事長室。夕日以外の要因で頬が赤く染まっていた曜に用意していた言葉をぶつける。
「そっか…」
化粧で隠した目のクマ。
指先に貼られていた絆創膏。
「鞠莉ちゃんがそう言うなら、応援するよ」
私は曜の気持ちを分かっていながら、それを握り潰した。
どうか、幸せになって。という願いを込めて。 確かにわざわざバレンタインなのに何でこんなのを書いたんだろう? 毎年この時期は数多くのチョコを貰ってきたし、その中には本命と呼ばれるものもあったりしたから、
良くも悪くも色々なシーンを経験してきたけれど、
「これ、私から…えっへへ!」
自室でひとり、可愛くラッピングされた包みを手に、赤い頬で照れ笑いする曜ちゃんを思い返して、見知らぬときめきに心が揺れ動く鞠莉ちゃん。
そんなようまり。 学校の人気者の曜ちゃん
部活の後輩にクラスメイト もちろんaqoursのメンバーからも
「渡辺先輩!あの・・・これ、貰ってください!」
「うん、ありがとう!嬉しいよ!」イケメンスマイル
「・・・」ムー
「いてててて!なに?なに鞠莉ちゃん!?」
「なんでもありまセーン」プイ
「なんでもないならつねらなくたっていいじゃない・・・いててて!」
「そんなデレデレして締まりのない顔してる人にはおしおきデース」
今日は鞠莉ちゃんが嫉妬ファイヤーな1日
曜ちゃんに渡すはずだったチョコレートは、まだ鞠莉ちゃんの鞄の中
さてさて、今日のうちに渡すことができるのでしょうか・・・? >>490
たまに余裕無くしちゃう鞠莉ちゃん可愛い…! 渡辺家、キッチン――
曜「〜♪」
曜「ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモを一口サイズにカットして」
曜「切りそろえた豚肉をボウルに入れて、醤油、みりん、ニンニクチューブを混ぜ合わせて、下味をつける」
曜「そしたらお鍋を火にかけて、と」
曜「油を入れてなじませたら、まずは玉ねぎをこの中に――ヒドゥン・シャドウ・スネーク・ハンズ!」
曜「続いてジャガイモ、ニンジン、お肉も順番に、ヒドゥン・シャドウ・スネーク・ハンズ!」
曜「あははっ!あとは玉ねぎがしんなりしたらお水を入れて、程よく煮込んだところでルーを入れれば――」
曜ママ「随分と楽しそうね」
曜「ほあっちゃあああ!!??」
曜ママ「何よ、突然カンフーみたいな大声出して」 曜「い、いきなり話しかけるから…どうしたの?」
曜ママ「お料理、手伝うことあるかなって」
曜「だ、大丈夫だから。ゆっくりしてて、ね?」
曜ママ「そう?じゃあ、お言葉に甘えるわね」
曜「ほっ…」
曜ママ「ところで、さっき言ってたヒドゥン・シャドウ・スネーク・ハンズって、なに?」
曜「」
曜ママ「ご機嫌な理由は、そこにあると見たけど」
曜「き、聞こえてた…?」
曜ママ「まあ、2回も言えばね。余程のお気に入りなのかしら?」
曜「う、うう…」
曜ママ「って、ほらほら、目を離してるうちにアクが浮いてきてるわよ」
曜「えっ、あ!」
曜ママ「ふふっ。じゃ、何かあったら呼んでねー」 曜・曜ママ「いただきまーす」
曜ママ「んーっ!この味、パパ譲りの美味しさね」
曜「へへ、頑張ったからね!」
曜ママ「流石よ。ところで、今回は普段より大きいお鍋で料理してたけど、何かワケがあるの?」
曜「あ、えっと…」
曜ママ「問い詰めてるわけじゃないわ。身構えなくて良いから、話しなさいな」
曜「その…実はね、鞠莉ちゃんが食べたいーって言ってくれて」
曜ママ「鞠莉ちゃんが、曜の作ったカレーを?」
曜「うん。リクエストでさ、一晩寝かせたカレーが食べたいんだって」
曜ママ「ふぅん、どうしてまた?」
曜「ほら、鞠莉ちゃんってホテル暮らしでしょ。ホテルの料理も美味しいけど、家庭的な料理に憧れるんだって」
曜ママ「そっか。ご家族とは離れて生活してるものね」 曜ママ(最近ウチに来て料理してるのも、その影響なのかしら。ま、それだけじゃないみたいだけど)
曜「ね。明日、鞠莉ちゃんに来てもらってもいい…?」
曜ママ「もちろん、そういうことなら大歓迎よ」
曜「本当?やったぁ!」
曜ママ「あ、でも一つ伝えて。持ってくるのはお泊りグッズと気持ちだけで良いから、って」
曜「ん…?」
曜ママ「ほら、鞠莉ちゃんって律儀な子だから、来るたびにお菓子とかお茶とか、色々持ってきてくれるでしょ?心配りは嬉しいけど、このとおり気を遣うような家でもないから、気軽に遊びに来てって、ね」
曜「ママ…わかった、伝えるよ!」
曜ママ「それにしても、今日のカレーは格別に美味しいわ。誰かさんの気持ちがこもってるからかな?」
曜「ん、どうしたの、急にニヤニヤして」
曜ママ「別にー?うふふっ」
一応>>393の関連の寝かせたカレーようまり。 「千歌と梨子は仲良しね〜」
2人で向かい合って、梨子ちゃんビーム!!とか怪獣ちかちーだー!!とか言い合いながら遊ぶ2人を見て、鞠莉ちゃんはそんなことを言いながら、眺めている。
そんな鞠莉ちゃんを見て、恥ずかしいけど1つ思い浮かぶ。
「ねぇねぇ鞠莉ちゃん」
2人を眺めてる鞠莉ちゃんに声をかける。
「なぁに、曜?」
言いながら振り向く鞠莉ちゃんに、私は意を決して言う。
「……曜ちゃんラブビーム」
そんなことを言いながら、胸の前に両手でハートを作って、鞠莉ちゃんへ向ける。
想いよ届け!なんてね。 こうかはばつぐんだ!
これには流石の鞠莉ちゃんもリアクションができなさそうですねぇ… わしわしマイスターののぞまりが出逢って意気投合
そこにあなたちゃんが加わったことにより、スキンシップを通じた親密度向上について確信に至る鞠莉ちゃん
「そういうわけで、わしわしにはちゃんと意味があったのよ。ね?」
「んっ…それ、今まで意味に気付かなかったみたいな言い方じゃ、んん、ん…」
「そんなことないわ。でも、裏付けがあるって心強いじゃない?」
「裏付けなんて、ん、私たちがその裏付け、でしょ…?」
「まあ、可愛いこと言って!好きよそういうの」
「ん、私も…あっ、ちょっと、んん…!」 曜「凛さんってどうやって希さんと付き合ったんですか?」
凛「3種の返し技と自分の気持ちに素直になったからかにゃ?」
曜「3種の返し技?」
海未「破廉恥ですので、あれはいけません!!」 鞠莉「なべて世はことも無し、か」
曜「ん、呼んだ?」
コーヒーを一口飲んだ後の小さなつぶやきは、テーブルを挟んで向こう側の曜に届いたらしい。
その表情と反応から察するに、おそらく「なべて」「世は」の部分が、自分を呼んでいるように聞こえたのだろう。
鞠莉「なんでもないわ、独り言よ」
曜「そう?」
鞠莉「そうよ、幸せだなーって」
曜「んー、そんな風には聞こえなかったけど」
文字にすると不服そうに思えるが、言葉の調子はそんなことはない。他意がない、ただの正直な感想なのだ。
曜「ならさ、もっと幸せあげちゃおっかなー」
そう言ってニッと笑うと、手元のチョコチップクッキーを一枚つまんでこちらへと差し伸ばした。 鞠莉「あら、くれるの?」
曜「特別だよ?はい、あーん」
鞠莉「あー、んっ」
カリッとしたいい食感と甘さが口の中に広がる。
曜「美味しい?」
鞠莉「とびきりね。ありがとっ」
私のお礼に、曜は嬉しそうにはにかんだ。
今回は素直に食べさせてくれたけど、この前は私が食べようとしたらひょいっとかわされて、その後も散々弄ばれてしまったものだ。
そんなことを思い出し、私もまた笑みがこぼれた。
曜「えへへ、幸せだね」
鞠莉「ええ、本当に素敵だわ」
クッキーの甘さと思い出がコーヒーの深みと美味しさを際立ててくれる。何より、曜の優しい笑顔。
一番大切で、なによりも大好きなひと時。
なべて世は、こともなし♪
夫婦円満の日ようまり。
穏やかで幸せな日常を過ごしてほしい。
>>507
一体どんな技が… >>509
スレ違いで申し訳ないんだけども、昔に読んだのぞりんSSでわしわしMAXにカウンターするって言うのがあって、曜ちゃんが鞠莉ちゃんにカウンターするって話を思っただけなんだ。
別カプの話だし、この話はあまり広げないでもらうと助かる。
ちなみに下のワードで検索すれば、どこかのまとめサイトが引っ掛かると思うから、元ネタが気になるなら読んで妄想してみてくれ。
【ラブライブ】凛「三種の返し技にゃ!!」 ピンポンパンポーン
『2年生の渡辺曜さん、渡辺曜さんは理事長室に来なさーい。ちゃおー』
ピンポンパンポーン
「曜ちゃん?鞠莉ちゃんが……ってもういない」
「『2年生の渡』まで言ったところでもうスタートダッシュ決めてたわよ?」
「まぁ自分しかいないから、やるんだろうけど、すごいね」 「鞠莉ちゃん!?どうしたの!?」
「あら、曜。早かったわね」
「あ、…ま、まぁね?」
「まぁ大したことじゃないのだけど、お客様からお菓子をもらってね」
「そうなんだ?それで何で呼んだの?」
「あまり数がないものだし、独占するのもどうかと思ってね。どう?食べない?」
「え?そんな貴重なもの、私で良いの?」
「誰と食べようかと思ったら、不思議と曜の顔が思い浮かんだの。だから、いいのよ。だけど、ダイヤ達には内緒よ」
「ありがとう!鞠莉ちゃん!」
呼び出しにすぐ応じるわんこ曜ちゃんと飼い主鞠莉ちゃん。 初速に定評のある渡辺さん
いつも陸上部に声を掛けられているとか 鞠莉「ん…」
まぶたを開くと、目に映ったのは見知らぬ天井…というか、天井ですらなかった。支柱に貼られた布だった。
目をこすりながら、ここがキャンプ場のテントの中だということを思い出し、体を起こして周囲を見回す。
鞠莉「あれ、曜…?」
一緒に寝ていたはずの曜の姿はなく、布団は綺麗に畳まれていた。触ってみたけど、ぬくもりを感じられない。布団から出て、それなりに時間が経っているようだ。
鞠莉「どこに行ったのかしら…」
時計を確認すると、ご飯の時間にはまだ早い。荷物はそのままだから、遠くに行ったわけではないと思うけど…
と、外から人が歩く音が聞こえた。恐る恐るテントから顔を出すと、なにか作業をしている曜の後ろ姿が見えた。
鞠莉「曜?」
曜「あっ、鞠莉ちゃん!おはヨーソロー!」
くるっと振り向きご挨拶。よかった…ほっと胸をなでおろし、私も靴を履いて外に出た。 曜「昨夜はよく眠れた?」
鞠莉「ええ。可愛い抱き枕さんのおかげでね」
曜「あはは、それはなにより」
鞠莉「なのに、目が覚めたらいつの間にかいなくなってるから、びっくりしたわ」
曜「ごめんごめん。ちょっと準備をね」
言いながら、マグカップをひょいと示す。
曜「もうすぐお湯が沸くよ。ご飯の前に、コーヒーにしようよ!」
――――――――
鞠莉「ん、美味しい…」
沁みるような美味しさに思わず感嘆してしまう。普通のインスタントコーヒーのはずなのに、味も香りも一級品だった。
曜「加減はよかった?」
鞠莉「抜群よ。このために早起きして準備してくれてたのね」 曜「鞠莉ちゃんコーヒー好きだから、一緒に飲みたいなって!」
その気持ちが嬉しい。美味しさの秘密は、きっと。
曜「早起きした朝一番のあったかい飲み物って、特別美味しいよね!」
鞠莉「そうね。その上、こんな豊かな自然の中だから、尚更素晴らしいわ」
曜「あははっ。でももしかしたら、私が淹れたからかもよ?」
おどけてそう付け加えた曜だけど。
鞠莉「うん、きっとそうだと思う」
曜「へっ?」
間の抜けたリアクション。どうやら私の返事は想定外だったらしい。
鞠莉「こんな素敵なモーニングコーヒー、生まれて初めてだもの。ありがとう、曜」
曜「あ、ああ。えっへへ、うんっ!」
少し頬が赤いはにかみ顔は、朝日を浴びて、より眩しく愛おしく見えた。 キャンプでモーニングコーヒーようまり。
ようまりは楽しく活躍しそう。 曜「このパエリア、すごく美味しいよ!」
鞠莉「うふふっ、隠し味のシャイ煮ソースが美味しさの秘訣ってとこかしら♪ほっぺが落ちないように要注意デース!」
曜「お代わりくーださい!」
鞠莉「んー、曜のやわらかほっぺが落ちちゃったら大変だから、お代わりは無しかなー?」
曜「うええっ、そ、そんなー!?」
パエリアようまり。 曜「まーりちゃんっ!」
鞠莉「わ、曜?」
曜「えっへへー、ハグしよ!」
鞠莉「!?」
むむっ 曜「今日にちなんで、カレーに目玉焼きをトッピングしてみたよ!」
鞠莉「ん、どういうこと?」
曜「今日は3月2日、サニーの日だからね。だからサニーサイドアップ!」
鞠莉「ああ。ふふっ、今日のカレーはスパイスだけじゃなくて、シャレが効いてるってわけね?」
曜「えへへ、そんなとこかな!さ、食べよう!」
鞠莉「ええ!」
ようまり「いただきまーす!」 「「わ〜っ!!」」
……………………………………
果南「聞いたよ。ベッドの板が抜けたんだって?」
曜「そうなんだよ。あれにはびっくりしたねー」
鞠莉「ごめんなさい…」
曜「ああ、謝らないで。鞠莉ちゃんのせいじゃないよ。あんな欠陥があるなんて予想出来ないし」
果南「だってさ。いつまでもへこんでないで、気持ちを切り替えなよ」
鞠莉「だけど、危ないところだったし、心配かけちゃったし…」
ダイヤ「でも、ケガが無かったのは本当に幸いでしたわね」
曜「うん、鞠莉ちゃんが無事でよかった!」
鞠莉「曜…」
果南「ほい、というわけでクヨクヨモードはここまで。ここからはシャイニーモードの出番だよ」
鞠莉「そっか…そうよね!」 曜「そうそう、鞠莉ちゃんはシャイニーが一番!」
鞠莉「ふふっ、ええ!」
曜「えへへっ!」
ダイヤ「一件落着、ですわね」
果南「だね。あ、でもさ。ベッドが壊れちゃって、今日からはどうやって寝るの?」
鞠莉「実はね、新しいベッドはもう手配済みなの」
曜「おおっ、いつの間に」
ダイヤ「ふふっ。落ち込んでいても、鞠莉さんは鞠莉さんってことですわね」
鞠莉「今度のベッドは、寝心地だけじゃなくて丈夫さも重視してみたわ!耐久性は業界随一で、100人乗ってもダイジョーブ!曜がどんなに激しくしても、壊れることは無さそうよ!」
曜「あははっ、もう、鞠莉ちゃんたらぁ!」
ルビィ「二人とも仲良いね!」
善子「そうね…って、待って。あの二人はベッドが壊れるくらい、一体その上で何をしていたの…?」
ベッドをブレイクするようまり。 これは激しいわしわしを繰りひろげていたに違いないですねぇ…… 鞠莉「曜、何飲んでるの?」
曜「エナドリだよ!」
鞠莉「ピンクなんて、変わった色の缶ね。新商品?」
曜「ううん、前に出たやつの復活版。かなりの人気でてね、すぐ品切れしちゃってたんだ」
鞠莉「私もエナドリは好きだけど、カフェインが多いから飲み過ぎは良くないわよ?」
曜「わかってるって、ここぞという時にするよ!それにしても美味しいなー」
鞠莉「一口いい?」
曜「どうぞー」
鞠莉「わ、匂いがパイナップル…ん、美味しい」
曜「でしょ?」
鞠莉「人気がわかる気がする。これは飲んじゃうわね」
曜「あっ!ちょっと、返してよー!」
エナドリようまり。 マリーはそういうの気にしなさそう
曜ちゃんは意識しちゃいそう
と見せかけてマリーも結構ドキドキしてそう 鞠莉「曜」
曜「んー?」
鞠莉「ありがとう」
曜「えー、どうしたの急に」
鞠莉「さあね。サンキューの日だから、お礼が言いたくなった、かな」
曜「ああ!えへへ、お礼を言うのは私の方だよ。いつもありがとう」
鞠莉「友情ね」
曜「愛情かもよ?」
鞠莉「まあっ、うふふっ♪」
曜「あっはは!」
サンキューの日ようまり(1日遅れ)。 果南「揃いも揃って、シャイなんだよね」
ダイヤ「何がです?」
果南「鞠莉と曜だよ。二人とも明るい性格だけど、案外不器用なんだよね。見ててじれったいって言うか」
ダイヤ「ああ。でしたら、助け舟を出してあげては?」
果南「必要があればね。今は見守ろうよ」
ダイヤ「果南さん、楽しんでますね?」
果南「ダイヤもでしょ?」 親友の幸せを心から願いながら楽しく見守る二人いいですね スクスタによれば、鞠莉ちゃんはわしわしキャラとして認知されているようなので、このスレにおけるわしわし保守は極めて先見の明があったと言えます
つまりわしわし! 鞠莉ちゃんとの帰り道はいつも楽しい。
他愛もない話で盛り上がったり、喫茶店やお店にちょっと寄り道してみたり。
「ずっと、このままだったらいいのに」
私が呟くと少し笑って。
「それじゃいつまで経っても帰れないわよ?家に着くまでが寄り道デース」
夕暮れの横顔が、とても綺麗だった。 曜「今日もありがとう、お話楽しかったよ!」
鞠莉「私もよ。けど、まだ何か言いたいことがあるんじゃない?」
ほら目をそらした。
この子は器用な割に嘘が下手だ。素直とも言う。
曜「え、えっと…今度ね、よければ一緒にお出かけしない…?」
…曜の頬が赤いのは、夕陽のせいだけじゃないみたい。 「銀の弾丸」という言葉には打開策という意味があるって、鞠莉ちゃんが教えてくれた。
祈りを込めた銀の弾丸が困難を打ち倒すのならば、私は過去にその音を聞いたことがある。
あの日、夕陽に染まったびゅうおの展望室で。
鞠莉「間違いありませんっ」
今ならわかるよ、あれは心を撃ち抜かれた音だったんだって。 神さまをあまり信じてる方じゃないけど、たまに”見守られてる”って感じる時がある。
鞠莉「曜っていい感性なのね」
鞠莉ちゃんはくすっと笑って。
鞠莉「目に見えない力ってあると思うの。それを神さまと呼ぶかはさておき、世界にも私たちの中にもね」
曜「奇跡や運命ってこと?」
鞠莉「私たちの出会いも、ね」
めぐりあいようまり。 高級らっかせいの毎日ようまり劇場ほんと好き
日々の活力源です 鞠莉「うーん…」
曜「鞠莉ちゃん?」
鞠莉「あ、曜」
曜「台所で何してるの?あ、いい匂い」
鞠莉「ちょうどいいところに来たわ。これ、食べる?」
曜「なにこれ、鶏ガラみたいな匂いだけど…あ、これってもしかして」
鞠莉「ええ、ベビースターラーメンにお湯を注いでみたの」
曜「わー、やるよね、誰しも1回はやっちゃうよね」
鞠莉「私は多分、3回目くらいだけどね」
曜「よく覚えてるね。でも、どうしていきなり?」
鞠莉「実は、とある事情でベビースターラーメンが大量にあるのよ」
曜「とある事情?」
鞠莉「そう、とある事情」 曜「なんとなく想像はつくけど、それで?」
鞠莉「初めは美味しく食べてたんだけど、食べるうちに飽きてきちゃって、趣向を変えたら食べ続けられるかなって」
曜「なるほどね」
鞠莉「食べる?」
曜「じゃあ少しだけ。なんか懐かしいな」
鞠莉「あまり期待しない方がいいわよ」
曜「知ってる」
鞠莉「知ってるの?」
曜「私も10回くらいやってるから」
鞠莉「熟練の経験者じゃない」
曜「いただきまーす。あー、そうそう、これこれ。なんか色と匂いの割には味が薄くて…食感がもにょもにょして…」
鞠莉「自分で試しておいてなんだけど、あまり美味しいものではないのよね…」
曜「普通に食べるのが一番だよね…ん、美味しい」 鞠莉「で、曜?」
曜「いらないよ」
鞠莉「まだ何も言ってないじゃない」
曜「言わなくてもわかるって。鞠莉ちゃんが作ったんだから、鞠莉ちゃんが食べてよね」
鞠莉「そんな、少しくらい手伝ってくれてもいいじゃない」
曜「それはほら、さっき少しもらって食べたから。私はそれで充分だから。充分なので」
鞠莉「そんなに遠慮しないで、ね?一緒に道連れにしてあげるから」
曜「それ、誘ってる言い方だと思ってるなら逆効果だよ」
鞠莉「よーうー…」
曜「そ、そんな声出さないでよ…仕方ないなあ。待ってて、美味しい食べ方を調べるから」
鞠莉「ふふっ、そう言ってくれると思った。楽しみにしてるわ」
曜「はいはーい、曜ちゃんにお任せあれ!」
コンビニコラボあるあるようまり。 めっちゃ分かるわ
びっくりするほど味薄くて「おかしい…こんなはずじゃ…」ってなるよね たくさんクリアファイル買ったからたくさんお菓子貰ったんやろなぁ…… ウキウキでたくさん買っちゃう鞠莉ちゃん想像したら可愛い…… >>603
チキン風味のお湯なんですよね…驚くほど薄くて。
美味しい食べ方募集中です。 鞠莉「曜、提案なんだけど、少しの間一人称を僕にしてみない?」
曜「なにかと思えば、いきなりすごいのが来たね…でもどうして?」
鞠莉「なんかトレンドみたいだから」
曜「と、トレンド?よくわからないけど、そういうのは月ちゃんがやってるし、キャラがかぶっちゃうよ」
鞠莉「なるほど。たしかに、月のあの喋り方はとってもプリティだわ」
月「あはは、これはどうも」
曜「月ちゃんいつの間に!?」
鞠莉「だけど、その元祖ボクっ娘の月だって、曜のボクっ娘が気になるわよね?」
曜「えっ」
月「うん!ああ見たいなあ、曜ちゃんのボクっ娘」
曜「ええっ!?」
鞠莉「残念ながら2対1よ。さあ」
月「さあっ!」
曜「そ、そんな期待したした目で見ないでよ。もう…一回だけだよ?」
鞠莉・月「じーっ」ワクワク
曜「う、うう…だめだよ、やっぱり僕、恥ずかしいよぉ…!」
月「yeah!」
鞠莉「excellent」
ボクっ娘ようまり 鞠莉「歩くこと?」
曜「ウォークだね」
鞠莉「ビーフ?チキン?or」
曜「んー。ポーク、かな」
鞠莉「食事の時にナイフと一緒に使う」
曜「それはフォーク」
鞠莉「ぶっちゃけ」
曜「トーク」
鞠莉「私ね。曜のこと、大切に思ってる」
曜「…ずるいよ、嘘か本当かわからないこと言って。私も――」
こう言う日だからこそ、本当のことが言える気がするね。
ジョークようまり。 >>615
急にマジメになるのズルいでしょ…しゅき… 「曜はこういう話、他の人とはしないの?」
ぶっちゃけトークを終えた後、鞠莉ちゃんからの質問に私は頷いて答えた。
「素直になるって難しいのよね」
「だよね。でも」
「でも?」
「私は鞠莉ちゃんとのこういう時間、すごく嬉しく思ってるよ」
そう続けると、優しく微笑み返してくれた。 慣れてないのもあるけど、花束の扱いって難しい。
迂闊に傾けたりするのもよくなさそうだし、かといって常に直立姿勢なのもなかなか大変で。
なにより、花束を持ち歩く自分に周囲の姿勢が集まってしまうのが結構恥ずかしい…
「わぁ、素敵!」
でも、鞠莉ちゃんは声を上げて喜んでくれたんだ。 「ぎゅー」
春の陽気にまどろんだせいか
「え、えっと、曜?」
夢うつつの私は部室のど真ん中にもかかわらず、いつものクセで鞠莉ちゃんを抱きしめてしまっていた
みんなの視線が私たちに集まり、鞠莉ちゃんは赤面している
ち、違うんだよ!寝不足の原因を作ったのは鞠莉ちゃんなの! >>634
寝不足の原因…
夜遅くまで二人で何ヤッてたんですかねぇ…… 「日本を発つ前に、どうしても曜に伝えたいことがあって」
黄昏の世界で鞠莉ちゃんと二人きりになって、私はこれが夢の中の出来事だと認識した。
なぜって、最近は同じ夢ばかり繰り返し見ていたから。だから先の展開もわかってる。
「私、曜のことが――」
ほら、いつもここで目が覚めて――あれ? ここ数日、私は胸に疼いた名前のない感情を持て余していた。
夕暮れの展望室で、初めて見た鞠莉ちゃんの表情――優しく寂しげな微笑みに、私は心臓を掴まれた心地がした。
「一目惚れ、とか?」
いやいや、まさかね、と続けようとして、私は戸惑った。
なんとなく口にした言葉が、不思議なくらいに腑に落ちていったから。 ありがとう、ありがとうスクスタさん…!
これぞようまりって感じ。 >>651
こういうところがいいよねようまり
>>654
良かった 「まりちゃあああん!?」
物凄い勢いで曜が駆け込んでくる
「はぁい曜、目覚めはいかが?」
「よくないよ!なにこれ、これは!」
真っ赤になった自分の額を指差す。そこには「マリーの!」とマジックの文字
曜の無防備な寝顔を目にして、イタズラ心を抑えろって方が無理な話でしょ?
スクスタはようまりがペアですね、あふん… 「曜、ハグしましょ?」
鞠莉ちゃんの提案が唐突なのはいつものこと。
「ハグさせてくれたら、お礼に一つ、曜の願いを叶えてあげましょう。いい話でしょ?」
そういうわけで、私はハグを受け入れた。
鞠莉ちゃんは嬉しそうに私を腕に収めてくれた。
「んー、やっぱり曜の抱き心地はスウィートね!ところで、願い事は決まった?」
「んー。しばらく、このままがいい、とか…」
「お安い御用デース!」 差し出したコーヒーを曜はおずおずと受け取った。
「ごめんね、まさか酔いつぶれて寝ちゃうなんて…」
そのことで曜は恐縮しきり。もう、気にしなくてもいいのに。
「記憶がないんだけど、私迷惑かけてなかった?今も十分迷惑だと思うけど…」
済まなそうに話す曜に、私はくすくすと笑って「迷惑じゃないよ。多分、ね?」 「うにゃ……どうしたの…鞠莉ちゃん…」
「あら、寝てたかしら?」
「うん……大丈夫だよ……」
寝ぼけている曜の声。いつもと違う声に不思議と胸が高鳴る。
「声が聞きたかっただけだから」
「う…ん…?………こえ…?」
「うん。もう大丈夫だから、切るわね?」
「……う…ん。……また……明日…」
「また明日ね」 >>677
明日になれば、普通に声は聞けるのだけど、夜遅くに不安になる鞠莉ちゃんのようまり 曜ちゃんの声を聴いて安心して寝られる鞠莉ちゃん
心の支えになってるっていいね… 夜は鞠莉ちゃんが電話をかけておやすみ
朝は曜ちゃんが電話をかけておはよう
そんなようまり 「じゃあ、お先にね」
一足先に席を立ち、バッグを肩にかけて、果南とダイヤにさよならをする。
「早いね、何か用事?」
「ちょっと寄るところがあってね」
いわゆる野暮用デース、とおどけてみせる。
教室を出た私は、早足に歩き出す。
寂しがりやがきっと、一人で海を眺めているだろうから。 「打ち出の小槌みたいに、入学希望者がいっぱい増えればいいのに」
私は思わず笑ってしまった。
打ち出の小槌なんて、曜にしてはなかなかひねった例え方だ。
「本気で言ってるのに。いや、本気じゃないか。不思議な力に頼らず、私たちで成し遂げなきゃだもんね」
ええ、頑張りましょう! 生徒兼理事長という異色の肩書き、世界的なホテルグループのお嬢様。
明るく元気でスポーツ万能な才色兼備、良妻賢母。
それが鞠莉ちゃんの表向きの印象だけど、影の努力家であることを知る人は少ない。それに――
「ほーら、朝だよ。起きて」
「やだ、まだ寝るー…」
このお茶目なところは、他の人には知られたくないかな。 外に出られなくて、つまらないと最初は思っているのだけど、室内でゆったり過ごす鞠莉ちゃんを見て、顔が緩む雨の日のようまり。 GWに入ってから、もう夏がきた?ってくらい高い気温の今日この頃。
こんな暑い日はアイスだ。と思い、浦の星女学院にあるアイスの自動販売機に行くも、生徒は皆同じ考えのようで、自動販売機は赤い売り切れのランプを点灯するだけだった。
アイスの気分になってる中、飲み物を買うというのも何だか気が進まない。
「うーん。どうしようかな?」
「あら、曜?どうしたの?」 >>703
「あっ、鞠莉ちゃん!アイス買おうと思ったんだけど、売り切れでさ」
「なるほどね。じゃあ一緒に買いに行く?」
「え?買いに行くって…どこに?」
私の問いに、鞠莉ちゃんはにやりと笑う。
「……いけない方法で。コンビニによ」
「……?」 >>704
「風が気持ちいいね!!」
「えぇ!そうね!」
私は鞠莉ちゃんが運転する自転車の後ろに乗っていた。自転車の後輪の軸に足を乗せた状態で。荷台はあるけど、風を全身に浴びるため、鞠莉ちゃんの肩に手を乗せて、立った姿勢。用務員さんが使う用らしいが、借りてきたらしい。
本当はこんなことはしてはいけないのだが、アイスの食べたさには勝てない。
「だけど、曜は後ろに乗るくらいなら、「私は隣走っていくよ!」とか、「代わりに買ってくるよ!」とか言いそうかなって思ってたけど、素直に乗ったわね?そんなに好きなの?アイス」
そんな鞠莉ちゃんの問い。
「うん!好きだよ!」
アイス"も"ね。 >>705
1日遅れのアイスクリームの日・告白の日のようまり。 おいおいおい
最高かよ
爽やかな雰囲気がいいですね 「こんなに暑いのに、うちっちーに入るなんて大丈夫?倒れたりしない?」
「大丈夫だよ鞠莉ちゃん。心配性だな〜」
今日はゆるキャラグランプリの日。恋になりたいAQUARIUMのMVを見て、私宛にうちっちーの中の人をやらないか?とオファーが来た。
学校のPRにもなると思って、了承したものの……当日はとても暑い日になってしまった……。
鞠莉ちゃんに心配性だ。なんて返しつつも、大丈夫かな?と少し不安になる。
「渡辺さん?準備お願いします」
「あっ!はーい!じゃあ行ってくるね?鞠莉ちゃん」
「無理しないようにね?」 >>711
係の人に連れられ、うちっちーの着ぐるみの所に来る。
分厚い毛皮にちょっと物怖じしてしまう。
「暑いですので、限界になる前に近くのスタッフに声かけてください。あと、無理はしないでください!」
「はい!分かりました!」
「……そんな素直な所も気に入られてる所なんですかね?」
「え?」
「……いや、お連れの方にお礼を行った方が良いかなと思います。では、5分後くらいに名前を呼ばれます。名前が呼ばれたら入ってきてください。失礼しますね」
「………?はい」 >>712
うちっちーの着ぐるみに入ろうとして、さっきの言葉の意味が分かった。MVの時には無かったものがうちっちーに仕込まれている。太い血管が通る要所に設置されている保冷剤や風を送る用のファン、それに無線。
「まったく……。心配しすぎなんだよ……」
お陰で心配がどこかに飛んでいった。
無線を耳にセットしながら、うちっちーの頭を被る。
「それでは、沼津市からうちっちーの登場です!!」
私は大きく飛び出した。
鞠莉ちゃんのエールを受けながら。 >>713
終わった後は風が通る木陰で、鞠莉ちゃんの膝枕で寝転がってる曜ちゃんと、その曜ちゃんの頭を撫でながら、団扇を扇いであげる鞠莉ちゃんがいると思います。
そんなご当地キャラの日のようまりの一幕。 曜ちゃんが全力で楽しむために全力でサポートする鞠莉ちゃん
終わった後はのんびりと二人で過ごすようまり
いいですわゾ^〜 「ふぬぬっ、むーっ!あれぇ…うーん!」
「妙に力が入った声がするから、何してるかと思えば…」
「ああ、鞠莉ちゃん。蛍光灯が切れちゃってさ、取り替えたいんだけど、あと少しが届かなくて…ふーっ!」
「頑張ってるところ悪いけど、横から見たら全然届いてないわ。目測誤りね」
「ええっ、本当に?」
「私がやるわ。一生懸命手を伸ばす様子が可愛かったから、もっと見ていたいのが本音だけどね」
「助かるよ。ごめんね、手間かけちゃって」
「いえいえ、このくらいお安いゴヨーで…あら?」
「鞠莉ちゃん?」
「あ、いえ、なんでもないの。よいしょ…!あれぇ、届かない、おかしいなぁ…むーっ!んーっ!」
(鞠莉ちゃんの言ったこと、わかる気がする。ずっと見ていられるね、この可愛さは)
「よ、曜っ。見てないで、台を持ってきてよー!」
背伸びようまり。身長差いいよね… つま先立ちで一生懸命に背伸びしてる二人を想像して世界がヤヴァイ 曜「海が見たいんだ。もしよければ、付き合ってくれる?」
勇気を出した私のお願いに鞠莉ちゃんは少し驚き、柔らかな笑顔で了承してくれた。
鞠莉「曜から誘ってくれるなんてね」
帰り道、びゅうおに向かう途中。鞠莉ちゃんはなんだか嬉しそう。
鞠莉「ね、せっかくだから手でも繋いじゃう?」
そして、私がまだ言葉で伝えられなかったことを、あっさりと言ってくれたんだ。 内心ドキドキの鞠莉ちゃん
とかやったら最高ですわゾ^〜 毎日劇場、ありがとうございました…!
先日のメンバープレイスといい、ようまりはお料理繋がりなんだね。 メンバープレイスに毎日劇場とようまり供給が続いて嬉しい 鞠莉「スーパースイートコーンってあるけど、あれってどのくらい甘いのかしら」
曜「さあね、名前からして物凄く甘いんだと思うよ」
鞠莉「そうよね、スーパーって付くくらいだものね!」
曜「そうそう!」
梨子「ねぇ。あの会話はボケなの、それとも本気なの?」
千歌「んー、曜ちゃんはボケかな」
梨子「じゃあ鞠莉ちゃんは」
果南「あはは、天然というか、素直というか」 「ねーえ、そろそろ降参したら?」
私をソファに押し倒し、鞠莉ちゃんは体を密着させて囁く。頬は朱に染まっていて――
これはすっかり出来上がってるね。普段は恥ずかしがるタイプなのに、お酒に酔うと急に大胆になるんだから…
あとは自分の理性との戦いだ。
「ねー。しない、の?」
し、しません。しないよ、多分… >>761
曜「ま、鞠莉ちゃん!」
鞠莉「あら、曜どうしたの?」
曜「鞠莉ちゃんす、すすすす素敵な髪型だよね」
鞠莉「Thank you!この髪型、自分でもとっても気に入ってるの♪」
鞠莉「特にこのくるんってしてるところがお気に入りよ!」
曜「そうなんだ!可愛いもんね、そのくるん!」
鞠莉「あっ、せっかくだから曜も同じ髪型にしましょ?」
曜「えっ!い、いいよいいよ」アセアセ
曜(鞠莉ちゃんと同じ髪型なんて恥ずかしいし///)
鞠莉「私と同じ髪型はいや……かしら?」ウルウル
曜(ま、鞠莉ちゃんが瞳を潤ませてこっちを上目遣いで見てる……)カァ
曜(可愛い///)ニヘラ
曜「い、嫌じゃないよ!むしろ嬉しいよ!」
鞠莉「じゃあ決まりね!私がやってあげるわ!」
曜「えっ、あ、うん。お願いします」ペこっ
曜(今なんか載せられたような?) 鞠莉「じゃあするわね♪」
曜「うん」
曜(鞠莉ちゃんが私の髪を優しく触りながら、髪型を作っていく)
曜(なんだか恥ずかしくて、気持ちよくて、ムズムズする///)ニヘラ
鞠莉「……はい、出来たわ。手鏡貸すわね」
曜「ありがとう……わぁ〜、本当に鞠莉ちゃんと同じ髪型だぁ!」
鞠莉「ふふっ、似合ってるわ!」
鞠莉「それにお揃いの髪型なんて姉妹……いや、カップルみたいね♪」
曜「か、カップル!?///」カァ
鞠莉「そう、カップル……だからこの髪型はペアルックってやつね」
曜(鞠莉ちゃんとカップルでペアルック……///)カァ
曜(考えただけでも顔が……///)ニヘラ
鞠莉「クスクス……相変わらずリンゴみたいに真っ赤な顔ね」ツンツン
曜「鞠莉ちゃん、またからかったの!?」ガーン
鞠莉「だって曜ったら可愛いんだも〜ん♪」ニヤニヤ
曜「もう、鞠莉ちゃ〜ん!」プンプン
鞠莉「sorry♪」テヘペロ
曜「はぁ……もういいや。いつもの事だし」
鞠莉「そうそう、お約束ってやつよ♪」
曜(そういうお約束入らないんじゃないかなぁ……私の心臓が持たないよ)トホホ
曜(でもこれはこれでやっぱり悪くない……///)ニヘラ
鞠莉「ねぇ、曜……」
曜「なに、鞠莉ちゃん?」
鞠莉「また今度一緒の髪型しましょ!」ニコッ
曜「うん!」ニコッ 鞠莉ちゃんの誕生日に向けて、悩んで何も手がつかない曜ちゃん 曜ちゃんがどんなことしてくれるんだろうと考えてソワソワしちゃう鞠莉ちゃん 曜「6月13日…6月…──ジューンブライド! そうだ、ウェディングドレスを手作りするっていうのも…」ブツブツ
千歌「曜ちゃん、なんか妄想が暴走してない?」
梨子「軌道修正してあげたほうがいいんじゃ…」
果南「いや、面白いから脱輪寸前までこのままにしとこう」ニシシ
あと15分! 鞠莉ちゃんお誕生日おめでとうー!
唐突にようまり絵投下すまぬ
https://i.imgur.com/SGM73mL.png 超今更ながらに曜「ま、鞠莉ちゃん!」を見てテンション上がったのでようまり描いた
連投すいません >>798
この鞠莉ちゃんをリスペクトしてる感じが本当好き >>793
本当に可愛いです!
自分の下手くそなニヘラ曜ちゃんとは大違いです…
自分の作品に触発されて描いてくれるなんて嬉しい限りです >>772
こんなにみんなに喜んでもらえたのは初めてだったので嬉しかったです
この作品はリクエストや支援してくれた皆さんのおかげで、なんとか完成させる事が出来ました
ありがとうございます!
またここでようまりSSを時々書きたいと思います >>802
超可愛かったです、連載お疲れ様でした…!
ぜひよろしくお願いします! 曜「ま、鞠莉ちゃん!」
鞠莉「あら、どうしたの曜?」
曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スキンシップ激しいよね///」カァ
鞠莉「あら、そんなことないわよ」
曜「そんなことあるよ」
曜(だって……私をハグしながら、ほっぺスリスリしてるんだもん///)カァ
曜(あっ、鞠莉ちゃんの柔らかなほっぺとお胸が……///)ニヘラ
鞠莉「曜のほっぺはモチモチすべすべで本当に気持ちいいわね♪」モギュッ
曜「うぅ〜///」カァ
鞠莉「それにここも揉み心地が抜群だし♪」ワシワシ
曜「んっ♡ちょっ♡またぁ!?♡///」
鞠莉「イエース!」
曜「な、なんで私ばっかり……♡///」
鞠莉「曜のお胸は何回も揉みたいくらい中毒性があるからよ!」ワシワシ
曜「それ……んあっ♡……言い訳に……はぁはぁ♡……なってな〜い!」
ナーイ……
ナーイ……
鞠莉「んふふっ、ご馳走様♪」ツヤツヤ
曜「どう、いたしまして……」ピクピク >>801
ようまり絵喜んで貰えて何よりです、こちらこそ素晴らしいようまりありがとうございます!
めちゃくちゃ尊かったです!
二ヘラ曜ちゃんめっちゃ好きですw (* ◜ ᴗ ◝ *)ゞニヘラ
ニヘラ曜ちゃんの顔文字が出来た >>805
いえいえ、こちらこそ素晴らしいイラストありがとうございます!
そちらのイラスト尊すぎます…
ありがとうございます!
まさかこんなに流行るとは…って感じです 曜「たっだいまー」
梨子「あ、曜ちゃ…ん?」
千歌「おかえ…ん?」
昼休み、授業再開直前に戻ってきた曜ちゃんからいい香りがする。
曜「いやー、色々と頼まれごとしてたら、昼休みが終わっちゃったよー」
って本人は笑ってるけれど…間違いない、これは鞠莉ちゃんの匂いだ。
梨子ちゃんに目配せすると、ウインクで反応が返ってくる。どうやら考えは同じみたいだね。
曜「あれ、千歌ちゃんも梨子ちゃんもどうかしたの?」
ふっふっふ、後で秘密の作戦会議だ!
そんなようまり。
もしかしたら同じことが3年の教室でも起こっているかも。 ダイヤさんは目に見えて動揺しそう
果南ちゃんは本人に訊いちゃいそう みんなでお昼を食べに行ったら小鉢にキムチが付いてきた。
メニューに「小鉢はランダム」って書かれていたけど、まさか引いてしまうなんて…
どうしようかなと考えてたら「鞠莉ちゃん、私のきんぴらと交換しよう」って、曜が取り替えてくれた。
「へへ、ちょうど辛いのが食べたくてさ!」
なんて笑う曜の、さりげない優しさが嬉しかった。
みたいなランチようまり イケメン曜ちゃん
こんなん惚れてまうやろ〜あぁ^〜 「あら…?」
部屋の中は、予想とは裏腹に真っ暗になっていた。
扇風機が首を振る他に動くものはなく、ベッドの上の曜は体を丸めるようにして、すぅすぅと規則正しい寝息をたてている。
「そっか、寝ちゃったか」
ふぅ、と軽く吐息が漏れた。今日は、お互いなんとなく「そういう雰囲気」になると思っていたのだけど。
心の準備を始め、身に付ける物やその他色々に時間を使ってしまったのが、結果的にはよくなかったのかもしれない。 すっかり肩透かしな気分になってしまったとは言え、曜を責めるつもりはない。
デートでは率先して荷物を持ってくれたし、昨日は衣装作りを遅くまで頑張っていたと話していた。
「エスコートも張り切ってくれてたし、お疲れ様ってところかな」
頭を撫でると、曜は「ううーん」と寝返りを打った。はだけたパジャマからお腹が見えているけど、これは寝相が悪いからじゃなくて、睡眠直後は体温が上がって暑いからだ。
「このまま寝たんじゃ、風邪ひいちゃうわよ?」
おへその横にキスをして、パジャマとタオルケットを整えてから、曜の隣にお邪魔する。
今日の曜は楽しそうだったし、私も楽しかったな。
「おやすみなさい」
軽いキスのあと、そっと手を繋いで目を閉じる。
どうか、素敵な夢が見られますように。
そんな夏の夜ようまり。 本当に雰囲気作りが上手い
いつも楽しませてもらってます 最高すぎる
久々に来たけどまじで最初のスレの頃ここが生きる希望だったようまり大好き
このスレを繋いでくれた人に感謝 「どうして…どうしてうまくいかないのよっ!」
流れる涙を隠そうともせず、鞠莉ちゃんは感情を爆発させた。
こんな顔の鞠莉ちゃん、見たことない…
「曜、よう…わたしっ…!」
「まり、ちゃん…」
「玉ねぎのみじん切りする時はね、予めレンジでチンしておくと目がしみないんだよ!」
「全米が泣いたしマリーも泣いたデース…」
そんなようまり。 「ん…」
朝日差し込む部屋で目を覚ます。
いつ寝ちゃったのか思い出せないけれど、曜とベッドでじゃれているうちに寝てしまったみたい。
ほら、曜ってあったかくて抱き心地いいから。
曜は曜で、気持ち良さそうな顔をして寝息をたてている
アラームまで後20分。時間なんて止まればいいのに――
早起きようまり。 日常の始まりをけたたましく告げられて、律儀に仕事をするスマホのアラームを恨めしく思いながらも、もぞもぞと目を覚ました腕の中の曜ちゃんから「えへへ、おはよっ」と幸せそうに挨拶されて、朝が来るのも悪くないなって思い直す、そんな鞠莉ちゃん… 朝起きて最初に聞くのが曜ちゃんのおはようというこの上ない贅沢 いえいえ、こちらこそありがとうございます。
わしわし! 鞠莉「ヘーイ、曜!グッドイブニーング!」
曜「あ、鞠莉ちゃ」
鞠莉「からのー、ハグっ!」
曜「わっ、な、なになに!?」
鞠莉「突然ですがクイズです。今日、つまり6月25日はなんの日でしょうか」
曜「え、ええっ?まずはこの状況を説明して欲しいんだけど」
鞠莉「その謎を解く鍵こそ、今出したクイズに隠されているのです。レッツ、シンキングターイム!」
曜「関連があるってこと?えーと、うーん、思いつかな」
鞠莉「はい時間切れー。正解は百合の日、でしたー」
曜「解答時間短っ!って、ゆ、百合の日?」
鞠莉「そう!さっき梨子が教えてくれたの。きっとリリーだけに、百合の日のことを知っていたのね」
曜「わ、わかるような、わからないような…それで結局、百合の日とこのハグとがどう関係あるの?」 鞠莉「今日は百合の日だし、せっかくだから曜とゆりゆりしてみようかなって」
曜「ええー、そんな理由で…?」
鞠莉「ノリと勢いは大切デース!それにね」
曜「ん?」
鞠莉「私、これでも曜のこと、結構好きだよ?」
曜「…!!」
鞠莉「うふふっ、なーんて。あんまりからかったら、流石に悪い――」
曜「…やだな」
鞠莉「えっ」
曜「結構、じゃ、やだ」
鞠莉「…!」
曜「好きって言って欲しい。ノリでも勢いでもいいから、何もつけずに、ただ好きだよって」
鞠莉「よ、曜」
曜「…」 鞠莉「え、えっと、私…曜のこと、す、す…」
曜「…ふふっ」
鞠莉「…ふえっ?」
曜「あっははは!なーんて!大成功!」
鞠莉「え、あっ!?」
曜「これぞ曜ちゃんの迫真の演技!見事に引っかかったね、鞠莉ちゃん!」
鞠莉「ひ、ひどーい!騙したのね!」
曜「騙してないよー。ノリと勢い、でしょ?」
鞠莉「もう…今日は曜に一本取られたデース」
曜「技術点ってところかな。えへへっ、じゃあね!」
鞠莉「ええ、チャオ!」
曜「…」
鞠莉「…」
ようまり(あああーー!!私ったら一体何をしてるの!?) 鞠莉「ねぇ曜」
曜「どうしたの、鞠莉ちゃん?」
鞠莉「日本には狐につつまれるっていう言葉があるでしょ?」
曜「あれ、狐につつまれるじゃなくて狐につままれるじゃなかったっけ?」
鞠莉「……まあ、それは置いておいて」
曜(置いておくんだ……)
鞠莉「ほら私ってダイヤとペアの時キツネの衣装だったじゃない?」
曜「うん、そうだね」
曜(キツネ耳に和装に金髪……我ながら超大作であったでありますなぁ///)ニヘラ 鞠莉「だから私、今から曜につつもうかと思うの」ギュッ
曜「ほえっ!?///」
曜(ま、鞠莉ちゃんにつつまれてる……///)ニヘラ
曜(あぁ、目の前に鞠莉ちゃんの胸が……///)ニヘラ
曜(匂いまで……///)ニヘラ
曜(で、でもこれただの前置きの長いハグだよぉ……///)
鞠莉「……ねぇ曜、顔上げて」
曜「キツネ……だね。私も小さい頃よくしてたよ」
鞠莉「ふふっ、Me,tooよ」
曜「と、ところでそれがどうしたの?」 鞠莉「そ、れ、は……こうするためよ!」ムニー
曜「ひょ、ひょっとまひひゃん!」
鞠莉「曜の顔、面白いことになってるわ」クスクス
曜「もう!そんな思いっきり引っ張られるといた……くない?」
曜(本当に全然痛くない……なんでだろう)
鞠莉「それはね、曜……」
鞠莉「キツネにつままれてるからよ」ニタァ
曜「えっ……」
曜(鞠莉ちゃんの顔がキツネみたいになって……)ゾワッ
鞠莉「クケ、クケケケ!」ガバッ
曜(こ、こっちに飛んでくる!) 曜「うわっ!」ガバッ
曜「……ってあれ?鞠莉ちゃんがいない」
曜「ここは……部室?」
曜「もしかして私、いつの間にか部室で寝ちゃってたのかな?」
曜「じゃあさっきのは夢?」
曜「それにしても変な夢見ちゃったな……」
曜(鞠莉ちゃんの顔がキツネになるなんて……)
曜「まぁ、そんなことあるわけないよね〜」アハハ
鞠莉「はぁ〜い、曜!」ポンッ
曜「うわぁぁぁ!」ビクゥ!! 鞠莉「もう、そんなにビックリすることないじゃない」
曜「ご、ごめん」ドギマギ
曜(さっきの夢見たばかりだから余計に驚いちゃったよ)
曜(今、目の前にいる鞠莉ちゃんって本当に鞠莉ちゃんなのかな?)
曜(もしかしてあのキツネだったりして……)
曜(……ダメだ。私、なんだか疑心暗鬼になっちゃってる)
鞠莉「どうしたのよ、そんな顔して?」
曜「あっいや、その……」
鞠莉「もう内緒話はダメよ」ピトッ
曜(鞠莉ちゃんの人差し指が私の口に……///)カァ
曜「うん、実はね……」カクカクシカジカ 鞠莉「なるほど……それは面白い夢ね!」
曜「私としては悪夢だったよ……」トホホ
鞠莉「曜にしてみればそうよね」クスクス
曜「笑い話じゃないってば〜!」プンプン
鞠莉「oh sorry」
曜「もう……」プイッ
鞠莉「……ねぇ、曜」
曜「えっ、何?」クルッ
鞠莉「曜がキツネってもしかして……こんな顔?」
曜「えっ?えっ?えぇぇえッ!?」
曜「ま、また鞠莉ちゃんがキツネに……」
曜「もう、ダメ……」バタンキュー 鞠莉「ふふっ、これが本当に狐につままれるってね♪」
鞠莉「あなたのその騙されやすいところとっても大好きよ♡」
鞠莉「こんな気絶しちゃうなんて……」
鞠莉「それにしても可愛い寝顔ね♪キスしちゃいましょ」チュッ♡
曜「……///」ニヘラ
鞠莉「この子本当に寝てるのよね?」
鞠莉「……まあ、いいわ。じゃあgoodbye〜♪」 『7月5日はビキニの日!ってことで、今日はスペシャルな水着を披露しちゃうわ!』
って言ってたけど、一体どんな水着だろう…鞠莉ちゃんの口ぶりから察するに、相当際どいのが――
「おまたせ!うふふっ、どう?」
わ…
「むっ。ちょっと、反応鈍くない?せっかく頑張ったのに」
い、いや、その…可愛すぎて、言葉が出なくて…
「ふ、ふえっ!?」
またしても時期を逃しました、ビキニの日ようまり。 七夕の日、空を見ながら国際電話をするようまり
「今夜は曇ってて、今年は織姫と彦星は逢えそうにないや」
『こっちはいい天気だから、夜はきっと天の川が見られるわ』
「そっか、そうだといいなぁ」
『ね、短冊にはなんて書いたの?』
「んー、内緒」
『あら、内緒ってことは書いたのね。なんて書いたのか教えて』
「内緒ー」
◆数時間後、写真とともに送られたメッセージ
『見て見て、言った通りの絶景でしょ』
『この空を流れる星の川は、地球のどこに居たってきっと繋がってる。私たちと同じように、ね』
『曜の代わりに願い事してあげるから、短冊になんて書いたのか教えて?』 おはヨーソロー!元気いっぱい、曜ちゃん目覚ましだよ!
ほら見て、すっごくいい天気!あはは、今日もいいことありそうだね!
こーら、お布団潜っちゃだーめ。もう朝なんだからおーきーて…わっ!?
ちょ、まりちゃ…だ、だめだよっ、もう時間だし、朝ごはんが…あっ、だめっ、や、ん、ぅ――
朝のようまり、まれによくある出来事。 「もう…料理が冷めちゃうじゃん」
やっと荒い呼吸がおさまり始めた曜の第一声に、私は笑った。
「その割には、美味しく食べてもらう準備はできてたみたいだけど?」
「そ、それは、そういうこともあるかなって…」
照れながら視線を逸らす。
「ほんと可愛い」
「ご、誤魔化されないよっ」
おかえりなさい!ご飯にする?お風呂にする?
え?私?あははっ、もう、帰ってきて早々なに言ってるの鞠莉ちゃ、んむっ!?
なようまり。 「曜、好き」
不意に耳元で鞠莉ちゃんが呟くものだから、思わず頬が熱くなる。甘い香りと甘い声――
これが、酔った鞠莉ちゃんを背負って運んでいる状況でなければ、尚良かったのに。
お酒弱いのに、ハイペース過ぎだよ。
「んふふ、好き〜」
「はいはい。もう少しで家に着くから、しっかり掴まってよ」
したたかに酔うまり。 個人的にはいつも鞠莉ちゃんをお酒弱い感じにしちゃうんですが、もしかしたらそんな様子を見せるのは曜ちゃんの前だけなのかもしれませんね…! 千歌「二人とも知ってる?二の腕の柔らかさって、お胸の感触と同じなんだって」
曜「あー、よく聞くよね。でも、正しいとは思わないなぁ」
梨子「自分で試しても、わからないんじゃない?」
曜「いや、前に鞠莉ちゃんの二の腕を触らせてもらったんだけど、これは違うなーって」
千歌「そっかー。ん?」
梨子「んん?」
さりげないようまり。 夕陽に染まった二人だけの世界。
自分自身を外から見ているような、不思議な感覚。
鞠莉『ぶっちゃけトーク!する場ですよ、ここは』
ああ、まただ。またこの夢だ。
ここ最近、同じ夢ばかりがずっと続いている。
鞠莉『なら、本音でぶつかった方がいいよ』
あの夏の夕暮れ。
夏の空気、夏の海、夏の私。
鞠莉『大好きな友達に本音を言わずに、2年間も無駄にしてしまった私が言うんだから』
そして、夏の鞠莉ちゃん。
鞠莉『間違いありませんっ』
まり、ちゃ―― 曜「ん…」
朝の日差しに目を開くと、そこは見慣れた天井で。
ほらね、思ったとおり、やっぱり夢だった。
夢の中なら、もう少し自分の思うままにさせてくれたって良さそうなものだけど…残念ながら、そんな都合よくはいかないみたい。
曜「同じ夢、か…」
天井を見つめて呟くと、髪の毛をふわりと何かが撫でた。
鞠莉「おはよう、ねぼすけさん。よく眠れた?」
私の心は今でも、あの黄昏の世界にとらわれている。
曜「おはよう。うん、目覚めは最高だよ!」
一緒になった、今でもずっとね。
そんなようまり。 いつもみたいに曜ちゃんにわしわししたら汗ばんでて艶っぽい感じてしまう鞠莉ちゃんわしわし 「ご、ごめん」
「わ、私こそ、変な声出して…」
不意のことに動揺して、二人とも顔真っ赤で沈黙しそうかわいい。 鞠莉「ふーむ…」
果南「鞠莉、パソコンとにらめっこしてなにしてるの?」
ダイヤ「ネットで調べものだそうです」
鞠莉「なるほどね…ちょっと曜に会ってくるわ」
果南「いってらー。じゃあ、私もネットしようかなー。ん?鞠莉が見てたページが残ってる」
『土用の丑の日とは、うなぎ販促の日。本来の趣旨としては う がつくものを食べて元気をつけようという日』
果南「ふーん。う のつくもの、かー…あっ」
ダイヤ「果南さん?」
果南「えっ!?」
ダイヤ「どうかしましたか?」
果南「ど、どどどどどどうもしてないよ!?」
ダイヤ「そうは見えませんが…あ、話は変わりますが、今日は土用の丑の日ですね」
果南「!?」
ダイヤ「うなぎを食べる日として知られていますが、実際は う がつく食べ物ならうなぎ以外でも良いとされているそうですわ」
果南「変わってない!話題変わってないから!」
ダイヤ「えっ?」
果南「それに、曜は う がつくなーとか、思ってない、思ってないからー!」
ダイヤ「…はい?」
土用の丑の日ようまり。
真相はウインナーコーヒーかなにかです、多分。 仲良しさんなので、二人は夏バテになんか負けません(意味深) 鞠莉「曜、これ読んで」
曜「えーと、Will you marry me」
鞠莉「もう少しゆっくり読んでくれる?」
曜「うぃる、よう、まりー、みー」
鞠莉「グッド!これを日本語に訳すと?」
曜「私と結婚してくれますか」
鞠莉「喜んで!」
曜「鞠莉ちゃんっ!」
鞠莉「曜っ!」
果南「なにあれ」
善子「夏だから」
ダイヤ「お暑いことで」
唐突にバカップルするようまり。 鞠莉「曜に相談してよかったわ」
練習後、鞠莉ちゃんから新曲のアイデアがあると声をかけられ、びゅうおで色々と意見を交わした。
曜「お役に立てたならなによりだよ!」
鞠莉「ところで、曜の方も何か話したいことがあるんじゃない?」
曜「鞠莉ちゃん…」
鞠莉「私の方は解決したから、今度は曜の番。よければ話して、ね?」
曜「…うん。あのね――」
ぶっちゃけトークで通じ合うようまり。 鞠莉ちゃんは直球で相談に誘うこともあるだろうけど、閉じ込めがちな曜ちゃんの心をこんな感じで優しくあたたかく開いてくれそう。 鞠莉「曜はどんな子だと思うのかって?普通の子よ」
曜について鞠莉はそのように評した。
鞠莉「確かに、稀な才能を持った努力家だけど、それでも一人の女の子であることに変わりはない」
話し振りから、どうやら曜のことをよく見ているらしい。
鞠莉「それに、真っ直ぐすぎて不器用なのよね。放っておけないわ」
そう話す鞠莉は、おそらく自分では気付いていないだろうけど、すごく嬉しそうだった。
曜ちゃんについて語る鞠莉ちゃん。 〜海〜
曜「ん〜、やっぱり海はいいよね!」
鞠莉「ええ、そうね。波の音、潮風、沈みいく太陽、どこまでも続く地平線……私も海大好きよ」
曜「だよね!」
鞠莉「それにもう一つ理由があるわ」
曜「そうなんだ……それってどんな理由なの?」
鞠莉「それはね……」
曜「それは?」
鞠莉「それは……」
曜(そういいながら鞠莉ちゃんは私の顔にソッと手を置いた)
曜(そのまま顔を引き寄せられ、唇と唇が触れるか触れないかの距離)
曜(そしてあなたはこう言い放った)
鞠莉「……あなたの瞳の色とそっくりだからよ♪」ウィンク >>910
遅ればせながら海の日のようまりです
今回はニヘラ出来ませんでした 曜「隙あり!」
突然、後ろから伸びてきた腕に鷲掴みにされた。この声は、曜――
曜「覚悟っ、わしわしー!」
鞠莉「っ、く」
んっ…筋は悪くない…
曜「攻撃は最大の防御なり!いつまでもやられっぱなしの私じゃ――」
鞠莉「不意打ちとは、なかなか大胆なことを考えたわね…でも」
曜「っ!?」
鞠莉「上には上がいるものよ」
曜「ど、どうやって私の後ろに!?」
鞠莉「さあ、覚悟はいいわね」
曜「やっ、待って降参するから本当、あーー!」
返り討ちわしわし。 曜「おいしー!こんなに美味しいハンバーグ、今まで食べたことないよ!」
私の作ったハンバーグを頬張りながら、曜は満面の笑みを浮かべている。
形は不恰好だし、味付けもかなり迷走してしまった…
どう贔屓目に見ても、良い出来栄えとは言えないはずなのに。
曜「えへへっ、今日はいい日だぁ」
これには歴戦のハンバーグハンターもにっこにこようまり。 普段からハグ魔の鞠莉ちゃんだけど、今しがた新たに判明したことがある。
鞠莉「よーうー」
なんと、酔うとキス魔になってしまうということだ。
これはやばい。
鞠莉「ちゅー、ちゅーしよー」
とろけた瞳、桜色の頬、甘えた声――
やめて、その上目遣いは私に効く。つまりやばい。
鞠莉「ちゅーしてよ、ちゅー。ちゅーがほしいー」
待っていや本当に待ってこれじゃ理性がもたな
鞠莉「ちゅー」
あっ、ちょま
そんな酔うまり。 鞠莉「曜、後ろからハグしてもいい?」
曜「あ、うん」
鞠莉「ありがと。ね、お腹触ってもいい?」
曜「どうして?」
鞠莉「触りたいからよ。では失礼」
曜「んっ…」
鞠莉「いい感触♪次はわしわししてもオーケー?」
曜「だ、ダメに決まってるでしょ」
鞠莉「そっかー」
曜「ひゃっ!?だからダメだってあーー!」
そんな日常ようまり。 曜「ま、鞠莉ちゃん!」
鞠莉「あら、どうしたの?」
曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スカーフ可愛いね」
鞠莉「あら、ありがとう♪」
曜「それにそのカウガールの格好……とてもカッコよくて素敵だよ!」
鞠莉「ふふ、そういってくれて嬉しいわ。実はこの格好自分でも気に入ってるのよ」
曜「確かにとっても似合ってるから誰だって気に入るのよ!」
曜「これで馬がいればもっと似合ってるのにな〜」
曜(そしたら鞠莉ちゃんのあんな姿や、こんな姿を写真に……)ニヘラ
鞠莉「馬……それはnice ideaね♪」
鞠莉「ねぇ曜、今から私の家の牧場へ行くわよ!」
曜「えっ、今から!?」ビックリ
鞠莉「そうよ!」
曜「また急だね……」
鞠莉「思い立ったら吉日っていうじゃない!さぁ、LET'S GOよ!」グイー
曜「ちょ、鞠莉ちゃん待ってよ〜」アワワ 鞠莉「よーうっ」
曜「わっ、鞠莉ちゃん」
鞠莉「ね、今日がハグの日だって知ってる?」
曜「ああ、8月9日で?」
鞠莉「そうそう。ってことで、今日は思う存分にハグするわね」
曜「とか言って、いつもしてるじゃん」
鞠莉「いつも以上にってこと。うふふっ」
曜「遠慮はなしってわけか。ならさ」
鞠莉「きゃっ」
曜「私も今日は、満足するまでハグしちゃうよ」
鞠莉「あら、まるで普段は加減してるみたいな言い方じゃない」
曜「さあ、それはどうかな?」
鞠莉「ふふっ。なら、目一杯甘えさせてあげるから、目一杯甘えさせてね?」
曜「勿論だよ。甘やかし上手の甘え下手さん?」
ハグの日ようまり 甘やかし上手の甘え下手…
さすが曜ちゃんはよく気がつく 曜「うまく言えないけどさ、鞠莉ちゃんには幸せになって欲しいんだ」
夕暮れのびゅうお。
曜が不意にそんなことを呟くものだから、思わず心が揺れ動く。
曜「他意はないよ、素直にそう思っただけっ!」
この無邪気な笑顔は作り笑いではない――どうやら本当に裏表はないみたい。
鞠莉「ふふ、ありがとう。曜もきっと、この先ハッピー間違いなしよ」
曜「えへへっ、鞠莉ちゃんが言うなら、信じられそうだよ!」
もう。真っ直ぐすぎるのも考えものね、なんて。
そんなようまり。びゅうおで色々な話をしてほしい。 定期的にびゅうおでぶっちゃけトーク会を開催しててほしい。してる(確信) 果南「やっほー、千歌」
ダイヤ「千歌さん、お待たせいたしました。あら?」
鞠莉「ふふっ、ご馳走様デース!」
曜「ひ、ひどいよ、鞠莉ちゃん!」
果南「ねぇ、鞠莉と曜はなんで揉めてるの?」
千歌「鞠莉ちゃんが曜ちゃんのクレープ食べ過ぎたんだって」
ダイヤ「食べ過ぎた?」
千歌「曜ちゃんが一口どうぞって勧めて、それをがぶっと」
果南「あー、一口は一口ってやつね」
ダイヤ「まったく、鞠莉さんたら…」
果南「まあまあ…あっ」
千歌「あっ、『取り返した』」
ダイヤ「!?」
千歌「ありゃー、二人とも顔真っ赤だ」
果南「ここにも、顔真っ赤がもう一人いるよ」
ダイヤ「!?!!??!?!?」
千歌「ありゃりゃ。刺激が強過ぎたのかも」
果南「暑いしねー。曜、ナイストライー」
やられたらやり返す!ようまり 暑いと分かってるのにわしわししていちゃつくようまり 曜「ま、鞠莉ちゃん!」
鞠莉「あら、どうしたの?」
曜「鞠莉ちゃんす、すすすす……スカーフ可愛いね」
鞠莉「あら、ありがとう♪」
曜「それにそのカウガールの格好……とてもカッコよくて素敵だよ!」
鞠莉「ふふ、そういってくれて嬉しいわ。実はこの格好自分でも気に入ってるのよ」
曜「確かにとっても似合ってるから誰だって気に入るのよ!」
曜「これで馬がいればもっと似合ってるのにな〜」
曜(そしたら鞠莉ちゃんのあんな姿や、こんな姿を写真に……)ニヘラ
鞠莉「馬……それはnice ideaね♪」
鞠莉「ねぇ曜、今から私の家の牧場へ行くわよ!」
曜「えっ、今から!?」ビックリ
鞠莉「そうよ!」
曜「また急だね……」
鞠莉「思い立ったら吉日っていうじゃない!さぁ、LET'S GOよ!」グイー
曜「ちょ、鞠莉ちゃん待ってよ〜」アワワ 〜牧場〜
鞠莉「大丈夫?」スッ
曜「よいしょ……うん、何とか乗れたよ!」
鞠莉「ちゃんと私に掴まってね」じゃあ、行くわよ!」
曜「うん!」ギュッ
鞠莉「じゃあ、行くわよ!」
パカラパカラパカラ
鞠莉「ふぅ〜、風が気持ちいいわね!」
曜「そうだね!」
曜(カウガール姿で馬に乗って風をきって走る鞠莉ちゃん……カッコイイなぁ)
曜(それに乗る時に手を差し伸べてくれて、まるで白馬の王子様みたいだったし……///)ニヘラ 鞠莉「スターブライト号……いいわよ、その調子よ……」サワサワ
パカラパカラパカラ
曜「ふふっ、ホントにいい子だね」ヨシヨシ
鞠莉「でしょ?私の最高のパートナーよ!」
曜「そう、みたいだね……」ズキリ
曜(ホント、鞠莉ちゃんとの相性もバッチリで羨ましいや……)
鞠莉「曜……もちろんあなたも私の最高のパートナーよ♪」ウィンク
曜「ふぇっ!?///」カァ
曜(鞠莉ちゃんがいきなりそんなこと言うなんて、もしかしてさっき思ってたこと口に出てたのかも……)ドギマギ
曜(うぅ……恥ずかしいや///)マッカッカ スターブライト号「ヒヒーン!」ジタバタ
曜「……って、うわっ!」
鞠莉「WOW!今日のスターブライト号は暴れん坊さんね♪」
曜「そんな呑気なこと言ってないで止めて〜!このままじゃ落っこちちゃうよ〜!」アワアワ
鞠莉「ふふっ、分かってるわよ」
鞠莉「よしよし、大丈夫よ。そう、いい子ね……落ち着いて……」ドウドウ
曜(そうやって鞠莉ちゃんが優しくあやすような声色で話しかけるとみるみるうちに落ち着いた)
曜「良かった……何とか落ち着いたみたいだね」
鞠莉「ええ」
曜「それにしてもなんで急に暴れだしたんだろ?」
鞠莉「ああ、それはね……あなたに嫉妬Jealousy感じちゃったのよ」
曜「嫉妬!?」
鞠莉「きっと私があなたに最高のパートナーって言ったからね……ふふっ、Jealousyなんて可愛いわね」
曜「そう、なんだ……///」カァ
曜(それって馬にまで嫉妬されちゃう仲ってことだよね///)ニヘラ
曜(嬉しいなぁ♪)ルンルン
鞠莉「……さて、落ち着いたことだしもう一周しましょ!」
曜「えっ……あっ、うん!」
鞠莉「OK!じゃあLet's goよ!スターブライト号!」 >>956
ありがとうございます!
そして遅くなりすみません… 「んっ、は、あっ…」
堪えていても声が漏れてしまう。
身をよじる私の反応に、鞠莉ちゃんは満足げな笑みを浮かべている。
「可愛い声。もっと聞いていたいけど、そろそろ降参した方がいいんじゃない?」
鞠莉ちゃんが手の動きを弱め、わざと耳元で囁く。
「やだ、しない…んあっ」
「強情ねぇ。なら、このまま楽しませてもらうわ?」
「あっ、だめ、ん、んっ…!」
そんかようまり。
多分罰ゲームのマッサージかなんかです。 鞠莉ちゃんに誘われて、誰にも言えずにいた心の葛藤を打ち明けて。
鞠莉「さ、そろそろ帰りましょうか」
曜「あ、あのっ」
私は黄昏色の背中に呼びかけていた。
曜「また一緒に、海を見てくれますか」
つい敬語になってしまった。握った手に汗がにじんでいる。
鞠莉ちゃんは振り返り、私を見て笑った。
鞠莉「もちろん!沢山お話しましょう」
ぶっちゃけトーーク! 「…なんてことがあったわねえ」
「そうだねえ」
なんて話を10年後も同じ場所でしてそう
してくれ(懇願) してほしい。
びゅうおは二人にとって特別な場所だし、お互いが大事な存在。 曜「えっ、出かけないの?」
鞠莉「そう!今日は家で過ごすのよ」
久しぶりの練習がない休日。鞠莉ちゃんのことだから、何かプランがあるものかと思ってたよ。
曜「そっか、じゃあなにする?」
鞠莉「それはもちろん…ていっ」
優しく私を抱き寄せて。
曜「わっ」
鞠莉「こうするの、ふふっ」
頬を寄せて嬉しそうに笑うんだ。
そんな休日の過ごし方は平和の象徴。 水門にある展望台。
高い所から海が見渡せるここは、子供の頃からよく知っているお気に入りの場所だ。
鞠莉「ぶっちゃけトーク!する場ですよ、ここは」
けど、その日は違った。
いつもと違う夕焼け空と、新しい海の色。
鞠莉「私が言うんだから、間違いありませんっ」
初めて見る、鞠莉ちゃんの横顔――
来月10日はぶっちゃけトーク記念日(友情ヨーソロー放送日)ですね。 海を見ていると、曜ちゃんの青い瞳を思い出しちゃう鞠莉ちゃん。 (*> ᴗ •*)ゞ 全速前進!!
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