運動の秋だよ!『ラ!板〜秋のSS祭り〜』第2ブロック【ワッチョイ有】
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『ラ!板〜秋のSS祭り〜』第2ブロックの『祭りスレ』、二本目です
保守損ねにより落ちてしまい、またSS総合で終了宣言まで行いましたが、再建することにしました
もしよければまたお付き合いください
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured お祭りの内容@
<目的>
SSを書くのは楽しい。読むのも楽しい。
そのことを改めてみんなで知って、ちょっと衰えつつあるSS界隈を再び活気づけること。
特に、これまでSSを書いたことがないけど書いてみたい、でもいざとなると一歩踏み出せない、と感じている人に「SSを書くのは楽しいことだ」と思ってもらえるような祭りでありたいと考えています。 お祭りの内容A
<基本>
・SSを投下し、完結したら『祭りスレ』に完結報告を行う。
・祭りに参加するSSは、短編長編ジャンル不問。ただし、安価SSおよび未完結SSは禁止として、初出の作品に限る。
★祭りに参加してくれたSSには、必ず主催者が感想を付ける。
※基本的に感想は「良かった点」などのポジティブな内容のみ。「指摘事項」や「改善点」なども欲しい場合は、完結報告時にその旨を伝えること。 お祭りの内容B
<祭り期間>
祭りは二ヶ月間弱にわたっての開催となり、下記3ブロックに分かれる。
第1ブロック
SS投稿ターン:9/24日(月)〜10/6日(土)【終了】
GP選出ターン:10/7日(日)〜10/14日(日)【終了】
審査班:にこ、海未、花陽、ダイヤ、曜、善子
第2ブロック
SS投稿ターン:10/7日(日)〜10/21日(日)
GP選出ターン:10/22日(月)〜10/28日(日)
審査班:絵里、ことり、凛、果南、梨子、ルビィ
第3ブロック
SS投稿ターン:10/22日(月)〜11/4日(日)
GP選出ターン:11/5日(月)〜11/11日(日)
審査班:希、穂乃果、真姫、鞠莉、千歌、花丸
参加SSへの感想投稿は、各ブロックの審査班から一人が行う。
完結報告時に審査員の希望を指定することも可。特に指定がなければ主催者自身の言葉で感想を付ける。 お祭りの内容C
<イベント>
・各1〜3ブロックにおいて、それぞれGPを選出する。
・GPイベントへの参加は任意とし、エントリーしたい場合は『祭りスレ』への完結報告時にエントリーの意思を表明する。 お祭りの内容D
<その他細かい注意事項など>
・祭り期間前から書き溜めたり投下したりしていてたまたまタイミングが合ったSSも参加可。むしろ歓迎。
ただし、GPイベントに参加するSSはこのために書き起こしたもののみとする。
※準備期間の差により公平さが失われることを防ぐため。
・同時にスレ立てしての複数進行および祭りに合わせての大量投下はできれば避けてほしい。できれば。
・声優SSは特に禁止しないが、主催者がほぼ声優に興味を持っていないため、感想は内容より文の書き方などに寄ること、GPイベントにおいては恐らくやや不利になることをあらかじめ伝えておく…
・参加した人は、自スレで祭りへ参加してることを報告してくれると嬉しい。
参考
芸術の秋ね。『ラ!板〜秋のSS祭り〜』第1ブロック
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1537717041/
運動の秋だよ!『ラ!板〜秋のSS祭り〜』第2ブロック(一本目)
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1538839250/ 以下は即落ち回避レスのため、28までは読み飛ばして問題ありません
果南「う…ん〜?」ムク…
ルビィ「かなんちゃん」
梨子「随分と長いこと寝てましたね」
果南「あ、なに…私、寝てたんだ…」 梨子「読書なんて慣れないことをして疲れちゃいましたか?」
果南「え?いやいやそんな、」
ルビィ「ただ退屈になっちゃっただけかも!」
果南「…二人ともなかなか言うねえ」 梨子「ダイヤさん達と交代してからはまだ作品が届いていませんし、のんびりしちゃう気持ちもわかりますけどね」
ルビィ「りこちゃんもちょっと寝てたもんね」
梨子「る、ルビィちゃん!」//
果南「くす…なんだ、梨子もおんなじなんじゃん」
梨子「…お恥ずかしながら」 果南「…」
梨子「果南さん?」
果南「梨子は、どういうSSが好き?」
梨子「へ?そうですね…やっぱり純愛ものかなあ。出会いから始まって、終わりへ――それは変わらないのに、紡がれる物語に一つも同じものはなくって、『愛』は人と人の間に生まれるものなんだって、実感させてくれるから」 果南「なるほどね…梨子らしいかも。ルビィは?」
ルビィ「青春もの!みんなで一つの目標にむかってがんばったりけんかしたりして、最後には笑い合うの!」
果南「ふふ…これもルビィらしいって言えるかな」
梨子「どうして突然?」 果南「いや、なんとなくさ。登場人物は同じなのに、どれも全然違う話なんだなーと思って」
ルビィ「たしかに…」
梨子「そういう意味では、純愛ものも青春ものも似てるかもね。ある大きな箱の中で、登場人物も同じだとしても、それぞれが意志を持って描く別々のストーリー」
ルビィ「うふふ…りこちゃん、詩人さんみたい」 梨子「へ!?いや、そういうんじゃなくて」
果南「なかなかロマンチストだよねえ、印象通りっちゃ印象通りだけどさ」
梨子「も、もう…果南さんまで!からかわないでください!」
ルビィ「かなんちゃんはどんなお話がすきなの?」 果南「私?うーん、あんまり考えたことないなあ」
梨子「普段本読まないんでしょう」
ルビィ「マンガしか読まないんでしょー」
果南「あんた達…」 果南「まあでも私は戦うやつが好きかな。冒険するやつとか。あんまり難しくないやつ」
梨子「果南さんらしい」
ルビィ「かなんちゃんらしい」
果南「あんた達…」 果南「なんだよ、私のことばっかりばかにしてー。ルビィだって本そんなに読まないでしょ?」
ルビィ「そんなことないよ。はなまるちゃんに面白いのかしてもらってたまに読むもん」
果南「くっ、まるが味方についてるのはずるいな…」
果南「…」チラッ 果南「梨子はまあ。」
梨子「ちょっと」
果南「もう見た目から読んでそうなイメージあるし」
梨子「ちょっとどういう」 果南「本読むからいいってわけでもないしねー」ノビー
梨子「あっ開き直りました!?」
果南「開き直るとかじゃないんだよ。いいも悪いもないんだから」
ルビィ「…それはたしかに」 果南「ルビィは話がわかるね。おいで、一緒におせんべい食べよう」
ルビィ「!」
梨子「ルビィちゃん!お菓子で釣られないで!」
果南「嫌だな〜、後輩と仲良くおやつにしようとしただけなのに釣るだなんて」 ルビィ フラフラ…
梨子「る、ルビィちゃん…!こうなったら…そんなお婆ちゃんみたいなおやつより、こっちがいいわよ!」つアメ
ルビィ「!!」
果南「おばあちゃん!?」ガーンッ ルビィ フラフラ…
梨子「ふふ…やっぱりルビィちゃんにはこういうヤングでナウいお菓子が似合うわよ」
果南「ヤングでナウい」
梨子「よーしよし、いいこねー」 果南「…結局梨子だってお菓子で釣ってるじゃん」
梨子「はっ!」ギクッ
ルビィ「りこちゃん、アメ…」
梨子「や、やっぱりあげないぃ!」
ルビィ「えーーーっ!?」ガーンッ
果南「残酷な…」
〜〜〜〜〜 果南「さ、ムダ話してないで祭りだよ祭り」パンパン
梨子「始めたの誰ですか」
ルビィ「そろそろ作品届くといいね」
果南「そうだね。ま、こればっかりは私達が気張ってたって仕方ないんだし、のんびり待とうよ」 ルビィ「ルビィもSS書いてみていい?」
果南「いいけど、誰が審査員やるのさ」
梨子「あら、私は読みますよ。感想だってちゃんと言うし」
果南「祭りに参加するわけにはいかないでしょ」 梨子「別にそんなこともないと思いますけど…」
果南「でもルビィが書いたお話ってのは個人的に興味あるね。ぜひ書いてみてよ」
ルビィ「うん!あのね、勇者はなまるちゃんが旅に出てね、王国でひとりぼっちの普通かいじゅうのちかちゃんとね、騎士さんと恋もしてね、それでね」
梨子「青春ものの片鱗もないのね」
果南 (面白そう) 果南「っていうかこんな始まり方でよかったわけ…」
梨子「始まりと言ってもブロックの途中だし、いいんじゃないですか?」
ルビィ「よしこちゃんたちも特になにかしてたわけじゃないってゆってたし!」
果南「それはまずいでしょ」
梨子「謙遜であってほしいですね」 果南「そんじゃまとりあえず」
梨子「『ラ!板〜秋のSS祭り〜』第2ブロック」
ルビィ「リ・ボーンです!」
〜〜〜〜〜
果南「りぼーん?」
ルビィ「前にそういうマンガがあって…」
かてきょーの。 >>31
審査員:Aqours(果南、梨子、ルビィ)
果南
私、よくわかんなかったかも。なんか不思議な雰囲気だなーって、ミステリアスな感じはしたけどホラーってわけではなさそうだし。
でもなんだか引き込まれちゃう文章だったね。真意を掴めないからなのかな、何回も繰り返して読んじゃったよ。
全体が短めだから、読み返しやすいしね。うーん…まだわかんないし、もっかい読んでこようっと。
ルビィ
ちょっと怖かったかも…さとるくんみたい…あっなんでもないです…
はなまるちゃんだけみんなと視点が違うのが気になりました。きっとそこがこのお話の肝なんだろうなってゆうのはなんとなくわかったけど…
成長とか変化のきっかけになったのかなって思ったら、そうゆうばっかりでもなくって、ちかちゃんはほったらかされただけだし…ルビィはもっとお菓子食べたいし……
梨子
二説考えられそうだなと思いました。イマジナリーフレンドか、幽霊か。みんなの――私もだけど――エピソードとしては前者の方が合ってる気がするけれど、花丸ちゃんの語りを聞くと幽霊だったのかもって思っちゃいます。
ひとまず解釈は置いておくとして…
真相がぼかされたままで、読む人に答えが委ねられているあたり、とても上手な作品だなって感じました。
わからないから考える、考えるから記憶に残る。こんな言い方は嫌かもしれませんが、作品を残す手法としても優れていますね。レスの多さもそれを物語っていると思います。
私には書けない文章とお話だなって思わされて、羨ましく感じました。
第2ブロック最初のご参加ありがとうございます。引き続き、祭りを楽しんでいってくださいね。 >>4
保守がてら。
このままよっぽど想定外の勢いにならない限り、このスレで第3ブロックも兼ねます なんやかんやで継続することにしました
11月中旬まで、板の端にひっそりとお邪魔させてもらいます 保守
幕間
『教えて真姫ちゃん!日本語講座』
第五回
凛「せっかくだし、呼ばれる前に今までの聴いてみようっと」カチ
――真姫『エリー』
――絵里『オッケー。入って、穂乃果!』
――穂乃果『やっほーみんな!μ'sのリーダーやってます、高坂穂乃果でーす!今日はよろしくね!』
凛「!?」
凛「真姫ちゃん…凛のこと呼んでくれるって約束したのに…」グス…
――真姫『でええええええええっっ!!?』
凛「!!??」
〜〜〜〜〜 凛「真姫ちゃんがいじわるしたのかなって泣きそうになっちゃったにゃ」アハハ
絵里「ほんっとうにごめんなさい」ペコー
真姫「頭上げなさいよエリー。凛と私の寛大さに感謝しているのならね」
絵里「してる。してます」
絵里「お詫びに今回はとっておきのを用意したから」
真姫「あら。よかったわね、凛」
凛「とっておきだって!どんなのかな〜」
海未 (とっておきの『難しい日本語』は、凛にとっても喜ばれるものなのでしょうか…) 『横槊賦詩 (故事成語)』ドン!
絵里 ニッコニコ
海未「……………」
凛「……………」
うみりん ((読み方すらわからねえ……))
凛「う、海未ちゃ…」
海未「絵里ィ!」
絵里「なあに?」
海未「読みは!?読みは教えてほしいところですね!」
絵里「わかんないわ」
海未 (ちくしょおおおおおっ!) 海未「ま、真姫ぃ…」ウルウル
凛「真姫ちゃあん…」ウルウル
真姫「な、なによ…泣くことないでしょ」
凛「だってわかる気が全くしないにゃー!」
海未「ここまで見当も付かないものを出題されると根幹からブレてしまいます!」
真姫「根幹は私が教えることなんだから別にブレは――」
うみりん ウルウルウルウル
真姫「わ、わかったわよ…まったく…」
海未「真姫!!」パアッ
凛「さすが真姫ちゃんにゃ!!」パアッ
真姫 (私としては、この語録をエリーがどうやって準備してるのかが気になってきたわね…)
絵里「♪」ニッコニコ 『横タエ槊ヲ賦ス詩ヲ -hokowo yokotae shiwo fusu- (故事成語)』
真姫「はい」
うみりん「「………!!?」」
凛 (もう…日本語じゃ…ない気が…)
絵里「もう、真姫ってばヒントなんかあげちゃって。これで答えられないと余計に恥ずかしくなっちゃうだけじゃない」
凛「あァ!?なら絵里ちゃんはこれで答えられるっていうの!?」
海未「凛!落ち着いてください!絵里は覚えていてください!」
凛「フシュルルル…」
海未「私も手伝います、一緒に考えてみましょう」 海未「まず『槊』ですが、読みが『ほこ』ですから…慣れない字ですが、恐らく武器として用いられる『矛』のことでしょう」
凛「うんうん」
海未「次に『横たえ』…これはそのままですね。長モノを横向きにすること、これならば目的語の『槊』とも噛み合います」
凛「うんうん」
海未「続いて『詩』です。『賦す』を『賦する』だと考えれば――」
凛「わかったにゃ!」
真姫「貴女なにもしてないわね」
凛「お魚がたくさん獲れますように〜って海賊が詩を詠むことだよ!!」
絵里「!」
海未「なにを聞いていたのですか、凛」
真姫「なにもしてない上なにも聞いてなかった様子ね」 真姫「故事成語であることは言ったと思うけれど、由来の物語はほぼ海未の推測通りよ」
真姫「『三國志』を読んだことがあればぴんと来るかもしれないわね。ある英雄が、戦場において自身の槊を横たえて詩を詠んだ姿からできた言葉で、『英雄はどんなときも風流さを忘れないこと』を表すの」
真姫「海未は故事の由来を、凛は…詩を詠むことを言い当てたから、おおまけにまけて二人で60点ってところね」
海未「60点!これまでの最高得点ですよ、凛!」
凛「ほんとに!?すごいにゃ!ありがとう海未ちゃん!」
海未「いえいえ、二人の力ですよ」
絵里「海未。凛」
絵里「今回もナイスな闘いだったわ――チームワークの勝利ね」スッ
海未「………」 凛「………」
絵里「ふふ…照れちゃって」パン ← セルフハイタッチ
〜〜〜〜〜 凛「前回は穂乃果ちゃんで、今回は凛で、次はかよちん?」
真姫「さあ。別に毎回誰かを呼ぶ方針があるわけでもないから、次はまた私達三人でやるかも」
凛「せっかくだからみんな呼んだ方が楽しいよ!」
真姫「ふふ…それもそうね。都合がついたメンバーから順番に呼んでみようかしら」
凛「凛もまた呼んでね!」
真姫「もちろんよ。お疲れ様」
凛「ばいばーい!」ノシ
真姫 ノ
真姫「さてと…私も片付けて帰ろうかしら」
「……………」
『教えて真姫ちゃん!日本語講座』
第五回・了 企画主がゴミなら
企画もカッスいこんなクソスレ
さっさと落とせ
保守がてらにつまらんss書くな! 日本語講座のやつ、結局なんて読むんだ?と思ったけど、これ四字熟語としての読み無いのか 正式な日本語の四字熟語としては存在しないかと思います
日本読みをあててあるのは『おうさくふし』ですが、単に音読みを繋げただけのものであるような気もします >>1 回答ありがとう
>>51 日本語に存在しないのではなく、日本の四字熟語に存在しないだけなのでは…?故事成語(中国由来の言葉)なわけですし 保守…
書き溜めた幕間があと数本で尽きます
なにかもう少し書き溜めた方がいいかな… >>4
<祭り期間【修正あり】>
第1ブロック
SS投稿ターン:9/24日(月)〜10/6日(土)【終了】
GP選出ターン:10/7日(日)〜10/14日(日)【終了】
審査班:にこ、海未、花陽、ダイヤ、曜、善子
第2ブロック前半
SS投稿ターン:10/7日(日)〜10/21日(日)【終了】
審査班:絵里、ことり、凛、果南、梨子、ルビィ
第2ブロック後半
SS投稿ターン:10/22日(月)〜11/4日(日)
GP選出ターン:11/5日(月)〜11/11日(日)
審査班:希、穂乃果、真姫、鞠莉、千歌、花丸
参加SSへの感想投稿は、各ブロックの審査班から一人が行う。
完結報告時に審査員の希望を指定することも可。特に指定がなければ主催者自身の言葉で感想を付ける。
※ 審査員は、第2ブロック前半および後半のどちらから指定してもよい。 希「よ。ということで、最後はうちらの出番やね」
穂乃果「いよっ、待ってました!大将!アツいね!」
真姫「どういうテンションなのよ、それ…」
穂乃果「祭りなんだからアゲていかないとね!」
希「それにしたってなんか違うような気はするけど…ま、えっか」 穂乃果「ここからしばらく雑談していいんでしょ?」
真姫「らしいわね。絵里達もそんな風にしてたみたいだし」
穂乃果「よーし、じゃあさっそく昨日観た映画の話を…」
希「ストップ」 穂乃果「えー!?なんで止めるの!?」
希「なむなむなむなむ………」
穂乃果「こ、これは…っ!」
真姫「希がまたなにか胡散くさいことを言い始める合図ね…」 希「出ました!」カッ
希「『今回は即落ち回避の必要がないから雑談は終わり』」
穂乃果 / 真姫「「……………」」
希「だ、そうや」 真姫 ガクッ
穂乃果「な、なにそれ!?イミワカンナイよ!」
真姫「遺憾ながら同意。即落ちってなによ」
希「さあ。うちも、カードに告げられたこと言うただけやし」 穂乃果「むー…つまんなーい!もっとお喋りしたーい!」
希「お喋りする分には構わんよ。カットなだけで」
真姫「カットってなによ…」
穂乃果「ほんと!?じゃあお喋りしよ!」 穂乃果「真姫ちゃんがやってる日本語講座のお話!」
希「あ、うちまだ呼ばれてないやつ」
真姫「ちょっ…穂乃果が観た映画の話は!?」
穂乃果「それは後で!ねね、次回は海未ちゃんにいたずらしちゃおうよ!」 希「おっ、それええやん。ぜひうちが遊びにいく回がええなあ」
穂乃果「えー、穂乃果も行きた〜い」
希「じゃ一緒に遊びにいこうな」
真姫「私抜きで話を進めないでよ!もう――」
真姫「――イミワカンナイ!!」 ということでスレは継続利用、このまま第3ブロック改め第2ブロック後半とします
引き続きよろしくお願いします 幕間
『教えて真姫ちゃん!日本語講座』
第六回
『催涙雨 -sairuiu- (名詞)』
絵里『大切な約束を踏みにじられること』フリップ トン
絵里「こうね!雨に涙を誘われる様子から!」
真姫「じゃあヒント出すわよ。とある日に降る雨を呼ぶ別名」
海未「とある日の雨の別名…ですか」
にこ「お葬式とかってことかしら」
真姫「もう少し言いましょうか。特定の日付に降る雨のことよ」
にこ「一年に一回ってことね」
海未「催涙雨…」ムム…
絵里「……あれ?」キョトン 海未「ですが、涙を誘われるというのはあながち間違っていない視点のような気がしますね」
絵里「そ、そうよね!ナイス私!」
真姫「いつの間にかチーム戦になってきてない?」
絵里「私達はみんなで一つのチームよ。当然でしょう」
にこ「そう!良いこと言ったわ絵里!」
海未「絵里の言う通りです!」
真姫「ふうん。それならチームの回答権はさっき使い終わったんだから、答えの発表に移りましょうか」
にこ「待ったァ!なしなしナーシ!!」
海未「絵里の言うことを真に受けないでください!」
真姫「はいはい。なんでもいいから早くしてよ」
絵里「チカァ…」 にこ「………」
にこ「8月9日はどうかしら」
海未「8月9日…長崎県の原爆忌、ですか?」
にこ「そう。確か、戦争の影響で汚染された雨が降って…銅像がただれて涙を流してるみたいになったとか」
絵里「な…なによそれ!怖い!」
海未「いえ、でも私もその話は記憶があります。小学生の頃に道徳の授業で習いました」
絵里「そうなの?私は小学校は向こうだったから、知らないわね…」
海未「これは…」
にこ「いける気がする…!」 絵里「真姫!『催涙雨』は8月9日に降る雨、理由はにこの言ったとおりよ!」
にこ「なんであんたがキメんのよ!」
真姫「…なるほどね」
海未「ど、どうですか?」
真姫「――残念ながら、ハズレよ」
にこ「〜〜〜っくぁぁあああ!!これはキタと思ったのに!」
にこ「ごめん。貴重な回答権を消費したわ…」
海未「いえ、これは私も正解だと思いました。にこの責任ではありませんよ。最後の一回に懸けましょう!」
絵里「そうよ。さすがにこね、って思ったもの。さすがにこね」
真姫 (いつの間にか回答権人数分になってるし…) カミノケクルクル にこ「行事を挙げてみない?引っ掛かるものがあるかも」
海未「妙案です。やってみましょう」
海未「一月はお正月と成人式くらいですね」
にこ「二月は節分とバレンタイン」
絵里「三月は卒業式」
にこ「卒業式ぃ!?」
絵里「な…なによ、行事じゃない」
海未「まあまあ。案が多くて困ることはありませんよ、にこ」
にこ「それもそうね。じゃあ四月は入学式っと」
海未「五月は…ゴールデンウィーク…ですか?」
絵里「雨に名前を付けるくらいだもの、バレンタインやゴールデンウィークとは考えづらいわね」
にこ「昔からあるものってこと?そんで涙って言うと、卒業式はらしいっちゃらしいわ」
絵里「そうでしょそうでしょ!六月はなんにもないから、」
真姫「…………ヒント出しましょうか」 にこ「お!真姫ちゃんってば太っ腹〜♪」
絵里「…いいえ。私達という無敵のチームにこれ以上の温情は必要ないわ。そうでしょう?にこ、海未」ニッ
海未「絵里!余計なことを言わないでください!」
にこ「貰えるヒントは貰うに決まってんでしょーが!真姫ちゃんヒントヒント!」
絵里「チカァ…」
真姫「随分まとまりのないチームね」 真姫「催涙雨の前日に降る雨にも別名があってね、『洗車雨(せんしゃう)』というの。こっちは、とある人物が自身の持つ車を洗うことによって降る雨だと言われているわ」
海未「く、車ですか?」
にこ「それが雨になるってどういうことよ…」
絵里「謎が深まったわよ。これは真姫の撹乱作戦なんじゃないの!?」
海未「そうなのですか!?盤外戦とは紳士的ではありませんよ、真姫!」
にこ「ずーるーい!ずーるーい!」
真姫「ああもう、うるさいうるさい!じゃあ最後のヒントよ!車とは言っても牛車(ぎっしゃ)のこと!」
真姫「制限時間1分!!」
海未「せ…制限時間とは卑怯な!」
真姫「聞こえない聞こえない。いーち、にーい、さーん」 にこ「牛車ってなに?」
海未「平安時代に用いられた車です。牛が引く車――要は馬車の牛バージョンといったところですね」
にこ「ははあん…時代の背景はなんとなく見えてきたわね」
海未「牛車を洗うということは、催涙雨の日はそれを使うということですよね」
絵里「うーん…でも謎よね。車を洗ったから雨が降るなんて、それじゃまるで空の上でやってるみたいだもの」
海未「…………」
にこ「…………」
海未「それですよ!」 にこ「それよ!」
絵里「えっ?」 海未「一年に一度、そして牛車を使うということは出掛ける用事!」
にこ「そんで空の上にいる人が関係してるってんなら、思い浮かぶものは一個しかないでしょ!」
絵里「??」
にこ「いくわよ海未。せーのっ」
うみにこ「「7月7日!」」
真姫「――正解よ」
にこ「ぃよっしゃあああああああっ!!」
海未「やりました!」 真姫「7月7日に降る雨は『催涙雨』と呼ばれるの。これは、『七夕にしか会うことのできない織姫と彦星が、天の川を渡れずに流す涙』になぞらえられているのよ」(三省堂大辞林より引用)
真姫「ちなみに『洗車雨』は言ったように、『7月6日に彦星が織姫に会うため自分の牛車を洗うことによって降る雨』のことよ」(同引用)
絵里「7月7日…?それはなんの日なの?」
にこ「は!?あんた七夕知らないわけ!?」
絵里「た、たなばた?」
真姫「そっか。七夕は中国で発祥して日本に伝わった節供だもの…ロシアで育った時期が長いエリーには馴染みがないのね」
海未「そうなのですか!てっきり万国共通の物語だと思っていました…」
絵里「ねえにこ、七夕ってなに?教えてほしいわ」
にこ「しょ…しょーがないわねえ。このにこにーが語って聞かせてあげるんだから、心しなさいよ」
絵里「はーい♪」
にこ「七夕っていうのはね…」
『教えて真姫ちゃん!日本語講座』
第六回・了 参加SSとはならないけど、個人的に読みたいから教えていただくことはできますか? あれですか〜
もう少しで読み終わります
ありがとうございます! >>1に質問
自分的にはそう思ってなかったんですがみんなが安価スレって言ってるからどうなのかなと思って
>>1的にはこのスレは安価スレだと思う?
真姫「500レスボタン?」
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1540014767 >>82
安価SSではないとおれは思ってます
ただ、これを言うとまた基準がぶれかねないけど、「話の根幹が作者以外によって作られているSS」ではあると思うのです… おお!じゃあ参加します
スレタイ:真姫「500レスボタン?」
スレURL :http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1540014767
審査員の指定 :おまかせ
感想の幅の希望 :おまかせ
GPイベントへのエントリー :あり
この参加用テンプレートこのスレにないのね
今まで気付かんかったw >>84
審査員:花丸 (おまかせ選出)
はー…事実は小説より奇なり、世の中にはこんな体験をしたことのある人もいるずらか…
読み始めはどんな雰囲気で話が展開されていくのか見当もつかなかったけど、いざこうして読み終えてみると、思わず一言「凄い」って呟いちゃったよ。
読み進める中でおらが一番感心したのは、ルールをしっかり敷いていて、それをぶれさせなかったことかなあ。表向きに明文化したルールで場がかなり蹂躙された節があったけど、執筆するにあたって決めたルールを守り続けて最後まで書き切ったのは、とっても凄いと思ったよ。
書き上げてから投下するSSと違って、よくも悪くも筆に膨大な影響がかかり続ける中、なかなかできることじゃないずら。
少しだけ気になった点を挙げるとすれば、そうだなあ…たびたび情景が浮かびづらいシーンがあったことかな。
それは徹底的に人物で書かれていたからだと思うけど、世界背景が日常と異なる作品である分、読む側の想像力に委ねられる部分が多くて、もしかしたら付いていけずに脱落した人もいたんじゃないかなーって思うな。
でも趣向と場の荒れ方からは考えられないくらい全体的にまとまっていて、最後まで楽しんで読むことができたずら。おらが一番好きなのは、187レスからの真姫ちゃんが『装置』を放棄する流れかな。
GPのエントリーまで含めて、ありがとうございます。あれだけの構成力、この祭りと関係ないとしても、他の作品も期待してるよ。 >>3
そういえばそうだ、テンプレ混ぜ込むのすっかり忘れてました
完結報告時のテンプレ(参考)です
スレタイ (必須)
スレURL (必須)
審査員の指定 (任意)
感想の幅の希望 (任意)
GPイベントへのエントリー (任意) >>85
しっかりとした感想ありがとうございます
情景はバトルシーン以外はあえてな部分もありますが、バトル等のアクションがわかりづらいのははっきり力量不足だと思っています
なんせアクションシーンのあるSSを書いたのが初めてなのでw
擬音をもう少し上手く使えればいいのですが…いかんせんいつもしっくりこないで苦労しています
時間があれば次は普通のSSで参加しますね
もっと気楽なやつでw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています