千歌「嫌な思い出は一生忘れない」
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千歌「私がまだ小学生低学年位の頃、仲の良い女の子がいた」
千歌「今ではもう名前も顔も覚えていないけどたくさん遊んでいたと思う」
千歌「毎日々々色んな事をして、たくさん笑ってたくさん泣いた」
千歌「あの日もいつものように同じ時間同じ場所で待っていた」
千歌「でもその日は違ったんだ」
千歌「待っても待ってもその子は来なくて、日が暮れた頃に志満ねぇが迎えに来てくれたんだ」
千歌「多分その時、私は泣いていた」
千歌「次の日から女の子の姿を見ることは無くなった」 ルビィ「ルビィにはちっちゃい頃、一緒にお菓子を食べてくれる女の子がいた」
ルビィ「お家がちょっとだけ厳しかったから、お菓子を持ち寄ってこっそり食べてたんだ」
ルビィ「お母さんやお姉ちゃんにバレないようにしてたんだけど、あの子が持ってきてくれた甘いお菓子を食べ過ぎちゃって」
ルビィ「晩御飯が食べれなくなっちゃったんだ」
ルビィ「あの時怒られるのが怖くなっちゃって、ついあの女の子の話をしちゃったの」
ルビィ「そしたらね」
ルビィ「次の日から女の子の姿を見ることは無くなっちゃったんだ」 曜「小さい頃、私は泳ぐのが苦手だった」
曜「スイミングスクールに通うが嫌で嫌で仕方が無かった」
曜「でもある日女の子が入ってきてから楽しくなったんだ」
曜「私と同じくらい苦手なのにがんばり屋さん」
曜「負けないように努力してたんだけど私は飛込競技に移行した」
曜「そしたら追い掛けるようにその子も飛込に来てくれたんだ」
曜「また一緒に練習が出来るねなんて笑って話したのは覚えている」
曜「でもね」
曜「次の日から女の子の姿を見ることは無くなった」 ダイヤ「幼い頃から稽古に励んでいましたわ」
ダイヤ「華道、茶道、書道に日本舞踊と色々な事を学んでいました」
ダイヤ「辛いと思うこともあったけれど、たまに遊ぶ女の子が全て忘れさせてくれました」
ダイヤ「学校や稽古だけでは分からない、わたくしの知らない世界をたくさん教えてくれましたわ」
ダイヤ「ある日庭で遊んでいると、わたくしはお父様の盆栽を落として割ってしまいました」
ダイヤ「泣きじゃくっているわたくしに、その子は"大丈夫"と一言だけ言い残し家の中に入って行きました」
ダイヤ「次の日から女の子の姿を見ることは無くなりましたわ」 果南「小さい頃から私は運動が得意だった」
果南「泳ぐ事も走る事も一番だったのにある日、私より凄い女の子が現れた」
果南「すぐに意気投合して仲は良かったけど、今思えばライバルのような感じだったかもしれない」
果南「その日もいつものように浮き球まで泳いで競争していた」
果南「波が強くて泳ぎにくかったけど初めてその子に勝つことが出来たんだ」
果南「振り返って自慢してやろうと思ったらいなくて」
果南「砂浜に戻ったら、その子の着替えが無くなってたから先に帰ったんだと思った」
果南「次の日から女の子の姿を見ることは無くなった」 善子「私は産まれた時からヨハネだったわけでは無いのよ」
善子「あの日、善子からヨハネに変えてくれた女の子がいた」
善子「私は特別でもない、どこにでもいる普通の女の子だった」
善子「あの子は不思議な価値観を持っていて、私の才能を見出だしてくれた」
善子「それから、なにもかもが別世界のように見えて楽しく思えたわ」
善子「でもあの子だけは変わらなかった」
善子「心の中がモヤモヤして、あの子を堕天させてやろうと思ったんだけど」
善子「次の日から女の子の姿を見ることは無くなったわ」 梨子「私はピアノが得意だった」
梨子「子供の時からレッスンを受けてすくすく成長して、気付いたら学校で一番になっていたの」
梨子「目立つ事があまり好きでは無かったけれど、ママや先生が誉めてくれて内心誇らしかった」
梨子「でもいつからか私に壁が出来た」
梨子「どんなに頑張っても越えられない厚くて高い壁…」
梨子「けどあの子は違ったのよ…私より遅く始めたくせに」
梨子「発表会の前日、あの子と居残りレッスンをした」
梨子「最後の最後までお互いを高めるように」
梨子「あの子は完璧で発表会も成功するだろうなって思ってたんだけど」
梨子「次の日から女の子の姿を見ることは無くなったわ」 鞠莉「幼い頃から世界中を飛び回っていたわ」
鞠莉「親の都合でというのもあったけど、多くの友達と色々な文化に触れあえて有意義な時間を過ごしていたの」
鞠莉「でも初めて親友と呼べる人が出来たのは日本で出会った女の子だった」
鞠莉「私の事をなんでも理解してくれて、嬉しい時も悲しい時も分かち合えてたと思ってるわ」
鞠莉「ある時、あの子の事をもっと知りたいと思ってこっそり家まで付いて行ったのよ」
鞠莉「島にある大きなホテルみたいな所に帰っていったのまでは分かったのだけれど」
鞠莉「次の日から女の子の姿を見ることは無くなったわ」 花丸「マルは小さい頃から怖がりだった」
花丸「お寺の子だからなのか分からないけど、少しだけ他の人とは違う世界が見えていた」
花丸「最初はあまり関わらないようにしてたんだけど、少しずつお話しをするようになったんだ」
花丸「あの子達といっぱいお話しをして、まるで自分自身が体験してるように感じる事が出来た」
花丸「高校生になってからはもう見えなくなっちゃって寂しい気持ちもあったんだ」
花丸「人見知りって事もあってAqoursのみんなと仲良く出来るか心配だったんだけど、そんな不安は一瞬で無くなった」
花丸「だって、あの子達から話しを聞いた通りだったからね」 女の子は自分の分身?
幽霊?
それか嫉妬とかでコロした? 8人の分身、ドッペルゲンガー的存在と花丸は繋がっててそいつらから聞いた話でアクアの面々を知ったってこと? イマジナリーフレンドなら黒歴史ってことで嫌な思い出? 花丸以外の8人は過去に霊的存在の女の子とそれぞれ繋がりがあった
→その霊的存在の女の子全員と花丸は面識があって、その際に8人それぞれの話を聞いていた
みたいな感じかな? >>27
確かに筋は通ってるし概ね正解に近いと俺も思うが
スレタイにある「嫌な思い出」ってのが引っかかるなぁ…… >>26が正解で、スレタイは「仲良かった女の子が突然消えたこと=嫌な思い出」ってことで未だに8人全員は消えた女の子のことを覚えているってのはどうよ? >>30
確かに仲良かった友達が突然いなくなるなんて嫌な思い出になるだろうしそれっぽいね 鞠莉が会ってる女の子はどうも鞠莉自身な気がするんだが。共通点的に。
他のももう1人の自分と捉えても別に違和感がないし、自分の中の向上心とか自己顕示欲とかが意図せず具現化してしまったのでは?
子供から精神的に大人に近づく境目で居なくなるんじゃないかな 私の声だけに耳を傾けろ静めるんだ心を
思考を解き放て嫌な思い出は消せ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています