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海未「6月27日は」穂乃果「ちらし寿司の日♪」あんじゅ「毎月27日はツナの日!」 [無断転載禁止]©2ch.net
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2017/06/27(火) 00:46:21.34ID:CcuiVjeO
【十三年前・三月】

雪穂(1歳)「…」スヤスヤ

穂乃果(3歳)「ごはん、なにー?」

ほの母「ちらし寿司よ。すぐできるから、ちょっと待っててー」

穂乃果「ちゅらしじゅ…?」

ほの母「ちらし寿司。えび、あなご、タマゴとかをのせたお寿司なの」

穂乃果「あまご?たまご?たなご?」

ほの母「アナゴっていうのは海にいる細長いお魚よ」

穂乃果「おさかな!ちゅな?」

ほの母「ちゅな?…ああ、ツナは違うお魚よ。マグロだったりカツオだったり」

穂乃果「ちゅな、いない…?」

ほの母「そうね。ちらし寿司にツナはのせないわよ」

穂乃果「えー!なんでー?ちゅなー><」ジタバタ

パタパタ(#`8´#)ちゅんなちゅんなちゅんなぁ!!

ほの母「なんでって言われても、そういうものだし…穂乃果はツナが食べたいの?」

穂乃果「ちゅな、すき♪」

ほの母「…どう思う?」

ほの父「…」コク

ほの母「そうよね…今日はひな祭りだし。それで穂乃果が喜ぶんだったら…」

穂乃果「わー。ちゅな♪」キャッキャ

ほの母「ふふふ。エビやタマゴも食べてね?」

穂乃果「おいしい♪」モグモグ

ほの母(ちらし寿司にツナっていうのは変な感じだけど…回転寿司やスーパー、コンビニなんかでツナ巻きはよく見かけるわね。酢飯とツナの組み合わせは今の子供たちには普通なのかも)

穂乃果「きょーおは、たのしい、ちゅなまちゅりー♪」

(^8^)ちゅんなぁ♪
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2017/06/27(火) 00:48:48.05ID:CcuiVjeO
【十一年前】

ほの母「はい、お弁当。忘れないで、ちゃんと持ってってね?」

穂乃果(5歳)「おにぎり?」ワクワク

ほの母「そうよ。…ツナマヨも入れたわよ」

穂乃果「わー。ありがと、おかあさん♪」ギュー

ほの母「はいはい。早く行きましょ」ナデナデ

雪穂(3歳)「…」ジーッ

ほの母「ほら、雪穂も行くの」ナデナデ

雪穂「うん」ギュー

ほの母(穂乃果は相変わらずツナが好きなのよね。コンビニのツナマヨおむすび買ってきたら、ツナが少ないって文句言うんだから)クス

【幼稚園】

ことほのうみヒフミ「さかなさかなさかなー♪」

花陽ママ「さかなーをーたべーるとー♪」

【八年前】

ほの母「穂乃果。野菜も食べなきゃダメよ」

穂乃果(小3)「えー」ブー

ほの母「ツナサラダにしてあげるから」

穂乃果「食べる♪」

パカッ

ほの母「ツナだけじゃなくて、野菜と一緒に食べるのよ?」

穂乃果「はーい♪」

雪穂(小1)「…」モグモグ

穂乃果「おいしい♪」シャキシャキ

ほの母(ツナと上手く組み合わせれば、苦手なピーマンも食べるようになったわ♪…まだゴーヤーは無理みたいだけど)
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2017/06/27(火) 00:51:01.92ID:CcuiVjeO
【五年前・絢瀬家】

♪ツーナゴーウトシターユービーハ カーラブリー

絵里(さあ、今日こそ弐番館まで行くわよ!)

キュポーン

絵里(中1)「あ、あら?…道がツナがらない…これ、どうやって行けばいいのかしら?」

絵里(まさか反対側のリーゼンガングから?…いや、まだ行ってないのはこっちの森の方だし…)

絵里(流浪の民のくつ?…高いけど買っておこう)

【25分後】

『購入する項目を選択してください』

絵里(やっと着いたわ…いろいろ売ってる…けど何も買えない)シクシク

絵里(ここもダンジョンなのね…長くなりそうだし、ちょっと休憩。おなかも空いたし、ツナサンドでも食べようかな)

絵里(ここでお金貯まるかしら?…水とか売れないからずっと貧乏だわ)モグモグ

『油断した…』パタッ

絵里「全滅…」ガクッ

【三年前・高坂家】

雪穂(小6)「ちゃんとできるの…?」

ほの母「本当に手伝わなくて大丈夫?」

穂乃果(中2)「もー!大丈夫だってば。向こうで待ってて!」

雪穂(不安だ…)
ほの母(ちょっと心配ね…)

ジュー ガシャシャ

穂乃果「できた!」

雪穂「ふーん…匂いはまともだね」クンクン

穂乃果「美味しくできたよ!ツナとトマトのスパゲッティ♪」

ほの母「見た目は…大丈夫そうね」

穂乃果「もう!そんなこと言ってないで食べてみてよー」

きぃゆき「いただきます…」
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2017/06/27(火) 00:52:28.34ID:CcuiVjeO
ほの母「あら、美味しい」モグモグ

雪穂「ホントだ」trtr

穂乃果「でっしょー?名付けてスパゲッティ・ホムラータ!」

ほの母「ほむらーた?」

穂乃果「穂むら風スパゲッティってこと」

雪穂「穂むらっていうか、お姉ちゃん風じゃん。…おいしいけど」

穂乃果「そう?…じゃあ、スパゲッティ・ホノカーナ!」

ほの母(ツナを使って簡単な料理くらいはできるようになったみたい♪)

【一昨年】

海未(中3)「…というわけで、玉ねぎを食べると良いらしいですよ」

穂乃果(中3)「んー。ツナに玉ねぎを混ぜるなら、サンドイッチかなぁ…」

ことり(中3)「まかせて♪」

ジュー ガシャシャ

ことり「できた♪」

海未「トマトのスパゲッティですね」

ことほのうみ「いただきます♪」

海未「…」trtr

穂乃果「おいしい。ツナと…玉ねぎ?」

ことり「うん。穂乃果ちゃんのレシピをちょっとアレンジしてみました♪」

穂乃果「さっすが、ことりちゃん!じゃあ、これはスパゲッティ・コトリチャーナだね♪」

海未「ホノカーナがツナとトマトで…」

穂乃果「それに玉ねぎが入ると、コトリチャーナ!」

ことり「ふふふ。これ以外もできるけど…」

穂乃果「種類によってコトリナーラだったり、コトリタンだったりするんだよね♪」

海未「ことりたん…」
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2017/06/27(火) 00:53:01.39ID:CcuiVjeO
【今年三月】

穂乃果(一年)「えー!?ツナくらい普通でしょ?」

ことり(一年)「ツナは普通の缶詰だけど…ちらし寿司には普通、ツナはのせないと思うよ」

穂乃果「いいじゃん。一年に一度のひな祭りなんだし…ほら、稀勢の里も横綱になったし」

ことり「アハハ…綱だからツナ?」

海未(一年)「稀勢の里とひな祭りは関係ありませんよ」

穂乃果「ツナ巻きもあるんだし、酢飯にツナは合うでしょ?」

海未「酢飯に合うからといって何でものせていいことにしたら、ちらし寿司が海鮮丼になってしまいます」

ことり「まあ、ツナだけなら別にいいかな?」

海未「邪道です!」

穂乃果「もー!食べてみてから言ってよ。絶対おいしいんだから。ツナは酢飯だけじゃなく錦糸玉子にも合うんだからねっ」

ことり「そういえば穂乃果ちゃん、ツナ入りの玉子焼きも好きだよね」

穂乃果「うん。お昼がお弁当になって毎日ツナが食べられるよー♪」

海未「毎日食べる物をどうしてお祝いの特別な食事に加える必要があるんですか…」

穂乃果「そんなこと言ったら、ごはんやタマゴだって毎日食べるじゃん!」

海未「それは屁理屈というものです。酢飯と錦糸玉子は毎日食べないでしょう?」

穂乃果「そっちのほうが屁理屈だよ!ごはんがなければ酢飯はできないし、卵がなければ錦糸玉子もできないもん」

ことり「まあ、まあ。二人とも落ち着いて。せっかくのひな祭りなんだし…ケンカしないで」

穂乃果「よーし…こうなったら勝負だよっ。海未ちゃん!」

海未「はあ。…何の勝負です?」

穂乃果「稀勢の里が春場所も優勝したら、ちらし寿司にツナを認めること!」

海未「連続優勝ですか?…それは難しいと思いますが」

穂乃果「ふーん。海未ちゃんはそう思うんだったら、この勝負受けてよ」

海未「わかりました。…私が直接勝負するわけではありませんが、受けて立ちます!」

ことり(な、なんか変なことになっちゃったなぁ…私はどっちでもいいんだけど)

【四月】

ことり(穂乃果ちゃんの予想通り、先月の春場所も稀勢の里が優勝して、海未ちゃんはしぶしぶ?ちらし寿司にツナをのせることを認めたけど…)

穂乃果「これから海未ちゃんが食べるちらし寿司、ぜーんぶツナのせて食べるんだからねっ」

海未「そこまで言うなら今後、私がちらし寿司を食べるときは、ぜーんぶ穂乃果が一緒に食べてください」
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2017/06/27(火) 00:58:52.66ID:CcuiVjeO
穂乃果「いいよ!…って、えぇ!?…そ、それって」

海未「穂乃果が決めたんですから、ツナ飽きたー!とか言い出してもダメですからね」

穂乃果「ずっと一緒に食べるってことは…ずっと一緒に居るってこと、だよね?///」

海未「え?…あ。そ、それは///」カァァ

穂乃果「じゃあ約束だよ?海未ちゃん!…えへへ」ギュ

海未「穂乃果…わ、わかりました///」ドキドキ

ことり(春だなぁ…)

穂乃果「いやー、今日もツナがうまいっ♪」パク

海未「また自家製ツナマヨおむすびですか?…太りますよ」

穂乃果「ツナサンドよりは低カロリーでしょ?」モグモグ

ことり「でもサンドイッチのツナには玉ねぎを混ぜたりするし、そのぶん体に良さそうな気がしなくもないけど…」

絵里「ねえ。ちょっといい?」

穂乃果「ダメです」

ことのぞえりうみ「えっ」

穂乃果「ツナマヨおむすびは一個しか持ってきてないんです。もう一個は中身、梅干しですよ。梅でよかったらどうぞ」

絵里「い、いや…私は」ヒヤアセ

希(海苔つき梅おむすび…エリちには究極の罰ゲームやな)

海未「毎日食べているのですから少しくらい分けてあげてもいいんじゃないですか?コンビニならともかく、家でわざわざツナマヨおむすびを作ってくる人も珍しいでしょうし…」

ことり「あのー。私のサンドイッチでよかったら、どうぞ♪」

絵里「え?…あ、ありがとう」

穂乃果「じゃあ、もうひとりの先輩」

海未「副会長ですよ」ヒソヒソ

穂乃果「副会長さんには私のツナ入り玉子焼き、あげます♪どうぞ」

希「あ、うん。ありがと…いただきます」

のぞえり「…」モグモグ

ことほの「どうですか?」

絵里「ハラショー♪」

希「とっても美味しい。和風の味付けなんやね」

穂乃果「はい。そこはちょっとこだわりです!洋風の味付けならツナ入りオムレツにします♪」

海未「ツナ自体にクセが少ないですから割とどんな味付けをしても合いそうですね。中華風でもいいですし…」
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2017/06/27(火) 01:04:24.89ID:CcuiVjeO
穂乃果「そうだよ。ツナは万能なんだから!」ドヤァ

絵里「このツナサンド…美味しいけど、なんだか複雑な食感ね。何を入れたの?」

ことり「三種類の玉ねぎです♪生のまま刻んだのをツナに混ぜて、焼いた玉ねぎとオニオンフライと一緒にサンドしました」

絵里「サンドイッチひとつでそこまで…料理が好きなのね」

ことり「えへへ。お料理研究部ですから♪」

穂乃果「ほら、ツナは何にでも合うんだから。ちらし寿司にだって合うよ♪」

希「ちらし寿司に…」

絵里「…ツナ?」

穂乃果「そうですよ。合うと思いませんか?」

絵里「うーん…まあ、お寿司にアボカドとチーズとかよりはマシかも…」

希「ツナでお寿司はまあわかるんやけど…ちらし寿司にのせようとは思わないなぁ」

穂乃果「あ。二人とも、美味しくないと思ってます?」

希「い、いや…美味しいのかもしれないけど、あえてそこを組み合わせる必要はないやん?」

絵里「そうね。日本には日本の伝統というものが」
穂乃果「ツナだって!日本で独自の進化を遂げてるんですよ。もうそこそこ歴史があるし、日本の文化の一部ですよ!」

海未「日本でツナ缶の製造が始まったのは1930年頃といわれていますから、少なくとも85年以上の歴史があると見ていいでしょう」

希「うーん。確かに缶詰には歴史があるとしても、キミたちがちらし寿司にツナをのせて食べるようになったんは最近のことやろ?」

穂乃果「私は三歳の頃からです。十三年の歴史がありますよ!」ドヤァ

希「あ、ホンマ…」

絵里「それはそれで凄いわね…そんなに小さい頃からツナの缶詰が好きなの?」

穂乃果「はい!ツナは何にでも合いますから♪」

のぞえり「…」

穂乃果「あ、あれ?…なんか私、変なこと言いました?」

絵里「あなたたちが気にすることじゃないわ」

希「玉子焼き、ごちそうさま。ほなー」

スタスタ

穂乃果「行っちゃった…」

海未「穂乃果。気持ちはわかりますが、価値観の押し付けは良くないですよ」

ことり「仲良しならまだいいけど、あまり話したこともない先輩だし…」

穂乃果「わかってるよー」プクー
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2017/06/27(火) 01:09:49.26ID:CcuiVjeO
【高坂家】

穂乃果「ただいまー」

雪穂「お姉ちゃんおかえりー。チョコいる?」

穂乃果「ありがと」パク

穂乃果「!?…これ、ツナ入ってるじゃん!」

雪穂「お姉ちゃんツナ好きでしょ?ツナは何にでも合うっていつも言ってるし」

穂乃果「チョコレートとか甘いお菓子には合わないよ!」

雪穂「ちらし寿司入りもあるよー」

穂乃果「え?ツナがのってるちらし寿司?」

雪穂「じゃなくて、ちらし寿司入りチョコ」

穂乃果「もっと合わないよ!イミワカンナイ」

雪穂「冗談だよ。材料費がもったいないし、そんなことしないって」

穂乃果「ツナだって勿体ないよ。もうエイプリルフールはとっくに終わったんだから変な冗談やめてよ…」

雪穂「綱といえば…稀勢の里のケガは深刻みたいだよね。さすがに夏場所の優勝の可能性は」
穂乃果「なくならない!」

雪穂「みんな言ってるよ。完治するまで休んだほうがいい、無理して出てもしょうがないって」

穂乃果「しょうがないって…」

雪穂「だってそうでしょ?横綱なら全休でも降格の心配はないけど、負け続けたら引退しかないんだよ?」

穂乃果「そんなことない!夏場所まで一ヶ月あるもん!」

雪穂「それで治ればいいけど…でも、どう考えても、まともに稽古ができる状態じゃないよ」

穂乃果「…」フルフル

【翌朝】

雪穂「はい、お姉ちゃん。お弁当」

穂乃果「いつもありがと。雪穂♪…ツナマヨは?」

雪穂「ちゃんと入れたよ。…行ってらっしゃい」

穂乃果「ありがと雪穂。大好き♪」ギュ

雪穂「わ。ちょっ…お姉c」チュッ

雪穂「!?///」カァァ

穂乃果「えへへ。行ってきまーす!」ガララ

雪穂「こ、こらっ。…もう///」
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2017/06/27(火) 01:11:47.31ID:CcuiVjeO
【秋葉原】

穂乃果(これが千代田区の…いや東京の横綱といわれるUTX高校)

穂乃果「す、すごい…」ベター

にこ「…」

穂乃果「あのぉ…質問なんですけど。あれって何を作ってるんですか?」

にこ「はぁ!?見てわからないの?…あれがちらし寿司に見える?」

穂乃果「い、いえ。どう見ても缶詰…」

にこ「当たり前でしょ。あれはツナ缶よ。ツナ缶」

穂乃果「UTXってツナ缶の製造工場だったんですか!?」

にこ「ただのツナ缶じゃないわよ。あれはUTXの生徒が独自に開発したツナ缶なの」

穂乃果「生徒が!?缶詰を材料から作ってるんですか?」

にこ「そ。原料は学校で養殖してるマグロよ。聞いたことないの?」

穂乃果「どこかの大学みたいですね…東京の真ん中で高校生がそんなことやってるなんて…」

にこ「UTXのツナ缶の人気は凄いのよ。スクール缶詰の全国ランキングで2位に大差をつけて三年連続1位の東横綱なんだから」

穂乃果「す、スクール…缶詰?」

にこ「今、日本中の高校でそれぞれの地方の特色を活かした特製缶詰を作るのが流行ってんのよ」

穂乃果「はあ。…でも、なんで秋葉原でツナ缶?」

にこ「東京といえば大相撲!大相撲といえば綱でしょ?」

穂乃果「えぇ…」

凛「ツナなんて興味ないにゃ。凛はお魚キライだし」

穂乃果「!」

花陽「で、でも凛ちゃん、骨がなければ平気でしょ?ツナ缶は生臭くないし…」

凛「缶詰を食べるだけなら平気だけど…この中で缶詰作ってるんでしょ。だったら材料の魚があるはずだし、絶対生臭いに決まってるにゃ。凛は行きたくなーい」プイッ

にこ「仕方ないわねー。私が代わりにあんたと一緒に行ってあげるわよ」

花陽「は、はあ。ありがとうございます…」

穂乃果「ちょっと待って。三人に訊きたいことがあるんだけど…」

にこ「え?」
凛「にゃ?」
花陽「はい?」

穂乃果「ちらし寿司にツナって合うよね?」

にこ「は、はぁ?…ちらし寿司?」
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2017/06/27(火) 01:14:05.93ID:CcuiVjeO
凛「んー。生のお魚とかよりはツナ缶のほうがいいにゃ」

にこ「いや、生魚を使うのはにぎり寿司でしょ。ちらし寿司ならエビやアナゴとかじゃない?」

花陽「合いますよ!ツナはおにぎりや海苔巻きにも合うし、ごはんとの相性は抜群ですから!」

穂乃果「だよね!?私、高坂穂乃果!あなたは?」

花陽「は、はい。小泉、花陽…です」

凛「アナゴって骨っぽい?」

にこ「天ぷらとかじゃないんだから、寿司に使うのは薄い切り身くらいでしょ。うなぎと違ってアナゴに骨入ってるなんて感じたことないわよ」

凛「そっか。じゃあ別にアナゴとエビでいいかにゃ」

穂乃果「…ツナは要らないってこと?」

凛「ちらし寿司でしょ?ツナが入ってるの見たことないし。普通でいいにゃ」

にこ「そーね…よっぽどほかに材料がないなら考えるけど、あえてツナを選ぶこともないわ」

花陽「私は悪くないと思うんですけど…」

穂乃果「むーっ。二対二かぁ…そういうことなら、ここで決着をつけるしかないみたいだね」

にこ「へ?…何の決着よ?」

穂乃果「ちらし寿司にツナを認めるか、認めないか…勝負です!」ガシッ

凛「にゃ、にゃあ!?><」

穂乃果「行きますよ。ついて来てください!」グイグイ

にこ「よくわかんないけど…しょうがないわね。私たちも行きましょ」

花陽「は、はい」

凛「凛は行きたくないって言ってるのにー!><」ズルズル

\ダレカタスケテー!/

ほのにこぱな「チョットマッテテー」

【UTX一階】

にこ「中に入ってどうする気?…まさか、ここのツナ缶を…」

花陽「ちらし寿司と一緒に食べてみるってことですか?」

穂乃果「いや、試食させてもらえるのかわかんないし…それより、責任者の人に会って意見を聞いてみようよ」

凛「お魚の缶詰の責任者に…会って何を聞くんですかー?」

穂乃果「ツナ缶を作ってるんだから、ツナ缶の専門家でしょ。ソムリエの人が料理に合うワインを選ぶように、ツナ缶の人ならちらし寿司にツナが合うって知ってるはずだよ!」

にこ「いや、それって全然違うと思うけど…」
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2017/06/27(火) 01:20:43.28ID:CcuiVjeO
穂乃果「みんな、気をつけて。何が出るかわかんないから…」

花陽「な、何が出るんですか…?」

穂乃果「生きたマグロを扱ってるんだったら、マグロを狙ってサメとか外国人が現れるかもしれないでしょ?」

凛「外国人は困るにゃ。凛、英語わっかりませーん」

花陽「いや、外国人よりサメのほうが困ると思うんだけど…」

にこ「つーか出ないわよ。サメなんて…養殖のマグロでしょ。わざわざサメを一緒に連れてくるバカはいないわよ」

穂乃果「とにかく!私はフィンランド語はわからないし。外国人さんが来たら通訳お願いしますよ!」

花陽「どうしてフィンランドなんですか?」

にこ「マグロだったらクロアチアとかでしょ?…知らないけど」

穂乃果「クロアチアって何語?」

凛「凛に訊かれてもわかるわけないにゃ。英語だって意味不明なのに…」

「…あなたたち」

穂乃果「わぁ!?…え、えーと。Hauska tutusua」

「Tervetuloa♪…ふふふ」

凛「な、なんて言ってるのー?フィンランド語?><」

花陽「っていうか…」

にこ「ゆ、優木あんじゅ!?」

あんじゅ「ごきげんよう。音ノ木坂の皆さんが、何かご用?」

穂乃果「は、はい。ちょっと訊きたいことがあって…ツナ缶の責任者の方ですか?」

あんじゅ「ええ。私は全国スクール缶詰売上三年連続1位の東横綱“A-RISE”の開発に携わった一人よ」

穂乃果「あらいず?」

花陽「国内大手メーカーのツナ缶より美味しいといわれる、究極のツナ缶…A-RISE!」

にこ「焼き魚やフライのかわりに幕の内弁当に入れても遜色ないほど美味しいことから、幕内最高優勝と称される奇跡の缶詰…それがA-RISE!」

凛(聞いたことないにゃ)

あんじゅ「うふふ。そんなにほめても1位の座は譲らないわよ?」

穂乃果「あ、あのー。それで質問なんですけど。ちらし寿司にツナって合いますよね?」

あんじゅ「フフフ…なあに?そんなことを訊くためにわざわざ私に会いに来てくれたの?」

穂乃果「は、はい。すみません…」

あんじゅ「そうね…あなたがA-RISEを食べたことがないのなら仕方ないのかも。誰もが知ってる昔ながらのツナ缶をちらし寿司にのせて食べようとする人も珍しいでしょうし…」

穂乃果「はあ。私は昔から食べてますけど…」
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2017/06/27(火) 01:27:38.18ID:CcuiVjeO
あんじゅ「っと、質問の答えだったわね。もちろん、合うわ。そう…A-RISEならね」

ほのにこりんぱな「!」

あんじゅ「英玲奈やツバサに訊いても、きっとそう答えるはずよ。それくらい、私たちは自信をもってA-RISEをおすすめするわ」

穂乃果「っていうか、普通のツナ缶も合うと思うんですけど…」

あんじゅ「ふふっ…あなた、面白い子ね。名前は?」

穂乃果「高坂穂乃果です」

あんじゅ「高坂さん…あなたには一度、A-RISEを味わってもらわなくちゃね。…これ、持って行」
「待て」

ほのあんにこりんぱな「!」

あんじゅ「英玲奈…どうしたの?」

英玲奈「それは私の役目だ」

あんじゅ「…そうだったわね」フッ

穂乃果「あ、あなたは…?」

英玲奈「統堂英玲奈。…これ、おみやげだ」

穂乃果「ありがとうございます…」

英玲奈「種類によって品質保持期限が違う。必ず確認してほしい」

穂乃果「そ、そうなんだ…こんなにたくさん、もらっちゃっていいんですか?」

あんじゅ「缶詰は重いからね。苦労して持ち帰ったなら、食べる権利がある」

穂乃果「えーと。一応あなたにも質問、いいですか?」

英玲奈「なんだ?」

穂乃果「この…アライズ?に限らず、一般的な缶詰のツナはちらし寿司に合うと思いますか?」

英玲奈「それをあえて私に訊くのか…面白い」フッ

にこぱな「…」ゴクリ

凛(どうでもいいから早く学校行きたいにゃ…)

英玲奈「あくまで個人的な意見だが。私は合うと思う」

あんじゅ「英玲奈…」

英玲奈「いいじゃないか。食べてもらえば違いはわかる。確かに違うが、ツナ缶はツナ缶だ」
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2017/06/27(火) 01:29:29.30ID:CcuiVjeO
【音ノ木坂】

絵里「ツナ缶の原料となるマグロの漁獲量がカツオを下回った場合、廃校という決定をせざるを得ないと発表にはありました」

希「つまりカツオをうま」

絵里「うま?」

理事長(ウマー♪^8^)モグモグ

希「あ、あのー。理事長?」

理事長「何ですか?東條さん」パク

希「いや、さっきから何を食べてるんですか…?」

理事長「これね、日本で一番おいしいといわれてるツナ缶なんですって!穂乃果ちゃんがくれたの♪」モグモグ

絵里「缶詰を食べてる場合じゃ…理事長は廃校問題について何も考えてないんですか!?」ドン

希「エリち」

理事長「確かに…ですが、そう簡単にマグロが獲れないからこそ、この結果なのです。何か良い方法があるんですか?」パク

希「獲れないんやったら養殖すれば…まあ、養殖にも稚魚やエサが必要やけど」

絵里「それに何より場所ね…まさか室内プールを使うわけにもいかないし」

理事長「思いつきで行動しても簡単に状況は変わ…り」モグモグ

のぞえり「?」

理事長「おかわりがありません」カラッ

絵里(ダメだわ、この理事長…!早く何とかしないと…)

パタン

【二年教室】

穂乃果「見て見て見てー!」ドサ

ことり「わあ、缶詰がいっぱい…それ、どうしたの?穂乃果ちゃん」

穂乃果「UTXの人がくれたの。さっき理事長にも一つあげたよ」

ことり「そうなんだ…何か特別な缶詰なの?」

海未「ツナ缶のようですけど…」

穂乃果「A-RISEだよ!A-RISE♪」

ことり「アメリカ出身の女性ファッションデザイナーが1980年代に設立。女性向けの装飾品やフレグランスを扱うファッションブランド」

穂乃果「それはアナスイ」

海未「漢方のお茶として有名なウリ科のツル植物」

穂乃果「それはアマチャヅル」
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2017/06/27(火) 01:31:24.34ID:CcuiVjeO
真姫「生の魚介類を食べる哺乳類の胃腸に寄生する線虫の一種。白い糸状の姿で目視できるわ。寄生されると激痛を伴うことで有名。70℃以上で加熱すれば瞬時に死滅するらしいから、生の魚介類を食べないことが最大の予防法ね」

穂乃果「それはアニサキス!」

海未「あなたは…?」

真姫「西木野真姫」

穂乃果「はあ。っていうか、ツナ缶だからそんなのいないよ!もう…」

ことり「そのツナ缶がアライズ?」

穂乃果「そう。UTX高校で作ってる特別なツナ缶なの。全国のスクール缶詰の中で一番人気がある究極のツナ缶なんだって!」

真姫「ふーん。見た目は普通の缶詰っぽいけど…」

穂乃果「ニシキノさん…だっけ?あなたは、ちらし寿司にツナって合うと思う?」

真姫「合わないんじゃない?ツナ缶って油っぽいイメージだし…」

穂乃果「もらってきたA-RISEのツナ缶もそうだけど、オイル漬けじゃないツナ缶もあるんだよ。種類によって品質保持期限が違うって言ってた」

ことうみまき「へー」

穂乃果「とにかく、まずは食べてみよう!」パカッ

ことほのうみまき「…」パク

穂乃果「…」フルフル

真姫「…おいしい」モグモグ

海未「確かに…普通のツナ缶とはひと味違う感じがしますね」

ことり「これなら、ちらし寿司にも合いそう♪」

穂乃果(このとき、私の中で最高のアイデアがひらめいた!)

穂乃果「こr」
海未「私たちも特別なツナ缶を作ろうとか言うつもりでしょう!?」

ことまき「えっ」

穂乃果「ま、まだ何も言ってないのに…海未ちゃん、エスパー!?」

海未「穂乃果が缶詰を持ってきたときから、何か企んでいるに違いないと思っていたんです」

穂乃果「いや、食べてから思いついたんだけど…」

海未「そんなことで本当に缶詰が売れると思いますか!?」

穂乃果「売るっていうか、とりあえずちらし寿司にもツナが合うってみんなに思ってもらえればいいかなって…だって、こんなに美味しいんだよ。こんなツナ缶、ほかでは手に入らないよ?」

海未「このツナ缶を作ったのは、プロと同じくらい努力し、真剣にやってきた人たちです。穂乃果のように好奇心だけで始めても、うまくいくはずないでしょう!?」

真姫「っていうか、缶詰くらいでそんなに熱くならなくても…」

海未「はっきり言います。缶詰は無しです!」
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2017/06/27(火) 01:36:52.10ID:CcuiVjeO
【屋上】

穂乃果「あーあ。いい考えだと思うんだけどな…」

バサー

穂乃果「えっ」

花陽「とにかく、日が暮れるまでにできる限り運ぼう!」

凛「う、うん」

穂乃果「小泉さん…な、何してるの?屋上に盛り土なんて…」

花陽「缶詰では今からUTXに対抗しても勝ち目はありません。だから私たちは、究極のちらし寿司を作ることにしたんです!」

穂乃果「究極のちらし寿司…それで、どうして屋上に土なの?」

凛「かよちん、屋上に田んぼを作るんだって…」

穂乃果「た、田んぼ!?…いや、無理だよね?ここ屋上だよ?畑ならまだ何とかなるかもしれないけど…」

花陽「夢の舞台へ、駆け上がれ!」

穂乃果「いやいやいや!茂野吾郎より頭おかしいでしょ!?学校の屋上に田んぼって…」

花陽「先輩、何か勘違いしてませんか?」

穂乃果「な、何を?」

花陽「確かに私は、お米を作ろうとしています。でも、それはごはんのためだけじゃない…寿司を作るなら酢飯が必要です。酢飯に使う米酢も私たちの手で作るんですよ!」

穂乃果「いや、米を何に使うとしても屋上に田んぼを作るのは無理だよね?」

花陽「私、やっぱりやる!やるったらやる!」

穂乃果「何がやっぱりなのか全然わからないよ…」

にこ「ったく…しょうがないわねー」

ほのりんぱな「えっ」

にこ「酢飯だけじゃ、ちらし寿司はできないでしょ。エビの養殖もやらなくちゃ!」

穂乃果「えぇ…普通に買ってくるんじゃダメなんですか?」

ヒデコ「アナゴは任せて。私が釣ってくるよ!そのへんの小川で」

穂乃果「いや、そのへんの小川にアナゴいないよね?」

ヒデコ「じゃあエビを釣ってくるよ」

穂乃果「そのへんの小川で釣れるエビをちらし寿司に使うの?…まさかザリガニ?」

ミカ「あとはタマゴだね。小学校にいたニワトリってまだ卵産むのかな?」

フミコ「ミラノちゃんとナポリちゃんだね。今も元気かなぁ♪」

穂乃果「産むとしても高校生の私たちがそれを採りに行くのはどうなんだろう…卵くらい買いに行こうよ。そんな高くないし…」
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2017/06/27(火) 01:39:52.27ID:CcuiVjeO
花陽「先輩!田んぼ作るの手伝ってください!」

フミコ「た、大変そうだね…」

ミカ「もっと助っ人を呼んでこよう♪」

穂乃果「いや、田んぼは無理でしょ?お米も普通に買おうよ…何だったら私が家から持ってくるし」

絵里「高坂さん」

穂乃果「あ…生徒会長さん」

にこ「あんたもエビの養殖手伝いに来てくれたの?」

絵里「スクール缶詰が今までなかったこの学校で、やってみたけどやっぱりダメでした…となったら、みんなどう思うかしら?」

穂乃果「缶詰より屋上に田んぼ作ろうとするほうがダメだと思うんですけど…」

絵里「簡単に考えてほしくないの」

穂乃果「いや、難しく考えても無理ですよね?」

穂乃果(こうして…どう考えても缶詰より無謀な究極のちらし寿司計画が始まった)

【五月】

絵里「どうするつもり?」

穂乃果(さすがに田んぼを屋上に作るのはやめたけど、米作りとエビの養殖は続行。ヒデコはアナゴを釣りに行くけど相変わらずいつも狙ってないほかの魚が釣れる。ザリガニも釣ってきたけど海未ちゃんちの庭の池に放した)

海未「生徒会長こそ…エビの養殖はどうなったんです?」

絵里「…素人にしか見えない」

ことり「まあ、みんな素人だし…米作りもエビの養殖もアナゴ釣りも缶詰作りも」

絵里「まだツナ缶を作るつもりでいるの?意味があるとは思えないけど」

穂乃果「アナゴ釣りはともかく、エビの養殖よりはできそうな気がしますよ」

絵里「そう…」

希「完売からのスタート…か」

穂乃果「まだ缶詰になってないですけどね…ヒデコが釣ってきたカツオでようやくツナを試作した段階です」

凛「アナゴが釣れなかったらツナをちらし寿司の具にしたほうがいいかもにゃ」

真姫「っていうか、こんな悠長なことやってて廃校を防げるの?」

ことほのうみのぞえりにこりんぱなヒフミ「えっ」

真姫「…いや、えっ。じゃないわよ。まさか忘れてたんじゃないでしょうね?」
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2017/06/27(火) 01:42:07.59ID:CcuiVjeO
花陽「お米を作るのに精一杯で…」

にこ「私たちもエビの養殖で…」

ヒデコ「来る日も来る日も釣りだし」

穂乃果「ツナ缶作りで頭がいっぱいで…忘れてた」

真姫「…この人たちダメかも」

【六月】

ことフミ「できた♪」

海未「ついに完成したんですね!?究極のちらし寿司…!」

真姫「え?…でも米の収穫もエビの養殖もまだでしょ?アナゴは釣れたの?」

ヒデコ「ツナに使うマグロを養殖するために稚魚を釣りに行ったらアナゴとエビが釣れたよ」

にこ「さすが“外道”のヒデコ…」

花陽「お米は間に合わないから家にあったのを厳選して持ってきました!」

凛「お酢と卵も結局普通に買ってきたにゃ」

穂乃果「そして…もちろん、こだわりのツナもトッピング♪」

希「でも何のためにちらし寿司を作ろうと思ったん?」

絵里「決まってるでしょ。廃校を阻止したときのお祝いのためよ♪」

ミカ「まだ廃校は阻止してないけど…」

ことり「じゃあ、どうやって廃校を阻止するつもりだったんですか…?」

ほのうみのぞえりにこまきりんぱなヒフミ「えっ」
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2017/06/27(火) 01:42:44.74ID:CcuiVjeO
穂乃果「…何だっけ?」

にこ「缶詰でしょ?」

絵里「マグロの養殖じゃないの?」

希「エビの養殖やろ?」

花陽「究極のお米を作ります!」

真姫(こんな調子で本当に廃校を阻止できるのか…わからないけど)

ことほのうみのぞえりにこまきりんぱなヒフミ「いただきます♪」

穂乃果「ね、ツナ合うでしょ!?」

凛「思ったより美味しいにゃ」

花陽(ちらし寿司は、やっぱり美味しい♪)モグモグ



おわり
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2017/06/27(火) 21:21:43.19ID:4JFl57Ta
ほのあんじゃないのかよ
はーつっかえ
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