【十三年前・三月】

雪穂(1歳)「…」スヤスヤ

穂乃果(3歳)「ごはん、なにー?」

ほの母「ちらし寿司よ。すぐできるから、ちょっと待っててー」

穂乃果「ちゅらしじゅ…?」

ほの母「ちらし寿司。えび、あなご、タマゴとかをのせたお寿司なの」

穂乃果「あまご?たまご?たなご?」

ほの母「アナゴっていうのは海にいる細長いお魚よ」

穂乃果「おさかな!ちゅな?」

ほの母「ちゅな?…ああ、ツナは違うお魚よ。マグロだったりカツオだったり」

穂乃果「ちゅな、いない…?」

ほの母「そうね。ちらし寿司にツナはのせないわよ」

穂乃果「えー!なんでー?ちゅなー><」ジタバタ

パタパタ(#`8´#)ちゅんなちゅんなちゅんなぁ!!

ほの母「なんでって言われても、そういうものだし…穂乃果はツナが食べたいの?」

穂乃果「ちゅな、すき♪」

ほの母「…どう思う?」

ほの父「…」コク

ほの母「そうよね…今日はひな祭りだし。それで穂乃果が喜ぶんだったら…」

穂乃果「わー。ちゅな♪」キャッキャ

ほの母「ふふふ。エビやタマゴも食べてね?」

穂乃果「おいしい♪」モグモグ

ほの母(ちらし寿司にツナっていうのは変な感じだけど…回転寿司やスーパー、コンビニなんかでツナ巻きはよく見かけるわね。酢飯とツナの組み合わせは今の子供たちには普通なのかも)

穂乃果「きょーおは、たのしい、ちゅなまちゅりー♪」

(^8^)ちゅんなぁ♪