〜みなもと太郎「風雲児たち」茶屋 其の陸拾参〜
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_フ レへ、 \_ハ `フ こl⌒ヽ / /| ム_ノ l └─,ヽ
〈___ノ〉ノ \_ノ〈__ノヽ__ノ (__/ 乂__ノ こ二二ノ 題字 平田弘史
・リイド社「コミック乱」(毎月27日発売)にて「風雲児たち-幕末編-」連載中。
「風雲児たち-幕末編-」単行本はリイド社より既刊1〜32巻絶賛発売中。
「風雲児たちワイド版」全20巻もあわせてどうぞ。
ttp://www.leed.co.jp/
前スレ
〜みなもと太郎「風雲児たち」茶屋 其の陸拾弐〜
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/comic/1555587081/ 【ガイドライン】
・「コミック乱」連載のネタバレ解禁は発売日の午前零時から。
ただし歴史漫画である本作は壮大なネタバレがあっちこっちに転がってますので
その辺はどうかどうか節度を守って振舞うようお願い申し上げます。 ・議論はマナーを守って熱くなりすぎない程度に。
物言いが付いたら一旦休憩して頭を覚ますのが上策。
後、意見というものは内容の正しさよりも発言者の態度が相手に与える影響大です。
子平さんや長英兄貴や蔵六先生を思い出して自らの戒めにすると吉です。 ・明らかな荒しは相手をすれば居座るだけです。
玄白先生や阿部正弘侯なみの世渡りで華麗にスルーして下さい。 __________________
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_ _ /:::::::: 村田蔵六であります
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// ̄\ \ // :::::`ヽ\::::::::: 三谷かぶき……実に喜ばしきことであります
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( ノノ `'^'^'^、 | | |\
`ト---"イ ヽ__________|/||
ハ、____,.、 )二二二二二二二二二||/||
/,.、/ ノ||ノ ||
(,.//_______,./ この間の参院選で落選した
徳川宗家19代目(健在な18代目の息子)の徳川家広氏は
松平容保と島津忠義の子孫 上杉邦憲氏は、はやぶさプロジェクトの一員だった人で、上杉家の当主。 本間が見開き2ページの真ん中で切れながら斬られているのが
いろんな意味で見苦しい 一片の同情もできない奴って居るもんだなぁ
と本間を見て思った 猿の文吉がナニに竹串(諸説あります)を刺されるところは、流石に漫画化できなかったか >>20
当時の絵の模写とはいえ、ナニに異物を突っ込まれている部分は、
ヴィジュアルで再現してるじゃん。 >>21
今年中か越年かで賭けが成立しそうだねえ…
天誅は新兵衛自害迄は一気に描いちゃいそうな気がします。 以蔵が壊れて行く過程はどうなるだろうか? 失脚中の岩倉具視が命を狙われるから、あちこち浮浪していたって話だけど
ギリギリとはいえ、宮中に出入りできる身分で逃げ込む荘園の一つもなかったのかと・・・
いくらなんでも年50石くらいはあったんじゃないかと・・・
岩倉村がそうだと思ってたけど、ちゃうような書き方だったし >>24
何はさておき公家なんだから格下身分の者に庇護されるのは凋落の極みで当人にとっても恥辱だろう
だからまずは同格である寺院を頼る >>24
岩倉村であってるよ
施設案内 | 岩倉具視幽棲旧宅
ttps://iwakura-tomomi.jp/about/
和宮の将軍家への降嫁を推進したことにより、尊皇攘夷派から佐幕派の巨頭と見られるに至り、
文久2年(1862)に攘夷運動の高まりの中で辞官落飾し、
洛北の岩倉村に慶応3年(1867)までの間幽棲しました。 そろそろ誰か、幕末編でAAの新作作ってくれ。
さすがにマンネリ 田中新兵衛と岡田以蔵のビッグネーム2人がかりで斬られるというのも豪華な死に方だな 本間はほんま清河の下位互換みたいなやっちゃで
・・・こんなんでも維新後に官位もらえたのな。なんだろう、もはや「天皇の耳に入る存在なら官位がなくちゃ駄目」レベルの話のような >>25 自分の荘園なり村はなかったんですかね〜
たいてい洛中で立場が悪くなったら、武士も公家も自分の領地に逃げ帰るもんですが
>>26 なんか岩倉村は自分の領地ではなさそうですな。
岩倉家の領地なり・荘園はなかったのかと・・・
100石くらいはないと宮中生活が成り立たないんじゃないかと 本当かどうか、岩倉家のウィキに領地が書かれてました
幕末期の岩倉家領は以下の通り(5村・150石)
山城国愛宕郡今熊野村のうち - 19石8斗7升
山城国葛野郡西七条村のうち - 10石
山城国葛野郡朱雀村のうち - 40石
山城国葛野郡岡村のうち - 72石1斗5升7合
山城国乙訓郡下久世村のうち - 7石9斗7升3合
ここのどっかに逃げ込めるだけの代官屋敷くらいはあったろうに >>32
石高どころか合まで書くのかよ。関ヶ原の石田三成思い出すな。 >>33
江戸時代の石高の記録は、合どころか、その1000分の1の毛まで記述するのが正式。
石高は実際に取れる米の量じゃなくて、検地の結果の田畑の面積に、
面積あたりの標準的な作物の収量を掛けたものだから、どうしても端数が出てきちゃうの。 >>34
なるほど。ご教授感謝。
しかし天候によってばらつきがある米の生産量をそんなに細かく規定してもとは思うな。 心なしか最近展開ちょっと巻き入ってない? てっきり諦めてたと思ってた完結目指す気になったのかな。 >>36
天候でばらつくから、こうやってきっちり数字を定めて、豊作の年も凶作の年も同じだけ取り立てるわけ。これを定免法という
逆に、毎年収穫量を検分して税を定める制度を検見法というんだが、実際にはどれくらいの収穫があるかを領主側が定めるのだから、実情とはかけ離れた高税率が課されることがほとんどになる
で、この検見法に反対して起こったのが、領主の改易ばかりか老中や若年寄に至るまでが免職や改易されたことであまりにも有名な郡上一揆
それを題材にした講釈師が獄門になった江戸時代有数の言論弾圧として(そして、彼が役人へ言い放った「てめえらこそ正気じゃねえぞ」というあまりにもかっこいいセリフで)知られる馬場文耕事件
そして、この事件で吉宗以来の年貢増徴派の老中達の勢力が衰退したことで、田沼意次に代表される重商主義者の勢力が強まる。また、田沼はこの時に改易された本田忠央の領地だった相良を与えられて大名になる、と
『風雲児たち』では守旧派との対立について田沼のセリフなどで軽く流してるが、その一例としてこういう事件がありましたという話 >>37
書きたいことを書いたあとで削る。
文章を読みやすくする鉄則。 >>37
まあ でも現実には村の名主が自治してたので村側からの自己申告が一般的、
名主が 収穫されたものを倉に納める、
倉に納めたものから 年貢分を申告して回米(売りに廻して俸禄分のお金に替える)を出荷、
種もみなどの分量を確保 村の食料分と現金化する分の確保と帳面とお金のやりくり、
こういうのを名主がやってた。役場と農協と郵便局みたいな総合窓口を遂行してた、
通常はこう業務に口出ししないのだが 年貢の取り立ての厳しい藩などは
変に口出しして 村の運営が破綻 村ごと夜逃げなども頻発した。 >>36
「風雲児たち-明治編-」カミングスーン! >>41
褒めたらあかんよ
簡潔に書く力が育たない >>37
>>40
勉強になるな〜
>>43 この穀つぶしが! >>32
筆頭で72石とかいう零細赤貧公家だからゆかりの岩倉村が一番マシっていう取捨選択なんじゃね?
実際それで逃げ切ってるんだし >>37
定免法と検見法は学校で教わったからわかるよ。
そこまで細かく設定する意味があるのか、という元レスと全く関係ない解説を延々展開されても困惑するよ。 >>44
下手に褒めて、うんざりするような長文レスが連投される未来が予想できないのか。
歴史に学ぶという態度に欠けている。 >>49
ここにはあなた以外そういう人しかいません >>36
そうかな?
今文久だから慶応末年までまだ7〜8年間あるし、20年はかかりそう。 >>45 そういうもんなのかね〜
たった72石w
天皇や関白ですら破れ畳に破れ障子
商店の看板書きや代筆で糊口を凌いでたという
事実を描いた北一輝が禁書処分を食らったのは笑える〜 岩倉具視は花札を作って生計を立てていた
ヤクザが花札賭博をするときは、目印などをつけないように
いちいち新品の花札を用意する必要があるので
よく売れる
戦後も、京都に会津小鉄会というヤクザがいて、そこに花札を大量におろしている会社があった
社名は任侠道(にんきょうどう)といったが、のちに暴力団との付き合いがあることを隠すために
運を天に任せて・・・と、任天堂(にんてんどう)という社名にした
しばらくは、花札やトランプを売っている小さな会社だったのだが 72石のうちなんぼを「格式維持」とやらで使わなきゃならないのか次第だけど
それでも旗本よりは裕福そうな感じする
5石くらいの人結構いるよね? >>55
私的には任天堂より天狗印の花札の方が馴染み深いな。
折角会津の小鉄に言及するなら、そちらの由来の方が面白いぜ?
岩倉具視が若い時邸を賭場に貸してショバ代で喰ってた伝説の方が私的には好きだわ。 >>58
この建物のすぐ近くに会津小鉄会があったんだよ >>60
>戦後も、京都に会津小鉄会というヤクザがいて、そこに花札を大量におろしている会社があった
>社名は任侠道(にんきょうどう)といったが、のちに暴力団との付き合いがあることを隠すために
>運を天に任せて・・・と、任天堂(にんてんどう)という社名にした
いいからこれが事実という証拠を提示しな >運を天に任せて・・・と、任天堂(にんてんどう)という社名にした
ここだけは聞いた事ある なんかウィキには元々 石灰問屋をやっていた初代が
工作が得意で趣味で花札を作り始めたってなってるけど・・・・
ぜんぜん暴力団と関係なさそう >社名は任侠道(にんきょうどう)といったが、
ここが間違ってるが おおむね合ってる。
『任天』ってのが元々が博徒の用語だね そもそも花札は江戸時代から京都の公家の手内職だったからなぁ
あのヘンテコリンな構図も世間を知らない公家が想像だけで描いたからだし 岩倉家自体がヤクザに賭場を貸していたって作品内で描いてたけど
あれ本当に歴史的事実なの? >>67
京都以外でも 江戸の町奉行は
寺社(寺社奉行の管轄)と公家には手出し出来なかったのは事実だし、
お寺や大名屋敷(こっちも治外法権)とかで賭場を開いていたので、
賭場を開くのを『ご開帳(元はお寺さんの用語)』って言うようになった。
京都の場合は 京都の町奉行が公家の管轄になっていたが、
実際には 公家町の公家の邸宅は町奉行などの権限が及ばなかった。
京都町奉行が 公家の管轄してたが 現場の捜査や指揮管轄はできず
住人の公家たちの自治に任せてた。
『岩倉家自体がヤクザに賭場を貸していた』
作者のみなもとさんが司馬遼太郎のファンなので司馬作品からなのだろうと思うよ 「町奉行の手の届かぬ寺にやくざを用いて賭場開帳
三井の越後屋そちも悪よのう」
「なんの寺社奉行様にはかないせぬ」
「おまえたちのわるだくみは、まるっとおみとおしだ!」
「助さん格さん懲らしめてあげなさい」 京都所司代
町奉行
井伊家
この関係ってのはどうなってるの?
町奉行は名目上は老中任命だし
井伊家がやってたのは直弼の個人的なもの? >>71
京都所司代に実権があったのは江戸時代前期くらいまで。町奉行が設置されたら実権はそっちに移って
以降は出世街道の1通過点みたいな扱いになった。
井伊家というか彦根藩の京都における役割は「有事の際に上方を守れ」ということで
天領の城付米5万俵を預かっていたが、平時は特段なにをするでもなかった。
諸外国船の来航が目立つようになった江戸時代後期に彦根藩の藩邸が京都に設置され、多少の実質を帯びるようになった程度。
京都に人数を出して守護する必要が生じるきっかけを作ったのが彦根藩当主の暗殺というのがなんとも歴史の皮肉。 >>71
> 京都所司代
> 町奉行
> 井伊家
> この関係ってのはどうなってるの?
所司代ってのは室町時代ぐらい昔の名称で、
公家や幕府の要人警護の侍たちを統括する意味を持ってた。
治安維持での侍たちの統括頭みたいな役職で
この役職に就くことはある程度の任務遂行の武力などの実力の持ち主が就いてた。
江戸時代に入って太平の世になると当初の治安維持の役目みたいのは薄れて、
幕府の要職に就く老中とかの名誉職になっていく、
すごろくのアガリに行くまでの中間マスみたいな感じ
> 町奉行は名目上は老中任命だし
> 井伊家がやってたのは直弼の個人的なもの?
んでも、
幕末に入ると浪人やら志士とかが入り込んで色々物騒な事件を起こすんだけど、
名目的な『治安維持の役職』なのに 実際には役所についた大名の持ち出しになるし
(領地じゃないから年貢も取れないし 役目の費用だけはがんがん出るという役職)
幕末で 『もう 京都所司代じゃ無理ぽ』って感じで 京都所司代の権限強化の上位職の
『京都守護職』が創設されたが
誰もやりたがらない役職だったんだけど 最後に押し付けられたのは会津藩の松平容保で
やはり損な役回りになって大政奉還で廃止された。
松平容保は新政府から朝敵に指名されて泥沼から抜けれなくなる。 井伊直弼の場合は 大老に就任して強権発動したので
(大老とは 将軍の補佐役、臨時に老中の上に置かれた最高職)
老中が合議で物事を決めるのに対して 大老は独裁できるので
尊皇攘夷の動乱に対して 強権発動で治安を回復しようとし、
水戸藩の密勅事件に関与した志士たちを京都所司代に命じてがんがん捕縛させた。
弾圧を緩めなかったので攘夷派の反感を買って
水戸藩の志士に桜田門外の変を起こされてしまう。 寺銭(てらせん)とは商業用語の一つ。
賭博が行われる場合に、それが行われる場所を提供する者に対して支払われる金銭のこと。この言葉は、江戸時代に寺社の境内を賭博を行う場として
選び、賭博による儲けの幾らかを寺社に寄進していたことからこう呼ばれるようになったという説が存在する[1]。寺社の敷地内は寺社奉行の管轄であり、
違法な賭博が開催されても町奉行による捜査・検挙が困難[2]だった。
暴力団の起源の一つは博徒と呼ばれる縄張り内で賭博を行っていた集団であるが、連中がその賭博から得ている金銭のことが寺銭と呼ばれる主な収入
源であった[3][4]。公営競技や宝くじなどの公営ギャンブルの場合にも、特にパリミュチュエル方式における主催者側の利益となる一定の割合(控除率)
の金銭のことが寺銭と呼ばれていることがある[5][6]。 確かに所司代って戦国の香りが残ってた頃の名残職なんだな、武力的に守るっていう
平和になるとむしろ重要なのは軍隊よりも警察・行政=奉行だから町奉行がメインになる
幕末に再度武を伴った混乱が生まれたけど所司代は既に200年の慣例でがんじがらめだから、新たな職を作ったって感じか
感心持って見返すと面白いねえ >>78
治安維持での正規組織が 京都見廻組で、幕臣(旗本、御家人)で構成された組織に対して、
治安が悪くなりすぎて 『もう そんなんじゃ無理ぽ!』って感じで
『毒には毒をもって制す!』って発案で 浪人対策には浪人活用で新撰組が発案されて
(新撰組の前身は壬生浪士)
治安維持の名目で新撰組が投入されたが、
正規雇用でもなく投入されたので活動資金の捻出の為に豪商にゆすりたかりみたいな事したり、
それじゃあイカン!って綱紀粛正で違反者の粛清とかで内部抗争が激化してる。
戦闘での死者よりも内部抗争で殺された者の数の方が多い;;;
前述のように京都では公家関係には警察権が行使できなかったので、
治安維持対策なのに捜査活動とかが出来ず 武装警備活動ぐらいしか権限がなかったので
うまく機能しなかったのだと思う。 結局幕府のヒモ付きだもんなー
参加した連中、特に浪人にとっては念願の直参旗本だけど
9割以上の公家と天皇にとっては佐幕派は敵だよね >>80
新撰組(の一部?)が最後の最後で幕臣になったけど、これは会津中将容保と同格になったんだから、凄いことだよなあ。 >>81
>これは会津中将容保と同格になったんだから
え?
表高23万石(内高40万石)といわれ、親藩・御家門、正四位下、参議の大大名、容保公と、
無冠、せいぜい1万石格の新参幕臣が同格って? >>82
近藤が甲府25万石(15万石)の大名になることになったらしいから、ほぼ同格という意味では?
近藤勇が甲府藩主になれると思っていたかどうかは不明だけど。 >>82
将軍の家臣という点で同格。
陪臣(将軍の家臣の家臣)の西郷頼母や、その他各藩士より上。 新選組なんて乱世に乗じて成り上がろうとしたチンピラどもくらいの印象しかないわ 王・貴族・皇帝・天皇
遡れは暴力で君臨したチンピラギャング団よ〜 新撰組目線で見ると、剣が得意なガキ大将たちが
幕末に頭角を現して、ついに念願の直参旗本、果ては大名!
…だけど星を掴み損ねたな、残念
という感じなんだが幕末を俯瞰して見ると
浪人対策と清川の雑な計画の狭間で生まれた、中途半端な権力の隙間で生まれた新撰組
腕はめっぽう立つし幕臣にはない有能さを持ってて活躍したみたいだ
だけど乗りこんだ船は既に穴があいてる沈みかけた船で
切羽詰まってるとはいえ、こんなヤンキーたちに何十万石も与える契約とか、幕府もヤキが回ったなとしか言えない >>89
つか近藤に「甲府で大名に」とかいうの、勝海舟が江戸から追い払うための
方便だったと思うが 勝はそういう点が上手い。結局新選組の連中は自分の姿しか見えてない
ことを見抜き最大限に利用してその上で処分している。
まあ幕府に勝のような人間があと10人もいようものなら、今頃日本は滅亡してただろうが。 れいわ新撰組の山本太郎が
安倍とか菅をバッタバッタと皆殺しにしてくんないかな 池田屋で仲間と謀議を図る>>94は山本太郎の凶刃に倒れた。 ドカベンって書いたら無効票だったんだろうな、やっぱり ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています