0001名無しで叶える物語(さくらんぼ) (６段) (ﾜｯﾁｮｲ ff8b-0KX2)2021/10/16(土) 23:33:03.28ID:gKRha25Y0
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〜星空のラーメン屋（仮）〜
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
星空「かよちん、入っていいにゃ」
小泉「うわぁ！ ラーメン屋さんが出来上がってる！」 ｷｮﾛｷｮﾛ
星空「厨房設備もすぐにでも使えるようになってるにゃ」
小泉「凄いねぇ〜！」
星空「オープン予定は来週にゃ」
小泉「もうなの！？」
星空「これからオープンまでは毎日試作とオペレーションの確認をするにゃ」
小泉「うん、分かった･･･ 私に出来るかな」
星空「かよちんなら大丈夫にゃ」
────
──
〜数日後・さわやか興業事務所〜
ｶﾞﾁｬｯ
渡辺「おつかれ〜」
エマ「あ、渡辺さんどうしたの？」
渡辺「書類忘れてたから取りに来たんだ」
エマ「そうなんだ」
渡辺「あれ〜、どこに置いたんだっけ･･････」 ｷｮﾛｷｮﾛ
エマ「あ、もしかしてこの封筒？」
渡辺「あ！ それそれ！ ありがとうエマさん！」
エマ「どういたしまして」 ﾆｺｯ
エマ「そういえば、星空組さんの話聞いた？」
渡辺「あ、うん･･･ 全然仕事してないらしいよね」
エマ「それなんだけどさ、星空組の親方がラーメン屋さんやるんだって」
渡辺「ええ〜！？ 何それ！？」
エマ「びっくりだよね」
エマ「もうお店も完成してて、明後日オープンするらしいよ」
渡辺「急だなぁ！ でもあの親方らしいといえばらしいか･･････」
渡辺「明後日ということは日曜日？？」
エマ「そうだね」
渡辺「開店祝いも兼ねて行ってみようかなぁ･･････」
エマ「それならみんなで行かない？」
渡辺「あ、いいね！ 侑ちゃんと千砂都ちゃんも誘おう」
エマ「楽しみだね！」 ﾆｺｯ
渡辺「じゃ、現場戻るから」
エマ「気を付けてね〜」
────
──
〜日曜日〜
千砂都「ういっす〜」
上原「あ、ちぃちゃん！」
千砂都「まだ上原さんだけですか？」
上原「うん、私早く着きすぎちゃったんだよね」 ｱﾊﾊ
エマ「────お待たせ〜！」
上原「あ、エマさん！」
エマ「ごめんごめん！ 待った？？」
上原「いや、そんなことないよ」 ﾆｺｯ
千砂都「エマさん、その服凄いっすね･･････ 胸がめっちゃ強調されてますよ･･････」
エマ「そうなの〜、果林ちゃんが選んだ服なんだけどね･･････」 ｱﾊﾊ
上原「････････････」 ｼﾞｰｯ
エマ「ん？ 侑ちゃんどうしたの？」
上原「むほほ･･････」 ﾆﾔﾆﾔ
0023名無しで叶える物語(らっかせい) (ﾜｯﾁｮｲ eb30-Lv1g)2021/10/16(土) 23:56:48.21ID:Sj0FL9Np0
燃えそう
渡辺「────おーい！ 待った？？」
千砂都「あ、渡辺さんだ」
エマ「あれ？ 菜々ちゃんも来たんだね」 ﾆｺｯ
中川「はい、曜さんがどうしてもと言うので･･････ すみません」
エマ「いいよいいよ！ 多い方が楽しいもん」 ﾆｺｯ
中川「そう言って頂けると助かりますが、やはりさわやか興業さんの集まりに部外者の私がいるのはちょっと気まずい気がします･･････」 ｱﾊﾊ
渡辺「菜々ちゃんはいいんだよ、私の彼女なんだから」
千砂都「おやおや･･････」 ﾆﾔﾆﾔ
上原「うひゃ〜！ 渡辺さんもサラッと凄いこと言いますねぇ〜」 ﾆﾔﾆﾔ
中川「！？」
中川「よ、曜さん！！ 恥ずかしいですっ！！！」 ﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ
渡辺「痛っ！ 痛いって！ 叩かないでよ」 ｱﾊﾊ
エマ「あはは･･････」 ﾆｺﾆｺ
渡辺「じゃ、星空さんのお店行こうか･･････」
エマ「あ、ちょっとまだ･･････」
渡辺「ん？」
「私を置いて行く気ですか？ 曜･･････」 ｷﾞﾛｯ
渡辺「ひいっ！ 園田さん！！」
園田「酷いですね･･････ 私を置いていくなんて･･････」
渡辺「す、すみません！」 ﾍﾟｺｯ
園田「星空組の親方は私の高校時代の仲間なんですよ。私が行かないわけにはいきませんから」 ｷﾘｯ
渡辺「で、ですよね〜･･････」
園田「ん？」
上原「どうかしましたか？」
園田「侑、なんですかその格好は！」
上原「え？ 私の私服ダメですか？？」
園田「仮にも開店祝いを兼ねるんですから、もっと相応しい格好というものがあるはずですよ！」
上原「す、すみません･･･ そこまで気が付きませんでした」
園田「スーツを着ろとまでは言いませんが、もう少し締まりのある服装を心掛けなさい」
上原「はい･･････」 ｼｭﾝ
園田「曜、あなたもです！」 ｸﾙｯ
渡辺「え？」
園田「ん？ あれ？」
園田「曜･･････ あなた、いつも白いシャツばかり着てましたけど･･････ 随分とお洒落になりましたね･･････」
千砂都「まぁ、女連れでダサい格好は出来ないっすよね〜」
園田「お、おんな！？」 ﾋﾞｸｯ
中川「は、はい･･････」
園田「あ、あなた･･････ たしか黒澤建設の･･････」
中川「中川です･･････」
園田「よ、曜･･････」
渡辺「は、はい･･････」
園田「見損ないましたよ、曜･･･ あなたは私と同じく独り身の道を進むものだとばかり思っていたのに･･････」 ｳﾙｯ
園田「おーいおいおい･･････ おーいおいおい･･････」 ｼｸｼｸ
渡辺「な、泣かないで下さいよ！ 園田さん！」
園田「後日尋問致します、取りあえず向かいましょう！」
一同「はい！」
────
──
千砂都「ここって現場の近くの･･････」
上原「ここが星空親方のラーメン屋だったんだ！」
エマ「店名は･･･ 麺屋ほしぞら？？」
渡辺「あはは！ そのままだね」
中川「おや？ もしかして並んでませんか？」
上原「ホントだ！ やっぱ新規開店だと客が集まるんだね」
渡辺「とりあえず並ぼうか」
・
・
・
園田「････････････」 ﾊﾟｼｬｯ ﾊﾟｼｬｯ
エマ「園田さん、建物の写真撮ってどうしたんですか？」
千砂都「そういえばお仲間のお店ですもんね。LINEのグループに送るとか？」
園田「いえ･･････」 ﾊﾟｼｬｯ ﾊﾟｼｬｯ
園田「私のブログにアップするんです」
上原「え？ 園田さんブログしてるんですか？」
園田「はい、私はラーメンのブログを以前から書いておりまして･･････ “園田海未の拉麺食べ歩きの旅”というタイトルでやっております」 ﾄﾞﾔｧ
千砂都「ラーメン好きなんすか？」
園田「嗜む程度ですがね･･････」 ﾆﾔｯ
園田「ふむ、外待ちが我々の前に20人強といったところでしょうか･･････」
園田「新規店のオープン日ですからオペレーションが上手く回り切らないことを踏まえると40〜50分待ちといったところでしょうかね･･････」
上原「そ、そんなの分かるんですか？？」
園田「ただの勘ですよ･･････」 ｷﾘｯ
渡辺「のんびり待とうか、菜々ちゃん」 ﾆｺｯ
中川「そうですね」 ﾆｺｯ
千砂都「お腹空いたなぁ･･････」
────
──
〜30分後〜
上原「あ、もうすぐ入れそうじゃない？」
園田「ですね･･････ 私の予想よりも早く回転しているようです･･････ さすが凛ですね･･････」
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
小泉「お次のお客様は何名様ですか？」
渡辺「あ、小泉さん！ 6名です」
小泉「あ！ さわやか興業さん！？ 来てくれたんだ！ ありがとう！」 ﾆｺｯ
園田「花陽、久しぶりですね」 ﾆｺｯ
小泉「あ！ 海未ちゃん！ そういえば海未ちゃんもさわやか興業だもんね！ ありがとう！」
園田「いえいえ･･････ これ、開店祝いです」 ｽｯ
小泉「そんなぁ〜！ わざわざよかったのに〜」
渡辺「これ、私達からも」 ｽｯ
小泉「うわぁ〜！ ありがとね！ みんな！」 ﾆｺｯ
小泉「もうすぐ席空くから待っててね」 ﾆｺｯ
ﾊﾞﾀﾝｯ
千砂都「やっと座れますね〜･･････」
────
──
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
小泉「では、6名様どうぞ〜」
園田「失礼致します」 ﾍﾟｺｯ
渡辺「お、おじきするんですか？ 園田さん･･････」
園田「曜、ラーメンブロガーとしてはラーメン店に敬意を表するのは常識ですよ」
渡辺「そ、そうなんですか･･････」
・
・
・
ｿﾞﾛｿﾞﾛ･･･
星空「あ、いらっしゃいにゃ〜」
園田「凛、久しぶりですね」
星空「美味いの作るから楽しみにしていてにゃ！」
園田「はい、期待していますよ」 ﾆｺｯ
小泉「カウンターの左端から詰めて座って貰えるかな？」
渡辺「はい、わかりました」
渡辺「菜々ちゃん、端に座りなよ」
中川「はい」
渡辺「私がその隣ね」 ｻｯ
千砂都「渡辺さんの隣から順番に座るといいですか？」
渡辺「うん、そうだね」
小泉「メニューは目の前にあるラミネートを見てね」
園田「はい」
小泉「食券機はオープンに間に合わなかったから後払いでお願いします」
園田「分かりました。でも私は食券機よりもお金の手渡しの方が好きですよ」 ﾆｺｯ
小泉「あはは、ありがとう」
園田「やはり、会計時に店主とラーメンについて語りたいですからね」 ﾄﾞﾔｧ
小泉「注文決まったら呼んでね」
────
──
園田「ふむふむ･･････ 淡麗系の中華そばオンリーであっさりかこってりを選ぶシンプルなラインナップですね･･････」
園田「チャーシューやメンマ等も増せるようになっているわけですか･･････」
園田「凛、敢えて一本に絞ったわけですね」 ｷﾘｯ
星空「まだこれしか作れないにゃ」
園田「ふふっ･･･ 謙虚ですね･･････」
小泉「みなさん決まりましたか？」
渡辺「おすすめはあっさりですか？ こってりですか？」
星空「初めてのお客様にはあっさりを勧めてるにゃ」
渡辺「だってよ、菜々ちゃん」
中川「では私はあっさりにします」
渡辺「みんなは？」
上原「あっさりでいいです」
千砂都「私はあっさり大盛りで」
エマ「私もあっさり普通盛りかな」
園田「私もあっさりで結構です･･････」 ｷﾘｯ
渡辺「じゃあ小泉さん」
小泉「はい」
渡辺「あっさり普通盛り4つと大盛り1つ･･････」
小泉「はい」 ｶｷｶｷ･･･
渡辺「あと、こってりを麺固めにしてくれるかな」 ﾆﾁｬｱ
小泉「あ･･･ は、はい！」
小泉「凛ちゃん！ 麺固め大丈夫？」
星空「大丈夫にゃ」
小泉「ではお待ち下さい」
・
・
・
中川「曜さん、そんな注文して良かったんですか？」
渡辺「ほら、やっぱラーメンの麺は固い方がいいじゃん？」 ﾄﾞﾔｧ
中川「そ、そうなんですか･･････」
園田「にわかですね、曜」
渡辺「え！？」
園田「麺が固ければ良いとか、にわかにも程があります」 ﾊｧｯ
園田「麺とは、加水率はもちろんスープの相性などに合わせて加減があるものです」
渡辺「そ、そうなんですか･･････」
中川「ほら、園田さんもそうおっしゃってますよ？」
渡辺「うう･･････」 ｼｭﾝ
・
・
・
園田「････････････」 ｼﾞｰｯ
上原「園田さん、何見てるんですか？」
園田「････････････」 ｼﾞｰｯ
園田「凛のラーメン作りを観察しているのです･･････」 ｼﾞｰｯ
園田「ほう･･････ 平ざるですか･･････」 ﾆﾔｯ
エマ「カウンター越しに作ってるところを見るの楽しいよね」 ﾆｺｯ
園田「ですね･･････ おっ、そろそろ凛が麺を上げますよ？」
星空「行くにゃ！」
ｼﾞｬﾌﾞｯ･･･
ｻｯ･･･ ｻｯ･･･
星空「そりゃ〜！！」
ﾁｬｯ･･･ ﾁｬｯ･･･
園田「････････････」 ｼﾞｰｯ
園田「さすが凛です･･････ 1ロット6杯の麺茹でを見事に素早く取り分けましたね･･････」 ﾆﾔｯ
園田「平ざるでの麺上げの弱点である茹で時間の誤差への対策もしっかり考えているようです･･････」
千砂都「へぇ〜、園田さん細かいところまで見てるんですね」
園田「ブロガーならば常識ですよ」 ﾄﾞﾔｧ
星空「かよちん！ トッピング手伝ってにゃ」
小泉「うん！」
ﾃｷﾊﾟｷ･･･
星空「完成にゃ」
小泉「いまから運ぶからね〜」
・
・
・
小泉「はい、お待たせしました〜」 ﾆｺｯ
ﾄﾞﾝｯ
中川「ありがとうございます」
小泉「渡辺さんはこってりだよね」
渡辺「はい、ありがとうございます」
小泉「はい、海未ちゃん」
ﾄﾞﾝｯ
園田「ありがとうございます･･････ 着丼･･････」
園田「･･････」 ﾊﾟｼｬｯ ﾊﾟｼｬｯ
園田「では頂きましょうか･･････」 ｷﾘｯ
上原「いただきまーす！」 ﾌﾘﾌﾘ･･･
園田「！？」 ﾋﾞｸｯ
園田「侑！？」 ﾊﾞﾝｯ
上原「は、はい！」 ﾋﾞｸｯ
園田「口を付ける前に胡椒を振るとは何事ですかぁっ！！」 ｸﾜｯ
上原「ひいっ！ すみません！」 ﾋﾞｸｯ
園田「はぁっ･･･ 凛･･････ すみません･･･ 私の指導不足のせいで大変失礼ことをしてしまいました･･････」 ｼｭﾝ
星空「好きなように食べるといいにゃ」
千砂都「うわぁ、美味しそう！」
ｽﾞｽﾞｯ･･････ ｽﾞﾙｽﾞﾙ･･････
園田「はっ！？」
園田「千砂都！？ いきなり麺を啜るとは何事ですかぁっ！！」 ｸﾜｯ
千砂都「へっ！？」 ﾋﾞｸｯ
園田「まずはスープの上澄みをレンゲすくって、一口頂いてから食事が始まるのです･･････」
千砂都「え？ ダメですか？？」 ｷｮﾛｷｮﾛ
園田「凛、すみません･･････ 私の指導不足で･･････」
星空「好きなように食べるといいにゃ」 ﾆｺﾆｺ
園田「私は恥ずかしいです･･････」 ｼｭﾝ
エマ「星空親方もああ言ってるんだからいいんじゃない？」
園田「はぁ、では私も･･････」
園田「まずはレンゲで･･････」 ｽｯ
園田「ん？」
園田「レンゲが陶製ですか･･････ さすがです･･･ 凛･･････」 ﾆﾔｯ
園田「レンゲは陶製の方が味が分かりやすいんですよね」
ｽﾞｽﾞｯ･･･
星空「開店祝いで貰ったレンゲなんだにゃ」
園田「！？」
園田「ほう･･････ ふわっと塩角のないかえしの爽やかなしょっぱさが口の中を包み込んできますね･･････」
ｽﾞｽﾞｯ･･･
園田「ふむっ･･･ 動物系の出汁感はゲンコツでしょうか･･････ そして、奥の方で効いてくる煮干しの風味･･････」
園田「これは･･････」
星空「気に入って貰えたかにゃ？」
園田「さすが元・有名ラーメンマニアの星空凛です･･････ こんな素晴らしい中華そばを完成させるとは恐れ入ります･･････」 ｼﾞｰﾝ
上原「うん、普通のラーメンって感じで悪くないよね」 ﾓｸﾞﾓｸﾞ
園田「侑！？ あなたは何を感じながら食べているのですか！？」 ｸﾜｯ
上原「ひいっ！」 ﾋﾞｸｯ
園田「凛、すみません･･････ あなたの計算し尽くされたスープが分からない味音痴を同席させてしまったことに深く反省しております･･････」
星空「普通のラーメンが1番だにゃ」
園田「では･･････ 麺を頂きましょう･･････」
園田「よっ･･････」 ｽｯ
ｸﾙｯ ｸﾙｯ
エマ「ん？ 園田さん何してるの？」
園田「エマ、これはトルネード麺リフトですよ」 ﾄﾞﾔｧ
エマ「トルネード？？」
園田「････････････」 ﾊﾟｼｬｯ ﾊﾟｼｬｯ
園田「麺の画像をブログに掲載する時に映えるんです･･････」 ﾆﾔﾘ
エマ「そうなんだ･･････」
星空「はやく食べないと麺が伸びるにゃ」
園田「では･･････」
ｽﾞｿﾞｿﾞｯ･･････ ｽﾞｽﾞｯ･･･
園田「･･････」 ﾓｸﾞﾓｸﾞ･･･
園田「ほぉ･･････ 小麦の香りが心地よい麺ですね･･････」
園田「加水率は敢えて高めにしていますか･･････」
ｽﾞｿﾞｿﾞｯ･･････
園田「･･････」 ﾓｸﾞﾓｸﾞ･･･
園田「茹で加減も固すぎず、粘りのある歯応え･･････」 ﾓｸﾞﾓｸﾞ
園田「なかなか良い麺を打ちますね･･････ 凛･･････」
星空「製麺所から取り寄せてるんだにゃ」
・
・
・
渡辺「菜々ちゃん、あっさりのスープ飲ませて？」
菜々「どうぞ？」
ｽﾞｽﾞｯ
渡辺「あ、美味しいね」
中川「ですよね」 ﾆｺｯ
渡辺「はい、私のこってりも飲んでみる？」
渡辺「あーん･･････」 ｽｯ
中川「は、恥ずかしいですよ！」
渡辺「いいからいいから」 ﾆｺｯ
中川「で、では･･････ あーん」 ﾊﾟｸｯ
渡辺「どう？」 ﾆｺｯ
中川「こってりも美味しいですね･･････」
渡辺「それなら良かった」 ﾆｺｯ
園田「曜！」
渡辺「はい！？」 ﾋﾞｸｯ
園田「ラーメンとは店主が完食するまでの全てを計算し尽くした芸術品です･･････ スープのシェアなど笑止千万」
園田「ラーメン店主に失礼極まりないです！」 ｸﾜｯ
渡辺「ご、ごめんなさい･･････」
星空「みんなで仲良く楽しく食べて欲しいにゃ」 ﾆｺﾆｺ
────
──
園田「では、ごちそうさまでした･･････」 ﾍﾟｺｯ
千砂都「園田さん、伏せ丼しないんすか？」
園田「千砂都！ なにを馬鹿なことを言っているのですか！」
千砂都「ひいっ！」
園田「そんなことはラーメン通を気取りたいだけの馬鹿がする事ですよ」
千砂都「すみません･･････」 ｼｭﾝ
園田「皆さん、食べ終えましたか？」
一同「はい」
園田「花陽、私が払います。おいくらですか？」
小泉「海未ちゃん、金額は4600円だよ」
園田「釣りはいりませんので･･････」 ｷﾘｯ
小泉「そういう訳にはいかないよ！」
園田「素晴らしいラーメンへの感謝の気持ちです」 ﾄﾞﾔｧ
小泉「あ、渡辺さん。このお釣り海未ちゃんに後で渡してくれる？」
渡辺「あ、はい」
小泉「ああなると何言っても受け取ってくれないと思うから」
渡辺「そうなんですね･･････」 ｱﾊﾊ
園田「では、食べ終えて会計を済ませたら速やかに退散しましょう」 ｷﾘｯ
小泉「ありがとうね」 ﾆｺｯ
星空「また来てにゃ〜」
ﾊﾞﾀﾝｯ
上原「星空親方のラーメン美味しかったね」
千砂都「ですね〜、現場から近いからまた来ましょうね」
渡辺「じゃあ後は解散する？」
エマ「うん！！ また明日ね〜」 ﾆｺｯ
上原「園田さんごちそうさまでした！」
千砂都「ゴチでした〜」
渡辺「菜々ちゃん、私達は何しようか？」
中川「曜さんにお任せします」 ﾆｺｯ
渡辺「園田さんは？」
園田「連食に決まってるじゃないですか」
渡辺「え！？」
園田「曜も行きますか？」
渡辺「け、結構です･･････」
園田「奢りますから遠慮しなくてもいいですよ！ 中川ｂｳんもさぁ！」 ｸﾞｲｯ
中川「ええ！？」
園田「次は何処のラーメン屋にいきましょうかね」
渡辺「ええ〜！ ご勘弁を〜･･････」
────
──
〜番外編・おしまい〜
このシリーズ大好きだから嬉しい
また書いてください
0049名無しで叶える物語(もんじゃ) (ﾜｯﾁｮｲ df09-KHT8)2021/10/17(日) 00:39:20.47ID:XEQTT1fg0
復活してる！そろそろスーパースター1期も終わりそうですね
0051名無しで叶える物語(八つ橋) (ﾜｯﾁｮｲ 0fb2-6i8c)2021/10/17(日) 01:09:39.37ID:AFUfMzZX0
激重幼なじみちーちゃんから俺達のどかちーを取り返すぞ
0053名無しで叶える物語(SB-Android) (ｵｯﾍﾟｹ Sr0f-TWFk)2021/10/17(日) 01:31:13.71ID:F5cnKeACr
たこ焼き屋もいつかやって欲しいね
幼なじみ組って共通点もあるけど、この園田・渡辺・侑・千砂都の組み合わせ好きだなあ
曜ちぃコンビは前のスクフェス感謝祭で中の人同士が「うちのなこちん苛めんなって言うから」「かっけぇ〜」のやり取りでこのスレ思い出した
星空の人の良さに比べて園田のモテないムーブにワロタ
>>59
思ってたよりいっぱい書いてたw
ありがとうございます！ >>59
桜内万結のやつはやっぱり同じ人だったのか
作風が似てると思ってた 0065名無しで叶える物語(光) (ｱｳｱｳｳｰ Sacf-uN4Y)2021/10/17(日) 10:30:46.90ID:o62CSHqSa
束縛彼氏（彼女？）渡辺いいぞ
0066名無しで叶える物語(もんじゃ) (ﾜｯﾁｮｲ 9f91-6cZN)2021/10/17(日) 10:55:50.47ID:WgWaMrjN0
＞園田「なかなか良い麺を打ちますね･･････ 凛･･････」
＞星空「製麺所から取り寄せてるんだにゃ」
草
園田渡辺星空ってこういう時よく組まされるイメージあるのは某絵師の影響か
0070名無しで叶える物語(もんじゃ) (ﾌﾞｰｲﾓ MMbf-Otpb)2021/10/17(日) 16:04:34.85ID:Jc2eM9MlM
凛、この園田は出禁にしておけ