かのん「あ、ちぃちゃんおはよう!」千砂都「危ない危ない、HRに遅れるところだったよ」 アハハ
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〜登校時・校門前〜
ブオオオオーーーン・・・
ブオンッ・・・ ブオオオオオオンッ・・・・・・
ブボボボボ・・・ プスンッ
千砂都「ふうっ・・・」
ガチャ・・・
バンッ
千砂都「さてと・・・・・・」
ガバッ・・・・・・
千砂都「よっ・・・・・・と」
ドスッ ドスッ・・・
千砂都「あ、時間やば! 急がなきゃ!」
千砂都「よいしょっと・・・・・・ 今日はちょっと仕入れ過ぎたかな・・・・・・ お、重い・・・・・・」
ガラガラガラガラ・・・・・・
千砂都(台車、もう一回り大きいの買わないとダメかな・・・・・・ うーん・・・)
ガラガラガラガラ・・・・・・
────
── 〜調理実習室〜
ガラガラガラガラ・・・・・・
千砂都「ふぅ・・・・・・」
ガバッ
千砂都「!?」 千砂都「あれ? 調理実習室の冷凍庫・・・・・・ いつの間にこんなに!?」
千砂都「困るんだよなぁ、こっちは商売でやってるんだからさぁ・・・・・・」 ハァ
千砂都「誰だろ、迷惑だっつーの・・・・・・」 ブツブツ
千砂都「仕方ない、とりあえずタコだけでも入れておくか・・・・・・」
ドサッ・・・ ドサッ・・・
千砂都「よし、何とか入った・・・・・・」
バタンッ
千砂都(恋ちゃんの生徒会通して冷凍庫の増設頼んでみようかな・・・・・・)
キーンコーンカーンコーン・・・・・・
千砂都「やば!」
ガラガラガラガラ・・・・・・
────
── 〜教室〜
ガラガラガラガラ・・・・・・
千砂都「うぃっす〜!」
千砂都「みんなおはよう!」 ニコッ かのん「あ、ちぃちゃんおはよう!」
千砂都「危ない危ない、HRに遅れるところだったよ」 アハハ
かのん「何かあったの?」
千砂都「なんかね、調理実習室の冷凍庫が一杯でさ、今日仕入れてきた物をしまうのに苦労したんだよね」 かのん「そうなんだ〜・・・ って! ちぃちゃん仕入れ来た物を学校で保存してるの?」
千砂都「え? かのんちゃん知らなかったっけ?」
かのん「うん、初耳かも〜」
ガラッ
千砂都「あ、先生きた!」 「起立」 バッ
「おはようございます」
一同「おはようございます」
「着席」 バッ 担任「嵐さん、廊下に台車が出しっぱなしですよ?」
千砂都「あっ! すみません・・・・・・ うっかり・・・・・・」 シュン
担任「これで何度目ですか?」
千砂都「はい・・・・・・」 ドヨーン
千砂都「すぐ片付けてきます・・・・・・」 ガタッ
ガラッ
バンッ
────ガラガラガラガラ・・・・・・
────
── 〜放課後〜
キーンコーンカーンコーン・・・
千砂都(さてと・・・ 今日も頑張るか・・・・・・)
・
・
・ 〜調理実習室〜
ガバッ
千砂都「今日はタコ何箱出そうかな・・・・・・」 ウーン
千砂都「1箱はかわいそうな恋ちゃんにあげて・・・・・・」
千砂都「ま、多めに持って行くか・・・・・・」
バタンッ
ガラガラガラガラ・・・・・・・・・
────
── 〜校門前〜
ガラガラガラガラ・・・・・・
千砂都「ちょっとそこの子〜! 台車が通るからどけてくれないかな〜」
「あ、嵐さんゴメン!」
千砂都「こちらこそごめんね」 ガラガラガラガラ・・・
千砂都「ごめん! ついでにお願いなんだけど、車のバックドア開けてくれないかな?」
「え? これ??」
千砂都「鍵は掛かってないから」
ガバッ
「これでいい?」
千砂都「うん、ありがとう」 ニコッ 千砂都「お礼にタコ1箱あげる!」 スッ
「あ、ありがとう・・・・・・」
・
・
・
千砂都「よいしょ・・・・・・」
ドスンッ
ドスンッ
千砂都「よし、準備完了・・・・・・」 フウッ
千砂都「さて、今日も頑張ってたこ焼き売ろうかな♪」
キョカカッ
ブゥゥゥゥゥン・・・・・・
千砂都「・・・・・・」
カコッ
ブウウウウ・・・・・・
────
── 〜交差点〜
チャッカ・・・ チャッカ・・・ チャッカ・・・
千砂都「・・・・・・」
千砂都(はやく青にならないかな・・・・・・) イライラ
ブェェェェェ・・・・・・
千砂都「!?」
千砂都「き、昨日のスーパーカブ!?」
ブオンッ
ブェェェェェ・・・・・・ ガッチャ
ブェェェェェ・・・・・・
千砂都「・・・・・・」
千砂都「カブの足乗せるところ擦りながら曲がって行ったけど・・・・・・」
千砂都「かっこいいじゃん・・・・・・」 ドキドキ・・・
千砂都「また、たこ焼き買いに来てくれないかな・・・・・・」 即落ちしないラインまででやめるってのがせこいというか
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