千歌「修羅場を作るよ!」 2
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あらすじ
二股する少女のドラマを見て修羅場に憧れる高海千歌
千歌「私も修羅場作りたい!」
そんな高海千歌の標的となるは渡辺曜、桜内梨子
曜梨子「「千歌ちゃん大好き!」」
自分の身に危険がある可能性を知ってしまった高海千歌は修羅場を回避しようとするも失敗、半壊するAqours
果南「解散になったら許さないから!!」
Aqoursを続けるため、2人と付き合い続けるために奮闘する高海千歌
幾多の経験を積んだ千歌はある1つの結論に辿り着く
千歌「認めてくれれば浮気じゃない!」
梨子と曜が自分を大好きな気持ちを利用して上手いことやってのけてしまった千歌
千歌「見つけたよ、私の追い続けた輝き!!」
残るはAqours崩壊を止めるのみとなった
前スレ
千歌「修羅場を作るよ!」
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1580225831/ コロナで忙しいところは本当に忙しいんだぞ…
そう言う事言ったらあかん 定期的に書いてるんだから>>433が難癖付けて荒らしたいだけでしょ 1です
曜ちゃん誕生日だったので少しだけ番外編です
そんなのいいから本編書け!って感じかもしれないですが、よかったら… ーーーーー
千歌(6)「よーちゃん、おたんじょーびおめでとー♪」
曜(6)「ありがとうちかちゃ!」
千歌(6)「よーちゃん、ちょっと頭かしてぇ?」
曜(6)「ん…?どうしたの?」
千歌(6)「いいから頭かしてっ!」
曜(6)「う、うん…こー?」
貝殻で作ったネックレスをかけてあげる
千歌(6)「はいっ、これプレゼント、どーぞっ♪」
曜(6)「わぁーっ、きれー!ありがとーちかちゃ!」
曜(6)「これつくってくれたの??たいへんだったよね…?」
千歌(6)「よーちゃんはわたしの1番のともだちだからがんばっちゃった」エヘヘ
曜(6)「ちかちゃぁ…!」トクン ーーーーー
曜日記
4月17日はれ
きようは、ちかちゃからプレゼントをもらいました。きれいなかいがらのネックレスです。それと、ちかちゃがようのことを、いちばんのともだちっていってくれました!いままででいちばんのたんじょうびでした!
ようもちかちゃがいちばんのともだちです!だいすきちかちゃ!
ーーーーー ーーーーー
千歌(13)「お誕生日おめでとっよーちゃん!」
曜(13)「ありがとう千歌ちゃん!今年も一番にお祝いしてくれて嬉しいよ!」
千歌(13)「曜ちゃんの誕生日は絶対に一番にお祝いするって決めてるのだっ」エッヘン
曜(13)「あはは、本当に嬉しいよ♪」
千歌(13)「そんな誕生日の曜ちゃんには豪華なプレゼントを…!!」
曜(13)「おぉー!」キラキラ
千歌(13)「と思ったんだけど……お小遣いがもらえなくてこれくらいしか買えなかったよ…ごめんね」
みかんのキーホルダー付きボールペン
曜(13)「わぁ、可愛いっ!ありがとう千歌ちゃん、大切にするよ!」
千歌(13)「そ、そんなに喜ばれると逆に申し訳なくなっちゃうよぉ、ただのボールペンだし」
曜(13)「ううん、千歌ちゃんがくれるプレゼントだもん、なんでも嬉しいよ!みかんのキーホルダーなんて千歌ちゃんっぽくてすごく可愛いし!」キラキラ
曜(13)「ありがとう、千歌ちゃん♪」 ーーーーー
曜日記
4月17日 晴天(*> ᴗ •*)ゞ
今日は千歌ちゃんがお祝いしてくれた8回目の誕生日でした!毎年一番最初にお祝いしてくれて曜ちゃんは幸せ者であります!
今年のプレゼントはみかんのキーホルダーのついたボールペン!もったいなくて使えないけど…可愛くてすごく嬉しい!誕生日プレゼントコレクションに追加であります♪
あっ、でもボールペンだと使ってないと千歌ちゃん残念がっちゃうかな…自分で同じやつ買ってそっちを使おうかな、こっちは大切に保管!
来年も再来年もずーっと千歌ちゃんにお祝いしてもらえたら嬉しいなぁ
今年も最高の誕生日をありがとう、千歌ちゃん
大好きだぁーー!!!
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千歌「曜ちゃんお誕生日おめでとー!」
梨子「おめでとう曜ちゃん」ニコッ
曜「ありがとー2人とも!」
千歌「はいっ、これプレゼント!」ハイッ
曜「毎年ありがとう、千歌ちゃん!大切にするねっ」エヘヘ
千歌「あ、今年のはちょっと違くてね」
曜「ん?」
千歌「梨子ちゃんと一緒に決めたんだ!」
曜「…っ!」
千歌「2人でお金出し合って決めたの!その方が曜ちゃんが喜ぶもの買えるかなぁって、ねっ?」
梨子「うん、私だけだと選べなさそうだったし…」
曜「そ、そうなんだね、ありがとう」ニコォ
千歌「曜ちゃんの誕生日のこと梨子ちゃんに話したら」
千歌「私も早く曜ちゃんと仲良くなりたいからプレゼント一緒に選びたい!なんて言ってさ」
梨子「あっ、ち、千歌ちゃんっ!!それは言っちゃダメって言ったのにぃ!」
千歌「んあっ、そうだった!」
曜「そうだったんだ…ありがとうね梨子ちゃん」
梨子「う、うんっ!どういたしまして」ニコッ
千歌「でも…ふふっ、あれは面白かったなぁ」ニヤニヤ
千歌「プレゼント選ぶ時梨子ちゃんがねっ」
梨子「!!千歌ちゃんっ!それは言っちゃダメぇ!」
千歌「えぇ〜あんなに面白いのにぃ〜?」ニヤニヤ
梨子「私が恥ずかしいからダメっ!」
千歌「曜ちゃん曜ちゃんっ!あのねあのね、梨子ちゃんがプレゼント選ぶ時にねっ」
梨子「千歌ちゃぁん!」
曜「…………」 ーーーーー
曜日記
4月17日 曇り
今年の誕生日は楽しくなかった
いつも千歌ちゃんから誕生日プレゼントをもらってたのに
いつも千歌ちゃんが一番に祝ってくれたのに
今年は違かった
転校生の梨子ちゃんが一緒だった
私は千歌ちゃんだけに祝って欲しかった
千歌ちゃんだけのプレゼントが欲しかった
千歌ちゃんの一番の友達は私じゃなかったの…?
私は千歌ちゃんにとっての…
カキカキカキ
曜「…っ」
グシャグシャグシャ
ポイッ
曜日記
4月17日曇り
千歌ちゃんから今年もお祝いしてもらえました
かんっ!げきっ!でありますっ!从*> ᴗ •*)ゞ
ちょっといつもと違う形だったのは寂しいけど
やっぱり千歌ちゃんからのお祝いは嬉しいな!
んー…でも2人きりが…なんてワガママだねっ!
ハードスケジュールになってきてるのに
わたしのために時間を使ってくれただけでも
たくさん感謝しないとだよね!
桜内梨子ちゃん、あの子にも感謝しなきゃねっ
なかよくなれるといいな♪
いじょうっ!!今年の誕生日日記でした!
ーーーーー ーーーーー
アクセサリー店
曜「色々あってなかなか決められないなぁ…」
鞠莉「曜がこんなに悩むなんて意外だわ」
曜「そう?私けっこう買い物とか悩んじゃうタイプなんだよ?」
テクテク
チラッ
曜「あっ!」
曜「鞠莉ちゃん、これなんか似合うんじゃない!?」
パープルジェイドデザインブレスレット
鞠莉「うーん、ちかっちにはちょっと派手な気が…」
曜「違う違う、これは鞠莉ちゃんに似合いそうだなぁって」
鞠莉「えっ?私?」
曜「うん、鞠莉ちゃん!」
曜「よっし、じゃあこれにしよう!」
鞠莉「えっ?それにするの!?」
鞠莉「千歌ならOrangeとかの方がいいんじゃない?」
曜「いいのいいのっ、あとはこれとこれとこれで…おっけー!」
鞠莉「全然買い物悩むタイプじゃないじゃない…」 ーーーーー
AM11:15
曜「よっし、アクセサリーはこれでおっけー!あとは便箋とか細々したやつ買って…ご飯食べ行こっか!」
鞠莉「もしかして今日の買い物ってほとんど終わり?」
曜「うん、ほとんど終わったかな、あとは次の衣装の材料とか…そのくらい?」
鞠莉「私が一緒に来る意味あったかしら?」
曜「あるある!全然あるよ!」バッ
曜「私1人で買い物に来ても楽しくないけど一緒なら楽しいもん!」ニコッ
鞠莉「曜っ…!」
鞠莉「そうね、バカなこと言ってごめんなさい。マリーも楽しいわ!」ニコッ
曜「じゃあ残りもささっと済ませちゃおー!」 ーーーーー
沼津バーガー
PM 0:10
鞠莉「久しぶりに来たわね、沼津バーガー」
曜「前善子ちゃんと花丸ちゃんでバカなことやってたんでしょ?」フフッ
曜「アメリカンスピリットがなんとかかんとか…だっけ?」ニコッ
鞠莉(なんで知ってるのよっ!田舎の情報網怖すぎるわ!)
鞠莉(もしも曜が本気でお願いしてきたら…あの悪ノリをもう一回やりかねないっ!それは回避しないと…!)
鞠莉「そ、そうだったかしら?マリーの記憶にはありませーん」メソラシッ
曜「えー、鞠莉ちゃんー?」ジト-ッ
鞠莉「さ、さっ!早く席確保して食べましょ!バーガーが私たちを待ってるわ!」
曜「アメリカンスピリット見たかったなぁ〜」アハハ ーーーーー
パクパク
曜「鞠莉ちゃんこっちのバーガー少しあげるからそっちちょーだい!」
鞠莉「of course!」
曜「ありがとっ!」
パクッ
曜「んーっ、美味しい!」
ーーーーー
鞠莉「理事長もけっこう大変なのよ?面白いことも多いけど」フフッ
曜「鞠莉ちゃんはなんでも楽しめそうだもんねぇ、私にはできないよ理事長なんて」アハハ
鞠莉「1日理事長やってみる?1日と言わず1年くらい?」フフッ
曜「いやいやダメでしょっ!」アハハ
ポテトパクパク
ーーーーー ーーーーー
PM 2:25
曜「あはは、鞠莉ちゃんと話してると本当にすぐ時間経っちゃうなぁ」
鞠莉「だいぶ長居しちゃったわね、そろそろ行きましょうか」
曜「あとは衣装の材料買わないとかなぁ」
鞠莉(衣装…さっきも言ってたわね)
鞠莉(トレーニングしてたことも考えると…やっぱりAqoursを続けていきたい意思はあると考えてもよさそうかしら…?)
曜「鞠莉ちゃん?」
鞠莉(でも…本当に続けられるの?)
鞠莉(冷静に考えて今のAqoursは復旧困難…私は曜が幸せな形であればいいと思うけど、ダイヤは千歌から完全に心が離れてそうだし)
曜「おーい」
鞠莉(千歌は曜のことをブロック…恐らく梨子のことも)
鞠莉(思いを踏みにじった挙句そんなやり方をするような子が曜を幸せに…)
曜「まーりーちゃーんっ!!」
鞠莉「what's!?」 曜「もーっ、またボーッとして…私の声聞いてた?」プク-ッ
鞠莉「ご、ごめんなさい、ちょっと考え事しちゃって」
曜「……Aqoursのことでしょ?」
鞠莉「!!」
曜「やっぱり、今日はずっとそんな顔してたもんね」
曜「正直ね、時間が経って冷静になってきたのかな…思うんだ」
曜「私にとって一番大事なのは千歌ちゃん、そこは変わらないんだけど」
曜「そのためにすべてを蔑ろにするのは間違ってたって」
鞠莉「曜…!」 曜「それに私の大好きな千歌ちゃんが大好きなスクールアイドルだもん、なくすわけにはいかないよ」
曜「だから…元のAqoursに戻るためにも、活動をやりきるまでは千歌ちゃんとの関係については不可侵にしようって梨子ちゃんに話そうと思ってたんだ」
曜「まぁこれはその場しのぎにしかならないかもしれない…けどこれならみんなに迷惑もかからないしAqours続けられそうじゃない?」ニコッ
鞠莉「………」
鞠莉(曜…周りを思いやれる心を思い出してくれたのは素直に嬉しい…けど…)
鞠莉(きっと千歌はその思いも踏みにじってくる)
鞠莉(なんでこんないい子が可哀想な目に合わなければいけないの…?神様は理不尽よ)
曜「だから心配しないで?今はこんな感じで迷惑いっぱいかけちゃったけど…鞠莉ちゃん達が笑って卒業できるように頑張るから!」ニコッ
鞠莉「曜…っ」
鞠莉(もう現実を言うことはできない…今言うなんて登り切る間際の糸を切るようなもの…)
鞠莉(そんな残酷なこと私にはできないよ…) 曜「こんな辛気臭い話してる場合じゃなかった!衣装の材料!」
曜「鞠莉ちゃん、あとちょっと付き合ってね」ニコッ
鞠莉「of course!」ニコッ
鞠莉(言うことができないなら…曜はこのことを知らないままの方がいい)
鞠莉(曜が気づかないように千歌にアプローチ、これしかないわ)
鞠莉(曜が私達を笑顔で卒業させたいなら…私達は笑顔で卒業しなきゃだもの!) ーーーーー
PM 5:15
曜「うーん、やっぱりお金的にあんまり買えなかったなぁ…」
鞠莉「まぁでも必要な材料はCheckできたんでしょう?」
曜「もちろん!あとは今度また部費を集めて…って感じだね!」
鞠莉「それならAll OKよ!」
鞠莉「まぁ、全額私が出してもいいんだけどね」
曜「それはダメ」
鞠莉「って言うと思ったから言わなかったのよ」フフッ
曜「鞠莉ちゃんが言うと冗談に聞こえないんだもん」
鞠莉「マリーはジョークのつもりじゃないもの」
曜「だからダメなのっ!」ム-ッ
鞠莉「ふふっ、はーい」ヨシヨシ ーーーーー
内浦行きバス停
曜「それにしても…昨日も今日もあっという間だったなぁ」
鞠莉「ふふっ、楽しんでもらえたみたいでよかったわ」
鞠莉「私もこんなに楽しかったのは久しぶりよ」
曜「えへへ、よかったぁ」ニコッ
曜「あっ、そうだ」
ガサゴソ
鞠莉「ん?どうしたの?」 曜「はいっ、これ鞠莉ちゃんにプレゼント!」
アクセサリー店で買ったパープルブレスレット
鞠莉「えっ…?千歌にあげるために買ったんじゃなかったの…?」
曜「ふふっ、千歌ちゃんのは実はさっき買った材料に混ざってるんだよね」
曜「千歌ちゃんには貝殻を使ったネックレスを作るって決めてるから」
曜「アクセサリー店で買ったのは鞠莉ちゃんのでしたっ!」
鞠莉「でもなんで私に…?」 曜「えー、鞠莉ちゃんそんなこと言わせちゃうの?」
曜「さすがに私でも恥ずかしいなぁ…//」
鞠莉「ご、ごめんなさい、予想外だったから…」
曜「私からのありがとうって気持ちと、信頼の証…みたいな感じかなっ」
鞠莉「曜っ……!」
曜「あはは、千歌ちゃん以外になにかをあげるのって初めてだからなんか気恥ずかしいなぁ」エヘヘ
ギュッ
曜「わわっ、鞠莉ちゃん!?」
鞠莉「ありがとう曜…今までもらったどんなアクセサリーよりも綺麗」
曜「そ、それは言い過ぎだよ…私のお小遣いで買えるくらいの物だし」アハハ
鞠莉「ううん、一番綺麗よ!一生大切にするわ!」
曜「ふふっ、そう言ってもらえると買ったかいがあるよ」ニコッ
鞠莉
左腕に装着 ブ---ン
ゴジョウシャアリガトウゴザイマスッ
曜「あっ、バス来ちゃったね」
鞠莉「そうね…帰るのがもったいなく感じちゃうわ」
曜「私もだけど…また2人で遊びに行こっ♪」ニコッ
鞠莉「ええ、そうね!今度はマリーの買い物にも付き合ってもらおうかしら?」フフッ
曜「うーん、それはお金の感覚が狂っちゃいそうで怖いなぁ」アハハ
タッタッタッタッ
鞠莉「じゃあ明日学校で会いましょ、チャオ♪」
曜「うんっ、また明日ね!」ブンブン >>486
そこまでしたら完全に人としてアウトだろう
と思ったけど今更かw ーーーーー
時は少し戻り
休みの前日
放課後
千歌部屋
千歌「果南ちゃん2人はなんて言ってた…?」
果南「聞いてみた感じだと特に浮気って感じはしなかったよ」
千歌「本人が浮気してるなんて言わないでしょ…」
果南(たしかに、そりゃそうだ。でもなんて言えばいいんだろうなぁこの状況)
果南「2人が心配なんだよ、だから全然浮気じゃないかな」
千歌「……」ム-ッ
果南「千歌?」
千歌「本当に聞いてくれたの…?なんか果南ちゃん濁すような感じばっかりで全然真実味にかけるっていうか…」ジ-ッ
果南「!」ギクッ
果南(変なところばっか鋭いんだよなぁ…)
果南(聞いたは聞いたけど言えるわけないもんね、千歌から距離を離そうとするためだよ!なんて)
果南(言ったら絶対に余計なことして大変なことになるし…) 果南「はぁ…」
果南「あーもうわかった、ちゃんと言われたこと言うよ」ボリポリ
千歌「やっぱり濁してたんじゃんっ!」ウガ-ッ
果南「ごめんごめん、本当はあんまり言いたくなかったんだよ、2人のためにも」
千歌「聞いてきてくれるって言ったのにぃ!」
果南「わかったわかった、話すから…」
果南(なんとか弁明するから頼むよ鞠莉、ダイヤ…!!) 果南「まず、鞠莉は曜が1人で暴走しないように一緒にいてあげてたんだって」
果南「付き合い長いんだからもちろん分かるよね?溜め込んで溜め込んでキレた時何するかわからないのが曜だって」
千歌「うん…でもそれなら私でも…」
果南「千歌が行ったら結局なんの解決にもならないでしょ?梨子ちゃんに会った時にまた同じことになるよ?」
千歌「それはちょっと…」
果南「だから『私が曜を助けまーす!』って言って鞠莉が行ったんだよ」
果南(嘘は言ってないよね、3割くらいは本当だし) 果南「んで、ダイヤは梨子ちゃんが夜うなされるからって一緒に寝てあげてたんだよ」
千歌「うなされるって…あっ」
果南「心当たりあった?」
千歌「うん、なんか夜に梨子ちゃんが叫んでたのは聞こえたけど…寝言じゃなかったんだね」
果南「寝言で叫ぶ女子高生なんて嫌でしょ…」
果南「まぁそう言うわけだからダイヤが一緒にいたのは梨子ちゃんの睡眠を守るため、みたいな感じかな」
果南(これは100%本当だもんね、ダイヤの気持ちは言うわけにはいかないけど…) もうちかっちは自分のせいで二人が悩んでることは完全に頭から消えてそうw >>500
千歌、前君はとんでもない状況作ってしまったんだぞ!カレーをつくるよみたいなノリで
逆ギレするな!
作者ちゃんのことにキレてるわけじゃないから安心して続けて 千歌「でも抱きついたりする必要あるかな?鞠莉ちゃんもダイヤちゃんも簡単に抱きつかせすぎだし…」
果南「はぁ…」
果南「千歌はもっと酷いことやってるんだからさ、そのくらいは許してあげなよ」
果南「不安な時は頼れる人に甘えたくなるものだしなおさらだよ」
千歌「そ、そうだけど…でも…」
果南(なんか腑に落ちてない顔してるなぁ…いままでの経験からしてこういう時の千歌はなんかアクション起こしちゃうんだよね)
果南(今なにかやらかしたりしたら2人にも影響が出そうだし…ここは釘を打っておこうかな)
果南「あのさ、千歌」
千歌「ん?」
果南「あの2人が浮気してないのは間違いない事実なんだけど」
果南「もし仮に2人が浮気してたとしたらどうするつもりだったの?」 千歌「え?どうするって…」オドッ
果南「絶縁してた?それとも直接言ってた?疑ってたってことは何かしら考えてたってことだよね?」
千歌「いや、疑ってたっていうよりもあんな場面見ちゃったから」
果南「見ちゃったから疑ってたんじゃないの?」
千歌「うっ…そ、そうだけど…」
果南「怒らないから正直に言ってみな?」ジ-ッ
千歌「えっ!?正直に言ったらまた果南ちゃん怒っちゃうよぉ…」 果南「はぁ、やっぱりねぇ…まぁわかった、私が怒るようなことを考えてたってことだね」
千歌「あっ…!」シマッタノダ
果南「まぁいいよ、これ以上は聞かないけどさ」
果南「あらかた『2人が浮気してるなら私が気にする必要もないよね?2人も同じことやってたんだし!それなら私だけ悪者じゃないじゃん!これを材料に喧嘩させないようにもできるんじゃないかな?』みたいな考えだったんでしょ?」
千歌「そ、そこまで酷いこと思ってないよ!」
果南「本当かな?」ジ-ッ
千歌「ちょ、ちょっとしか思ってないもん…」ウグッ 果南「ちょっとは思ってるんだねぇ」
千歌「あぁっ…」オクチチャック
果南「これは…私が直接聞いたわけじゃないからたぶんの話なんだけどね」
果南「曜も梨子ちゃんも心の底から信じてたんだよ、千歌のことを」
果南「だからそう簡単には千歌の浮気を認められなくて今の状態になってる」
果南「そのせいで色々と家でも大変な思いをしてるみたいだけど…」
果南「それなのに千歌は簡単に疑ってもいいの?そんなにまで信じてくれてる2人のことを」
千歌「っ………」 果南「あと、あくまでこれは私の意見、私の考えだけど」
果南「自分自身がとんでもないことをやらかしたんだっていう罪悪感があるなら、相手が自分に酷いことをしたとしても自分の責任なんだって思うんじゃないかなって」
果南(それが行き過ぎても梨子ちゃんみたいになっちゃって良くないんだけどね…)
果南「千歌にはそれがなさすぎるよ」
果南「隙あれば責任転嫁のチャンスを伺ってるようにしか思えないもん」 このちかっちには罪悪感が無さすぎるだろwwという大半の人が思う部分を果南ちゃんがつっこんでくれたな
届くかどうかは別にして 千歌「そ、そんなことないよ!私もちゃんと謝りに行こうとしたもん!」
果南「鞠莉と曜が一緒にいて謝れなかった、だっけ?」
千歌「うん、抱き合ってたから行けなかった」
果南「そこでちゃんと謝りに行ってれば少なくとも鞠莉の信頼は取り戻せたかもね」
果南「それに、この問題が解決したかどうかはわからないけど少なくとも曜を疑ってめんどくさいことになることはなかったよね」
千歌「で、でも…」 果南「千歌が言ってるのはさ、結局自分を正当化するための言い訳だよ。梨子ちゃんの動画についてもそう」
果南「まずそもそも瞬時に写真とか動画を撮ろうって判断するのがおかしいしね」
果南「自分は反省しようと頑張ってるって思ってても、心のどこかでは常に責任転嫁のチャンスを伺ってる…って感じなんでしょ?」
千歌「ち、違うもん…」ウルウル
千歌「ちゃんと謝ろうとしたもん…」プルプル
果南「まぁ千歌がそう思ってたとしても…もう第三者の目にはそうとしか見えないよ」
果南(ちょっと言い過ぎちゃったかな?) このSS読んでるヤツ、または関係のねえ世界の中にもいるのではなかろうか
このような願望持ってる人
千歌は輝きという言葉に土下座しろ 果南「まぁそういうわけだから…千歌はもう一回ちゃんと自分の責任を…」
千歌「…ていって…」
果南「ん?千歌?」
千歌「出て行って!!いっぱい反省してるのになんでそんなに言うの!!果南ちゃんのバカ!!」ポロポロ
グイッ
オシオシ
果南「えっ、ちょ、ちょっと千歌!?」
果南「ま、待ってもう少し話したいことが…」
千歌「いいっ!!聞きたくないっ!!果南ちゃんのばかぁ!!」ポロポロ
果南(まずい、完全に言い過ぎたっ…!千歌にこの言い方は悪手だったな…)
果南(千歌くらいなら力押しでなんとか抑えられるけど…)
オ-イッ!
1階
美渡「おーいバカちかぁ!かなぁん!喧嘩なら外でやれぇー!お客さんに迷惑だから!」
志満「美渡ももう少し静かに…」 果南(さすがに迷惑はかけられないか…)
果南「わかったわかった、今日は帰るから」
千歌「ふぅー…ふぅー…」プルプルプルプル
果南「再三言うようだけど、余計なことはしないようにね」
千歌「わかったからもぉっ!!」ポロポロ
果南「じゃあ、お邪魔しました、また学校でね」
ガラガラ 1階
美渡「あのバカと喧嘩なんて珍しいなぁ果南、なんかあいつやらかしたの?」
果南(いやぁ、いくら千歌が悪いからって親族には言えないなぁ…)
果南「うーん、やらかしたっていうか部活がうまくいってなくてね、お互いちょっと思うところがあったっていうか意見がぶつかり合っちゃったっていうか」
美渡「はぁ〜青春だなぁ」
美渡「お客さんには迷惑だけど…それだけ夢中になれるものを見つけられたってことなんだよな」
果南(あ、これ心苦しいやつだ)
美渡「まぁ、ほら、あの…さ、あいつはバカだけど私にとっては大切な妹…だからさ、なんだその」
美渡「頼んだよ果南!」ニッ
果南「期待に添えられるように頑張るよ」ニッ
果南(あー…やっぱり心苦しいやつだ…) ーーーーー
千歌(果南ちゃんのバカ…!千歌の言うこと少しくらい聞いてくれてもいいじゃんっ!!)ポロポロ
伊勢エビぬいぐるみボフボフ
千歌(曜ちゃんにも梨子ちゃんにも謝ろうとしたんだよ!!ちゃんと謝って仲直りして…またスクールアイドル頑張ろうって!!)ポロポロ
伊勢エビぬいぐるみボフボフ
千歌(それに責任転嫁って何!私がやったことが悪くても2人がやったことも悪いじゃん!!)ボスボス
伊勢エビぬいぐるみボフボフ
千歌(それに曜ちゃんと鞠莉ちゃんが抱き合ってる時に謝れるわけないじゃんっ!普通の人はあそこで出て行くなんて考えできないよっ!!)ポロポロ
伊勢エビぬいぐるみボフボフ 千歌(菓子折りまで買って謝ろうとしたのに…なんで千歌がこんな風に言われなきゃいけないの…?)ヨレヨレ
伊勢エビぬいぐるみボロボロ
千歌(そもそも曜ちゃんと梨子ちゃんが変なことやらなきゃこんな目に合わなかったんじゃん…)
千歌(大人しくあの場で謝ってぜーんぶ丸く収まってたはずだったじゃん…)
千歌(それにあんなことやるなら私と付き合ったりする必要なかったよね…勘違いさせたかったってこと?)
千歌(え?なんで私がこんな辛い思いしなきゃならないの…?)
千歌(私は本当に好きだったし…本当に好きだったから謝ろうとしたのに)
千歌「私…悪くなくない?」 果南が悪いよー
結果的に寝取ろうとしてるダイヤと鞠莉はもっと悪いよー ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています