千歌「修羅場を作るよ!」 2
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あらすじ
二股する少女のドラマを見て修羅場に憧れる高海千歌
千歌「私も修羅場作りたい!」
そんな高海千歌の標的となるは渡辺曜、桜内梨子
曜梨子「「千歌ちゃん大好き!」」
自分の身に危険がある可能性を知ってしまった高海千歌は修羅場を回避しようとするも失敗、半壊するAqours
果南「解散になったら許さないから!!」
Aqoursを続けるため、2人と付き合い続けるために奮闘する高海千歌
幾多の経験を積んだ千歌はある1つの結論に辿り着く
千歌「認めてくれれば浮気じゃない!」
梨子と曜が自分を大好きな気持ちを利用して上手いことやってのけてしまった千歌
千歌「見つけたよ、私の追い続けた輝き!!」
残るはAqours崩壊を止めるのみとなった
前スレ
千歌「修羅場を作るよ!」
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1580225831/ 前スレまだちょっと残ってるけど、本編は次からこのスレなのかな ーーーーー
AM6:50
千歌「みんなおはよーっ!」
果南「あっ、千歌!、先週無断欠席したんだ…って…」
ガタッ!!!!!!
全員「!!!!!」
曜梨子「「おはよう…」」
ダイヤ「お、おはようございます…」
鞠莉「ちょ、ちょっと大丈夫なの!?ちゃんと来るとは思ってたけど一緒に来て…」
千歌「この前は休んじゃってごめんなさい…私なりに2人に仲直りしてもらおうって頑張ってて」
千歌「ねっ、2人とも?」ニコッ 曜「うん、ちょっとやりすぎちゃったなぁって…」指輪キラッ
梨子「うん、私も」指輪キラッ
ダイヤ(どうなっていますの!?曜さんと梨子さんが一緒にいる上に…指輪を…!?しかもお互いのイメージカラー…千歌さんとならまだわかるのですが…)
鞠莉(わけがわからないわ…あれだけこじれにこじれていたのに…千歌本当にうまくやったってこと…?何がどうなったら3人仲良く登校なんてできるの…?)
梨子「善子ちゃんたちもごめんね?怖い思いさせちゃって…」
善子「え、えぇ…」
曜「ルビィちゃんも花丸ちゃんも、ごめんね?もうあんなことにはならないから安心して」ニコッ
ルビィ花丸「「う、うん…」」 怖い展開はごめんだ
そんな風にしたらおまえ酒井監督と同レベルっていうぞ スレ立ておつ
前スレでもあったけど1は外野気にせず自由に書いてくれていいからな 千歌ちゃんに穂乃果ちゃん並みの行動力と主人公力与えた結果 >>32
穂乃果と言うよりも伊藤誠の行動力と主人公力貰ってる 果南「…ちょっとだけ1年生は席をはずしてもはってもいいかな?今の状況を整理したいから」
善子「待って!気遣ってくれるのは嬉しいんだけど…私達にもそろそろ本当のことを教えてほしい
ポンッ
花丸「善子ちゃん」フルフル
善子「ずら丸…」
善子「…わかったわ…ありがとう果南」
ルビィ「ルビィ達教室にいるから…朝練やる!ってなったらいつでも声かけてね!」
ガララッ
テクテク
果南「さて…仲直りしたのは何よりなんだけど…何があったか教えてもらえる?」
果南「どこまで3人が話進んでるのかわからないからさ、私達もどう対処したらいいかわからないし」
千歌「そうだね、果南ちゃん達には迷惑かけちゃったし…」
ーーーーー ーーーーー
ダイヤ「しょ、正気ですの…?梨子さん…」
鞠莉「本当にいいの、曜!?いくら千歌が好きからって…」
梨子「うん、これが私が選んだ答えです…心配してくれてありがとう」
曜「千歌ちゃんと話せなくなるなんて嫌だしね…迷惑かけてごめんね」
ダイヤ「お三方の関係ですのであまり多く口出しするのは野暮かもしれませんが…引き返すなら今のうちだと思います」
鞠莉「ええ、話を聞く限り千歌のやったことは最低よ?本当に心から好きな人にそんな酷いこと言えると思う?2人はそんなことやる人が自分の愛する人でいいの?」
千歌「最低って…まぁちょっと強引かなぁとは思ったけど…」
曜「千歌ちゃんは酷いことなんてしてないから。そりゃあ私1人を好きでいてほしいとは思うけど…同じくらい梨子ちゃんのことが好きってだけ」
梨子「他のみんながわかってくれなくても…私が千歌ちゃんを理解してあげられればいいと思うの」
ダイヤ「…っ!」
鞠莉「はぁ…わかったわ、ダイヤ…もう好きなようにさせてあげましょう」
ダイヤ「先程から発言なされないですが…果南さんはどうお考えなのですか…?」 果南「……」
果南「梨子ちゃんと曜はそれで幸せになれるって本当に思ってるの?」
曜「うん」
梨子「ええ」
果南「千歌は本当に心から2人が好きなの?」
千歌「うん、もちろん」
果南「……」ハァ
果南「じゃあ私からは何も言えない」
ダイヤ「か、果南さんっ!?」
果南「だって2年生がみんな満足してるなら…私たちは何もできないでしょ」
果南「本当に仲直りしてるなら、ね」チラッ
曜「…!」
梨子「…」
千歌「もちろん仲直りしてるよ!ね?2人とも?」 >ちょっと強引かなぁとは思ったけど
あれだけのことをしてちょっとと言い切る千歌ちゃんはもう手遅れだなw せんうたちゃんは病院で見てもらったほうがいいレベルでやばい >>38
ダイまりの二人は千歌には一言も話しかけてないから、話すのも嫌なレベルまで落ちてしまったのか 果南だけは真実に気づいているようですね…。
でも、もうこれまでの日常に戻すには千歌がスタンド能力に目覚めるしかないと。
千歌「アナザーワン!バイツァーダスト!!!!」 この千歌が目醒めるとしたらシビル・ウォー系のなすりつけ能力だろ 果南「正直まぁ…どんな手段だったかは置いておいて…千歌なら2人と付き合うってのはあり得なくはないのかもとは思ってた」
果南「だから2人が満足してるって言うんだったら私はそこに口は出さない、節操なしの非常識だとしても同意の元なら仕方ないし」
果南「ただ曜と梨子ちゃんは1つだけ約束してほしい」
曜梨子「「……?」」
果南「浦の星女学院にいる間は…特に1年生達のいる前では絶対に何も起こさないで」ジロッ
果南「あんた達にとってはもう千歌以外どうでもいいのかもしれないけど…1年生は毎日精神をすり減らす思いを強いられることになるから」
果南「少しでも千歌以外を思いやる心が残ってるなら約束できるよね?」
曜「…わかってるよ」
梨子「!!ちょっと…」
果南「はぁ…やっぱりそう言うことだよね」ハァ
曜「あっ…」アセッ
千歌「ん?」
果南「まぁいいよ、今は波が立ってないみたいだしそれをずっと続けてくれるなら」
ダイヤ「果南さん…」
果南「ただ約束を破ったら…私にも考えがあるから、覚悟してね?」ギロッ
曜梨子「「…っ」」ゴクッ 千歌「もう果南ちゃんは心配性だなぁ、ちゃんと仲直りしてるから大丈夫だよ」ニコッ
果南「……」イラッ
鞠莉「はぁ…まぁ逆に安心したわ、その方が自然よね」
鞠莉「とりあえず今後のAqoursについての話なんだけど」
鞠莉「さっきの話を聞いた後だと不本意だけど…3年生はAqoursの活動に支障が出ないようにフォローはしていくことにしたわ」
千歌「よかったぁ、1年生達がちょっと心配だったんだよね、2人のこと怖がっちゃってるんじゃないかなぁって」ホッ
ダイヤ「……今一度…今一度だけ考え直すことはできませんか?お二人とも…こんなの絶対におかしいです…」
梨子「ごめんなさい、ダイヤさん」
曜「おかしいのは承知の上だよ」 鞠莉「ダイヤ、心配なのはわかるけどもう私たちにはどうすることもできないわ」
ダイヤ「………」
鞠莉「ただ…最後に1つだけ言わせて、もうこれを言ったらあなたたちの関係に口出しはしない」
鞠莉「ダイヤを見ればわかると思うけど…あなた達を案ずる人がたくさんいることは忘れないでね。ダイヤだけじゃない、善子もルビィも花丸も…厳しいことは言うけど果南だって」
鞠莉「もちろん私もよ」
鞠莉「もしも辛くてどうしようもなくなったらいつでも相談に乗るわ、肯定的な意見は言えないかもしれないけど…心の負担を減らすくらいならできるかもしれない」
鞠莉「ね?ダイヤ」
ダイヤ「……そうですわね」
ダイヤ「いつでもいらしてください」ウルッニコッ
曜梨子「「………」」 キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
ダイヤ「予鈴がなってしまいましたわね、教室に戻りましょうか」
果南「結局朝練はできなかったかぁ、1年生に悪いことしちゃったかな」
鞠莉「仕方ないわよ、放課後から頑張りましょ」
テクテクテク
千歌「みんな心配性だなぁ…私はちゃんと2人のこと好きでい続けられるのに…」ブ-ッ
梨子「仕方ないよ、やっぱりそんな簡単には認められないと思うし」
曜「私だけが理解してあげられればいいんじゃないかな?」
千歌「そうだけどぉ〜…」ブ-ッ
千歌「まぁでもこれで…Aqoursは解散せず済みそう…だよね!」
千歌(よし!これでなんとか全部丸く収まった!!)
千歌(Aqoursも続けられて曜ちゃんとも梨子ちゃんとも付き合い続けられる…我ながら完璧だよっ!)
千歌(でも…この一週間は生きた心地がしなかったなぁ…)
千歌(修羅場作りたいなんて思わなければ…うーん…うん、まぁでも…結果オーライ!だよね!) ーーーーー
曜「はいっ!千歌ちゃん!曜ちゃん特製のスープセット!たくさん食べてね!」
千歌「わぁい!最近曜ちゃん料理どんどん上手になってるよねっ!ヤミツキになるおいしさなのだ!」パクパクッ
曜「ふふっ、千歌ちゃんへの愛情がいーっぱい入ってるからだよっ!おかわりもあるからたくさん食べてね!」
曜(千歌ちゃんを私だけのものにするにはやっぱりこれだよね)
曜(ちょっと危ないけど…特別な漢方も入れたし…ね)ニヤッ
曜(私の料理しか食べられないようにしてあげるからね、千歌ちゃん…♪) ーーーーー
梨子「ねぇねぇ、千歌ちゃん」
梨子「曜ちゃんの体にいっぱい痕…ついてたよね?」
千歌「あっ、あれね!ちょっと夢中で吸いすぎちゃったみたい…あはは」アハハ
梨子「もしも千歌ちゃんがもっと激しいのが良かったら…私…頑張るから…!」
梨子「千歌ちゃんの好きなように…使ってほしいな?///」キュッ
千歌「うぇぇ!?で、でも梨子ちゃんの身体綺麗すぎて…あっ、曜ちゃんが汚いとかじゃないんだけど、綺麗すぎるから…」
梨子「はむっ」チュ-ッ
千歌「んっ、首筋っ//」
チュ-ッ
パッ
梨子「えへへ、私の跡…つけちゃった♪やり返してくれる…よね?どんなことでも受け止めてあげるっ//」
千歌「梨子ちゃんっ…//」
千歌「うがーっ!!もう止めてあげないからね!」
梨子(曜ちゃんにしてることは全部私にやっていいんだよ?)
梨子(ほら、私の身体の方が綺麗でしょ?好きなだけ汚していいから、千歌ちゃん色に染めていいから)
梨子(だからお願い…私だけの千歌ちゃんになって…) ダイヤにしてみれば自分の卒業後も大切な妹が残るわけで、切実さが他の二人とは違うよなあ ーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーー
静真高校校門
千歌「あれからもう1年経つのかぁ…早いなぁ」
千歌「あ、曜ちゃん、お弁当は?」
曜「もちろんあるよ!はいどうぞ」
千歌「ありがとっ大好き曜ちゃん!」ギュッ
曜「えへへっ//」
梨子「ち、千歌ちゃん…卒業式なのにこれ付けてないとダメなの…?」ブブブブブッ
千歌「うんっ、梨子ちゃんが登壇した時の可愛い姿いっぱい見たいなぁ♪」
梨子「あっ…んんっ…//ち、千歌ちゃん//」ブブブッ
千歌(今日で高校も卒業かぁ…あっという間だったなぁ)
千歌(浦女は守れなかったしラブライブも優勝できなかったけど…やっぱり最後までスクールアイドルができてよかったなぁ)
千歌(2人もこんな私とずっと付き合ってくれてるし…思い残すことは何もない!って感じだよね)
千歌(でもなんだろうなぁ、この虚しさは)
千歌(果南ちゃんは時々連絡くれるけどダイヤちゃんと鞠莉ちゃんは一度も会ってないし)
千歌(善子ちゃん達も私たちが引退してからは全く会わなくなっちゃったし…)
千歌(私何か間違えちゃったのかなぁ…)
千歌(…いや、そんなことないよね!)
千歌(私は2人がいれば大丈夫!だって…)
千歌(私が輝くためには2人が必要なんだから!) 1です
最後まで読んでいただいてありがとうございます!
これで終了となるのですが
何個かエンドのパターンを考えていたので続けてもいいでしょうか?
安価で分岐方式にしていなかったため、話を巻き戻すしかなくなるので多少見づらくなるのですが…
もし需要があればやりたいと思いますので、今日はひとまず寝ようと思います これで終わってしまっては消化不良なので複数エンドお願いします、永遠に続けてもらっても構いません 1です
キリがいいタイミングなので寝る前に1つだけ…
千歌ちゃんをクズにさせすぎちゃったんですが、千歌ちゃんが嫌いなわけではないです
むしろ桜内の次に好きなんですけど、無自覚で泥沼化させる側面があると思ったのでこういう書き方をしてしまいました
キャラ崩壊で不快に思った方は申し訳ありません SSなんてキャラ崩壊してなんぼよ。気にせずこれからも書いてくれ
どこで分岐するんだろうか なんで梨子にバイブ入れてんだ?
曜には飯作らせてるだけみたいだが… 嫌いなキャラだからクズに書くより、好きだけどお話の都合で酷い扱いにしちゃう方がよほど誠実な気がする そんなん気にせんでええんやで
所詮便所の落書きなんやから 悪意ないのかもしれんけどSSスレでそういう言葉よくチョイスできるな 最後の一言でこのみかんは輝き教祖ですらない何かだと悟った
別エンド欲しいれす^p^) これhappy endなのか
とにかく別エンド希望 求心力失ったちかっち率いるアクアは本編ほど団結できなくて優勝逃したわけか…まあ当然だろうなあ
違う世界線も楽しみにしてる >>80
これがハッピーエンドってことは、他はこれ以上ではないということなんだろうかw
あくまで千歌にとってのハッピーエンドで、他の子達のはまた別なのかもな
個人的にはようりこの二人がメンヘラから回復する分岐も見てみたい ーーーーー
果南「………」
トンッ
Aqoursの写真の入った写真立てパタッ
果南(卒業してから1年か…)
果南(卒業してから私は千歌達と連絡は取ってるけど…ダイヤと鞠莉は狂った曜達を見てられないからって言って…それっきりらしい)
果南(1年生も苦労したって言ってたっけ、新しい高校でスクールアイドルを続けて新入部員募集しても…千歌が声かけた新入生を曜達がいじめて…結局Aqoursは善子ちゃん達で終わり)
果南(どうしてこんなバラバラになっちゃったんだろう…あの時…千歌にもっと厳しくできてればこんなことにはならなかったのかな…?)
果南(あの時千歌に他の方法を示せればこんなことにはならなかったのかな…?)
果南「…はぁ」
果南(後悔しないように頑張ってきたはずなんだけど…もうわかんないや)
果南(私は…私たちがいなくなっても同じ夢を追い続けて欲しかっただけなのに…やっぱりワガママすぎた…のかな)
シュ-ッ
果南「流れ星…」
果南(どうかお願いします、Aqoursを…元の仲が良かったAqoursに戻してください…)
果南(あははっ、星にお願いなんて今時しないよね)クスッ
果南(でも…何もできなかった私はお願いするくらいしかできないから)
果南(もしも少しでも願いが届くのなら…もう一度みんなで笑い合いたいな)
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー ようりこエンドも見たいわ
お互い元々嫌いなわけじゃなかったし
2人とも被害者だし 俺もようりこがくっ付いてクズ千歌が精神崩壊するのが見たい 最大の被害者と言えば1年ズ及び新入生とかなんだろうけどこの果南ちゃんは見てて可哀想になるよ あなたにタイムリープのやり方教えてもらうしかないな 果南にぶん殴られたのが最初の分岐点かなぁ
まあ千歌のようりこへの想いが変わらない限り似たようなendかもっと酷い事になりそうだが 曜ちゃんが正気に戻れば十分可能性あるよね
梨子側は嫌い切れてなかったし 立ち直らせるために積極的に動いてくれた3年生と、というのもありかもね
今回の3年はほぼ見てただけだったけど 夢落ちかタイムワープエンドみたい
くそ千歌よ、三年生がくそレベルなのに
お前がしっかりしないとどうする 果南が千歌をビンタした時に
強く叩き過ぎて千歌が意識不明の重傷で入院
その間に3年がようりこの心のケアをして
1年がようりこを仲直りさせる
ようりこ「今までのこと許してあげるから千歌ちゃん目を覚まして!」
千歌「本当!?」 ムクッ
ハッピーエンドね 1です
1スレ目289から始めます。
それまでは同じ流れです。
読みづらくなってしまうかもしれないので、
希望があれば1スレ目の本文をコピーして貼ろうと思いますが、
レス数が増えてしまうのでそのままでよければそのまま続けようと思います。 そのままでも大丈夫やで。ファイトだよ! (و'ω')و ありがとうございます、そのまま続けようと思います! ーーーーー
果南「ほら、千歌もうずくまってないで行くよ」
グイッ
千歌「やめてぇ!!!」
千歌「殺さないでぇ…お願い、殺さないでぇ…」
果南「何言ってるの千歌、梨子ちゃんと曜がそんなことするわけないでしょ?」
千歌「殺される…殺されちゃうぅ…」
果南「ほら、大丈夫、梨子ちゃんも曜もいないから、行くよ」
グイッ
千歌「たすけてぇ…」
果南「私も千歌を助けたいからさ、だから部室行こ?」
千歌「か、かなんちゃん……」
ヨタヨタ
千歌「ふぅぅっ…くすん…」
果南「心配で来てくれたのに…嫌なもん見せちゃってごめんね、私たちがなんとかして見せるから…みんなは心配しないで」
ルビィ「もう…戻れないのかな…?」ポロポロ
善子「Aqoursが解散するのは嫌だけど…2年生が苦しんでるのもみんなが悲しんでるのも嫌…!」ポロポロ
花丸「私たちは何もできないのかな…」ポロポロ
1年生s頭ポンポン
果南「大丈夫、今はこんなことになってるけど私たちを…Aqoursを信じて」
スタスタ
ヨタヨタ ーーーーー
部室
果南「少しは落ち着いた?」
千歌「うんっ…ありがとかなんちゃん…」グスッ
果南「ほら、私のスポドリでよかったら飲んでいいから、はい」ヒョイッ
千歌「…」ゴクッゴクッ
果南「それで?殺されるってどういうことなの?」
千歌「…怒らないで聞いてくれる…?」
果南「私はそう簡単には怒らないよ」フンスッ
千歌「じゃあ話すね…」
ーーーーー ーーーーー
パシ-----ン
バタッ
千歌「うがっ…!!」
果南「バカ!!!バカちか!!!あんた最低だよ!!!」
ムナグラガシッ
千歌「か、かなんちゃん…怒らないって…」
果南「怒らないでいられるわけないでしょ!?」
ーーーーー
ーーーーー
ーーーーー
千歌「えぐっえぐっ…なんでこんなことやっちゃったんだろう…あくあが…Aqoursがぁ…っ…」グスッ
千歌「私がしっかりしてないせいで…なんでぇ…」ヒック
果南「…」ハァ
果南「本当なら自分達で解決するべきだろうけど」
果南「今はAqoursの未来がかかってるから…私達も協力する、だから千歌もどうしたらいいか考えな」
果南「もちろん自分のためにじゃなくて、2人のために、みんなのためにね」
千歌「うぅっ…ひっく…うんっ…なんとかしなきゃ…」ヒック ーーーーー
放課後
果南の部屋
ダイヤ「果南さんのお部屋にお邪魔するのは久しぶりな気がしますわね」
鞠莉「私はよく来てるけどね」
果南「離れてるとやっぱり来づらいよねぇ」
ダイヤ「せっかく来たのにこのような暗い話をする場にしてしまって申し訳ありません」
果南「いいよいいよ、学校で話すわけにもいかないしホテルでこんな話するのもねぇ…」
鞠莉「今更気にすることないのに」
ダイヤ「早速ですが…話し合いのご報告をお願いいたします」
ーーーーー
ーーーーー
ーーーーー
ダイヤ「私たちがとるべき対処としてなんですが」
鞠莉「なに?もう何か案が出たの?」
ダイヤ「いえまだですが…方向性についてまず確認しようかと」
鞠莉「方向性ねぇ…正直解決する見込みは薄い気がしちゃうけど…」ハァ
果南「それをなんとかするのが私たちの仕事でしょ、あの子達に最初から最後までちゃんと続けてやりきって欲しいし」
ダイヤ「続けて欲しい気持ちはもちろんあります。あるのですが…」
鞠莉「曜と梨子の気持ちを考えると…かなり酷な事をさせることになるわね」
果南「たしかに…だけど2年生達なら…」
ダイヤ「信じたい気持ちはわかりますが…梨子さんから話を伺っている限りだと、曜さんとの間にできた溝は到底埋まるようなものでは無いと思います」
鞠莉「私もそう思う。埋まる瞬間があるとするなら、千歌を2人が心の底から軽蔑した時くらいでしょうね」
ダイヤ「…どちらに転んでもAqoursの存続は難しいと思います…」
果南「そんな…」 ダイヤ「私としてはAqoursよりも…曜さんと梨子さんのメンタルケアを優先に考えたいと思っています」
鞠莉「私も賛成よ。Aqoursを続けて欲しいっていうのは私たちのエゴ。本当に続けられるのかどうかを判断するのはあの子達自身だからね」
果南「…そうだよね…たしかに今回の件は千歌が悪いし曜と梨子ちゃんのケアが最優先だよね」
果南(そりゃそうだよね…本当は千歌も助けたいけど…2人が最優先だよね、千歌にはきつく言ったつもりだし…後は千歌が自分で自分を戒めるしかない)
果南(私にできることは…2人が仲直りするために全力を尽くすこと…!)
果南「わかった、まずは2人のメンタルケアをする方向で行こっか」
果南「だけどできたら…Aqoursは続けて欲しい…」
ダイヤ「ですから…それが難しいのではと」
鞠莉「Aqoursは全員揃ってAqoursなのよ?誰が欠けても成り立たないわ、今の梨子と曜を続けさせるのは本人達も、1年生達もハードだと思うわよ」
果南「もちろんわかってるよ」
果南「だけど…難しいかもしれないけどどうにかして…曜と梨子を仲直りさせられれば…可能性はあるんじゃない?」 鞠莉「どうにかって具体的にどうするの?」
果南「そこについてはまだ…でもきっと何か方法はあるはず…!」
ダイヤ「……」
ダイヤ「無理矢理仲直りさせたところで…それは表面上の解決にしかなりませんわよ?」
ダイヤ「もしも表面上の解決でもいいからAqoursの存続を望むと言うのでしたら…わたくしは賛同できかねます」
鞠莉「私もよ」
鞠莉「まぁもちろん仲直りできるようにサポートはしていきたいと思ってるけれど…どこまでできるかしらね」ハァ
鞠莉「私としては仲直りさせる前提で動くよりは、梨子と曜の千歌依存度をできるだけ下げるように動いていく方がいい気がする」
果南「………」ウ-ンッ
果南「………!」ピコンッ
果南「あっ!わかった!じゃあ役割分担しよっか!2人は曜と梨子のメンタルケアを優先して、私は仲直りできる方法を考える」
果南「曜と梨子の話聞いたのは2人だし、2人が話した方が話しやすいだろうし…どうかな?」
ダイヤ「かまいませんが…曜さんとお話ししなくて大丈夫なのですか?幼馴染なのですから…」
鞠莉「今の曜は私の話を聞くような感じじゃ無いし…私で曜を助けられるかしら…」
果南「あーそっか…鞠莉とダイヤにばっかり負担かけるわけにはいかないしね…もしも行き詰まったら交代しようか、私でもなんとかできる自信はないけど…」
果南「2人がうまく千歌離れできたら…絶対に仲直りしたくなるはずだし、それまでは私は仲直りのサポートに回る」
ダイヤ「…わかりました」
ダイヤ「話した内容や状況はこまめに報告するように致しましょう、人間の心模様のことなのでわたくし達以外には他言無用でお願い致します」
鞠莉「Alright!」
果南「おっけー」グッ めっちゃ見てみたいw
これに限らず面白いSSのアニメ化見てみたいよな
二次創作でアニメは難しいから公式で色んな世界観やってほしいよ 公式が作ってもつまらなくなるだけだと思うわw
二次創作で好き勝手にやるから面白いんであって >>114
公式で二次創作をアニメ化して欲しいって言いたかったんだ
分かりにくくてごめん
まあそんなの無理なのは承知だけど こんな恐ろしいのアニメ化したら純粋なファンぶちギレだろ ーーーーー
果南部屋
果南(うーん…2人を仲直りさせる方法…)
果南(ちゃんと千歌がケジメをつけたとしても絶対に消えないわだかまりになるだろうし…なんとかしなきゃ)
果南(1番早いのはお互いのことをどう思ってるか聞くことだよね、まぁ今は怒りしかないだろうけど…)
果南(でも…ダイヤと鞠莉が頑張ってるのに横から茶々を入れるようなことするのも悪いし…直接聞くのはダメ…)
果南(千歌を経由してが1番可能性はあるけど…今2人と関わらせるわけにはいかない、本格的に動くのはもうちょっと時間が経ってからかな…)
果南(となると…)
ーーーーー
LINE 松浦果南,黒澤ルビィ,津島善子,国木田花丸
松浦果南「明日放課後少しだけ時間作れないかな?ちょっとだけ聞きたいことがあるの」
ーーーーー
果南「巻き込みたくないけど…今できる最大限はやりたいもんね」ウツムキ また果南ちゃんが無能ムーブしかけてるからもう1年生の確変に期待するしかない >>116
どちらかとくっつくとかよりは、まだそっちの方が丸く収まった感が少しはある気がするw ーーーーー
翌日
部室
ガララッ
千歌「おはよ〜」
果南「おはよう、千歌」
千歌「あれ?果南ちゃんだけ?」
果南「うん、部活停止って書いてあったでしょ?」
千歌「朝練もダメなんだ…でも、なんで果南ちゃんはここに?」
果南「1つだけ聞いておこうと思ってね」
千歌「え?な、何?」オドッ
果南「曜と梨子ちゃんってどうやって仲良くなったの?」
千歌「ほっ…」フゥ
果南「どうしたの?また怒られると思った?」
千歌「う、うん…昨日の今日だからちょっと構えちゃった…」
果南「昨日のことについては言うことは言ったつもりだから後は千歌がしっかり考えること、今日はまた別件だから安心して」
千歌「うん…ありがとう」
千歌「曜ちゃんと梨子ちゃんのことだよね?たしか…」
ーーーーー ーーーーー
果南「なるほどね…わかった、ありがとう」
千歌「うん、でもどうして2人のことを?」
果南「ん、まぁちょっとね」
千歌「……」ムッ
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
果南「おっ、ちょうどよく予鈴だね」
果南「教室戻ろっか」
千歌「…うん」 ーーーーー
放課後
部室
ガララッ
果南「お疲れ〜、私が1番最後かぁ」
果南「ごめんね、待たせちゃったかな?」
花丸「ううん、大丈夫…だけど」
善子「…聞きたいことって何?」
ルビィ「もしかして…Aqoursについて…とか?」
果南「あっ、ごめんね、あの文だと怖がらせちゃったかな?」
果南「聞きたいことってのは曜と梨子ちゃんについてなんだけど…あの2人の関係について何か思い当たる節とか気づいてたこととかあったら教えてほしいなって」
花丸「よ、よかったずら…」ホッ
ルビィ「昨日みんなでどんなことになっても頑張ろうね、って話したばっかりだったから焦ったよぉ…」ホッ
果南「!!そうだったんだね……じゃあ尚更頑張らなきゃっ」ニコッ
果南「ダイヤと鞠莉には無理だーって言われてたんだけど…2人を仲直りさせようと思っててね」
果南「今は情報集めって感じなんだよね」
善子「2人を仲直りさせるの!?本当に…できるの!?」バッ
果南「うわっ、びっくりしたっ!」
花丸「ごめんね、果南ちゃん。善子ちゃんあの2人と仲良かったから…」
果南「そっか…不安だよね、ごめんね」ヨシヨシ
果南「できるかどうかはわからないから安心してとは言えないけど…なんとかなるように頑張るよ」ニコッ
善子「ありがとう…手伝えることがあったらなんでも言って」
果南「ありがとね」
果南「そしたらあの2人の普段の感じとかが聞きたいんだけどいい?」
善子「わかったわ」 夢オチエンドみたい
千歌が六人に攻められ家に帰れば梨子曜の修羅場が待っていて逃げる術がなくなって千歌が助けを呼んだところで目が覚めて、クソドラマに影響を受ける前の日に戻る
千歌は夢のことをきっかり覚えていてくそドラマを見ないというセーフなオチ ーーーーー
曜宅
窓を見つめる曜
曜「………」ボ-ッ
テクテク
ピンポ-ン
曜(……?鞠莉ちゃん…?)
オジャマシマス
テクテク
ガチャッ
曜「……鞠莉ちゃんどうしたの?」
鞠莉「曜…もしかしてずっと窓の外見てたの…?」
曜「たまたま見てただけだよ、それより私に用があったんでしょ?」
鞠莉「いいえ、用は特にないわ」 曜「用もないのに来たの?私を謹慎にしたのは鞠莉ちゃんとダイヤちゃんなのに?」ギロッ
鞠莉「……」
鞠莉「今のあなた達を会わせるわけにはいかないもの」
曜「やっぱりね…私も梨子ちゃんとは会いたくないけど、千歌ちゃんのためにもカタをつけないと」
鞠莉(1番は千歌と距離を置いて冷却期間が欲しかったからなんだけど…来ておいて良かったわ)
曜「まぁみんなに迷惑かけちゃったのは間違いないし…謹慎は仕方ないかなって思うけど…」
鞠莉「わかってもらえて何よりよ」
曜「それで、今日来たのはなんで?」
鞠莉「本当に何もナッシング!暇だろうなぁと思ったから話し相手になってあげようと思ってね」ニコッ
曜「そんな嘘いいから」
鞠莉「つれないわねぇ、むすっとしてると可愛い顔が台無しよ?」
ホッペプニッ
曜「……」イラッ 曜「用がないなら帰ってもらってもいいかな?話し相手してくれようってのは嬉しいけどそんな気分じゃないから」
鞠莉「私が帰ったらどうするつもりなの?また窓とにらめっこ?」
鞠莉「曜はせっかく友達が来たのに窓の方を大事にする様なひどい女の子だったかしら〜?」ジト-ッ
曜「………」
曜「はぁ〜…そんなにまでしてなんで私と話したいの?どれだけ話したって気持ちは変わらないってわかるでしょ?」イライラ
鞠莉「………」
鞠莉「放って置けないのよ」
鞠莉「落ち込んでたら励ますし、道をはずれそうなら引き止める、それが仲間でしょ?友達でしょ?」
曜「別に落ち込んでなんか…」
鞠莉「普段のあなたはそんか虚ろな目をしてないわ、夢と思いやりにあふれた優しい目をしてた」
曜「………」
鞠莉「……」ハァ
鞠莉「口うるさく言っちゃってごめんなさいね、本当にこんなつもりはなかったの」
鞠莉「お話しする…なんて雰囲気じゃないし帰ることにするわ」
鞠莉「またね」
スッ
ガチャッ
曜「……ありがとう」
鞠莉「!!」
鞠莉「どういたしまして♪」ニコッ ーーーーー
梨子宅
ピンポ-ン
ガチャッ
コンコン
ガチャッ
梨子「あ、ダイヤちゃん…」
ダイヤ「いきなり押しかけてしまい申し訳ありません…おじゃましてもよろしいでしょうか?」
梨子「うん、大丈夫だけど…私に何か用ですか…?」
ダイヤ「用というほどのことではないのですが…」
ダイヤ「一晩置いて色々考えられたと思いますので…色々悩みが出てきたのではないかと」
梨子「………まぁ」
ダイヤ「お節介だと思いますが…よかったら相談してもらえませんか…?」
ダイヤ「梨子さんは真面目な方ですので…溜め込みすぎてしまわないか心配で」
梨子「ありがとうダイヤちゃん、でも私は大丈夫だから」フフッ
梨子「それよりも千歌ちゃんのところに行ってあげて欲しいな」
ダイヤ(梨子さん…昨日あんなことがあって疑っててもおかしくないのに千歌さんの心配を…)
ダイヤ(こんな優しい方が弄ばれてると思うと…)イラッ
ダイヤ(いけませんわね、梨子さんのケアが最優先…怒りは仕舞っておきましょう)
ダイヤ「千歌さんは学校でお話ししました」ホクロポリポリ
梨子「そうなんだ、どんな話をしたんですか?」
ダイヤ「お二人の話を出すのは憚られまして…他愛もない話しかできませんでしたが…」ホクロポリポリ
梨子「…そっか」 でもこのイラッとするのが普通の反応だよね。一番普通の反応はドン引きして距離を置くことだろうけどw ダイヤ「ですので…梨子さんがよろしければではありますが…悩みをお聞かせ願えませんか?」
ダイヤ「一人で抱え込むより幾分気持ちが楽になるかと…」
梨子「……優しいのねダイヤさん」
梨子「だけどまだ言うわけにはいかない…かな」
梨子「言葉にしたら私自身の気持ちが言葉に引っ張られそうだから」
梨子「気持ちだけ受け取っておくね、ありがとう」ニコッ
ダイヤ「梨子さん……」
ダイヤ「仮に、の話です」
ダイヤ「仮に…千歌さんが浮気をしていた場合
梨子「やめて」ギロッ
ダイヤ「っ…!」
梨子「気持ちだけ受け取っておくって言いましたよね?その言葉が聞きたくなかったから」
梨子「私は千歌ちゃんを疑いたく無い…疑いたく無いから言葉にしない」
ダイヤ「梨子さんが疑いたく無いという気持ちはわかります、わたくしも大切な仲間を疑うなんていい気分ではありませんから」
ダイヤ「ですが…昨日も言いましたが梨子さんのそれは崇拝です、千歌さんは過ちを犯している…」
梨子「やめてって!!」
ダイヤ「本当に相手のことを大切に思うなら…正しい道に導いてあげるのが仲間…なのではないでしょうか」
梨子「…!!」
ダイヤ「今の梨子さんにわたくしの言葉が届いているかどうかはわかりませんが…今日のところはお暇します」
ダイヤ「また明日来ますわね。梨子さんの心に届くまで…」ホホエミ
ガチャッ
スタスタ
オジャマシマシタ
梨子「本当に千歌ちゃんが大事なら…」
梨子(私は…千歌ちゃんを信じたい…けどそれだけじゃ…ダメなのかな…?) ーーーーー
翌日
部室
ガララッ
鞠莉「グッモーニン」
果南「お、ちゃんと時間通りだね」
鞠莉「当たり前でーす!時間厳守はマナーだからね!」
ダイヤ「遅刻の常連が何を言ってるんですか…」
ダイヤ「お話ししてる場合ではありませんわよ、昨日の報告にしましょう」
果南「そうだね、じゃあまず私から行こうかな」
ーーーーー ーーーーー
鞠莉「うーん…ダイヤも私も同じような状態か…」
ダイヤ「千歌さん離れできるように話をしているつもりなのですが…なかなか難しいですわね」
果南「その感じだと仲直りは…」
鞠莉「当然難しそうよ、曜のあの感じ…本当に梨子を殺しかねない」
ダイヤ「梨子さんの方はどうでしょうか…殺意のようなものがあったとは感じませんが…」
果南「どのタイミングで動くべきなんだろう…」
鞠莉「今日も私は曜の家に向かうつもりよ」
ダイヤ「わたくしも梨子さんの家に伺おうかと」
果南「そしたらそうだなぁ…私は今日はもう一回千歌と話してみようかな」
ダイヤ「わかりましたわ」
鞠莉「果南〜?気をつけてよね?千歌に毒されたりしたらダメよ?」ジト-ッ
果南「どんな心配してるの鞠莉、そんなことになるわけないでしょ」ペシッ
ーーーーー ーーーーー
教室
千歌(部活がないと学校って退屈だなぁ…)
ペンクルクル
千歌(梨子ちゃんと曜ちゃん…今頃何やってるのかな)
千歌(一人で寂しくしてるよね…私のせいで)
千歌(会っちゃダメって言われたけど…そういうわけにはいかないよね…学校戻ってきた時2人共険悪になっちゃうだろうし…)
千歌(Aqoursを続けるためにもやっぱりちゃんと話すしかないか…)
千歌(でも…殺されたくないよぉ…)ウルウル
千歌(今日試しに様子を見に行って話してみて…それで謝っても大丈夫かどうかを判断しようかな)
千歌(はぁ…急に放課後が憂鬱になってきたなぁ…)ハァ ーーーーー
放課後
2年教室
ガララッ
果南「千歌いるぅ〜?」
むつ「あ、果南先輩、千歌ならもう帰っちゃったけど…」
果南「え!早いね、入れ違いだったかぁ…ありがとう」
タッタッタッタッ
果南「曜と梨子ちゃんがいないと帰るの早いんだなぁ…そりゃそうか、ずっと一緒にいたもんね」
果南「あんまり構えさせたくないけど仕方ないかぁ」
ーーーーー
個人LINE 高海千歌
果南「今どこにいる?時間あったら会えないかな?」
ーーーーー ーーーーー
停車中バス内
テクテク
千歌「よいしょっ…」
ポスッ
ピロンッ
千歌「ん?」
千歌(果南ちゃんからLINE…果南ちゃんには悪いけど返信は後かな)
千歌(今はやらなきゃいけないことがあるもんね)
千歌(様子見に行くのにも何か贈り物とかがあったほうが安全だもんね、まずはお買い物に行かなきゃ)
テクテク
善子「…千歌」
千歌「あっ、善子ちゃん」
ルビィ「こ、こんにちは…」
千歌「ルビィちゃんに花丸ちゃんも!みんなでどこか行くの?」
花丸「今日はみんなで沼津でお買い物なんだ」
千歌「そうなんだ!私もちょうど沼津で買い物する用があったから一緒にいいかな?」ニコッ 善子「………」ギリッ
善子「……なんでそんなに
花丸「善子ちゃん、辞めるずら」ボソッ
善子「っ……」
ルビィ「い、いいよ、千歌ちゃんも一緒に行こっか!千歌ちゃんは何を買うつもりなの?」
千歌「私は曜ちゃんと梨子ちゃんに贈り物をちょっとね…」
千歌「2人が喧嘩しちゃったのは私のせい…だから」
千歌「謝りに行くつもりなんだ」
善子「…それってやっぱり…あんた…!」キッ
花丸「善子ちゃん!」
ハッシャシマ-ス
ルビィ「わわっ、ほら、座らないとだよ!座って座って!」
千歌「ごめんね私のせいで…2人もAqoursもなんとかするから…」ボソッ
善子「千歌……」
ーーーーー しおらしいこと言ってるようで、この後やろうとしてることは前スレのあれだからな… 千歌「勝った方には私が全身全霊を込めて愛してあげるのだ」 不完全なものに従って全てダメにするか
一度それをゼロに戻して再出発するか 善子は千歌ちゃんがいたから入ったAqoursなのにこんなことになって裏切られた感がすごそう ーーーーー
バス内
ブ-ン
花丸「千歌ちゃんは何を買うつもりなの?」
千歌「色々考えたんだけど…まだ決められなくて」
ルビィ「じゃあみんなで千歌ちゃんの買う物一緒に選ぼうよ!」
千歌「えっ、でも悪いよ、みんなも買い物あるんでしょ?」
ルビィ「どうかな、善子ちゃん?」
善子「ヨハネ」
善子「…まぁいいわよ、私たちの買い物はそんなに急ぎじゃないしね」
千歌「みんなありがとうっ、じゃあお言葉に甘えちゃおうかな?」
千歌「正直自分だとどうしていいかわからなかったから助かるよ」ニコッ
善子「……」
花丸「丸は本の栞とかがいいと思うなぁ」
花丸「最近の栞は誕生石付けられたり名前を入れたりしてくれるところもあるし」
ルビィ「可愛くていいね!ルビィはアクセサリーとかもいいと思うなぁ、ネックレスとかリングとか…」
千歌「2人ともいい案!逆に悩んじゃうなぁ…」ウムム
善子「菓子折にしておきなさい、あんまりモノにこだわりすぎると誠意が見えなくなるわよ」
千歌「お菓子で大丈夫なのかなぁ…」
善子「梨子と曜に渡す趣旨を考えたらそれしかないでしょ?」
善子「大事なのは何をあげるか、じゃなくて自分の気持ちをどう伝えるか、でしょ?」ニコッ
千歌「善子ちゃん…そうだねっ」ニコッ
花丸「そ、そうだねっ!ついついプレゼント考えるの楽しくなっちゃってたずら」
トウチャクデ-ス
ルビィ「じゃあみんなで菓子折選びに行こっか!」 ーーーーー
曜宅
窓を見つめる曜
曜「………」ボ-ッ
テクテク
ピンポ-ン
曜(鞠莉ちゃん…また来たんだ)
曜(なんで千歌ちゃんは来てくれないんだろう…)
曜(会っちゃダメって言われてるのかな…)
曜(ダメって言われてるなら誰に…?)
オジャマシマス
テクテク
コンコン
鞠莉「曜?マリーよ、入ってもいいかしら?」
曜「いいよ」
ガチャッ
鞠莉「チャオ〜」ニコッ
曜「また来たんだね、用もないのに」
鞠莉「あらぁ〜?私が用がないから来たと思ったの?」
曜「あ、ごめん、今日は何か用があったのかな?」
鞠莉「いいえ!今日も何もナッシングよ!」
曜「………」イラッ
鞠莉「もぉ〜、そんな怖い顔しないで!スマイルスマイル」ニコッ
曜「誰がイライラさせたと思ってるのっ!」ガ-ッ
鞠莉「ふふっ、ソーリーソーリー」 曜の顔ジ-ッ
曜「な、何鞠莉ちゃん?私の顔に何かついてる?」オズッ
鞠莉「ふふっ」
鞠莉「昨日よりは元気そうで安心したわ」
鞠莉「今日も窓とにらめっこだったらどうしようかと思ったもの」
曜「………」
曜「してたけどねさっきまで」
曜「千歌ちゃんなかなか来ないなぁって」
鞠莉「千歌と会う約束でもしてたの?」
曜「ううん、してない。けど千歌ちゃんなら来てくれると思ってずっと見てるの」
鞠莉(たしかに曜と梨子には会うのを控えろって言ったけど千歌には言ってないものね、あの後1度も話してないから…)
鞠莉「…たまには千歌以外のことも考えなきゃダメよ?」
曜「そんなの無理だよ」
曜「ずっとちっちゃい頃から千歌ちゃんのことだけ考えて生きてきたんだもん」
鞠莉「曜…」
鞠莉(ダメよ、ここで暗い雰囲気に飲まれたら曜のケアにならないわ)
鞠莉「えーいっ!」
ホッペムニ-ッ
曜「んぇ!?」
鞠莉「いまはマリーとお話しの時間っ!ちょっとくらいちかっちのことは忘れてくれてもいいんじゃない?」ム-ッ
ムニムニムニ-ッ
曜「わ、わはった、わはったはらふにふにやめへ!」 鞠莉「もうっ…私と話すのそんなに嫌だったかしら?昨日は普通にお話できなかったから今日は楽しくトークしようと思ってたのに」
曜「ごめんごめん、じゃあお茶でも用意するからちょっと待ってて」ホッペサスサス
鞠莉「お構いなく〜♪」
テクテク
ガチャッ
鞠莉「はぁ…」
鞠莉(ここからどうしようかしら…今の感じだと何を話しても千歌に繋がりそうなのよね…)
鞠莉(私にできるのは精々少しの間気を紛らわせるくらい…)
鞠莉(でもそれだとなんの解決にもならないのよね…)
ガチャッ
曜「お待たせ、安物のお菓子とお茶だけど…」
曜「サンキュー!ノープロブレムよ!ガールズトークにはやっぱりお菓子よね!」
パクッモグモグ 訂正です
>>157
鞠莉「もうっ…私と話すのそんなに嫌だったかしら?昨日は普通にお話できなかったから今日は楽しくトークしようと思ってたのに」
曜「ごめんごめん、じゃあお茶でも用意するからちょっと待ってて」ホッペサスサス
鞠莉「お構いなく〜♪」
テクテク
ガチャッ
鞠莉「はぁ…」
鞠莉(ここからどうしようかしら…今の感じだと何を話しても千歌に繋がりそうなのよね…)
鞠莉(私にできるのは精々少しの間気を紛らわせるくらい…)
鞠莉(でもそれだとなんの解決にもならないのよね…)
ガチャッ
曜「お待たせ、安物のお菓子とお茶だけど…」
鞠莉「サンキュー!ノープロブレムよ!ガールズトークにはやっぱりお菓子よね!」
パクッモグモグ リアルでもメンヘラの治療って時間がかかるし、度合いが強いと精神科や心療内科のお世話になるくらいだしな 鞠莉(準備が整っちゃったけど何を話そうかしら…)
鞠莉(千歌のことを思い出させないような話…千歌がいない話をしないとだから…)
鞠莉(私たちの思い出話!の中でも…あんまり言いたくない類のやつを出すしかないっ!)
鞠莉「さぁ、ガールズトークしましょっ!」
曜「いきなりそんなこと言われてもなぁ…千歌ちゃんの話くらいしか」
鞠莉「よ〜う〜〜??」ジト-ッワシワシ
曜「わぁうそうそ!じゃあ鞠莉ちゃん何か話してよっ!」
鞠莉「ふふっ、マリーのガールズトーク力を舐めないでよね?」
ーーーーー ーーーーー
曜「えっ!?ダイヤちゃんってそんなことするの!?」
鞠莉「誰も見てないと思ったんでしょうね、絶対に秘密よ?」ニコッ
曜「あはは…」
ーーーーー ーーーーー
曜「あはははっ、果南ちゃんらしいなぁ」ケラケラ
鞠莉「もう!笑い事じゃないわよ!そんなに海が好きなら海に住んじゃえばいいのに」アハハ
時計チラッ
PM6:00
鞠莉「あら、もうこんな時間…」
曜「あ、本当だね…」シュン
鞠莉「ふふっ、そんなに悲しそうな顔してくれるなんて意外だわ」
曜「あはは…正直思ったよりも楽しかったからさ、千歌ちゃん以外とこんなにちゃんと話したのってほとんどないかもだし…」
鞠莉「千歌から私に鞍替えしてもいいのよ?」フフッ
曜「調子に乗らないで、鞍替えなんてしないもん」ム-ッ
鞠莉「あら、ざーんねん」ニコッ
鞠莉(よかったわ、本当に…思ったよりも心を開いてくれたみたいで) ヨーソロー!なんて言っていつも明るい曜ちゃんが実はメンヘラで嫉妬深いのすごく良い 鞠莉「じゃあそろそろ帰るわね、楽しかったわ」
曜「あ、待って、せっかくだから外出たところまで付いていくよ、謹慎中でもそれくらいいいでしょ?」
鞠莉「オフコース!嬉しいわ」
ガチャッ
テクテク
オジャマシマシタ-
鞠莉「じゃあね曜、あんまり窓ばっかり見てたらダメよ?」フフッ
曜「わかってるよ」
曜「…ねぇ、鞠莉ちゃん」
ソデクイッ
曜「明日も…来てくれたら嬉しいな」ウワメッ
鞠莉「!!!」キュンッ
鞠莉(ダメダメダメ…私は曜を助けたいだけ…この気持ちは…気の迷いよ)
曜「千歌ちゃんがいなくて私どうしたらいいのかわからないの…1人でいると頭がグルグルして…心がズキズキして…苦しくて辛くて…」
曜「でも今日鞠莉ちゃんと一緒にいれて楽しかったから…ワガママかもしれないけど…またお話ししてくれると嬉しいな、って」ウワメッ
鞠莉「曜…」
鞠莉(…そうよ、私はこの子を守らないと)
鞠莉(例え私が本心で曜に惹かれ始めていたとしても…今は曜を混乱させるだけ)
鞠莉「ええ、もちろんよ!また明日来るわ、大切な後輩を放っておくなんてできないもの」
曜「ありがとうっ、鞠莉ちゃん」ギュッ
鞠莉「…!!!//」
鞠莉(あーもうっ、なんでこんなに可愛いのかしら!)
…っ!
スッ
タッタッタッタッ
鞠莉「じゃあ名残惜しいけど…そろそろ行くわね」
曜「うん、明日も待ってるからね」ニコッ ーーーーー
曜宅前
千歌(ん…?あれって…鞠莉ちゃん…?)
千歌(なんで鞠莉ちゃんが曜ちゃんの家の前に…?)
ソデクイッ
千歌(!?)
千歌(い、今…曜ちゃん袖掴んだ…?)
千歌(見間違いかもしれないよね…もうちょい近づいてみようかな)
コソコソ
コソコソ
曜「でも今日鞠莉ちゃんと一緒にいれて楽しかったから…ワガママかもしれないけど…またお話ししてくれると嬉しいな、って」
鞠莉「ええ、もちろんよ!また明日来るわ、大切な後輩を放っておくなんてできないもの」
曜「ありがとうっ、鞠莉ちゃん」ギュッ
千歌(え…?曜ちゃん…?どういうこと…?) 千歌(なんで曜ちゃんが鞠莉ちゃんと2人きりで会ってるの…?私のことが好きなんじゃなかったっけ…?)
無音カメラカシャッ
千歌(私が浮気してたから…かな?鞠莉ちゃんに乗り換えるってこと?)
千歌(せっかく謝ろうと思って…1年生に手伝ってもらってお菓子も買ったのに…)ウルッ
千歌(…帰ろう)
スッ
タッタッタッタッタッ
千歌(なんでこんなにうまくいかないの…?私が悪いことしちゃったから…?反省の機会も与えてくれないのかな…?)ポロポロ
千歌(曜ちゃんは鞠莉ちゃんでもよかったの…?)ポロポロ ーーーーー
バス内
千歌(曜ちゃん…)
千歌(謝りそびれちゃったな…今日は様子見のつもりだったけど…)
千歌(やられたらやり返すってこと…なのかな…?)
千歌(私が浮気してるってわかったからやり返してやるってことなのかな…?)
千歌(…………)
千歌(………)
千歌(…?)
千歌(それならあんな大喧嘩しなくても良くない?) 千歌ちゃんは前ルートでは突き放して依存させるクズっちっぷりを発揮してたけど、今回は一応反省するそぶりは
見せてるから、少しはマシになってるんだろうか。それでも十分におかしいんだろうけどw 千歌(なんであんなに大喧嘩したのかな)
千歌(私ちゃんとやめてって言ったし…むしろ曜ちゃんが喧嘩煽ってたもんね)
千歌(私があれだけ泣いて辞めてって言っても聞いてくれないって…私のこと好きじゃなかったんじゃないかな…?)
千歌(第1謹慎中なのに鞠莉ちゃんがいるって時点でおかしいよね、謹慎にしたの鞠莉ちゃんだよね)
千歌(……)
千歌(……!!)
千歌(……もしかして…)
千歌(私が付き合う前からあの2人は…?)
千歌(はぁ…)
千歌(なんのためにわざわざお菓子持って謝りに行こうとしたんだろう) 千歌とは金輪際関わらないで欲しい
関われば関わる程不幸になるだけや 曜ちゃんこんな風に思われてること知ったら自殺しちゃいそうだ ーーーーー
PM5:00
梨子宅
ピンポ-ン
オジャマシマス
コンコン
ダイヤ「梨子さん、ダイヤです。入れていただけますでしょうか?」
ガチャッ
梨子「…どうぞ」ボサッ
ダイヤ「!!」
ダイヤ(酷いクマ…涙の跡も…)
ダイヤ「梨子さん…失礼かもしれませんが…その顔はどうしたのですか…?」
梨子「顔…?私の顔がどうかしたの?」
ダイヤ「酷いクマが…目もひどく充血して…」
梨子「あーうん、昨日は色々考えて寝れなかったから」 梨子「千歌ちゃんを疑いたくない…けど…大切なら疑うことも必要だって…」ウツロ
梨子「……」
梨子「だけど…やっぱり疑いたくない気持ちが強くって…」
梨子「どうしたらいいのかな…なんて、ずっと考えてたら寝れなくなっちゃったみたい」フフッ
ダイヤ「…っ」
ダイヤ(わたくしはなんと迂闊なことを…わたくしのせいではありませんか…)
ダイヤ(梨子さんは真面目で人の意見をしっかり聞き入れる方だということはわたくしも理解していましたのに…)
ダイヤ(憔悴した心にあのような言葉を投げかけたらこうなる可能性も考えられたはずなのに…わたくしは…) ダイヤ「梨子さ…
梨子「考えれば考えるほど、あの時の曜ちゃんが千歌ちゃんにキスしてるところとか、千歌ちゃんの泣き声が蘇ってきちゃって…」
梨子「ねぇ、ダイヤちゃん…」
梨子「私はどうすればいいと思う?」フフッ
ダイヤ「梨子さん…っ!!」ギュッ
梨子「ダイヤ…ちゃん…?」
ダイヤ「ごめんなさい…ごめんなさい…」ギュ-ッ
梨子「どうしたのダイヤちゃん…?なんで謝るの?」 ダイヤ「昨日の梨子さんにわたくしが投げかけた言葉を…そこまで重く受け止めていただけるなんて思っていなかったのです…」ポロポロ
ダイヤ「わたくしはあなたを助けたかった…それなのに…それなのに…」ポロポロ
ソッ
背中ポンポン
梨子「ダイヤちゃんが私のことを思って言ってくれたのはわかるから、だから謝らないで…?」
ダイヤ「梨子さん……」ポロポロ
ダイヤ(こんなにも思いやりのある方がなぜこんな目に合わなければならないのでしょう…)
ダイヤ(わたくしは…梨子さんのために何ができるのでしょうか…) ーーーーー
梨子「落ち着きましたか?」
ダイヤ「ええ…取り乱してしまい申し訳ありません」
梨子「ううん、大丈夫だよ」
ダイヤ「みっともない姿を見せてしまった手前偉そうなことを言うのもどうかと思うのですが…」
ダイヤ「梨子さんはちゃんと休まれた方がいいと思います、わたくしの言ったことを真剣に考えていただけるのは嬉しいのですが…」
ダイヤ「その言葉によって梨子さんに負担をかけてしまうのは本意ではありません…」
ダイヤ「考えをまとめるためにも、しっかり寝て休息を取ってください」
梨子「私もちゃんと寝ようと思ったんだよ?」
梨子「でも…目を閉じるとどうしても思考がぐるぐるしてきちゃって…」
梨子「前の記憶が頭に浮かんできたりして…寝たくても寝れないの」
ダイヤ「でしたら…わたくしが一緒に寝ます」
梨子「え!?」
ダイヤ「もちろん梨子さんがよろしければの話ですが…」 梨子「そ、そんないきなり…私には千歌ちゃんがいるし…」
ダイヤ「1人で寝るよりも安心して寝れると思ったのですが…」
ダイヤ「それに今の梨子さんを放っておくことはわたくしにはできません」
梨子「ダイヤちゃん…」
ダイヤ「これでもルビィをよく寝かしつけていたのですよ?人を寝かしつけるのは得意だと自負しています」フフッ
梨子「じゃあ…一緒に寝てもらおうかな…?」
ダイヤ「ありがとうございます」 ダイヤ「では早速…と思ったのですが…」
チラッ
梨子「?」カミボサボサ
ダイヤ「一度お風呂に入ってきた方が良いかもしれませんわね」
梨子「あっ、そういえば…昨日ずっと考えてたから入れなかったんだった…ごめんね、もしかして…臭ったりした…?」
ダイヤ「いえ、いつも通りいい匂いですわ」
梨子「い、いい匂いって…///」
ダイヤ「ですがより快適に寝るためにも入浴した方がいいでしょう、風呂は命の洗濯とどこかの偉い方も言っていましたから」
梨子「う、うん…じゃあ一回お風呂はいってくるね」
ダイヤ「はい、わたくしは1度寝る前に必要なモノを取りに行っているのでごゆっくりとどうぞ」ニコッ
ーーーーー ようまりにダイりこ、かなよしまるびぃときて取り残される千歌ちゃん それに気が付いたときどんな暴挙をしでかすのか楽しみ Aqoursクビ→退学コンボで心ズタズタにされて欲しい ーーーーー
PM18:45
テクテク
ガチャッ
梨子「ふぅ…」
ダイヤ「おかえりなさいませ」
梨子「あれ?ダイヤさんの方が早かったんだね、待たせちゃったかな?」
ダイヤ「いえいえ、もっとゆっくり入っていただいてもよかったくらいですわ」
ダイヤ「疲れは取れましたか?」
梨子「まぁ…ただやっぱりまだ…」
梨子「ん?」
机に軽食
梨子「あの…この料理…もしかしてダイヤちゃんが?」
ダイヤ「お母様に頼んでキッチンをお借りさせていただきました。」
ダイヤ「寝る前に食べても大丈夫なように消化に良い物を選ばせていただきましたが、お口に合うかどうか…」
梨子「もしかしてダイヤちゃん…荷物取りに行ったんじゃなくて食材買って来ただけとか…?」
ダイヤ「そうですわね、家までの往復だとだいぶ時間がかかってしまうので」
梨子「私なんかのためにそこまで…」
ダイヤ「なんかではありません、梨子さんは自分が思うよりもずっと心優しい方です。もう少し自分に自信を持ってください」
ダイヤ「わたくしも梨子さんだからやりたいと思えるのです、誰にでもこのようなことをするわけではありませんよ?」フフッ
梨子「ダイヤちゃん…ありがとう」ニコッ
ダイヤ「では夕飯にいたしましょうか」
ーーーーー ーーーーー
梨子「ご馳走さまでした」
梨子「さすがダイヤちゃん…こんなに美味しい和食始めて食べたよ」
ダイヤ「お粗末様でした、喜んでいただけて何よりですわ」ニコッ
梨子「そういえばダイヤちゃんはお風呂とか大丈夫?買い物だけってことは着替えとかもないんだよね?」
ダイヤ「わたくしのことさお気になさらず」
ダイヤ「梨子さんが寝たら家に戻るつもりですので」
梨子「えっ、ダメだよ!こんな夜遅くに…いくらダイヤちゃんがしっかりしてるからって」
梨子「着替えも私の貸すから泊まっていって?お風呂も入ってきちゃっていいから」
ダイヤ「お気持ちは嬉しいのですが…明日も学校ですし」
梨子「どうしても家に帰りたいなら明日の早朝にしてください!夜は絶対ダメだよ!」
ダイヤ「…ご心配ありがとうございます、ではお言葉に甘えさせていただきますわね」 訂正です
>>197
ーーーーー
梨子「ご馳走さまでした」
梨子「さすがダイヤちゃん…こんなに美味しい和食始めて食べたよ」
ダイヤ「お粗末様でした、喜んでいただけて何よりですわ」ニコッ
梨子「そういえばダイヤちゃんはお風呂とか大丈夫?買い物だけってことは着替えとかもないんだよね?」
ダイヤ「わたくしのことはお気になさらず」
ダイヤ「梨子さんが寝たら家に戻るつもりですので」
梨子「えっ、ダメだよ!こんな夜遅くに…いくらダイヤちゃんがしっかりしてるからって…」
梨子「着替えも私の貸すから泊まっていって?お風呂も入ってきちゃっていいから」
ダイヤ「お気持ちは嬉しいのですが…明日も学校ですし」
梨子「どうしても家に帰りたいなら明日の早朝にしてください!夜は絶対ダメだよ!」
ダイヤ「……ご心配ありがとうございます、ではお言葉に甘えさせていただきますわね」 ーーーーー
シャァァ
ブォォォォ-ン
コポコポ
チンッ
テクテク
ガチャッ
ダイヤ「お待たせいたしました、お風呂ありがとうございます」
梨子「早かったね、もっとゆっくりしてもよかったのに」
ダイヤ「人様の家で長湯するわけにはいきませんので」
ダイヤ「お風呂から戻る時にまたキッチンを少しお借りして…ホットミルクを作ってきましたのでよろしかったら」
コトッ
梨子「わぁ、ありがとう」
フ-ッフ-ッ
コクッ
梨子「すごい美味しい…私がたまに飲むホットミルクと全然違う味」
ダイヤ「牛乳の中に砂糖を少々ときな粉を多めに入れたものですわ、お口にあったようで何よりです」
梨子「和菓子食べてるみたいな気持ちになっちゃうね」フフッ
ダイヤ「ルビィが怖い話を聞いて眠れなくなった時もよく作ったものです」フフッ
ーーーーー この世界線の3年さ前の世界線はなんだったんだレベルに有能すぎる 対応は間違ってないんだけどこれはこれで泥沼化しそうな気配がぷんぷんと もうやることやっちゃってる時点で丸くおさまるなんて無理だしな ケアの為にめっちゃ献身的になったせいでようりこから依存されるダイまり クズに依存するよりは良いのだろうか
される方は可哀想だが この世界線だとようりこに入れ込んだダイまりが「曜/梨子さんをこんな目にあわせた千歌(さん)許すまじ」ってなって千歌を殺しかねない ーーーーー
PM21:00
ダイヤ「寝る前の準備も終えましたし…そろそろ床に着きましょうか」
梨子「そうだね…寝れるかなぁ…またあの時のこと…」
ダイヤ「……心身が衰弱した状態で1人でいると嫌なことを思い浮かべてしまうものです」
ダイヤ「今日はわたくしが隣にいますので安心してくださいませ」ニコッ
梨子「うん…ありがとう…」
ポフッ
ポフッ
モソモソ
梨子「んっしょ…」モソモソ
ダイヤ「………」ドキッ
梨子「…な、なんかこれはこれで…違う意味で寝れないかも…」ドキドキ
ダイヤ「い、言わないでください!わたくしも落ち着かなくなってしまいますわ」ドキドキ
梨子「えぇ…ダイヤちゃんが一緒に寝てくれるって言ったのに…?」
ダイヤ「…こほん」
ダイヤ「寝るとしましょうか」
梨子「あ、話そらしましたね?」フフッ
ダイヤ「し、仕方ないでしょう!恥ずかしかったのですから…//」
梨子「……」キュン
梨子「ダイヤちゃんが恥ずかしがってるところ新鮮で可愛いね」フフッ
ダイヤ「んなっ…//」
ダイヤ「い、いい加減寝ますわよ!そのために残ったのですからっ!//」
梨子「はぁい」 梨子(なんだかこの感じいいなぁ…1人でいると悪いことばっかり考えちゃってたけど)
チラッ
ダイヤ「?どうしました梨子さん?」ニコッ
梨子「ううん、なんでもない」ニコッ
ダイヤ「そうですか、ゆっくりおやすみください」ニコッ
梨子(ダイヤちゃん…本当に優しいなぁ)
梨子(お姉ちゃんがいたら、こんな感じだったの…かな?)
梨子(………)トロン
梨子(安心したら…眠気が…)ウトウト
梨子(うん…なんだか今なら…ねれ…そ、う…)
梨子「すぅ…すぅ…」
ダイヤ(よかった…ちゃんと眠れたようですわね)
ダイヤ(少しはリラックスできた…ということでしょうか)
ダイヤ(流石に毎日同衾するというわけにもいきませんし…明日明後日と同じように眠れるとは限りませんが…)
梨子「………」
ダイヤ(時間をかけてでも梨子さんが快方に向かうことができるならわたくしはどのようなことでも…) ダイヤ(梨子さんも眠りにつけたようですし…わたくしも寝るとしましょう)
チラッ
梨子「………」
ダイヤ(この綺麗な寝顔を見てると寝るのが少し惜しく感じますが…明日も早いのです、そうも言っていられませんわね)
ダイヤ(けれど…縁というのは不思議なものですね)
ダイヤ(わたくしが梨子さんと2人で一緒の布団で眠ることがあるなんて誰が想像できたでしょう)
ダイヤ(なんだか妹とも同級生とも違った特別な存在ができたような気分です)フフッ ダイヤ(………)
ダイヤ(今はこんな状態になってしまっていますが、その縁を繋げ続けたのは他でもない千歌さん…そこについては疑う余地もありません)
ダイヤ(あの方にはなぜか惹かれるモノを感じる…それはおそらく全員同じなのでしょう、故にAqoursができた)
ダイヤ(鞠莉さんや果南さんとまた一緒にいられるようになったのも、千歌さんの尽力があってこそですし…わたくしも感謝はしています)
ダイヤ(故に今回は裏切られた気持ちが強い…千歌さんにとってお二人は…Aqoursは大切な存在じゃなかったのかと)
ダイヤ(……しかし誰にでも大なり小なりの過ちはあります)
ダイヤ(梨子さんにはもう千歌さんに近づいて欲しくないというのが今の正直なところですが…)
ダイヤ(千歌さんが誠心誠意反省する姿勢を見せ、手を引くというのであれば…時間はかかるでしょうが…関係を修復することに協力するのもやぶさかではありません)
ダイヤ(もちろんおつきあいの関係ではなく、友人の関係に…ですがね)
ダイヤ(なんにせよ今は少しでも梨子さんが回復しつつあることを喜ばしく
梨子「……や…」
ダイヤ「…?」
梨子「や……いや……」
ダイヤ「っ…!!!」 千歌孤立エンドフラグキタ━(゚∀゚)━!
前のは罰を受けてないし痛い目みろ 憎まれっ子世に憚るとはいうけれど開き直った方よりちょっとは反省の色がある方が報いを受けることになるというのが何とも無情 梨子「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」ガバッ
ダイヤ「梨子さん!!梨子さんっ!!」ユサユサ
梨子「いや…千歌ちゃん…行かないでっ…」ブルブル
ダイヤ「梨子さん!落ち着いてください!ここに千歌さんはいません!」
梨子「疑ってごめん…千歌ちゃん…千歌ちゃんっ……」ブルブル
ダイヤ「…っ!!」
バサッ
ギュ---ッ
梨子「!!!」 完全に病んじゃってるじゃないですか。もうAqoursの未来とかを心配する段階は過ぎてそうw ダイヤ「梨子さん!!安心して!!あなたはわたくしが守るから!!」
梨子「ダイヤ…ちゃん…」
ダイヤ「あなたは1人じゃない…わたくしが隣にいるから…だから…落ち着いて」ヨシヨシ
サスサス
梨子「う、うぅ…」ポロポロ
梨子「ごめんね…私もうダメなのかも…どれだけダイヤちゃんが優しくしてくれても…結局こうなっちゃう……」ポロポロ
梨子「自分がどうすればいいのか考える度に苦しくなって…千歌ちゃんが遠くに行っちゃって…」ポロポロ
ダイヤ「大丈夫、大丈夫です…梨子さんはダメなんかではありません…」
梨子「苦しいよぉ…楽になりたいよぉ…」ヒックヒック
ダイヤ「…っ」
ダイヤ「梨子さん、まずは一緒に深呼吸しましょう…」ス-ッハ-ッ
梨子「っく、はぁー…ひっく…」ブルブル
ダイヤ(こんなにも震えて…梨子さん…)
ダイヤ(………)
ダイヤ(先ほどの考えは訂正しなければいけないかもしれませんね)
ダイヤ(いままでどれだけ頑張っていようと…ここまで人の心を弄び踏みにじっていい通りがまかり通っていいはずがない)ギリッ
ダイヤ(高海千歌さん…私はあなたを許すことができそうにありません)ギッ 梨子はバイブ突っ込んでも千歌といることを選んだんだもんな 訂正多くなってすいません…
>>224
ダイヤ「梨子さん!!安心して!!あなたはわたくしが守るから!!」
梨子「ダイヤ…ちゃん…」
ダイヤ「あなたは1人じゃない…わたくしが隣にいるから…だから…落ち着いて」ヨシヨシ
サスサス
梨子「う、うぅ…」ポロポロ
梨子「ごめんね…私もうダメなのかも…どれだけダイヤちゃんが優しくしてくれても…結局こうなっちゃう……」ポロポロ
梨子「自分がどうすればいいのか考える度に苦しくなって…千歌ちゃんが遠くに行っちゃって…」ポロポロ
ダイヤ「大丈夫、大丈夫です…梨子さんはダメなんかではありません…」
梨子「苦しいよぉ…楽になりたいよぉ…」ヒックヒック
ダイヤ「…っ」
ダイヤ「梨子さん、まずは一緒に深呼吸しましょう…」ス-ッハ-ッ
梨子「っく、はぁー…ひっく…」ブルブル
ダイヤ(こんなにも震えて…梨子さん…)
ダイヤ(………)
ダイヤ(先ほどの考えは訂正しなければいけないかもしれませんね)
ダイヤ(いままでどれだけ頑張っていようと…ここまで人の心を弄び踏みにじる行為がまかり通っていいはずがない)ギリッ
ダイヤ(高海千歌さん…私はあなたを許すことができそうにありません)ギッ ーーーーー
PM11:00
ダイヤ「落ち着いたようで何よりですわ」
梨子「うん…ごめんね、ダイヤちゃん…私のせいで…」
ダイヤ「梨子さんは悪くありません」
ダイヤ(悪いのは…)
窓チラッ
ダイヤ(きっと梨子さんがこんなに苦しんでいることも知らずに今も呑気に寝ているのでしょうね)
ダイヤ「梨子さん…あの状況を見て睡眠を強いるのは気が引けるのですが…」
ダイヤ「もう一度寝てみましょう」 梨子「え…いや、でも…私もう…」
ダイヤ「たしかにかなり辛いのだと思います、目を閉じて心を無にすればするほど孤独を感じ、嫌な思いがふつふつと湧き上がる…」
ダイヤ「わたくしにその感覚はわかりませんから他人事のように聞こえるかもしれませんが…」
ダイヤ「今の梨子さんがそれに蝕まれている様を見ているだけ、なんてわたくしにはできません…」
梨子「気持ちは嬉しいんだけどね…もうダメなの…」
梨子「目を閉じるのも怖くて…少し意識が飛びかけるとね」
梨子「私の世界から千歌ちゃんが消えちゃうの…」ガタガタ
ダイヤ「梨子さん」 >>219
これから反省するにしても二人ともに手を出しちゃってる時点でもう手遅れ感が強いしな
真摯に一人だけ選びますといっても選ばれなかった方は結果的にヤリ捨てられてるわけで
どう考えても同じグループでやるのは地獄だし、選ばれた方もお前そんなクズが好きなの?
ってなっちゃうしw 梨子「知ってる…?千歌ちゃんのいない世界って真っ黒なんだよ…暗いとかじゃない、気持ち悪くなるくらいの黒…」
梨子「そんな世界で私は1人で…ずーっと千歌ちゃんを探すの」
ダイヤ「梨子さんっ」
梨子「その度に…耳元で『あなたが疑うからいなくなっちゃうんだよ?』『正しい方向に導けなかったのもあなたのせいでしょ?』なんて囁きが…聞こえてっ…」ガクガクブルブル
ダイヤ「梨子さんっ!!」
梨子「うっ…うぅっ…」
梨子「うっ…おえっ…!」
ビチャビチャビチャ
ダイヤ「梨子さん!?」 これはもう親が知ったら完全に絶縁コースだろうな。自分の娘をこんなにされて許せる親なんていない ダイヤ(!?夕食を食べてから4時間は経っているはず…しかも消化にいいものしか作っていないはずなのに…まるで消化していない…どれだけのストレスを抱えればこんなことに…)
梨子「あっ…ああっ…あぁぁっ……」ガタガタ
梨子「ダ、ダイヤちゃんがせっかく作ってくれたのに…ごめんね…ごめんね…私…っ」ポロポロ
ダイヤ「気にしないで梨子さん、いまはもう一度落ち着いて…ね?」サスサス
梨子「うぅっ…ごめんね…ごめんね…せっかく優しくしてくれたのに…私なんかのために…ごめんなさい…っ…」ヒックヒック
ダイヤ「梨子さん、なんかなどと言わないでくださいまし…あなたを好きな人はたくさんいます…だからそんなこと言わないで…」
梨子「千歌ちゃんをっ…疑って…ひっく…1年生を怖がらせちゃって…っ…ダイヤちゃんにもっ…迷惑かけて…っ私なんて…」
ダイヤ「梨子さんっ、お願いですからわたくしの声を聞いて…」ウルッ
梨子「死んじゃえばいいのに…」 パシ------ン
梨子「、、、、、」
梨子「え…?」
ダイヤ「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」ポロポロ
梨子「ダイヤ…ちゃん…?」 これもうダイヤさんは千歌ちゃんを敵として認識してそう 肩ガシッ
ダイヤ「なんで…なんでそんなことを言うのですか…?」ポロポロ
ダイヤ「あなたのことを大切に思う人がいないとでも思っているのですか…?」ポロポロ
ダイヤ「死んでいい命が…あっていいと思っているのですか!?」ブアッ
梨子「でも…っ私なんて…ひっく…みんなに迷惑かけてばっかりで…」ポロポロ
ダイヤ「迷惑?たしかにあなたたちの喧嘩に私たちは迷惑を被っています…」
梨子「そう、だよね…だから
ダイヤ「でも…それを何故あなたが抱え込む必要があるのですか…?」ヨロッ
ホッペソッ
梨子「…っ!」
ホッペナデナデ
ダイヤ「………」 ダイヤ「梨子さんは…優しすぎるのです…」
ダイヤ「誰よりも優しくて繊細で…誰よりも人を思いやる心に溢れている…そんなあなたがわたくしは大好きです…」ポロポロ
ダイヤ「ですが…抱え込まなくていいものまで抱え込んでしまう…たとえ自分が壊れてしまおうと」
ダイヤ「あなたが傷つくことで…あなたを大切に思う人はどう思うか…わかりますわよね…?」
梨子「でも…私のこと大切に思う人なんて…」ヒック
ダイヤ「………自分のことももっと思いやってあげてください…梨子さん」ナデナデ
梨子「…無理だよっ…そんなの…だって私…っ…じ、自分のことばっかりで優しくなんて…」ヒック
ダイヤ「いいえ…あなたはとても優しいですわ」ナデナデ
ダイヤ「自分のことではなく…誰かのために怒り誰かのために泣くことができる…そんな方が優しくないはずがありませんもの」ニコッ
梨子「ダイヤちゃん…っ」 ギュッ
ダイヤ「だからこそ余計に抱え込んでしまったのですよね、こんなになるまで…本当に…頑張り、ましたわね…っ…」ポロポロ
ギュ--ッ
梨子「私…いても…っ…いい、のかな…?」
ダイヤ「当たり前ではありませんか」
梨子「みんなに迷惑かけちゃったのに…?」
ダイヤ「普段しっかりしている梨子さんなのですから、少しくらい迷惑をかけることがあってもいいではないですか」
梨子「ダイヤちゃんにも…っ…いっぱい、迷惑かけちゃっ、て…」ヒック
ダイヤ「迷惑だなんて思っていませんよ、あなたを大切に思うから…わたくしがやりたくてやっているのです」
ダイヤ「エゴのようなものだと思ってくださいな」ニコッ
ダイヤの顔覗き込み
梨子「本当に…いてもっ…いい、のっ…?」ポロポロ
ダイヤ「はいっ」ポロポロニコッ
ダイヤ「だからもう…二度と死にたいなどと言わないでくださいませね?」アタマナデナデ
梨子「うっ…ううっ…ひっく…ありがどう…ダイヤちゃん…」ポロポロ ーーーーー
AM0:30
梨子「何度もごめんね、本当にいっぱい迷惑かけちゃって…」
ダイヤ「気にしないでくださいと言ったでしょう?」フフッ
梨子「ありがとう…」
ダイヤ「では…今度こそ眠りにつきましょうか、泣き腫らして疲れたでしょう?」
梨子「で、でも…やっぱりまだ…」
ダイヤ「千歌さんが気になりますか?」
梨子「う、うん…またあの時の光景が出てきちゃうんじゃないか、声が聞こえてくるんじゃないかって…」
ダイヤ「…一度ベッドに入っていただいてもよろしいですか?」
梨子「え?う、うん…」
ポフッ
ポフッ
モソモソ 梨子「入ったけど…って…」
ギュッ
梨子「えっ、ちょっとダイヤちゃんっ…!?//」
ダイヤ「気休めかもしれませんが…こうやって抱き合っていれば少しは安心できるのではないですか…?」
ダイヤ「応急処置にしかなりませんが…千歌さんのことを少しでも忘れられるかと」
ギュ-ッ
梨子「う、うぅ…たしかに安心はするけど…」
ダイヤ「それは何よりです」ニコッ 背中トントン
梨子(あっ…)
梨子(…心地いいリズム…)
梨子(私も昔ママにやってもらったこと…あったなぁ…)
梨子(あれ…なんだか…意識が…)
梨子「………」ウトウト
トン
トン
トン
ダイヤ「ルビィが寝付けない時…よくこうしていたのを思い出しますわね」フフッ
梨子「………」ス-ッス-ッ
ダイヤ「おやすみなさい、梨子さん」
ダイヤ(梨子さんは眠りにつくことができたようですわね)
ダイヤ(問題はこの後…何もないと良いのですが…) 前の世界線雑な打ち切り感あったけどこっちの世界線は見てて引き込まれる感覚!!
楽しみにしてます!! ーーーーー
AM1:05
梨子「すぅ……すぅ……」スゥスゥ
ダイヤ(寝始めてから25分…と言ったところでしょうか)
ダイヤ(今のところ大丈夫そうですが…まだわたくしが眠るわけにはいきませんわね…)
ダイヤ(けれど…正直わたくしもかなり…)ウトウト
ダイヤ(普段規則正しい生活をしていたのが裏目に出てしまいましたわね…)
梨子「…んっ…」
ダイヤ(!!)
ダイヤ(気を抜いている場合ではありませんわ…!)
梨子「ち、ちかちゃ…」ピクッ
ギュッ
ダイヤ「大丈夫、大丈夫ですわ…あなたにはわたくしがついています…」ササヤキ
ダイヤ「あなたは悪くありませんよ、自分を責めないで…」トントントントン
梨子「う…ぅっ…すぅ…すぅ…」
ダイヤ「ほっ…」
ダイヤ(気を抜いている場合ではありません…梨子さんを助けられるのはわたくしだけなのですから…!)
ダイヤ(必ずあなたを救ってみせます…安心してください、梨子さん…) ーーーーー
AM6:15
チュンチュン
梨子「んっ…あれ…私…」
梨子(もしかして…わたし…っ!寝れたんだ…!)
梨子「ダイヤちゃん!あれ…?ダイヤちゃんは…」
ガララッ
ダイヤ「あら、おはようございます、お早いのですね」ニコッ
梨子「!!ダイヤちゃんっ!私…寝れたの!ダイヤちゃんのおかげだよ!!」
梨子「真っ黒な世界にね…ダイヤちゃんがいて私を助けてくれたの…私がいるから、安心して…って声かけてくれて…!」
タッタッタッ
ギュ-ッ
梨子「一緒にいてくれてありがとうっ!」
ダイヤ「!梨子さんっ…」
ギュッ
ナデナデ
ダイヤ「どういたしまして…」ニコッウルッ 訂正です
桜内はママ呼びじゃなくてお母さん呼びでした…
>>247
背中トントン
梨子(あっ…)
梨子(…心地いいリズム…)
梨子(私も昔お母さんにやってもらったこと…あったなぁ…)
梨子(あれ…なんだか…意識が…)
梨子「………」ウトウト
トン
トン
トン
ダイヤ「ルビィが寝付けない時…よくこうしていたのを思い出しますわね」フフッ
梨子「………」ス-ッス-ッ
ダイヤ「おやすみなさい、梨子さん」
ダイヤ(梨子さんは眠りにつくことができたようですわね)
ダイヤ(問題はこの後…何もないと良いのですが…) 梨子「そういえば…ダイヤちゃん、さっき部屋の外にいたみたいだけど…どこにいたの?」
ダイヤ「昨日梨子さんのお母様に台所は好きに使って構わないと言われましたので」
ダイヤ「一泊の御恩にご家族分の朝食を作らさせていただいていたところです」
梨子「えっ…!ダイヤちゃんもしかして……」
ダイヤ「ご安心ください。梨子さんがちゃんと眠れたのを確認してからわたくしも眠りましたから」ニコッ ホクロポリポリ
ダイヤ(梨子さんに負い目を感じさせるわけにはいきません…これは必要な嘘…)
梨子「そっか…私は今日までは謹慎だけど…ダイヤちゃんは学校だし…無理、しないでね…?」
ダイヤ「お心遣い、痛み入ります」
ダイヤ「わたくしは今日も学校ですので…朝ご飯をいただいたらお暇しようと思います」
梨子「うん、ごめんね、バタバタさせちゃって…本当にありがとう」
ダイヤ「お気になさらないでください」
ダイヤ「可愛い寝顔をたっぷり見ることができたので満足ですわ♪」フフッ
梨子「も、もうっ!ダイヤちゃんっ!」 ダイヤちゃんのお姉ちゃんスキルが存分に発揮されてるな
依存先が変わってるだけとはいえ、修羅場が見たいからと身近な友人達で実践しちゃう
狂人相手よりはずっとましだろうから、ある意味最善に近いのかもしれない |c||^.- ^|| ダイりこ!尊み秀吉ですわぁ〜♡ ダイりこに目覚めそう
俺、この作品を読み終わったらダイりこのSSを探すんだ… まさか、千歌以外にも修羅場ドラマに影響を受けてドラマの真似事しようと考えてる人が三年の中に、、、、 1です
みなさん読んでいただいてありがとうございます!相変わらず展開遅くてすいません
申し訳ないのですが、3連休は更新できないかもしれませんので保守をお願いできたらと…
保守のついでにでも要望、感想、予想などもありましたら、励みになりますのでぜひお願いします! |c||^.- ^|| 心待ちにしておりますわ。ご緩りと。 こういう内容だから前スレでもこのスレでも色んな要望とか展開予想とかあるけど、とりあえず好きに書いて欲しいな
ここから、というか話の発端からしてみんなが納得する展開やエンドというのはすごく難しいだろうしw 1です
保守ありがとうございました!
明日の朝か夜から続きを書いていきますのでよろしくお願いします! ーーーーー
梨子「美味しかったぁ〜!ご馳走様でした」
ダイヤ「ふふっ、お粗末様でした」
梨子「旅館の朝ごはんみたいでびっくりしちゃったよ」
ダイヤ「朝ごはんは1日の活動の源ですから、しっかり食べた方がいいですわよ?」
梨子「朝ごはんは毎日食べるんだけど…やっぱりパンとか軽食が多くなっちゃって」
梨子「今度ダイヤちゃんに和食教えてもらいたいなぁ…」チラッ
ダイヤ「わたくしでよろしければ喜んで」ニコッ
梨子「やったぁ!ありがとうダイヤちゃん」 ーーーーー
ダイヤ「片付けも終わったのでそろそろお暇しますわね」サッ
梨子「あ、待って!バス停まで送るよ」
ダイヤ「そんな気を遣わないでくださいまし」
梨子「えー…じゃあせめて玄関までは送らせて?1人になっちゃうの寂しくて…」
ダイヤ「わかりました、では玄関までは…お願いしますわ」ニコッ
梨子「うんっ!」
テクテクテクテク
ハキハキ
ガチャッ
ダイヤ「では…お邪魔しました。ご両親にもよろしくお伝えください」
梨子「あっ、ちょっとだけ待って…」 ダイヤ「?」
ギュッ!
ダイヤ「えっ、梨子さんっ!?」
梨子「またこの後1人になっちゃうから…少しだけ…少しだけこうさせて…?」
梨子「少しこうすれば1人でも大丈夫だと思うから…」フルフル
ダイヤ「………」
ダイヤ「わかりましたわ」ニコッ
ナデナデ
ダイヤ「梨子さんは1人じゃありません、わたくしがついていますから」
ダイヤ「わたくしにできることならなんでも言ってくださいね?」フフッ
梨子「本当…?じゃあ少しだけわがまま言ってもいい…?」
ダイヤ「ええ、もちろんですわ」
梨子「今日も一緒に寝てほしいの…ダメ、かな…?」
ダイヤ「喜んでお供いたしますわ」ニコッ
梨子「ありがとうダイヤちゃん…」ギュッ
ササッ 梨子「よしっ…もう大丈夫…!ごめんね、呼び止めちゃった上にわがまま言っちゃって…」
ダイヤ「お気になさらないでください」ニコッ
ダイヤ「ではそろそろ行きますわね」
梨子「うんっ、行ってらっしゃい」ニコッ
ダイヤ(昨日はどうなることかと思いましたが…梨子さんがいつもの笑顔を見せてくれるようになって本当によかった…)
ダイヤ(このまま梨子さんの不安を取り除ければよいのですが…まだまだ千歌さんに囚われている状態…気は抜けませんわね)
ダイヤ(来週には謹慎も解けて否応にも千歌さんと対面してしまいますし…)
ダイヤ(それならば…)
ダイヤ(来週までに千歌さんからの呪縛を解いてみせます…!梨子さんをこれ以上苦しめさせはしません…!) ーーーーー
千歌部屋
千歌「うーん…むにゃむにゃ…」スヤスヤ
梨子『いやぁぁぁぁぁぁ!!!!』
千歌「わわわっ!!?え、何ごと…?」
千歌「せっかくいい感じに眠れてたのに…」
ダイヤ『梨子さん!!安心して!!あなたはわたくしが守るから!!』
千歌「ん…?んん…?ダイヤちゃんの声…?どういうこと…?」
カ-テンシャ-ッ
千歌(暗くてよくわからない…2人は今一緒にいるってこと…?寝ぼけてて聞き間違いな気もするし…)
……………
千歌(静かになった、気のせいだったかな?梨子ちゃんがあんなに激しい寝言うなんて…人は見かけによらないんだなぁ) パシ-----ン!!
千歌「!?!?」ビクッ
ダイヤ『…あっていいと思っているのですか!?』
千歌(やっぱりダイヤちゃんの声だよねこれ…めちゃくちゃ怒ってるし…)
千歌(てことは今の音は…梨子ちゃんを叩いたってこと…?なんで…?)
千歌(もしも喧嘩とかになるんだったら止めなきゃ…だよね…少しだけ様子見しないと…)
…………
千歌(また静かになった…?)
千歌(なんでこんなことになってるんだろう…心配だなぁ…梨子ちゃん…)
千歌(今梨子ちゃんのところに行ってもいいけど…夜に押しかけるのはダメだし…)
千歌(明日の朝早めに家出て梨子ちゃんの様子見てから行こうかな) ーーーーー
AM6:45
千歌「よしっ」
千歌(予定よりも15分遅いけど…ちゃんと起きれた!我ながらえらいのだ)
千歌(梨子ちゃんの様子を見に行かないと
千歌(だけど………)
千歌(ダイヤちゃんが本当にあんな風に怒ってるなら…はぁ…急に憂鬱になってきちゃったなぁ…)
ハァ
千歌(でもそうも言ってられないよね…暴力は良くないもん、曜ちゃんと梨子ちゃんだけじゃなくてダイヤちゃんも喧嘩しちゃうとか嫌だし…)
千歌(Aqoursを元に戻すためには…やらなきゃ!)
千歌「行ってきまーす!」 千歌「よしっ、梨子ちゃんまってて…ね…?」
千歌「!?」
ササッ
コソコソ
ギュッ!
ダイヤ「えっ、梨子さんっ!?」
梨子「またこの後1人になっちゃうから…少しだけ…少しだけこうさせて…?」
梨子「少しこうすれば1人でも大丈夫だと思うから…」フルフル
千歌(えっ!?どういうこと…?喧嘩してたんじゃなかったの…?)
無音カメラカシャッ
ダイヤ「………」
ダイヤ「わかりましたわ」ニコッ
ナデナデ
ダイヤ「梨子さんは1人じゃありません、わたくしがついていますから」
千歌(え…?え…?梨子ちゃんもなの…?梨子ちゃんも曜ちゃんと同じなの…?)
無音カメラカシャッ
千歌(千歌…反省しようと頑張ってたのに…なんでみんなこんな酷いことするの…?)
●REC
ダイヤ「わたくしにできることならなんでも言ってくださいね?」フフッ
梨子「本当…?じゃあ少しだけわがまま言ってもいい…?」
ダイヤ「ええ、もちろんですわ」
梨子「今日も一緒に寝てほしいの…ダメ、かな…?」
ダイヤ「喜んでお供いたしますわ」ニコッ
梨子「ありがとうダイヤちゃん…」ギュッ
ササッ
REC終
千歌(梨子ちゃん…梨子ちゃんは信じてたのに…)
千歌(2人とも付き合ってる人がいるなら……なんで私と付き合うなんて言ったの…?バレないと思ったから?だから私は悪くないってことだったの…?浮気はお互い様だからって…?)
千歌(もうわからないよ…)ポロポロ
タッタッタッタッ 自分は二人とも好きだから二股でもいいけど相手にはそれを許さないというクズっち ーーーーー
部室
AM8:00
千歌「うぅっ…くすん…ひっく…」メソメソ
ガララッ
果南「よっし、朝練終わり…って…千歌?」
千歌「が、がなんちゃん…」ヒック
果南「千歌!?どうしたの!?」
タタタタッ
千歌「あのね…あのねっ…りこちゃぁが…ようちゃぁが……っひっく…」ポロポロ
果南「あーもうっ、一回落ち着いてからでいいから!ほら、まず深呼吸!」
ス-ッハ-ッ ヒック
果南「私のスポドリも飲んでいいから」
千歌「あ、ありがどかなんちゃ…」
果南「汗拭くようのタオルしかないけど…これで涙拭いて」
千歌「うん…」ゴシゴシ ーーーーー
AM8:15
果南「それで…なにがあったの?もうあんまり時間ないから詳い話しは後で聞くけど…」
千歌「私ね…果南ちゃんに言われてから反省しないとって思って…謝りに行こうとしたんだけど…」
果南「うん、それで?」
千歌「曜ちゃんも梨子ちゃんも…うぅっ…うぅっ…」ポロポロ
果南「あーもうまた…落ち着いてゆっくりでいいから」ヨシヨシトントン
千歌「ありがと果南ちゃん…」
果南「もう話せそうかな?」トン トン
千歌「うん…」
千歌「謝らないとって思って家に行ったんだけどね…」
千歌「2人がね…うぅっ…浮気してたの……」クスン
果南「えっ?」
果南「ええええ!?」
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
千歌「あっ、予鈴が…教室戻らないとだね…」
果南「えっ、ちょっと待って!行く前にその話を詳しく…」
千歌「後でまた相談させてもらうから…また放課後…お願いできるかな…?」
果南(放課後はダイヤと鞠莉とで報告会があるんだけど…これの真相を知るのが優先…かな…)
果南「わかった、放課後に千歌の部屋に行くよ」
千歌「うん…ありがと、果南ちゃん…」
果南(ダイヤと鞠莉はこのこと知ってるのかな…?いや、まだ言うわけにはいかないよね、真偽がわからないし…このことはまだあの2人には言わないでおこう…) はたして果南ちゃんは友人の人間性を信じるのか、それとも千歌ちゃん(証拠映像付き)を信じるのか ーーーーー
3年教室
ガララッ
ダイヤ「果南さん、おはようございます」
鞠莉「グッモーニンッ果南!」
果南「ん、おはよ」
ダイヤ「ふわぁぁ…」
果南「珍しいね、ダイヤがそんな欠伸するなんて…」
ダイヤ「!!わたくしとしたことが…失礼しました」
果南「もしかして昨日寝てないの?」
ダイヤ「実はいろいろありまして…」
ダイヤ「徹夜で学校に来たのなんて初めてです…」
鞠莉「あんまり無理しないほうがいいわよ?理事長権限で保健室自由に使わせてあげちゃうから」
ダイヤ「お気持ちは嬉しいのですが生徒会長のわたくしがそのようなこと…」
果南「ダイヤは意地でもちゃんと起きてそうだからね、本当に体調崩しちゃわないか心配だよ」
ダイヤ「あまりにも辛かったら無理はしないようにいたしますわ、ご心配ありがとうございます」ニコッ ーーーーー
昼休み
果南「あ、2人ともご飯食べるついでに」
鞠莉「?」
ダイヤ「どうなさったんですか?」
果南「今日私千歌のところに行くから放課後集まれなそうなんだよね、だから今聞いておきたいなって」
ダイヤ「千歌さんの…」
鞠莉「OK、そしたら生徒会室で食べましょうか」 ーーーーー
生徒会室
果南「まずは私からだけど…昨日はなんもできてないんだよね、千歌と話そうと思ってLINEしたんだけど無視されちゃってねぇ」
鞠莉「千歌がスルーなんて珍しいわね」
ダイヤ「それで今日会いに行くというわけですか」
果南「まぁそんなところかな」
鞠莉「私は昨日も一昨日と同じ感じ。だけどだいぶ心を開いてきてくれてるわ」
鞠莉「ただ千歌離れさせるのはなかなかハードね…」
鞠莉「ちなみに今日も行って来る予定よ」
ダイヤ「わたくしもほとんど同じですわね」
ダイヤ「ただ梨子さんの方は千歌さんへの思いとみんなに迷惑をかけた自責の念との板挟みで精神をやられている様子でしたので…」
ダイヤ「今日もできるだけ一緒にいてあげたいと思っています」
果南「梨子ちゃんそんなことになっちゃってたんだ…」
果南(もしも千歌の話が本当だとしたら…自責の念もそりゃあ強くなるよね…ってことはやっぱり千歌の話は本当…?)
鞠莉「梨子もダイヤに負けず劣らず真面目だからね…梨子のこと頼むわね、ダイヤ」
ダイヤ「お任せください。曜さんのことはおまかせいたしますね鞠莉さん」
鞠莉「オフコース!マリーに任せて!」
果南(この2人の頑張りを無駄にしないためにも…曜と梨子ちゃんの浮気の真偽を確かめないと…!) 前スレでも最後まで千歌のことを信じたいとかで戦犯になってたし、基本的に千歌寄りなんだろうな
今回もそうなってしまうのか ーーーーー
放課後
十千万
ガララッ
果南「お邪魔しまーす」
志満「いらっしゃいま…あら、果南ちゃん!千歌ちゃんに何か用だった?」
果南「うん、もう帰ってきてる?」
志満「ごめんねぇ、千歌ちゃんまだ帰ってなくて…部屋で待っててもらっていい?」
果南「それじゃあお言葉に甘えさせてもらおうかな」
タッタッタッタッ
ガララッ ーーーーー
千歌部屋
果南「千歌の部屋に1人ってなんか新鮮だなぁ…」
机チラッ
歌詞ノートVOL.8
見ちゃダメ!見たらみかんの刑
果南(千歌の歌詞ノート…いつのまにか増えてたなぁ…)
果南(歌詞作りもリーダーも頑張って誰よりもスクールアイドルが好きで…)
果南(そんな頑張ってる千歌がみんな好きだった)
果南(なのに…本当になんであんなことやっちゃったんだか…)
果南(まぁそれは今更言っても仕方ないか、失った人望は千歌自身が取り戻すしかないしね)
果南(それよりも私は2人に仲直りしてもらう方法を考えないと…Aqoursをなんとかするために!)
果南(そのためには…まずは…)
ガララッ
千歌「ごめん果南ちゃん、遅くなっちゃった!」バタバタ
果南「いいよ、部屋見て待ってたから」
千歌「えー!!変なものとかないけど恥ずかしいからやめてよー!」ウガ-ッ
果南「まぁまぁ。それよりも今朝の話、詳しく聞かせてよ」
果南(この話の真相を確かめる…!) ーーーーー
コトッ
千歌「はい、お茶とみかん」
果南「ありがと」
千歌「今朝の話なんだけどね…」
果南「うん、ゆっくりでいいから話してみて?」
千歌「信じてくれる…?」
果南「まぁまだなんともだけど…浮気ってどういうことなの?」
千歌「昨日曜ちゃんのところに謝りに行こうとしたらね」
千歌「鞠莉ちゃんがいたの」
果南「うんうん…」
千歌「それで梨子ちゃんの
果南「えっ、いや、ちょっと待って、曜のことはそれだけ?」
千歌「え、う、うん…」
果南(それだけで浮気!?自分はがっつり浮気してたのに2人で会うだけで浮気認定なの!?)
果南(しかも鞠莉は曜の気持ちを少しでも和らげようとして行ってるのに…)
果南「それは間違いなく…千歌の勘違いだよ」
千歌「曜ちゃんと鞠莉ちゃんのこと?」
果南「うん」 千歌「でも…写真があるんだけど…」
果南「どんな?」
千歌「これ」
スマホスッスッ
鞠莉と曜が抱き合う写真
果南「あー…」
果南(まぁ事情を知らなかったら勘違いしちゃっても仕方ないかぁ…普段曜が胸に顔埋めて抱きつくなんてなかなかないし…)
果南(でも事情を知ってるとさすがに…これは千歌の間が悪かった感じだなぁ…)
果南「謹慎になった曜を慰さめてるだけとかだと思うけど…」
果南「鞠莉が曜のところに行くってのは私聞いてたしね」
千歌「でも…それも鞠莉ちゃんが浮気しやすくするためかもしれないよね…?」
果南「そんなことないって」
千歌「でも…じゃあこれは…?」 自分に非があったゆえに起こったこととは考えられないのか... さすがに千歌ちゃんのいうことを鵜呑みにすることはなさそうか。ないよな?w スマホスッスッ
ダイヤと梨子が抱き合う写真
ダイヤが頭を撫でる写真
果南「いや、だからこれも同じだと思うけ
スマホスッ
動画
ーーーーー
ダイヤ『わたくしにできることならなんでも言ってくださいね?』
梨子『本当…?じゃあ少しだけわがまま言ってもいい…?』
ダイヤ『ええ、もちろんですわ』
梨子『今日も一緒に寝てほしいの…ダメ、かな…?』
ダイヤ『喜んでお供いたしますわ』
梨子『ありがとうダイヤちゃん…』
ーーーーー
果南「!?」
千歌「これでも…?」
果南(これは…何がどうしてこうなったの…!?) 果南(いやいや、ダイヤがまさかそんなことするわけ…ない、よね?)
果南(でもたしかに…今日のダイヤは珍しく寝不足だった…ってことは本当に…?)
果南(一緒に寝てたから寝られなかったってこととなのかな…ましてやあのクソ真面目なダイヤが身体を許すって…実はずっと付き合ってるとしか…)
千歌「ダイヤちゃんは真面目だし、そういう関係になるのに…長い期間が必要だと思うんだよね…だから千歌と付き合う前からずっと…」
千歌「って…果南ちゃん、聞いてる?」
果南「あー、ごめんごめん」
果南(いや、ダイヤに限ってそんなことは絶対にない…!)
果南(けど一応このことは確認してみる必要があるかな…適当なことを言うわけにもいかないしね)
果南(ひとまずここは千歌をなだめるのが先決かな、何をするかわからないし) 果南「たしかにこの動画はびっくりだけど…これで浮気したってことにはならないんじゃないかな?」
千歌「浮気だよ…2人とも私のこと好きって言ったのに…他の女の子と抱き合ってるんだもん…」
果南「まぁそうだけど…」
果南(千歌はもっと酷いことしてるけどね!?)
果南「でもこの写真と動画だけじゃ浮気とは決められない気がするなぁ」
果南「それに、さっきは濁しちゃったけど…鞠莉とダイヤは2人の心のケアで行ってるだけだから」
果南「千歌の一件でかなり精神的にきてると思うからって」
千歌「そうだったにしても…こんな関係にはならないよね…?それに私ちゃんと謝ろうとしたんだよ…?」
果南「だけど梨子ちゃんが」
果南「!!」
果南(危ない危ない…ダイヤに他言無用って言われてるの忘れてた……梨子と曜の状態は言だちゃダメだ…!) >>315
果南「たしかにこの動画はびっくりだけど…これで浮気したってことにはならないんじゃないかな?」
千歌「浮気だよ…2人とも私のこと好きって言ったのに…他の女の子と抱き合ってるんだもん…」
果南「まぁそうだけど…」
果南(千歌はもっと酷いことしてるけどね!?)
果南「でもこの写真と動画だけじゃ浮気とは決められない気がするなぁ」
果南「それに、さっきは濁しちゃったけど…鞠莉とダイヤは2人の心のケアで行ってるだけだから」
果南「千歌の一件でかなり精神的にきてると思うからって」
千歌「そうだったにしても…こんな関係にはならないよね…?それに私ちゃんと謝ろうとしたんだよ…?」
果南「だけど梨子ちゃんが」
果南「!!」
果南(危ない危ない…ダイヤに他言無用って言われてるの忘れてた……梨子と曜の状態は言っちゃダメだ…!) 千歌「どうしたの?果南ちゃん」
果南「いや、なんでもないよ」
果南「2人のやってることに関しては私も内容を詳しく聞いてないからわからないんだけど」
果南「とりあえずまだ浮気だと確定するにはちょっと早すぎると思うな」
果南「千歌がやった浮気に比べれば可愛いもんだしね」
千歌「そうかもしれないけど…でも私は本当に2人が好きだったのに…2人は適当な気持ちで私と付き合ってたのかなって思うと…」
果南(いやいや…千歌が言えたことじゃないでしょ…)
果南「まぁそんなに気になるなら少し聞いてみるよ、なんのわだかまりもない状態にしたいしね」
果南「だから確認取れるまでは余計なことしないように、わかった?」
千歌「余計なことって…」
果南「今の千歌は何やるかわからないからね、謝りに行こうとしたのはいいことだけど、浮気だと思って先走られたら大変なことになるかもしれないし」
千歌「……わかった」
千歌「わかったら教えてね…?」
果南「うん、ちゃんと教えるから」
果南(さすがに2人に限ってそんなことはないと思うけど…明日確認してみないとだね) 2人は適当な気持ちだったのかみたいにいってるけど、そもそもの発端は修羅場が見たいとかいう
適当な理由で2人に手を出したからなんだけどなw千歌ちゃん的には適当じゃないんだろうけど SSとはいえまさか千歌ちゃんをぶん殴りてえと思う日が来ようとは… 腐ったみかんは周りをどんどん腐らせるというのは正しかった ーーーーー
翌日
AM7:28
理事長室
ガララッ
ダイヤ「おはようございます…遅くなって申し訳ありません」
鞠莉「グッモーニンッ!ダイヤが最後なんてめずら…!?」
果南「えっ、ダイヤ大丈夫?目の下すごいクマが…」
ダイヤ「お気になさらないでください、少し寝つきが悪かっただけですから」ポリポリ
鞠莉「ダイヤ…無理はダメよ?」
ダイヤ「ありがとうございます」
ダイヤ「それで…朝の内に話しておきたいこととはなんなのですか、果南さん?」
果南「え、あ、うん…」
果南「実は昨日ね…」
ーーーーー ーーーーー
果南「って感じのことを言ってたんだよね」
ダイヤ鞠莉「「………」」
果南「まぁ私は2人がそんなことするとは思ってないから安心して」
鞠莉「千歌は本当に反省する気があったのかしら?なんでわざわざ写真を撮るようなことをしたの?」
ダイヤ「仮にわたくしたちがそのような関係になったとしてもそれは千歌さんの蒔いた種な訳ですし…」
果南「えっ」
果南「え、いやいや、ちょっと待って」
果南「千歌が悪いのは間違いないし写真もなんで撮ったんだろって感じだけどさ、とりあえず2人にそんな意思はないってことの確認だけしたいんだけど」
鞠莉「……ごめん」
果南「!?」
鞠莉「曜の気持ちが最優先だけど…否定はしきれないわ」
鞠莉「付き合いたい…とはまた少し違うような気がするけど、少なくともただの後輩仲間以上には思ってる」
ダイヤ「わたくしも同じくです…」
果南「ダイヤも!?」
ダイヤ「もちろん自分の意思を優先にしたりすることはありませんが…」
果南(え、じゃあ千歌の浮気ってあながち…いや、でもまだそう言う関係なわけじゃないからまだ…) 酒井おじさんこれ見たら絶対やりかねん
千歌のアホ
お前の姉ちゃん売れ残り〜
夢オチ 果南「まさか2人がねぇ…」
鞠莉「ごめんなさいね、果南…もちろん解決させるのが最優先だから余計なことはしないわ」
ダイヤ「申し訳ありません…」
ダイヤ「ケアをしている一時の気の迷いかもしれませんので…解決するまではわたくし自身もこの気持ちが正しいのかわかりませんが…」
果南「まぁわかった」ハァ
果南「ただ…今曜と梨子は千歌と付き合ってる状態だからね?わかってると思うけど…浮気にならないように」
鞠莉「ええ、私は曜が幸せになってくれればいいから…それこそ、万に一つもないだろうけど千歌が心の底から反省して曜だけを選んで、曜が幸せになれるならそれでも構わないと思ってるわ」
ダイヤ「わたくしはそういう風に思うことはできませんが…梨子さんの幸せが一番だというのは同じですわね」
ダイヤ「今のまま進んでも余計に苦しめるだけですから、そんな真似は致しません」
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
果南「…予鈴か、放課後はまた2人のところに?」
ダイヤ「そうするつもりです」
鞠莉「私もよ」
果南「わかった、私は千歌と話に行くから、また明日の朝に集まろうか」
果南(大変なことになったなぁ…この状況千歌になんて伝えよう…) 鞠莉ちゃんもこのクズっちが改心するとは全く思ってないけど、もし真剣に相手と向き合って選択するなら
そこは個人の意志として尊重しようという感じで、ダイヤちゃんはこの時点で取り返しのきく段階はすでに
過ぎてると見限ってる感じなのかね。それぞれの判断が二人のキャラに合ってるかも
ようりこはそれぞれ違う方向でおかしくなってるけど、梨子ちゃんの方がパッと見で深刻に見えるというのも
あるのかもな。何か大変なことをやらかしそうな病みは曜ちゃんの方っぽいけどw ーーーーー
放課後
梨子宅
ガチャッ
ダイヤ「お邪魔いたします」
梨子「あっ、ダイヤちゃん!今日も来てくれたんだね、ありがとうっ!」
ダイヤ「いえいえ、わたくしも早くお会いしたかったですわ」
ダイヤ「梨子さん、もしかしてずっと玄関でわたくしを待っていられたんですか?」
梨子「うんっ、そろそろ来るような気がして…」ニコッ
ダイヤ「ありがとうございます」ニコッ
ダイヤ(梨子さん…こんなに自然に笑顔が出るようになって…)
ダイヤ(あとはやはり…悪夢…千歌さんの呪縛をどうにかしないとですわね…)
ダイヤ(昨夜もやはり2度ほど眠りの浅い時にうなされていましたし…わたくしがしっかりしなくては) 梨子「あっ、ダイヤちゃん!ちょっとリビングに来てもらってもいいかな?」
ダイヤ「ん?どうしたのですか?」
梨子「いいからいいから」フフッ
ダイヤ「あっ、梨子さん!引っ張らないでください」
タタタタッ
ガチャッ
テーブルの上に日本食
ダイヤ「!!これは!」
梨子「昨日ダイヤちゃんが教えてくれた和食を実践してみたの、ダイヤちゃんに食べて欲しいなぁって」ニコッ
ダイヤ「梨子さん…!ありがとうございます」
梨子「こちらこそ、ありがとうダイヤちゃん」ニコッ Aqoursって基本的にあんまり仲良くなさそうだよな
学年間もわりとバラバラだし
だからこそこういうssはすんなり受け入れられる
つまりこのssはめっちゃいい ーーーーー
ダイヤ「ごちそうさまでした」
梨子「お粗末様でした、どうだったかな?」
ダイヤ「とても美味しかったですわ、梨子さんは飲み込みが早いのですね」
ダイヤ「味もそうなのですが、特に盛り付けが綺麗で…わたくしが教わりたいくらいですわ」フフッ
梨子「そ、そうかな?えへへ…ダイヤちゃんに褒められると嬉しいなぁ」エヘヘ
ダイヤ「後片付けはわたくしに任せて梨子さんは少しお休みになってくださいな」
梨子「えっ、いいよ!一緒に片付けよ?」
ダイヤ「ですが…」
梨子「いいからいいから!私お皿洗うからダイヤちゃん食器持ってきてもらっていい?」
ダイヤ「…わかりましたわ、ありがとうございます」フフッ ーーーーー
梨子部屋
ダイヤ「来週から復学になるので…勉強を、と思ったのですが…」
チラッ
梨子机 文字いっぱいのノート
梨子「?」
ダイヤ「もしかして…今日の日中は自習を?」
梨子「うん、学校の範囲遅れちゃうとまずいかなって思って…自分だけだとわからない範囲もあったんだけど」
ダイヤ「本当にしっかりしていますわね、梨子さんは」ニコッ
梨子「ううん、ダイヤちゃんならこうするかなぁって思って」
ダイヤ「わたくしですか?」
梨子「うん、ダイヤちゃん」ニコッ 梨子「ちょっと恥ずかしいんだけど…ね」モジモジ
ダイヤ「…?」
梨子「私…ダイヤちゃんみたいになりたいなって思ってて//」
ダイヤ「わたくしみたいに…?」
梨子「うん、しっかりしてて優しくて思いやりがあって、真っ直ぐで…私もそんな風になりたくて」
ダイヤ「そんなことありませんわ、わたくしなんて…」
ダイヤ(現にわたくしは千歌さんとの関係を断ち切ろうと考えていますし…優しくなんてありません…)
梨子「もーっ…なんて、なんて言っちゃダメ、じゃなかった?」ム-ッ
ダイヤ「!…わたくしとしたことが…」 梨子「ふふっ、でもそんな謙虚なところもやっぱりダイヤちゃんなんだよね」フフッ
梨子「始めは少し怖い人だなぁとか、話しづらいなぁとか思ってたんだけど」
ダイヤ「梨子さん…そんな風に思ってましたの?」ジ-ッ
梨子「ま、前の話だよっ!」アワワ
手をギュッ
梨子「今は…憧れの人で…私のお姉ちゃんみたいな存在だと思ってる」ジッ
ダイヤ「梨子さん…」
梨子「こんな風に思われたら迷惑だったかな…?」
ギュッ
ダイヤ「迷惑などではありません」
ダイヤ「ありがとうございます、梨子さん」
ダイヤ「梨子さんにそう思い続けていただけるようにわたくしも頑張っていきますわね」ニコッ ーーーーー
放課後
曜宅前
テクテクテク
ピタッ
タッタッタッタッ
ガチャッ
曜「おかえり鞠莉ちゃん!」
鞠莉「チャオ、また今日も外見てたの?」
曜「学校終わってからだけね!日中は身体が鈍らないようにトレーニングしてるかな」
鞠莉「ならいいけど…」
鞠莉(トレーニングしてるってことはAqoursを続ける意志はあるってこと…よね?)
曜「上がって上がって!今日はプリンとパウンドケーキ作ってみたんだ!」
鞠莉「Wow!それは楽しみね!」 ーーーーー
曜部屋
パクッ
鞠莉「んーっ!さすが曜ねっ、お菓子も上手に作れるなんて!」パァッ
曜「あはは、喜んでもらえてよかった」
曜「毎日来てもらってるから、何かできないかなぁって思ってて」
鞠莉「そんな気を使わなくてもいいのに」パクッ
曜「そんなこと言いながらもあったら嬉しいでしょ?」ニコッ
鞠莉「もちろんよ、Thank you」ニコッ
鞠莉「でも私が来たいから来てるんだから、本当に気にしなくていいのよ?」
曜「じゃあ私も作りたいから作ってるだけだからおあいこだねっ」アハハ
鞠莉「ふふっ、そうね」 鞠莉「ご馳走さま、うちのシェフが作るものより美味しかったわ」
曜「ええっ!それは言いすぎだと思うけど…」
鞠莉「全然そんなことないわ!お嫁さんに来て欲しいくらいよ!」
曜「!!」ピクッ
鞠莉(!?え…っ?私何かまずいこと言った…?)
鞠莉「どうしたの…?」
曜「ん、あ、あぁごめんごめん、鞠莉ちゃんがお嫁さんとか突拍子もないこと言うからびっくりしちゃって」
鞠莉「本当にそれだけ…?」
鞠莉「何か別の…
曜「何でもないっ!だからこの話は終わりっ!」
鞠莉「…Sorry、何か気に障ったのよね」
曜「ううん、本当になんでもないから、気にしないで」アハハ
鞠莉(曜……) でもこれ鞠莉もダイヤも、傷付いて心が荒んだ状態につけ込んで都合よく後輩を寝取ってるだけでしょ? 結果的にそうなるかもしれないけど、とりあえず二人をクズっちから離すことが重要だろうしな 曜「あっ、そうだ鞠莉ちゃん」
鞠莉「ん?What's happen?」
曜「最近Aqoursはどう?」
鞠莉「あー…」
鞠莉「Aqoursはあなたたちの謹慎が終わるまで活動停止だからみんなバラバラに行動してるわね、1年生たちは毎日一緒にいるみたいだけど」
曜「そう…なんだね」
鞠莉「正直に言って今後のことはどうなるかはわからないわ…」
曜「そうだよね…ごめんね、ありがとう」
曜「あともう一つなんだけど」
曜「ち、ちかちゃんは…なにかいってた……?」
鞠莉「ごめんなさい、千歌と会ってるのは果南だけで私はなんとも」
鞠莉「けど果南が言うには謝りたいって言ってたっていうのは聞いたわよ」
鞠莉(あのことを言うわけにはいかないわよね…)
曜「!!そ、そうなんだ!ありがとう」
曜「実は千歌ちゃんにLINEしてもまったくお返事くれなくて…」
鞠莉「そうだったのね…」
鞠莉(返事がない…?まさか…)
鞠莉「少しだけスマホ借りてもいい?」
曜「いいけど…なんで?」
鞠莉「千歌に送った文がよくなくて返事がこないのかもしれないでしょ?だからマリーがcheckしてあげる!」
曜「!たしかに!私変なこと送っちゃってたのかも…鞠莉ちゃんお願い!」
スマホスッ 鞠莉(まさか千歌…そんなことまでするとは思いたくないけど…)
スマホスッスッ
ーーーーー
LINE スタンプショップ
↓
花◯慶次 カスタムスタンプ
↓
プレゼント 高海千歌
↓
この友だちにはスタンプをプレゼントできません。
ーーーーー
鞠莉(やっぱり…!!)
曜「どうかな…?変なこと送ってたかな…?」
鞠莉「えっ、あ、あぁ!Little wait!もう少し考えさせて」
鞠莉(いや、まだよ!たまたまな可能性もあるし…」
スマホスッスッ
ーーーーー
LINE スタンプショップ
↓
必殺仕事人
↓
プレゼント 高海千歌
↓
この友だちにはスタンプをプレゼントできません。
ーーーーー
鞠莉(あぁ…)
鞠莉(間違いない…ブロックしてる…) 伏せ忘れました
>>352
鞠莉(まさか千歌…そんなことまでするとは思いたくないけど…)
スマホスッスッ
ーーーーー
LINE スタンプショップ
↓
花◯慶次 カスタムスタンプ
↓
プレゼント 高海千歌
↓
この友だちにはスタンプをプレゼントできません。
ーーーーー
鞠莉(やっぱり…!!)
曜「どうかな…?変なこと送ってたかな…?」
鞠莉「えっ、あ、あぁ!Little wait!もう少し考えさせて」
鞠莉(いや、まだよ!たまたまな可能性もあるし…」
スマホスッスッ
ーーーーー
LINE スタンプショップ
↓
必殺◯事人
↓
プレゼント 高海千歌
↓
この友だちにはスタンプをプレゼントできません。
ーーーーー
鞠莉(あぁ…)
鞠莉(間違いない…ブロックしてる…) 曜「どう…かな?」
鞠莉「えっ、あぁ!」
鞠莉(なんて言えばいいのかしら…ブロックされてるなんて微塵も思ってないわよね…あれだけ千歌を崇拝してるんだもの…)
鞠莉(でもこの子が千歌とLINEで連絡を取れることはないし…)
曜「何かまずかった…かな?」ウルウル
鞠莉(あぁっ!曜を悲しませるなんて私にはできないっ!)
鞠莉「No problemよ!ただ、文の内容はまずくはないけど送る量が多いんじゃないかしら?あんまりいっぱい送っちゃうとめんどくさくなっちゃうこともあるから気をつけてね!」
鞠莉「あとLINEは長すぎても短すぎてもよくないから程よい長さにしたほうがいいかもね」
曜「そっか!!ありがとう鞠莉ちゃんっ!」ギュッ
鞠莉(これでよかった…曜が喜んでくれるなら…)
鞠莉(本当にこれでよかったのかしら…?) ちかっちが嫌いな感じは受けないけどな。一時期コピペされまくってたというか今でも見るけど
海未ちゃんや曜ちゃんが酷いキャラになってるのとは全然違う印象 割と最初の方から読んでるけどマンネリ化してない?
正直展開読めるしだらだら冗長にやってるしだからそろそろ切り上げてもいいんじゃないかな?
たぶんみんな飽きてる頃だと思うよ
完結までは見るけど、そろそろね? 1です
時差出社の影響で、早朝起きをし頭が働かないため、今日の夜の更新か明日の朝更新になります
相変わらずペース遅くなってしまって申し訳ありませんが、よろしくお願いします… 1月後半からこのssをチェックするのが毎日の楽しみや。応援してる 1です
更新できず申し訳ないです…
しばらく時差出社で早朝の可能性があるので、慣れるまで更新がまちまちになってしまうかもしれません
楽しみにして頂けてる方がいる中で本当に申し訳ないんですが、気長にお待ちいただけると嬉しいです… 保守。SSどころじゃなくなってるのかもしれないけど… 曜「そうだ、鞠莉ちゃん」
曜「私の謹慎って明日まで?」
鞠莉「ええ、そうよ」
曜「うーん…明日買い物に外出たいんだけど…だめかなあ…?」
鞠莉「私の立場的にOK!とは言えないけど…謹慎って言っても学校に行くのがダメなだけでそれ以外は実際自粛みたいなものだから」
曜「!!じゃあ明日外出てもいい!?」
鞠莉「もちろん私からOKとは言わないけど…それは曜の判断次第よ」フフッ
曜「わかった!あと…ちょっとだけお願い聞いてもらってもいい?」
鞠莉「お願いって何かしら?」
曜「明日出かけるのに一緒に来て欲しいの!」
鞠莉「わ、わたしも?」
鞠莉(謹慎って言った手前連れ出すみたいな形になっちゃうのは…)
曜「ダメ…?」ウワメッ
鞠莉「うっ…わかったわ、一緒に行きましょう」
鞠莉(やっぱり曜に甘いのかしら…)
曜「ありがとう鞠莉ちゃんっ!」ダキッ 曜「じゃあ今日は泊まっていきなよ!その方が沼津に近いでしょ?」
鞠莉「うーん、魅力的な提案だけど今着替えないし…」
曜「私の着替え使っていいよ!ちょっとちっちゃいかもだけど…私緩めの服着ること多いからたぶん入ると思うよ!」
鞠莉「いや、でもほら…下着が…ね?」チラッ
曜「あー…鞠莉ちゃん大きいもんね…じゃあ今日のお泊まりはダメかぁ」シュンッ
鞠莉(しゅんってしないでよぉ…!)
鞠莉「でも私もお泊りしたいから1度家に帰ってから来るわ」
鞠莉「せっかく曜と仲良くなるchanceだしね!」
曜「ほんと!?やったぁ!」
曜「あっ!」
鞠莉「ん?なぁに?」
曜「晩御飯作って待ってるから食べてきちゃダメだからね!」ビシッ
鞠莉「ふふっ、わかった、楽しみにしてるわ」 ーーーーー
鞠莉帰宅
鞠莉「まずいわね…」
鞠莉(間違いなく曜に甘いわ、私…)
鞠莉(普段千歌以外にあんなに懐くところを見たことないからなのかしら…)
鞠莉(普段自分でなんでもなんとかしようとする子に頼られるとこんな感じになるのね…)
鞠莉(このままじゃダメだってわかってるんだけどなぁ…)
ガサガサ
ツメツメ
着替え用意完了!
鞠莉(あんまり入れ込みすぎないように気をつけないとよね、曜のためだからって全部許すのは間違ってるし)
鞠莉(そう考えると…やっぱり千歌のラインの件は本当のことを教えてあげた方がいいのかしら?)
鞠莉(………)
鞠莉(いや、さすがに言えないわね…) >>391
こんな甘え方されたら鞠莉ちゃんじゃなくてもチョロっちゃいそう ーーーーー
曜宅
ガチャッ
鞠莉「お邪魔しまーす」
クンクン
鞠莉「いい匂い…」
ヒョコッ
曜「あっ、鞠莉ちゃんおかえり」
曜「ちょうどご飯作り終わったところだから来て来て!」
鞠莉「荷物を部屋に置いたらすぐに行くわね!」
曜「うんうん、並べて待ってるからね!」 ーーーーー
曜宅リビング
曜「じゃーん!今日はちょっと豪華にしてみましたっ」フンスッ
パプリカのアンチョビソテー
アボカドレモンクリームパスタ
鯵のバターソテー
セロリとパプリカのシラス和えマリネ
トマト&クリームチーズ
鞠莉「Jesus…あの短時間でよくこんなに作れたわね…」
曜「曜ちゃん流イタリアンコース料理!全部並べちゃったからコースって感じじゃないかもだけど」アハハ
鞠莉「いや、素直にすごいと思うわ、1時間半くらいでこれ全部は…」
曜「ふっふーん」フンスッ
曜「早く食べて食べて!」
鞠莉「え、えぇ、いただくわね」
パクッ
鞠莉「!!!美味しいっ!」
曜「ほんと!?」
鞠莉「ええ、素人とは思えないわ、本当に!」パクパク
曜「よかったぁ、普段イタリアンとか作らないから美味しくできてるか不安だったんだよね」アハハ
鞠莉(普段作らないのにこのスピードでこの味って…うちのシェフが聞いたら泣くわね…) このSSの千歌みたいな最低女からなら寝取ってやった方が幸せだろ まだ落ち込んでる後輩を慰めて一緒に飯食ってるだけだからセーフ ーーーーー
カチャッ
鞠莉「ご馳走様でした…デザートにコーヒーまであるなんて本当にコースを食べてる感覚だったわ…」アゼン
曜「やっぱり形式から入らないとかなって思ってね!」
鞠莉「本当にうちのシェフに欲しいくらいよ」フフッ
鞠莉「曜がお嫁さんになる人は幸せ者ね、毎日こんなに美味しいもの食べられるんだもの」
曜「!!」ピクッ
ーーーーー
千歌「はぁ〜、美味しい、美味しすぎるよ、もう、曜ちゃんと結婚したい、お嫁さんに来て!」
ーーーーー
鞠莉「曜?」
曜「あ…え?どうしたの?」
鞠莉「いや、突然静かになったから…」
鞠莉(曜のこの感じ…さっきもお嫁さんってワードに過剰に反応してたわね)
鞠莉(前に何かあったのかしら…?)
曜「なんでもない、ただ鞠莉ちゃんが美味しそうに食べてくれて嬉しいなぁって!」
鞠莉(嘘ね…露骨に話を逸らすし…これは踏み入っても大丈夫なのかしら…)
鞠莉「曜、もしかしてなんだけど」
曜「あっ!鞠莉ちゃんっ!お風呂入って来なよ、もう沸かしてあるから!」
鞠莉「いや、あのね…」
曜「片付けはやっておくから気にしないで!」
鞠莉(触れるなってことね…なんでこんなに頑なにその話題から遠ざけるのかしら…)
鞠莉(もう少し様子を見た方が良さそうね) ーーーーー
曜部屋
ガチャッ
曜「ふぅーさっぱりしたぁ、お待たせ鞠莉ちゃん!」
鞠莉「早かったわね、ちゃんとあったまって来たの?髪もまだ濡れてるし」ジト-ッ
曜「あっ、あはは」
曜「待たせちゃ悪いかなって思って急いで来ちゃった」アハハ
鞠莉「そんなことだろうと思ったわ、マリーに気を使わなくてもいいのに」
鞠莉「ほら、髪乾かしてあげるからこっち来て?」
曜「うぇっ!?いいよ、私長くないしくせ毛だから放っといてもそんなに…」
鞠莉「ダーメーですっ、せっかく可愛いんだからちゃんと手入れしてあげないと」
曜「ふぇっ!?…//」
鞠莉「どうしたの?」
曜「えっ、いや、なんでもないっ!じゃあお願いしようかな…?」
テクテク
チョコン
曜「や、やさしくしてね…?」ウワメッ
鞠莉「!!」
鞠莉(ダメ、ダメよマリー…!曜がいくら可愛いからってその場の感情に流されるなんてダメ…!曜を悲しませるだけなんだから…我慢!) ーーーーー
鞠莉「はいっ、できたわ」
曜「わぁ…なんか自分の髪じゃないみたい…すごいサラサラになってる…」
鞠莉「女の子なんだからちゃんと毎日乾かさないとダメよ?」
曜「あはは…水泳やってるとちょっとくらい乾かさなくてもいいかなって思っちゃって」
鞠莉「前に果南も同じこと言ってたわね…でもお風呂の後はさすがに乾かすって言ってたわよ?」
曜「えっ!?果南ちゃんですら!?」
曜「私もちゃんと乾かすようにしないとなぁ…」
鞠莉「果南が聞いたら怒るわよ…?」フフッ
曜「ええっ!!今の言っちゃダメだよ!?果南ちゃんには内緒にしてね?」
鞠莉「うーん、どうしよっかなぁ〜」ニコニコ
曜「鞠莉ちゃぁーん!」ワタワタ ーーーーーー
ーーーーー
PM11:50
鞠莉「ふわぁっ…結構長いこと話しちゃったわね…」フワァ
曜「あっ、もうこんな時間なんだ…やっぱり鞠莉ちゃんといると早く感じるなぁ…」シュンッ
鞠莉「明日もあるしそろそろ寝ましょう?」
曜「まだ話したいけど鞠莉ちゃん眠そうだもんね…そろそろ寝よっか」
鞠莉「明日は何時くらいに出かけたいの?」
曜「うーん、10時とかかなぁ?お買い物行ってお昼ご飯食べて帰る感じかなぁって」
鞠莉「じゃあ起きるのは8時くらいで良さそうね」
アラ-ムセット
曜「あっ、鞠莉ちゃんベッド使っていいからね、私はマットレスで寝るから」
鞠莉「Be yourself!私が下で寝るわ、お邪魔しちゃってるし」
曜「私が泊まってって言ったんだしそういうわけにいかないよ!」
鞠莉「うーん…じゃあ一緒にベッドで寝ましょ?曜のベッド大きめだし」
曜「うえぇっ!?さすがにそれは…」
鞠莉「あら、いやだった?」
曜「いや、いやじゃないけど…」
鞠莉「じゃあ一緒に寝ましょ♪何もしないから大丈夫」
曜「ううっ…わかったよ」 ガサゴソ
ポフッ
鞠莉「なんだか不思議な感じね、曜と一緒に寝るなんて」
曜「本当だよね、合宿とかでもないのに」
鞠莉「………」
曜「………」
曜「な、なんか喋ってよ」
鞠莉「なんかって雑ね…それなら曜こそ…」
鞠莉「……」
曜「………」
曜鞠莉(落ち着かない…!!) 曜「…あの、鞠莉ちゃん」
鞠莉「ん?」
曜「ありがとね、いろいろ気遣ってくれて」
鞠莉「どうしたの急に?気まずすぎておかしくなっちゃった?」
曜「もぉっ!違うよっ!」プンプン
鞠莉「ふふっ、ごめんなさいね」フフッ
曜「たしかに気まずかったけど、いいタイミングかなぁって思って」
曜「私を謹慎にしたのも私のところに来てくれたのも…私のことを思ってのことなんでしょ?」
鞠莉「………」
曜「今思えばゾッとするんだけど…あの時謹慎にしてくれなかったら、鞠莉ちゃんが来てくれなかったら…梨子ちゃんのこと殺してたかもしれない」
鞠莉(そんな気はしたわ…あからさまに様子がおかしかったもの)
曜「あっ!今は違うからね!今も会いたくないけどそこまでぶっ飛んだことは考えてないよ」
鞠莉「今の曜を見てればわかるわ」
曜「そんなやり方じゃ誰も幸せにならないもんね…話したくも顔も見たくもないけど…ちゃんと話し合って解決しないとだって思えた」
曜「だから…ありがとうね、鞠莉ちゃん、私を救ってくれて」ニコッ
鞠莉「ふふっ、どういたしまして」ニコッ
鞠莉「………」
鞠莉(落ち着いたみたいで嬉しいけど…千歌のLINEのことを知ったらどうなるか…)
鞠莉(落ち込んでる曜は見たくない…私から千歌にアプローチしてブロックの解除だけでもさせようかしら)
鞠莉(うん、それしかない…!)
鞠莉(せっかくここまで心を開いてこんな風に言ってくれてるんだもの…曜を悲しませたりなんてしない…!) 1です
長い間保守ありがとうございます、本当に申し訳ないです…
コロナの仕事の影響が厄介すぎてまだ不定期が続くかもしれないのですが、ご支援いただけると嬉しいです…!
明日も朝早いので今日はここまでにします、余裕がある時にできるだけ書こうと思いますのでよろしくお願いします 曜「ふぁぁーっ…ごめんね、ちょっと話しすぎちゃったかな」
曜「そろそろ寝よっか、明日はちゃんと起きなきゃだし」
鞠莉「そうね、そろそろ寝ましょうか」
電気パチッ
曜「おやすみ、鞠莉ちゃん」
鞠莉「おやすみ、曜」
ーーーーー ーーーーー
翌日
AM8:00
アラ-ム「伊波杏樹が、君の起きる時間をお知らせします。ピッ、ピッ、ピッ、ぷーッ!起ぉきろぉーっ!!」
曜「んんっ…」ガサゴソ
曜「ふぁーっ、んーっ!よしっ!」ノビ-ッ
鞠莉「んんっ…な、何…今の…?」ヨロッ
曜「あ、おはよう鞠莉ちゃん」ニコッ
鞠莉「ええ、おはよう、今のアラーム…?」
曜「うんっ、この声好きで有料だけど買っちゃったんだよね、なんか聞いてると落ち着くっていうか…寝起きがよくなったんだ!」ニコッ
鞠莉「…伊波杏樹って人、知ってるの?」
曜「ううん、知らないけどなんか可愛い声だったからつい」
鞠莉「ええ…まぁ起きれたからアラームの役割としてはいいのかもしれないけど…」
鞠莉(どことなく誰かに似てる声な気がするのよねぇ…) ーーーーー
曜「よっし、顔洗ったし歯も磨いたし準備完了っ!」
鞠莉「朝ご飯まで作ってもらっちゃって悪いわね」
曜「ううん、簡単なものでごめんね」
鞠莉「作ってくれただけでも嬉しいわ」ニコッ
曜「えへへ」ニコッ
鞠莉「それじゃあ行きましょうか」
曜「うん、そうだねっ」
曜「久しぶりの外だからなんだか緊張してきちゃったよ」ワクワク
鞠莉「ふふっ、外に遊びに行きたがる子供みたいよ?」フフッ
曜「外に遊びに行きたがる子供だからねっ!」ニコッ
曜「よーし!行こー!」
タッタッタッ
ガチャッ ーーーーー
沼津
鞠莉「やっぱり曜の家からだと近いわね、淡島とは大違いデース」
曜「あはは、鞠莉ちゃんと果南ちゃんは船も乗らないとだもんね」
鞠莉「あれはあれでいいものなんだけどね、時間はかかるけど」
鞠莉「それで、曜はなにを買いたいの?」
曜「うーん、じゃあまずは…」
曜「アクセサリー見に行こっか!」
鞠莉「…アクセサリー?自分用に買うの?」
曜「ううん、千歌ちゃんに!」
鞠莉「っ………」
鞠莉(千歌絡みじゃないかとは薄々感じてはいたけど…予想が当たっちゃったわね…) 曜「こんなに長い間会えないなんていままでなかったからさ、少し不安になっちゃって」
曜「だから何か形で愛を証明したい…みたいな感じかな、もちろん私はそんな物なくても千歌ちゃんが大好きなんだけど」
曜「………千歌ちゃんが私をいつまでも好きでいてくれるかは…」プルプル
鞠莉(曜……やっぱり千歌が浮気してたってのは少しはわかってる…ってことなのかしら)
鞠莉(でもその方法は間違ってるわ、曜…)
鞠莉(LINEをブロックしてるってことは、もうこれ以上関わりたくないって意思の表れ)
鞠莉(千歌のことだから、関係ない人から貰った貢物程度にしか思ってくれないはずよ…)
鞠莉「……曜…」
曜「……ん?」
曜「あっ、ごめんごめん、鞠莉ちゃんといる時は出来るだけ千歌ちゃんの話はしないようにしなきゃだったよね」
鞠莉「いや、そうじゃなくてね…その、千歌のことなんだけど」
曜「むーっ、私が気をつけようとしてるのに自分はいいのっ?」ジ-ッ
曜「今は鞠莉ちゃんと話してるんだから、ね?」ニギッ
鞠莉「っ…!!そうよね、ソーリー…」
鞠莉(あー…また言えない…言わなきゃいけないってわかってるのに…) コロナで忙しいところは本当に忙しいんだぞ…
そう言う事言ったらあかん 定期的に書いてるんだから>>433が難癖付けて荒らしたいだけでしょ 1です
曜ちゃん誕生日だったので少しだけ番外編です
そんなのいいから本編書け!って感じかもしれないですが、よかったら… ーーーーー
千歌(6)「よーちゃん、おたんじょーびおめでとー♪」
曜(6)「ありがとうちかちゃ!」
千歌(6)「よーちゃん、ちょっと頭かしてぇ?」
曜(6)「ん…?どうしたの?」
千歌(6)「いいから頭かしてっ!」
曜(6)「う、うん…こー?」
貝殻で作ったネックレスをかけてあげる
千歌(6)「はいっ、これプレゼント、どーぞっ♪」
曜(6)「わぁーっ、きれー!ありがとーちかちゃ!」
曜(6)「これつくってくれたの??たいへんだったよね…?」
千歌(6)「よーちゃんはわたしの1番のともだちだからがんばっちゃった」エヘヘ
曜(6)「ちかちゃぁ…!」トクン ーーーーー
曜日記
4月17日はれ
きようは、ちかちゃからプレゼントをもらいました。きれいなかいがらのネックレスです。それと、ちかちゃがようのことを、いちばんのともだちっていってくれました!いままででいちばんのたんじょうびでした!
ようもちかちゃがいちばんのともだちです!だいすきちかちゃ!
ーーーーー ーーーーー
千歌(13)「お誕生日おめでとっよーちゃん!」
曜(13)「ありがとう千歌ちゃん!今年も一番にお祝いしてくれて嬉しいよ!」
千歌(13)「曜ちゃんの誕生日は絶対に一番にお祝いするって決めてるのだっ」エッヘン
曜(13)「あはは、本当に嬉しいよ♪」
千歌(13)「そんな誕生日の曜ちゃんには豪華なプレゼントを…!!」
曜(13)「おぉー!」キラキラ
千歌(13)「と思ったんだけど……お小遣いがもらえなくてこれくらいしか買えなかったよ…ごめんね」
みかんのキーホルダー付きボールペン
曜(13)「わぁ、可愛いっ!ありがとう千歌ちゃん、大切にするよ!」
千歌(13)「そ、そんなに喜ばれると逆に申し訳なくなっちゃうよぉ、ただのボールペンだし」
曜(13)「ううん、千歌ちゃんがくれるプレゼントだもん、なんでも嬉しいよ!みかんのキーホルダーなんて千歌ちゃんっぽくてすごく可愛いし!」キラキラ
曜(13)「ありがとう、千歌ちゃん♪」 ーーーーー
曜日記
4月17日 晴天(*> ᴗ •*)ゞ
今日は千歌ちゃんがお祝いしてくれた8回目の誕生日でした!毎年一番最初にお祝いしてくれて曜ちゃんは幸せ者であります!
今年のプレゼントはみかんのキーホルダーのついたボールペン!もったいなくて使えないけど…可愛くてすごく嬉しい!誕生日プレゼントコレクションに追加であります♪
あっ、でもボールペンだと使ってないと千歌ちゃん残念がっちゃうかな…自分で同じやつ買ってそっちを使おうかな、こっちは大切に保管!
来年も再来年もずーっと千歌ちゃんにお祝いしてもらえたら嬉しいなぁ
今年も最高の誕生日をありがとう、千歌ちゃん
大好きだぁーー!!!
ーーーーー ーーーーー
千歌「曜ちゃんお誕生日おめでとー!」
梨子「おめでとう曜ちゃん」ニコッ
曜「ありがとー2人とも!」
千歌「はいっ、これプレゼント!」ハイッ
曜「毎年ありがとう、千歌ちゃん!大切にするねっ」エヘヘ
千歌「あ、今年のはちょっと違くてね」
曜「ん?」
千歌「梨子ちゃんと一緒に決めたんだ!」
曜「…っ!」
千歌「2人でお金出し合って決めたの!その方が曜ちゃんが喜ぶもの買えるかなぁって、ねっ?」
梨子「うん、私だけだと選べなさそうだったし…」
曜「そ、そうなんだね、ありがとう」ニコォ
千歌「曜ちゃんの誕生日のこと梨子ちゃんに話したら」
千歌「私も早く曜ちゃんと仲良くなりたいからプレゼント一緒に選びたい!なんて言ってさ」
梨子「あっ、ち、千歌ちゃんっ!!それは言っちゃダメって言ったのにぃ!」
千歌「んあっ、そうだった!」
曜「そうだったんだ…ありがとうね梨子ちゃん」
梨子「う、うんっ!どういたしまして」ニコッ
千歌「でも…ふふっ、あれは面白かったなぁ」ニヤニヤ
千歌「プレゼント選ぶ時梨子ちゃんがねっ」
梨子「!!千歌ちゃんっ!それは言っちゃダメぇ!」
千歌「えぇ〜あんなに面白いのにぃ〜?」ニヤニヤ
梨子「私が恥ずかしいからダメっ!」
千歌「曜ちゃん曜ちゃんっ!あのねあのね、梨子ちゃんがプレゼント選ぶ時にねっ」
梨子「千歌ちゃぁん!」
曜「…………」 ーーーーー
曜日記
4月17日 曇り
今年の誕生日は楽しくなかった
いつも千歌ちゃんから誕生日プレゼントをもらってたのに
いつも千歌ちゃんが一番に祝ってくれたのに
今年は違かった
転校生の梨子ちゃんが一緒だった
私は千歌ちゃんだけに祝って欲しかった
千歌ちゃんだけのプレゼントが欲しかった
千歌ちゃんの一番の友達は私じゃなかったの…?
私は千歌ちゃんにとっての…
カキカキカキ
曜「…っ」
グシャグシャグシャ
ポイッ
曜日記
4月17日曇り
千歌ちゃんから今年もお祝いしてもらえました
かんっ!げきっ!でありますっ!从*> ᴗ •*)ゞ
ちょっといつもと違う形だったのは寂しいけど
やっぱり千歌ちゃんからのお祝いは嬉しいな!
んー…でも2人きりが…なんてワガママだねっ!
ハードスケジュールになってきてるのに
わたしのために時間を使ってくれただけでも
たくさん感謝しないとだよね!
桜内梨子ちゃん、あの子にも感謝しなきゃねっ
なかよくなれるといいな♪
いじょうっ!!今年の誕生日日記でした!
ーーーーー ーーーーー
アクセサリー店
曜「色々あってなかなか決められないなぁ…」
鞠莉「曜がこんなに悩むなんて意外だわ」
曜「そう?私けっこう買い物とか悩んじゃうタイプなんだよ?」
テクテク
チラッ
曜「あっ!」
曜「鞠莉ちゃん、これなんか似合うんじゃない!?」
パープルジェイドデザインブレスレット
鞠莉「うーん、ちかっちにはちょっと派手な気が…」
曜「違う違う、これは鞠莉ちゃんに似合いそうだなぁって」
鞠莉「えっ?私?」
曜「うん、鞠莉ちゃん!」
曜「よっし、じゃあこれにしよう!」
鞠莉「えっ?それにするの!?」
鞠莉「千歌ならOrangeとかの方がいいんじゃない?」
曜「いいのいいのっ、あとはこれとこれとこれで…おっけー!」
鞠莉「全然買い物悩むタイプじゃないじゃない…」 ーーーーー
AM11:15
曜「よっし、アクセサリーはこれでおっけー!あとは便箋とか細々したやつ買って…ご飯食べ行こっか!」
鞠莉「もしかして今日の買い物ってほとんど終わり?」
曜「うん、ほとんど終わったかな、あとは次の衣装の材料とか…そのくらい?」
鞠莉「私が一緒に来る意味あったかしら?」
曜「あるある!全然あるよ!」バッ
曜「私1人で買い物に来ても楽しくないけど一緒なら楽しいもん!」ニコッ
鞠莉「曜っ…!」
鞠莉「そうね、バカなこと言ってごめんなさい。マリーも楽しいわ!」ニコッ
曜「じゃあ残りもささっと済ませちゃおー!」 ーーーーー
沼津バーガー
PM 0:10
鞠莉「久しぶりに来たわね、沼津バーガー」
曜「前善子ちゃんと花丸ちゃんでバカなことやってたんでしょ?」フフッ
曜「アメリカンスピリットがなんとかかんとか…だっけ?」ニコッ
鞠莉(なんで知ってるのよっ!田舎の情報網怖すぎるわ!)
鞠莉(もしも曜が本気でお願いしてきたら…あの悪ノリをもう一回やりかねないっ!それは回避しないと…!)
鞠莉「そ、そうだったかしら?マリーの記憶にはありませーん」メソラシッ
曜「えー、鞠莉ちゃんー?」ジト-ッ
鞠莉「さ、さっ!早く席確保して食べましょ!バーガーが私たちを待ってるわ!」
曜「アメリカンスピリット見たかったなぁ〜」アハハ ーーーーー
パクパク
曜「鞠莉ちゃんこっちのバーガー少しあげるからそっちちょーだい!」
鞠莉「of course!」
曜「ありがとっ!」
パクッ
曜「んーっ、美味しい!」
ーーーーー
鞠莉「理事長もけっこう大変なのよ?面白いことも多いけど」フフッ
曜「鞠莉ちゃんはなんでも楽しめそうだもんねぇ、私にはできないよ理事長なんて」アハハ
鞠莉「1日理事長やってみる?1日と言わず1年くらい?」フフッ
曜「いやいやダメでしょっ!」アハハ
ポテトパクパク
ーーーーー ーーーーー
PM 2:25
曜「あはは、鞠莉ちゃんと話してると本当にすぐ時間経っちゃうなぁ」
鞠莉「だいぶ長居しちゃったわね、そろそろ行きましょうか」
曜「あとは衣装の材料買わないとかなぁ」
鞠莉(衣装…さっきも言ってたわね)
鞠莉(トレーニングしてたことも考えると…やっぱりAqoursを続けていきたい意思はあると考えてもよさそうかしら…?)
曜「鞠莉ちゃん?」
鞠莉(でも…本当に続けられるの?)
鞠莉(冷静に考えて今のAqoursは復旧困難…私は曜が幸せな形であればいいと思うけど、ダイヤは千歌から完全に心が離れてそうだし)
曜「おーい」
鞠莉(千歌は曜のことをブロック…恐らく梨子のことも)
鞠莉(思いを踏みにじった挙句そんなやり方をするような子が曜を幸せに…)
曜「まーりーちゃーんっ!!」
鞠莉「what's!?」 曜「もーっ、またボーッとして…私の声聞いてた?」プク-ッ
鞠莉「ご、ごめんなさい、ちょっと考え事しちゃって」
曜「……Aqoursのことでしょ?」
鞠莉「!!」
曜「やっぱり、今日はずっとそんな顔してたもんね」
曜「正直ね、時間が経って冷静になってきたのかな…思うんだ」
曜「私にとって一番大事なのは千歌ちゃん、そこは変わらないんだけど」
曜「そのためにすべてを蔑ろにするのは間違ってたって」
鞠莉「曜…!」 曜「それに私の大好きな千歌ちゃんが大好きなスクールアイドルだもん、なくすわけにはいかないよ」
曜「だから…元のAqoursに戻るためにも、活動をやりきるまでは千歌ちゃんとの関係については不可侵にしようって梨子ちゃんに話そうと思ってたんだ」
曜「まぁこれはその場しのぎにしかならないかもしれない…けどこれならみんなに迷惑もかからないしAqours続けられそうじゃない?」ニコッ
鞠莉「………」
鞠莉(曜…周りを思いやれる心を思い出してくれたのは素直に嬉しい…けど…)
鞠莉(きっと千歌はその思いも踏みにじってくる)
鞠莉(なんでこんないい子が可哀想な目に合わなければいけないの…?神様は理不尽よ)
曜「だから心配しないで?今はこんな感じで迷惑いっぱいかけちゃったけど…鞠莉ちゃん達が笑って卒業できるように頑張るから!」ニコッ
鞠莉「曜…っ」
鞠莉(もう現実を言うことはできない…今言うなんて登り切る間際の糸を切るようなもの…)
鞠莉(そんな残酷なこと私にはできないよ…) 曜「こんな辛気臭い話してる場合じゃなかった!衣装の材料!」
曜「鞠莉ちゃん、あとちょっと付き合ってね」ニコッ
鞠莉「of course!」ニコッ
鞠莉(言うことができないなら…曜はこのことを知らないままの方がいい)
鞠莉(曜が気づかないように千歌にアプローチ、これしかないわ)
鞠莉(曜が私達を笑顔で卒業させたいなら…私達は笑顔で卒業しなきゃだもの!) ーーーーー
PM 5:15
曜「うーん、やっぱりお金的にあんまり買えなかったなぁ…」
鞠莉「まぁでも必要な材料はCheckできたんでしょう?」
曜「もちろん!あとは今度また部費を集めて…って感じだね!」
鞠莉「それならAll OKよ!」
鞠莉「まぁ、全額私が出してもいいんだけどね」
曜「それはダメ」
鞠莉「って言うと思ったから言わなかったのよ」フフッ
曜「鞠莉ちゃんが言うと冗談に聞こえないんだもん」
鞠莉「マリーはジョークのつもりじゃないもの」
曜「だからダメなのっ!」ム-ッ
鞠莉「ふふっ、はーい」ヨシヨシ ーーーーー
内浦行きバス停
曜「それにしても…昨日も今日もあっという間だったなぁ」
鞠莉「ふふっ、楽しんでもらえたみたいでよかったわ」
鞠莉「私もこんなに楽しかったのは久しぶりよ」
曜「えへへ、よかったぁ」ニコッ
曜「あっ、そうだ」
ガサゴソ
鞠莉「ん?どうしたの?」 曜「はいっ、これ鞠莉ちゃんにプレゼント!」
アクセサリー店で買ったパープルブレスレット
鞠莉「えっ…?千歌にあげるために買ったんじゃなかったの…?」
曜「ふふっ、千歌ちゃんのは実はさっき買った材料に混ざってるんだよね」
曜「千歌ちゃんには貝殻を使ったネックレスを作るって決めてるから」
曜「アクセサリー店で買ったのは鞠莉ちゃんのでしたっ!」
鞠莉「でもなんで私に…?」 曜「えー、鞠莉ちゃんそんなこと言わせちゃうの?」
曜「さすがに私でも恥ずかしいなぁ…//」
鞠莉「ご、ごめんなさい、予想外だったから…」
曜「私からのありがとうって気持ちと、信頼の証…みたいな感じかなっ」
鞠莉「曜っ……!」
曜「あはは、千歌ちゃん以外になにかをあげるのって初めてだからなんか気恥ずかしいなぁ」エヘヘ
ギュッ
曜「わわっ、鞠莉ちゃん!?」
鞠莉「ありがとう曜…今までもらったどんなアクセサリーよりも綺麗」
曜「そ、それは言い過ぎだよ…私のお小遣いで買えるくらいの物だし」アハハ
鞠莉「ううん、一番綺麗よ!一生大切にするわ!」
曜「ふふっ、そう言ってもらえると買ったかいがあるよ」ニコッ
鞠莉
左腕に装着 ブ---ン
ゴジョウシャアリガトウゴザイマスッ
曜「あっ、バス来ちゃったね」
鞠莉「そうね…帰るのがもったいなく感じちゃうわ」
曜「私もだけど…また2人で遊びに行こっ♪」ニコッ
鞠莉「ええ、そうね!今度はマリーの買い物にも付き合ってもらおうかしら?」フフッ
曜「うーん、それはお金の感覚が狂っちゃいそうで怖いなぁ」アハハ
タッタッタッタッ
鞠莉「じゃあ明日学校で会いましょ、チャオ♪」
曜「うんっ、また明日ね!」ブンブン >>486
そこまでしたら完全に人としてアウトだろう
と思ったけど今更かw ーーーーー
時は少し戻り
休みの前日
放課後
千歌部屋
千歌「果南ちゃん2人はなんて言ってた…?」
果南「聞いてみた感じだと特に浮気って感じはしなかったよ」
千歌「本人が浮気してるなんて言わないでしょ…」
果南(たしかに、そりゃそうだ。でもなんて言えばいいんだろうなぁこの状況)
果南「2人が心配なんだよ、だから全然浮気じゃないかな」
千歌「……」ム-ッ
果南「千歌?」
千歌「本当に聞いてくれたの…?なんか果南ちゃん濁すような感じばっかりで全然真実味にかけるっていうか…」ジ-ッ
果南「!」ギクッ
果南(変なところばっか鋭いんだよなぁ…)
果南(聞いたは聞いたけど言えるわけないもんね、千歌から距離を離そうとするためだよ!なんて)
果南(言ったら絶対に余計なことして大変なことになるし…) 果南「はぁ…」
果南「あーもうわかった、ちゃんと言われたこと言うよ」ボリポリ
千歌「やっぱり濁してたんじゃんっ!」ウガ-ッ
果南「ごめんごめん、本当はあんまり言いたくなかったんだよ、2人のためにも」
千歌「聞いてきてくれるって言ったのにぃ!」
果南「わかったわかった、話すから…」
果南(なんとか弁明するから頼むよ鞠莉、ダイヤ…!!) 果南「まず、鞠莉は曜が1人で暴走しないように一緒にいてあげてたんだって」
果南「付き合い長いんだからもちろん分かるよね?溜め込んで溜め込んでキレた時何するかわからないのが曜だって」
千歌「うん…でもそれなら私でも…」
果南「千歌が行ったら結局なんの解決にもならないでしょ?梨子ちゃんに会った時にまた同じことになるよ?」
千歌「それはちょっと…」
果南「だから『私が曜を助けまーす!』って言って鞠莉が行ったんだよ」
果南(嘘は言ってないよね、3割くらいは本当だし) 果南「んで、ダイヤは梨子ちゃんが夜うなされるからって一緒に寝てあげてたんだよ」
千歌「うなされるって…あっ」
果南「心当たりあった?」
千歌「うん、なんか夜に梨子ちゃんが叫んでたのは聞こえたけど…寝言じゃなかったんだね」
果南「寝言で叫ぶ女子高生なんて嫌でしょ…」
果南「まぁそう言うわけだからダイヤが一緒にいたのは梨子ちゃんの睡眠を守るため、みたいな感じかな」
果南(これは100%本当だもんね、ダイヤの気持ちは言うわけにはいかないけど…) もうちかっちは自分のせいで二人が悩んでることは完全に頭から消えてそうw >>500
千歌、前君はとんでもない状況作ってしまったんだぞ!カレーをつくるよみたいなノリで
逆ギレするな!
作者ちゃんのことにキレてるわけじゃないから安心して続けて 千歌「でも抱きついたりする必要あるかな?鞠莉ちゃんもダイヤちゃんも簡単に抱きつかせすぎだし…」
果南「はぁ…」
果南「千歌はもっと酷いことやってるんだからさ、そのくらいは許してあげなよ」
果南「不安な時は頼れる人に甘えたくなるものだしなおさらだよ」
千歌「そ、そうだけど…でも…」
果南(なんか腑に落ちてない顔してるなぁ…いままでの経験からしてこういう時の千歌はなんかアクション起こしちゃうんだよね)
果南(今なにかやらかしたりしたら2人にも影響が出そうだし…ここは釘を打っておこうかな)
果南「あのさ、千歌」
千歌「ん?」
果南「あの2人が浮気してないのは間違いない事実なんだけど」
果南「もし仮に2人が浮気してたとしたらどうするつもりだったの?」 千歌「え?どうするって…」オドッ
果南「絶縁してた?それとも直接言ってた?疑ってたってことは何かしら考えてたってことだよね?」
千歌「いや、疑ってたっていうよりもあんな場面見ちゃったから」
果南「見ちゃったから疑ってたんじゃないの?」
千歌「うっ…そ、そうだけど…」
果南「怒らないから正直に言ってみな?」ジ-ッ
千歌「えっ!?正直に言ったらまた果南ちゃん怒っちゃうよぉ…」 果南「はぁ、やっぱりねぇ…まぁわかった、私が怒るようなことを考えてたってことだね」
千歌「あっ…!」シマッタノダ
果南「まぁいいよ、これ以上は聞かないけどさ」
果南「あらかた『2人が浮気してるなら私が気にする必要もないよね?2人も同じことやってたんだし!それなら私だけ悪者じゃないじゃん!これを材料に喧嘩させないようにもできるんじゃないかな?』みたいな考えだったんでしょ?」
千歌「そ、そこまで酷いこと思ってないよ!」
果南「本当かな?」ジ-ッ
千歌「ちょ、ちょっとしか思ってないもん…」ウグッ 果南「ちょっとは思ってるんだねぇ」
千歌「あぁっ…」オクチチャック
果南「これは…私が直接聞いたわけじゃないからたぶんの話なんだけどね」
果南「曜も梨子ちゃんも心の底から信じてたんだよ、千歌のことを」
果南「だからそう簡単には千歌の浮気を認められなくて今の状態になってる」
果南「そのせいで色々と家でも大変な思いをしてるみたいだけど…」
果南「それなのに千歌は簡単に疑ってもいいの?そんなにまで信じてくれてる2人のことを」
千歌「っ………」 果南「あと、あくまでこれは私の意見、私の考えだけど」
果南「自分自身がとんでもないことをやらかしたんだっていう罪悪感があるなら、相手が自分に酷いことをしたとしても自分の責任なんだって思うんじゃないかなって」
果南(それが行き過ぎても梨子ちゃんみたいになっちゃって良くないんだけどね…)
果南「千歌にはそれがなさすぎるよ」
果南「隙あれば責任転嫁のチャンスを伺ってるようにしか思えないもん」 このちかっちには罪悪感が無さすぎるだろwwという大半の人が思う部分を果南ちゃんがつっこんでくれたな
届くかどうかは別にして 千歌「そ、そんなことないよ!私もちゃんと謝りに行こうとしたもん!」
果南「鞠莉と曜が一緒にいて謝れなかった、だっけ?」
千歌「うん、抱き合ってたから行けなかった」
果南「そこでちゃんと謝りに行ってれば少なくとも鞠莉の信頼は取り戻せたかもね」
果南「それに、この問題が解決したかどうかはわからないけど少なくとも曜を疑ってめんどくさいことになることはなかったよね」
千歌「で、でも…」 果南「千歌が言ってるのはさ、結局自分を正当化するための言い訳だよ。梨子ちゃんの動画についてもそう」
果南「まずそもそも瞬時に写真とか動画を撮ろうって判断するのがおかしいしね」
果南「自分は反省しようと頑張ってるって思ってても、心のどこかでは常に責任転嫁のチャンスを伺ってる…って感じなんでしょ?」
千歌「ち、違うもん…」ウルウル
千歌「ちゃんと謝ろうとしたもん…」プルプル
果南「まぁ千歌がそう思ってたとしても…もう第三者の目にはそうとしか見えないよ」
果南(ちょっと言い過ぎちゃったかな?) このSS読んでるヤツ、または関係のねえ世界の中にもいるのではなかろうか
このような願望持ってる人
千歌は輝きという言葉に土下座しろ 果南「まぁそういうわけだから…千歌はもう一回ちゃんと自分の責任を…」
千歌「…ていって…」
果南「ん?千歌?」
千歌「出て行って!!いっぱい反省してるのになんでそんなに言うの!!果南ちゃんのバカ!!」ポロポロ
グイッ
オシオシ
果南「えっ、ちょ、ちょっと千歌!?」
果南「ま、待ってもう少し話したいことが…」
千歌「いいっ!!聞きたくないっ!!果南ちゃんのばかぁ!!」ポロポロ
果南(まずい、完全に言い過ぎたっ…!千歌にこの言い方は悪手だったな…)
果南(千歌くらいなら力押しでなんとか抑えられるけど…)
オ-イッ!
1階
美渡「おーいバカちかぁ!かなぁん!喧嘩なら外でやれぇー!お客さんに迷惑だから!」
志満「美渡ももう少し静かに…」 果南(さすがに迷惑はかけられないか…)
果南「わかったわかった、今日は帰るから」
千歌「ふぅー…ふぅー…」プルプルプルプル
果南「再三言うようだけど、余計なことはしないようにね」
千歌「わかったからもぉっ!!」ポロポロ
果南「じゃあ、お邪魔しました、また学校でね」
ガラガラ 1階
美渡「あのバカと喧嘩なんて珍しいなぁ果南、なんかあいつやらかしたの?」
果南(いやぁ、いくら千歌が悪いからって親族には言えないなぁ…)
果南「うーん、やらかしたっていうか部活がうまくいってなくてね、お互いちょっと思うところがあったっていうか意見がぶつかり合っちゃったっていうか」
美渡「はぁ〜青春だなぁ」
美渡「お客さんには迷惑だけど…それだけ夢中になれるものを見つけられたってことなんだよな」
果南(あ、これ心苦しいやつだ)
美渡「まぁ、ほら、あの…さ、あいつはバカだけど私にとっては大切な妹…だからさ、なんだその」
美渡「頼んだよ果南!」ニッ
果南「期待に添えられるように頑張るよ」ニッ
果南(あー…やっぱり心苦しいやつだ…) ーーーーー
千歌(果南ちゃんのバカ…!千歌の言うこと少しくらい聞いてくれてもいいじゃんっ!!)ポロポロ
伊勢エビぬいぐるみボフボフ
千歌(曜ちゃんにも梨子ちゃんにも謝ろうとしたんだよ!!ちゃんと謝って仲直りして…またスクールアイドル頑張ろうって!!)ポロポロ
伊勢エビぬいぐるみボフボフ
千歌(それに責任転嫁って何!私がやったことが悪くても2人がやったことも悪いじゃん!!)ボスボス
伊勢エビぬいぐるみボフボフ
千歌(それに曜ちゃんと鞠莉ちゃんが抱き合ってる時に謝れるわけないじゃんっ!普通の人はあそこで出て行くなんて考えできないよっ!!)ポロポロ
伊勢エビぬいぐるみボフボフ 千歌(菓子折りまで買って謝ろうとしたのに…なんで千歌がこんな風に言われなきゃいけないの…?)ヨレヨレ
伊勢エビぬいぐるみボロボロ
千歌(そもそも曜ちゃんと梨子ちゃんが変なことやらなきゃこんな目に合わなかったんじゃん…)
千歌(大人しくあの場で謝ってぜーんぶ丸く収まってたはずだったじゃん…)
千歌(それにあんなことやるなら私と付き合ったりする必要なかったよね…勘違いさせたかったってこと?)
千歌(え?なんで私がこんな辛い思いしなきゃならないの…?)
千歌(私は本当に好きだったし…本当に好きだったから謝ろうとしたのに)
千歌「私…悪くなくない?」 果南が悪いよー
結果的に寝取ろうとしてるダイヤと鞠莉はもっと悪いよー このちかがクズなのは間違いないがそれが見たくて追ってるので「そうこなくっちゃ」って感じだわ ーーーーー
個人LINE 渡辺曜 (未読48)
曜「千歌ちゃんごめんね、謹慎中だけどお話ししたくて…今日電話とかできるかな?」
曜「千歌ちゃん寝ちゃってる…?」
曜「もしかして…謹慎中は私とLINEしちゃダメって言われてるのかな?それならしょうがないよね!!謹慎が終わるまで頑張るであります(*> ᴗ •*)ゞ」
曜「曜ちゃんは重い女にはなりたくないからワガママは言わないでいい子で待ってるよ!」
…………
…………
曜「千歌ちゃん会いたいなぁ…こんなに会わないのって初めてだよね?幼稚園の時からずーっと毎日のように会ってたもんね!あの頃から私………
…………
…………
曜「謹慎長くて飽きちゃったヨーソロー!今日はお菓子作りしたんだぁー!千歌ちゃんに食べてもらいたくてみかん味のお菓子も作ったんだよ!私と一緒に食べて…ってこの言い方じゃちょっといやらしい感じしちゃうね/// 千歌ちゃんと一緒に食べたいなぁって!…………… …………
…………
曜「ごめんね、いつも文章長かったかな?反省反省であります*> <*」
曜「謹慎中でダメって言われてるかもしれないけどもし…大丈夫そうな時とかあったらお返事してくれると嬉しいなぁ」
…………
…………
曜「明後日でようやく学校行けるよぉー!千歌ちゃんに会えるから楽しみであります!」
曜「次千歌ちゃんに会ったら渡したいものがあるから…ちょーっとだけ楽しみにしてて!大好きだよ千歌ちゃん!」
ーーーーー
千歌「………」
スマホスッスッ
メニュー → ブロック
千歌「………」
スッスッ
このトークルームを削除します。よろしいですか?
削除 ーーーーー
個人LINE 桜内梨子 (未読445)
梨子「千歌ちゃん、今日はごめんね」
梨子「私は千歌ちゃんのことを信じてるから」
梨子「謹慎の間あんまり連絡しちゃダメだよって言われてるのかな…?」
梨子「そうじゃなかったら声が聞きたいな」
通話:不在着信
梨子「やっぱりダメだよね、私も連絡しちゃダメって言われたし」
梨子「早く謹慎終わって欲しいなぁ」
…………
…………
梨子「千歌ちゃん」
梨子「窓開けて?」
梨子「千歌ちゃんがいなくなっちゃう夢見たの」
梨子「お願い、少しだけでいいから」
通話:不在着信
通話:不在着信
通話:不在着信
梨子「ねぇ、千歌ちゃんお願い」
梨子「怖いよ、助けて」
通話:不在着信
通話:不在着信
………………………… …………
…………
梨子「昨日はごめんね」
梨子「怖くなっていっぱい電話しちゃった、寝てたよね」
梨子「夢で千歌ちゃんがいない世界に行っちゃって…真っ黒な世界だったの」
梨子「私そんな世界で生きていけないよ」
梨子「だから改めて思ったんだ」
梨子「千歌ちゃんがいてくれてよかったなぁって!」
梨子「今日は少しだけ会えたりしないかな?」
梨子「窓開けてくれたらいつでも会えるから」
梨子「私待ってるよ!」
………………… …………
…………
梨子「いっぱいLINEしちゃってごめんね?」
梨子「寂しいなぁ…」
梨子「いろんな人に迷惑もかけて、千歌ちゃんを信じたいのに心のどこかで疑っちゃって」
梨子「私なんてもう生きてる価値ないかもしれないね」
梨子「嘘!今のは冗談だからもし見ちゃっても見ないふりして!」
梨子「大好きだよ千歌ちゃん」
…………
…………
梨子「言わないのもどうかと思うから言っておくね」
梨子「今日ダイヤちゃんが泊まることになったんだ」
梨子「浮気とかじゃないから!信じて…?」
梨子「ちょっと謹慎で辛くなっちゃったのを心配してダイヤちゃんが来てくれただけだから」
梨子「早く千歌ちゃんに会いたいなぁ」 …………
…………
…………
…………
梨子「千歌ちゃんにLINEするの久しぶりになっちゃったね」
梨子「まだ既読になってないってことは携帯没収されちゃったんだよねきっと…ごめんね、私達のせいで」
梨子「でも今日で謹慎も終わりだよ!明日久しぶりに会うの楽しみだなぁ♪」
梨子「あんまりLINEいっぱい送りすぎちゃうと見たときびっくりしちゃうよね」
梨子「千歌ちゃん大好きだよ、明日学校で会おうね♪」
ーーーーー
千歌「………」
スマホ スッスッ
メニュー → ブロック
このトークルームを削除しますか?
削除 訂正です
>>544
…………
…………
…………
…………
梨子「千歌ちゃんにLINEするの久しぶりになっちゃったね」
梨子「まだ既読になってないってことは携帯没収されちゃったんだよねきっと…ごめんね、私達のせいで」
梨子「でも明日で謹慎も終わりだよ!久しぶりに会うの楽しみだなぁ♪」
梨子「あんまりLINEいっぱい送りすぎちゃうと見たときびっくりしちゃうよね」
梨子「千歌ちゃん大好きだよ、月曜日学校で会おうね♪」
ーーーーー
千歌「………」
スマホ スッスッ
メニュー → ブロック
このトークルームを削除しますか?
削除 あ〜あ、やーりおったやりおった
果南泣かせたせんうたちゃんが
またまたやりおった
お前リーダー名乗るな >>548
1です
時系列わかりづらくなってすいません
曜がブロックされてるのに気づいたのが休みの前日で
果南と千歌のやりとりは一応>>499に書いたのですが、時を少し戻して休みの前日なので、ここで初ブロックになります
わかりづらい文で申し訳ないです… >>550
読んでいただきありがとうございます!
中途半端なところで2スレ目にきてしまい申し訳ないです…
ブラウザ表示で見ていただけると見れるかと思います
http://206.223.153.194/fate/test/read.cgi/lovelive/1580225831 ーーーーー
果南部屋
果南「はぁ…」
果南(いやぁ…思ったよりも取り返し付かなそうだなぁ…)
果南(千歌は自分の中では反省したと思ってるのに言っちゃったのが逆効果だったのかな?)
果南(でもあのままだったら絶対に余計なことしてたよね、LINEで『浮気してるでしょ…?』とか言って動画と画像送ったりしかねないし)
果南(不本意だけど明日言いすぎたって謝って…ちゃんともう一回話さなきゃかな)
果南(千歌があのままだとAqours存続は難しくなっちゃうし仕方ないか)
果南(鞠莉とダイヤが頑張ってくれてるんだし…私はなんとか千歌を繋ぎとめないと)
果南(問題は今日、今この瞬間…余計なことをしてたりしたら手の出しようがないってことかな) 果南(でもダイヤと鞠莉は浮気じゃないってことは伝わってるはずだし…いきなり曜と梨子ちゃんに送りつけたりしないか)
ラ-インッ!
果南「ん?」
ーーーーー
グループLINE 元祖Aqours!(3)
鞠莉「sorry,明日の朝集まれなくなったわ!曜と買い物に行くことになったから」
果南「おっけー」
果南「じゃあ次の報告会は月曜日の朝かな?」
鞠莉「そうね、何個か話さなきゃいけないこともあるからその時まとめて話すわ」
果南「LINEじゃ話しづらいようなこと?」
鞠莉「今曜の家だから文にする時間がないの、このまま泊まるから月曜になるわ」
果南「なるほどね、おっけー」
ダイヤ「わかりました」
ーーーーー 果南(あれ?曜の謹慎って今日までだったっけ?)
果南(いや、鞠莉が許可したらオールオッケーだしそういことなんだろうな)
果南(うーん…鞠莉もダイヤも少し肩入れし過ぎな気もするけど…大丈夫かな)
果南(中途半端に自分が依存してとんでもない三角関係を作らなきゃいいけど…)
果南(あの2人なら大丈夫だよね、私は信じるしかないっか!)
果南(私はとにかく千歌をなんとかしなきゃ) ーーーーー
翌日
十千万旅館
果南「えっ、千歌出かけてるの?」
志満「ええ、なんだか朝早くから出かけちゃって」
果南「うーん…参ったなぁ…」
果南(LINEの既読もつかないし…嫌な予感が当たっちゃってるのかな…?)
志満「何か急ぎの用だった?急ぎじゃないなら千歌ちゃんの部屋で待ってれば…」
果南「ううん、ちょっと急ぎだったから探してみるよ、ありがとう志満ねぇ」
タッタッタッタッ
果南(頼むから余計なことだけはしないでよ…千歌!) ーーーーー
ヒョコッ
千歌「…果南ちゃん行った?」
志満「ええ…でも本当にいいの?なんだか果南ちゃん急いでたみたいだけど…」
千歌「うん、今はちょっとね…」
千歌(会ったら絶対にまた怒るもん…私が悪いみたいな言い方で)
美渡「志満ねぇいいのかぁ?そんなに千歌甘やかして」
志満「うーん…でも…」
千歌「千歌だって少しは1人で考えたい時があるのっ!」ウガ-ッ
美渡「そんだけ元気なら果南と直接話して来いっての!」
志満「美渡、もう少し静かに。」
美渡「うっ…」ビクッ
志満「千歌ちゃんにも考えがあるんだろうし…そっとしておいてあげる時も必要じゃない?」
美渡「まぁ…そうかもだけど…」
千歌「ありがと、志満ねぇ」
千歌「私部屋で考えてるから…もし誰か来てもいないって言ってね…?」ウワメッ
志満「はいはい」
美渡(なんか嫌な予感がするんだよなぁ…大丈夫なのか千歌?) ーーーーー
千歌部屋
千歌(絶対来ると思ったよ果南ちゃん)
千歌(そんなに千歌を悪者にしたかったなんて…私のこと嫌いだったのかな)
スマホスッスツ
ーーーーー
個人LINE松浦果南
通話:不在着信
果南「どこいるの?」
ーーーーー
千歌(果南ちゃん…)
千歌(果南ちゃんをブロックしちゃうと3年生がみんなAqours辞めちゃいそうだから…今はダメだよね)
千歌(なんで果南ちゃんは千歌をこんなに悪者にしたがるのかな…)
千歌(曜ちゃんと梨子ちゃんにも同じことを言うのが道理ってものじゃない?)ム-ッ
千歌「はぁ…」 千歌(でも…)
千歌(改めてゆっくり考えると…)
千歌(2人の浮気ちょっとショックだなぁ…)
千歌(本当に私のこと好きだったのかな…いや、遊びだったからこんな酷いことができちゃうんだよね、本当に最低だよ)
伊勢エビのぬいぐるみギュッ
千歌(でも決めつけるのは良くないかな?もしかしたら…本当にもしかしたらだけど、果南ちゃんが言ってたみたいにただ一緒にいただけかもしれないし) 千歌(直接本人に聞いてみれば……って意味ないよね、だって隠すに決まってるもんね)
千歌(本当に浮気じゃないって言うなら誠意を見せてくれないと、言葉なんて飾りだもん)
千歌(本当に好きって時は行動しないとだよ、私が謝りに行こうとしたみたいに)
千歌「………」
千歌「………?」
千歌「行動で……?」
千歌「!!」.ピコ-ンッ ひらめきスキル獲得
千歌(そっか!!これだ!これなら2人の気持ちが確かめられてAqoursも続けられそう!) 本人は無意識かもだけど、自分が浮気してるから他の子も簡単に浮気すると考えちゃうんだろうな 1です
今日はここまでです
仕事がひと段落し、今月から一部テレワークになって少し時間にゆとりができそうです
度々の長期保守になってしまい申し訳無いのですが、ありがとうございました!
またできる限り更新していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。 >>552
仕事終わって全部読んだ
スゲー面白い
分岐も期待してます ーーーーー
翌日
部室
ガラララッ
果南「おはよ…って…」
ダイヤ「……おはようございます」シラッ
鞠莉「…グッモーニン」ムスッ
千歌「おはよう果南ちゃんっ!」ヒョコッ
果南「千歌!?」 千歌「今日で謹慎も終わりだから朝練!でしょ?」
果南(たしかに普通ならそうかもしれないけど…普通じゃないよその考えは…ましてや当事者なのに)
果南(2人のあんな顔初めて見た…今にもキレそうなのに千歌を見捨てて、関わらないって心に決めたような冷たい目…)
果南(てか千歌は気づいてないのかなこの空気に?入った瞬間にどこかの魔物が重力の呪文でも唱えたかのような重さの空気だったけど…) 千歌「みんな遅いねぇ」
果南「千歌、今日はたぶんみんな来ないと思うよ」
千歌「え?なんで?」ホエ?
ダイヤ「……っ」ギリッ
果南「!!」
果南(ダイヤストップストップ…なんとか千歌を教室に戻すようにするから堪えて……!)
果南「謹慎明けいきなり朝集まろうってならないよ普通」
千歌「えー?でも千歌聞いてないよ」
果南「っていうか昨日どこ行ってたの?1日中探してたんだよ?」 千歌「えっ、あー…果南ちゃん私に用があったの?」
果南「まぁ用っていうか、言い過ぎたかなって思って謝りに行ったんだけど」
千歌「あーなんだ、気にしてないからいいよ」
千歌「実際私も悪いことしちゃったのは事実だし」
鞠莉「えっ……?」
ダイヤ「は…?今なんと」
果南「あーー!!千歌!!朝のうちに曜の机に借りてたタオル置いとくって言ったんだった!席まで案内してよ!!」
果南(バカちかぁぁぁぁぁ!!!今ここでダイヤと鞠莉を刺激するようなこと言わないでよ!!)
千歌「えっ、ちょっ…かなんちゃ!?」
グイッ
ガララララ
タッタッタッタッ
果南(これはまずい…本当にまずい……ダイヤと鞠莉がブチ切れてる上に千歌には反省の色がなさすぎる……) クズっちなんだけど胸糞悪くなるクズじゃなくて笑えるクズにする匙加減が素晴らしいわ ーーーーー
2年生教室
タッタッタッタッ
千歌「ちょ、ちょっ…」
スタッ
ガラララッ
果南「よっし!到着!」
千歌「もおっ!!いきなり引っ張ってこないでよ!」ウガ-ッ
果南「ごめんごめん」
千歌「ほら、ここだよ曜ちゃんの机」
果南「ん、ありがと」
果南(さぁて…タオルなんて借りてないからどうしたものか)
バッグガサゴソ 千歌「まだぁ?」
果南「あっれぇ…おかしいなぁ」
ガサゴソ
果南「ごめん、忘れちゃったみたい」テヘッ
千歌「ええぇっ!あんだけ走らせて!?」
果南「ごめんごめん」アハハ
千歌「ごめんじゃないよ!千歌をなんだと思ってるの!」
果南(本当に不本意だけど後でジュースでもおご…
タッタッタッタッ
ガララッ 曜「おはよー千歌ちゃんっ!!!」ガバッ
千歌「わわっ!!曜ちゃんっ!」アワワ
果南「曜…!」
果南(うわぁ、タイミング悪いなぁ…)
果南(まぁでも曜だけでまだ良かった、もし梨子ちゃんも一緒だったらさすがに
タッタッタッタッタッ
タッ!!
梨子「千歌ちゃん、おはよー!」バッ
千歌「梨子ちゃん!」
曜梨子「「っ!!」」ギッ
果南(うーん…神様はいないのかな?) こんな修羅場に巻き込まれる果南ちゃんは前世でどんな悪い事をしたんだよ… 梨子「おはよう、曜ちゃん」ニコォ
曜「おはよう梨子ちゃん」ハハッ
千歌「なんかこうやって揃うの久しぶりだね」アハハ
果南(えっ!?あんだけ揉めたのになんで普通に会話しようとしてるの!?どう考えてもなかったことにはできないよ!?)
千歌「2人ともごめんねぇ、私のせいで謹慎になっちゃったみたいで」
果南(いままで生きてきた中でトップで薄いごめんねだなぁ…)
梨子「ううん、気にしてないよ」
曜「千歌ちゃんは悪くないよ、千歌ちゃんは」
梨子「は……?」ギッ
果南(もう隠す気もないよ、私もいるのに…) 時計チラッ
果南(はぁ…そろそろ登校する生徒が増えてくる時間…こんな時間だし報告会もできないなぁ…)
千歌「ふふっ」ニコッ
果南「!!?」
果南(いま一瞬千歌こっち見て笑ってた…よね?)
果南(………)
果南(もしかして…報告会があることを察してわざわざ朝邪魔しに来たってこと…?)
果南(なんでそんなこと…Aqoursを続けていきたいってのは千歌も同じなはずじゃ…)
果南(あっ…)
果南(一昨日の一件で私は敵だと思ってる…?) 果南(それなら今朝の態度も今の余裕も合点がいっちゃう)
果南(2人が浮気してると思ってるから後ろめたさなんて感じないし、ダイヤと鞠莉は恋敵…申し訳なさそうな態度なんてするわけない)
果南(あーもう私はどうすれば…!!)
果南「ちょっと千歌…
ガララッ
むつ「おはよ…って曜!梨子ちゃん!」
いつき「えっ!本当!?」
よしみ「おー!!本当だ!よかったぁ、流行り病で都内に検査受けに行ったって聞いたから心配してたんだよ!」
ゾロゾロガヤガヤ
果南(あーもうことごとくタイミングが悪いっ…!!)
チラッ
千歌「ふふっ♪」ニコニコ 果南(いや、ここまで千歌の狙い通りか…)
果南(…完全にしてやられた)
梨子「えっ」
曜「は、流行やま…
千歌「そうなんだよねぇ、私もいきなりでびっくりだったよ!2人が感染してるって知って泣いちゃって…」
いつき「大変だったよねあの日の千歌、いきなり目真っ赤にして教室きて」
曜「け、結局検査したらなんでもなくて帰ってきたであります!」
アハハ
ワイワイガヤガヤ
果南(流行病は鞠莉とダイヤの根回し…にしてもあんな当たり前のように通常の風景に戻ってることが異常だよ)
果南(もう私には千歌の考えが全くわからない…)
果南(千歌…千歌はこれからどうするつもりなの…?) あんだけ果南泣かせて一年ズ泣かせて、、、暴れまくれ高海 ここまで来たらもう中途半端じゃなくて行くところまで行かないとなw ーーーーー
部室
ガララッ
果南「はぁ…」
ダイヤ「おかえりなさいませ」
鞠莉「ごめんなさい果南、私たちのせいよね」
果南「いや、気にしないで」
果南「……」
果南「それよりも私の方が謝らなきゃかもしれない」
ダイヤ「なぜですか?この件において謝るべき人物は1人だけのはずですが」
果南「その謝るべき人物の説得に失敗したから、かな…」
ダイヤ「…というと?」 果南「一昨日柄にもなくお説教したら泣かせちゃってさ、それで私のことを敵視するようになっちゃったみたいなんだよね」
鞠莉「待って、おかしい、狂ってるわ。果南は正論を言ったんでしょう?」
果南「そのつもりだけど…千歌を反省させるにはあの言い方じゃダメだったんだよ」
果南「もし最悪のパターンだったら…ってかたぶん間違いなくこの最悪のパターンだと思うんだけど」
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
果南「予鈴…か」
果南(ここまで計算してたのかな、千歌は…)
果南(千歌の行動力とひらめきがこんなに恐ろしく感じる日が来るなんて思いもしなかった) 果南「たぶんこの続きを言ったらダイヤも鞠莉も荒れると思うから続きは放課後にしようか」
果南「昼だと千歌の邪魔が入るだろうし」
ダイヤ「荒れるって…いえ、否定はしきれませんわね」
鞠莉「私も絶対に2年生に聞かれたくない話があるからちょうどいいわ」
ダイヤ「わかりましたわ、放課後にお願いいたします」
スクッ
ガラララッ
テクテクテク ダイヤ「………」
テクテクテクテク
ダイヤ「あの、果南さん」
ダイヤ「歩きながらで構いませんので、少しだけお尋ねしたいことがあります」
果南「ん?どうしたの改まって」
ダイヤ「果南さんは2年生の教室にいらしたのですよね?」
果南「うん、そうだけど」
ダイヤ「梨子さんは無事に来ていましたか…?」
果南「うん、朝から曜と睨み合ってたけど」
ダイヤ「ほっ…よかった…」 テクテクテク
鞠莉「いやいや、よくないでしょ」
鞠莉「曜は梨子とちゃんと話し合いがしたいって言ってたんだから」
テクテク
ピタッ…
ダイヤ「…その言い方ですと梨子さんが喧嘩をふっかけたかのような言い方に聞こえますわよ?」
鞠莉「そこまでは言ってないわよ、曜からふっかけることないってだけで」
ダイヤ「ですから」
ダイヤ「その言い方が梨子さんに非がある、と言っているように聞こえるのです」ギッ 鞠莉「じゃあそれでもいいわ。曜は話し合って表面上だけでも解決しようとしてるのよ?曜が仕掛けるわけない」キッ
果南「ちょ、ちょっと2人とも!」
果南「そんなことで私たちが言い合ってどうするのさ!」
果南「言いたいことはあるかもしれないけど続きは放課後!理事長と生徒会長が遅刻なんて示しがつかない、じゃなかった?」
ダイヤ「そ、そうですわね…わたくしとしたことが…少し熱くなってしまいました、申し訳ありません、鞠莉さん…」
鞠莉「sorryダイヤ、少し冷静じゃなかったわ…そんなつもりじゃなかったの」 果南(まずい、すごくまずい…)
果南(2人のストレスが限界まで来てる…曜と梨子ちゃんの話題に過敏すぎるよ)
果南(まぁでも仕方ないのかな…1番大変なケアの部分をやってくれてるんだし)
果南(私が少しでもストレスを緩和してあげなきゃだよね、2人が壊されちゃわないように…そんなことになったらAqoursとか言ってる場合じゃないからね)
果南(今日の放課後は2人の話をいっぱい聞いてあげよう) 千歌がダントツに有能だわ
ラブライブ優勝する能力をこういう方向に向けられたら他のメンバーは太刀打ちできんわな 能力とかより一人だけモラル無視して行動してるからな。無視というか壊れてるのかw もうダイマリが完全にようりこに感情移入しちゃってるので…
鞠莉に至ってはもう好意を自覚してるし クズは開き直ってる方がある種潔さすら感じるからな… 三年生は原作で残念生だったもんな
前はかなん泣かせた蜜柑猿と呼んでたけどだんだんよくなってきた
酒井監督の息子のわりにやるな作者ちゃん ーーーーー
放課後
淡島ホテル1室
果南「わざわざ部屋借りちゃってごめんね」
鞠莉「それは全然構わないんだけど…私の部屋じゃダメだったの?」
果南「さすがにそこまではやらないと思うけど、千歌が来たら困るから念のため、ね」
果南(まぁ来なかったら来なかったで何かやってそうで怖いけど…)
ダイヤ「早速ですが…まずはわたくしからでよろしいでしょうか?」
鞠莉「OKよ」
果南「そうだね、私のは長くなりそうだし」
ダイヤ「ありがとうございます」 ダイヤ「一昨日の放課後は梨子さんの家に行き、その後また泊まらせていただきました」
ダイヤ「ここ数日で不眠も悪夢もかなり回復傾向にあるように感じます」
ダイヤ「昨日は復学前ということで梨子さんと一緒に謹慎中の勉強をしていました」
果南「さすがダイヤ、面倒見がいいね」
ダイヤ「いえ、勉強はわたくしがいなくてもやっていたみたいですので、わたくしはわからないところを教えてあげていただけです」
果南「はぁ〜…梨子ちゃん真面目だね〜」
ダイヤ「梨子さんが回復傾向というのと今日が登校日というのもあって昨晩は家に帰ってしまったので不安だったのですが…無事に学校に来れたようでなによりです」
ダイヤ「わたくしからはこんなところでしょうか」 鞠莉「ついでだから曜についても話すわ、そんなに長くならないし」
鞠莉「Mainから伝えると、曜もだいぶ回復傾向よ」
鞠莉「ただ頭の中から千歌は消えないみたい」
鞠莉「昨日は沼津まで千歌にプレゼントを用意しに行くくらいだったし…」
ダイヤ「そう簡単には消えませんわよね…悔しいですけどあの人の存在の大きさは認めざるを得ません」
鞠莉「今回はそれが悪い方に作用しちゃってるけどね…」
鞠莉「ただ千歌を抜きにしたら、思いやる余裕とか自分のことを客観的に見たりだとかができるようになってきてるからだいぶまともになったと思うわ」
果南「なるほどねぇ…」 果南「色々と問題はあるけど2人が回復してきてるみたいでよかった…あとは仲直りさえできれば…」
ダイヤ「それについては…もう諦めた方がよろしいかと」
果南「いや、難しいかもだけどさ、みんなで頑張ろうって一番最初に…」
ダイヤ「…わたくしと鞠莉さんは仲直りは難しいと再三申しましたよね?」
果南「た、たしかにそうだけど…」
ダイヤ「梨子さんが仲直りしたいと言うならともかく…第三者のわたくし達が強制的に仲直りさせる、などというのはおかしな話だとは思いませんか?」
ダイヤ「あの時の、果南さんのAqoursを思って…わたくし達を思っての行動を非難するつもりはありませんが」
ダイヤ「今の局面でその考えは些か状況を楽観視しすぎてるとしか思えません」 果南「ら、楽観視はしてないよ!ただやっぱりAqoursを諦めきれなくて…」
鞠莉「ダイヤ、私は仲直りに協力しようと思うわ」
果南「鞠莉…?」
ダイヤ「鞠莉さん!?」
鞠莉「朝も言ったけど曜は表面上仲直りするつもりはあるみたいだし、少しくらい私たちがサポートをしたほうがいいと思うの」
ダイヤ「ですから…表面上の仲直りになんの意味があるのですか?」
鞠莉「表面上だけでも仲直りできれば活動はできるでしょう?意味のあることだとは私も思えないけど…」
鞠莉「それが曜の望むことだから」 ダイヤ「曜さんが望むことって…それでは梨子さんの気持ちはどうなるのですか?また梨子さんに自分を押し殺して自分を責めて…眠れぬ日々を過ごせというのですか!?」ガタッ
鞠莉「なんでいきなりそうなるの?誰もそんなこと言ってないでしょ」
ダイヤ「望む望まぬの話なら梨子さんがそれを望まない可能性もあるではないですか!それなのにこちらの思惑で勝手に手出しをするなど…」
鞠莉「望まないんなら梨子がそもそも千歌を好きな気持ちが半端だったんじゃないかしら?」
果南「ちょ、ちょっと鞠莉…」
ダイヤ「…今なんと…?」 鞠莉「だってそうでしょう?」
鞠莉「曜は千歌が大好きだから、千歌の大切なAqoursを存続させるためにプライドも意地もしがらみも捨てて表面上だけでも仲直りしようとしてるのよ?それなのに梨子は
バンッ!!
果南「!!」ビクッ
ダイヤ「お黙りなさい」キッ
ダイヤ「いくら鞠莉さんでもそれ以上梨子さんを侮辱することは許せませんわよ?」
鞠莉「侮辱なんてしてないわ、ただ歩み寄りましょう?って投げかけてるだけじゃない」
ダイヤ「歩み寄る…?そちらから歩み寄る気などない癖にいけしゃあしゃあと」
果南「待って待って2人とも!!いい加減に…
ダイヤ「梨子さんは千歌さんへの愛が深すぎた故に裏切りの反動を重く受けて不眠と悪夢に苛まれていたのです、裏切りを受けても平然としていた曜さんとは違います」
鞠莉「平然と?見てもいないのによくそんなことが言えるわね」ギッ
ダイヤ「その言葉、そっくりそのままお返しさせていただきます」キッ
バンッ!!!!
果南「うるさい!!!いい加減にしろ!!!」
ダイヤ鞠莉「「!!!」」ビクッ 果南「私たちが喧嘩してどうすんのさ!」
果南「梨子ちゃんと曜のことを全部2人に任せちゃって申し訳ないし、すごく大変だと思う」
果南「しかも千歌があんなんだから余計にストレスかかって気が立つのも仕方ないと思うけどさ…」
果南「私たちがまたバラバラになったら元も子もないでしょ!?」
ダイヤ鞠莉「「……」」
果南「私も仲直りを押し付けたりしないからさ、みんなでまた落ち着いて話し合おうよ」
果南「1週間くらい2人のところに行ってたから何か自分の考えも変わったりしてるかもしれないでしょ?」
果南「もう一回みんなでやり直そ?」
ダイヤ「…ごめんなさい果南さん、少し熱くなりすぎました」
ダイヤ「話し合いをやり直すに当たって初めに1つだけ、よろしいでしょうか?」 果南「うん、なんでも言って」
スッ
タッタッタッ
鞠莉の正面へ
ダイヤ「鞠莉さん…ごめんなさい、少し言いすぎてしまいました」
鞠莉「気にしてないわ」
鞠莉「……わざわざ目の前に来たってことはそれだけじゃないんでしょう?」
ダイヤ「…察しがよくて助かります」
ダイヤ「これ以上口論をする気は無いので、正直に答えて欲しいのですが」
ダイヤ「先程言っていた梨子さんが千歌さんを好きな気持ちが半端だった、という言葉は心からの言葉ですか?」
果南「!!」
鞠莉「………」
鞠莉「そうね、冗談で言ったつもりではないわ」
果南「鞠莉っ…!」 鞠莉「言い方に棘があったことは私も謝るわ、ごめんなさい」
鞠莉「けれど表面上の仲直りも望まないと考えている以上、私はそういう認識をせざるを得ない」フイッ
ダイヤ「そうですか…わかりました」
スッ
バッグ拾い上げ
テクテクテク
果南「ちょ、ちょっとダイヤ!どこ行くの!?」
ダイヤ「果南さん、ごめんなさい」
ダイヤ「鞠莉さんがその考えを持っている以上、わたくしはこの場にいることはできません」
果南「待ってよ!私も言えたことじゃ無いけどさ…1人で抱え込んだせいでいままでバラバラになってたのに…また同じことを繰り返すの!?」
ダイヤ「…勘違いなさらないでください」
ダイヤ「ことこの件において、わたくしたちが一緒にいることはマイナスにしかならないと思ったから離れるだけです」
鞠莉「そうね、私もその方がいいと思うわ」スッ
果南「ま、鞠莉まで…」ウルッ
鞠莉「そんな顔しないで、果南」
鞠莉「目的が噛み合わないから別行動をしようってだけ、喧嘩別れするわけじゃ無いわ」
果南「でも…」
ダイヤ「安心してください、この件が落ち着いたらまたいつもの3人に戻れますわ」ニコッ
鞠莉「ええ、そんな暗い顔しなくても大丈夫よ」ニコッ
果南「鞠莉…ダイヤ……」
果南「うん、わかった…」
果南(目的が真逆ならこうするしか無い…それはそうなのかもしれないけど…本当にこれでいいの…?)
果南(でも2人のストレスを考えたら私が偉そうなこと言えないし…私の考えを言って解決するとも思えないし…)
果南(あーもう…本当にわけがわからなくなってきた…) 1です
今日はここまでです
本当に度々申し訳ないのですが、明日、明後日と出張になったため更新ができないかもしれません
更新がなかった場合はまた保守をお願いできると嬉しいです…
ちょっと文が多くなってきてるので、読み辛かったり、行間をあけて欲しいなど要望がありましたら言っていただけると助かります 出張おつ
個人的には今のところ千歌に対して無性に腹が立つ以外は問題なく読めてるからこのままでいいと思う >>629
こんなときに出張とか上司は何を考えてるんだ…… 朝少し余裕があったので、中途半端なところですけどちょっとだけ番外編です ーーーーー
時は少し戻って
休日
学校屋上
花丸「1.2.3.4!1.2.3.4!」
善子「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ…」タンタンタンタン
ルビィ「すごい善子ちゃん!どんどんダンスが綺麗になってく!!」
善子「ヨハネっ!堕天使のステップに見惚れるがいいわっ!ってわわっ!」
ドサッ
花丸「だ、大丈夫善子ちゃん!?」
手差し伸べ
善子「ヨハネっ!!少し気を抜いちゃっただけだから大丈夫」
スッ
ガシッ
善子「ありがと、ずら丸」ヨイショ
ルビィ「一回みんなで休憩しよっか」 ーーーーー
ヒュ---ッ
善子「は…はっ、クシュンッ!!」クシャミッ
善子「さすがに動いた後は少し冷えるわね…」
花丸「ちゃんと汗吹かなきゃダメだよ?」
善子「わかってるわよ」フキフキ
ルビィ「………」
屋上の練習場所を見つめる
ーーーーー ーーーーー
果南「ほらほら、あんまり休憩してると動けなくなっちゃうよぉ〜!止まってる間もこまめに身体動かして!」パンパン
ルビィ「ピギィ!?」ハァハァ
花丸「ずらっ!?」ハァハァ
善子「鬼ぃぃ!!」ハァハァ
ーーーーー
ーーーーー
鞠莉「今度の休みはみんなでキャンプに行きましょうっ!」キラキラ
千歌「いいねキャンプ!久しぶりに休みを満喫しなきゃ!」キラキラ
花丸「ダイヤさんが来る前にそんなこと決めちゃって大丈夫ずら…?」
鞠莉「All OK!!ダイヤには行く前日に言うから、みんな内緒にてねっ♪」
ルビィ「あはは…お姉ちゃん怒りそぉ〜…」アハハ
ーーーーー
ーーーーー
タンタンタンッ!!
ルビィ「やったぁ!!できたっ!!」
花丸「やったねルビィちゃん!!」ガバッ
善子「ふふっ、ようやく我が領域まで達したかリトルデーモンルビィよ…」
花丸「あっ、ダイヤちゃん!今のルビィちゃんのステップ…」
ダイヤ「ええ、見ていましたよ」
アタマポンッ
ダイヤ「頑張りましたね、ルビィ」ニコッ
ーーーーー ルビィ「………」
ルビィ「決勝まではまだ時間はあるけど…千歌ちゃん達大丈夫かな…?」
善子「ルビィ?」
ルビィ「…今のAqoursが決勝に出て大丈夫なのかな、って不安になっちゃって…」
ルビィ「お姉ちゃん達は今年で卒業なのに…」
花丸「ルビィちゃん…」
善子「ルビィ…」
ルビィ「あっ、ご、ごめんねこんなこと言っちゃって!」ワタワタ
ルビィ「そろそろ休憩終わりにしよっか!果南ちゃんがいたら怒られちゃうよねっ」ニコッ
善子「大丈夫よ、ルビィ」
アタマポンッ
善子「千歌達を信じましょう、Aqoursの絆はそんなやわじゃないわ」
花丸「善子ちゃん…」
善子「……なんて言ったってこのヨハネが安住の地と定めたのだから!」
花丸「あー…せっかくかっこいいなぁって思ってたのに…」
善子「う、うるさいっ!ちょっと恥ずかしくなったりしてないわよ!」
ルビィ「ふふっ…そうだねっ、善子ちゃん!ありがとう」ニコッ
善子「っ…//どういたしまして」フイッ
善子「ってそんなこと言ってる場合じゃないわよ」
善子「次揃う時までにいーっぱい上達してみんなを驚かせる…でしょ?」フフッ
花丸「…うん、そうだよねっ!今は私たちにできることを頑張らなきゃだよ、ルビィちゃん!」ガシッ
ルビィ「うん…うんっ!」
ルビィ「よーっし、頑張ルビィ!」ニコッ 以上番外編です
次回更新は本編を進めますので、保守の方お願いできたらと思います いや、普通に朝時間あって番外やるくらいなら本編書けたじゃねぇか…
どうせ先が思いつかなかった言い訳だろ、酒井
冗長すぎるからなるはやで 少なくとも1000までには終わらせろマジで
なんなら消化不良でもいいからとりあえずさっさと完結させてくれ、イライラするから 私は前に比べてどっちでもよくなってきた
暴れる千歌、洗脳された2年ズ
妹の豹変に嘆く果南(ここで混乱してた)
なんかそっちのけで喧嘩するダイアと鞠莉
ちらっと出る一年
作者くん、ここまで来たら後戻りできない
続いてもいいからやりとおしなさい
言えることはただ1つ
千歌は輝きという言葉に謝れ 読みやすい長さならいいけど長い上に中途半端なところで跨ぐしキャラ崩壊酷いし地の文なしなのに目が滑りまくるからクソ
なのに題材はいいから見たくなるクソループに本当にイライラする
はよ いつも本当に楽しみにしてる
自分のペースでいいから是非とも最後まで書いてくれ ダイヤ「ではお二人とも、ご検討をお祈りいたしますわ」フッ
鞠莉「ダイヤもね」フフッ
ガチャッ
タッタッタッ
果南「ダイヤ…」
鞠莉「ダイヤなら上手くやるわよ。まぁどんなにダイヤが上手くやったとしても仲直りはさせるつもりだけどね、曜のために」
果南「………」
鞠莉「だから私たちは仲直りさせる方法を考えましょう?」 果南「……ごめん、今日のところは私も帰る」
果南「いろいろ重なってちょっと頭が混乱してるみたいでさ」ハハッ
鞠莉「そう…わかったわ」
鞠莉「ごめんなさいね果南…」
果南「ううん、2人に大変なところ任せちゃってるからさ、私の方こそごめんね」アハハ
スタスタスタ
手をギュッ
鞠莉「これからしばらく…少し揉めることは多くなるかもしれないけれど…また心がバラバラになるなんてことはないから。きっとダイヤも同じ気持ち」
鞠莉「それだけは信じてほしいの」
果南「鞠莉……」
果南「うん、2人のこと信じるよ」ニコッ
果南「じゃあまた明日、何かあったらすぐ連絡してくれていいからね!」
ガチャッ
タッタッタッタッ ーーーーー
果南部屋
果南(私はどっちの味方をするべきなんだろう)
果南(曜と梨子ちゃんに仲直りしてもらってAqoursを元どおりにしたいってところでは鞠莉と同じかもしれないけど…)
果南(表面上の仲直りは意味ないと思うんだけどなぁ…絶対に綻びが生まれるよ)
果南(でも千歌があの感じだともう完全に仲直りするのは難しいし仕方ない部分はあるのかな…)
果南(ダイヤの言うように辛い思いをさせたくないから関わらせたくない、っていうのも間違いじゃない気もする)
果南(むしろそれが今の私たちにとって1番いい形なんだろうなぁとも思うくらいだけど…)
果南(それだとAqoursはもう二度と活動することはなくなっちゃう)
果南(両極端な意見だけどどっちも正しいことを言ってる気はするんだよね)
果南(どっちを選べばいいんだろう…) 果南(自業自得の千歌達と、それを抑え込めなかった私たちはもうどうなっても仕方ないとは思う…けど今のままは1年生達が可哀想すぎだからなんとかしてあげたいんだけどなぁ…なかなか上手くいかないなぁ)
果南(千歌が余計なことをまたしちゃうかもしれないし)
果南(………)
果南(あっ)
果南(余計なことと言えば…千歌のこと2人に伝えてないじゃんっ!!) 果南(せめて状況だけでも2人に伝えなきゃ…)
果南(それに鞠莉もなんか言いたいことあるって言ってたし…)
果南(明日の放課後にもう一回集まってもらってそれだけ伝えよう、鞠莉達も伝えたらまた考えが変わってみんなで解決しなきゃって思うかもしれないし)
ーーーーー
グループLINE 元祖Aqours!(3)
果南「今日の朝言えなかった大事なことがあるから明日の放課後も少しだけ集まってほしい」
果南「鞠莉の言わなきゃって言ってたやつも聞かなきゃだし」
ダイヤ「わかりましたわ」
鞠莉「OK!」
ーーーーー 1です
保守ありがとうございました
少し短いですがかなり疲れているので今日はここまでです
ご意見についてもありがとうございます
やはり少し長すぎですかね…
中途半端なところで番外編挟んでしまったのも申し訳ありません、なるべく早く完結できるように頑張っていきますが、中途半端にはしたくないので時々考えさせていただく時もあると思います…そこについては目を瞑っていただけると幸いです
楽しんで読んでいただけてる方、本当にいつもありがとうございます!
そうでない方も、楽しんでいただけるように頑張るので気が向いた時にでも見ていただけたら嬉しいです
長文失礼いたしました 乙
疲れてるのに更新してくれてありがとう
ここは貴方のステージなので好きに書いてね みんな優しすぎだろ草
甘やかしすぎると5スレめとかまで引き延ばされそうだから甘やかすなよ… 乙
1年組好きだから番外編めっちゃ嬉しかったわ
続き楽しみにしてます >>660
少し上で色々言ってる人のことなら、意見というより荒らし目的だろうから気にせず好きに書くべきだよ ーーーーー
同日
放課後
2年生教室
梨子「千歌ちゃんっ!一緒に
ピンポンパンポ-ン
ダイヤ『桜内梨子さん、至急生徒会室に来てください』
ダイヤ『繰り返します。桜内梨子さん…
梨子「ダイヤちゃん…?どうしたんだろう…」
千歌「梨子ちゃんなんか呼んだ?ダイヤちゃんに呼ばれてたけど」
梨子「あっ、うん…一緒に帰ろうと思ったんだけど」
梨子「呼ばれちゃったからちょっと行ってくるね…」トボトボ 曜「ダイヤちゃんナイスっ!」コゴエ
タッタッタッタッ
曜「千歌ちゃん千歌ちゃん!LINE見てくれた?」
千歌「あっごめん、見てないんだぁ」
曜「あ、そ、そうなんだ…千歌ちゃんは学校来てて忙しかったから仕方ないよねっ!」
千歌「何かあったの?」
曜「うんっ!あのね…少しだけ渡したいものがあって」
胸ポケットからみかん色の貝殻で作ったネックレス 千歌「わぁ!綺麗っ!これもしかして手作り…?」
曜「うん、そうだよ!こんなに離れてたの初めてだからさ、千歌ちゃんは私のこと好きでいてくれるか不安になっちゃってさ…あっ、信じてないとかじゃないからねっ!」
曜「千歌ちゃんももしかしたら不安だったりするのかなぁ…なんて思っちゃったから、愛の証明、みたいな感じかな!なんてね」アハハ
千歌「嬉しい…ありがとう曜ちゃんっ!」ギュッ
曜「わわっ!//なんかこうするのも久しぶりだね」テレテレ
曜「喜んでもらえて私も嬉しいよ千歌ちゃんっ!」ギュ-ッ 千歌「貝殻のネックレスってなんだか…昔を思い出すね」フフッ
千歌「あの時私があげたの覚えててくれたの?」
曜「私が千歌ちゃんからのプレゼント忘れたりするわけないよ!今でも宝物だもん♪」
千歌「嬉しい…ありがと、曜ちゃんっ」ニコッ
千歌(愛の証明って…やっぱり曜ちゃんは私だけが好きなのかな…?)ドキドキ
千歌(……なーんて騙されたりしないよ曜ちゃんっ!千歌は賢いからねっ)フッフッフッ
千歌(どう考えても「浮気してるけど…これあげるから許して!ヨーソロー!」ってことだもんね、綺麗だからもらうけどさ)
千歌(でも甘い、甘いよ曜ちゃんっ!)
千歌(浮気してるのに物で釣ろうなんて甘すぎ!寿太郎よりも甘いよ!!)
千歌(まったく、ちゃんと後で反省してもらわないと、だね)プンプン >>681
でもここまでこじれてから和解してめでたしめでたしになったら、逆に2年3年は人の心を持ってないサイコ感がw
事情を知らない1年はともかく。ブレーキを踏むならどの段階だろうと思ったけど、両方に手を出した時点でアウトか… 24時間と12時間というのを聞いたことある。何時間が正しいかは知らないけど ーーーーー
生徒会室
コンコン
梨子「失礼します」
ダイヤ「梨子さん、お待ちしていました」
ダイヤ「急に呼び出してしまい申し訳ありません」
梨子「ううん、全然大丈夫!だけどいきなり放送が来たからちょっとびっくりしちゃったよ…」
ダイヤ「正直なところ…放送を使ってまで言うようなことではないのですが」
ダイヤ「復学後の梨子さんが心配で…」
梨子「え?もしかしてそれだけ?」
ダイヤ「それだけ、と言いますがわたくしにとっては自分のことより大事なことでしたので…ごめんなさい」
梨子「あっ、ううん謝らないで!」
梨子「心配してくれてありがとうダイヤちゃん」ニコッ
ダイヤ「お顔を見た限りだと何事もなかったようでなによりです」ホッ ダイヤ「心配ついでにいくつか伺いたいのですがよろしいですか?そこまでお時間は取らせませんので」
梨子「うん、もちろん大丈夫だけど」
ダイヤ「では…今日1日何か変わったことはありましたか?」
梨子「うーん…特に変わったことはなかった、かなぁ…あっ、でも」
梨子「私達が休んだ理由が流行り病…ってことになっててちょっと驚いちゃった」フフッ
ダイヤ「すいません…あまり謹慎ということを大っぴらにしてしまうとお二人の今後に関わってきてしまいますので…」
梨子「ふふっ、そうだろうなぁと思ったから大丈夫」
梨子「ありがとう、ダイヤちゃん」ニコッ
ダイヤ「これは主に鞠莉さんの計らいですので今度鞠莉さんにもお礼を言ってあげてください、喜ぶと思いますわ」フフッ
ダイヤ「他には何かなかったでしょうか?」
梨子「うん、それ以外は特に…」 ダイヤ「そうですか…では少しだけ質問を変えさせていただきます」
ダイヤ「今日久しぶりに千歌さんや曜さんと会ってどうでしたか?」
梨子「それも前とは変わらず…かな」
梨子「それがいいのか悪いのかはまだわからないけど…」
ダイヤ「………」 梨子「久しぶりに千歌ちゃんに会って、やっぱり私は千歌ちゃんのことが大好きだって思ったし、私の世界に千歌ちゃんがいないなんて考えられないって思ったけど」
梨子「………」
梨子「信じきれない私もいて…」
ダイヤ「梨子さん…」
ダイヤ(やはり梨子さんの呪縛は一筋縄ではいかないようですわね…わたくしができたことと言えば梨子さんが無事に睡眠できるように一緒に寝てあげることくらいでしたから、仕方ないと言えば仕方ないですが…)
ダイヤ(このままではいけませんね…)
ダイヤ(心優しい梨子さんですから、毎日のように身を削るような葛藤をしてまた眠ることができなくなってしまうというのは想像に容易い…わたくしがなんとかしなければ) ダイヤ「千歌さんの件は時間をかけて、自分の中でゆっくり噛み砕いて解決していけばいいのですから、焦ることはないのですよ」ニコッ
ダイヤ(本当なら今すぐにでも千歌さんと離れていただけたら…とは思うのですが、無責任な一言を言うわけにはいきません、以前のように梨子さんを追い詰めることになりかねませんから…)
梨子「うん、ありがとうダイヤちゃん」ニコ
ダイヤ(あとはやはり…)
ダイヤ「曜さんとは…いかがでしたか?」
ダイヤ(曜さんのこと、ですわね…)
梨子「曜ちゃん…か」
ダイヤ(あれだけの大喧嘩をした恋敵ともなれば間違いなく梨子さんの大きなストレッサーのはず)
ダイヤ(今後の向き合い方を考える上でも…梨子さんがどうしたいのかを聞かなければ) 梨子「曜ちゃんは…」
ダイヤ「正直な気持ちを教えてください、これで梨子さんを責めたりすることはありませんので」
梨子「…………」
梨子「正直…もう話したくないし顔も見たくない」
梨子「Aqoursの間だけ一緒にいるので精一杯だと思う」
ダイヤ「………」
ダイヤ(やはりそうでしたか…果南さんには申し訳ないですけれど…仲直り、という可能性はなくなりましたわね)
ダイヤ(わたくしとしても、梨子さんのストレスを考えればそれが1番だと思います)
梨子「………」
梨子「これはたぶん…なんとなくって話なんだけど…」
梨子「もし謹慎にならないで学校に来てたら私殺されてたと思うの…曜ちゃんに」
ダイヤ「えっ…!?」 梨子「保健室で喧嘩した時のあの子の目は本気だった…きっと千歌ちゃんを守るためなんだ、自分は正義なんだって思い込んで私のことを殺しに来てたと思う…」
ダイヤ「り、梨子さん、それはさすがに考えすぎでは…」
梨子「たしかに考えすぎかもしれない…考えすぎであってほしいけど…」
梨子「でも…どちらにしてもあんな…他の人をなんとも思ってないような目ができる人と仲直りなんて出来ないと思う」
ダイヤ「梨子さん……わかりました」
梨子「あっ、もちろんAqoursの活動にはもう支障が出ないようにするから、そこは安心して?」ニコ
ダイヤ「いえ、Aqoursのことはあまり気負わないでください」
ダイヤ「今は自分がどうすれば学校生活でストレスを抱えないで済むかを第一に考えてくださいな」
ダイヤ「梨子さんは優しい方ですから…Aqoursのことを第一に考えたら、きっと自己を殺してでも頑張ってしまうと思いますので…」
梨子「あっ、ごめん…そうだよね、せっかくダイヤちゃんが一緒に寝てくれて少し良くなったのに…」
ダイヤ「一緒に寝るのはわたくしとしても嬉しいのでお気になさらないでください」ニコッ
ダイヤ「ですが…やはり梨子さんの辛そうにしているところは見たくありません」
ダイヤ「こういう言い方も如何なものかと思うのですが」
ダイヤ「ストレッサーから離れる、というのも立派なメンタルケアの対処法ですから、わたくしも曜さんと距離を取ることが悪いことだとは思いません」
ダイヤ「少し落ち着いて、許してもいいと思える時期が来たとしたらその時仲直りをすればいいのですから」ニコッ
梨子「ダイヤちゃん…うん、ありがとう」ニコッ ダイヤ「あっ、寝るといえば…昨晩は何事もなく寝れましたか?久しぶりの一人での睡眠だったと思うのですが…」
梨子「何回か起きちゃったけど…でも前よりは全然良くなってきてるよ」
梨子「夢の中でダイヤちゃんが出てきて励ましてくれるの、1人じゃないよって」フフッ
ダイヤ「多少なりともよくなったようで本当に良かったです…」ホッ
ダイヤ「また辛くなったらいつでも頼りにしてくださいね」ニコッ
梨子「うん、ありがとう」ニコッ 時計チラッ
ダイヤ「いけません、ついつい話し込んでしまいましたね…思ったよりもお時間を取らせてしまってすみません」
梨子「ううん、全然大丈夫だよ」
ダイヤ「もしよろしかったら一緒にご帰宅いたしませんか?」
ダイヤ「この後果南さんの家にお邪魔するのでわたくしもこのまま帰るのですが」
梨子「じゃあ一緒に帰りましょ♪ダイヤちゃんと2人で帰るのってなんか新鮮だね」ニコッ
ダイヤ「ふふっ、そうですわね」
ダイヤ(千歌さんのことに曜さんのこと、Aqoursをどうしていくのか…色々考えなければいけませんが…)
ダイヤ(1番大事なのは梨子さんが笑顔でいてくれること)
ダイヤ(こうした何気ないひと時を大切にしたいですわね)クスッ 梨子は戻れそうな雰囲気
小原家パワーで千歌排除してもいいけどAqoursは…… ロボトミー系の手術して人格入れ替えればなんとか・・・ 1です
更新できず申し訳ありません
今日の夜にまた少し更新予定です ーーーーー
2年教室
千歌「せっかくだからこのネックレスつけて帰っちゃおうかなっ」ルンルン
曜「うん、使ってくれると嬉しいなっ」ニコッ
曜「じゃあそろそろ帰ろっか!部活もまだ始まらないみたいだし」
千歌「あっ、でも梨子ちゃんが一緒に帰りたいって言ってたんだけど…」
曜「あっ……」
曜「…………」
千歌「でもいっか、ダイヤちゃんに呼ばれてたし長くなりそうだもんね!」
曜「ね、ねぇ千歌ちゃん?…少しだけ聞きたいんだけど、ね」
曜「梨子ちゃんとは…その…なんでもないんだよね?」
千歌「ん?なんでもないって?」キョトン
曜(さすがにこれ以上聞いたら疑ってるって思われて嫌われちゃうかも…それだけはダメっ!)
曜「ごめん!やっぱりなんでもないっ!気にしないで!」
曜(千歌ちゃんがわかってないってことはなんでもないってことだよねきっと!勝手に梨子ちゃんが襲いかかってきたんだよやっぱり)
曜(思い出したらなんか腹立ってきた…)
曜(梨子ちゃんのことは千歌ちゃんに相談するわけにはいかないし…鞠莉ちゃんに相談しようかな、会うたびに腹が立って仕方ないって) 千歌「んー…ただ曜ちゃんと梨子ちゃんと言えば…このあいだの喧嘩はちょっとやりすぎだったよね」
千歌「千歌すごく怖かったよ…」
曜「あっ、そうだよね…ごめんね、千歌ちゃん…」
袖キュッ
千歌「もうあんなことしたら嫌だからね?」ウワメッ
曜「うん、約束する。ごめんね、千歌ちゃん」ギュッ
曜(やっぱりどれだけ腹がたっても表面上は仲直りしないと…千歌ちゃんの悲しい顔見たくないもんね)
千歌「わかったならよしっ!じゃあ帰ろっか」ニコッ
千歌(我ながら今のとぼけ方はナイスだった気がするなぁ)
千歌(まぁ今バレたところで詰めるのが早いか遅いかの問題だから別に良かったんだけど…やっぱり、だんどりが大事だもんね!だんどり!) ーーーーー
バス内
曜「ねえ、千歌ちゃん!このまま私の家来ない?久しぶりに会えたし…離れちゃうの寂しいなぁって」
千歌「うーん、明日も学校だしなぁ…」
曜「そ、そうだよね…無理言っちゃったね!ごめんね千歌ちゃ
千歌「でもいっか!いいよ、曜ちゃんち泊まる」ニコッ
千歌「明日も部活ないって言ってたし」
曜「本当!?やったぁ!ありがとう千歌ちゃんっ!」ギュ-ッ
曜「お母さんにも連絡しとかなきゃ!今日は私がご飯作るから帰り買い物して…
オキャクサマ-シャナイオシズカニ-
曜「あっ…ごめんなさい」
千歌「曜ちゃんテンション上がりすぎだよ」アハハ
曜「えへへ、つい嬉しくて」テヘッ
千歌(うーん…可愛いなぁやっぱり)
千歌(久しぶりに会うとなおさら可愛く見えるのかなぁ)
千歌(でも裏切りには罰を、だよね)
千歌(さーて…忙しくなっちゃうかなぁ) ーーーーー
曜宅
曜「よいしょっと」
曜「ちょっと材料買ってきすぎちゃったかな?」
千歌「だから言ったじゃん!そんなに食べられないよーって!」ウガ-ッ
曜「あはは、ごめんごめん」アハハ
千歌「もう…」フフッ
曜「じゃあ千歌ちゃんは部屋で待ってて?すぐ作っちゃうから!」
千歌「えー1人で待ってるの退屈だよぉ、私も手伝う!」
曜「うーん…じゃあ先にお風呂入ってて!お母さんが沸かしといてくれてるからすぐ入れるよ!」
千歌「えー、そんなに千歌に手伝わせたくないの…?」ウワメッ
曜「私がおもてなししたいのでありますっ!」ニコッ
千歌「うーん、わかった、じゃあお風呂はいってくるね」
曜「うんっ、ゆっくりしてきて!」
曜「よっし、頑張りますかぁ!」 ーーーーー
食後
千歌「ふぁ〜ごちそうさまでした!今日も曜ちゃんの料理は絶品だよぉ〜!」
曜「ふふっ、ありがとう千歌ちゃん」
千歌「あー美味しいものいっぱい食べて幸せ!」
千歌「曜ちゃんをお嫁さんにする人は幸せ者だよねっ」
曜「ちっ、千歌ちゃん!すぐそんなこと言ってぇ〜」テレテレ
曜「でもね!前千歌ちゃんにお嫁さんに来てって言われてからいっぱい練習したんだぁ、だから…ね?」モジモジ
曜「いつでも準備はできてる…っていうか高校卒業したらすぐにでも…//なんてねっ!//」ヨ-ソロ-
千歌「気が早いなぁ曜ちゃんは」フフッ 千歌「ふぁ〜…ご飯食べたら眠くなってきちゃった…」トロ-ン
曜「じゃあ私片付けたあとお風呂はいってくるからさ、その間千歌ちゃんちょっと寝てる?久しぶりに会えたからもっとお話ししたいし」
千歌「えーっ、片付けは千歌も手伝うよぉ、さすがに悪いし…」トロ-ン
曜「ふふっ、気持ちだけ受け取っておくよ!すごく眠そうだから少し寝てて?お風呂はいってきたら起こすからさ」ニコッ
千歌「うーん…わかった、じゃあそうさせてもらおうかな、ありがと曜ちゃん」ネムネム
曜「ふふっ、千歌ちゃん眠い時の顔子供の頃から変わってないなぁ」フフッ
千歌「あーっ、子供扱いしたねっ」ム-ッ
曜「違う違う、昔から可愛いなぁって思ってたよってこと♪」 曜「じゃあ片付けてお風呂はいってくるから、先に部屋行ってて」ニコッ
千歌「うん、ありがとう曜ちゃん」
タッタッタッタッ
ガチャッ
ーーーーー
曜部屋
千歌「よっし、まずは第1作戦成功!」
千歌「これでしばらくは曜ちゃんは部屋に来ないはずだし…千歌の時間っ!」クッフッフッ
曜のベッドでピョンピョン
千歌「いけないいけない、遊んでる場合じゃなかった」
千歌「ミッション開始と行きますか!」 とりあえず千歌が刺されるエンドつくってその後true end作ってほしい 千歌の部屋に夜神月クラスの隠しカメラつけておけば解決しそうw
もう物的証拠つきつけるしかないわ ついにクズッちが動きだすのか。何をやらかすのやらw 千歌「曜ちゃんが帰ってくるまでに寝てなきゃいけないから…あんまり時間はなさそうだなぁ」
千歌「あれはどこにあるかなぁ、曜ちゃんのことだから取ってあるなら同じところにしまってそうだけど」
ガサガサ
ゴソゴソ
千歌「おっあったあった!」
千歌が昔あげた貝殻のネックレス 千歌「うわぁ、だいぶ前にあげたのに保存状態いいなぁ」
ガサゴソガサゴソ
千歌「うわっ!これ中学1年生の時にあげたボールペンじゃん!新品の状態ってなんだか複雑だなぁ」
ガサゴソ
千歌「おっといけません、探し物をしてしまうとついつい深追いしてしまうのがわたしの悪い癖」ハジヲシリナサイッ! 千歌「とりあえずネックレスだけでいいかな、曜ちゃん大切にしてくれてるみたいだし」
バッグにしまう
千歌「ちゃんと元に戻したし…あとは寝て待つだけだね」
千歌「用意周到な私はちゃーんと寝れるように寝不足の状態で来たからすぐ寝れるよ」フフン
千歌「おやすみなさいっ!」
ボフッ ーーーーー
ガチャッ
曜「千歌ちゃんお待たせ〜、って寝てるよね」
千歌「すぅー…すぅー…」
曜「幸せそうな寝顔だなぁ」フフッ
ベッドイン
曜「千歌ちゃーん、曜ちゃん帰ってきたよ〜」ホッペツンツン
曜「千歌ちゃんのお嫁さんの曜ちゃんが帰ってきたよ〜、なんちゃって///」カオマッカ
千歌「んみゅ……」ギュッ
スリスリ
曜「ち、千歌ちゃんっ!///」ドキドキ
曜(寝てる時の千歌ちゃんの破壊力すごすぎだよ!) 曜「千歌ちゃーん?」ホッペツンツン
千歌「んぁ…むっ」ユビパクッ
チュ-チュ-チュパチュパ
曜「はぅぁっ///」
曜(天使…天使がいるであります…)
曜(こんな千歌ちゃんを起こすなんてできるわけないっ!)
曜(もうずっとこのままでもいいかも…) ーーーーー
翌日
千歌「んんっ…」ピクッ
千歌「んっ…んぁぁあーーっ!」オオアクビ
千歌「よく寝たぁー!」
曜「あっ、千歌ちゃんおはよーそろー!」
千歌「あっ、曜ちゃん!昨日ずっと寝ちゃったみたいだね…ごめんね?」ウワメッ
曜「全然気にしないで!いっぱい千歌ちゃんを堪能できたから!」ルンルン
千歌「えっ、曜ちゃん寝てる私にえっちなことしたの…?」ヒキッ
曜「し、してないしてないっ!寝顔見てほっぺツンツンしたりしてただけだよ!ちゅ、チューもしちゃったけど…///」 千歌「まったく…正直に言ったから許すっ」ニコッ
曜「ごめんね千歌ちゃん、起こすのかわいそうだったから勝手に楽しんじゃって」
千歌「千歌が寝てたのが悪いしいいよ、それより準備しないとだよ、学校の!」
曜「あ、そうだねっ!しばらく行かなかったからゆっくりしすぎる癖ついちゃったみたい」アハハ
千歌(まったく、曜ちゃんは本当に嘘つきだなぁ)
千歌(昨日しっかり千歌のおっぱい触ってきてたの知ってるんだからね)
千歌(まぁでも…少しくらい優しくしてあげないとだもんね)
千歌(Aqoursのリーダーたるもの、きょーりょーではいけません!ってことだよね)
千歌(あとはこのネックレスを……よしっ、頑張らないとっ!)フンスッ 超えてはいけないラインを何度も簡単に超えていくなw >>736
千歌を刺すのは誰になるんだよ?w
刺したほうがより愛が深い方とかで勝利者になりそうだが
今のままだとマリーとダイヤにも刺されそう ーーーーー
学校
千歌(学校着いたし、まずやることは…)
千歌「んぁ!そうだった!」
曜「どうしたの千歌ちゃん?」
千歌「今日朝部室来てって果南ちゃんに言われてたんだった…行ってこないと」
曜「あっ、そうなんだ…」ションボリ
曜「私も着いて行っていいかな?」
千歌「もちろんいいよーって言いたいところなんだけど…」
千歌「たぶん曜ちゃんと梨子ちゃんのことについてだから…さすがにね…?」
曜「そっか、そうだよね…わかった、先に教室行ってるね!」ニコッ
千歌「ごめんね、じゃあちょっと行ってくる!」
タッタッタッタッ
千歌(まずは3年生の教室、だね!)
タッタッタッタッ
ガラララッ ーーーーー
3年教室
千歌(うん、ちゃんと予想通りみんないない!)
「あれ、千歌ちゃん?誰かに用だった?」
千歌「いやぁ、ちょっと果南ちゃん達に用があったんだけど…たぶん部室か生徒会室か理事長室だと思うんで大丈夫です!」
千歌(話してる場合じゃないよっ)
チラッ
時間割表凝視
千歌(まずは時間割の確認、今日は…やっぱり!4限に体育だ!)
「戻ってきたら千歌ちゃん来てたよーって伝えておこうか?」
千歌「うーん、大丈夫!今から探しに行くんで!ありがとうございます先輩っ♪」ニコッ
タッタッタッタッ
千歌(じゅんちょーじゅんちょー!)
千歌(3年生はみんな部室かなぁ、今のうちに生徒会室も軽く見ておこうかなぁ)
千歌(よっし、生徒会室行こう!)
タッタッタッタッ ーーーーー
生徒会室
ダイヤ「……………」イライラ
千歌「♪♪」ニコニコ
千歌(予想外にダイヤちゃんがいたけど…まさかの1人!逆にラッキー!奇跡だよ!)
ダイヤ「……一体なんの用なのですか?」
千歌「えー、なんでそんな怖い顔するの?」ム-ッ
千歌「謝りに来ようと思っただけなのになぁ」
ダイヤ「………」ピクッ
ダイヤ「……あなたが謝るべきなのはわたくしではないはずです」
ダイヤ「ご自分の行動がどれだけの人を悲しませ苦しませたのか…理解なさっていますか?」ジロッ
千歌「だから謝りに来たんだよ、まずはダイヤちゃんからって思って、ね?」ウワメッ
ダイヤ「わたくしに謝る必要はありません、仮にわたくしに謝る必要があったとしてもあなたを許すことはできそうにありませんが」
千歌「えー、ダイヤちゃん冷たいなぁ…」
ダイヤ「っ………」イラッ 千歌「千歌はみんなに迷惑かけちゃったから謝ろうとしてるのに…なんで許してくれないの?」
ダイヤ「なぜ?なぜかもわからないのですか?」
千歌「うーん…ダイヤちゃんがなんでそんなに怒ってるかはわからないなぁ…迷惑はかけちゃったなぁって思うけど、迷惑かけたのは私だけじゃないし」シラ-ッ
ダイヤ「」ブチッ
タッタッタッタッ
壁ドンッ
ダイヤ「…今の言葉、心からのお言葉と受け取って問題ありませんか…?」ギッ
千歌「ちょ、ちょっと暴力はやめよ、ダイヤちゃんっ…?なんでそんなに怒るの…」アセアセ ダイヤ「迷惑かけたのは私だけじゃない…?よくもまぁ抜け抜けとそんなこと言えますわね」
ダイヤ「あなたの行動で梨子さんがどれだけ大変な思いをしているか…どれだけ苦しんだか…わかっていないのですか!?」ギリッ
千歌「梨子ちゃん…?なんでそこで梨子ちゃんが出てくるの?」
ダイヤ「とぼけるのも大概になさい!あなたが浮気をしていたことがすべての元凶!ならば梨子さんに関係ないはずがないではないですか!」
千歌「梨子ちゃんにやたらこだわるよねダイヤちゃん」
ダイヤ「わたくしが梨子さんを気にかけるのおかしなことでしょうか?」イラッ
千歌「いや、別にいいけど…ただそんなに梨子ちゃんのこと好きなんだねって」
千歌「そんなに好きなんだぁそっかぁ…ふふっ」
千歌「まぁでも梨子ちゃんは私のことが好きなんだけどね」ニコッ
ダイヤ「このっ…!!」
胸ぐら掴んで
ダイヤ拳振り上げ
千歌「ひぃっっ!!」ビクッ
ダイヤ「ッッっ……!!!!」ギリッ
スッ
ダイヤ「…………」キッ 千歌「はぅ…怖かったぁ…」
ダイヤ「本当に……なぜ梨子さんは…なぜわたくしたちはこんな人を……」ギリッ
胸ぐら離し
千歌「うわぁ、制服くちゃくちゃになっちゃうよ…」
パッパッ
千歌「なんでこんなに怒るのかなぁ…謝りに来ただけなのに」 一年ズ不登校になりかけるくらいのことした
どこまでもくそだわ 千歌「んっ?」
千歌「んんっ?」
千歌「ダイヤちゃん、もしかしてだけどさ」
千歌「本当に梨子ちゃんのこと好きなの?ライク、じゃなくてラブで」
ダイヤ「……あなたに話す気はありませんわ」
千歌「じゃあ嫌いなんだね、梨子ちゃんに言っておくね」
ダイヤ「んなっ…!嫌いなどでは…」
千歌「じゃあ好きなんでしょ?」ニコッ
ダイヤ「っ………はぁ……」
ダイヤ「そうです、わたくしは梨子さんのことをお慕いしています」
ダイヤ「これで満足ですか?」キッ 千歌「じゃあダイヤちゃんは梨子ちゃんと付き合いたいってこと?」
ダイヤ「これ以上答える義理はないと思いますが」
千歌「じゃあ梨子ちゃんに」
ダイヤ「っ!」
ダイヤ「………」ギリッ
ダイヤ「元々は梨子さんが幸せであればそれでいいと思っていました、梨子さんが幸せならわたくしは共にいられずとも構わないと」
ダイヤ「けれど……」
ダイヤ「あなたと一緒では梨子さんは幸せになれません」
ダイヤ「それならば多少強引でも…奪ってでもお付き合いしたいと思っているのは事実です」
ダイヤ「…梨子さんの幸せが1番でわたくしの気持ちが最優先ではないですが」
千歌「うーん、白々しいこと言うなぁ…」
ダイヤ「白々しい…?」ヒクッ 千歌「まぁでもわかったよ、そう言うことだったんだね、うんうん」
ダイヤ「…?どういうことなのです?」
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
千歌「んあっ、予鈴だ!もう戻らなきゃ」
ガララッ
ダイヤ「お、お待ちなさい千歌さん!」
ダイヤ「今のは一体どういう…」
千歌「生徒会長が遅刻なんてありえませんわ!でしょダイヤちゃん!」ニコッ
ダイヤ「くっ……」イライラ
タッタッタッタッ
千歌(やっぱり浮気してるじゃんっ!果南ちゃんの嘘つき!)
千歌「んあっ、そうだった」
スマホスッスッ
ピッ
録音解除
千歌(思わぬ収穫ゲットなのだ♪)
千歌(忙しい朝になっちゃったけど…頑張った甲斐があったからよしっ!)ニッコニコ 1です
また少し空いてしまい申し訳ありません
保守ありがとうございました
少し期間空くこともあるかもしれないですが、絶対に途中で終わらせたりはしないので、今後もよろしくお願いします! 更新おつおつ
続き嬉しいけど朝から胸糞悪い…割と真面目にここからAqoursが再度まとまるのは無理な気がしてきた ちかっちの行動力がこういうのに活かされるとこわいね 千歌みんなから見放されて欲しい
一年生組の反撃も見たいな ダイヤさんはさすがだな
海未とか果南なら間違いなく手が出てる 手を出さないけど、まんまと千歌の手の上で転がされてるんですが ーーーーー
2年教室
ガララッ
千歌「ふー、ただいま〜」
曜梨子「「!!」」ガタッ
曜梨子「「おかえり千歌ちゃん!」」
曜梨子「「…………」」チッ
千歌「あーちかれたぁ…千歌だけに、なんちゃって」テヘッ
曜「果南ちゃんなんだって?」
千歌「んあ!酷いっ!今のは疲れたと千歌をかけた…」
曜「説明しなくていいから…」タハハ
千歌「うぇーっ…」ブ-ッ
曜「あはは」ニコニコ
梨子「………」イライラ
曜「で、果南ちゃんなんて言ってたの?」
千歌「んー、結局全然話が決まらなかったんだよねぇ」
千歌「やっぱりうだうだ考えてるのも良くないし…まずはみんなで集まって今後のことは考えないとかなぁって」
千歌「だから今日の放課後か明日の朝とかにでも一回集まりたいなぁって思ってるんだけど」
千歌「どうかな?」
曜「うん、私もそれでいいと思う!私たちのせいとは言え…一回話し合うのも必要だもんね」 梨子「………」
梨子「………あのね、千歌ちゃ……
千歌「やっぱりAqoursは続けていきたいよね!せっかくここまで来たんだもん!そのためにみんなで話し合わないとだよねっ!」
梨子「……っ」
千歌「何か言った梨子ちゃん?」ホエ?
梨子「う、ううんなんでもない!頑張らないとね、決勝!」ニコッ
キ-ンコ-カ-ンコ-ン
千歌「あっ、本鈴!先生来る前に座らないとまた怒られちゃうよ」ワタワタ
千歌(嘘は言ってないよね、嘘は!)
千歌(これから集まって話しする予定立てる予定だから実際本当だもんね)フンスッ
千歌(果南ちゃんとは話してないけど…!) ーーーーー
2年教室
4限
千歌「………」ソワソワ
千歌「………」ス-ッ
千歌「………」ハ-ッ
千歌「………っ」キョドキョド
千歌(今4限が始まって10分…か)
千歌(仮病がバレないようにちょっと挙動不審にしてるけど…そろそろいいかなっ)
千歌「あ、あのっすいませんっ!」キョシュッ
「どうした高海?」
千歌「お腹が痛いのでお手洗い行ってきていいですかっ!?」
「お、おう、元気だな…」
千歌「切羽詰まってるんです!!」
アハハハハッ
「早く行ってこい」
千歌「行ってきます!」
タッタッタッ
ガララッ 曜「あっ、先生!私も付き添いで…」キョシュッ
千歌「!?!?」
千歌(バカばかバカばか!!それはダメだよ曜ちゃん!!)
「トイレに付き添うやつがいるか!渡辺は大人しくしてろ」
曜「は、はい…」シュンッ
千歌(せんせーナイス!)
タッタッタッタッ ーーーーー
3年教室
千歌「さてと…」
千歌(黄色いリボンの付いてる鞄はーっと…あった!)
千歌(まずは服脱いで…)
ゴム手袋、三角巾装着
上裸
千歌(よっし、おっけいかな)
千歌(なんかすごいドキドキするなぁ…)ドキドキ
千歌(誰もいない教室で裸だからなのかな…やだやだ!それじゃ千歌変態さんみたいじゃんっ)ブンブン
千歌(今は集中!このドキドキは気のせいだと思わないと!私の名誉のためにもっ!)フンスッ 千歌(あとはネックレスの仕掛けを確認して…大丈夫そうかな)
バッグの内ポケットにイン
千歌(うーん…鞠莉ちゃん意外と物の管理しっかりするから内ポケットも見ちゃいそうだなぁ…)
千歌(あっ!これなら)
バッグの底板の下イン
千歌(完璧すぎる!我ながら完璧だよ!)
千歌(あとは話し合いの予定を立てるだけっ!うーっ、ワクワクしてきたぁ…!)パタパタ
千歌(そうと決まったら早めがいいよね、今日言わなきゃバレちゃうかもだし!)
千歌(LINEで言うと3年生来ないかもだから…昼休みに曜ちゃんと梨子ちゃんに言いに行ってもらおうかな、それなら来るよね、可愛い彼女の頼みだもん)
千歌(もしも3年生が一緒にいて果南ちゃんに会ってないのがバレると面倒だから…果南ちゃんにはLINE入れて集合してもらおうかなん?なんてね)
千歌(今のところかんっぺきなのだっ!♪) >>782
曜「じゃあ確認してみよう!」ボロン
ルビィ「ふふーんやっぱり正解だー!」
曜「おやおや」ムクムク〜
ルビィ「ああー!!」
曜「ざんねーん!腰より上にあるねー!」ギンギン
ルビィ「ふええー間違えちゃったー」 ーーーーー
3年教室
昼休み
果南「はぁ…」
果南(せっかく体育だったのに全然気分が晴れないなぁ)
スマホスッ
果南(…千歌からLINE…?)
ーーーーー
個人LINE 高海千歌
千歌「果南ちゃん!お昼食べたら話したいことがあるから屋上に来て欲しいんだけどいいかな?」
千歌「ダイヤちゃんと鞠莉ちゃん一緒でもいいよ〜」
ーーーーー
果南(うーん…嫌な予感しかしない…) 果南(敵対心出してるかと思ったらいきなりこれだから本当にわからない)
果南(行くべきか行かないべきか…)
チラッ
ダイヤ「………」ソソクサッ
タッタッタッタッ
鞠莉「…………」サッサッ
タッタッタッタッ
果南(2人もどこか行くみたいだし…仕方ない、動かないよりは動いた方がいいかな) ーーーーー
個人LINE 高海千歌
果南「いいよ、何企んでるのか知らないけど」
果南「なんならお昼も一緒に食べようか」
千歌「企んでるなんて酷いよっ!」
千歌「今から屋上行くねー」
ーーーーー
果南(なんの話なんだろう…またダイヤと鞠莉の浮気がーって話なのか、それともまったく別の話なのか…)
果南(そもそも私のことを敵視してるってのが私の気のせいだったとか……?)
果南(いや、そんな楽観的に考えるのは良くないか、いづれにしても最悪のパターンを想定して動いた方がよさそうかな) 久々に見たけどここまでくそな千歌は初めてだ
穂乃果もこれにはがっかり ーーーーー
屋上
千歌「あっ、果南ちゃん!」
果南「お待たせ」
果南「それで千歌、話って何?」
千歌「まぁまぁ、お昼でも食べながら話そうよ」隣ポンポン
果南「ん、そうだね」
ヨイショッ
千歌「んーっ、今日もみかんがうまいっ!」ホノホノパクパク
果南(これだけ呑気にしてると前の敵意は勘違いかと思っちゃうけど…)
果南(絶対に騙されちゃダメ、今の千歌はこんな感じでも裏で何考えてるかわからない) 果南「んで、話があったんでしょ?」パクパク
千歌「んあー話ってね」みかんパクパク
千歌「Aqoursの今後についてやっぱりみんなで一回話さないとかなって思ってさ」パクパク
果南「うんうん、それで?」パクパク
千歌「ん?それだけだよ?」ホエ?
果南(え!?本当にそれだけ!?なんでわざわざお昼に呼び出して!?)
果南「ほ、本当にそれだけ?」
千歌「もぉーっ、果南ちゃん疑いすぎだよ!千歌をなんだと思ってるのさ!」ウガ-ッ
果南(た、たしかにちょっと疑いすぎてたのかな?てっきり浮気がらみの話かと…) 千歌「で、みんなで集まるならやっぱり早い方がいいかなぁって思ってさ、今日の放課後に一回集まって話し合わない?」
千歌「もし話し合いがまとまったら早ければ明日の朝から練習できるし!どうかなっ?」
果南(な、なんか考えてたのと違くて拍子抜けっていうか逆に頭が追いつかないけど…)
果南「え、あ、あぁ…うーん…私だけの意見じゃなんとも…」
千歌「もうあと少しでラブライブ決勝だし…3年生達にとっては最後の大会でしょ?だから色々あってもいつまでも休んでる場合じゃないのかなって」
千歌「私が言えたことじゃないかもしれないどさ」タハハ
果南「千歌…」
果南(この千歌の言葉は本心なのかそれとも…)
果南(千歌にとってダイヤと鞠莉は少なからず敵だと思ってるはずだし、いきなりこんなこと言うかな?) 果南(うーん…………)
果南(いや、ここは素直に考えてみよう)
果南(どちらにせよ決勝までにAqoursをどうするかってのは考えなきゃだったし、続ける続けないの意見のどちらを選択するにしても話合いは絶対必要)
果南(ならここはさっきの千歌の話が嘘だろうが本当だろうが話に乗っかるのがベスト、かな)
千歌「おーい、果南ちゃーん?」ノゾキコミッ
果南「ん…?あぁ、ごめんごめん、ちょっと考えちゃってた」
千歌「なんだぁ、千歌の3年生への思いやりに感動しちゃったのかと思ったのに」プク-ッ
果南(思いやり…ねぇ)
千歌「で、どうかな?今日の放課後!」
果南(ん………ん?今日の放課後………って何かあったような……………)
果南(あっ…ダイヤと鞠莉と話し合う予定だったじゃん…) 果南「うーん…今日の放課後いきなりはちょっと…」
千歌「えーっ、1年生はみんなおっけいって言ってたのに」
果南「いや、いきなり決められても流石に困るよ、私たち放課後…
果南(危ない危ない!これは言わない方がいい)
千歌「ん?みんなで放課後何かやる予定だったのぉ?」ジッ
果南「ん、いや買い物に行く予定だったんだよね」
千歌「えーっ!買い物とAqoursどっちが大事なの!買い物なら今度にしてよ」
果南(……しくじったかな、今の返しは…そりゃ今度にしろってなるよね)
果南「うーん、そしたらダイヤと鞠莉に聞いてみてよ、2人がいいって言ったらいいんじゃないかな」
果南(それとなく断ってもらおう、明日の朝に変更してもらうとか)
千歌「うーん、じゃあダイヤちゃんと鞠莉ちゃん次第かぁ」 ピロンッ
千歌「ん、LINE…梨子ちゃんからだ」
スマホスッスッ
千歌「おー、ダイヤちゃんおっけいだって!」
果南「!?!?」
千歌「んぁ!曜ちゃんからも来た!鞠莉ちゃんおっけい!」
果南「ちょ、ちょっと携帯見して!」ガシッ
千歌「わわっ!何するの果南ちゃん!」
ーーーーー
個人LINE 渡辺曜
曜「鞠莉ちゃんおっけいだって!!」
ーーーーー
千歌「もーっ、離してよっ」ブンッ
果南「あ、ごめんごめん」スンッ 果南(なんで!?なんで2人がバラバラでいることを知ってたの!?)
果南(曜と梨子ちゃんに先回りさせてまで…)
果南(………!!)
果南(もしかして……)
果南(千歌は私と話しがあるから2人はお昼先に食べてて、って曜と梨子ちゃんに言った)
果南(当然2人で一緒に食べるわけもなく…ダイヤと鞠莉に連絡が行く)
果南(あらかじめ2人に向けて『今日の放課後話し合いできるかみんなにも聞いてこないとなぁ…』みたいな一言を言ってたらそれだけで曜と梨子ちゃんは動く)
果南(しかも…今のダイヤと鞠莉は曜と梨子ちゃんの頼みを最優先にする…私の話は後日でもいいと思ってるはずだし、昨日の感じだと)
果南(つまり千歌は…ほんの少しの発言だけで4人を動かした)
果南(こういうことだったんじゃないかな…?)
果南(これなら全部の辻褄があう…しかももしそれがあってるなら…私たちが話し合いをすると都合が悪いってことだから…何かとんでもないこと企んでる!?) 千歌「2人はおっけいらしいから今日の放課後決定だね!」ニコッ
千歌「久しぶりにみんな集まるのちょっと楽しみ〜っ!」ニッコォ-
果南「っ………」ブルブル
果南(千歌をこんなに怖いと感じる日が来るなんて思わなかった…)
果南(千歌はこれから絶対になにかを起こそうとしてる…私に止められるのかな…?いや、なんとかして止めないと…だよね) これじゃない感出てきてるわクソ
だから長くするなってあれほど言ったのに… 本編では疎かにしてたみんなで話し合うというのを口実にするくずっち もうこのちかっちはアクアの事も学校の事もどうでもよくなってんのかなw 決勝の前って事はもう廃校決まってる時期だっけ
なら仕方ない…? >>811
もうここから面白くなることもないだろうし更新せんでええよな本当に
完結させるってあんだけ言ってたし続けんなら適当に締めくくって終わりにしろって思う
まともに追ってきた中で過去1つまらなくなって腹立つ 1です
すいません、また少し期間頂いちゃってます…
今少しずつ書いているところなので、今週の土日に更新できたら、と思っています 乙です
このスレも気付けばもう800越えてんのか… 書ききらないうちに1000行くかもな
保守は必要だがスレは消費したくないジレンマよ もうどんだけ時間かかっても良いから完結まで書いて一気に投稿しちゃった方が良いんじゃ? 作者がやりやすいようにやればいいよ。外野がとやかく言うことじゃない 1です
更新ではないのですが、少し意見をいただけたらと
残りのレス数が少なくなってるということで、>>823さんの言うようなやり方の方がいいでしょうか?
私としては、少しワガママを言わせてもらうと3スレ目行ってしまうとしても、ちょっとずつ更新できた方が書きやすさはあるのですが、楽しんで読んでいただける方にしたいので、意見をいただきたいです
どちらの方が良いでしょうか? どっちでも良いよ
作者がモチベーション保ちやすいやり方でお願いしたい
別に次スレいってもかまわないし 無理して短くするよりは何スレかかってもいいからちゃんと書いてほしい >>825
気の向くまま好きなように書いてください。
楽しみにしてます。 SSスレは何スレまで、とか決まってるわけじゃないし、3スレ目立ててのんびりやってもいいんじゃないかな 1です
みなさんありがとうございます
毎回同じようなこと聞いてしまい申し訳ないです、スレの切り替わりが近くなるとどうしても不安になってしまいますね…
そしたら今のうちに確認なのですが、おそらく3スレ目に行ってしまうと思います
長くなりますがお付き合いください!
明日か明後日には更新できると思いますので、お待ちください >>834
お前ばかりに良い格好はさせないぜ!
休みは俺が引き受ける!
>>1は好きにやってください ーーーーー
放課後
部室
ガララッ
千歌「ありゃ、私たちが1番最後かぁ」
トコトコ
曜「みんな久しぶりっ」
梨子「お、お邪魔します…」
ダイヤ「…………」キッ
鞠莉「…………」ジッ
善子「…………」
花丸「…………」
ルビィ「…………」
果南「みんな揃ったよ、千歌」
千歌「そうだね、最後になっちゃってごめんねぇ」
トコトコトコ
着席
千歌「じゃあ始めようか、話し合い」 千歌「と、その前にまず少しだけ時間もらうね」スクッ
曜「……」スクッ
梨子「……」スクッ
千歌「私たちのせいでみんなに迷惑かけちゃってごめんなさいっ!!」シャザイッ
曜梨子「「ごめんなさい!!」」
鞠莉「………」ピクッ
ダイヤ「私たち……?」ピクッ
果南「今は抑えて…」コゴエ 千歌「話し合いの前にこれだけは言っておきたかったんだ」
千歌「みんなで集まることもなくてこうやって謝ることもできなかったから…」
千歌「決勝が近いのに喧嘩なんてして本当にごめん」
ダイヤ「喧嘩をして……?あなた……」ピクッ
果南「ダイヤっ!1年生もいるんだから、抑えて」コゴエ
ダイヤ「ですがっ……」 千歌「善子ちゃん、ルビィちゃん、花丸ちゃん」
ルビィ「は、はいっ」オドッ
千歌「休みの間も練習してたんだよね」
ルビィ「えっ、なんで知ってるの…?」
千歌「そんなのみんなの表情見たらわかるよ」
千歌「3年生達の最後のライブ、立派に送り出したいんだよね?」
花丸「うん。浦の星の名前を残すとかそんなの関係ない…ダイヤちゃんと果南ちゃんと鞠莉ちゃんに笑って卒業してほしかったから」
果南「まる…」
ダイヤ「っ……」
鞠莉「……」
千歌「それなのにこんなことになっちゃって…本当にごめん」ウツムキ 善子「気にしない…とは言えないけど…過ぎたものは仕方ないわ」
善子「それよりも今後のことを考えていきましょう?そのために集まったんだもの」
千歌「うん、それでなんだけどね」
千歌「1年生をリーダーにして今後の活動をしていくってどうかな?」
鞠莉「………」ピクッ
果南「なっ!?」
ルビィ善子花丸「「「!?!?」」」
ダイヤ「…どういうことですか?」 まぁ、今の千歌についてこいって言われても納得できない面々がいるからなぁ 千歌ぁ、笑えねえ糞になったね
3年どももまともに動かねえし 千歌「ずっと考えてたんだけどね」
千歌「私は今回の件の責任を取らないとだと思うんだ」
千歌「Aqoursがバラバラになっちゃって、みんなに迷惑がかかっちゃったから」
果南「…………」
千歌「それに1年生はきっとこの中で今一番ラブライブに想いをかけてる」
千歌「Aqoursがバラバラになっちゃっても、きっと元通りになるって信じて毎日練習してたんだよ」
千歌「私なんかよりもよっぽどリーダーだよ」
ルビィ「千歌ちゃん…」
花丸「ま、待って千歌ちゃん!まる達にリーダーなんて…体力もダンスも歌もまだまだだし…」
千歌「関係ないよ、私だって全然なんだから」
善子「それに仮にやるとしても…私たち全員ってわけにはいかないでしょ?誰ができるのよ…」
千歌「……」チラッ ルビィ「ル、ルビィ……私、やってみる」
花丸「ルビィちゃんっ!?」ギョッ!?
善子「ルビィ!?」ヴェッ!?
ダイヤ「…!?」ガタッ
ルビィ「千歌ちゃんと違って頼りないかもしれないけど…」
ルビィ「でもっ!ルビィが成長したところをおねえちゃんに見せたい!安心して卒業してもらえるように!」
ダイヤ「ルビィ…」ウルッ
千歌「ありがとう、ルビィちゃん」ニコッ
千歌「みんなはどうかな?これから決勝まで…ううん、3年生が卒業するまではルビィちゃんがリーダー!」 花丸「丸はルビィちゃんの意見を尊重するずら」
花丸「ルビィちゃんが本当にやりたいことなら背中を押してあげるつもりだよ」
善子「私もそうね…ルビィがラブライブにどれだけ思いを賭けてるかずっと見てきてるし、反対する理由もないけど」
善子「ルビィが本当にやりたいかどうか次第ね」
果南「ルビィちゃん、本当にいいの…?」
ルビィ「うん、ルビィなんかに務まるかはわからないけど…」
ルビィ「でも甘えてちゃダメだから…ルビィが変わらないとダメだからっ!」キリッ
クルッ
ルビィ「だから…おねえちゃんっ見ててねっ!」ガンバルビィッ!
ダイヤ「ええ、もちろんですわ」ウルッ これでもう揉めたらルビィちゃんの負担になるから、表面上は仲良くやるしかないのかw 千歌(よしよし信じてたよルビィちゃん!我ながら上出来!)
千歌(この流れでAqours解散にしよう!とか辞める!なんて言う人はさすがに人の心がない鬼としか思えないもんね、フリ◯ザ様もびっくりしちゃうよ)チラッ
梨子「…………」ウツムキ
千歌「他のみんなはどう?ルビィちゃんリーダーで続けて行くことに反対の人はいるかな?」
千歌(千歌がリーダーやらなきゃでしょ!とか果南ちゃんなら言いかねないけど…言えるわけないよね、この流れで)
千歌(だって私じゃなきゃダメってここで言うってことは…)
千歌(ルビィちゃんの覚悟を潰すってことだもん)
千歌「じゃあ賛成なら拍手ー!」
パチパチパチパチパチ
千歌「うんっ!みんな賛成みたいだね」ニコッ ルビィ「あ、ありがとうございましゅっ!頼りないかもだけど…みんなを引っ張っていけるように頑張ります!」オジギッ!
千歌「じゃあここからはルビィちゃんが進行していこうか」
ルビィ「は、はいっ!」
ルビィ「改めて…急にリーダーになってみんな色々困惑しちゃうところもあると思うけど…頑張って行くから、よろしくお願いしますっ!」
パチパチパチパチ
ルビィ「じゃあまず…今後のAqoursの活動方針と練習について…後は…………」
ーーーーー
ーーーー
ーーー ルビィを人質に取ったわけか
録音したのをルビィちゃんに聞かせてもいっいのかな〜♪ ラブライブ!初回版全7巻セット 【特装限定版】 Blu-ray(\4,699)がフリマアプリ ラクマで販売中♪ #rakuma #ラクマ https://item.fril.jp/5b9991695a965b769ba16631f327284b ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ルビィ「えっと…じゃ、じゃあこれで今日の話し合いは終わりにしようと思いますっ」
ルビィ「って感じで…ど、どうかな?」タドッ
千歌「うんうん、すっごく良かった!安心して任せられそうだよ」
ルビィ「よ、よかったぁ…緊張しちゃったけど…次からはもっと頑張るね」ニコッ
ダイヤ「わたくしたちのために頑張ってくれるのは嬉しいですが…無理はしたらダメですわよ、ルビィ?」
ルビィ「うん、ありがとうおねえちゃん」ニコッ
梨子「…………」ウツムキ
千歌「方針も決まったしそろそろ帰ろっか、バスの時間もあるし」
曜「明日の朝から朝練始める?」
ルビィ「うん、少しでも練習時間増やすためにやった方がいいと思う…かな」
曜「了解でありますっ!」
千歌「じゃあ明日からまた頑張ろうねっ!」 千歌「じゃあルビィちゃん、掛け声よろしくぅー」ヨロッ!
ルビィ「えっ、ル、ルビィがっ!?」ウュュ
千歌「そーだよぉ、だって今はルビィちゃんがリーダーなんだから!」
ルビィ「で、でも掛け声は…」チラッ
善子花丸「………」ニコッ
善子花丸、無言の頑張ルビィ
ルビィ「ううん、そっか…そうだよねっ…!」
ルビィ「じゃ、じゃあ……」
ルビィ「明日からみんなで頑張っていこうっ!」キリッ
ルビィ「あくあー!!!」
一同「「「「「「「「サーーーン!シャイーーーン!!」」」」」」」」 千歌「うーん!私以外の掛け声ってなんか新鮮で……すごくいい!!」キラキラ
ルビィ「ルビィはまだ慣れないけど…」アハハ
善子「やるって言ったからには頑張りなさい、リトルデーモンの名にかけて」フフッ
花丸「頼りになるかわからないけど…丸たちも支えていくから、一緒に頑張っていこうねっルビィちゃん」ニコッ
ルビィ「うん、ありがとう善子ちゃん!花丸ちゃん!」ニコッ
千歌「うんうん、なんかこういう感じいいなぁ…ねっ、曜ちゃんっ!」
曜「うん、なんだか1年生見てると若いなぁって感じちゃうね」
千歌「えぇー!それじゃあ千歌達おばさんみたいじゃん!」
曜「ルビィちゃん達に比べたらわしらなんて…」
千歌「それじゃあおばあちゃんだよぉー」ヤダヤダァ
曜「あはは、ごめんごめん」アハハ 千歌「まったく…ん?」時計チラッ
千歌「んあっ!もうこんな時間!バスなくなっちゃうよ!!」
曜「うそっ!?本当だ!!善子ちゃん急がないと!歩いて沼津になっちゃうよ!」
善子「ええっ!?それは無理っ!!」
ルビィ「あっ、でも善子ちゃんは空間移動使えるし安心だねっ!」ニコッ
善子「あっ、あれは夜になると使えないのっ!だから急ぐわよ!」
千歌「よぉっし!じゃあバス停まで競争だっ!」
ガララッ
チョッマッテヨッ!
ゼンソクゼンシンッ!
ミンナマッテェ
タッタッタッタッタッ 果南「じゃあ私と鞠莉も行くけど、ダイヤと…梨子ちゃんはいいの?」
梨子「私は………」
ダイヤ「…………」チラッ
梨子「…………」ウツムキ
ダイヤ「わたくしはもう少し残ることにします、帰りはお父様にお迎えをお願いすることにしますわ」
ダイヤ「梨子さん、家まで送るので少し残っていただけますか?」
梨子「えっ…うん、わかった」
果南「じゃあ梨子ちゃんはダイヤに任せるね」
果南「歩いて帰ったりしたらダメだからね、ダイヤなら大丈夫だと思うけど」
ダイヤ「心得ていますわ、ご心配ありがとうございます」
果南「じゃあ行こっか鞠莉」
鞠莉「ええ、また明日2人とも」
果南「おつかれー」
梨子「お疲れ様です」
ダイヤ「お気をつけて」
ガララッ ダイヤ「梨子さん…」
梨子「…………」ウツムキ
ダイヤ「…………」
ダイヤ「一緒に…最後に戸締りの確認、お願いできますか?」ニコ
梨子「うん…」 書く気ないんだろ
朝起きてこれが上にあると面白くなってきたのか期待してるのに日に日につまらなくなってるし保守は多いし
最近良質な鬱系増えてるしもう気軽に消えていいよ作者ちゃん、みんな飽き飽きしてる
こっから保守なしでもいいと思う ーーーーー
ミーティング後
帰り道
テクテクテクテク
果南「まさかこんなことになるとは思わなかったなぁ…」アハハ
鞠莉「………」
果南「ルビィちゃんの成長が見れるのは嬉しいけどちょっと複雑な気分だよね」
鞠莉「………」
果南「…………」ジッ 果南「ねえ、鞠莉」
鞠莉「なぁに?」
果南「今日、さ」
果南「一回も喋ってないよね」
果南「何かあったのかなぁって……」
鞠莉「あー……ごめんなさい」
鞠莉「口を開けたら自分を抑えられる自信がなかったからってだけで、他意はないの」
鞠莉「ここまで来たらもういいかしら」ウシロチラッ
鞠莉「…果南は気づかない?」
果南「気づくって…何を?」
鞠莉「今日の千歌のこと」 鞠莉「あの子、みんなの前で自分が謝ってるように見せて…一言も自分が悪いとは言ってなかったのよ」
果南「うん、それは私も気づいてたよ、ダイヤとか今にも掴みかかりそうな目で見てたし」
鞠莉「責任を取るって形で謝る、なんて卑怯な言い回しだったわよね」
鞠莉「こんなことになっちゃった、だとか2人が喧嘩をしちゃって、だとか」
鞠莉「原因は自分じゃないんです!私も被害者なんです!ってアピールしてるようにしか見えなかった」
果南「うん……たしかに私もそれは思ったけど…さすがにあの場で指摘はできないよね…」
鞠莉「計算なのか天然なのかわからないけど…そうなるってことをわかってのあの言い回しだったと思うわよ」
果南「前までなら否定してたかもしれないけど今は…うん」 鞠莉「その後千歌がなんの話したか覚えてる?」
果南「…リーダーを辞めるって話でしょ?」
鞠莉「その前」
果南「その前?」
鞠莉「……1年生が練習してたって話」
果南「あー、そっか、千歌がリーダー辞めるってのとルビィちゃんがリーダーやるってのが衝撃すぎてすっかり忘れてた」
鞠莉「………」
鞠莉「人間ってのは複雑なようで単純な生き物よね」
鞠莉「これだけ頑張りました!これだけのことをやりました!ってアピールして認めてくれないと、その人に対する不信感に繋がる」
鞠莉「逆に誰にもわからないようにしている努力をほんの少しでも認めてくれる人がいると…その人に信頼を置くようになる」 果南「……つまりは?」
鞠莉「千歌は1年生からの信頼を取り戻すのに成功したってことよ」
果南「えぇ!?そこまで簡単かなぁ?」
鞠莉「私たちは千歌の非道ぶりを見てきたからその程度で信頼を取り戻すことはないけど、1年生には話していないでしょう?」
鞠莉「状況を見てたから察してはいるんだろうけど…それで曜と梨子がどうなってしまったかを知らないから、千歌への信頼をすべて無くしたわけじゃないと思うの」
果南「たしかにそうなのかな…」
鞠莉「私も本人じゃないから間違いないとは言えないけど…1年生が歩み寄ろうって気持ちを持っていたとしたら…おそらくね」
果南「鞠莉がそう言うとなんかそんな気がしてくる…」
果南「………」ハァ 果南「ダイヤと鞠莉には負担かけてるからせめて千歌を止められたらって思ってたんだけど…全然千歌が何考えてるかわからなくて…ごめんね」
鞠莉「気にすることないわ、一般人にサイコパスの思考はわからないし果南がわかったら少しショックだもの」
果南「サイコパスは言い過ぎだよ」アハハ
鞠莉「いいえ、あの子はサイコパスの素質を持っているわ」
鞠莉「カリスマ性も思考も行動力も…それがよくない方に活きてしまってるのがサイコパスでしょう?」
果南「………」 鞠莉「ごめんなさいね。ちょっと脱線しちゃったけど、大事なのはここから」
鞠莉「ずっと不可解だったことがあるのよ」
鞠莉「あの子がなんでリーダーを辞めてまでルビィ達の信頼を得たかったのか…果南わかる?」
果南「Aqoursを強制的に存続させていくため…じゃないかな?予定ではAqoursをどうしていくか話し合うつもりだったわけだし…」
鞠莉「もちろんそれもあると思う、あの場でAqoursを解散にしようなんて言える人がいたらそれはそれでどうかしてると思うわ」
鞠莉「でも正直…それだけのことならそこまでしないと思うのよね」
鞠莉「仮に曜が辞めるって言い出すにしても梨子が辞めるって言い出すにしても、千歌は上手く言いくるめちゃうと思う。悔しいけどね」
鞠莉「2人がいる限りは私とダイヤもやめないって察してると思うし」
鞠莉「だからわざわざ1年生達から入る必要がない。不可解なのよ、あの行動が」 果南「そう言われるとたしかに…ごめん、私そこまで考えが回ってなかった…」
鞠莉「気にしないで」
鞠莉「私がただ深読みしすぎてるだけかもしれないし」
果南「いや、なんとなくだけど…鞠莉の考えあってると思う」
果南「話し合いを今日の放課後にしたのも、もしかしたら私達が集まることを読んでたからじゃないかなって思うし」
鞠莉「その可能性もありそうね…」
鞠莉「何を企ててるのかはわからないけど…1年生達は出来るだけ巻き込まないようにしたいわよね」
果南「そうだね」
果南「今の心配が全部杞憂でこのままAqoursを続けていきたいだけだった!とかならいいんだけど…」
果南「はぁ……」 そういえばクズッちは何か企んでたな。今度はどんなクズなことをやらかすのか 淡島行き船着き場
「おっ、鞠莉お嬢、果南ちゃん、おかえり!最終便乗ってくかい?」
果南「うん、ありがとおじちゃん」
鞠莉「Thank you」
タッタッタッタッ
乗船
ザパ--ンッ
ブブブブブブブブッ 鞠莉「そういえば今日の放課後話したかったことってなんだったの?」
果南「あっ、そうだった!」
果南「これはさすがに言っておかないとって思ってたんだけど…たぶん平常心じゃいられなくなると思うからタイミングがね」
鞠莉「今なら大丈夫、周りに誰もいないし」チラッ
果南「そうだね、ダイヤにも後で言わないとなんだけど……ほら、前千歌に写真を見せられて曜と梨子ちゃんが浮気してるって相談された時があったって言ったじゃん?」
鞠莉「ええ、言ってたわね」
果南「あの後話し合ってる時にさ、千歌は2人が浮気してるのは確定だって自分の中で決めちゃったみたいなんだよね」
果南「だからダイヤと鞠莉は恋敵だと思ってるし、自分は被害者だと思ってるんだと思う……だからあーいう言い方になったんじゃないかなって」
鞠莉「は………?」
鞠莉「なによそれ…?曜はあんなに千歌のことを思ってるのに………」プルプル
果南「前の写真の一件から不信感があったのを私が火付けしちゃったみたいな感じになっちゃったからちょっと罪悪感があるんだけどさ…」
鞠莉「果南が悪いわけないでしょ、そんな腐った考えをする千歌が悪いに決まってる」
鞠莉「どれだけ気持ちを踏みにじったら気がすむの…?曜と梨子のことをオモチャか何かだと思ってるの…?」 鞠莉「LINEはブロックするし…挙句2人が浮気してるから自分は悪くなかったって…」
果南「えっ?」
果南「え、ちょっと待って、LINEブロックしてるの?」
鞠莉「ええ、千歌は曜の…たぶん梨子のことも、ブロックしてるわ」
果南「鞠莉の言いたかったことってそれか…」
鞠莉「気づかれない限り直接本人達に影響するような話じゃないとは思うけど、ダイヤにも知っておいてもらった方がいいと思ってね」
果南「これは本人達には言えないよね…私たちでどうにかするしかないかな…」 鞠莉「………」
鞠莉「千歌は曜達をどうしたいのかしら…」
果南「わからない…けど…」
果南「私達は今できることをやるしかないんじゃないかな?」
果南「さっき鞠莉も言ってたみたいに、少なくとも今頑張ってる1年生を巻き込まないようにしていかないと、真面目に頑張ってる人がバカを見るなんてあって欲しくないし」
果南「鞠莉とダイヤは曜と梨子ちゃんのケアを頑張ってくれてるから私がなんとかしないと」
果南「いざとなったら…まぁ今まで止められてない私が言うのもどうかと思うけど…なんとかして千歌を止めるからさ」
鞠莉「…………」 淡島着
「あいよ!おまちどおさん!」
果南「ありがとおじちゃん、また明日」ニコッ
タッタッ
果南「鞠莉も、また明日ね」
鞠莉「ええ、そうね」
テクテクテクテク
果南(はぁ……)
果南(まさかLINEブロックしてたなんて知らなかったよ…)
果南(鞠莉の言い方的に隠し通そうとしてるけど…そんなうまくいくのかなぁ…)
果南はぁ(………)
果南(明日ダイヤにちゃんとこの話しとかないとかな) 訂正です
>>908
淡島着
「あいよ!おまちどおさん!」
果南「ありがとおじちゃん、また明日」ニコッ
タッタッ
果南「鞠莉も、また明日ね」
鞠莉「ええ、そうね」
テクテクテクテク
果南(はぁ……)
果南(まさかLINEブロックしてたなんて知らなかったよ…)
果南(鞠莉の言い方的に隠し通そうとしてるんだろうけど…そんなうまくいくのかなぁ…)
果南(はぁ………)
果南(明日ダイヤにもこの話しとかないかな…) ぜーんぶ見ちまったよ…面白えなこれ。
千歌の印象がことごとく崩れちゃった… 昨日の夜からpart1読み始めて一気に追いついちまったよ…期待 酒井監督もドンびく
最初はようりこをバチらせて一年学校にいきづらくさせて果南泣かせたうんこだったのにこの後に及んでまだやるか 更新来てた
LINEブロックは長く隠してるなんて無理そうだね。二人ともさすがに気付いちゃうだろうし ーーーーー
ミーティング後
部室
カチャッカチャッ
ダイヤ「後は部室の鍵を閉めたら大丈夫そうですわね」チラッ
ダイヤ「梨子さん、お手伝いありがとうございました」ニコッ
梨子「あっ……うん」
ダイヤ「…………」
梨子「……………」 ダイヤ「梨子さん」
梨子「……?」
ダイヤ「……ごめんなさい」
梨子「えっ……」
ダイヤ「先ほどの話し合いの時のことです」
ダイヤ「ルビィの成長が嬉しくて…話し合いを止めることができませんでした…」
ダイヤ「本来ならあの場でわたくしが話し合いを止めるべきだったのです、梨子さんの気持ちを知っていたのですから…」
ダイヤ「梨子さんが裏切られたような気持ちになるのは無理もありません」
梨子「だ、大丈夫、私のことは気にしないで?」ニコ
ダイヤ「ですがっ…」 梨子「私が少し我慢すればいいだけだから、大丈夫…大丈夫…」ボソボソッ
梨子「あっ、そろそろお迎えが来る頃じゃない?待たせちゃ悪いから行かないと」
スタスタスタ
ダイヤ「待ってください梨子さん!!」
バッ
腕ギュッ
梨子「やめてっ!」
ブンッ
ダイヤ「っ…!」
梨子「今引き止められたら嫌なこといっぱい言っちゃいそうだから」
梨子「今日は帰ろ…?」
ダイヤ「梨子さん……」ウルッ 梨子「明日からちゃんと…うまくやって行くから」
梨子「だから心配しないで?」ニコッ
ダイヤ「できません…心配しないなどできるわけないではないですか!」
ダイヤ「わたくしは梨子さんに傷ついて欲しくないんです!」
梨子「そんなこと言ってルビィちゃんの方が大切なんでしょ…?」
ダイヤ「っ……!」
梨子「だからもう大丈夫、私はただの後輩だから」
ダイヤ「梨子さんっ!違うのです、わたくしは…わたくしの気持ちは…!」
梨子「今日はもう帰ろ…?嫌なこと言っちゃってごめんね」
ダイヤ「梨子さん………」 梨子「ごめんね……」ボソッ
チラッ
梨子「あれってお迎えの車だよね?待たせたら悪いからそろそろ行かないと」
ダイヤ「……そうですわね」
スタスタスタスタ
黒塗りの車
ガチャッ
オカエリナサイマセ、オジョウサマ 梨子「お邪魔します」
ダイヤ「…お迎えありがとうございます」
「十千万の隣でよろしかったですか?」
梨子「はい、よろしくお願いします…」
ブ---ン
ダイヤ「……………」
梨子「……………」
ダイヤ(あの時わたくしが止めていれば…こんなことにはならなかったのでしょうね)
ダイヤ(肉親可愛さに…大切な人を蔑ろにしてしまったのです。わたくしのこの辛い気持ちは当然の報いですわね) ダイヤ(………)
ダイヤ(きっと梨子さんは明日からまた無理をしてしまう)
ダイヤ(わたくしのせいで……)
ダイヤ(ただ…こうなってしまった以上は仕方ありません)
ダイヤ(梨子さんが自然にAqoursから…曜さんから距離を取れるようにサポートしていくのが最善…)
ダイヤ(生徒会の頼みごとと称して梨子さんを練習中に呼び出して、徐々に頻度を上げていけば…自然に距離が取れそうですね)
ダイヤ(あるいは…グループ毎の練習…ですが決勝前にそれは難しい…)
ダイヤ(帰ってから今後の方針を熟考する必要がありますわね) ダイヤ(今誰よりも辛いのは梨子さんなんですから…わたくしが支えなければまた壊れてしまうかもしれません)
ダイヤ(それこそ今日のような不安定な気持ちの時など…睡眠に影響が出るのではないでしょうか……?)
ダイヤ「梨子さん…あの」
梨子「…?」
ダイヤ「もしよろしければなのですが…今日は梨子さんの家に泊まらせていただいてもよいですか?それかわたくしの家でも…」
梨子「……今日は1人になりたいかな」
梨子「ごめんね」
ダイヤ「そう…ですか」
ダイヤ(本来なら多少強引にでも…一緒に寝たほうがいいのでしょうけれど…)
ダイヤ(たった1日で心の距離が離れてしまったように感じます…今の梨子さんを強引に誘うのはより傷つけてしまいそうですわ…)
ブ------ン 桜内家着
ガチャッ
梨子「ありがとうございました」ペコッ
梨子「おやすみ、ダイヤちゃん」
ダイヤ「お疲れ様です梨子さん」
ダイヤ「良い夜を…」
ドアバタン
ダイヤ「はぁ………」
ダイヤ(梨子さん…心配です…)
ダイヤ(明日からまたひどいストレスに苛まれながら…自分を殺して生活していくことに…)
ダイヤ(いえ…絶対にそんなことにはさせません)
ダイヤ(何かあるはずです、いい方法が)
ダイヤ(梨子さんが何にもとらわれないで済むようにできる方法が…!) 更新きた
ちかっちがクズっちなのは当然として3年も悪手多いよなw 姉じゃなくてもあの場面で反対できる人なんていない気がするwクズっちのやり方が上手かった 1です
皆さん読んでいただいてありがとうございます!
次か次の次の更新で次スレに移ろうと思います
ペースがさらに遅くなってしまっていますが、気長にお待ちいただけると嬉しいです >>935
どっちでもよくなった
好きに書きなさい ーーーーー
梨子部屋
梨子「……………」
梨子(ダイヤちゃんに悪いことしちゃったかな…)
梨子(ダイヤちゃんなら助けてくれるって思ってたんだけど…甘えすぎちゃってた、よね)
梨子(でも………)
梨子(ワガママなんだと思うけど…やっぱり裏切られた感じがしちゃうな)ウルッ
梨子(ルビィちゃんの方がやっぱり大切なんだってわかっちゃったし……)
ーーーーー
梨子「憧れの人で……お姉ちゃんみたいな存在だと思ってる」
…………
ダイヤ「梨子さんにそう思い続けていただけるようにわたくしも頑張っていきますわね」ニコッ
ーーーーー
梨子(あの時…すごく、嬉しかったのにな…)ウルウル 梨子(けっきょくルビィちゃんに比べたら私なんてどうでもいい存在だったんだよね)ポロポロ
梨子(憧れのお姉ちゃんができたと思ってたのに…)
頭ブンブンッ
梨子(でも本来はそれが正しいんだよ、今までのダイヤちゃんが優しすぎただけ)
梨子(こんな私と一緒にいてくれたんだもん、私が寝れないときも一緒にいてくれたし)
梨子(私のことを大切にしてくれてるのは嘘じゃなかった…はず) 梨子(明日ちゃんと謝らないと…こんな考えしちゃう私のことを心配してくれるんだもん)
梨子(下心もなくここまで優しくできる人なんだもん、そこまで疑ったらダメだよね)
梨子(でも……)
梨子「はぁ………」
梨子(どうしよう……明日からどうすればいいんだろう……)
梨子(ルビィちゃんが頑張ろうとしてるのに私が辞めるなんて言えないし…千歌ちゃんがやりたかったAqoursだし…辞めるなんてやっぱり……)
梨子(でも……曜ちゃんと一緒にいたら……)ゾワワッ
ブルブルブル
梨子(ダメだ、たぶん……殺される) 梨子(でも…だからこそ千歌ちゃんを渡すわけにはいかない)
梨子(だけど曜ちゃんと一緒にはいたくないよぉ…どうすればいいの…?)
カチンッ
カチンッ
梨子「!!」ビクッ
梨子(窓から音…?)
チラッ
千歌が梨子のベランダの窓に向けてしいたけの餌投げてる
梨子「ん…?」
窓ガラララッ
千歌「んぁ!やっと気づいてくれたりこちゃん!」 梨子「び、びっくりしたよ!携帯で呼んでくれたらいいのに」
千歌「実は壊れちゃって…」ホラッ!
スマホ(美渡が昔使ってたスマホ、画面破壊済)
梨子「あー…だから連絡取れなかったのね…」
千歌「うん、ごめんね?」
梨子「う、ううん!怒ってるわけじゃないよ!」
梨子「……ん?」チラッ
足元に散らばるドッグフード
梨子「もしかしてこれ…しいたけちゃんの餌?」
千歌「うん!石とかおはじきとかだと割れちゃいそうだなぁって思って!」
梨子「もぉ…あとで掃除しなきゃ…」
千歌「ごめんごめん」ニハハ 千歌「それを集めて持ってけばしいたけと仲良くなれるよ」
梨子「そ、それは遠慮しようかな…」
千歌「えぇー!ざーんねん」アハハ
梨子「ふふっ」
梨子(なんだかこういう風に千歌ちゃんと話すのって久しぶりだなぁ)
梨子(さっきまであんなに嫌な気持ちでいっぱいだったのに…こうやって話すだけで吹き飛んじゃう)
梨子(やっぱり千歌ちゃんは私にとって太陽みたいな存在なんだね)フフッ 千歌「ん?どうしたの梨子ちゃん?」
梨子「ううん、なんでもない」
梨子「こうやって2人で話すのすごーく久しぶりだなぁって思ったら嬉しくなっちゃっただけだから」フフッ
千歌「そっか!よかったぁ、実はちょっと緊張してたんだよね、呼ぶの」
梨子「そうだったんだね…ふふっ、でも緊張したからってドッグフード投げるのはもうダメだよ?」メッ!
千歌「えへへ、はぁい」ニコッ 梨子(千歌ちゃんと話してる時がやっぱり1番幸せなんだってすごく実感する)
梨子(1週間もまともに喋ってなかったし…学校だと曜ちゃんがいるし)
梨子(ずっとこうして話せたらいいのに)
千歌「ねぇね、梨子ちゃん」
梨子「ん?どうしたの?」
千歌「相談、乗るよ?」ニコッ
梨子「!!!」 千歌「様子見てたらわかるよ、何か悩んでるんだなぁって」
千歌「私なんかが頼りになるかわからないけど…梨子ちゃんに辛い思いして欲しくないから」
千歌「2人で解決しよ?」ニコッ
梨子「千歌ちゃん………」ウルウルッ
梨子(あぁ……ずるいよ千歌ちゃん…本当に千歌ちゃんはずるい…)
梨子(私が辛い時に1番欲しい言葉をくれるんだもん…)
梨子(大好きだよ、千歌ちゃん) でも懲りないのはようりこの二人もだと思う。相手がろくでなしでもとことんまで入れ込んじゃう
メンヘラみたいになっちゃってるなw
>>935
好きに書くのがいいと思う >>939
ダイヤさんの録音聞かせると下心があったんだって梨子ちゃんの心が破壊される? ーーーーー
梨子部屋
千歌「なるほど…そうだったんだね」
梨子「うん…こんなこと言って和を乱すのもどうかと思って言えなかったんだけど…ごめんね」
千歌「ううん、気づけなかった千歌が悪いんだよ」
梨子「そんなっ!私が言い出せなかったのが悪いから…」
千歌「でも…うーん、どうしようか」
千歌「前の喧嘩みたいになっても困っちゃうし…難しいなぁ」
梨子「………」
梨子(前の喧嘩、か……せっかくだから千歌ちゃんに本当のこと聞いてみたほうがいいのかな…曜ちゃんが言ってたことは本当なの?って)
梨子(でもそんなことするなんて思えないし…)
梨子(でもダイヤちゃんが言ってたみたいにそれは崇拝になっちゃうのかも…)
梨子(ちょっと回りくどいかもしれないけど遠回しに…) 梨子「あの、ね…」
梨子「前の喧嘩のことなんだけど…」
千歌「ん?」
梨子「あの後ダイヤちゃんに呼ばれたでしょ?あの時に色々と話を聞いてもらったんだけど…」
千歌「………」
千歌「その話って今重要?梨子ちゃんがこれからどうして行くかの話じゃないの?」ギッ
梨子「っ…!!」
梨子(えっ…何今の…少し怖かった…)
梨子(喧嘩の話題は触れちゃいけないところだったのかな…)
梨子(気になるけど…今はあんまり触れない方がいい、かな)
梨子(私が変な風に疑ったりしなければいいだけだし…そうよね、私が疑わなければいいだけ…) 千歌「梨子ちゃんが辛いなら辞めるっていうのも止められないけど……ここまで来れたし梨子ちゃんと一緒に頑張りたいとは思うよね」
千歌「辞めちゃったらルビィちゃんも責任感じさせちゃうかもしれないし…何かいい方法が………」
千歌「あっ!」ピコ-ン
梨子「?」
千歌「わかった!じゃあ3年生引退までは続けるってことでどう?」
千歌「練習もできるだけグループ毎の練習メインにしてもらったりして!」
千歌「学年練習は自主練でもできるからとか言えばなんとかなりそうな気がするし」ニコッ
梨子「それなら…うんっ、頑張れる気がする!」
梨子(やっぱりさっきのは気のせいかな?いつものあったかい千歌ちゃんだ)
梨子(私のことを思ってこんなにいっぱい案を出してくれて…もうちょっとだけ頑張ってみようかなって自然に思えてくるんだもん、やっぱり千歌ちゃんはすごいなぁ)
梨子(うん、ダイヤちゃんが引退するまでは続けよう!ダイヤちゃんにも相談したらきっと続けられる気がする…!) 梨子「ダイヤちゃんにもお願いしたらなんとかしてくれそうだし…きっと
バンッ!!!!!
梨子「!!!」ビクッ
ユラッ
千歌「ねぇ、梨子ちゃん」グイッ
梨子「…??……?」ウルッ
梨子(な、なに?なんで千歌ちゃんは怒ってるの……??)
千歌「そんなにダイヤちゃんが好きなの?」
梨子「………」
梨子「えっ……?」 梨子「えっ!?ちょ、ちょっと待って千歌ちゃん!!私そんなつもりじゃ……」
千歌「じゃあどういうつもりなの!?さっきからダイヤちゃんダイヤちゃんって!!」
梨子「ちっ、違うの千歌ちゃん!!」
千歌「何が違うの?正直に話してみなよ」
梨子「あっ、あのっ…」ウルッ
梨子「私が千歌ちゃんと離れちゃってた時に相談に乗ってもらってたの…」プルプル
千歌「それで?」 梨子「ち、千歌ちゃんと離れちゃってたときに…いっ…嫌な夢見ちゃったりして…眠れなく、なっちゃって」ヒック
梨子「ダイヤちゃんに一緒に寝てもらったりしてっ…」ポロポロ
千歌「……そっか、正直に話してくれてありがとう」ニコッ
梨子「ち、千歌ちゃん…!!」パアッ
梨子(怖かった……やっぱりさっきの千歌ちゃんは怒ってたんだ……喧嘩の話題じゃなくてダイヤちゃんの話題で……)
梨子(でもこういう喧嘩も必要だよね、お互いを信じあうためにもちょっとずつ歩み寄って
肩に手をポンッ
千歌「それ、浮気だよね」耳元ボソッ
梨子「!!!?」ゾクッ 梨子(えっ…??なんで…!?)
梨子「ち、違うの!!ダイヤちゃんとは何もやってないわ!!」
梨子「ダイヤちゃんは私に下心とかなかったし…だから私も安心して相談できて……」
千歌「ふーん、ダイヤちゃんはそうなのかもね」
千歌「ダイヤちゃん"は"」
梨子「えっ……」
千歌「ほら、これ見てみてよ」
梨子がダイヤに抱きつく動画
梨子「!!!!」
梨子(あの時の………!?ダイヤちゃんが私の家に来てた朝の……)
千歌「どれだけ言っても行動は正直だよね」
梨子「えっ、どうして…違うの…違うの千歌ちゃん…っ」プルプル
梨子(なんで…?なんでこんなことになってるの…?私何か悪いことしたかな…?)
梨子(その部分が全部じゃないのに…やましいことなんて本当にしてないのに…) 千歌「はぁ……今までずっと信じてたのに…」ウルッ
千歌「さいてー」キッ
梨子「違うの!!待って!!」
千歌「なぁに?何か言いたいことあるの?」
梨子(ダメだ……このままじゃ千歌ちゃんが離れちゃう!!)
梨子(何か……なんとかして千歌ちゃんに信じてもらわないと……) 梨子(………!)
ーーーーー
ダイヤ「普段しっかりしている梨子さんなのですから、少しくらい迷惑をかけることがあってもいいではないですか」
ーーーーー
梨子(そういえば前にダイヤちゃんが言ってたよね)
梨子(………少しくらいなら迷惑かけても…いいんだよね?)
梨子(少しくらい…少しくらい……)
梨子「そ、それはダイヤちゃんが……勝手に……」 千歌「ん?ダイヤちゃんが何?梨子ちゃんから抱きついてるよね?一緒に寝ようって何?何を信じろって言うの?」
梨子「違うの…違うよ…お願い…信じて……」プルプル
千歌「だから、何が違うの?」
梨子「た、たしかにそれは事実だけど…」プルプル
千歌「事実じゃん、さいてー」
梨子「ま、まって!」
梨子「ダイヤちゃんも私のことは大切な仲間の1人としか思ってないし、私はちょっと尊敬する先輩ってだけでとしか思ってないの!」ズキッ
ーーーーー
ダイヤ「梨子さんは1人じゃありません、わたくしがついていますから」
ーーーーー
梨子(ごめんねダイヤちゃん) このスレのおかげで千歌・ちかりこ・ようちかが大嫌いになりました
ありがとう 梨子「こんなことになる前まではずっと距離があったし…たまたま千歌ちゃんと離れてたときに私の相談担当になっちゃっただけで ……私が一緒にいたかったわけじゃないの!」ズキンッ
ーーーーー
ダイヤ「辛くなったらいつでも頼りにしてください」ニコッ
ーーーーー
梨子(ごめんねダイヤちゃん…) 梨子「お互いに恋愛感情なんてまったくないからっ!ダイヤちゃんなんて全然好きじゃないから!!信じて千歌ちゃんっ!」
ーーーーー
ダイヤ「誰よりも優しくて繊細で…誰よりも人を思いやる心に溢れている…そんなあなたがわたくしは大好きです……」ポロポロ
ーーーーー
梨子(ごめんね、ダイヤちゃん……) 梨子「ダイヤちゃんのことなんてなんとも思ってないのっ!」
ーーーーー
ダイヤ「梨子さん」ニコッ
ーーーーー
梨子(私は千歌ちゃんといたい) グシャッ
グニャァ-ッ
ーーーーー
「……………」
ーーーーー 千歌「うわぁ…さすがに言い過ぎじゃないかな?お世話になったんじゃないの?」ヒキッ
梨子「そんなことないよ、本当に私が好きなのは千歌ちゃんだけだってわかってもらいたいから」
千歌「…………」
千歌「……そっか、そこまで言うなら信じる」
梨子「千歌ちゃんっ!!」
梨子(よかった、千歌ちゃんに信じてもらえたっ…!)
千歌「はぁ、でもよかったよ」
梨子「え?」 千歌「梨子ちゃんダイヤちゃんに騙されてたの千歌知ってたからさ、ちょっと怖がらせちゃったかもしれないけど助けられてよかったなぁって」ニコッ
梨子「………え?」
千歌「ほら、これ聞いてみて」
ピッ
ーーーーー
ダイヤ「わたくしは梨子さんのことをお慕いしています」
ダイヤ「これで満足ですか?」
ーーーーー
梨子「!?!?」
千歌「ダイヤちゃんは下心100%で梨子ちゃんに近づいてたんだよ」 千歌「ほら、続きも」
ピッ
ーーーーー
千歌「じゃあダイヤちゃんは梨子ちゃんと付き合いたいってこと?」
ダイヤ「これ以上答える義理はないと思いますが」
ダイヤ「………」ギリッ
ダイヤ「元々は梨子さんが幸せであればそれでいいと思っていました、梨子さんが幸せならわたくしは共にいられずとも構わないと」
ダイヤ「けれど……」
ダイヤ「あなたと一緒では梨子さんは幸せになれません」
ダイヤ「それならば多少強引でも…奪ってでもお付き合いしたいと思っているのは事実です」
ーーーーー
梨子「ダ、ダイヤちゃん………?」
千歌「そう、ダイヤちゃん」 梨子「なんで……?」
千歌「梨子ちゃんが好きなのはいいけど…仲を引き裂こうって頑張ってみたいだよ」
千歌「だからこうやって色々証拠を残しておいたんだ」ニコッ
梨子(そっか……そうだったんだねダイヤちゃん……)
梨子(あの手料理も……一緒に寝てくれたのも……私が大切だって言ってくれたのも……柔らかかった時間全部が)
梨子(全部が……ぜんふぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ偽物だったんだ)
梨子(私の幸せを1番に願う……?嘘ばっかりじゃない!!)
梨子(あんなに罪悪感に苛まれて……心が砕けそうになったのに……バカみたい)
梨子(あのミーティングの時のダイヤさんが真実だったってことだよね…信じてたのに)
千歌「あーあとね、言いづらいんだけど……」
千歌「梨子ちゃんと曜ちゃんの喧嘩も…3年生が仕組だことだったんだよね」
梨子「……???」
梨子「私と曜ちゃんの喧嘩も……?」 千歌「たぶんだけど…ダイヤちゃんが曜ちゃんの弱みを握って、千歌を襲うように言ったんだと思う、何を握ったのかはわからないけど…」
千歌「それに………」プルプル
千歌「千歌も曜ちゃんと付き合わないと……十千万が……」ガタガタ
梨子「!!!!」
千歌「だから千歌は曜ちゃんとも付き合うことになっちゃったの…ごめんね、梨子ちゃん」
千歌「本当ならあの時に私が浮気してるからって梨子ちゃんとすんなり別れさせるつもりだったと思うんだけど」
ーーーーー
ダイヤ「梨子さんのそれは崇拝です」
ーーーーー
梨子「それであんなことを……」
千歌「これがあの時の真実だよ。まぁ…千歌の意思が弱いのがいけなかったんだけどね、十千万くらいって思えないとだよね…」アハハ……
梨子「違うわ!千歌ちゃんは悪くない!」
梨子「悪いのはダイヤさんだけだよ…!」
梨子(そう、悪いのはダイヤさんだけ)
梨子(私も千歌ちゃんも曜ちゃんも…誰も悪くなかった)
梨子(千歌ちゃんと私を引き離すためならなんでもするなんて…本当に信じられない) 前は笑っていられるクズだったけど
完全に死ねばいいのにって思えるクズに進化したな 千歌「それで、ね」
千歌「相談なんだけど……」
梨子「ん?」
千歌「さすがに曜ちゃんもかわいそうで千歌から別れたりすることはできないと思うんだけど…大丈夫かな…?」
梨子「………」
梨子「正直…もう曜ちゃんのことは好きになれないから嫌だけど、ダイヤさんに踊らされてただけだもんね」ギリッ
梨子「仕方ないと思う、さすがにいきなり別れるのもかわいそうだし…私がもし逆の立場だったらって思うと……」ゾクッ
梨子「うん…だから時が来るまでゆっくりと、で大丈夫だよ」ニコッ
千歌「梨子ちゃんっ!」パァッ
千歌「ありがとうっ、梨子ちゃん!」ギュッ 1には悪いがマジで胸糞悪くなってきた
ダイりこSSでも探して気分を落ち着かせたい程だ 千歌「でも…怖かったよぉ〜…ダイヤちゃんすごく威圧感あって……」プルプル
梨子「私のために…ありがとう、千歌ちゃん」ニコッ
千歌「ううん、梨子ちゃんを守れて本当によかったよ!もう安心していいからねっ!梨子ちゃん」スッ
梨子「千歌ちゃん…」
チュッ
梨子(なんでだろう、さっきまで罪悪感に苛まれて地面に埋まっちゃうんじゃないかな?ってくらい心が思かったのに)
梨子(今は不思議と心が軽い)
梨子(私があんな風になったのも…あんなに苦しい思いをしたのもダイヤさんのせいだった)
梨子(こんなに人間関係をぐちゃぐちゃにして…曜ちゃんも千歌ちゃんも傷つけて…)
梨子(ダイヤさん、私はあなたを許すことができそうにありません) 恋は盲目っていうけど、簡単に騙され過ぎな気がするw ここまで読者の心を揺さぶらせる作者の実力は素直に射精 修羅場を作るという当初の目的は、Aqours全体を巻き込んで見られそうだしな どうしようもない胸糞展開だな
この千歌は最後はちゃんと痛い目にあうことを期待したいけど 1です
読んでいただきありがとうございます
書き溜めるのに時間がかかってしまいました
次の更新は次スレにしますが、書溜めを使い切ってしまいました…
また少し書き溜めて投下してになるのですが一応スレだけ立てておきます
更新はまた少しずつかもしれませんが、読んでいただけると嬉しいです!
千歌「修羅場を作るよ!」 3
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1594043263/ このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
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