>>289
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私は「嫌われる勇気」には大変共感を覚え、それこそ勇気をもらったのですが、
正直この本は期待はずれでした。すべての人間のよりどころを「共同体感覚」で説明し、
その欠如がすべての神経症につながるとは思えません。というのは人間の本当の素晴らしさというのは、
そのパーソナリティーすら超えてしまおうというあの独特な「優越性の追求」にあると思います。
ここには明らかに共同体感覚を越えた「個」が存在します。人間の「個」の目は、「社会」すら超えたところにあるのです。
アドラー的解釈では、「社会」を無視した人間性はないと考えます。果たしてそうでしょうか?
「適応」ばかり考えてたら疲れてしまいます。「ライフスタイル」という考え方もどうかな?って思います。
10歳までに「ライフスタイル」を決めてしまうのでしょうか?その考え方のほうがよっぽど決定論的でしょう。
人間はもっと自由なはずです!!