〜みなもと太郎「風雲児たち」茶屋 其の陸拾四〜
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_フ レへ、 \_ハ `フ こl⌒ヽ / /| ム_ノ l └─,ヽ
〈___ノ〉ノ \_ノ〈__ノヽ__ノ (__/ 乂__ノ こ二二ノ 題字 平田弘史
・リイド社「コミック乱」(毎月27日発売)にて「風雲児たち-幕末編-」連載中。
「風雲児たち-幕末編-」単行本はリイド社より既刊1〜32巻絶賛発売中。
「風雲児たちワイド版」全20巻もあわせてどうぞ。
ttp://www.leed.co.jp/
前スレ
〜みなもと太郎「風雲児たち」茶屋 其の陸拾参〜
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/comic/1564274789/
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風雲児たち長屋(公式ファンサイト) http://www.fuunji.net/
リイド社 http://www.leed.co.jp/
※次スレは>>970を踏んだ人が立てて下さい。無理ならば、報告と次の指定を。
SLIP(ワッチョイ)として本文1行目に下記を入れてください。
あらかじめ2行入れておくと安心です(ワッチョイスレのみ)
!extend:checked:vvvvv:1000:512 江藤は佐賀閥のトップとして早々に参議とならず数年はその下の官僚として経験積んだ上で
出世してれば非業の最後は遂げなかったかなあ たとえ有能でも我慢する性分が足りずに早死する道を選ぶのは仕方なかろう
この漫画はそんなのばっかり >>519
大分昔でうろ覚えだが福沢と手塚が夜あとつけられて冷や汗かいた場面はあったような
福翁自伝に出てきた暗殺されかけた手塚て手塚律造という人の事の気がするが
一度読みかえすか 司馬遼太郎風にかいた文章のところや
勝の発言は最近の風潮に関するささやかなみなもと先生なりの揶揄がある気がしなくもない あの「司馬遼が『竜馬がゆく』を連載し始めたとき、先輩作家たちは
何で今さらそんな誰もが知ってる話を?と訝しんだ」とかいう逸話は
俺も何かで見たことあったんだけど、それと、巷でよく言われてる
「坂本龍馬なんて人物は『竜馬がゆく』より前まではあまり知られてなかった」
って話とがどうにも噛み合わず、ずっと疑問だった
結局どっちなん 松吉伝だと竜馬の名前が世間に知れたのは日露戦争の時明治皇后の夢に出てきたという記事 勝が結構でかく言及していたからそこまで読む専門家やこのスレに来るようなマニアには周知
三傑ほどには知られていない
三傑並みにしたのが司馬遼太郎
大村益次郎とかシーボルトいねとかも花神とその大河化までは一般人は知らなかったろうしな >>524
国立民俗資料館で戦前の映画のポスターみたら
坂本龍馬を主役にした映画があったし
今ネットで言われてる坂本龍馬は全く無名で司馬が作り上げただけというのはガセだと思ってる。
本当なら当時の人間からそんな意見でてるはずなのに
今さらネットのあちこちで触れて回ってるのは司馬が死んだときにすら
生まれてたかどうか怪しい世代の人間だから
説得力ない。 靖国にまるで祭神のように銅像が飾られてる大村益次郎が戦前無名? 少なくとも小中の社会の教科書には竜馬何てほとんどのってなかった記憶が >>526
大村益次郎は靖国神社の銅像で今より知られてるでしょ
偉人の知名度は時代によるよね
戦前は和気清麻呂を誰でも知ってたみたいに >>530
高山彦九郎とかも戦前は重要扱いだろうなぁ
今は一般の人には駅前で土下座してるだけの人の扱いだが >>531
それ京都の学生限定やろ?
本名や号すら使わず「土下座の前」と呼び彦九郎さんすみません。 函館は交差点の真ん中に高田屋嘉平のでっかい像が立ってていつも通ってたが
風雲児を読むまで誰だか知らなかった…… >>532
スマホの予測変換でも「どげ」と入力したら「土下座像前」と出てくるw 母里太兵衛・黒田節銅像@博多駅
無法松銅像@黒崎駅
大友宗麟銅像@大分駅 昔の道徳の教科書には必ずと言っていいほど高山彦九郎が載っていたと聞いたことがある 彦九郎の何の話が載ってたんだろう
度を越して母ちゃんの喪に服してた辺り? キチ服喪か京都土下座駅前か緑毛亀か
そういや寛政の三奇人の中で蒲生君平だけハブられたんだよな
蒲生君平のみにゃもと先生解釈エピソードも読みたかったなあ 太郎ちゃん世代だとみんな知ってた・人気者だったけど
時代変わって今はそうでもない人物の詳しい紹介とか
漫画でやってくれる、そういう世代間ギャップも、風雲児読んでて楽しいとこだよね
俺ら世代だと「そんな人もいたっけ」ていどだけど、みなもと先生の時代は
具体的なエンタメ作品があってみんなそれ観てた、みたいな 平手造酒とか、他にも >>538
空想だけど、彦九郎は2人の妻を娶り久々の再会に3Pに励むのであった
って国定教科書で 尋常小学校で児童に元気な声で朗読されて 尋常小学校
国史 上
神武天皇から始まり人物伝で
高山彦九郎と蒲生君平までは、列伝形式だが、その次からは攘夷と開国で個人を離れている
そっからは個人じゃなく集団の物語になる
楠木正成や二宮尊徳と並んで取り上げられたという修身
これ検索したけどあんまり出てこないぞ?
要するに他にいろんな人物がいて、他の奴は有名だが彦九郎だけは誰も知らなくなったから修身の教科書に載ってたって言う話だな 修身は洋の東西の偉人達をたくさん取りあげてて、他の人間は相変わらず偉人だが
彦九郎だけは何それだから、彦九郎語る時の枕詞に修身の教科書に載ってたって話になる >>540
清水次郎長とかもややそんなとこはある
昭和30年代までは映画で毎年10本近く出てたみたいね
今は大分前に一度スペシャルドラマでみた程度 次郎長はヤクザ礼賛が時代に合わなくなったのに加えて地元のヤクザが
清水一家名乗りだして映像化がさらに難しく たしか乱でもあの清水一家問題発生時に
原恵一郎の次郎長漫画打ち切りになったな
股旅物はまだ載ってるからあれだけタブーになったのかな? >>523
俺も、何でもかんでも、司馬遼太郎のせいにして叩く、昨今の風潮(特にネット上)を皮肉ったのかなぁとか思った。 >>531
英雄の銅像も、時代が変われば、こんな風になっちゃうもんだからな・・・。
日本ニュース 戦後編 第69号
銅像の戦犯会議(1分11秒〜)
戦争をあおった銅像を追放しようと東京で審査委員会が開かれています。
《審査委員会》
「広瀬武夫および杉野孫七銅像を問題にいたします。読んでください。
この銅像は、国民の戦意高揚を強調し、敵がい心をそそるものと考えられるから撤去する」
広瀬中佐と杉野兵曹長は戦犯銅像と決定。近く姿を消すことになりました。
上野の西郷さんは美術的価値ありとして合格しました。
軍閥の代表、山県元帥や大山元帥は芸術的だというので目下慎重に審議中とのことです。
https://www2.nhk.or.jp/archives/shogenarchives/jpnews/movie.cgi?das_id=D0001310069_00000&seg_number=003 つうか地方名士はそれこそ伊達政宗から土下座像まで供出されたのに
東京は残ったまんまだったのかよ 靖国の大村像は撤去して、新田義貞にしてあげなさい! 大村益次郎の銅像があるのは、靖国神社(招魂社)の企画者だからな
坂本龍馬は維新をやったのは薩摩長州土佐でその土佐を代表する人間であり
薩長同盟を結ばせた人間であることは認識されてた
教科書にも載ってた
でも大村益次郎の長州征伐や上野戦争での殊勲にしろ坂本龍馬の薩長同盟にしろあそこまで有名にしたのは小説からだな
そこまで重要とは思われてなかった >>554
言い方からして昭和初期あたりから実体験しておられるお方? 桂「こちらは村田蔵六と言って弊藩の軍師にして石州浜田城を落とした御仁でござる」
大久保「へぇーほぉーふぅーん」 日本では銅像の代わりに電脳空間に「萌え化」「イケメン化」という新しい立像概念が出てきてるからなあ
新選組の銅像はあまり残ってないけど(高幡不動の土方歳三像ぐらい?)、電脳空間にある「画像」は無茶苦茶ある
まあ銅像の認知度知名度で犬>>>他の銅像、みたいなところもあるので、
今さら銅像でどうするんだぞうみたいなのは流行らないのかも知れない
トルコの初代大統領アタテュルクの銅像みたいに、その扱いが問題視されることもあるし 誰か同意得ろよ
発起人になれよ
金を集めろよ
それだけ 銅像あれば令和の頃は皆に認知されてたことになるだろ
あるいは映画でも作れば あの辻政信でも銅像があるというのに・・・
辻政信陸軍大佐銅像・石川県加賀市山中温泉・生誕の地
https://www.youtube.com/watch?v=DIinlvJxBwo >>547
「同時代に新しい日本をどうするかであれこれやってる間に
狭い縄張りで切った張ったじゃ前者の方に
人々の関心がいっちゃうよなぁ」みたいなこと清水次郎長について書いてた人が後書きで書いてた 次郎長は山岡鉄舟と交流あったというし清水沖で沈んだ幕府軍艦乗組員の水死体を引き上げ埋葬した
逸話もあるから連載続けばいつかは出てくるだろう あとは国定忠治もヤクザ、木枯らし紋次郎も渡世人つってるからヤクザだな >>567
その辺は「挑戦者たち」の中で描いてること 黒鉄ヒロシの「坂本竜馬」で、180p弱の竜馬と149pの勝の対比が面白かったんだけど、
風雲児たちだと身長同じだったね。 >>560
今度オフ会とかファンイベントがあった時、
みんなで緑色の塗料とはけを持ち寄って…… >>563
背中に「負け犬」とかなんか書いてやれ 「リバプールの風」とか(関係ねえ)
>>569
昭和のギャグ漫画だし、今でいうちびキャラ、ゆるキャラとかとかツムツムみたいなもんだと思って…
「お〜い竜馬」だとどうだっけな >>571
普通に背が小さくて
竜馬が肩車している描写があったような
台詞とかにはなかったけど >>574
ああいった人物が出現してしまったのは明治維新の体質によるものだと思う 「頭の上からつま先まで官僚思考」と言えばそりゃ辻ーんも牟田口もそのたぐいだがな
最近では牟田口はまだマトモな方で作戦を押しつけた「上」がヤバイ的な評価に変わりつつある模様
ただ石田三成とか水野忠邦とか、当時から「官僚」と呼んだ方がいいキャラがいたのも事実ではある 日露戦争までは、政府にも、軍隊にも、風雲児がいた。
非官僚的な組織で、発想にも柔軟性があった。
政府や軍が官僚的になるのは日露戦争以降。
東郷提督の初陣は薩英戦争。
陸軍の山縣は奇兵隊出身、立見将軍は桑名藩の家老で幕府軍だったかな? 山縣が対立しつつも原敬認めていたから
原敬が存命のうちは大丈夫だったんだろ
シベリアからも撤兵したし
大正天皇の病気に関東大震災に原敬暗殺以降、
摂政宮暗殺未遂に総理大臣連続暗殺と
大正後半から昭和初期まで国難続きすぎ >>573
竜馬はぬーって大男描写あった気がするね 竜馬が構図の中心だからあんま気にしてなかったけど
相方の沢村惣之丞だっけが相当なチビに描かれてたね (実際そのくらいの差だったかも?) >>578
昭和天皇物語で能條純一が原敬を従来の「普通選挙を潰した=平民の敵になった
平民宰相」というステレオタイプとは違う視点で描いてる。
ここらへんから軍人上がりの宰相が目立つようになっていくのも、暗殺犯中岡艮一が
寿命を全うしたというのも、時代の(破滅への)変換点だったのかな、という思いを新たにする。 個人的には今年の抱負は、司馬さん以外の小説家の書いたやつで
おもしろい歴史小説を見つけることです
なかなか見つからないんで、すでに司馬全作の二週目に入っちゃいましたけど…… それはもう歴史小説が好きなんじゃなくて単に司馬遼太郎が好きなだけじゃね ンなこたないですが、まあ「○○以外全部つまらん」とか言うのは
感じ悪いですわな。皮肉を言われても仕方なし 司馬以降に大作があったかな?
文庫2冊組程度ならあるけど、
司馬や宗薫みたいに書きなぐるように原稿を量産できる作家じゃなかったら大作も生まれないしな 「あんたを殺しに来た」といって訪れながら
「殺し合いをせずに済む方法しりたい」と聞く部分どうにかならんのかねと思う 火坂雅志、文章の雰囲気だけで言えば期待できるものがあったんだが
読んでみると面白くないなあ
てなことを思ってる内に亡くなってた 荒山徹の「徳川家康」読もうぜ
朝鮮の役で捕虜になった朝鮮の武将元信(ウォンシン)が松平元信の影武者になり、さらに入れ替わって徳川家康(トクチョンカガン)になり日本を支配するの 森村誠一の人間の剣シリーズは、幕末維新編だけでも文庫四冊あるぞ
惜しむらくは、元々幕末維新編だけで完成している作品だから、その後に書かれた昭和や戦国、江戸編とは接続がおかしいし、そもそも幕末維新編以外はさほど面白くないが >>579
沢村はギャグっぽくかいてる感じだったが
最終巻の描写みたら意外と写真に似てたな 歴史小説を10巻も20巻も書く鉱脈はもう先人と被っちゃうから、
そこは中国に題材を求める時代がここ2,30年だった気もする 編集がまた無能だから
著者が史実だと思って書いて
編集ノーチェックで出版されてから
そりゃ司馬の創作だよと
言われて絶版とかあるからな 「島津奔る」かな?
島津軍が関ヶ原から退却するパートが司馬の「関ヶ原」の丸パクリだったアレ あの作家もかなり取り上げられてたが
パクり指摘されて出版取り止めになったあと
あまり時間経たないうちに亡くなったな ネットを探したらこんなのがあった
https://web.archive.org/web/20031013150034/http://members.at.infoseek.co.jp/shirohata1180/ikemiya.html
https://web.archive.org/web/20031013105151/http://members.at.infoseek.co.jp/shirohata1180/ikemiya2.html 司馬だって歳取ったら駄作しか書かなくなった
池宮さんも歳取って曖昧になったんだろう
さてみにゃもと先生は? 司馬最後の長編小説の韃靼疾風録はなんか物足りなかったな
勃興期の清の中枢に関わった日本武士という波瀾万丈な設定なのにこれと言って何事もなく日本へ帰国って >>595
パクリは気がつかなかったが、あの小説はジジイ(島津義弘)が少女と
恋愛モードに入った場面ですでに寒気がした >>595
天下統一後の戦後不況になぞらえて、バブル崩壊後の世情とか官僚主義批判とかを巧みに描いたのが評価されての柴田錬三郎賞受賞作だよ
問題とされた部分を全部削除しても作品として成立する……それも、柴田錬三郎賞レベルで……ものに、頭おかしい司馬信者が因縁つけたに過ぎない >>601
あなたの擁護は頭のおかしい人の屁理屈だと思う ようやく竜馬が勝に会った・・・が
もともと司馬小説を漫画にしたいような動機だったのに
ひたすらちゃぶ台ひっくり返し続けるような構成になったのは
なんていえばいいのか >>604
ちゃぶ台ひっくり返し続けるっての、どういう意味の比喩?
脱線しすぎるとか詳細すぎて進まないとか、よく言われるが
そういう意味合いではないよな いや、読めばわかることだと思うが
今月号、司馬小説とかでさんざん書かれて来た通説・定番に対して
新しい研究による説でツッコんでいく繰り返しギャグ、って構成になったことでしょ
スレの今月の感想もみんなそのこと話してた 連載もスレも読んでないの? 司馬龍馬はおーい龍馬をはじめとしてさんざんフォロワー作品を生んでるからなあ。
何百何千回と繰り返されたあのシーンを「知っちょる」一つでメタに落とすのは、
やっぱできるのはみにゃもと先生か、その熱心なファンを自称していて、
実際に「風雲児たち」のドラマ・演劇の脚本書いてる三谷幸喜ぐらいか、な感じはする。
(特に三谷幸喜は「歌舞伎で風雲児たちが見たいよう」ってな動機で、とうとう自分で「それ」をかなえちゃった) >>598
晩年は随筆では良いもの書いたけどね
「21世紀に生きる君たちに」とか
阪神大震災に対しての寄稿とか 今見ると司馬も寅さんも阪神大震災の時にふつうに生きてたんだなぁ…
みたいな、なんか変な感慨をおぼえる 世代的にか >>605
あ、はいはい。今月号のことね
「連載開始以来」ということかと思った 風雲児が始まった頃は司馬は現役の作家だったというのが複数の意味で驚きだよな >>613
みなもと先生が大黒屋光太夫書いた後に
新事実が発覚して吉村昭がそれを取り入れた作品書いてたりな
みなもと先生が巻末のギャグ注でぼやいてた 安江聖也という奴が吉村昭の関東大震災をパクって
自分の研究として論文発表してやがるんだよな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています