(1)VTD-AWDシステム
電子制御で前後の駆動力配分を44:55〜55:45の間で最適化(基本は45:55)。安定性だけでなく、回頭性や加速性も高めている。レガシィのターボ系&3.0R、アウトバック3.0R、インプレッサWRX、フォレスターターボ系などのハイパワー車種に採用。

(2)アクティブトルクスプリット方式
駆動力配分は50:50〜100:0までの間で最適化(基本は60:40)。安定志向の4WDシステムで、レガシィ2.0 NA、アウトバック2.5i、フォレスター2.0 NA、インプレッサ1.5に採用。
(3)DCCD(オートモード付)方式
基本の駆動力配分は41:59。4つのシステムの中で最も後輪への駆動力配分が高い。WRCで活躍中のインプレッサにも採用され、スポーツ走行で真価を発揮する。インプレッサWRX STIに搭載。

(4)ビスカスLSD付センターデフ方式
駆動力配分は50:50でデフフリーを基本とする。4つのシステムの中で最もスタンダードな構造のため、信頼性が高い。採用モデルは、レガシィ、インプレッサ(WRX STIを除く)、フォレスター。