立憲民主党の枝野幸男代表が2日、衆院選の不振を踏まえ、辞任する意向を表明したことに、ツイッターでは「#枝野辞めるな」の投稿が相次ぎ、日本のトレンドの1位になった。2日午後4時15分時点のツイート数は9600件を超え、枝野代表の辞意を伝える「辞意表明」のツイート数(9100件余り)を上回っている。(デジタル編集部)
 「#枝野辞めるな」のハッシュタグをつけた書き込みでは、「東京は議席増やしている。8区、9区でやったことをどこでもやりゃいいだけだ。なにを迷走している」と衆院選の戦いに評価も。
 また「市民と野党の共闘路線は間違ってないと思います。より深く、より広くしていけばいいだけ」との指摘や、「どうしても枝野が辞めるなら、再度代表戦に立ってほしい。だれかほかの人が代表になったら、せっかく始まったばかりの野党共闘が潰される予感しかない」と野党共闘の行方を心配する声もあった。

 これに対し「枝野んに代表辞められちゃうと、次の参院選で与党が勝てなくなるから、そのまま居座ってもらった方がええのよ、残念だなぁ」との与党の支持者とみられる人のツイートもあった。
 一方、枝野氏は辞意表明後にツイッターを更新。「多くの皆さんから、様々なご意見や激励いただき、ありがとうございます」と感謝の言葉をつづったほか、「この間のご支援にお礼申し上げます。立場は変わっても、2017年10月2日の所信、志に何の変りもありませんので、引き続きのご指導とご支援をお願いいたします」と決意を示した。

東京新聞
2021年11月2日 18時38分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/140513