公明党の山口代表が衆議院の解散総選挙の時期について、ワクチン接種が進んでから行うことが望ましいとの考えを示したことについて、自民党内から不満の声が上がっています。

公明党・山口代表「ワクチン接種が進むことによって、徐々に(選挙)活動できるようになっていくということがあれば、望ましい選挙の環境になるだろうと思います」(5日放送のBS日テレ「深層NEWS」より)

山口代表は6日午前、「一般論で言えば遅い方が望ましいという趣旨で申し上げた。総裁選のあり方は自民党が決めることであるので、言及を控えたいというのが基本だ」と釈明しました。

山口氏の発言について、自民党の野田幹事長代行は「解散は菅総理が決めることだ。私たちはその指示に従う」と話しました。

また、自民党幹部は「他の党のことを言うものではない」と不快感を示している他、自民党の中堅議員は「公明党の中に菅総理でない人で選挙を行うべきだと考えている人がいるのでは」と話すなど波紋が広がっています。

日テレニュース24
7/6(火) 11:50配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4cc68470506848854fadccd43f3bff0350c1bf5