菅義偉官房長官は4日午前の記者会見で、今年4月に開かれた首相主催の「桜を見る会」を巡り、招待者名簿の電子データを内閣府が5月上旬に削除した後も一定期間、外部媒体に残っていたバックアップデータについて、「行政文書に該当しない」との見解を示した。バックアップデータは、サーバーから削除後も最大8週間保管されている。共産党議員が5月21日の衆院財務金融委員会で質問した際は、データが復元できた可能性があるが、内閣府は対応しなかった。

 菅氏はバックアップデータが行政文書に該当しない理由について、「一般職員が業務に使用できるものではないことから、組織共用性に欠いている」と説明した。共産党議員の資料要求に応じなかったのも「行政文書には該当しないという前提で対応した」と語った。【秋山信一】

毎日新聞2019年12月4日 12時23分(最終更新 12月4日 12時23分)
https://mainichi.jp/articles/20191204/k00/00m/010/077000c

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