YOMIURI ONLINE 2018年03月24日 07時17分
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http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180324-OYT1T50004.html

 政府が見直しを進めているエネルギー基本計画の素案が23日、わかった。

 原子力発電について、2030年時点でも「重要電源」と位置づけ、電力大手などが将来も原発事業を
続けやすいように、政府が制度面などで「環境整備」を進めることも明記する方向だ。太陽光発電などの
再生可能エネルギーは「主力電源」と位置づける。

 エネルギー基本計画は、エネルギー政策基本法に基づいて政府が策定する。原子力や再生可能エネルギーなどについて、
今後10〜20年の中長期的な政策の方向性を示す。3〜4年ごとに見直しを行っている。

 14年に策定された現在の計画では、原発を「重要なベースロード(基幹)電源」とした。新たな計画でも、
発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しない原発を重要な電源と位置づける。

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