民進党の杉尾秀哉参院議員は20日の参院総務委員会で、首相が目指す放送事業見直しを批判した。

 杉尾氏は見直しの背景について、「首相は一部のテレビ局や放送内容に不満を持っているのではないか」と指摘した。そのうえで、放送法4条の撤廃について「4条は放送局にとって政治や公権力の介入を許す口実にもなりうるが、介入から放送の自立性を守る盾にもなる。撤廃されると偏向報道を助長しかねない」と懸念を示した。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180320-OYT1T50076.html?from=y10