2018年3月11日 09時51分 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018031101001133.html

2万人を超す犠牲者が出た東日本大震災は11日、発生から7年を迎えた。今なお約7万3千人が避難生活を送り、被災地では亡くなった人々に祈りをささげた。発生時刻の午後2時46分に合わせて東京で政府主催追悼式が催され、仮設住宅や沿岸でも復興を願うイベントや追悼式が行われる。

 岩手県宮古市では早朝、住民が津波を想定した避難訓練を実施。地震を知らせるサイレンを合図に近くの中学校へ駆け込み、炊き出しや仮設トイレの組み立てを行った。

 参加した中学1年の田代歩々望さん(13)は「震災を忘れないためにも訓練を続け、みんなで助け合えるようにしたい」と話した。