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2月26日の衆議院予算委員会で森友学園問題を追及していた立憲民主党の本多平直議員が、「議員はおられなかったから」と落選中であったことを指摘した安倍首相に対し「失礼なこと言うんじゃないよ!!」と激昂していたものの、その後「奥さんから電話入ってたら完全にこれクロですよ」と述べたため自らの発言を問題視され釈明する場面がありました。

「電話入ってたら完全にこれクロですよ」

本多議員はこの日、森友学園問題で安倍首相が「関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」と過去に発言していたことを取り上げていました。

森友学園問題に対する追及が既に1年以上に及んでいることから「相当長いやり取りをですね、昨年の国会で何回も何回も」と呆れながらも答弁する安倍首相でしたが、流石に嫌気が差したのか「あの、議員でおられなかったからご存知ないかもしれませんが」「私がお答えをしたそこにはおられなかったらご存じないかもしれませんが」と本多議員が落選していたから知らないだけだという皮肉も込める場面も。

そうした中、その後も再び「それはですね、議員はおられなかったからよくご承知ではないかもしれませんが」と述べたため本多議員が「(大きな声で)失礼なこと言うんじゃないよ!!!」と安倍首相に対し激昂したのです。

議場を紛糾させた本多議員でしたが、質疑の終盤では今度は自らの発言で議場を騒然とさせてしまいます。安倍昭恵さんと籠池前理事長の電話について「奥さんから電話入ってたら完全にこれクロですよ」と語ったためです。

本多「奥さんの答弁もそれね、これ、この時期に、やーどうなってますか財務省との値下げの交渉って奥さんから電話入ってたら完全にこれクロですよ」

しかし「完全にクロ」の意味を説明するよう求められた本多議員は「犯罪という意味ではなく」「国有地の売却に関わっていたらという、関わっていたに当たるという意味で申しあげました」と悪びれることすら無く、逆に安倍昭恵さんの証人喚問を求め質疑を終えるという態度でした。

本多議員は2月8日の衆議院予算委員会でも茂木経済再生担当相から「こういう憶測に基づく質問は是非控えて頂きたい」と苦言を呈されていました(関連記事)。

(略)