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比例復活当選を果たした柚木道義衆議院議員が11月4日、地元テレビ局の番組に出演した際に57億円拠出について「国民の税金は安倍総理のポケットマネーではありませぇん」などと述べ、「驕り緩み」問題と紐付けて批判していました。

柚木議員は11月4日にFacebookを更新、「RSK山陽放送イブニングニュース『国会報告』に出演させて頂きました」として自身の出演部分を動画で添付。「イバンカ基金57億円についての私の発言を」と強調していましたが、その場面で柚木議員はこのように発言していました。

柚木「これイバンカ基金ね。トランプ大統領のお嬢さん。57億円の拠出を表明されてますけども、ま、女性活躍のための応援はいいですけども、まぁ国民の税金は安倍総理のポケットマネーではありませぇん。57億ものお金があればね、いや待機児童問題とか介護の話も含めて、もっと国民にとって何が必要なのかスーパーセレブのトランプさんのお嬢さんにね、そこまで拠出する必要があるのかなど、非常に私の中では、国民の中でも、驕り緩みが出てきてるように思いますねぇ。」

「国民の税金は安倍総理のポケットマネーではありませぇん」として57億円を待機児童問題や介護問題に使うべきだとの認識を示し、「スーパーセレブのトランプさんのお嬢さんに拠出する必要があるのか」との疑問から「驕り緩み」の問題に結びつける形での批判は、57億円の原資が話題となっているだけに関心を呼びそうです。

柚木議員は比例復活当選であるにも関わらず、当選後にテレビ番組で「私自身半分は個人で柚木と書いて頂いた」「中国地方でひとりだけ選挙区で自民党候補を上回る世論調査が出ていた」「ある意味地元では玉木党柚木党と言われてる」などと自己アピールに努めていますが(関連記事参照)、この日も出演冒頭で「希望の党と書いた方、以外の方が半々なんですね」と自身への支持が厚いことを強調していました。

また希望の党の共同代表選では玉木雄一郎議員を支持すると明かした上、憲法の改正については「私は9条改定は安倍政権の元でやることは反対」と述べていました。