東京都の小池知事が代表を務める希望の党の細野元環境相は28日夜、衆議院選挙で、議席の過半数の候補者を擁立するのは難しいとの考えを示した。
希望の党の細野元環境相は、28日夜のBSフジ「プライムニュース」で、「政権選択の選挙に持っていきたいと思うし、過半数が望ましいが、相当ハードルが高い。率直に難しい」と述べ、10月10日の衆議院選挙の公示までに、議席の過半数にあたる233人以上の候補者擁立は困難との認識を示した。
これに関し、細野氏は、記者団に対し、200人以上の擁立を目標としている考えを明らかにした。

番組の中で、細野氏は、民進党から希望の党への合流に関し、「民進党の中で三権の長を経験をした方については、まずご遠慮いただく」と述べた。
細野氏は、名指しは避けながらも、首相経験者の野田佳彦氏と菅 直人氏は、希望の党への合流を辞退するべきだとの考えを示した。

その理由として、細野氏は、記者団に「党対党の合併や合流ではないことを象徴的に示す意味でも、民進党で中核的な役割を果たした方は、ご遠慮いただくのがいい」と説明した。
民進党の前原代表は、「細野氏は、将来のリーダーの1人。包み込むような包容力を持ってほしい」と述べた。
民進党の前原代表は、FNNの「ユアタイム」に出演し、「小池氏との間では、誰が合流しては駄目だという話はしていない」と述べた。

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