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7月24日に行われた民進党・野田佳彦幹事長の記者会見で、蓮舫代表による二重国籍問題に関する説明後の厳しい数字についての質問が飛んでいました(画像は民進党動画より)。

野田幹事長「蓮舫代表の期待値低迷は二重国籍問題が全てではない」

これは産経新聞とFNNの合同世論調査の結果、蓮舫代表にとって厳しい数字が出ている点への受け止めを野田幹事長に投げかけたもので、二重国籍問題についての蓮舫代表の説明を「納得できる」と答えた人が45.8%、「納得出来ない」と答えた人が45.2%と拮抗していることがわかった他、蓮舫代表に「期待する」と答えた人が27.9%であったにも関わらず「期待しない」が67.4%という結果になっていました。

野田幹事長はまず、二重国籍問題における蓮舫代表の説明に「納得できる」「納得出来ない」がそれぞれ拮抗していた点については「党内でも賛否両論あった」ことから理解の範疇にある数字だとの認識を示した上で、立場を鑑みての「政治判断」だったとし、蓮舫代表が「全力を尽くして説明責任を果たしてきたと思う」と擁護。

一方、蓮舫代表への期待値が低い点について野田幹事長は「国籍の問題と期待感は直結する話じゃない」「ひとつの要因ではあったかもしれないがそれが全てではない」と二重国籍問題が蓮舫代表への期待感低迷に強い影響を与えていたわけではない、との見解を語っていました。

野田幹事長は同時に「だんだん期待値が高まるよう努力していかれると思う」とここでも蓮舫代表を見守っていく立場を強調していましたが、蓮舫代表への期待が少ない理由について二重国籍問題がひとつの要因かもしれないがそれが全てではない、とする見方は言い方を変えれば蓮舫代表に二重国籍問題以外の期待値低迷要因があるとの考えを示したと言うこともできそうですが、野田幹事長の真意は果たしてどこにあったのでしょうか。