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2017/06/29(木) 07:41:48.68ID:CAP_USER9ただ、行き過ぎた広域調達には疑問の声も上がっている。
上峰町と武雄市が返礼品に加えていた「赤肉メロン」は、県内の仕入れ業者が5月下旬から、
2市町のふるさと納税のポータルサイトで先行予約を受け付けていた。
現地の市場を通じて仕入れ、7月初旬から寄付者に発送するという。
夕張市長や地元農協が不快感を示したことについて、仕入れ業者は「夕張のメロン農家のためにもなると
思って返礼品に加えたが、ブランドへの配慮が欠けていた」と話す。
産地を明記しなかった理由については「産地に対する引け目があった。ちゃんと示すべきだった」としている。
寄付額が全国上位の上峰町は「生産や加工業者だけでなく、流通や販売の業者もふるさと納税制度に
巻き込んでいくべきだ」として町内に事業所を置く業者が仕入れることを条件に、町外の産物も取り入れている。
ある町議は「法的縛りはない。積極的に取り組むべきだ」と主張。
一方、米農家の男性(67)は「町内の産物だけで返礼品を調達しきれないのは分かるが、
さすがに夕張のメロンはやりすぎだ」と話した。
近隣自治体の「広域調達」では、事前に自治体同士で協定を結び、合意を得ているケースが多い。
基山町は4月、長崎県対馬市と互いの特産物を返礼品に加える連携協定を締結。
町が江戸時代に対馬藩の飛び地だった歴史的つながりがあり、基山の小売業者が提供する県産和牛、
対馬の海の幸を出し合っている。みやき町も友好都市の茨城県境町など3町と協定を結んでいる。
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