船長曜「日差しが暑い」海未「肌が焼けてしまいます」善子「煩わしい太陽ね」かすみ「それどこかで聞いたような気がしますね」9航海目
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三童貞(ようよしうみ)とかすみんが繰り広げる、船上生活9航海目!
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※前スレ
船長曜「暑くなってきたね〜」海未「ということは……ゴクリ」善子「水着の季節よッ!」かすみ「いや気が早すぎでしょ」8航海目
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1589209764/ >>655から続き
モブ男「くそっ!なんて野郎だ!もう一度!」
モブ男「第二砲門用意!」ガタンガタン
モブ男「エイム!」ギギギ
モブ男「ファイヤー!」ドーンドーン
それでもなお、幽霊船には傷が付かない。
モブ男「こんなに打ってるのに船体に傷一つ付きやしねえ」
モブ男「化け物め!」ザシュ
モブ男「ぐはっ!」
海未「大丈夫ですか!?」
モブ男「いてて...うわぁ!?なんだコイツいつの間に!?」
亡者「.....ケケケケケ」カチカチ
海未(何という恐ろしい形相。海の底から這い上がってきたという感じがします) モブ男「とりゃ!」キンキン
亡者「.....ケケケケケ!」ザシュ!
モブ男「うおっ!」シリモチ
海未「助太刀致します!とりゃ!」ガキン
亡者「.....ケケケケケ」シュン
海未「力は相手の方が上...ならこれではどうですか!?」ザシュ
亡者「....ケケケケケ」ピョン シュタ
海未「躱した!?中々の手慣れの様ですね...ならばこっちも本気で行きます!」
亡者「....ケケケケケ」ピョンピョン
海未「な!?船の方に戻っていく!?」
海未「一体どうして...?」
モブ男「うぅ...嬢ちゃん、肩貸してくんねーか?」
海未「は、はい!大丈夫ですか?」
モブ男「なんとかな...でもちょっと痛い」
海未「今のうちに手当てを...よいしょっと」
海未(私の攻撃を簡単にいなす程の実力、さらに優位に立てていたのになぜ撤退したのでしょう...)
海未(幽霊船といい、亡者といい、わからない事が沢山あります) 海未「あれ?」
海未「霧が晴れて、月が見えてる....」
海未「あんなに濃かった霧が一瞬で...船も消えている....」
海未「....どうして」
モブ男「おーい嬢ちゃん、ガーゼとってくんねーかな?」
海未「は、はい、ただいま...」 〜ヨーソロー号船内善子の部屋〜
善子「うーん....」カキカキ
かすみ「善子さん、コーヒー淹れてきました」
善子「ありがとうね、かすみ。早速いただくわ」ズズズ
かすみ「こんなに沢山の本読むのなんて久々で目が回っちゃいます」
かすみ「それにいつも共通語使ってますから、久々に古典ニジガサキ語を読んだ気がします」
善子「中世ヌマヅ語と語彙が似てるから読みやすいとは聞いていたけど、実際読んでみると面倒ね」
善子「かすみ、ここの意味教えて欲しいんだけど...」
かすみ「あー、この意味は確か会うって意味ですけど、文脈から判断すると男女が密会するって意味です」
かすみ「でもどうして幽霊船の伝承の中に男女の相引きのお話が混じってるんですか?」 善子「さあね?でも面白い事がわかったわ」
善子「あなたが初めに書かれた年代ごとに分けてくれたじゃない。そしたらね」
善子「伝承がだんだん変化している事に気づいたの」
善子「初めにこの伝承が確認された文献は十字歴800年ぐらい。この時期に見られる伝承は、ニジガサキ沿岸の漁師と名主の娘が恋をしたというもので、夜、黒い船に乗って逢引を楽しんだというものよ」
善子「時には娘が家族同然に可愛がっていた犬も一緒に逢いに行ったらしいわ」
善子「ある日漁師の方が、不運にも嵐で命を落とす。死んでもなお愛しているという気持ちは変わらず、それから満月の日になると黒い幽霊船で恋人に逢いに来たんだって。中々ロマンチックね」
善子「次に出てくるのが十字歴1000年頃。これが今一般的に知られているものの本になったんだと思うわ」
善子「ニジガサキに現在の国教が入ってきたのもこの時期ね」
善子「ニジガサキに現在の国教が入ってきたのもこの時期ね」
善子「ここの一文を見て。ニジガサキに司祭が漂流して、その司祭が奇跡の力を使って幽霊船を封印したってあるわ」
善子「奇跡のみわざって言って、片っ端から怪異の封印したり、在地の宗教を異端だと言って潰したりしてたのこの時期は」
善子「言わば伝承は国教会の都合のいい様に書き換えられてるって訳」 かすみ「それで、伝承が変わっていると何か悪い事があるんですか?」
善子「怪異はね、自ら形を変えることはできないの」
かすみ「???」
善子「怪異は人々の伝承や恐怖によってその姿を変えていくの」
善子「例えば、怖い幽霊が出ると言う噂があるじゃない?そこに牙が生えてるとか、目玉が一つとか、尾鰭背鰭がついてしまうと、幽霊の方にも影響が出て、本当に牙や目玉一つの幽霊になってしまう」
善子「おそらく、この幽霊船は初めはただのロマンチックな幽霊船だったのかも知れない」
善子「そこに、国教会の封印、噂に“尾鰭背鰭”がついて現在の“彷徨える幽霊船伝説”が具現化してしまった」
善子「まあこんな所ね。論文にでも纏めたい所だけど、今はそんな時間ないし、早く封印の方法を探さないといけない」 善子「さらっと目を通したけど、聖櫃と鍵、が必要ね」
かすみ「鍵、ですか....」
善子「その鍵は幽霊船の船長が持ってるって文献には書いてあるけど、どうなんでしょうね」
善子「最悪別の封印をすればいいわ。術式はかすみんや頭空っぽの曜でも理解できる物だってあるし」
かすみ「か、かすみんは非戦闘員なのでそんな事しませんよ!?」
善子「でももしもの時は頼むわよ」
かすみ「....はぃい」
かすみ「コーヒー飲み終わったの下げときます。もう一杯作って来た方がいいですか?」
善子「じゃあお願いしたいわね」
かすみ「はーい」
コーヒーメーカー「ウィーンウィーン」ガコン
かすみ「あれ?コーヒー豆切れてる。入れ直さないと」
かすみ「コーヒー豆入れ直すと出来上がるまでにしばらく時間かかるから、甲板でも行ってリフレッシュしてこよう」スタスタ
かすみ「んー!夜風にあたると目が覚める!」ノビー
かすみ「今3時か....それにしても月が綺麗だな....もうちょっと頑張らないと」
かすみ「はぁ...コーヒー決めてシャキッとしないと!」
かすみ「!?!?」 かすみ「霧!?どうして一瞬でこんなに濃く!?」
???「....ケケケケケ」
???「......」ユラリ
かすみ「!?!?」ガシッ
かすみ「むー!むー!」ジタバタ
???「....ケケケケケ」ピョーン
ボチャン!
善子「かすみ遅いわね....キッチンで寝てるのかしら...?」
善子「かすみー?いるー?」ギィ
善子「!?!?」
善子「どこにも居ない!?」キョロキョロ
善子「甲板が濡れて、足跡ができてる....!」
善子「....これってかすみの.....!」 ???「おーい、起きてー!」
かすみ「なに...?誰...?」ショボショボ
かすみ「....はっ!?確か私は甲板に出て、濃い霧が出てきて、それで!?」
かすみ「あなた誰ですか!!ここどこです!?かすみんをこんな所に閉じ込めてなにする気ですか!?」
???「うわ!!ちょっと暴れないで!千歌だって状況がよくわかってないんだから!」
かすみ「千歌さん!?」
千歌「朝起きたら船の中に閉じ込められてるし、目の前にかすみちゃんが居るし、もう何なのさ」
かすみ「へ?どう言う事??」
千歌「ふーん、曜ちゃんもこんなちんちくりんに粉かけてただなんて...見る目ないなぁ」
かすみ「な!ちんちくりんとはなんですかちんちくりんって!」
かすみ「それに、曜さんはいつも優しくて、強くて、それでいてカッコいい人です!そんな風に悪く言うなんてかすみんが許しません」
千歌「はいはい、そー言う意味じゃないの」
千歌「今縄解くから待っててね」グシグシ かすみ「あ、ありがとうございます...ってちがーう!!」
かすみ「千歌さん!あなた自分がやった事わかってるんですか!?」
千歌「ん?なんの事?」
かすみ「海賊になった事と絵里さんの部下を拐った事です!!」
千歌「誰が?」
かすみ「全部千歌さんがやった事ですよ!!」
千歌「???」
千歌「えー!?私が!?」
千歌「そんな事してないよ!私だって起きたらここに居たし、脱出する方法を探してたの!」
かすみ「それ本当なんですかぁ?」
千歌「本当だって!窓の外見て!」
かすみ「どれどれ?」
かすみ「....!!!」
かすみ「魚!?」
千歌「そうなの。この船、海の中を走航してるみたいなの」
かすみ「えー!?!?」 乙!! 千歌ちゃんに海賊になった意識はなかったのか。じゃあ千歌ちゃんはふたりいた? それとも意識を乗っ取られたか…謎が深まります!!!
連投規制もあるのは大変だけどね…☺ どうでもいい独り言を言うけど
この話の解決策は、応援千歌っちのデカミカンとかすみんのかすみかんがポロンして
生気を吸われた三童貞がビンビンになって、それが聖(性)属性となってエクスーッ!カリバァーーー!!して欲しい 連投規制ホント困る
これのせいで長編をまとめて投稿できないのひどいっすわ ー その頃、十千万では ー
高海母「そ、それってどういう事ですか!?」
刑事「今申し上げた通りです、お宅の娘さんに令状が出てるんです」
刑事「保護指定生物(*> ᴗ •*)ゞの密輸入並びにそれらを用いた違法労働の容疑でね」
高海母「そんな、何かの間違いです!」
刑事「なら捜査に協力してくださいますよね?」
高海母「ぐっ....!」
刑事「調べれば分かる事です......よしお前ら、始めろ!」
ゾロゾロゾロ....
高海母「ああっ、ちょっと!!」
高海母(千歌、あんた何やったのよ.....!) >>676 続き
〜次の日〜
海未「善子!かすみが拐われたのは本当ですか?」
善子「ええ、船の甲板に見慣れない足跡が付いていたわ」
善子「どうやら海中から現れた見たいね」
海未「それで、かすみは今どこに?!」
善子「これはおそらくだけど、例の幽霊船の中よ」
善子「探知魔法で探してみたの。そしたら海中にかすみ居場所が出たわ。残念ながら海中なんて手も足も出ない」
海未「それではどうしましょう?」
善子「夜になって、幽霊船が出るのを待たないといけないわね」
ドア「ギィイ」
海未善子「曜!」
曜「話は全部絵里さんから聞いた。海未ちゃん達を襲った事も、かすみちゃんの事も....」
曜「善子ちゃん、船に火薬と武器をありったけ詰め込んで」
曜「海未ちゃんはボイラー室の点検よろしく」
善子「曜、あなた千歌を殺す気!?」
曜「.....そんな事出来ないよ」
曜「でも!!」
曜「軍が介入する前に、絶対に千歌ちゃんを止めて見せる!!」
海未「ようやくいつもの調子が戻りましたね」
善子「今回の相手は特殊よ。足止め系の武器を沢山乗せておくわ」 〜幽霊船の中では〜
かすみ「本当に海の中に潜ってるんだ...信じられない」
千歌「本当だよね。しかもこの船、木造っぽいよ。水で潰れちゃいそう」
かすみ「っは!見惚れてないで船内探索しましょう。とりあえず、ここは船長室なんですかね?」
千歌「うん、地球儀と海洋図が置いてあるからそうなのかも」
かすみ(年代掛かってますね。この船だけが昔からタイムスリップして来たみたい....)
かすみ(ん?机の上に何かある....ってこれは!!)
かすみ「聖櫃と鍵ー!!」
かすみ「こんなに早くキーアイテム見つけちゃうとかなんなんですかもう!!」
千歌「ん?そんなに大切な物なのこれ?」
かすみ「えーっと、えーっと、何から説明したらいいかわからないけど、とりあえず大切な物なんです!」
かすみ「とりあえずかすみんが持っておきます!」
かすみ「まず初めに色々あって...!」
< 少女説明中....> 千歌「へー角角しかじか、丸々うまうまって訳だね!」
かすみ「千歌さんは怖くないんですか?自分が捕まるかもしれないんですよ?」
千歌「それは...ちょっと怖いかも。でもね」
千歌「曜ちゃんがぜったいに助けてくれるから大丈夫!」
かすみ「....はぁ」
かすみ「やっぱり貴方達2人には勝てません」
千歌「それなら尚更脱出しないとだね!」
かすみ「そういえば今何時なんだろう....?」
かすみ「うわぁ!今夕方の6時ですよ!」ガタン
千歌「なになになに!?」
ギギギ ガタン
かすみ「うわっ!揺れてる!」ゴゴゴゴゴ
千歌「柱、柱に捕まって!!」ゴゴゴガタン!
かすみ「なんだったんだろう今の....」
千歌「かすみちゃん!窓の外見て!」
かすみ「海面が下にある?と言う事は浮上した??」
千歌「とりあえず、上に上がってみよう!」
かすみ「階段見つけました。多分こっちです!」 千歌「こっちであってるよね、扉。開けます」ガチャ
かすみ「これまで誰も見ませんでしたけど、甲板も誰も居ませんね」キョロキョロ
???「おい、居たぞ!」
千歌かすみ「へっ!?」
???「お前キャプテンタカミだろ!?俺たちを捕まえてなにする気だ!?」
かすみ「もしかして港湾局の方ですか?」
港湾局員1「お前!キャプテンタカミの仲間か!?」
かすみ「ち、違います!!あれ?でも今の千歌さんは普通だから仲間なのかな...!?」
港湾局員2「なんでもいい!今縄でしばいてやる!」
千歌「うえーん、千歌何にも悪い事してないのに!!」ギュウギュウ
港湾局員3「ねえ、あれってなに?」
港湾局員3「霧も出て来てるし、何かおかしくない?」
千歌「人魂...!?ってこっち来た!!」
かすみ「あっ!人魂が千歌さんの中に!!」
港湾局員2「なんだなんだ?」
千歌?「....」ニヤリ 港湾局員「おい、大丈夫か...ぐはっ!」ハラパン
かすみ(千歌さんの様子がおかしい!)
かすみ「ち、千歌さん!!」
千歌?「その名を言うな無礼者!私の名前はキャプテンタカミだ!」
キャプテンタカミ「というかなぜ俺の船に『勝手に』侵入しているんだ!?」
キャプテンタカミ「女が1人、男が3人。俺の船に『勝手に』乗り込むなんて無礼者めが!!野郎ども!そいつらをひっ捕らえよ!」
亡者「....ケケケケケ」
かすみ「きゃーー!!」 〜ヨーソロー号では〜
曜「あの幽霊船は、潮の向きを操る能力があるんだね?」
善子「そう、だからあの船には誰も追いつけないの。それに神出鬼没の能力、これは海中に潜んでいるからみたいなんだけどね」
海未「では、初めに船の船舵に仕掛けをしましょう。いくら丈夫と言えど、紐などが絡まってしまえば動けない筈です」
善子「その役目は私がやるわ。足止めしてる間に曜と海未は船に乗り込んで」
海未「船には亡者達がいる様です。こちらも粘着ゴム弾などを使って足止めします。その間に曜は千歌を叩いてください」
善子「あと、封印術ね。本当は聖櫃と鍵が有ればもっと強く封印できるんだけどね」
善子「本当に簡単。この魔法陣の書かれた紙に血を垂らすだけよ」
絵里「曜!大変よ!!」ガチャ
絵里「今さっき幽霊船の目撃情報があったわ!!」
絵里「南の海域よ!」
曜「......海未ちゃん、善子ちゃん」
海未善子「....」コクリ
曜「全速前進!ヨーソロー!!」 善子「霧が濃くなって来たわ」
海未「この潮の匂い...来ます!8時の方角です!」
幽霊船「....」ユラリ
曜「善子ちゃん!」
善子「準備オッケー!10秒後に仕掛けるわ!」
海未「きました!今です!」
善子「食らいなさい!ネットバズーカ!!」ボン
ヒュルヒュルヒュル.....ギギ....ガコン....
善子「成功!このまま縄で曳航してあげる!曜!海未!急いで!!」
海未「参!」シュタ
亡者「....ケケケケケ」
海未「あの時の様には行きませんよ!」ジャンプ
海未「くらえ!ベタベタゴム弾!!」シュシュシュ
亡者「....グエー」ベタベタ
海未「このまま1人ずつ狩っていきます!!曜!」
曜「うん!このまま船室に突入する!!」タッタッタッタ
曜「おーい!千歌ちゃん!どこにいるのー??」
???「私の部下をよくぞここまで....侵入者よ、止まるが良い!」 曜「誰!?」
???「私の名前はキャプテンタカミ」
曜「千歌...ちゃん?」
キャプテンタカミ「だから千歌ではないと言っておろうが!キャプテンタカミだ!」
曜「千歌ちゃん、もうこんな事はやめよう?本当に捕まっちゃうよ!!」
キャプテンタカミ「嫌だね!国教会に封印されて以来、この恨み積もり積もって幾星霜。今こそ恨みを晴らさせてもらう!!」
キャプテンタカミ「....」パチン
キャプテンタカミ「見届け人はこの人質達」
港湾局員123「うぅ....」縄でシバラレ
かすみ「曜、さん....」マストにシバラレ
キャプテンタカミ「一対一の勝負と行こう」
曜(善子ちゃんが、別の魂に乗っ取られてるのかもって言ってたけどそうみたいだ)
曜(魂を吐き出させるには、一度気絶させるしかない!)
曜「容赦はしないぞ”キャプテンタカミ“」
キャプテンタカミ「望む所だ!」
曜「瞬影!!」シュイン カキン....キン....!キン!
曜「はぁ、はぁ!これでとどめだ!」
キャプテンタカミ「.....ニヤリ」
曜「うおおおお!!」
キャプテンタカミ?「曜ちゃん辞めて!!」
曜「....!」ピタ
キャプテンタカミ「隙あり!」ザク
曜「....かはっ!」
キャプテンタカミ「油断したな。お前の負けだ」ガシ
キャプテンタカミ「何!?腕を掴んだだと!?」
曜「負けだって...?その言葉!そっくりそのまま返してやる!!」
曜「お前の負けだ!キャプテンタカミ!」
曜「うおおおお!!」グーパンチ
キャプテンタカミ「....ぐはっ!!」
曜「ようやく、終わった....」ゼーハー
曜「止血しないと....」ビチャビチャ
曜「やっぱり、無理....」ドスン かすみ「曜さん!しっかりして!千歌さんも起きてください!!」
かすみ「折角勝ったのに死なないでください!!」ユサユサ
千歌「....ん?」ムクリ
かすみ「千歌さん!大変なんです!曜さんが!!」
千歌「....!!!」
千歌「曜ちゃん!?しっかりして!!」
かすみ「止血したんですけど、目覚めなくて...!」
千歌「落ち着いて...呼吸はしっかりある。止血がうまく行ってるみたい」
千歌「私、曜ちゃんがぜったいに起きる方法知ってるから安心して」
かすみ「....うぅ...はい」 かすみ(千歌さんが曜さんの耳元に顔を近づけてる...なにする気だろう?)
千歌「よーちゃん!(激甘ノウトロボイス)」
千歌「今ね、お風呂入って来たんだけど、胸の辺りがキツイんだぁ〜」
千歌「またおっきくなっちゃったかも...ね?」
千歌「じゃあいつもの行くよ?」
千歌「私が、パイパイって言ったら、大きな声でミカンって返してね!」
千歌「パイパイ?」
千歌「ミカン(ウィスパーボイス)」
千歌「パイパイ?」
千歌「ミカン(ウィスパーボイス)」
千歌「パーイパーイ?」
曜「ミ・カ・ン!」ボッキーン
かすみ「...もうなにも言いません」 曜「そっか、私勝ったんだ....」
曜「後は封印だけだね」
かすみ「曜さん!かすみん、こんなん見つけて来たんですけど....」
曜「うわぁ!聖櫃と鍵!!」
曜「えーっとえーっと、聖櫃と鍵が見つかったら、善子ちゃん何しろって言ってたっけ....」
曜「そうだそうだ、聖櫃を鍵で開けて、魔法陣の真ん中に置くんだった」
かすみ「こうですか?」スト
曜「うんうん、それで、魔法陣に血を垂らすと....」ピト
魔法陣「......」ピカーン
亡者「.....うおおおお」
海未「亡者達が光で浄化されていく...!?」
海未「曜、やったのですね!!」 千歌「沢山の魂が箱に入っていく....」
千歌「あれ?あの魂だけこっちに向かって来た...!」
かすみ「あっ!千歌さんに魂が入ってちゃった!!」
千歌「......」
千歌?「怖がらないでください...私は悪い魂ではありません」
千歌「千歌さんの体をお借りして、感謝を申し上げに来たのです....」
曜「え!?え!?どう言う事!?」
千歌?「私は幽霊船の伝説の元になった、漁師の恋人の魂です」 千歌?「彼は国教会に封印されてしまってから随分と変わってしまいました。それは私が彼から逃げてしまったせいでもあります」
千歌?「千歌さんが封印を解いた時、私は瞬時に彼女の記憶を読み取りました。彼を助けるべく、手荒な方法を取ってしまって申し訳ございません」
千歌?「彼の魂が離れている間、彼女の肉体を乗っ取り、港湾局員さん達と要求をさせていただきました」
千歌?「更にはかすみさんまで....」
千歌?「ですが、これでようやく成仏できます....」サァァ
千歌「....」バタリ
曜「千歌ちゃん!」
千歌「ほえ...?」
曜「良かった...よかった....生きてて良かった...」
こうして幽霊船騒動は幕を下ろしました。 かすみ「曜さん、入りますよー!」
曜「かすみちゃんいらっしゃい」
かすみ「どうですか?傷の調子は?」
曜「全然大丈夫。むしろ元気なくらい」
あれから千歌さんはどうなったかと言うと、善子さんや絵里さんの尽力もあって、罪に問われる事はなかったです。
と言うより、封印やそれを解いてしまった事、全ては精神を乗っ取られてしまったせいである為、現状の法律では罪に問えないらしいです。
かすみ「じゃあかすみんは帰ります」
曜「えー、もう帰っちゃうの?1人ってつまんないからもうちょっと居てよ」
かすみ「じゃあ後はよろしくお願いします、千歌さん!」
千歌「よーちゃん!久しぶり!」
曜「.....!!千歌ちゃん!」
千歌「この前は、色々あったけど、ごめんねっ!中々用事が合わなくて、曜ちゃんに会えなくって....」
千歌「私が助かったのは、曜ちゃんのおかげだから...」ギュッ
曜「...ハグ、苦しい....」
千歌「あっ、ごめんね....」
曜「うへへ...パイパイデカミカン」モミモミ
千歌「ってなにするの!!曜ちゃんのエッチ!!」パシーン
曜「ひでぶ!!」カハッ
パイオーツオブデカミカン編これにて完結!
お付き合いいただきありがとうございました🙇♂ 乙!!
綺麗に収まってて好き。
キャプテンタカミが入っていたとはいえ千歌ちゃんの体で曜ちゃんと戦えたのか…
蘇生法お下劣(誉め言葉)で草 これは乙みかんなのだ!っ🍊
ってやっぱりパイオーツじゃないか! そういえば密輸された(*> ᴗ •*)ゞはちゃんと帰れたのだろうか… ダイなな同棲編で菜々ちゃんにかすみんラブドールが見つかったらどうなるの…? >>704
ー その頃 ー
🚓🚨
ガヤガヤ.....
刑事「おら、さっさと歩け!」
从c*#`8´#§「事実無根なのだ!国家権力の横暴なのだ!」
刑事「言い訳は署の方でたっぷり聞いてやる、さあ来い!」ズルズル
\うるせーのだっ!断固抗議するのだ!/
【LIVE⚡稀少生物資源保護法違反の疑い 20代女逮捕】
从c*^ヮ^§
【せんうた容疑者(職業・自称実業家)】
高海母「疑いが晴れたのは良かったけど、」
高海「強制捜査までしておいて大した謝罪も無いなんて....」モヤモヤ せんうたって自称なのかそれ?w
明日昼ぐらいにハノケチェンの誕生日のネタ投稿します 【8月3日 オトノキ港停泊中のヨーソロー号】
海未「……ムッ! この気配は……なるほど、今日の日付は……そうでしたか」
かすみ「海未さん? 何をブツブツ言ってるんですか?」
海未「いえ……突然ですがかすみ、ケーキの材料はありますか? 6人分ほどなのですが」
かすみ「あ、はい。航海用の冷凍してるのを出してくれば、フルーツケーキぐらいなら作れます!」
かすみ「でも6人分ってどういうことですか? うちは4人ですよね?」
海未「実は今日は…………というわけでして、おそらく……いえ、確実にこの船に立ち寄るだろうと」
かすみ「なるほど、そういうわけなんですね! でもそうなったら晩ご飯はどうします? かすみんはケーキ作りに差し掛かるので、今からだとそっちは作れそうにないんですけど」
海未「いえ、それなら大丈夫です。私が炒飯を作りますので!!」
かすみ「海未さんの十八番!! かすみん、今から楽しみです!」
海未「では、曜と善子に飲み物の買い出しを依頼してきます。かすみはケーキ作りをお願いしますね」ニコッ
かすみ「まかせてくださいっ!」 【その夜……】
バッサバッサ
ウッチー「ケェェェェ!」
穂乃果「どうどうどう! ウッチー、綺麗に着地するんだよ?」
ことり「海未ちゃん、この前のことまだ怒ってないかな……」
穂乃果「きっと大丈夫だって! なんだかんだで海未ちゃんはことりちゃんには甘いしね!」
ストッ
穂乃果「よーし、甲板に着地成功! さてさて……」
海未「相変わらず派手な乗り物に乗っています」
穂乃果「乗り物じゃないよ、友達! って海未ちゃん! なんで甲板にいたの!?」
海未「予感がしたのですよ。穂乃果が今夜現れる、そういう予感が」
穂乃果「予感って、どんな感じの?」
海未「うまく言えないのですが、こう細胞が教えてくれるような……不思議な感覚でしたね」
穂乃果「へぇ〜」
ことり「あ、あの〜……こんばんはぁ……」
海未「何をコソコソしているのです? ことり」
ことり「えっとぉ……この前のこと、まだ怒ってないかなって……」
海未「あれは済んだことですし、ことりも反省したでしょう。反省した相手に追い打ちを掛けるのは私の主義ではありません」 ことり「海未ちゃん……! えへへ、海未ちゃんだーいすきっ♡」モッギュー
海未「はうっ! お、おっぱいが……!!」ギンギン
かすみ「あーっ! 何をやってるんですか!?」
曜「海未ちゃん? とりあえず殴っていい?」
善子「ぐぬぬ、あの形のいいおっぱいを押し付けられるなんて……」
海未「こ、これは不可抗力です! そ、そうです! そんなことより……穂乃果!」
穂乃果「ふぇ?」
三童貞一処女「お誕生日おめでとう(ございます)!!」パーン
穂乃果「えっ? えっ? 覚えててくれたの? しかもなにこのケーキ!! 嬉しいなあ!」
かすみ「海未さん主催、穂乃果さんの誕生日パーティーですよ!」
海未「まったく、どうせお祝いが目当てで来たのでしょう?」
ことり「違うよぉ。穂乃果ちゃんの誕生日だし、せっかくだから三人揃いたいってことりが提案したの!」
海未「そんなことはどうでもいいのですよ、ことり」
穂乃果「わぁ〜♪ こっちには炒飯! 海未ちゃんの手作りなんだよね? 前よりずっとおいしそう!」
曜「船の改装した時にキッチンも業務用にしたんです。炒飯を作るには火力が最重要だって海未ちゃんのこだわりで」
善子「流石に炒飯作る度に炎魔法使わされるのは疲れるから、ちょうど良かったわ……」 ことり「でも穂乃果ちゃんの誕生日パーティー、ことりも参加してよかったのかな?」
かすみ「こういう時、人数は多い方が楽しめるんです! 修道院でも誰かの誕生日パーティーはすごく楽しかったですしね!」
かすみ「でも……海未さんは渡しませんからね! 海未さんはかすみんの旦那さまになる人ですから!!」
ことり「かすみちゃん、そんなこと言ってぇ……ことりはかすみちゃんでも全然イケちゃうんだよ?」
かすみ「え゛っ」
ことり「だってかすみちゃん可愛いもん♡ ほら、この小ぶりのおっぱいも……♡」ふにふに
かすみ「みぎゃーっ!! 何するんですかぁー!?」
海未「や、やめなさいことり!」ギンギン
善子「えっろ」ギンギン
曜「ありがたやありがたや……」ギンギン
穂乃果「ほらほら、童貞ちゃんたちもおっきくしてないで、こっちでご飯食べようよー!」 穂乃果「そっかあ、あの時の千歌ちゃんがそんな目に……」
善子「結構面倒かけるのよね、あのバカチカ」
曜「千歌ちゃんはバカじゃないもん! ちょっとアホの子なだけだよ!」
かすみ「それどっちも変わらないと思うんですけど」
海未「あの子もなかなかの巻き込まれ体質のようですね……」
ことり「千歌ちゃんは私のお店のお得意様でもあるから、無事でよかったよお」
かすみ「ことりさんのお店ってどんなことやってるんですか?」
善子「やめなさいかすみん。あなたにはまだ早いわ」
かすみ「……???」
ことり「うふふっ♪ かすみちゃんが成人したら色々教えてあげるからね」
海未「……私のことりがかすみに取られ……いえ、私のかすみがことりに取られ……?」
穂乃果「あははっ、海未ちゃんすっかりかすみちゃんにご執心だね〜」
曜「そうなんですよ! かすみちゃんにだけはめちゃくちゃ優しいんです!」
善子「私たちには鬼教官なのにね……かすみんが羨ましいわ」
ことり「へぇ〜、あの奥手な海未ちゃんが……ちょっと羨ましいなあ……」
かすみ「かすみんがかわいいからですよっ♡」
善子「いや、ことりさんの方がビジュアルは数段上と思うわよ」
かすみ「善子さんはケーキ食べないでくださいね。食べたら海に落とします」
善子「ごめんなさい」 穂乃果「サニデイソンッ サニデイソンッ♪ たか〜くま〜い〜あ〜がれぇ〜♪」ジャカジャカ
かすみ「はわわ……これがμ'sリーダーの生歌……! 素敵です!!」
かすみ「でもこの歌と声、いつかどこかで聴いたような……」
善子「これが伝説の学魔唱師(スクールアイドル)の……圧巻だわ……」
曜「すごいね……嵐が来ても晴れちゃいそうな歌の力だよ」
海未「やはりいいものですね。幼なじみの視点から見てもレベルが違います」
ことり「はぁ……素敵だよハノケチェン……♡」トローン
ジャカジャンッ
穂乃果「本日は私のバースデーライブにお付き合いいただき、ありがとうございました〜♪」
パチパチパチパチ
曜「すごかったあ……」
善子「ええ、いい勉強になったわ。Aqoursもこの半分くらいのレベルには到達したいものね……」
ことり「Aqours? それってもしかして、スクールアイドル?」
曜「いえ、まだまだそんなものじゃないんですけど……誰かを救える存在になれればいいなって、私たちヌマヅの民を中心に結成したんです」
曜「まあ、一番最初に救われたのは私たちだったんですけどね!」
穂乃果「それって海未ちゃんとかすみちゃんも入ってるの?」
海未「いえ、歌う際の私の心はμ'sと共にありますからね」
かすみ「かすみんはソロで輝きを極めるって決めましたからね! Aqoursにも負けませんし、μ'sにだっていつか追い付いてみせます!!」
ことり「なんだか……みんな素敵だね。前よりずーっと輝いてる感じがする」
穂乃果「うん。ホントにそう思う! ……さて、と……それじゃあ行きますか!」 海未「泊まってはいかないのですか?」
穂乃果「うん。甲板じゃウッチーが落ち着かないだろうしね」
ことり「みんな楽しかったよぉ。ありがとう♪」
かすみ「いえいえ、船乗りはお祝い事が大好きですから!」
曜「悲しいことより楽しいこと! 今日も歌を唄ってヨーソロー!!」
善子「そういうことね。ちゃんと誕生日をお祝いできたかしら?」
穂乃果「もちろん! 最高の夜だったよ! 料理もケーキもおいしかった! みんな、ありがとね!」
海未「穂乃果、ことり」
ほのこと「海未ちゃん?」
海未「色々とありましたが……私たち三人は切っても離れない存在です。ですから……」
海未「何かあれば、すぐに頼るのですよ。格安にしておきます」
穂乃果「お金取るの!?」
海未「ええ、ヨーソロー号は便利屋のようなものですからね」
ことり「あははは! ありがとう海未ちゃん、みんな♪ それじゃあ穂乃果ちゃん」
穂乃果「うん! いくよ、ウッチー!!」
ウッチー「ケェェェェェェ!!」
バッサバッサ
善子「……賑やかな人よね、ホント」
曜「太陽みたいな人だよね。そういうところ、どこか千歌ちゃんに似てるなあ」
かすみ「ことりさんも、すごく愛が深い人ですよねぇ」
海未「……ええ、本当に、私の自慢の幼なじみです」クスッ ことり「楽しかったねえ♪」
穂乃果「うん、ホントに! ことりちゃん以外に歌を聴いてもらうのも久々だったし緊張したよ〜」
ことり「ふふっ♪ ところで穂乃果ちゃん、ヨーソロー号に行くって決めた時のことだけど……」
穂乃果「……海未ちゃんのこと? うん、間違いないと思う。細胞がどうとかって言ってたし」
ことり「やっぱり、そうなんだね……どこからそうなっちゃったのかな……」
穂乃果「わからない……わからないけど、確かに海未ちゃんの中に私を感じたんだよ。だから海未ちゃんも、もしかしたら不死身みたいなことに……」
穂乃果「ことりちゃんだってわかんないんだよ? ずっと私と一緒なんだし」
ことり「ううん、ことりは大丈夫。だってことりが受けた呪いは、穂乃果ちゃんのそれよりずーっと強いものなんだから」
穂乃果「……ごめんね、ことりちゃん。幼なじみなのに……私たちばっかり……」ギュッ
ことり「ううん、謝るのはことりの方。ごめんね、一緒に歳をとってあげられなくて」
穂乃果「……だからそれ、ずるいよことりちゃん……」
穂乃果「海未ちゃんは……真姫ちゃんに話しておいて、検査のフリして精液をチェックした方が良さそうだね。ことりちゃん、速達用トッリ出せる?」
ことり「う、海未ちゃんの精液……♡」ウットリ
穂乃果「細胞のチェックだよ!? ダメだからね!? 私だって正直飲んでみたいけど!」
ことり「……はぁい。残念……速達用、出しておくね」
穂乃果「……いつか、いつかみんなを元に戻してみせるからね!」 曜「かすみちゃんのおっぱい……舐めたい……しゃぶりたい……うっ!」ビュルルル
曜「はぁ、はぁ……ことりさんに揉まれてる時、形くっきりで出ちゃいそうだったよ……」
善子「美少女×美少女=抜ける……もはや真理ね……うっ!」ビュルルル
善子「ふぅ……かすみんのおっぱい……おちんちん擦り付けたいわね……」
かすみ「はぁっ、はぁっ……ひゃうんっ♡ だ、ダメですことりさっ……いっ、くぅっ……!!♡♡♡」ビクンビクン
かすみ「ふぅ、ふぅ……ことりさん、いいにおいしたし揉みテクすごかったな……千歌さんが通ってる理由ってもしかして……」
海未「だ、ダメですかすみ! ことりのっ、ことりのおっぱいは私の……あああーーーっ♡♡♡」ビュルルル
海未「……ふぅ。なかなかイイのが出ましたね……しかしこのネタでこれほどとは……よし、次は逆シチュにしてみましょう!」
海未「んっ……♡ い、いけませんことり! かすみの、かすみの処女膜は私のおちんちんでこそ……んっ♡ あぁんっ♡♡♡」シコシコ
その夜、オトノキ港に謎の矯正が一晩中響き渡ったそうな…… 明日と言ったな、あれは嘘だ
すいません間違えただけです
ンミチャH細胞感染からずっと触れられてなかったので、今更ながら触れてみた 乙乙!
うっちーってどれくらいの大きさなんだろう? ほのたん感謝!!! 乙!!
ヨーソロー号全員を虜にすることりちゃんさすがだな……☺
っていうかうみかすNTRで抜いてるのか…… >>711
凛「安く改装してくれる業者探してくれって、人使い荒ぇにゃ......」 ー 翌朝 ー
水夫1「うっぷ....今朝は一段と強烈な匂いだな....隣のドックにまで漂ってきやがる」
水夫2「またあの3人組の船か....いや、今は4人だったか」
水夫1「ウチは工業品専門だから良いが、これが食料船だったらえらい騒ぎだぞ...」
水夫3「ガスタンカーの近くに停泊してたお陰で異臭騒ぎになって船員が避難した事もあったな」
水夫1「そうそう、勘弁してほしいもんだぜ......」 真姫「呪いを解く方法?」
真姫「呪いは私の専門じゃないんだけど……そうね。ないことはないわね。」
真姫「魔法の痕をきれいさっぱり浄化する素材があったのよ。いい魔法も悪い魔法もね」
真姫「ただいまはもう……ない、とされているわ」
真姫「その素材はニジガサキ国のとある山にのみ生息する珍しい種類の樹木──桜だったんだけど、大火事に見回れてもう絶滅してしまったのよ」
真姫「悲しい話ね」
真姫「──なんでもその桜は光の当たり方で花弁が虹色に見えたそうよ」 えらいこっちゃ…しお子のキズナエピソード見てると無限に書きたいものが出てくる… しおりんの決意の光良き…
歌詞がこのスレでも当てはめられて良き…☺ 【ヌマヅ警察庁 司令部室】
栞子「……よし。この書類で最後ですね」ポンッ
栞子「ん〜っ……ふぅ。数時間も書類仕事をしたせいで身体が固くなってしまいましたね」
栞子「……少し、運動がてらに気晴らしをしましょうか」
【ヌマヅ警察庁 道場前廊下】
ダイヤ「胸を貸していただきありがとうございます、海未さん」
海未「いえ、人に教えるというのもまた鍛練になりますので。また腕を上げましたね、ダイヤ」
ダイヤ「この程度では満足出来ませんわ。目標は、硬質化を使わずの状態で果南さんの7割程度の実力を出すことですので」
海未「果南は体質や筋骨の密度、その他才能などに恵まれた存在です。追い付くのは用意ではありませんよ」
海未「そして何より、空き時間に私の教えを受けているダイヤとは違い、果南は数年もの間私の教えを受けてきました」
海未「独力でそれほどの力を付けたダイヤとはいえ……」
ダイヤ「もちろん、市民のみなさんを守るお仕事もあるので、鍛練ばかりに力を注ぐのは不可能です」
ダイヤ「ですが、ヌマヅの安全のため、少しでも多くの力を付けられるのなら……わたくしはそう思うのです」 海未「……良い眼をしていますね。私の弟子たちと変わらぬ程に」
海未「さて、腹ごしらえも済ませたことですし、最後に型の確認でも……おや?」
ダイヤ「道場に明かりがついていますね。先ほど鍵を掛けたはずなのですが……どなたかいるようですね。あれは……」
栞子「はあぁぁ……」スゥッ
ダイヤ「三船警視総監……日舞を嗜むのですね。少し意外です」
海未「ふむ……」
スッ
海未「右腕をあと5°上に。それと腰はあと2cm下です」
ダイヤ「(一目見ただけで……!?)」
栞子「!?」バッ
海未「お節介でしたか? 三船総監」
栞子「あなたは……園田海未さん、ですね。それと黒澤警視正も」
ダイヤ「お疲れ様です、警視総監」ビシッ
栞子「先ほどまでここを使っていたのはあなたたちでしたか。お邪魔のようならお暇しますが」
海未「いいえ、久しぶりに日舞に触れて、少し懐かしい気持ちになりました。もう少し見させていただいても?」
栞子「構いませんが……親から少し習った程度ですので、園田家の方からすれば拙いものですよ」
海未「いえいえ、ただ見たいだけですので」ニコッ
栞子「そうですか。それならば──」 海未「……素晴らしい」パチパチパチパチ
栞子「到底それほどのものではないと思いますが」
海未「いいえ、親から少し教わった程度と聞きましたが、それほどの所作を身に付けるとは驚きました」
海未「やはり日舞はいいものですね……心が洗われます」
ダイヤ「本当に、大和撫子の心ですわね」
栞子「そういえば黒澤警視正、あなたも日舞を嗜むそうですね」
ダイヤ「ええ、黒澤家の者として、様々な習い事を学ばされましたので、日舞も少し嗜んでいます」
栞子「どうでしょう、少し見せていただけませんか? 断ったら──」
ダイヤ「黒澤家を潰す、ですか?」
栞子「いえ? 特に何もありませんが」
ダイヤ「そ、そうですか。では、少し準備をさせていただきますね」
ダイヤ「──お待たせしました。黒澤流の舞をお見せ致しますわ」
栞子「両手に扇子、ですか」
海未「扇子はいいものです……心が洗われます」
栞子「先ほどからどれだけ心を洗われるのですか?」
ダイヤ「では……参ります!」 海未「美しい……なんと美しい!! ヌマヅに古くから続く黒澤の舞、まさかこれほどとは!!」パチパチパチパチ
栞子「……圧巻です。本当に……あなたはどれほどの才能を見せるのですか」
ダイヤ「お粗末様でしたわ。普段から心を鎮める際に舞っておりますので、寸分の狂いなく舞うことが出来ました」
ダイヤ「さて、次は園田流……あなたの番ですわよ」
海未「わ、私ですか? うーむ、このところは武にかまけていて舞は置き去りにしていたのですが……」
海未「しかし私も師範の資格を持する身。挑戦状から逃げるわけにはいきませんね」
栞子「師範の資格を!? あなたが海に出たのはまだ少女の頃だったと伝え聞いていますが……」
海未「日舞は4つで始め、11で師範の資格を取得しました」
ダイヤ「お、恐るべき存在ですわね……何なのですかあなたは……」
海未「しかし、ただ普通に舞うだけではダイヤの舞に負けかねませんね……なるほど、アレがありました!」
海未「武に取り憑かれし我が身。武と舞が融合した舞をお見せ致しましょう」
ダイヤ「剣の舞というものですか?」
栞子「そんなものはフィクションでしか存在しないのでは?」
海未「この私が体現してみせますよ。さて──」スッ
海未「眠れ、未来花(ミライバナ)」サァァ 栞子「園田さんの刀の刀身が消えた……!?」
海未「嘶け、噫無情(アムジョ)」チャキッ
ダイヤ「別の刀身に……これは円月刀ですか?」
海未「ええ。今から行うのは実戦にも使える剣の舞です。残念ながら日本刀では、舞いながらの斬撃の乗りが悪いので」
ダイヤ「というか海未さん、今のは魔法ですわよね? 魔法は使えないと仰っていたのでは?」
海未「園田一族の得意な手品のようなものですよ。そんな大したものではありません」
栞子「(か、かっこいい……)」
海未「さて──園田の舞、お見せ致します!」
海未「……ふぅ。如何でしたでしょうか?」
ダイヤ「これが……武と舞の極地……!!」パチパチパチパチ
栞子「あ……あぁ……!」パチパチパチパチ
栞子「(こ、言葉にならない……すごくドキドキしています……!)」
栞子「(なんて……なんてかっこいいのでしょう……!)」キラキラ
三船栞子、16歳
未だ厨二病の抜けきらないお年頃である
海未「久々でしたので緊張しましたが……速度を速くすれば実戦にも使えます。この舞で賊を潰したこともありましたね」
ダイヤ「本当にすごいですわ……ですが……」
ダイヤ「それはもはや、日舞と言えるのでしょうか? 携えているのも日本刀ではありませんし」
栞子「あ」 海未「……か、かっこいいからいいんです! 実際に凄かったでしょう!? 善子なんか鼻息を荒くして見ていましたよ!!」
ダイヤ「まあ、美しいのは確かです。少し拗らせた方にはたまらないでしょうね」
栞子「(私も拗らせているのでしょうか……)」
海未「強くて美しいなんて最高でしょう!? 誉れ高き園田にケチは付けさせません!!」
ダイヤ「出奔したのではないのですか?」
海未「生まれも心も園田です! 私は園田海未なんですぅ!!」ジタバタ
ダイヤ「駄々っ子ですかあなたは……」
栞子「先ほどの舞から一転、何故こうなってしまったのですか……」
栞子「(園田海未──絶対に敵には回したくない存在ですね。こんな人間がもしヌマヅの敵になったらと思うと……)」
海未「ダイヤはひどいです!! 鬼畜ですっ!!」
ダイヤ「んまーっ!? 誰が鬼畜生ですって!?」
栞子「……かっこいいのか悪いのか、よくわからない人ですね……」
園田海未、26歳。童貞
永遠の厨二病である 栞子のキズナエピソードから着想を得ました
本家でも、日舞を嗜む良家のお嬢様繋がりで何かやってほしいな 厨二病修めてるしおりんと海未ちゃんいいぞ〜♡
こういうほのぼの好き。
未来花の口上BLEACHギンギンぽくって好きだ…w 果たして海未ちゃんが枕に顔を埋めてバタバタする日はいつ来るんだろうか...? しおりんダイヤを葬ってでもせつ菜(菜々)を手に入れたいっていう悪寄りのキャラにしてたから最初から構成変えないとなぁ・・・ このスレの特性を生かせばいいと思う
そんな栞子はいなかった 海未「先ほど見せた刀身交換ですが、これは善子が作った魔具である柄の部分を使用し、そこから私の闘気を込めた刀身を呼び出す。いわゆる召喚魔法の一つです」
海未「使用可能な刀身はもちろん他にいくつかありますよ」
海未「基本的に扱うのは先ほど携えていた未来花(ミライバナ)と、勇気理(ユウキリ)です」
海未「勇気理はμ'sに入る際にオトノキの刀鍛冶に打ってもらったもので、未来花はヨーソロー号が出来た記念にヌマヅの刀鍛冶に打ってもらったものです」
海未「噫無情は……なんと凛が打ったものなのです。機械いじりで工作に目覚めた凛が、ノリで刀を打ってみたという……」
海未「本人いわく、『刀作るのは辛気臭いからもうやらないにゃー!』らしいのですが、これがまた会心の出来で! 時々使わせてもらってます」
海未「そしてもう一本。曰く付きの妖刀・秋空(アキゾラ)……この刀は園田家の家宝の一つだったのですが……」
海未「出奔の際に私が持ち出し、μ's加入時まで無数の悪党を葬り、血を吸い過ぎたため妖刀へと変化してしまいました……」
海未「携えた者は殺人衝動に取り憑かれてしまう、正真正銘の妖刀です」 海未「私なら制御可能なのですが、それでも少し昂ってしまうので、普段はオトノキの神社に奉納して浄化しています」
海未「切れ味なら最高の逸品なのですが……私の若気の至りが招いてしまった結果ですね。秋空には申し訳ないことをしました……」
海未「さて、次は私の戦闘スタイルについてですが、これは……そうですね、大きく分けて五つのスタイルがあります」
海未「剣・拳・弓・舞・殺の五つです。基本的には剣と弓。距離によって使い分けていますね」
海未「拳は帯刀していない時や、抜刀より適していると思った状況で使います。稽古をつける時もこれですね」
海未「ですが、専門ではないので絵里や果南からは大きく劣っています。技術的には負けていない自信がありますが、二人と比べるとパワーが足りないので」
海未「舞は先ほどのものですね。複数の相手を一気に倒す時に役に立ちます。範囲攻撃といったものですね」
海未「さて、最後の殺ですが……これは過去の私のスタイルです。容赦なく急所を狙い、首を両断し、頭を撃ち抜き、戦えば戦うほど血に染まってゆく……」
海未「今ではもちろん封印しています。使うつもりはありませんが、大切なものを傷付けられたりしたら……わかりませんね」 海未「さて、園田流で基本的に鍛えるのは眼です。眼力さえあれば相手の動きがわかり、次にどう動くべきか理解出来ます」
海未「物理戦闘が苦手な善子でも、ここは完璧に抑えています。ですから相手の隙をついて魔法や魔具で対応出来るのです」
栞子「あの……」
海未「はい?」
栞子「何故このような話を聞かされているのでしょうか?」
海未「二人が私や園田流に関して知りたそうな顔をしていたので」
ダイヤ「いえ、お話は大変参考になるのですが、何故なのです?」
海未「何故って、講釈を長々と話すのは師匠キャラの宿命でしょう?」
ダイヤ「は?」
海未「ダイヤも私の教えを受けている以上、実質的に弟子のようなものです。それに……」
海未「三船総監からも、園田流への憧れの視線を感じましたので」
栞子「わ、私は別に……」
海未「いいえ、隠さなくとも良いのです。強き者から吸収しようとするのは向上心の表れですからね」
海未「ですからもう、あなたも我が門下生のようなものですよ」
ダイヤ「(師匠キャラに憧れでもあるのでしょうか)」
栞子「……黒澤警視正と同列に扱われるのは釈然としませんね」
海未「おや? 二人は嫌いあっているのですか?」 ダイヤ「わたくしは特に。総監の地位を狙っているのは確かですが、向上心が高く無駄のない三船総監の思考は嫌いではありません」
栞子「私はあなたが好きではありません」
海未「ダイヤ、一体何をしたのですか?」
ダイヤ「公安に所属する者として、きちんとした態度を心掛けているつもりですが……」
ダイヤ「おや、そろそろと菜々さんと約束の時間ですね。では総監、『先生』、わたくしはこの辺りで」
海未「せ、先生……!」ジーン
栞子「…………」ピクッ
海未「(……おや?)」
ダイヤ「菜々さんはわたくしが来るまでいつまでも待っていますからね。待たせてしまっては申し訳ありませんし……ああ、愛おしい……♡」ニマァ
栞子「……やはりあなたは嫌いです」
ダイヤ「な、何故そうなるのです?」
海未「(これはこれは……そういうことですか……)」ニヤリ
海未「ではダイヤ、また共に高めあいましょうね」
ダイヤ「はい。失礼します」
栞子「…………」ギリリッ 海未「……さて、三船総監」
栞子「はい?」
海未「菜々はダイヤの強くて美しいところに惹かれたそうですよ」
栞子「……それが何か」
海未「時間があるのなら少し鍛えていきませんか? 私が手解きを致しましょう」
海未「あなたは素質がありそうですし、動きの所々に、私が過去に苦しめられた好敵手に似たものを感じます」
海未「手解きを受けたことがあるのでしょう? 統堂英玲奈に」
栞子「ほんの少し動きを見ただけでそこまでわかるのですか……あなたの眼は本物のようですね」
海未「ええ、鍛えていますから」
海未「さあ、どうします? 恋敵との差を埋めるチャンスですよ」
栞子「わ、私はそんな……」
海未「あの笑顔とおっぱいを手にしたくはないのですか?」
栞子「やります」キリッ
海未「よろしい。ではあなたも晴れて私の弟子です。よろしくお願いしますね、栞子」
栞子「はい、師匠!」
海未「(嗚呼……先生! 師匠! なんといい響きなのでしょうか! これです! 私が求めていたのはこれなのです!!)」ジーン
栞子「どうしたのですか?」
海未「いえ、何でもありません。それでは、特訓開始です!」 Q.ンミチャは何がしたいの?
A.建前園田「園田は悩める女子の味方です」キリッ
A.本音園田「師匠キャラってかっこいいじゃないですか!!」
しお子正式加入のせいでネタがいっぱい浮かんじゃう病
そのうちしおかすも絶対にやってやりますよ栞子 即答のチョロさ加減が童貞側の素質ビンビンですよ栞子 海未ちゃんが妖刀にとり憑かれるギャグのお話も書いてみたいな!
性格変わっちゃうとしたらどんなのが面白いだろうか? 三童貞の中でも、カッコイイ時とネタキャラな時の振れ幅が特に大きいねw
あと以前妖刀扱いされてたのって噫無情だった気が >>747
そこまで細かくは覚えてないのと、妖刀を秋空にしたのは一応理由があるのです
このスレではンミチャの起点がリリホワなので、リリホワの曲を妖刀扱いにしました
噫無情は名前的にめちゃくちゃ映えるんだけど、μ'sの曲なので除外
メインの刀はやっぱりソロ曲かなと 乙!!
しおりんこそ魔法剣士になりうる逸材だった…?
あとリアクションが童貞サイドのそれなんだよなぁ…☺ 生徒会長がラブライブメンバーのスタメン入りした途端に、弱体化(ポンコツ化)するのは変わらなかったか…だがそれがいい! UTX帝国
希「じゃ、UTXに卸す分は倉庫に運んどくとして……こっちが英玲奈ちゃん個人の注文分な」
希「ニジガサキの宝石岩塩が800グラム、ハコダテのスノーマンシュガーも同量な。珈琲豆は花丸食堂の『クイーンマリーブレンド』と『まきちゃんスペシャルブレンド』を2キロずつ。スパイスは注文分とは別にめっちゃええのが手に入ったから、欲しいならどうぞ。あと、オトノキの香木が9種に刀剣が1振り、と……」
凛「それから小泉農園特選『ホシヒカリ』3俵ね。お世話になってるから銘酒『凛花』の大吟醸も二升プレゼントにゃ」
英玲奈「いつもすまないな。星空のとこの酒なんか、最近相当人気らしいが、いいのか?」
希「プレミアで1本数十万とかついとるからなぁ。確かにめっちゃ美味しいけど、頭おかしいで」
英玲奈「数十万、だと……?」
凛「小泉農園はいつでも定価販売だよ!ホント、転売厨は死んでほしいにゃ」
英玲奈「ありがとう、大切に飲む」
凛「そういう人に飲んでもらえると凛たちも嬉しいな」 希「英玲奈ちゃんは懐かれててええなぁ。凛ちゃん、なんでなん?やっぱ英玲奈ちゃんがべらぼうに強いから?」
凛「それもだけど、優しくて余裕があるとこもカッコよくて好きにゃ。どっかの童貞みたいに強くてもイカくさいのは、ちょっとねw」
英玲奈「あー……まぁ、ありがたいことだ。東條もご苦労だったな。正直ダメ元で注文したものも多かったのだが」
希「まぁね。スパイスは、知り合いの船に辛いもの好きの香辛料にめっちゃ詳しい子がおって、色々聞いたんよ」
凛「それって、善子ちゃん?」
希「うん。あ、善子ちゃんってのは海未ちゃんの今のクルーなん。正直、あの半端ないスパイスの知識を活かせばそこそこの商人になれると思うんやけど……本人は気づいているのか、いないのか」
英玲奈「園田海未か……本当にまっとうに働いているんだな。かつての姿からは想像もつかない。まぁ、それはキミたちもだが」
希「へへっ、よせやい」
凛「褒めても、もう何もでないにゃ」
あんじゅ「誰も褒めてないわよー?」
凛「……」
希「……」
英玲奈「……」ハァ 希「………あ、そうそう!この刀剣も手に入れるのに苦労したんよー?なんせ、軍神・統堂英玲奈に納めるものやからね〜」
あんじゅ「あらあら、無視かしら。いい度胸してるじゃない?」
希「……園田の本家に頭を下げて頼みこんで、相応しいものを何とか譲ってもらってね」
あんじゅ「商人がー、お客様をー、蔑ろにしていいのかしらねぇー」
希「…………チッ、おや!これは気づかずに、えらいすみませんあんじゅ様。いつからそこに?」
あんじゅ「最初からよ、最初から。ツバサや英玲奈は油断してるけど、リリホワのうち2人が一緒に入国してきて普通放っておくわけないでしょう?警報レベルよ警報レベル」
希「ははは、面白いご冗談ですねぇ。魔女史上でも有数の深く暗い闇の魔力をもつ危険生物を受けいれる懐のふかーいUTXが、私どもごときに警戒などそんなそんな……」ヤレヤレ
あんじゅ「ふふ、そうねぇ……でも神聖なはずの月の魔力を有しながら、穢らわしい古代魔法を厚顔無恥に使いこなす危ない化物は別じゃないかしら?」
希「あっはっはっは、またまた〜」
あんじゅ「うふふふふ、ほんとよ、ほんと……」
凛「あーあ……まーた始まったにゃ」 希「……おいこらぁ……誰が化物や。まーた鼻水垂らして大泣きさせたろか?ちびり女が……」ユラリ
あんじゅ「貴女こそ、またみっともなく吐き散らかすなら、その前に空間転移しなさいね?UTXは都会なの。野暮ったい反吐で汚さないでね?」ゴゴゴゴ
英玲奈「おい、やめろ2人とも。また街が壊れる。それ以上魔力を練るなら、私はこの刀の試し切りをすることになるぞ」
のぞあん「「ぐっ……」」
凛「おおー、流石は英玲奈ちゃん。この2人を止めるなんて、やっぱかっけーにゃ」
希「くぅ……ふ、ふん!今回は命拾いできてよかったなぁ!言うとくけど自分、魔女の間でめっちゃ嫌われてるからな?ファッションリーダー気取ってるけど顔と雰囲気で誤魔化してるだけの無個性量産型や言われてるからなぁ!」
あんじゅ「なぁ!?ふ、ふーん……でもそれってみんなの本音だったのかしらねー?」
希「はあ?」
あんじゅ「だって皆言ってるわよ!東條さんが会話入ってくると一瞬空気が止まるよねーって!っていうか会話に混ざるために無理してフレンドリーな感じを装おってるのが丸分かりで痛々しくないー?って!」
希「な……う、嘘つくなバカぁ!」
あんじゅ「ホントですー。嘘はそっちでしょう!」
英玲奈「おい、やめないか。なんでお前らは2人の時だけ、そう子どもなんだ……」
凛「そうだよ!魔女界の嫌われ者同士、せめてお互いだけは仲良くするにゃ!」
のぞあん「「ああん!?」」
凛「ひえっ……」ササッ 凛「英玲奈さん、もうこの2人やっちゃってください。刀の錆にしちまいましょう」
英玲奈「はぁ……とにかく、争うなとは言わないが魔力は絶対に使うな」
英玲奈「以上、解散」スタスタ
希「………ちっ、こうなったらしゃあない。いつも通り酒場で潰したるから、ついてきぃ」
あんじゅ「かんっぜんにフルハウス。私に飲み比べで勝てると思っているのかしら?」
希「そのフルハウスいうのも訳わからんって皆言ってたからな!」
あんじゅ「お前をぶちのめすって意味よぉ!貴女も、その皆も、絶対完全フルハウス!」
凛(げっ……この2人、大酒飲むと性格変わるから害悪なんだよねー)
凛(ここは退散にゃ……)コソコソ
あんじゅ「あら、貴女も行くのよ?」ガシッ
凛「にゃ!?」
希「凛ちゃんは審判やろ。何のためにUTXまで来たん?」ガシッ
凛「商売に来たはずにゃ〜!」
のぞあん「「行くよ」」ニコリ
凛「にゃ〜〜!英玲奈ちゃん!かよちん!たすけてーー!!」ズルズル 凛「炒飯野郎と悪徳魔女……リリホワってホントつれぇにゃ」 舞踊回の厨二病ウミチャーも普段は大人びてるのにめっちゃガキになる希も草
凛ちゃん……強く生きてくれ……
( >>749 名前の響きだけで『噫無情』を妖刀扱いした犯人は私です!!!) >>748
ttps://mobile.twitter.com/gesoten_oec/status/1258048155037261824
生えてるよ
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) ダイななNTR勢多すぎ…🤯
今日は更新多目で嬉しいわ >>760
|c||^.- ^|| 正直言いまして…ありありありーしゃッ!ですわ!! >>752
そこは「花陽浴」か「五凛」だろう
でも「凛花」って飲んでみたいな かすみんが飲酒したらどうなると思う?
曜は笑い上戸
海未はダル絡み
善子はネガティブ思考になんとなくなりそう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています