あなた「果林さんが廃人になった?」
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エマ「そうなんだよ〜。果林ちゃん呼びにお部屋に入ったら鍵が開いてて、様子がおかしくて……」
歩夢「心配だね……様子見に行こっか?」
あなた「そうだね。ちょっと私と歩夢ちゃんで見に行ってくるから、エマさんはみんなに発声練習から始めるように伝えておいて!」
エマ「うん、わかったよ〜。鍵はこれだから、果林ちゃんのことよろしくね」 あなた「寮に着いたはいいけど……」
歩夢「な、何だか思っていたよりも深刻そうだね……」
果林「……」パクパク
あなた「ダラっとソファに腰掛けてて、私たちにも気づいてないみたい」
果林「……」パクパク
あなた(……)ゾクゾク
歩夢「ねえ、見て。何だか果林さん、ずっと口をパクパクしてるよ」
あなた「あっ本当だ!何かを伝えようとしてるのかな?」
歩夢「うーん、声は出ていないみたい」
果林「……」パクパク
あなた「胸は動いてるから息はしてるみたいだけど、全然動かないし、目も虚ろだね」
歩夢「保健室の先生呼んでこようか?」
あなた「そうできたらいいんだけど、うちの保険医ってだいたいどこかに行ってて捕まえられないからなぁ。そうだ!真姫ちゃんに写真送って見てもらおう」カシャッ
歩夢「せっかくお泊り合宿の日なのに、残念だね……」
あなた「そうだね……三船さんにも報告しないといけない……あれ?そういえば昨日の面談って果林さん受けてなかった?」
歩夢「三船さんの面談のこと?」
あなた「そうそう、三船さんが生徒会長になってから気になる人を呼び出してやってるやつ。今週からスクールアイドル同好会のみんなを毎日1人ずつ呼び出してたと思うんだけど」
歩夢「確か、果林さんだったと思うけど、どうして?」
あなた「いや、関係あるとまでは言えないけど、三船さんなら果林さんがこうなったことについて、もしかしたら何か知ってるかもしれないと思って。私、ちょっと生徒会室に行ってくる!」
果林「……」パクパク あなた(生徒会室のドアを開けるのって、何だか緊張しちゃうな……)
あなた(三船さんが、他の分野に才能を活かせる場所があると判断した生徒は放課後、10分間だけ呼び出されて面談を受ける)
あなた(何人かはその面談で種目を変えたり転部したりしたみたいで、元いた部活の人たちからは不評なんだけど、本人はみんな変更してから上手くいってるみたいだから、誰も不満を口にできないみたい)
あなた(噂によると、物理の先生も面談を受けて、地理の先生を勧められて今勉強中だとか)
コンコン!
あなた「失礼します」
ガラガラ
あなた「三船さんに用が……えっ!」
栞子「……」パクパク
あなた「そ、そんな……」
あなた(三船さんも果林さんみたいに廃人化しちゃってるなんて!)
栞子「……」パクパク
あなた(あんなに知的で真面目そうなイメージがある三船さんが意識もなくよだれまで垂らして……)
栞子「……」パクパク
あなた(何だか興奮するな……) あなた(……じゃなくて!)
あなた(どうして果林さんと全く同じ状態になってるの?何かの伝染病なのかな?だとしたら……)
ピコン♪
あなた「あっ、真姫ちゃんからだ」
あなた(ふんふん……病気の可能性は低い、か。流石真姫ちゃん!頼りになるなあ。でも、じゃあ何で2人もこうなっちゃってるんだろう?)
あなた(……一応写真撮っておこう)
あなた「これは状況証拠を残しておくって意味でね、写真撮んないといけないよね、しょうがない、しょうがない」カシャッ
あなた(別にやましい理由じゃないからね、うん)
栞子「……」パクパク
あなた(えっっっっっ!!!) 歩夢「あっ!ど、どうだった?三船さんから何か……」
あなた「えっと、それなんだけど……」
歩夢「その写真……嘘!?ど、どうして三船さんも!?」
あなた「わからない、私が行った時にはもうこうなってて、何が何だか」
歩夢「もしかして、何か大変な病気なのかな……今何だかウイルスが流行ってるもんね」
あなた「それなんだけど、真姫ちゃん曰く病気の可能性は低いみたい。もちろんちゃんと診察した訳じゃないから完璧なことはわからないけど、少なくとも外傷があってのことじゃないし、呼吸が正常なら内部の問題も特になさそうだって」
歩夢「す、すごいね!真姫ちゃんって写真だけでそんなに色々わかるんだ!」
あなた「それと、真姫ちゃんが昔見たことある患者さんに状態が近いみたい。その人は奥さんに集めてた模型全部捨てられて心にぽっかり穴が空いちゃったみたいで、だからもしかしたら果林さんも、何か喪失感のようなものがあるんじゃないかって」
歩夢「喪失感……」
あなた「うん、ただ三船さんまでこうなっちゃってるのがちょっと想定外というか、よくわかんなくなっちゃって」
歩夢「果林さんと三船さん、学年も違うし共通点があんまりないよね。」
あなた「そうだよね。でもだからと言ってこのタイミングでそっくりの状態になっちゃうなんて偶然だとは思えないからきっと原因は同じなんだと思う。でも、果林さんと三船さんが失ったものって…いったい何だろう?」 歩夢「う〜〜ん。なんだろう?あんまり思いつかないよ」
あなた「そうだよね……ちなみに私がいない時果林さんはどうだった?」
歩夢「このまんまだったよ。口はずっと動いてるんだけど、何も喋らないんだ」
あなた「そっかぁ……」
歩夢「喋らなくても、意識はあるかもしれないから、なんとか意思疎通取れないかな?」
あなた「意思疎通……そうだ!璃奈ちゃんに頼んでみようよ!璃奈ちゃんは意思疎通をとることをずっと考えていたし、正直意味わかんないくらい技術力があるからきっとなんとかしてくれるよ」
歩夢「ふふっ、こういう時、あなたがいてくれてよかったって思うよ」
あなた「だって、三船さんを必死に説得してやっと掴んだ泊まり込みの合宿だもん!早く果林さん……と三船さんに復活してもらって、ちゃんと練習頑張らなきゃ!」
歩夢「そうだね。そろそろ発声練習も終わった頃だと思うし……」
ピコン♪
あなた「噂をすれば、だね。せつ菜ちゃんからだ。私たちも戻っ……」
あなた「……え!?」 あなた「今戻ったよ!大丈夫?」
せつ菜「それが、お2人が戻ってくるまで少し休憩にしていたんですが、璃奈さんがなかなか帰ってこなくて」
愛「慣れてる学校だけど、もう暗くなってるし、うちの学校広いじゃん?だからもしかしたら迷子になっちゃったのかと思って、愛さんとせっつーで探しに行ったんだよ、そしたら……」
璃奈「……」パクパク
あなた(な、なんだか犯罪臭が……)ゾクゾク
愛「最近やっと少しずつ笑ったりできるようになって来たのに、急に無表情どころか無反応になっちゃったみたいで」
歩夢「果林さんと、一緒だ……」
あなた「それに三船さんも」
しずく「果林さん……?」
かすみ「三船さんって……三船栞子ですか?」
彼方「なになに、いったいどういうこと?」
エマ「そうなんだよ〜、実は果林ちゃんもおんなじような感じになってて……」 あなた「一旦、整理してみよう」
せつ菜「朝は普通でしたよね。今日は私が部室の鍵を持ってきて」
しずく「その時は、果林さんも璃奈さんも普通でしたよね」
彼方「今日は学校に泊まり込みの合宿だから、荷物が多かったもんね……だからみんなで一旦部室に集まったんだよね」
エマ「それで、わたしと果林ちゃんは寮が近いし、あまりかさばるといけないから」
かすみ「エマ先輩と果林先輩だけ、放課後になってから荷物を取りに行ったんですよねっ」
歩夢「放課後はまたみんなで1回集まって、今日をどうするかって話をしたんだよね」
愛「そーそー、それが16時頃でしょ?それからしばらく話して、エマっちが面談の時間になったんだよね?」
エマ「そうだよ、三船さんもその時はふつうだったと思うけどな〜」
せつ菜「果林さんが荷物を取りに戻ったのは、エマさんが出て行ってしばらくしてからでしたよね」
歩夢「私たちもそれを見て、ストレッチしたり準備を進めて」
あなた「果林さんとエマさんが少し遅いから様子を見に行こうとして、廊下でエマさんと会ったのが、17時過ぎ」
エマ「面談は16時半からで、うわさ通り10分きっかりに終わったよ」
かすみ「部員に文句言われないように短時間で時間通りに終わらせるんですよ。そういうところはしっかりしてるんですよね」 噛まないか心配だけど、硬いもの噛っても大変だし指を口に突っ込んでみよう 歩夢「私達がいない間みんなは?」
しずく「はい、先輩たちが出られてからすぐエマさんが戻ってきて、指示を聞いたので一先ず発声練習をしていました。」
せつ菜「時間がかかっているようなので、練習の後は小休憩として、しばらく解散しました。その時はそれぞれ飲み物を買いに行ったり、お手洗いに行ったりしていたと思います」
愛「そんでりなりーがなかなか戻ってこないから探しに行って、女子トイレの中でぐったりしてるのを愛さんが見つけて……それが18時前くらいだと思う。そのままじゃ可愛そうだし、全然重くなかったから、部室までおんぶして連れてきたんだ」
歩夢「そうなんだね、愛ちゃんありがとう」
あなた「私達が寮に着いたのは17時過ぎで、三船さんに相談に行こうと私だけ生徒会室に行ったんだ。そうしたら三船さんはもうこうなってて、それがだいたい17時30分あたりかな」
彼方「ってことは、果林ちゃんは16時過ぎから17時前まで、三船さんは17時前から17時半頃、璃奈ちゃんは17時半頃から18時前までの間にこうなってしまったってことになるのかな」
エマ「うん、そうだね」
あなた(……あれ?なんだろう、何かがひっかかる……) メンバーが真面目に議論してる間三人はアホ面さらしてぱくぱくしてると思うと せつ菜「なるほど、病気の心配はほとんどないと」
彼方「真姫ちゃんすごいね〜。彼方ちゃん感心しちゃったよ」
あなた「もしものことがあったらいつでも連絡してって言ってくれたから、そこは少し安心かな」
かすみ「む〜、かすみんだって、りな子が病気じゃないことくらい、見ただけでわかりましたけどね!」
愛「あれ〜、りなりーのこと聞いた時、1番かすかすが取り乱してたんじゃない?」
かすみ「そっ、そこまでじゃないですぅ!っていうか、かすかすって言わないでください!」
アハハハ
あなた(思ったよりも和やかな雰囲気……病気じゃなさそうとはいえ、立て続けに知り合いが変になっちゃったし、みんなだって怖いだろうにどうして?)
歩夢「どうして?って顔してるね」
あなた「えっ?」
歩夢「ふふっ。私はみんなの気持ち、わかる気がするな」
あなた「みんなの気持ち……」 あなた「あの、さ。これからのことなんだけど」
みんな「……」
あなた「えっと、こんな状況で、3人のことは心配だし、みんなも集中できないかもしれないし、みんなは、どうしたい?」
せつ菜「……璃奈さんのことがあった時、私、言ったんです。合宿は続けたいって」
せつ菜「もちろん、他に2人も同じ状況の人がいるだなんて知らなかったからでもあるんですが、あなたが今日のためにどれだけ頑張っていたか、知っていますから!そしたら……」
彼方「みんな、おなじ意見だったんだよね」
かすみ「三船栞子も泊まって監視するって条件はちょっと納得できませんでしたけど、それでも先輩がどれだけ交渉してくれたか、かすみん見てましたから」
愛「それにさ、りなりーもきっと、これくらいで合宿ダメになって欲しくないって思ってる気がするんだよね。それじゃあせっかく色々とカバーしてくれるぶちょーがうかばーれない、なんてね」
エマ「きっと果林ちゃんも同じこと思ってるよ」
しずく「それに、きっと先輩なら、この状況もなんとかしてくれるんじゃないかって思ってますから」
あなた「みんな……」
歩夢「ねぇ、あなたはどうしたい?」
あなた「私は……私は、みんなのサポートがしたい!そのために、今日まで色々と考えてきたんだし!
あなた「それに、真姫ちゃん言ってた。何か喪失感みたいなのがあるんじゃないかって。私、3人のことも何とかしてみせる!今のところまだ何もわからないけど、頑張ってみるから!」
あなた「だからみんなは私に任せて、しっかりと自分のために時間を使ってほしい!」
かすみ「やっぱり、先輩ならそう言ってくれると思ってました♡」
彼方「だから、みんな頑張れちゃうんだよねぇ」
あなた「あ、ありがとう。それじゃあ、具体的な話をしよう」 あなた「……と、もともと計画してたのがこんな感じだね。それで、私はみんなのことを回りながら作曲するつもりだったんだけど、その時間で色々と調べてみる」
エマ「うん、ほとんどこれでいいと思うけど、何人かは果林ちゃん達のことを見てた方がいいんじゃないかなぁ」
しずく「そうですね、ふとしたきっかけで目覚めるかも知れませんし、あるいは……いずれにしても、放っておくのは心配ですからね」
愛「カリンは寮だとちょっと遠いよね。私がここまで運んで来ようか?」
あなた(……)
あなた「いや、それだと他の寮生に見られた時に変に誤解させたり、不安にさせたりするかもしれないから、私たちが交代で行こう。そのかわり、と言ったら申し訳ないんだけど、三船さんのことをこっちまで連れてきてもらえるかな?私も手伝うよ」
愛「オッケー、オッケー」
せつ菜「それでは、順番を決めましょう。練習する人と見守る人、部室に1人と果林さんのお部屋に1人、でいいでしょうか」
あなた「そうだね、私は基本的に色々と見て回るし、時々寮や部室にも顔出しにくるよ。で、見守ってる人は何かあったらすぐに私に連絡ね!それで19時30分までソロ練習して、それから一旦ご飯にしよつ」
彼方「ご飯は彼方ちゃんが色々と準備してるから任せて〜、とびっきりのご馳走しちゃうよ〜」
エマ「彼方ちゃんのごはん楽しみだな♪」
せつ菜「以前レシピを見せてもらったことがあるのですが、とっても美味しいんですよね!この間のイベントの時も大盛況でした!」
歩夢「う、うん。そうだね……」
あなた「よし、少しトラブルもあって遅くなっちゃったけど、合宿頑張ろう!」
みんな「おー!!」 ガラガラ
あなた「様子はどう?」
エマ「ずっと変わらないよ。こうしてお口をパクパクしてるだけ」
果林「……」パクパク
あなた「うーん、そっか」
エマ「それでね、さっき頼まれたことだけど」
あなた「うん!どうだった?」
エマ「寮の他のお友達はみんな連絡くれたよ〜。果林ちゃんみたいに動けない子はいないみたい。でも、わたしも寮のみんなとお友達なわけじゃないから本当にみんな無事かはわからないの、ごめんね」
あなた「ううん、エマさんが謝ることじゃないよ」
エマ「うん……」
あなた「それから三船さんとの面談はどうだったの?」
エマ「この間と一緒だよ〜。スクールアイドルの時間を、保育園でのボランティアに費やした方がいいって」
あなた「エマさん保育士似合いそうっていうのはわかるけど……スクールアイドル活動で保育園に行ってるのにね」 エマ「その三船さんと璃奈ちゃんの様子はどう?」
あなた「これから見に行ってくるけど、かすみちゃんから連絡ないってことは、変化はないんだろうなって」
あなた「……あのさ、エマさんは、果林さんが失くしたもの、あるいは欲しがってるものって何だと思う?」
エマ「……そうだなぁ、わたしね、同好会のみんなのこと大好きだよ」
エマ「だけどやっぱり、家族のことを考えて、寂しくなっちゃうこともあるの。果林ちゃんも、もしかしたら、そういう寂しさがあったのかなあって」
あなた「そっか……そうだよね……私、もっと頑張らなきゃ」
エマ「何言ってるの?あなたはいつも頑張ってるよ?だからたまには……」
あなた「ううん、私もっともっとみんなのこと手伝いたいんだもん。そういうものを与えてしまってるんだとしたら、そこは私がカバーしなきゃなって!」
エマ「……」
あなた「それじゃあ私、部室のほうに行ってくるから、交代の時間までよろしくね」
エマ「うん、ありがとう!いってらっしゃい!」 ガラガラ
あなた「かすみちゃん」
かすみ「あ〜先輩♡」
あなた「2人はどう?」
かすみ「ずっとこのまんまです」
あなた「2人が動かないからってイタズラしちゃダメだからね」
かすみ「もう!いっくらかすみんでもこの状況で変なことしたりしませんよ〜……って、ふ、普段でもそんなことしませんけどねっ」
あなた「あはは、わかってるよ。かすみちゃん本当は優しいもんね」
かすみ「〜〜〜/// 先輩ずるいですよ……」
あなた「?」
かすみ「そ、それで、果林先輩は?」
あなた「さっきエマさんのところに行ったけど、同じ感じだったよ」
かすみ「そうなんですね……練習室のほうは?」
あなた「あっちもみんな真剣にやってたよ。それに、せつ菜ちゃんしっかりしてるからこういう時任せられるし」
かすみ「あの料理さえなかったら完璧なんですけどね……まぁ可愛さはかすみんの方が上ですけど!」
あなた「はは、かすみちゃんはいつも通りだね」 あなた「それでさ、璃奈ちゃんがこうなっちゃったのは……何か喪失感があったんじゃないかって話なんだけど、かすみちゃんは同じ1年生としてどう思う?」
かすみ「りな子ですか?う〜ん……りな子とは学科が違うので、一緒の授業とかはないんですけど、でも、たまに教室行ったりする時に思うのは、少しずつ笑うようになってきたかなって」
あなた「それは私も思ってた」
かすみ「もともと友達がいなかった訳じゃないんですけど、最初の頃はいつも愛先輩といた気がするんです」
かすみ「でも最近は少しずつ同じクラスの子とかと一緒にいるのを見る気がします」
かすみ「だから、りな子がこうなっちゃうんだとしたら、そういう友達がいなくなっちゃったりした時じゃないかなって」
あなた(なるほど……やっとできた大切な友達がいなくなる、っていうのは十分あり得るのかな)
あなた(だとしたら3人に共通する友人がいて、その子の転校かなんかの連絡を聞いて強い喪失感を覚えた──?)
かすみ「でもでも、かすみんだったらたぶん、クラスの友達とお別れになるとしても、ここまでならないと思うんです」
かすみ「それに……三船栞子のことはよく分かんないですけど、だれか親しい友達がいるっていう話も聞きませんし」
あなた「そうなんだね……」
あなた(3人に共通する友人がいるって時点で少し無理があるかなぁ。璃奈ちゃんと三船さん、それに果林さんは学科や学年が違うし)
あなた(もしも璃奈ちゃんと果林さんに共通の、それもかなり仲がいい友人がいるんだったら1回くらいその話を聞いてるはずなのに、聞いたことない)
かすみ「やっぱり、よく、わかんないです。すみません……」
あなた「ううん!謝らないで!かすみちゃんのお話とっても参考になったよ!」
かすみ「本当ですか?かすみん、先輩のお役に立てましたか?」
あなた「うん、ばっちり!ありがとう、かすみちゃん」
かすみ「えへへ♡」 ガラガラ
あなた「みんな、そろそろ……ってあれ?」
愛「よっ、ぶちょー!」
しずく「彼方さんなら、準備があると家庭科室に。歩夢さんもそのお手伝いに行きましたよ」
あなた「うん、それは歩夢ちゃんから連絡貰ってるけど、それにしてももう片付けに入ってたんだね!せつ菜ちゃんが時間キープもしてくれたの?」
せつ菜「はい!あなたに任せていただいたので、その仕事はしっかりやらねばと思いまして!」
あなた「せつ菜ちゃんありがとう!」
あなた(やっぱり、絵里さんやダイヤさんもそうだけど、生徒会長経験者だけあって頼りになるなぁ。緊急時とかアドリブに強い。今日はこの後も頼っていこう)
愛「りなりー達は?あのまま?」
あなた「うん……だけど、彼方さん、ご飯を食べさせてみせるって張り切ってたみたいだよ」
あなた「幸い口が開いたり閉じたりしてるから、噛まなくてもいいようなものだったら食べてくれそうだって」
しずく「彼方さん、流石ですね」
せつ菜「では、私たちも家庭科室に移動しましょう!」
あなた「そうしよう。私からかすみちゃんとエマちゃんに家庭科室に来るように伝えておくね!」
愛「サンキュー、ぶちょー。あ〜カナちゃんの料理楽しみだな〜」
あなた(それにしても手伝いに行ったのが歩夢ちゃんで、というかせつ菜ちゃんじゃなくて良かったよ……流石のせつ菜ちゃんも空気読んでくれたのかな?)
せつ菜「……ちょっとお手伝いに行ってきますので、先に行っててください!」
あなた「うん、わかった。2人に伝えておくね」 エマ「お待たせ〜」
かすみ「ふわぁ〜……いい匂い……」
あなた「あっ、エマさん!かすみちゃん!」
かすみ「どうしたんですか先輩、そんなに慌てて。もしかしてぇ、かすみんに逢いたくて逢いたくて……」
愛「2人ともせっつー見なかった?」
エマ「わたしは見てないよ〜」
かすみ「私も見てませんけど……先輩たちと一緒だったんじゃないんですか?」
あなた「練習終わってからせつ菜ちゃんがトイレに行くって言って別れたんだけど、その後全然来なくて……」
彼方「それで、歩夢ちゃんとしずくちゃんで探しに行ってもらってるんだぁ」
エマ「だから2人も居ないんだね」
あなた「私のせいだ……この状況なのに目を離しちゃったから……」
愛「君のせいじゃないよ。トイレに行くって言ったんだし、じゃあついてくって言われたらアタシも流石に恥ずかしいし……」
彼方「それに、何かあったと決まった訳じゃあないからね〜。案外せつ菜ちゃん、迷子になってただけだったりして〜」
かすみ「き、きっとそうですよ!もうせつ菜先輩ったら!帰ってきたらお仕置きしなきゃですね!」
ピコン♪ あなた「歩夢ちゃん!」
しずく「せ、先輩!」
歩夢「しずくちゃんが見つけてくれたの。でもその時から、もう……」
せつ菜「……」パクパク
あなた(うわあっ!あのせつ菜ちゃんが壁にもたれながらペタンと座り込んで、太ももと、足と足の間から、子供っぽい真っ白なパンツが見えちゃってるよぉ!!)
あなた(……じゃなくて!)
あなた「どうしてこんな空き教室なんかに?」
しずく「わかりません……近くを探しても見つからないので、しらみつぶしに教室を覗いてみたら、こうなっていて……」
かすみ「……」
歩夢「……」
愛「……」
エマ「……」
あなた「……」
彼方「……ねぇ、ご飯、食べよう?」
あなた「彼方……さん?」
彼方「人ってねぇ、お腹が空くと、イライラしちゃったり、頭が回らなくなったり、悪いことがいっぱいあるんだよ〜」
彼方「だから美味しいご飯を食べれば、みんな元気でるよ。みんなに食べてもらう為に、いつもねむねむの彼方ちゃんも頑張ったんだから〜」
あなた「彼方さん……」
愛「……そう、だよね!よいしょっ……」
エマ「愛ちゃん?」
愛「せっつーこのまんまじゃ、おまんま食べても気になっちゃうでしょ?りなりーよりは大変だけど、でも部室までならアタシ運べるから」
歩夢「私も、手伝うよ」
彼方「それじゃあ、お願いね〜。彼方ちゃんたちは家庭科室に行こっかぁ」
あなた「な、何かあったらすぐ!連絡ね!」
愛「はーい!」 彼方「それじゃあ、いただきま〜す」
みんな「いただきます!」
かすみ「お、美味しいですぅ!」
しずく「はい、とっても……」
エマ「ボーノだよ〜」
あなた(みんな、口数はいつもより少ないけど、いつも通りに振る舞おうとしてる。これは、彼方さんのお陰だ)
あなた(このお料理もそうだけど、さっきの重い空気を切り裂いたのも、彼方さんの一言のお陰。いつもマイペースで、だからこそこういうとき本当に頼りになる)
あなた(対して私は……なんにも出来てない。なんとかするって言って、結局せつ菜ちゃんまでああなっちゃった……)
あなた(私は部長なんだから、みんなを守らなきゃ!だから、しっかり考えよう)
あなた(果林ちゃんから始まって、三船さん、璃奈ちゃん、そしてせつ菜ちゃん。この共通点、かぁ)
あなた(……ん?)
【あなた(……あれ?なんだろう、何かがひっかかる……)】
あなた(……それって、もしかして)
あなた(この順番は……)
あなた(人為的に……選ばれてる……?) あなた(果林さんのことがあってから、何か知ってるかもしれないと思って三船さんの所に行った)
あなた(その次は、璃奈ちゃんの技術があれば何とかしてくれるだろうと思って、璃奈ちゃんに相談しようとした)
あなた(そして、私の代わりをたくさん務めてくれて、今後も助けになると思ったせつ菜ちゃん……)
あなた(共通するのは、『私が頼ろうとした人』)
あなた(まさか、まさか)
あなた(頼りになりそうな人、何とかしてくれそうな人を先回りして……襲っているってこと……?)
あなた(だとしたら、この一連の騒動は、決して病気や事故なんかじゃなく、誰かが引き起こした事件だってことになる、そして……)
あなた(みんな下校してて、この校内にいるのが私たちだけだということは……)
あなた(犯人は……同好会のメンバー……? あなた(って、そんな吸魂鬼みたいな人いるわけないよね。人為的に人を廃人にすることなんて出来る訳がないよ)
あなた(でも、それにしても、果林さんは置いておくとして、三船さん、璃奈ちゃん、せつ菜ちゃん)
あなた(何とかしてくれそうな人がこの順番でああなっちゃったのは、あまりにも出来すぎてる……)
あなた(もし、本当にこの中に犯人がいるとしたら?)
あなた(イタズラ好きなかすみちゃん?……でも根は真面目で良い子なのは知ってるし、こんな大きなことをするとは思えない)
あなた(それともしずくちゃん?実は演劇部のスパイで、同好会の転覆を狙ってて……ってそんなの演劇部に何のメリットもないしなぁ)
あなた(愛ちゃん?エマさん?それとも彼方さん?……まさか、歩夢ちゃん?)
あなた(うぅ……大切なみんなのこと疑っちゃって、最低だな、私……。でも、私が解決しなきゃいけないんだから、こういう可能性もあるって、少しは頭に入れておかないと)
あなた(もし、もしも、この事件が誰かによって引き起こされたものだとしたら。また被害者が出る可能性がある。そして、私の考えがあってるのだとしたら、次に狙われるのは……)
【あなた(いつもマイペースで、だからこそこういうとき本当に頼りになる)】
あなた(……!!) 彼方「ご馳走さまでした〜」
みんな「ご馳走さまでした!」
彼方「それじゃあ、これが果林ちゃんのぶんで〜、こっちが璃奈ちゃんたちのぶんね」
愛「カリンのはアタシが行くよ!そのままカリンのこと見ておくね」
しずく「では、璃奈さんたちのぶんは私が」
エマ「わたしも手伝うよ〜、3人分は大変だもんね」
かすみ「そしたら、かすみんも手伝います!」
歩夢「じゃあ私は彼方さんの片付けお手伝いするね」
あなた「あっ、待って!」
歩夢「?」
彼方「どうしたの〜?」
あなた「え、えーっと、ほら、歩夢ちゃんさっきも料理作るの手伝ってくれてたみたいだし、今度は私が彼方さんのお手伝いするよ!」
あなた「その代わり、愛ちゃんについてってもらえるかな?」
愛「愛さんが運ぶのは1人ぶんしかないし、これくらいへーきへーき!」
あなた「でも、この状況で誰かを1人にするのは何だか心配だから…」
歩夢「わかったよ。愛ちゃん、行こう」
エマ「わたしたちも」
彼方「それじゃあ、彼方ちゃんたちも行こうか」
あなた「う、うん」 彼方「ごめんね〜手伝ってもらっちゃって」
あなた「う、うん」
彼方「それで、一体どうしたのかな〜?」
あなた「え?」
彼方「ご飯の時も、なんだかおとなしかったみたいだし、ご飯食べ終わってからは、なんだか怯えてるみたいに見えるなぁ」
あなた「え、そ、そうかな?」
彼方「彼方ちゃんの目はごまかせないよ〜」
あなた「……あのさ、例えば、人の魂を食べちゃうような怪物がいたとして、さ」
彼方「おぉ〜、ファンタジーだねぇ」
あなた「う、うん。そうなんだけど、それでね、もしその怪物がさ、今回の事件を起こしていたとして」
彼方「ふんふん」
あなた「相談しようとした三船さんとか、何とかしてくれそうな璃奈ちゃんとか、リーダーシップがあるせつ菜ちゃんとか」
あなた「私が頼ろうとした人がみんな、やられちゃってるなって、思って」
彼方「なかなか知能的な怪物なんだね〜」
あなた「そ、それで、その、さっき、重たい空気を変えてくれた、彼方さんのこと、頼りになるなって、思っちゃって……だから、次は……」
彼方「う〜ん、悪いんだけど、彼方ちゃん、それは違うと思うな〜」
あなた「……え?」 彼方「だって、だとしたらね、あなたが無事なのはおかしいよ」
あなた「……」
彼方「そうだなあ、彼方ちゃんがもしもだよ、その怪物なんだとしたら、やっぱり1番みんなのことを考えてくれて、誰よりも頼りになるあなたのことを狙うと思う」
あなた「彼方……さん……」
彼方「どうしてみんな、食事の時も平気そうにしていたか、わかる?」
あなた「それは……彼方さんがみんなを元気付けようとしていたから……」
彼方「それもあるかもしれないけどね、1番はあなたがいるからだよ」
あなた「私が……?」 彼方「さっき、しずくちゃん言ってたでしょ〜」
【しずく「きっと先輩なら、この状況もなんとかしてくれるんじゃないかって思ってますから」】
彼方「みんな、あなたの行動力やパワフルさに助けられてるんだよ。同好会の危機を救ってくれたことも、すっごく感謝してるんだ」
彼方「だから今回のことも、あなたなら乗り越えてくれるって信じてるから、だからみんないつも通りでいられるんだと思うなぁ」
あなた「彼方さん……」
彼方「でね、もしも彼方ちゃんが果林ちゃんたちみたいになったとしたら、それでもやっぱり合宿は続けて欲しいって思っちゃうなぁ」
あなた「そんな……そんなことはさせないよ!させないっていうか……ちゃんとみんな元通りにして、みんなで合宿やろうよ!」
彼方「やっぱりあなたは優しいね、ありがとうね」
あなた「ううん、優しいのは彼方さんの方だよ。さっきはすごく動揺してたけど、彼方さんのお陰で勇気出てきた!私、頑張るから!」
彼方「うんうん〜、そのいきだ〜」
あなた「じゃあ、みんなのところに戻ろう!」 あなた「それじゃあこれからの話ね」
あなた「せつ菜ちゃんのこともあったから、基本的には1人にならないように。いつ何かあった時、もう1人が私たちに知らせられるように」
あなた「それと、交代で部室や果林さんの部屋にいる時は、必ず鍵をかけること」
あなた「これは今みんなのことを見てくれてるしずくちゃんと愛ちゃんにも言ってあるんだけど……何があるかわからないから念のためね」
あなた「そして私は、みんながどうしてこうなっちゃうのか、今一度しっかり考えてみる。考えてわかる訳じゃないかもしれないけど、部長としてみんなのこと、必ず何とかする!」
あなた「だから、みんなは、今まで通り練習をしてほしい。ユニット練が出来ないのは残念だけど、そのぶんソロ曲をみっちり練習してね、その間に私は色々と動いてみるから」
歩夢「でも、それじゃあ……」
あなた「いいの!これは部長として私のやりたいことだから!」
歩夢「……」
あなた「それから何度も言うけど、何かあったり、気になったことがあったらすぐに連絡してね!私もすぐに返すようにするから」
かすみ「歩夢先輩……先輩のこと、信じましょう。同好会廃部の危機を2度も救ってくれた先輩ですから、今回だってきっと何とかしてくれますよ!」
歩夢「……無茶だけは、しないでね」
あなた「うん、ありがとう」 あなた(ああは言ったけど、私に出来るのは地道な聞き込みくらい)
あなた(ネットで調べたりはしてるけど、ワードが悪いのか、それとも類似例が無いのか、私の欲しい情報はなかった)
あなた(だったらみんなのことを見回りながら、何か糸口が見つかるまでもがくまで!)
コンコン!
あなた「愛ちゃん、私だよ」
ガチャッ
愛「いらっしゃ〜い」
あなた「様子はどう?」
愛「う〜ん、やっぱり全然動かないね……でも、口にスプーン持ってったらちゃんと食べたんだよ!」
あなた「本当?」
愛「うん!カナちゃんが食べやすいようにやってくれたお陰だよね!」
あなた「彼方さんは凄いよ、本当に」
愛「それで、みんなは練習?」
あなた「うん、集中してやってくれてる」
愛「そっか、愛さんも交代したら、負けないように頑張んなきゃね!」
あなた「……それでね、愛さんに今のうちに聞いておきたいことがあって」
愛「うん!どーんと聞いて!」 あなた「愛ちゃんは璃奈ちゃんと特に仲が良かったと思うんだけど、最近何かあった?」
愛「何かって、ずいぶんアバウトな質問だなぁ」
あなた「なんか、こう、不満を口にしてたとか、悩んでることがあった、とか」
愛「うーん、アタシがりなりーと一緒にいる限りは、普通だったと思うけどねー」
愛「というかむしろ逆かな、最近は特に表情にも変化が見えるようになってきたし、りなりー天下って感じで」
あなた「そう、だよね……」
愛「カリンとせっつーに関しても、そういう話は聞いたことないなぁ」
あなた「そっか、交友が広い愛ちゃんでも聞いたことないんだね」
愛「ごめんね〜、あんまり役に立てなくて」
あなた「ううん、仕方ないよ」
愛「これは愛さんの想像なんだけどさ」
あなた「う、うん」
愛「うまく言えないんだけど、外的要因っていうのかな、そういうのな気がするんだよね」
あなた「どういうこと?」
愛「つまり、何か不満とかが爆発してこうなったーっていうよりは、ふとしたきっかけが原因何じゃないかなって」
あなた「ふとした原因……」
愛「そうじゃないと、みんながみんな同じ悩みをかかえてなきゃいけないからさ、それは、流石にありえなくない?」
あなた「やっぱり愛ちゃんって頭いいよね」
愛「もー照れるよー!ぶちょーこそ褒め上手なんだからー!」
あなた「ありがとう!私ももう少し考えてみるね!それじゃあ、しずくちゃんのとこに行ってくる」
愛「頑張ってね!」 テクテク
あなた(確かに、2人でも怪しいのに、4人に共通する何かがあるとは考えづらい)
あなた(でもおんなじ症状が出るってことは、みんな何かを喪失した……)
あなた(4人が根底に抱えていた何かが失われたわけじゃないんだとするなら、考えられるのは……)
あなた「……失ったんじゃなくて、与えられた……?」
あなた(そうだ、そう考えるなら、一応の説明はつく)
あなた(4人ともが持っていた共通のものがないのなら、与えてしまえば、それをみんなが持つことになる)
あなた(う〜ん……だけどみんながあそこまで喪失感をえるようなものの検討がつかないなぁ)
あなた(しずくちゃんにも話を聞いてみよう)
コンコン!
あなた「しずくちゃん、私だよ」
……
コンコン!!
あなた「しずくちゃーん?」
あなた(……!鍵が、空いてる……!?) ガラガラ
あなた「しずくちゃん!!」
璃奈「……」パクパク
栞子「……」パクパク
せつ菜「……」パクパク
しずく「……」パクパク
あなた(何だろう、他の3人と表情は一緒なのに、どこか上品というか、まるで没落した貴族の成れの果ての見ているかのようなある種の気品さがあって麗しい……)
あなた(……じゃなくて!)
あなた「そ、そんな……しずくちゃんまで……」
あなた(でも、だけど)
あなた(これではっきりしたのかもしれない)
あなた(どれだけ調べても、集団廃人化のニュースは出てこなかった)
あなた(もしも危険な伝染病の類なら、有名になってるだろうから少しくらいヒットするはずだけど、少しもない)
あなた(もちろん、今日突然発生した希少種の可能性もあるけど、だとしたら果林さんのクラスメイトとか寮生とかにも蔓延してるはず)
あなた(そして、ここは鍵をしずくちゃんがもっていたはずの密室だった)
あなた(その鍵が開いていたということは)
あなた(壁を透過する幽霊のような超常を考えないとすると)
あなた(中にいたしずくちゃんが自分で開けたということ、つまり)
あなた(もし何か犯人のような存在がいるとするならそれは)
あなた(しずくちゃんの、顔見知りということ) あなた(考えなきゃ……)
あなた(果林さんが狙われた時間、エマさんは面談を受けていた)
あなた(三船さんが狙われた時間、私は歩夢ちゃんと一緒にいた)
あなた(璃奈ちゃんが狙われた時間、ここは私が1人だった時間、でも寮と学校の距離を考えると、やっぱり歩夢ちゃんには難しい)
あなた(せつ菜ちゃんが狙われた時間、愛ちゃんとしずくちゃんは私と一緒だった)
あなた(しずくちゃんは……そもそもいつ狙われたんだろう?部室に料理を運んだのが、しずくちゃんとエマさん、かすみちゃんで、その後かな?)
あなた(私は彼方さんと一緒に片付けをして、そのまま練習場に向かって少ししてから愛ちゃんのとこに行って、そのままここに来た)
あなた(練習場のみんなは私が愛ちゃんのところに行ってる間、何かトイレとか言い訳すれば狙えなくもない)
あなた(愛ちゃんは私が愛ちゃんのとこに行く前はフリーだけど、距離や時間を考えると難しいのかな)
あなた(……こう考えると1人で動き回ってる私が1番怪しいんじゃない?) あなた(動機とかきっかけとか方法とか、それは考えても分からないこと)
あなた(そもそも単独犯かどうかも分からないし、もし複数犯による事件だったらもうお手上げ)
あなた(だから仮に単独犯だと仮定して)
あなた(同好会のメンバーの中に犯人がいるのなら)
あなた(アリバイが唯一ないのが、かすみちゃん)
あなた(それだけで犯人だって断定は出来ないけど、全ての犯行を1人で行うことができるのはかすみちゃんだけなはず……)
あなた(まず果林さんを狙って、エマさんとすれ違うように三船さんを、その後休憩中に璃奈ちゃんを)
あなた(せつ菜ちゃんは部室から家庭科室に来る途中で狙える。エマさんとはどこかで待ち合わせてたんだろうけど、そのくらいの時間の融通はきくだろう) あなた(かすみちゃんだと考えたくはないけど、できる人は他にいないもんな……)
あなた(今日のことをよく思い出さないと……)
あなた(……!?)
あなた(待って、そういえばあの時)
あなた(何であの人はあんな不自然な言動をとったんだろう?)
あなた(……そうか、もし、そうなら、私は、私達は、とんでもない勘違いをしていたのかもしれない)
あなた(冷静なようで気が動転してて、というかその可能性を考慮する必要がなかったから、単純なことを見落としていた)
あなた(でも、そうだとしたら辻褄が合う……)
あなた(だとしたらこの順番にも、なにかの意図が推測できるのかも)
あなた(ただ、動機も方法もわからない以上証拠がない、だから断定もできない。けど、あの時ああしなかったのは絶対におかしい)
あなた(一体どうやって……あっそろそろ交代の時間……)
ガラガラ
あなた「……うそっ……!?」 愛「いらっしゃ〜い、交代の時間だよね」
かすみ「あれっ、先輩、いないんですか?」
歩夢「ここにいないなら部室のほうかな?」
愛「それなんだけどさ、何分か前から、既読つかないんだよね、あれだけちゃんと連絡するように言ってたのぶちょーなのにさ」
歩夢「私も、交代の時間くらいに練習室に来るかと思ってたのに、来ないから心配で連絡したんだけど」
かすみ「やっぱり、な、何かあったんですかね?」
愛「行こうよかすみん、ぶちょーを探しに!佐賀市に!なんちゃって」
かすみ「ダジャレ言ってる場合じゃないですよぅ」
歩夢「わ、私、どうしたら」
愛「歩夢もさ、行こう?」
歩夢「行って、いいのかな?」
愛「カリンなら、大丈夫だよ。それに、カリンの為を思うなら尚更、ぶちょーのこと探さなきゃいけないと思う」
かすみ「っていうか、先輩のこと探すのに、歩夢先輩がいなくてどうするんですか!それが私じゃないのは悔しいですけど、歩夢先輩は先輩の幼馴染なんですから!」
歩夢「う、うん。ありがとう、私も行くよ!」
愛「まぁあの子ずっとスマホで色々調べててくれてたみたいだし、案外ただの充電切れだったりして」
かすみ「それだったら本当に許しませんからね」
歩夢「そ、それじゃあ、行こう」
かすみ「はい!」
タタタッ
愛「……アタシが、しっかりしなきゃ」 愛「とりあえず、部室見にいこうか」
かすみ「そうですね」
歩夢「う、うん」
愛「本当はカリンも連れてこれればよかったんだけどね」
かすみ「でもあんな状態の果林先輩おぶって移動したら、目立ってしょうがないですよ」
歩夢「そう、だね」
愛「……」
かすみ「……」
歩夢「……」
愛「えーっと、あのさ……」
歩夢「ねぇ、もう少し、急ごう?」
愛「歩夢……」
かすみ「そう、ですよね。先輩、かすみんたちがいなくて不安で不安でたまらないかもしれないですからね、早く合流してあげないと」
愛「そうだね!じゃ、走ろっか!」 愛「ふぅ、学校着いたね」
歩夢「まずは、部室を見に行ってみるんだよね」
かすみ「そうですね。そこにいなかったら練習場に行きましょう」
愛「っていうか、部室にはカナちゃんがいるはずだし、カナちゃんに電話すればよかったんじゃない?」
歩夢「そ、そうだね、何で気がつかなかったんだろう」
かすみ「今さらな気もしますけど、ちょっと電話してみますね」ピピピッ
♪〜♪〜♪〜
愛「あれっ……気のせいかな、なんかこの教室から音聴こえてこない?」
かすみ「ここって家庭科室……」
歩夢「彼方さん、片付けの時に置いて行っちゃったのかな?」
かすみ「彼方先輩のことですし、寝ぼけて置いてっちゃったんじゃないですか?もう、しょうがないですね、かすみんが……」
ガラガラ
かすみ「拾っ……!!!」 愛「カナちゃん!!」
歩夢「彼方さん!!」
かすみ「彼方先輩!!」
彼方「……」チュパチュパ
かすみ「もしかして、寝てるんですか?」
愛「確かに、カリンとかりなりー達とは様子がちょっと違うね。反応はないけど、目は瞑ってるし、親指を口にくわえてる」
彼方「……」チュパチュパ
かすみ「なんだか、赤ちゃんみたいです……」
愛「でも、なんで部室でみんなのこと見てるはずのカナちゃんがここに……」
ダッ!!
愛「あ、歩夢!?」
歩夢「あの子のこと!探さないと!!」
かすみ「ど、どうしましょう。私、ここに残った方が……」
愛「い、いや、今1人になるのは不味いよ。カナちゃんには申し訳ないけど、ここにいてもらって、アタシ達は歩夢を追うよ!」
かすみ「は、はい」 ダッダッ!
愛「ダメ、エマっち繋がらない!」
かすみ「先輩も電話でないですっ」
歩夢「……っ!」
愛「歩夢!そんなに走ったら危ないよ!」
歩夢「でも、私、あの子がいないと、私……」
かすみ「先輩……どうしちゃったんですか……」
愛「……大丈夫だから、かすみん、歩夢!あの子のこと、信じてあげなきゃ!」
愛「みんなのことを繋いだのも、μ'sやAqoursと知り合えたのも、こうして合宿できてるのも、全部ぶちょーがいたからっしょ?」
愛「そのぶちょーのパワフルさ、アタシたちが信じてあげなきゃ!」
かすみ「愛先輩……」
歩夢「部室っ、着いたよ!」
ガラガラ
あなた「……」パクパク サスペンスあるある、犠牲者のフリで的から外れる展開?
それとも先帝の無念は晴らすか?
楽しみ かすみ「せんっっっぱいっっ!!!!」
愛「なんで……」
かすみ「先輩!なに……やってるんですかっ!かすみんをおいて、こんな、こんな……うええぇぇぇぇんっっ……」ポロポロ
愛「かすみん……かっかすかす!落ち着いて、ね?」
かすみ「ぐすっぐすっ……うう……」
愛「歩夢も……歩夢……?」
歩夢「……」ポロポロ
歩夢「あなたがいないと……私、何にも出来ないんだよ……」
愛「歩夢も泣いたらダメだよ、ナイターの時間だけに、なん、て……」
かすみ「ぐすっぐすっ……先輩……」
歩夢「ねぇ……起きてよう……起きてよっ!!」
愛「2人とも……」 歩夢「ねぇ、覚えてる……?」
歩夢「ちっちゃい頃、鬼ごっこで、私が鬼になった時、私、鈍臭くて、全然捕まえられなくて……」
歩夢「男の子に馬鹿にされて、泣いちゃった時……」
歩夢「すぐに私のところにきて、励ましてくれたよね……」
歩夢「私が悩んだり、迷ったり、泣いたりした時、いっつも助けてくれたよね……」
歩夢「あなたがいたから、私は今こうして、スクールアイドルとして、みんなに勇気を与えられるようにまでなったんだよ」
歩夢「これまでずっと支えられて、甘えてきたから、これから私があなたを……支えなきゃって思ったのに……」
歩夢「あなたがいなくなっちゃったら……私、どうやって生きていけばいいの?」ユサユサ
歩夢「ねぇ……ねぇ……」ポロポロ
ポタッ
…ゴクン! ガキA「タッチ!」
ガキB「タッチ返し禁止な!にげろ〜!」
ロリ歩夢「ま、まってよ〜!」
ロリ歩夢「あっ!」
ドサッ
ロリ歩夢「いたたた……」
ガキB「あいつ、また転んでやがるぜ!」
ガキA「どんくせぇよな!あいつ!」
ガキC「だんさもなく転んだり、マップを見てもまよったりするらしいよ!」
ガキ共「アハハハハハ!!!」
ロリ歩夢「ううっえ〜〜ん……」
ガキA「あ〜あ、女子ってすぐ泣くよな」
ガキB「あいつ誘ったのお前だろ!」
ガキC「いやっ、えっと、お前らだってさんせいしたじゃんかよ〜!」
ヤンヤヤンヤ
ロリ歩夢「ぐすっぐすっ……」ポロポロ ロリあなた「あゆむちゃん!」トテトテ
ロリあなた「どうして泣いてるの?」
ロリ歩夢「鬼ごっこなのに、何にもないところで転んじゃって、バカにされたの……」
ロリ歩夢「私、どんくさいから、みんなに、きらわれちゃうんだ……」
ロリあなた「たくさん転ぶことって、そんなにわるいことかなぁ?」
ロリ歩夢「えっ……?」
ロリあなた「テレビでやってたんだけど、金属って叩いたりするとかたくつよくなるんだって!」
ロリあなた「歩夢ちゃんは人よりたくさん転んだから、それだけほかの人よりも強くなれると思うんだ!金属みたいに!」
ロリあなた「ねっ!」ニコッ
ロリ歩夢「あ、ありがとう……」
ロリ歩夢「あなたって、優しいね……」 あなた(……懐かしい夢だ)
あなた(泣いてばかりだった歩夢ちゃんが、この日から少しずつ、笑うことが増えていったんだよね)
あなた(なんでこんな夢、急に……)
ポタッ
あなた(あっ口になんか落ちてきた)
あなた(これ……涙だ)
あなた(だれかが泣いてるのかな)
あなた(……なんでだろう、なんか、わかる。きっと、いや、絶対これは)
あなた(歩夢ちゃんが泣いてるんだ)
あなた(泣かないで、歩夢ちゃん)
あなた(歩夢ちゃんのキラキラした笑顔が好きだから)
あなた(助けてあげなきゃ)
あなた(なんで寝てるんだろう、私)
あなた(起きなきゃ、起きなきゃ)
あなた(起きて、みんなで)
あなた(笑い合うんだ!)
…ゴクン!
ガバッ
あなた「歩夢ちゃん、どうして泣いてるの?」 ふふっ…♪やっぱり幼馴染みなんだ覚えてるなぁ@cメ*˶☍ ᴗ ⁰˵リ
熱い展開 歩夢「……!!」
ギュッ
あなた「あはは、痛いよ、歩夢ちゃん」
歩夢「よ、よかっ……ほんと、うに……」
あなた「歩夢ちゃん……」
かすみ「先輩……先輩……。え〜〜〜ん」
あなた「ごめん、ごめんね、みんな」
愛「……」
あなた「愛ちゃんも、心配かけて、ごめんね」
愛「……歩夢もかすみんも、君のことが大好きだから、君がいなくなったら取り乱しちゃってさ」
あなた「……」
愛「だから、あー愛さんがしっかりしないとって、思ったんだけど」
愛「アタシだって、君のこと、大好きだからさ……」
愛「恐かったんだよ……本当は……」ポロポロ
あなた「愛ちゃん……」 愛「でも、本当に君にはかなわないよ。愛さんじゃあ君の代わりにはなれないみたいで」
歩夢「ううん、愛ちゃんのせいじゃないよ。私、気が気じゃなかっただけで……」
かすみ「愛先輩が、頑張ってまとめようとしてくれてて、それは、伝わってました」
愛「……そっか、サンキュー」
かすみ「それで、先輩、何があったんですか?」
愛「そう、それ!」
歩夢「一体みんなどうして……」
あなた「その話なんだけど、ここじゃあちょっとできない」
愛「えっ、部室にいると何かヤバイの?」
かすみ「やっぱり、伝染しちゃうんですか!?」
あなた「詳しい話は後。今は……一旦出よう。誰か練習場の鍵持ってる?」
歩夢「私、今持ってるよ」
あなた「それじゃあ、行こう」
あなた「それと、廊下では、喋らないでね」
3人「???」 ガラガラ
あなた「みんな入って」
ゾロゾロ
ガチャッ
愛「ふぅ〜、喋らないって、なんだか辛いなー」
歩夢「道が長く感じちゃうよね」
かすみ「電気、つけますね」
あなた「待って!!!」
かすみ「ひゃあ!」
あなた「あっごめん……。でも、できれば電気はつけないほうがいいんだ」
歩夢「どうして?」
あなた「みんな、もしかしたら察してるかもしれないけど、今回の出来事、何があったのか、今から説明する」
かすみ「えぇ、かすみん全然わかんないんですけど……」
愛「いやー、正直愛さんも、何がなんだか」
歩夢「ね、ねぇ、待って、彼方さんのこと……言わないと」
愛「そ、そう!カナちゃんも家庭科室でみんなみたいに動かなくて、あと、エマっちも連絡がつかなくて……」
かすみ「しず子も、いつのまにああなっちゃったんですか?先輩で気を取られてましたけど、しず子もさっき……」
あなた「混乱するのも、無理ないよね……そしたらこっちを聞いてもらったほうが早いかな?」
愛「胸ポッケの……スマホ?」
あなた「ここに、一部音源が入ってるから、聞いてほしい」
ポチッ 『私たちは今まで、最初の被害者は果林さんだと思っていた。』
『理由は簡単。果林さんが最初に発見されたから』
『そして、2番目の被害者の三船さんは、果林さんが発見される直前、面談をしていたとの証言があったから』
『これを疑う必要がないからね、必然的に果林さん、三船さんの順番で被害にあったのだと思い込んでいた』
『でも、この証言を疑うとしたら?そうしたら、少しずつ、少しずつ、話は変わってくる』
『……どうして疑おうと思ったの?』
『きっかけはしずくちゃんだよ』
『感染式なら、寮の人やクラスメイトにも症状が出てもおかしくないのに、そんな話は聞かない』
『どれだけ調べても、類似例すら出てこない』
『だとしたら、人為的な作用によって引き起こされた可能性を考えなきゃいけないでしょ?』
『だとしたら、鍵のかかっていたはずのこの部屋に入ることができるのは』
『しずくちゃんの顔見知りに限られるんだよ』
『それで、考えたら、違和感に気づいたんだ』
『当時は突如のことに混乱してスルーしちゃったけど』
『璃奈ちゃんが被害にあった時、あの場で唯一、果林さんも同様の被害にあっていたと知っていたにも関わらず』
『その情報を私たちが合流するまで共有しなかった人がいる』
『せつ菜ちゃんが言ってたよね、【他に2人も同じ状況の人がいるだなんて知らなかった】って』
『普通だったら、同じような状況の人がいたら、すぐにそのことを口にするはずなんだよ、でもしなかった』
『普通だったら、という視点が欠けていたからだよ。つまり』
『その人は普通じゃなかったんだ』
『そうでしょ?』
『エマさん』 あなた(そろそろ交代の時間)
あなた(次のローテーションは彼方さんが部室、歩夢ちゃんが寮で、彼方さんにはエマさんが、歩夢ちゃんにはかすみちゃんが付き添ってる)
あなた(つまり、この部室に、エマさんが来る)
あなた(もしかしたら、この場で彼方さんを廃人化させるつもりかもしれない)
あなた(隠れてみておく?いや、どういう方法で廃人化させるかわからないし、範囲魔法みたいなものだったら意味がない)
あなた(だったら胸ポケットにスマホを入れて置いて……)
あなた(本当は通話状態がいいんだけど、それだと向こうからの音でバレるかもしれない)
あなた(だったらカメラ機能のビデオモードで。こうすれば、映像は取れなくても声のやりとりが記録される)
あなた(もし私が廃人化させられても、他のみんながこれに気づけば、解決の糸口になるかもしれない)
あなた(通知も全部切って、バイブも最小に)
あなた(みんなと連絡は取れないけど、それはそれで異変に気付きやすくなるよね)
あなた(残りの時間で考えよう。動機、方法、全部がつながるように……)
あなた(……もしかしたら、それは意外なほどばかばかしいようなことだったり)
ガラガラ
あなた「……うそっ……!?」
あなた「彼方さん……は?」 エマ「そうなの、彼方ちゃん、家庭科室に忘れ物したって言って途中で寄ったんだけど、そしたら急にみんなみたいに……」
あなた「そうやって、1人ずつ、巧妙に誘い出したんだね」
エマ「?ど、どうしたの?」
あなた「私の推理、聞いてほしいんだ」
エマ「えっ?」
あなた(不意を突かれてビックリしてる、今だ!服を直すフリをして……)
ポチッ
あなた『私たちは今まで、最初の被害者は果林さんだと思っていた。』
……
あなた『そうでしょ?』
あなた『エマさん』
あなた『人狼ってやったことあるかな?全良な市民の中に何人か悪者の狼がいて、毎日1人ずつ狼の犠牲者が出る中で、誰が狼か当てるゲーム』
あなた『あれやってるとよくあるんだよね。狼の視点ではお互いが狼だと認識してるから、市民とは少し視点が違って、だからこそボロが出たりすること』
あなた『さっきのエマさんも、そんな感じだったんだと思う』
エマ『あの時は、私も気が動転してたんじゃないかなぁ』
あなた『だとしても、果林さんと璃奈ちゃんの状態が結びつかないってのは、ちょっと無理があると思うよ』
あなた『私や歩夢ちゃんがすぐにできたことなんだから』
エマ『……それで』
エマ『わたしがみんなのことを襲ったとして、どうやったの?こんな大きなこと』 あなた『ああなった……私は廃人化ってよんでるんだけど、廃人化した順番が違うなら、ちょっとずつ変わってくるんだ』
あなた『つまり、きっかけが三船さんで、そこから果林さん、璃奈ちゃん、せつ菜ちゃん、っていう順番』
あなた『これを考えて、私が思った共通項』
あなた『親からの愛情が不足してるんじゃないかってこと』
あなた『果林さんは親元から離れて1人で暮らしてる』
あなた『璃奈ちゃんは両親とあんまり接してこなかった過去がある』
あなた『せつ菜ちゃんは両親にガチガチに制限されてる』
あなた『エマさんは、それを解消してあげたんだよ』
あなた『その上で、奪ったんだ』
エマ『奪った?』
あなた『うん。ずっと考えてたんだ。真姫ちゃんが言ってた喪失感のこと』
あなた『でも、みんながみんな持ってて、あれだけ強く喪失感を覚えるものって、どれだけ考えても思いつかなかったんだ』
あなた『だから逆に、与えてから奪ったんじゃないかって思ったの』
あなた『そうやって全部繋げてったら、ばかばかしくて、でも妙に納得できるものが1つだけあったんだ』
あなた『そう考えると、最初の被害者が三船さんだったことや、みんなが必死に口をパクパクしてることにも、説明がつく』
あなた『つまり、みんながエマさんから与えられて、そして喪失したものは』
あなた『エマさんの、おっぱいだよ』 ここスタッフロールに「おっぱ…ンフッww」ってなるNGシーン入ってそう あなた『私の考えはこう』
あなた『今日の面談で、エマさんの才能を三船さんが指摘した』
あなた『エマさんの母性がどうとか、おっぱいを活かした方がいいとか、たぶんそういう話』
あなた『そこからなんやかんややりとりがあった末、三船さんは廃人化した』
あなた『そして、そこで始めてエマさんは、自分のおっぱいが人を魅了できることに気がついた』
あなた『エマさんはこう考えた。これを、身近な人を助けるために使えないかって』
あなた『だから両親と離れてどこか不安そうな果林さんを、おっぱいで虜にした』
あなた『そうやって次々と、みんなにおっぱいを与えたんだ。でも、時間的にずっとはできない』
あなた『だから結果的に、みんなはおっぱいから離れることになり、廃人になった』
あなた『でも、でもね。こんなの、無理がありすぎるんだよ。可能性はゼロじゃないってくらいの、普通ならありえない推理』
あなた『でも、エマさんのその母性と、大きなおっぱいがあれば、できなくもないのかなってだけで』
あなた『だからさ、もし間違ってるのならそう言って?そうしたら私、謝るから……』
エマ『……やっぱり、あなたって凄いね!』
あなた『え……?』
エマ『私の才能をピタリと当てるんだもん。さすがはウチの部長だね』
エマ『まるで、栞子ちゃんみたい♡』
あなた『……!!』 エマ『あなたの言う通りだよ、全ての始まりは今日の面談から──』
〜〜〜
コンコン!
栞子「どうぞ」
エマ「失礼します」
栞子「合宿前の貴重な時間を割いていただき、感謝します、ヴェルデさん」
栞子「時間がないので早速本題に入ります」
栞子「もしかしたら中須さん達から話を聞いているかもしれませんが、私は時折、児童たちが集まるイベントにボランティアで参加しています」
栞子「そこで、よくヴェルデさんの評判を聞くんです」
エマ「たしかにわたしも、幼稚園にいって子どもたちと遊んだりしてるけど……」
栞子「私やあなただけでなく、その類のイベントに参加する生徒は、少なくはありません」
栞子「しかしヴェルデさんはその中でもトップクラスに評判がいいのです。これの意味がわかりますか?」
エマ「保育士になったほうがいいってことでしょう?たしかに魅力的だとは思うけど、だからってスクールアイドルをやめることは……」
栞子「ええ、私も以前まではそう思っていました、しかし今は違います」
栞子「あなたの才能は、その乳房にあったんです」 エマ「えっ……えぇ?」
栞子「あなたの評判は、職員の方や主催者からのも勿論ありますが、何より多いのは児童たちからの評判です」
栞子「話を聞けば、あなたの乳房に飛びかかったり、抱きついたりする児童が多いそうですね」
エマ「そ、そういう子もたしかにいるけど……」
栞子「と、いうことは、あなたの才能はその溢れる母性であり、同時にその母性の象徴である乳房にある、というのことです」
エマ「そ、そうなのかなぁ……?」
栞子「そして、それを活かせるのはスクールアイドルでもなければ、保育士でもない」
栞子「あなたがその乳房を使えば、世界的に成功することができます」
エマ「何を言っているのかわからないよぉ……」
栞子「でしたら、それを今から確認しますので、乳房を出してください」
エマ「え……えぇ!?」
栞子「時間がないと言いませんでしたか?それとも私の言葉の意味がわからないのですか?」
栞子「ここでおっぱいを出せ」
栞子「そう言ったのですが?」 スレタイからおっぱいだと思ってたら案の定おっぱいだった あなたちゃん、すごいキリッとしてるけど…
廃人になったということは吸ったんだよね? スレタイ僕「おっぱいか?」
途中僕「おっぱいじゃないな」
現在僕「おっぱい」 エマ「でも、は、恥ずかしいよぅ……」
栞子「あなたがそう思うと考えて、生徒会の他の役員には早々に帰宅してもらいました」
栞子「ここには私とあなたしかいませんし、私の携帯は机の引き出しの中です」
栞子「このことを知りうるのは私とあなただけです」
栞子「これだけでは不服ですか?」
エマ「そ、そりゃあ……」
栞子「では、あなたが応じていただけるのであれば、10分の予定の面談を5分にしましょう」
栞子「せっかくの合宿の機会、1分でも長く有意義に使いたいのではありませんか?」
エマ「そう、だけど……」
栞子「全く、拉致があきませんね……」
栞子「そんなに脱ぐのが嫌なのであれば、私も脱ぎましょう」スルスル
エマ「えっえぇ……!?」 エマ「ま、待って、三船さん……」
栞子「では、脱いでくださいますか?」
エマ「わっ、わかり、ました……」スルスル
栞子「はぁー、ヴェルデさんはやはりスクールアイドル向きではありませんよ、そんな、子供っぽい白無地の下着だとは……」
栞子「中川さんや天王寺さんもそうですが、スクールアイドルに真摯であるならば、内面も可愛く着飾ろうとは思わないのですか?」
エマ「うぅ……で、でも……わたしのサイズだと可愛いのが全然なくて……」
栞子「では、東條さんや朝香さんに相談したことは?」
エマ「そ、そんな恥ずかしいこと、聞けないよ……」
栞子「その努力を怠ったのであれば、やはりあなたが、スクールアイドルに真摯ではないということです」
エマ「う、うぅ……」
栞子「それと、私は乳房を出せと言ったんです。ブラジャーを見せろとは言っていません」
エマ「ほ、本当に脱ぐの……?」
栞子「はい」
エマ「う、うぅ……」ポロン
栞子「……やはり、私の見立てに間違いはなかったようですね」
栞子「大きい乳房に見合う大きな乳輪と、美しい桜色」
栞子「スクールアイドルである以上はまるで役に立たない桜色の乳首……」
栞子「あなたはこれからこれをもっと活かすべきです」
エマ「も、もういいかな……恥ずかしいよ〜」
栞子「まだです」パクッ
エマ「……!?」 しおりんどうしちゃったの...
せっつーのおっぱいずっと見てたからおっぱいに飢えてたのかな? 中川さんと天王寺さんの下着の色をなぜ知っているのか エマ「やっ……んっ……///」
栞子「んじゅっ、ちゅぱっ……んじゅじゅるるる……っぷはぁ」チュパチュパ
栞子「素晴らしいですね、母乳が出ている訳ではないのに、暖かで心地よい」
栞子「脳がとろけるような、癒し効果も感じられます」
栞子「あむっ……ちゅっぱちゅっぱ……んじゅ、あむっ、んぱんぱ……」チュパチュパ
エマ「あっあっあっ!んん///」
栞子「っふぅ、やはり、この乳房は世界を変える力がある」
栞子「ヴェルデさん、これだけ素晴らしい才能を持っているのです、この乳房を持ってすれば、政権だって掌握できます」
栞子「宗教家でも、政治家でも、あなたの才能を発揮する大きな舞台はたくさんあるでしょう」
栞子「あむっじゅるるるるる!!」チュパチュパ
エマ(あの真面目な三船さんがこんなに必死になってわたしのおっぱいを吸ってるなんて……)
エマ(なんだろう、この気持ち……)
エマ(……なんだか、ゾクゾクする♡)ゾクゾク 栞子「ふぅ、はぁ、はぁ。では、約束の時間ですね」
栞子「 今回はここまでですが、次回面談にお呼びするときまでに……」
エマ「だ〜め♡」
グッ
栞子「ぐむっ……」チュパ
栞子「っちゅばぁっ!はぁ、はぁ、な、なな、何を!破廉恥な……!」
エマ「生徒会長さんが、10分きっかりって決めた取り決めを、やぶっちゃだめだと思うなぁ」
栞子「ま、待ってください、私は、特別に5分でいいと……」
エマ「わたしのことは気にしなくていいよ〜。だからもっともっと 」
エマ「召し上がれ♡」
栞子「だ、ダメです!これ以上吸ってしまったら……私……」
エマ「いいんだよ、戻ってこれなくても」
エマ「栞子ちゃん♪」
栞子「──っっ!!」
栞子「あむっ、んじゅっ!ちゅっぱちゅっぱ……じゅるるるぅ!!」チュパチュパ
エマ「うふふ♡」 エマ「栞子ちゃんは偉いよ〜。みんなのために、こうやって才能を見つけてくれるんだもんね」
栞子「んぱっ……んちゅっ……」チュパチュパ
エマ「みんなの才能を見つけられるほど、みんなのことを見てるってことだもんね」
栞子「あむっ……はむっ……」チュパチュパ
エマ「栞子ちゃんはいい子だね〜、よしよし」
栞子「むちゅ……ぱむっ……」チュパチュパ
栞子「ま、ままぁ……」
エマ「……!」ゾクゾクゾクッ‼
エマ「は〜い、ままですよ〜♡」 エマ「みんなの為に、一生懸命頑張って、偉い、偉い!」
栞子「あむっ……じゅるるる……」チュパチュパ
エマ「あぁ、でもごめんね、まま、もう行かなきゃ」
栞子「……えっ」チュポン
エマ「生徒会長さんなんだから、10分の約束は守らないといけないもんね」
栞子「やっ!まま!まだおっぱいっ……!」
エマ「だ〜め♡」
エマ「また今度、いっぱい吸わせてあげるからね」
栞子「やだ!まま!や〜や!!」
エマ「はいはい、またね〜」ブラツケー
栞子「───!!」ブツン
栞子「……」パクパク 鬼才の書くSSかと思って入ったら鬼才の書くSSだった
何を言ってるかわからないと思うが(ry 危険ドラッグみたいなおっぱいだな…
危険おっぱい… 真面目なミステリーかと思ってたらギャグSSだったでござるの巻 エマ「……」ポロン
栞子「……!まま〜!」キャッキャ
エマ「……」ブラツケー
栞子「……」パクパク
エマ(わたしのおっぱいに反応してるんだ……)
エマ「ふふっ、またね〜」
栞子「……」パクパク
ガラガラ
エマ「よしっ、みんなのところに行こう」
エマ(みんなも、おっぱいの虜にしちゃおう♡)
エマ(やっぱり、最初は果林ちゃんだよね。お母さんたちと離れるのって、すごくさみしいのわかるし、わたしが果林ちゃんのままにならないとね) エマ「果林ちゃん、来たよ〜」
ガチャッ
果林「あら、エマ。おかえりなさい」
果林「面談はどうだったの?」
エマ「そのことなんだけどね、果林ちゃんに報告があるの〜」
果林「報告……?何かしら」
果林「それにしても、なんだか嬉しそうね。ツヤツヤしてるし、何かいいことあったのかしら?」
エマ「うん、そうだよ、わたし……」
エマ「果林ちゃんのこと、助けてあげられるんだ」
果林「私を……?どういう……」
エマ「えいっ!」ポロン
果林「えっ、ちょっ、エマ!?どうしちゃったの?」
エマ「いいから、召し上がれ♡」
果林「ちょっと……んむっ!」チュパ
エマ「ね?落ち着くでしょ?」
果林「な、何?どうしちゃったの?」チュポン
果林「一体あの人に何を吹き込まれたのよ」
エマ「わたし、気づいたの!」
エマ「わたしのおっぱいを世界中の人が吸ってくれれば」
エマ「世界は平和になるんだって!」
果林「エマ……?」ゾッ エマ「ほらほら、もっともっと、食べちゃっていいんだよ♡」
果林「ん……ちゅぱっ……あむるる……はむっ……」チュパチュパ
果林「はぁ、はぁ、だ、ダメよ、こんな……」チュポン
果林「せ、せっかく、嫌になるくらい勉強して、すこしはマシになったのに……」
エマ「ほらほら、お口止まってるよ?」グッ
果林「あぁっ!……ぱちゅっ……むちゅっ」チュパチュパ
果林「いや、嫌!私、これ以上吸ったら……バカになりゅぅ……!」
エマ「果林ちゃんは偉いよ。1人で、お母さんたちから自立して、今まで頑張ってきたもんね」
エマ「だからたまには、甘えてもいいんだよ?」
果林「……ま、ままぁ」
エマ「うん!」ニッコリ 途中まで面白かったのに、
今は別の意味で面白い物語…だと…パクパク… 自白してクライマックスだと思ってたらむしろここからがこのssの本番だった…だと? 「……」パクパク で軌跡シリーズが出てきてしまうw 果林「はむっ……♡んちゅ……♡」チュパチュパ
果林「んっっ///ぶっちゅっ……あっ///」チュパビクン
エマ「あれあれ〜果林ちゃん?」
エマ「もしかしてままのおっぱい吸って」
エマ「気持ちよくなっちゃったのかな?」
果林「ん〜♡あむっはむっ……」
エマ(可愛いなぁ〜……でも、そろそろ行かないとみんな心配しちゃうよね)
エマ(次は璃奈ちゃんのこと助けてあげよう!璃奈ちゃんもお母さんたちに甘えられなくて、上手く表情が作れなくなっちゃったんだよね)
果林「ちゅっ……ぷちゅ……」チュパチュパ
エマ(その為には、うまく立ち回らないといけない。でも大丈夫!1人ずつ虜にしていけば、いつかみんな幸せになれるもんね!)
エマ「ね〜果林ちゃん、まま、そろそろお出かけしないといけないの」
果林「あむっ……む〜?」チュパ
エマ「だから、また今度ね」
果林「あっ……」チュポン エマ「いい子にしてたらまた来るからね」
果林「や!おっぱい!おっぱい!!」
エマ「ま・た・ね♡」ブラツケー
果林「いやっ───!!」ブツン
果林「……」パクパク
エマ「……ごめんね」
バタン
エマ(わたしが果林ちゃんを呼びに行ったら、鍵が開いていて、果林ちゃんは既にこうなってたってことにしよう)
エマ(驚いたわたしは果林ちゃんを守る為に鍵をかけて、あの子を探しに行く)
エマ(あの子たちは栞子ちゃんにあいに行く理由はないし、しばらくはわたしがままだってバレないよね)
エマ(いくらわたしでも複数をいちどにばぶばぶできないと思うし、しばらくはこっそりと、1人ずつやっていこう)
エマ(そうしたら、みんな幸せ♡楽しみだなぁ〜) エマ「みんな〜おまたせ〜」
エマ(果林ちゃんのこと言ったらみんなを不安にさせて警戒されちゃうかもだから、黙っておいた方がいいよね)
しずく「エマ先輩!お疲れさまです!」
彼方「あれ〜?果林ちゃんたちは〜?」
エマ「果林ちゃんと歩夢ちゃんと部長さんはちょっと遅れるみたい」
エマ「それと、発声練習から先始めてて、ってあの子が言ってたよ〜」
せつ菜「わかりました、ではみなさん、先に始めてしまいましょう!」
6人「はーい」
エマ(寮からは遠いし、あの子は真面目だから、もしかしたら栞子ちゃんに報告に行くかもしれないよね)
エマ(そうしたら、発声練習まで時間がかかるし、そうなれば、いい具合に誤解してくれるかも)
エマ(せつ菜ちゃんはきっと休憩を入れてくれるから、その時に……) しずく「……一通り終わりましたね」
かすみ「先輩たちどうしちゃったんですかね?」
せつ菜「一度、小休憩にしましょう!」
せつ菜「これからまた夜まで練習がありますし、お手洗いや飲み物を買ったりなど、そういうことは今のうちに済ませておいてくださいね!」
せつ菜「その間には戻ってくるでしょう」
6人「はーい」
エマ(璃奈ちゃんは……)
璃奈「……」テクテク
エマ(丁度1人で出て行くみたい、後をつけちゃおう!) 璃奈「ふぅ……」チョロロロ…
璃奈「……」カラカラカラ…フキフキ…ジャー
璃奈「そうだ、彼方さんに……」
ガチャ
エマ「……」ニコニコ
璃奈「うわぁぁ、エマさん扉の前でどうしたの?璃奈ちゃんボード《ビックリ》」
エマ「璃奈ちゃんにね、お話があるの!」
璃奈「お、お話……?」
トン
璃奈「うわっ……」ヨロヨロ
エマ(軽く押しただけでこんなになるなんて、可愛いなぁ〜)
バタン! ガチャリ 璃奈「エマ……さん?」
エマ「璃奈ちゃんはすごいよ!一生懸命がんばって練習してるし、みんなの役に立つようなステキなものたくさん作ってくれてるもんね!」
璃奈「う、うれしい……でも急にどうして……」
エマ「だからね、そんな璃奈ちゃんにご褒美があるんだ〜」ポロン
璃奈「えっ、え、え、エマさん……?」
エマ「はい、あ〜ん」
璃奈「んん……ちゅ……」チュパ
エマ「お母さんたちに構ってもらえなくて、お友達からイヤなこと言われて、とっても辛かったよね」
エマ「それでも今こうやってアイドルとして成功できてる!璃奈ちゃんは本当に偉いよ〜」ナデナデ
エマ「だから、今くらいはこうやって、おっぱいに甘えちゃっていいんだよ?」
璃奈「……はむっ……あむっ……」チュパチュパ
エマ(なんだかどんどんばぶばぶ状態になるのが早くなってる気がする……個人差があるのかなぁ?それともわたしのばぶばぶが上手くなってるから?)
璃奈「……まま……」
エマ「そう!ままだよ〜」キュン 璃奈「んちゅ……ちゅぱっ……」チュパチュパ
エマ(果林ちゃんと栞子ちゃんは夢中に貪ってるって感じだったけど、璃奈ちゃんはゆっくり大事そうに吸ってるんだね)
エマ(本当の赤ちゃんみたい♡)
エマ(ただ、小休憩って言ってたし、早く戻らないとだよね)
エマ「よしよ〜し、それじゃあ璃奈ちゃん、まま、お出かけしてくるね」チュポン
璃奈「えっ……」
エマ「また戻ってくるからね、いい子に……」
璃奈「いかないで!!」
エマ「!!」
璃奈「まま、いかないでよ、ままぁ……」ポロポロ
エマ「璃奈ちゃん……」
璃奈「まま……ままぁ……」ポロポロ
エマ「……すぐ、もどってくるよ」ブラツケー
璃奈「───!!」ブツン
璃奈「……」パクパク
エマ(ままと離れるのが、そんなにイヤだったんだね……)
エマ「ごめんね、璃奈ちゃん」ギュッ
エマ「みんなのこと助けて、またもどってくるからね」
エマ「そうしたら、もう泣かなくていいんだよ」
エマ(いかないと、みんなを幸せにするために……) かすみ「先輩たち、遅いですぅ!」
愛「……りなりーもなかなか帰ってこないね」
エマ「遅れるっていってた3人はまだわかるけど、璃奈ちゃんは心配だね」
しずく「もしかして迷ったんでしょうか?」
彼方「この学校広いもんね〜、彼方ちゃんもねむねむの時は、自分の教室もわからないくなったりするんだよね〜」
かすみ「それは寝ぼけすぎですぅ」
せつ菜「少し、私見てきます」
愛「待って、せっつー!わたしも行くよ!」
せつ菜「もし入れ違いになったら連絡くださいね」
彼方「はいは〜い」
エマ(次はどうしようかな〜)
エマ(果林ちゃんと璃奈ちゃんのことがわかったら、ちょっと動きづらくなりそうだよね)
エマ(ここからもっとがんばらないと!)
かすみ「あっ、せつ菜先輩から全体連絡来ました」
しずく「……近くの女子トイレにすぐ来るようにって、何でしょうか?」
彼方「せつ菜ちゃん、文章でもテンション高いよね〜」
エマ「それにしても、何だか急いでるような感じだね」
しずく「呼ばれてますし、行きましょうか」 かすみ「せつ菜先ぱ〜い、愛先ぱ〜い、どうしたんですかぁ?」
エマ「何だか急いでるみたいな……」
愛「りなりーが……なんだか変で……」
璃奈「……」パクパク
エマ(やっぱり、わたしがここに来ただけじゃ反応しないんだね)
エマ(ここでわたしがおっぱいを出せば意識ももどるだろうけど、人数的には分が悪いよね)
しずく「璃奈……さん!?」
かすみ「りな子!りな子!?」ユサユサ
璃奈「……」パクパク
彼方「あ、あんまり乱暴しない方が……」
かすみ「ど、どうして、りな子……」
せつ菜「何故か意識はありません。見たところ息はしていますし、脈も正常です」
愛「1回、部室に連れてくよ、それからどうするか考えよう」
せつ菜「歩夢さんたちも間も無く合流できるとのことですし、何やら戻ったら話があるみたいなで、それまでは待機するようにと」 愛「よいっしょ……」
かすみ「彼方先輩用のベッドがあってよかったですね」
彼方「彼方ちゃんのベッドは寝心地がいいからね〜、璃奈ちゃんもきっとすぐ良くなるよ」
せつ菜「私から1つ、いいでしょうか?」
エマ「な〜に?」
せつ菜「璃奈さんの容態は勿論気がかりですし、同好会としての方針を決定するのは私ではありませんが……」
せつ菜「私は、あの人が今日のためにどれだけ、三船さんを説得して、準備を整えてきたのか知っています」
せつ菜「私としては、璃奈さんの様子を見ながらではありますが、この合宿を続けたいと思っています」
エマ(せつ菜ちゃんはやっぱり真面目だなぁ。生徒会長もやっていたし、そういう教育を受けてきたんだよね)
エマ(アニメ趣味も抑圧されて、それでも頑張ってやってきたんだもん。わたしがいい子いい子してあげないと)
愛「愛さんも賛成。ぶちょーの意見も聞く必要はあると思うけどさ」
愛「りなりーが起きた時、合宿が取りやめになってたら、誰よりもりなりーが悲しむと思うんだ」
しずく「ではまずは、璃奈さんの状態を確認しないと……」
かすみ「あっ!先輩たち戻ってきました!」
あなた「今戻ったよ!大丈夫?」
せつ菜「それが、お2人が戻ってくるまで……」
エマ(次は、せつ菜ちゃんだね) ……
あなた「それじゃあ私、部室のほうに行ってくるから、交代の時間までよろしくね」
エマ「うん、ありがとう!いってらっしゃい!」
バタン
エマ(さて、それじゃあかすみちゃんに待ち合わせの連絡を送って……)
エマ(その少し前の時間に、せつ菜ちゃんを呼び出そう)
エマ(【もしかしたらわたしも身体が変になったかもしれない、あの子には心配かけたくなくて、せつ菜ちゃんに相談させてもらってもいい?】っと)
エマ(これでせつ菜ちゃんを空き教室に呼び出してから、ばぶばぶして、ちょっとお手洗いに行ったふりをしてかすみちゃんと合流)
エマ(そのまま家庭科室に入れば、誰にも怪しまれないよね)
エマ「待っててね、せつ菜ちゃん♡」 ガラガラ
エマ「ご、ごめんね、せつ菜ちゃん。みんなに黙ったまま来てもらって……」
せつ菜「身体の異変というのは本当ですか?」
エマ「そう、なの……」
せつ菜「でしたら、やはりみんなに報告すべきです!エマさんが黙っていたいという気持ちもわかりますが……」
エマ「でも、特にあの子はいっつも頑張りすぎちゃうところがあるから、あんまり心配かけられないよ」
せつ菜「それは……わかりますが……」
エマ「だからせつ菜ちゃんにだけ、見てもらおうかと思って」
せつ菜「見てもらう……とは?」
エマ「ここが何だか熱いの……」ポロン
せつ菜「きゃっ///え、えっと、エマさん?」
エマ「おっぱいがすっごく熱くて、苦しくて……どうしたらいいかなぁ?」
せつ菜「さ、さぁ、私、エマさんみたいに、その……大きく……ないですし……」
エマ「せつ菜ちゃんに……冷ましてほしいの……」
せつ菜「冷ます、と、言われましても……」
エマ「なめて♡」
グッ
せつ菜「むちゅゅっ……!?」チュパ エマ「どお?せつ菜ちゃん?」
せつ菜「え、えっと、確かに、凄く熱くはなってますが……」
エマ「何だかせつ菜ちゃんになめてもらったら、少しだけ楽になってきたよ〜。もうちょっとなめてほしいなぁ」
せつ菜「!?……ちゅっ……ちゅる……」チュパチュパ
エマ「せつ菜ちゃん、ありがとう」
エマ「せつ菜ちゃんはみんなのこと、しっかりまとめてくれて、すっごい偉いよ」
エマ「わたし、鼻が高いよ。こんなになんでもできて、頑張っているお友達がいて」
せつ菜「……ちゅぱっ……ぱちゅっ……」チュパチュパ
エマ「わたしがあなたのお母さんなら、こうやってたくさん抱きしめてあげるのに……」
エマ(璃奈ちゃんよりもっと消極的……ほとんど甘えられたことがないんだね)
エマ「今まで大変だったよね、頑張ったよね……」
せつ菜「……ぐすっ……ちゅるる……」チュパ
エマ「わたしのこと、今はままだって思っていいんだよ?」
せつ菜「……まま、だいすき」チュパチュパ
エマ「ふふ♡」ニッコリ ss乗っ取られんたじゃないかと思うほどの変化
いいぞ まあ歩夢ちゃん押しには弱いし吸わせたら勝ち確ならまだ勝機ある せつ菜「むちゅぅ……ぱっぱちゅっ」チュパチュパ
エマ「いい子いい子〜」ナデナデ
エマ(でもそろそろ行かないと、かすみちゃんの約束に間に合わないよ〜)
エマ「せつ菜ちゃん、わたし、みんなに会いに行かないといけないから……」
せつ菜「……!!あむっ!ぶちゅ!ちゅるる!!」
エマ(凄い、今までより頑張って吸い始めた……)
エマ(きっと、お母さんに見放されないように、こうやっていっぱい頑張ってきたのかな……?)
エマ(そうやって、努力してきたんだね)
エマ「また、来るよ。せつ菜ちゃん」
せつ菜「あっ……」チュポン
エマ「もうすぐ、みんなで一緒になれるからね」ブラツケー
せつ菜「───!!」ブツン
せつ菜「……」パクパク
エマ「それじゃあね」
ガラガラ ……
歩夢「わかったよ。愛ちゃん、行こう」
エマ「わたしたちも」
彼方「それじゃあ、彼方ちゃんたちも行こうか」
あなた「う、うん」
ガラガラ
しずく「お2人が見ていた時、果林さんや璃奈さんたちはどうでしたか?」
エマ「あのまんまだよ〜。ずっとお口をぱくぱくしてるの」
かすみ「あれって何なんですかね?でも、そのおかげでご飯食べさせてあげられるのは助かりますけど……」
しずく「安心して、かすみさん。私がちゃんと食べさせてあげるよ」
かすみ「……かすみんもああなったら、先輩にあ〜んしてもらえるのかなぁ?」
エマ「かっ、かすみちゃん?」
しずく「ダメだよ、そんなこと言っちゃ!」
かすみ「じょ、冗談ですよ〜、もちろん!」
エマ(かすみちゃんは、まだだ〜め♡それよりも……)
しずく「もう、あんまりそういうことばっかりやってると、先輩から嫌われちゃうかもよ?」
かすみ「そ、それはダメ〜〜〜!!」
エマ「ふふっ」
エマ(しっかり者のしずくちゃん。毎朝早起きして鎌倉からこっちまで通ってる、頑張り屋さんのしずくちゃん)
エマ(オフィーリアちゃんもいるし、後回しにしていたけど、心のどこかではやっぱり寂しさを感じてるはず)
エマ(待っててね。もうちょっとでばぶばぶさせてあげるから♡) しずく「……すごい、ちゃんと食べてくれますよ!」
エマ「ほんとだ〜、彼方ちゃんってすごい!」
かすみ「流石ライフデザイン科の特待生……!」
しずく「では、私はみなさんのことを見ておくので、先輩たちによろしくお伝えください」
かすみ「じゃあしず子、またね〜」
エマ「よろしくね〜」
ガラガラ
かすみ「じゃあ練習場行きましょう!」
エマ「そうだね〜、行こっか」
テクテク
エマ「……あっ、ちょっと忘れ物しちゃった〜」
かすみ「もぅ、しっかりしてくださいよ〜」
エマ「わたし、急いで取ってくるよ!」
かすみ「しょうがないですね〜、じゃあその間にかすみん、おトイレ行ってくるんで、ここで待ち合わせしましょう」
エマ「うん、ごめんね!」
エマ(今までで1番時間ないけど……わたしなら大丈夫、頑張ろう!) コンコン!
エマ「ごめん、しずくちゃん。開けて〜」
しずく「その声、エマさんですか?」
エマ「うん、忘れ物しちゃって……」
しずく「忘れ物ですか?わかりました、今開けますね」
ガチャッ
ガラガラ
しずく「何の忘れ……えぇ?エマさん、どうしちゃったんですか?」
エマ「ごめんね、しずくちゃん」プルンッ
しずく「ど、どうして、お、お胸を出して……」
栞子「あっ!ままだ〜〜!」ムクッ
璃奈「ままだ〜〜!」ムクッ
せつ菜「ままだ〜〜!」ムクッ
しずく「!!??」 みんなの唾液の匂いが混ざったエマちゃんの乳首嗅ぎたいです しずく「えっ?えっ??」
エマ「ねぇ、みんな!ままね、今度はしずくちゃんをみんなのお友だちにしようと思うの!」
エマ「だからちょっと、しずくちゃんをおさえててくれないかな?」
エマ「言うこと聞いてくれたら、おっぱいあげるから、ね♡」
3人「だぁ〜」ガシッ
しずく「どうして、エマさん、一体……むぐっ」チュパ
エマ「しずくちゃんは偉いよ〜。毎朝早起きして、遠くから通って、スクールアイドルも演劇も頑張ってて……」
エマ「だから、そんな頑張り屋のしずくちゃんにご褒美だよ〜、今日はわたしをままだと思ってい〜っぱい甘えてね♡」
しずく「……ママぁ……」
しずく「あむっ、はむっ……」チュパチュパ
しずく「はわわぅ……」プシャーー
エマ「わぁ♡おもらししちゃったね〜♡」ゾクゾクゾク
エマ(今までで一番時間なかったけど、こんなに早くばぶばぶされちゃうなんて。やっぱりわたし、どんどん上手になってるんだ……!)
エマ「栞子ちゃん、璃奈ちゃん、せつ菜ちゃん、ありがとう!もうおさえてなくていいよ〜」
エマ「それより、こっちのおっぱい空いてるから、おいで〜」
栞子「……!!はむっ、ちゅるる…ちゅぱぱ」チュパチュパ
璃奈「う〜……」
エマ「大丈夫だよ、璃奈ちゃん。順番ね♡」
エマ(でも、すぐ戻らないとなぁ) エマ「まま、そろそろ行くね」
栞子「え〜……やっ!」
璃奈「ままぁ……」ポロポロ
せつ菜「むぅ……」
しずく「や〜やっ!」
エマ「ごめんね、もうちょっとだからね〜」ブラツケー
栞子「……」パクパク
璃奈「……」パクパク
せつ菜「……」パクパク
しずく「……」パクパク
エマ「すぐ戻らないと、だね」
ガラガラ
ダッダッ!
かすみ「エマ先輩」
エマ「ご、ごめんね……かすみちゃん」
かすみ「そんなに急がなくってもいいんですよ、かすみんは心が広いのです!」
エマ「ううん、かすみちゃんのこと、心配だし……」
かすみ「エマ先輩♡」
かすみ「でも、その走るとすごいおっぱいはちょっとだけ悔しい……」
かすみ「どうして3年生ってのはみんなそうおっきいんですかね……」
かすみ「あっ、でもでも、かすみんも3年生になったら、大きくなれるってことですよね?」
エマ「かすみちゃんならきっと大丈夫だよ♡」 久しぶりに見たらなんなんですかねこれは…
もっとやれおっぱい 歩夢「……ふぅ、そろそろ交代の時間だね」
かすみ「先輩、来ると思ってたんですけど……」
歩夢「ちょっと前に愛ちゃんのところに行くって連絡があったから、そこでお話してるのかも」
彼方「今日ずっとあちこち移動しててくれるもんね〜」
エマ「じゃあ、交代くらいはわたしたちだけで進めちゃおうよ」
かすみ「そうですね。確か次は、歩夢先輩が果林先輩の部屋で、彼方先輩が部室、でしたよね?」
エマ「あの子がなるべく1人にしないように言ってたから、わたし、彼方ちゃんに着いて行くよ!」
かすみ「じゃあじゃあ、かすみんは歩夢先輩に着いていきます♡」
歩夢「ありがとう、かすみちゃん!」
彼方「エマちゃんもありがと〜」
エマ「いいんだよ!部室の鍵は……」
歩夢「あっ、私が今持ってるんで、大丈夫ですよ!」
エマ「そっか、それじゃあ、よろしくね」 テクテク
彼方「あの子今日いっぱい動いてたからね〜、あんまり無理してないといいんだけど」
エマ「たしかに、心配だね……」
エマ(彼方ちゃんはお姉ちゃんだし、遥ちゃんっていう大切な人がいるから、ばぶばぶさせるのはちょっと難しいかなぁ)
エマ(でも、彼方ちゃんは特待生で勉強も大変みたいだし、家ではお姉ちゃんしてなきゃいけないぶん、あんまり甘えられることがないはず)
エマ(わたしのばぶばぶする早さもどんどんあがってきてるし、彼方ちゃんを助けてあげよう!)
エマ「あっ、そうだ、わたし、家庭科室に忘れ物しちゃったかも……」
彼方「家庭科室?出てくるときに一通り何もないか見てきたと思ったんだけどなぁ……」
エマ「ちっちゃいヘアピンだからよく探さないといけないのかも。確か鍵は彼方ちゃんが持ってたよね?」
彼方「うん、彼方ちゃんが持ってるよ〜、一緒に探しに行く〜?」
エマ「うん、お願い!」 彼方「どれどれ〜、確かエマちゃんが座ってたのはここだったよね〜」
エマ「うん、そうだよ……あれっ、うぅ……」
彼方「!?エマちゃん、大丈夫……?」
エマ「あれ、何だろう、おっぱいが熱いの」ポロン
彼方「うわぁ、おっきいねぇ、でも、確かになんだかテカテカしてる……」
エマ「……ちょっと、舐めてみて」
彼方「えぇ、舐めるのは、どうなのかなぁ?それよりもあの子たちを呼んで……」
エマ「だめ!こんな恥ずかしいとこ見せられないよ……彼方ちゃん、お願い……!」
彼方「う、う〜ん。それじゃあ……はむり」チュパ
エマ「ああぅ……楽になってきたかも」
彼方「ぱちゅ、はむちゅ、じゅるるるり……」チュパチュパ
エマ(お料理上手な彼方ちゃんだからかな?舌の使い方がすっごい丁寧!わたしが気持ちよくさせてあげなきゃなのに、わたしが気持ちよくなってる///)
彼方「あれ、なんだか、あったかい〜……ちゅるる、むじゅじゅ〜、ちゅぱるんっ……」チュパチュパ
エマ「彼方ちゃんすごいよ、とっても気持ちが楽になる!やっぱりお姉ちゃんだね!」
エマ「お姉ちゃんとして、特待生として、いっぱいいっぱい頑張ってるもんね、偉いよ〜!」
エマ「いっぱいいっぱい頑張ってるんだから、たまには彼方ちゃんもこうやって、ままに甘えるみたいにしてもいいんだよ〜」
彼方「ままかぁ……まま、えへへ……ぷっちゅ、ぱちょんちゅぴん……」チュパチュパ
エマ「あんっ……!たくさ〜ん甘えてね///」 エマ(あの子が部室に行ったら、全体連絡があるはず)
彼方「れろんちゅ、あむむむ……」チュパチュパ
エマ(寮からかすみちゃんと愛ちゃんがくるのはもう少し時間がかかるから、今回時間はあまり気にしなくていいけど)
エマ(あんまりのんびりしてもいけないよね)
彼方「でゅろろん、ばちゅまちゅ……」チュパチュパ
エマ「あのね、彼方ちゃん、わたし……」
彼方「むにゃ……?」チュポン
彼方「あむむ……」チュパ
彼方「……」チュパチュパ
エマ(自分の親指を舐めて寝ちゃった!?)
エマ(満足したってことなのかな?たしかに赤ちゃんみたいで可愛いけど、まだわたしブラつけてないのに……)
エマ「えい!」ユッサユッサプルンプルン
彼方「……」チュパチュパ
エマ(わたしのおっぱいに興味を示してない……けど、ままって呼んでくれたし、成功なのかな?)
エマ(きっと彼方ちゃん、ちっちゃい頃からこうやってすぐ寝ちゃってたんだろうなぁ)
エマ「ふふふ、か〜わいい♡」ブラツケー
エマ「行ってきます、彼方ちゃん」 ……
エマ『そうして、今までやってきたんだぁ』
あなた『エマさんは、あくまで優しいんだね』
あなた『動機も順番も、全部エマさんがよかれと思ってのことで』
あなた『たぶん、特に璃奈ちゃんやせつ菜さんは、本当に嬉しかったのかもしれない』
あなた『でも、それでもエマさんがやったことは、その上で相手のトラウマを掘り返すようなことだよ!』
あなた『璃奈ちゃん、エマさんのおっぱいから離れたとき、泣いたんでしょ?』
あなた『せつ菜ちゃん、エマさんのおっぱいから離れないと、必死に頑張ったんでしょ?』
あなた『それでもエマさんはおっぱいを離した、だから廃人化してしまった……』
あなた『そんなの……むしろひどいことだよ!』
あなた『エマさんの優しさは……間違ってる!』
エマ『あなたなら……わかってくれるかもって、思ったのになぁ』 あなた『それと、今の話を聞いてわからなかったことがあるんだけど』
あなた『二度も2人きりになれたかすみちゃんを狙わなかったのはどうして?』
あなた『エマさんの予定では同好会のみんなを最終的に廃人にさせるつもりだったんでしょ?』
あなた『確かにかすみちゃんは両親からの愛を受けてきたんだろうなって育ち方をしてるけど、だからこそなんというか、廃人にしやすいとおもうんだけど』
エマ『かすみちゃんと歩夢ちゃんはね、ただではばぶばぶされないと思ったの』
エマ『2人とも、ある人がいれば頑張れちゃうから』
エマ『だから、決めてたんだぁ』
エマ『次は、あなたの番だって♡』ポロン
あなた『……私は、みんなを助けるって約束した』
あなた『もちろん、それはエマさんも含めて!』
あなた『それに、私はエマさんのやり方を全部聞いて知ってる』
あなた『だから、エマさんに正気に戻ってもらうまで』
あなた『私は、エマさんのおっぱいなんかに、絶対に屈しない!!!』 敵に敗れた後にヒロインの涙で復活するのは王道だから(震え声) あなた『ちゅっっ〜〜っぱっ!!』 チュパチュパ
あなた『あむじゅるる!ちゅっちゅっ!!』チュパチュパ
あなた『じゅぷるる!じゅっぽじゅっぽ!!』チュパチュパ
あなた『ぶちゅぅぅっっ!れろれろ』チュパチュパ
あなた『てゅるるゅゅ!んばぁ!!』チュパチュパ
あなた『はむむぅ……まちゅぅぅ!!』チュパチュパ
あなた『ちゅっ!ちゅっ!!ちゅっ!!!』チュパチュパ
あなた『ん〜む♡はぅぅちゅっう♡』チュパチュパ
あなた『あ〜〜〜ん♡♡♡』ジョバーー! エマさんにそんなことされたら私、私っ!!(キズナエピソードより) エマ『すごいね、偉いね!』
あなた『ちゅるるんっちゅっぱぁ!!』チュパチュパ
エマ『こ〜んなに勢いよくばぶばぶしてくれるの、あなたが初めてだよ〜』
あなた『はむぅっ……ちゅっちゅっ!』チュパチュパ
エマ『でも……心はこんなに子どもに戻ってるのに……』サワー
あなた『ん///あっ♡』モジャクチュ
エマ『身体はえっちな気分になっちゃうんだね♡』
あなた『ままぁ……やっ!!』ジョバーー!
エマ『おぱんつぬぎぬぎしよっか?』ヌガシヌガシ
あなた『あぅ!ちゅるるる……』チュパチュパ
エマ『うわ〜〜♡すっごい素敵なにおい♡』
エマ『わたしも結構濃いほうだけど……これはすごいえっちだよぉ♡』キュン
あなた『ちゅぅぱ?』チュポン
エマ『キレイにしてあげなきゃね』ペロッ
あなた『〜〜〜!!!』ビクンビクン @cメ*σ ᴗ σリ……
@cメ*σ ᴗ σリ………
@cメ*σ ᴗ σリ…………
@cメ*◉ _ ◉リ!!!! そういやあなたちゃんはエマさん限界オタクだったな… あなた『あぅぅ、やっ〜///』プシャー
エマ『もう、せっかくキレイにしたのにまた出しちゃったの?』
あなた『あぅぅ……』
エマ『これで7回目だよぉ、かわいいね〜♡』
栞子『むぅ、ちゅるるる!!』チュパチュパ
せつ菜『ちゅっう!はむむぅ!!』チュパチュパ
エマ『うんうん、大丈夫、栞子ちゃんもせつ菜ちゃんもかわいいからね〜』
璃奈『ままぁ……』
しずく『……ママっ!』
エマ『わかってるよ、璃奈ちゃんもしずくちゃんもみ〜んなかわいい!』
エマ『でもそろそろ行かないといけないから、ね』
あなた『!やや!ままぁ!まま!』
エマ『もう少しでみんなのことを連れてくるから、ね?いい子にしててね♡』
栞子『はぅ……』チュポン
せつ菜『うゅ……』チュポン
エマ『2人とも、我慢できるんだ、偉い偉い!いい子いい子だよ〜』ナデナデナデナデ
あなた『や!い〜や!!ままのぱいぱい!!』
エマ『だ〜め♡しばらく待っててね〜』ブラツケー
あなた『───!!』ブツン
あなた『……』パクパク
ポチッ
歩夢「……」
かすみ「……」
愛「……」 あなた「……これが」
あなた「今回の事件の真相だよ」
歩夢「え〜っと……」
愛「色々聞きたいことあるけどさ、ぶちょーっていまさ……履いてないの……?」
かすみ「えっ最初にそこですか?」
あなた「……はいて、ないです」
あなた(そして今の音声聴いてて軽く濡れてる自分が恥ずかしい……)
かすみ「先輩って……そんなに濃いんですか……?」
あなた「ど、どうなんだろう……わかんないけど、みんなと違ってアイドルじゃないから、あんまり……その、まめに処理してるわけじゃ……」
歩夢「ま、まぁかすみちゃんそのへんにしておこうよっ。あなたも、私たちのために一生懸命戦ってくれたんだもんね」
あなた「う、うん。ありがとう、歩夢ちゃん!」
かすみ「でもでも!それにしたって負けるの早いですよぅ!後半なんかもうエマ先輩にでろでろだったじゃないですか!」
あなた「全部当たってるよ、耳が痛い……」
愛「……アタシも流石に恥ずかしくって、最後の方は聴いてらんなかったなぁ……」
歩夢「も、もうやめてあげようよ〜」
かすみ「そ、それで、これからどうするんですか?」
あなた「そう、これからの話をしないとなんだけど、その前に、確認しなきゃならないことがあって……」
愛「確認したいこと?」
歩夢「私にできることならなんでも協力するよ?」
あなた「ありがとう、それじゃあ3人とも……」
あなた「おっぱいを見せて欲しい」 最初の方で意外と大丈夫だったと思った俺が馬鹿だった パンツ履いてないの?に突っ込んだかすみが即陰毛の話してる 歩夢「そ、そんな……」
愛「エ、エマっちの呪縛解け切ってないじゃん!」
かすみ「ど、どど、どうしましょう?」
あなた「あっ、ごめん、言い方悪かったよね、落ち着いて、これには訳があって!」
あなた「さっきの音声で事件はエマさんがやってたことだってのがわかったと思うけど」
あなた「あくまでエマさんが言ってたことはエマさんしか知らないことだから、全部が本当かどうかわからないんだよね」
かすみ「エマさんが嘘ついてるかもってこと?」
あなた「ほとんどないだろうけど、その可能性もゼロじゃないってこと」
あなた「そしてもし嘘だった場合、もしかしたらエマさんの協力者がこの中にいることも否定はできないんだ」
あなた「それぞれが1人になる時間はあった訳だしね」
かすみ「……まあたしかに、私がエマ先輩といっぱい一緒にいた訳ですし、怪しいと思われてもしょうがないかもですけど」
あなた「協力者だったらエマさんと同じような力を持っていてもおかしくない。そうだとしたら私たちは今度こそ終わり」
あなた「だからこそ、その可能性の芽を今のうちに摘んでおかないと」
愛「そ、そうかもしんないけどさ……」
かすみ「ここで脱ぐのは、かすみん恥ずかしいですぅ……」
歩夢「……じゃあ、私から脱ぐよっ///」 愛「歩夢っ!?」
かすみ「歩夢先輩……」
歩夢「誰かが脱げば、恥ずかしさも減ると思うし、それに……」
歩夢「あなたのこと、信じてるから」スルスル
あなた(歩夢ちゃんのブラはやっぱり薄ピンクだよね!小さい花のモチーフが散りばめられてて華やかだし可愛い!)
あなた(歩夢ちゃんの雰囲気にも似合ってて、すっごく私好みのブラだよ!)
歩夢「こ、これも取るんだよね……えいっ」ポロン
あなた(ひゅーー!!やっぱり歩夢ちゃんのおっぱいっておっきくて美しい!エマさんほどのサイズじゃないけど私にしてみればすっごく羨ましい……)
あなた「エマさんはいろんな人から吸われてて、おっぱいがテカテカしてたんだ」
あなた(乳輪の大きさは歩夢ちゃんの性格を表すかのように控えめで、その先端も微かなピンク色!まさにパーフェクトおっぱいだよ!)
あなた「それがないから、歩夢ちゃんは大丈夫だね」
歩夢「よ、よかったぁ。信じてもらえたんだね」
愛「歩夢にだけ、恥ずかしい思いさせられないもんね、あ、愛さんも……」
かすみ「待ってください!この順番でかすみん最後だと落差で虚しくなると思いますから……」
かすみ「つ、次はかすみんが脱ぎますぅ///」 さも正論のように言ってるけど、あなたちゃんがただ見たいだけでは… そういえば最初の方からパクパクしてる子見てエロいコト考えてたな かすみ「ふ、2人ほどおっきくないですけど、まだまだ成長途中なんですからねっ!」スルスル
あなた(すごい、やっぱりかすみちゃんはアイドルとしての意識が高いんだなぁ)
あなた(イメージカラーと一緒のパステルイエローだ!)
あなた(ブラ自体はシンプルで、真ん中のちっちゃなリボンが可愛らしい)
あなた(何回か着替えの時にチラッと見えたことあるけど、全部パステルイエローの下着だったんだよね)
かすみ「ぬ、ぬぎますっ……」ポロン
あなた(あ〜〜んかわいい!!小ぶりでぷるんとしているけどすっごく形が整ってるよね)
あなた(乳輪は思ったよりも大きめ、でもそれが逆にそそる!そして先端の2つのイチゴもプリティー!)
かすみ「うぅぅ……やっぱり恥ずかしいです……」
歩夢「だ、大丈夫だよかすみちゃん。私も一緒だから」
かすみ「一緒ですけど……一緒じゃないんですぅ!」
歩夢「か、かすみちゃ〜んっ」
あなた「かすみちゃんも大丈夫みたいだね、それじゃあ……」
愛「愛さんの番、だよね……」 愛「暗くて助かったなぁ」スルスル
あなた(キタキタキタ!愛さんは赤か黒あたりの色かと思ってたけど紫できたかぁ!こりゃあ一本とられたよ)
愛「くらくらする状況だよ、なんちゃって……」
かすみ「なんだ、余裕あるじゃないですか〜」
愛「こうでもしないと、出来ないんだよぉ!」
あなた(色からしてすっごくセクシーなんだけど、白色のドットがあるからあんまりエロく見えないのがいいよね〜)
あなた(これで紫のうえで透けてたりしたら、たぶん鼻血出てたよ、きっと)
愛「うーー、ぬ、ぬがないとだよね……」
歩夢「愛ちゃんって、お着替えの時とかあんまり気にしてないように思たけど……」
愛「みんなに見られながらってのは恥ずかしくない?なんかアタシ、そういうのあっけらかんとやりそうなイメージついてるみたいだけど……」
かすみ「案外愛先輩ってピュアなとこありますよね〜」
愛「もう、うるさいなぁっ///と、とるよっ」ポロン
あなた(おっふ!!でっかい!それによく運動してるからかハリがあってすっごいキレイ!)
あなた(乳輪もキレイだしサークルも見事に綺麗な円形!サイズはエマさんには届かないけど、スタイルの良さも相まって魅力度はんぱないよ〜!!)
あなた「みんな、ありがとう、これで安心して……」
愛「ちょっとまった〜〜!!」
あなた「えっ?」 かすみ「誰か忘れてると思いませんか?」
あなた「えっ、まだ誰かいたっけ?」
歩夢「あなただよっ」
あなた「えっ?」
愛「誰かが協力者だったらヤバイから、みんなで確認するんじゃなかったの〜?」
あなた「いや、私被害受けた側だし、私が見せる必要は……」
かすみ「だからこそ一番必要だと思います!」
愛「そーそー!エマっちの能力?を持ってるんだとしたら、一度その能力をうけたぶちょーが一番可能性あるでしょ」
あなた「あっ、確かにそうかも……」
あなた「いや、でも、私、自分が先輩と赤ちゃんプレイしてあそこ舐められた挙句7回も絶頂したところみんなに聴かれたんだよ?」
あなた「聴かれたっていうか、何ならその場にいて一緒に聴いたんだよ!?」
あなた「あれだけカッコつけたこと言って誰より夢中におっぱい吸っちゃったのバレたんだよ!!?」
あなた「なのに、なのにまだこんな辱めを……」
歩夢「あなたは、私たちにだけこんな事させる人じゃないって信じてるから……ね?」
あなた「ぬ、ぬぎます……」
あなた(うぅ……歩夢ちゃんのあのイノセントな目には逆らえないんだよなぁ……) あの見た目でやたらと饒舌なクソレズあなたちゃん想像するとほんと好き シリアスとか推理系のSSから濃厚な授乳レズセSSになるなんて気圧差で頭がおかしくなりそう(褒め言葉)
やべえよやべえよ >>255
強制わいせつ…かなあ?(エマちゃんは) あなた(うう、今日は学校の合宿だからシャワー室使う予定だったし、みんなで入る訳じゃないからてきとーなのつけてきちゃったかな……)スルスル
あなた(あーこれか、よりによって子供っぽい青白のボーダーのブラだ……)
あなた「と、とるよ///」ポロン
あなた(うぅぅ……おっぱいは大きくないし、乳輪も普通、乳首の色も地味……)
あなた(みんなの見てたから、ちょっと勃っちゃってるや……暗いからばれないかな?)
かすみ「これで、みんな一緒ですね」
愛「でもよく考えたら、愛さんたちはエマっちのおっぱい見てないから、能力もってるかどうかわからないね」
あなた「おいお〜〜い!そんなのあり?」
歩夢「どうしよう、じゃあ吸ってみる?」
あなた「えっ///」
かすみ「それでもし能力持ってたら廃人になっちゃうんですよ?」
歩夢「あ、そっかぁ……」
あなた「み、みてよ!いや、見て欲しくはないんだけど、でも誰かが吸ったり舐めたりしたような痕跡ないでしょ?」
愛「確かに、湿ってはないよね」サワッ
あなた「あんっ///」
あなた「い、今敏感だから、あんまり……」
かすみ「でもでも〜、触んないと、かすみん達わかんないですぅ〜」サワッ
あなた「んん♡い、イタズラしないで、かすみちゃん///」
かすみ「え〜?かすみん確かめてるだけなのに、ひどいです〜♡」サワッ
あなた「い、いや〜〜〜///」プシャー ↑↓↑↓順に頭の向き合わせて4角形作ればしゃぶりあわねぇかコレ? 半裸のスクールアイドル…4人…何も起きないはずがなく あなた「……ごめん、みんな」
あなた「失望したよね、ちょっと触られただけでイクような淫乱女だって」
あなた「おっぱいは小さいくせにアソコはもじゃもじゃだし、すぐにエマさんにばぶばぶしちゃうし……」グスッ
歩夢「誰も責めてなんてないよ、泣かないで〜」
かすみ「ごめんなさい、私も調子に乗っちゃいました……」
愛「でも、これで本当の意味でみんな一緒だよ、ここからエマっちに一勝しよう!なんちゃって」
歩夢「そうだね、みんな着替えたし、これからどうするか考えないと」
かすみ「そうしましょう」
あなた「確認するよ」
あなた「エマさんのおっぱいを吸っちゃうと、廃人になっちゃう」
あなた「そしてエマさんが自分で言うには、その廃人化するスピードはどんどん早くなってるみたい」
あなた「個人差も考えられはするけど、後半のしずくちゃんや私はほとんど秒殺だった……」
愛「じゃあエマっちから離れていれば問題ない感じだね」
あなた「うん、でもそれも時間の問題だと思う」
あなた「後半のエマさんは、すでに廃人化していた部室のみんなを使役し始めている」
あなた「しずくちゃんはそれで動きを封じられて廃人化したみたい」
あなた「そして今やエマさんは、人数も減ってきて強硬策を取ってくることも十分考えられる」
歩夢「強硬策?」
あなた「そう、常に部室のみんなを使役した状態で動く。つまり」
あなた「ここからのエマさんは、おっぱい丸出しで行動するってこと」 絵面はギャグなのにやってることがサイコホラーすぎるんだよなぁ…… あなた「私、馬鹿だった」
あなた「みんなの為に何とかしなきゃ、私が頑張らなかったって、思ってた」
あなた「今まで廃部の危機を乗り越えてきたみたいに、今回もやらなくちゃって」
あなた「でも、そうじゃなかったんだよ」
あなた「1度目の廃部を乗り越えられたのは、かすみちゃんが守り続けてくれて、歩夢ちゃんたちが入ってくれたから」
あなた「2度目を乗り越えられたのは、愛ちゃんがみんなに勉強を教えてくれて、かすみちゃんたちがそれに応えたから」
あなた「私ができたことはそのお手伝いだけなのに、自分の力を過信してたんだ……」
愛「そんなこと言わないでよっ!」バンッ
あなた「いたたっ……愛ちゃん?」
かすみ「わたしだけじゃ、9人も集められなかったと思います」
愛「勉強頑張ったのだって、愛さんが無理やりやらせた訳じゃないでしょ?」
歩夢「その中心に、あなたがいたからだよ」
あなた「歩夢ちゃん……」
愛「さっきも言ったけどさ、君がいるといないとじゃ、歩夢とかすみん、全然違うんだから」
かすみ「だから、過信なんかじゃないんですぅ!」
あなた「みんな……ありがとう」
あなた「でも、だからこそ、今度はみんなの力を貸して欲しい!」
あなた「正直今の時点での作戦や勝算はまだない、でも、みんなのこと、そしてエマさんのことを、私は何とかしたい!」
あなた「またみんなで笑い合いたいから、だから……協力してください!」
愛「あったりまえじゃ〜ん!!」
かすみ「先輩についていきますよ!!」
歩夢「頑張ろうね!!」
あなた「……ありがとう、頑張ろう!!」 ミステリが終わったと思ったら不条理ギャグ風ホラーが始まった あなた「鍵になりそうなのは2つ」
あなた「1つは、彼方さんは使役されないだろうってこと」
あなた「エマさん自身の証言を信じるなら、彼方さんは廃人にこそなったけど、眠っているってこと」
あなた「廃人化した人が使役されるトリガーは、エマさんのおっぱいを見ること」
あなた「これは私も部室で確認してる」
あなた「でも彼方さんの目は空いていないから、彼方さんは使役をされない」
あなた「もう1つは、果林さんだけ寮にいるってこと」
あなた「いくらエマさんが強硬策をとったとしても、おっぱいを出したまま寮の中を歩くのはリスキーなはず」
あなた「そして、エマさんの行動原理は優しさだから、必ずタイミングを見て果林さんにおっぱいを与えに行く」
あなた「このタイミングは校内からエマさんがいなくなるし、誰も使役されない時間になるんだ」 愛「もしかしたらさ、カナちゃんみたいにすれば、廃人化を逃れられるかもしれないね」
かすみ「彼方先輩みたいにって、寝るってことですか?」
愛「寝るってゆーか……今聞いた感じだと、廃人化される〜って思った時に意識を飛ばすことができれば、回避することもできるのかなって」
歩夢「寝ちゃうか、気を失うかすればってことだね」
あなた「それは確かに……そうかもしれない」
あなた「そうすれば使役をされずに済むけど、根本的な回避にはならない」
あなた「結局みんなやられてしまえば、廃人も気絶も大差ないはずだから」
かすみ「あとは、エマさんをどうするか、ですね」
歩夢「どうやって正気に戻そうか……?」
愛「そうだよね、逃げてばっかりじゃ解決できないもん」
かすみ「どうにかして動きを止めますか?」
あなた「無理……だと思う。運動神経は愛ちゃんのほうがいいと思うけど、エマさんのほうがパワーは高いし、スタミナもきっとすごい」
あなた「立ち向かおうとしたら、きっと勝てない。だから、説得するしかないんだと思う」
歩夢「説得かあ……ど、どうやって?」
あなた「それはわからない、でも、さっきもいったけど、エマさんの根本は優しいんだよ」
あなた「悪い信念があって世界を征服しようとしてる訳じゃなくて、あくまで優しさからみんなを救済しようとしてるんだと思う」
あなた「だから、エマさんにみんなで声をかけて、その優しさの部分に呼びかける……」
あなた「私はさっき、エマさんのことを否定する形で失敗しちゃったから、もう少し言い方を考えて説得すれば」
あなた「きっとエマさんは気がついてくれる」 あなた「みんなを戻す方法も考えなきゃなんだけど、やっぱりその大元であるエマさんを何とかしないと話にならないんだよね」
愛「そのために、エマっちが正気に戻ってもらえるまで説得する……か」
歩夢「そうだよね、エマさんを止めるためだとしても、痛いことさせたくないし……」
かすみ「捕まらないように遠くから呼びかけて、でも聞こえる距離まで近づく必要があって……結構難しくないですか?」
あなた「そして、私たちは4人いるけど、向こうにも4人いる。エマさんを含めると5人……」
あなた「みんなの意識が赤ちゃんレベルになってるから、そこだけは不幸中の幸い」
あなた「たぶんあんまり早く動いたり、複雑な指示を聞いたりはできないと思う」
かすみ「もしもりな子がちゃんと意識を持っていたら、絶対ヤバイですもんね……」
愛「この間もせっつーの為に何か作るんだって言ってたよ」
歩夢「そうなんだ、私は彼方さんに……」
ガチャガチャガチャッ!
4人「!!」 あなた「準備はいい?」
歩夢「だ、大丈夫かな?1回静かにしてればまた別のところに……」
あなた「いや、遅かれ早かれ私がいないことに気がつくと思う」
あなた「それに、時間を考えると、できれば早い方がいいよ」
愛「ここから呼びかけるんじゃダメかな?」
あなた「ダメとは言い切れないけど……顔が見えない状態で説得が上手くいくとは思えないかな……」
かすみ「うう……かすみん自身ないですぅ」
愛「大丈夫!いざって時は愛さんが守ったげる!」
歩夢「すぅーはぁ〜……」
エマ「やっぱり、ここかなぁ〜?」
ガチャガチャッ!
愛「よし、開けるよ!」
あなた「鍵だけ開けてすぐ下がってね!」
ガチャッ…バッ
ガラガラ
エマ「いたいた〜!」プルン
あなた(もう丸出し……臨戦態勢だ!) そうだこれを原作に漫画化、さらにはアニメ化するのはどうだろうか な、なにー!?こ、これは……今まで読んでいたサスペンスホラーは……? 愛「エマっち……!?」
かすみ「ど、どうなっちゃってるんですかぁ!?」
エマ「あれぇ?どうしてあなたがここにいるの?」
あなた「歩夢ちゃんのお陰で目が覚めたんだ。それに、みんなの為にも、起きなくちゃ行けないって!」
エマ「……やっぱりそうだよね」
あなた「?」
エマ「あなたは歩夢ちゃんとセットなんだよ。どちらかが起きている限り、もう1人を起こそうとする」
あなた「そうだよ!私と歩夢ちゃんは、強い絆で繋がれてるんだ!」
歩夢「……///」
エマ「うんうん、すごいねぇ〜」
あなた「だから、エマさんにはもう……」
エマ「それなら、わたしにまかせて!」
エマ「ねぇ、どうしておっぱいが2つあるか知ってる?」
あなた「急に何を……」
エマ「それはね……」
エマ「あなたと歩夢ちゃんを一緒にばぶばぶする為だよ〜」
あなた「!!」 愛「エマっち聞いて!エマっちは優しいから、こうしてみんなを助けようとしてくれてるんだよね?」
愛「でも、それじゃあエマっちならみんな自立できないんだよ!事実、エマっちがいなくなったら何もできなくなってるでしょ?」
エマ「愛ちゃん……」
エマ「愛ちゃんは、一番最後にしようと思っていたの。血の繋がりが必要ないほどの絆はとっても強いから」
エマ「だから簡単にはばぶばぶされないなぁって」
エマ「かすみちゃんもそう。大好きな2人の先輩をしたっているから、簡単にはいかない」
愛「負けるもんか!」
かすみ「そ、そうです!エマさんの優しさは嬉しいですけど、かすみんはアイドルとして負けられないんですっ!」
エマ「偉い偉い、みんな偉い!」
エマ「でも、もう頑張らなくたっていいの」
エマ「ここでみんなと、仲良く暮らそうよ、ねぇ、みんな?」
栞子「あう〜♡」
せつ菜「だ〜!」
璃奈「はぅぅ……」
しずく「だ〜だ〜」
歩夢「せつ菜ちゃん……!!」
愛「りなりー!!」
かすみ「しず子……!!」
あなた(やっぱり、4人いる。でも、でもどうして……)
あなた(どうしてみんな丸出しなの……!?)
プルンプルン!チョロンプルン エマ「みんな、お願いだけど……あの4人のこと、おさえてくれるかな?」
エマ「これでみんなのお友だちが増えるよ!」
せつ菜「あぅ〜!」
璃奈「ままぁ……」
ゾロゾロ
あなた(いったいどうなってるの?)
あなた(せつ菜ちゃんがこっちに来る……)
あなた(笑った時の幼い感じ、にこちゃんやルビィちゃんと変わらない低身長で、この巨乳ってマジで言ってる?)
あなた(乳首の色も、レッドとまではいかないけど、せつ菜ちゃんらしい情熱的な色。こんだけえっちなのにこれで保健は恥ずかしくて嫌いな方って属性てんこ盛りだな!)
あなた(……じゃなくて!)
あなた(まさか、こうして私の意識をかき乱す作戦?だとしたら、まずい……)
あなた(抗えないっ……!) エマちゃんも意図してないところで既に落とされそうじゃん リアル脱出ゲームのごとくまだどんでん返しがある可能性 エマ「最後は愛ちゃんって思ってたけど、2人同時にばぶばぶするのは大変だろうから、あなたと歩夢ちゃんが最後ね」
エマ「まずは……かすみちゃんからだよ〜♡」
愛「かすみん、逃げて!」
しずく「うぁ〜……」
かすみ「し、しず子……!」
璃奈「ばぅぅ……」
かすみ「りな子……!」
エマ「捕まえたらご褒美だよ〜♡頑張って!」
璃奈「ままぁ……」
ダッ
あなた(走った……!?)
ダッ
かすみ「えぇっ!?」
ガシッ
かすみ「は、離してよしず子、りな子!」
愛「かすみん!!」
歩夢「あ、愛ちゃん後ろ!」
エマ「つ〜かまえたっ♡」
愛「な、エマっち…!」 エマ「ここで追いかけっこするなら、愛ちゃんが一番上手そうだもんね」
エマ「だから一番に捕まえないと」
あなた(さっきのかすみちゃん宣言は、愛ちゃんを油断させるためのブラフ……!?)
愛「や、やられた……」
エマ「よしよ〜し、いい子だね〜愛ちゃん♡」ギュッ
愛「ふぐむむぅ……ちゅるぅ……」チュパ
あなた(エマさんがただの敵なら、おっぱいを噛んだり抵抗できる。でも、そういうわけにはいかない……)
エマ「スクールアイドルも頑張って、ほかの部活の助っ人も頑張って、お店のお手伝いも頑張って、愛ちゃんは偉い!」
愛「むぢゅ……あぷぅ……」チュパチュパ
歩夢「愛ちゃんっ!……あっ」
栞子「ぶぶぅ……!」
あなた(歩夢ちゃんは栞子ちゃんに、わたしはせつ菜ちゃんに追いかけられてるから近づけない)
あなた(かすみちゃんは璃奈ちゃんとしずくちゃんにもう捕まっちゃってる)
あなた(愛ちゃんも抵抗してるけど、その力も弱くなってきてる……)
エマ「でも頑張ってばっかりだと疲れちゃうんだよ?だからわたしにた〜くさん甘えちゃって♡」
愛「ぱふぅ……はむっ……」チュパチュパ
愛「ままぁ……!」 18号がセルに吸収されてしまった時のような、そんな背徳的なエロスを感じますね!! 「ギャグ漫画がいつの間にかシリアス展開になってた」の真逆を味わってる 推理ものかと思ったら悪堕ち洗脳ものだったとはね
…ふぅ、まったく恐ろしいよ エマ「は〜い、ままですよ〜♡」ニッコリ
愛「ちゅぅっ……むっちゅぅ……」チュパチュパ
あなた(廃人化までが早い……!)
かすみ「愛先輩、なにやってるんですかぁ!正気に戻ってくださ〜い!」
歩夢「エマさん、落ち着いて!こんなことしても、愛ちゃんたちは喜ばないよ〜!」
エマ「本当にそうかなぁ?」
愛「ちゅっっ、ぷちゅるぅ……」チュパチュパ
エマ「わたしには、甘えられて喜んでるように見えるけどなぁ〜」
歩夢「うぅ……いやっ!」コテン
栞子「うわ〜うっ」ガシッ
あなた「歩夢ちゃん!!」
せつ菜「ばぁっ!」ガシッ
あなた(しまったっ……!)
エマ「みんな偉いよ〜、よく捕まえてくれたね!」
あなた(背中に……せつ菜ちゃんのおっぱいがダイレクトに……!)
あなた(……じゃなくて!)
エマ「つぎは、かすみちゃん♡」
かすみ「来ないでください!しず子、りな子、離してよ〜」
歩夢「かすみちゃんっ!」
あなた(みんな、捕まってしまった……) かすみ「うぅ……」
歩夢「は、離して〜」
あなた(そうか、4人が丸出しだった理由はこれか!)
あなた(彼女たちはスクールアイドル!スキャンダルはご法度!)
あなた(もしこの状態で無理に抵抗して体に傷をつけてしまうわけにはいかない)
あなた(普段露出していない部分にあざや傷があれば、例えば水着撮影なんかでそれが露見した時、スクールアイドルとして致命的な誤解をうむ可能性がある)
あなた(それに意識のない相手の肌やおっぱいを触るのは、単純に罪悪感と抵抗感が強い)
あなた(三船さんはスクールアイドルじゃないけど、捕まえている歩夢ちゃんは特に優しさで溢れてるから強い抵抗はできない……)
あなた(エマさんの方が何枚も上手だった……)
かすみ「かすみん、エマさんのいう通りにはなりませんからねっ!」
あなた(かすみちゃんは2人がかりだし、同期の女の子だからなかなか抵抗できないよね……)
あなた(しずくちゃんのおっぱいは美しい形。特別大きいわけじゃないけど美乳っていうのかな、整ってる)
あなた(そしてその先端にはその名に恥じぬ桜が満開!えっちでもあるけど、美術的な美しさがあるよね)
あなた(璃奈ちゃんはもう犯罪臭がヤバイ!せいぜい1個下ではあるんだけど、顔や体系があいまって小学生高学年くらいにも見えるからなぁ)
あなた(おっぱいは私よりもちっちゃいし、乳輪もちっちゃいんだね〜、う〜ん、たまらん!)
あなた(おっと、またやってしまった。細かなエロいことが気になってしまう、私の悪い癖)
あなた(どうしたら……) あなた「エマさん!かすみちゃんはされたくないって言ってるよ!」
あなた「エマさんの優しさは、もっとみんなが幸せになるように使えるはずなんだよ!」
あなた「そのお手伝いも私、やるから!だから……」
エマ「みんな、わたしといっしょに幸せに暮らせるんだよ〜」
エマ「こうするのが一番いいの」パフッ
かすみ「ん〜っ!んばばっ……はぅむ」チュパ
あなた(左胸に愛ちゃんを携えたまま……!)
歩夢「エマさん!えっと、えっと……」
あなた「かすみちゃん!意識を強く持って!」
エマ「かすみちゃんはず〜っと偉かったね」
エマ「スクールアイドル同好会を守るために、1人になっても頑張ってきたもんね、わたしが守ってあげられなくてごめんね」
エマ「それからもずっとスクールアイドルをお勉強して、一番スクールアイドルに向き合ってたもんね」
愛「ちゅっ、ぱむぅ……!」チュパチュパ
かすみ「あむぅ……ぱっちゅう……」チュパチュパ
エマ「まま、その頑張りを知ってるから、だから今日はよしよししてあげる〜」ヨシヨシ
かすみ「うぅ…ぐすっ、ままぁ……?」チュパチュパ
エマ「そう、そうだよ〜、よしよし♡」ヨシヨシ
あなた「かすみちゃん!!」 愛「ぱっちゅ、ぷっちゅ……」チュパチュパ
かすみ「あむっ、あむぅ……」チュパチュパ
あなた(かすみちゃんは、1人で同好会を守ってきたことを肯定されることに極端に弱い)
あなた(私はその時いなかったけど、バラバラになっていく同好会のことを見ていながら尚そこに留まろうとする)
あなた(孤独と戦いながら、誰よりもスクールアイドルに真摯であるがために守り続けた)
あなた(想像を絶するつらさがあったことだろう。だから、そこを褒められるのが嬉しいんだと思う)
あなた(……そうか、考えてみればエマさんの力は)
あなた(おっぱいから体内に伝わる温かみや愛といった母性だけでなく)
あなた(自分のことを、特に自分が大変に思ってきたことを全部肯定して認めてくれること)
あなた(その2つが相まって、堕ちてしまうんだ)
あなた(でも、だからってどうしようもない。私たちはスーパースターじゃない、鼓膜を破ったりはできない)
あなた(考えろ、考えろ!この状況をどう覆す……)
エマ「は〜い、璃奈ちゃんもしずくちゃんもありがとうね〜」
璃奈「ちゅる、ぷふぅ……」チュパチュパ
しずく「あむっ、はむっ」チュパチュパ
エマ「そうしたら、後は2人」
歩夢「……っ!」
あなた「くっ……!」 あなたちゃんとぽむは同時に落とさないとって言うけど
ぽむが落ちたらぽむ関係なくあなたちゃん一瞬で落ちるからぽむが落ちたら終わりでは? バブあなた「おんぎゃ〜!!」
バブ歩夢「おんぎゃ〜!!」
医者「おめでとうございます、元気な双子ですよ!」
〜〜〜
ロリ歩夢「ねぇ、おトイレこわいから、いっしょにきて……」
ロリあなた「しょうがないなぁ、あゆむちゃんはわたしがまもってあげる!」
ロリ歩夢「えへへ、ありがとう。そしたらいっしょにねようね!」
〜〜〜
ロリあなた「あゆむちゃんは、サンタさんになにをおねがいしたの?」
ロリ歩夢「ラストリベリオンってゲーム!あなたは?」
ロリあなた「わたしはシルバニアファミリーだよ!いっしょにあそぼうね!」
〜〜〜
あなた(これは、これは存在しない記憶……!)
あなた(バカな、エマさんのおっぱいを2人で吸うことで、まるで本当に双子になったように細胞レベルで錯覚させられた!?)
あなた(圧倒的母性がなせる技……廃人化に使役、そしてこの力、まさにエマさんは、ビッグ・マ……)
歩夢「うぅ、ううぅ……」
エマ「あれ?」
あなた「歩夢……ちゃん?」 >>334
ミスです
先こっちから読んでください↓
エマ「は〜い、並んでね」
歩夢「ど、どうしよう……」
あなた「歩夢ちゃん、とにかく意識をしっかり保とう」
あなた「エマさんも人間だから、ずっと体力が持つ訳じゃない、はず……」
エマ「栞子ちゃんもせつ菜ちゃんも、これが終わったらご褒美だよ〜」
栞子「あっ、あう!」
せつ菜「まぅ〜!」
エマ「はい、おっぱいだよ〜」
歩夢「むぐっ……あぷっ」チュパチュパ
あなた「ぶっぢゅう……」チュパチュパ
あなた(ああ、なんて暖かいんだ)
あなた(1回目よりも、幸せが身体を巡るのが早い気がする)
あなた(エマさんは、どんどん進化してるんだ)
あなた(三船さんの目は、間違いなかった。こんな、異能じみた能力を開花させられるなんて)
あなた(三船さん、着痩せするタイプなんだね、わりと親近感あったけど、ぷるんとした形のいい、ステキなおっぱい)
あなた(だめだ、だめだめ、そんなことより何とかする方法を考えないと)
エマ「あなたも歩夢ちゃんも可愛いね〜、まるで双子みたいだよ♡」
あなた(双子……)
あなた(……!!??) 歩夢「私から……私からあの子の記憶を……奪わないでっ……!!!」
歩夢「うぅ……」カクン
歩夢「……」
エマ「ご、ごめんね。歩夢ちゃん、やりすぎちゃったかな……」
あなた(まさか、まさか歩夢ちゃんは)
あなた(私との本当の記憶を上書きされまいと、自らの意識を断ったの……!?)
あなた(でも、でもこれで)
エマ「あとは、あなただけだね♡」
あなた(どうする、もう説得は私1人じゃ無理だろう)
あなた(……こうなったら、一か八かの大勝負)
あなた(捨て身の攻撃を、仕掛けるしかないのかもしれない)
あなた「ぷちゅるるるん!あむちゅちゅちゅっっ!!」チュパチュパ
エマ「えっ!?」
あなた(エマさんのおっぱいを、吸いまくる!) エマ「やっ、あん///」
あなた「ぶっちゅるる、ぱうぅぅ!!」チュパチュパ
あなた(エマさんも、話を聞く限りはおっぱいを舐められて感じている節があった)
あなた(それは当然だと思う。性感帯な訳だし、激しく吸い付けばえっちな気分になることだろう)
エマ「急に……っん!///」
あなた(私は一度受けたから、エマさんの母性にはある種の耐性がある)
あなた(とはいえ、体内にどんどんエマさんの母性で満ちてきているのも事実……)
あなた(その前にエマさんをイかせて動きを止める!)
あなた(私が堕ちるのが先か、エマさんがイくのが先かの耐久戦)
あなた(そして!)モミュン
エマ「やっ///」
あなた(口は左胸を絶えず貪り、左手は右胸を揉みしだく、残りの右手は、こっち!)モジャクチュッ
エマ「ええっ///」
あなた(雄大なスイスの草原を感じるこの恥丘の、さらに深淵を、高速で!)クチュクチュッ!
エマ「ど、どうしたの〜っ///」
あなた(さぁ、勝負!) >>330
鼓膜破っただけで通用しなくなる卍解なんてあるわけないだろ!! バトルものっぽく書いてるけどこれ胸吸いながら高速で愛撫してるだけだからな… あなた(かすみちゃんのイタズラで転んだ拍子におっぱいを揉んじゃった時!)クチュクチュッ!
あなた(しずくちゃんを舞台の下から見ててチラチラパンツが見えた時!)クチュクチュッ!
あなた(璃奈ちゃんの汗まみれの身体を拭いてあげた時!)クチュクチュッ!
あなた(隣のトイレからせつ菜ちゃんの放尿音が勢いよく聞こえてきた時!)クチュクチュッ!
あなた(愛ちゃんの無警戒おっぱいをチラ見した時!)クチュクチュッ!
あなた(プール授業終わりの歩夢ちゃんと一緒にお着替えした時!)クチュクチュッ!
あなた(彼方さんが寝ている時、こっそりと豊かな膨らみに触れた時!)クチュクチュッ!
あなた(果林さんにハグされてその胸の感触とステキな香りに魅了された時!)クチュクチュッ!
あなた(そしてこれが、エマさんが園児におっぱいを触られて軽く感じているのを見た時のぶんだぁ!!)クチュクチュッ!
あなた(みんなのえっちな姿を見たときの夜に自分で慰めた時に培った高速の右手……)クチュクチュッ!
あなた(みんなの想い出全てを、この右手にこめて……!!)クチュクチュッ!
あなた「イっけぇぇぇぇ!!!!」クチュクチュッ!
エマ「や、や〜〜〜!!!」ビクンビクン!
あなた「や、やったか!?」 >>344
栞子が居ないじゃありませんか!同好会潰しますよ! あなたちゃん、最初にエマに襲われた時バブったんじゃなくて絶対性的欲求で吸っただろ… 音楽で育まれた指さばき口さばき肺活量はこの時の為に... エマ「と〜っても、気持ちよかったぁ♡」
あなた「う、嘘っ……」
あなた(エマさんは確かに絶頂したはず……まさか、一回イっただけじゃ止まらないってこと!?)
あなた(い、今のでもう右手は痺れて……左手はやりなれてないし……)
エマ「今度は私の番だね、気持ちよくさせてあげる♡」クチュッ
あなた「やんっ///」ビクン
あなた(そ、そんな、ちょっと触られただけで)
あなた(そうか、私はさっき高速で右手を動かすためにみんなのえっちな姿を思い返していた)
あなた(そのせいで私も感じやすくなってしまっちゃったんだ!)
エマ「それそれ〜♡」クチュクチュッ
あなた「あっ……やっ、3本も♡入っちゃってりゅゅゅう///」
あなた(すっごい気持ちいい……もしかしてエマさんも私と同じ、生粋のオナニスト)
あなた「激しぃ……あんっ、あっあっあっ♡♡」
あなた「待って、ゆるして、でちゃう、でちゃうのぉ〜〜〜♡♡♡」
エマ「いいよ、気持ちよくなろう?」
あなた「イっくぅぅぅぅ!!!!」ビチャビチャ ぽむは意地で廃人化を拒んだというのにあなたちゃんときたら… あなた「またイっちゃう!!自分でも触ったとこない♡おしりの穴いじられて♡♡」
あなた「クリちゃんもっ♡丁寧にイじられて♡♡」
あなた「だらしないおけけも、ぐちゃぐちゃにされてるっあっあっあっ///」
あなた「いやっやっあ゛ん!!!」ビチャビチャ
あなた「はぁ、はぁ、はぁ……」
エマ「いっぱい気持ちよくなれたね〜」
エマ「ほ〜ら、こっちも♡」パフッ
あなた「むぐぐ……ちゅっぱぁ」チュパチュパ
あなた(ダメだ、意識を保たないと……)
あなた(ダメ、ダメ、ダメ……)
あなた(あぁ、頭の中真っ白でなんにも考えられないや……)
あなた「ぷちゅ……はむちゅ……」チュパチュパ
エマ「よく頑張ったね〜、あとはままがよしよししてあげるよ〜」ヨシヨシ
あなた「ま、ままぁ……」 エマ(やっとみんなのこと、ばぶばぶできたよぉ)
エマ「み〜んな、わたしが守ってあげるよ〜」
エマ(果林ちゃんにもおっぱいしてあげないとなぁ)
エマ(本当はこっちに連れてきたいけど、まだ寮には人歩いている時間だし)
エマ(果林ちゃんだけ寮でばぶばぶしたのは間違いだったかなぁ)
エマ「みんな、ちょっとだけ待っててね〜」ブラツケー
栞子「……」パクパク
かすみ「……」パクパク
しずく「……」パクパク
璃奈「……」パクパク
せつ菜「……」パクパク
愛「……」パクパク
歩夢「……」
あなた「……」パクパク
エマ「ふふふっ♡」
ガラガラガチャッ
コツコツコツ…
(行った、かな?)
(……大丈夫、私はできる)
(私は、女優だから) お前らの自己投影先なんだからあなたちゃんがクソザコナメクジなのも当たり前って訳よ しずく(ドラマや映画と違って、舞台は基本的に一発勝負)
しずく(多少のトラブルで、幕が降りることはない)
しずく(だから舞台に立つ人間は、アドリブに強く、そして、あらゆる事態を想定している)
しずく(私がエマさんに襲われたとき、必死に璃奈さん達を真似て、演技をした)
しずく(信じてもらえるように、失禁までした)
しずく(そのお陰か、時間もなかったみたいだし、ギリギリのところで、エマさんの母性に堕ちることは避けられた)
しずく(部室で先輩が戦っている時、エマさんの隙をつこうとしたけど、やめた)
しずく(私は、もし万が一みんなが全滅した時の最後の保険にならなければと思ったから)
しずく(あらゆる事態を想定する)
しずく(それが、舞台女優としての私の役目だから) >>379
マジやん…しずくだけずっとカタカナ表記だ… しずく(その間、ずっとどうすべきか考えていた)
しずく(そうして、もし万が一私1人になったときすべきことを考えていた)
しずく(その間にも被害は進んでしまった)
しずく(お、お胸を、出して歩き回らなきゃいけない時は流石に恥ずかしかったし)
しずく(かすみさんをおさえなきゃならない時や先輩が堕ちていくのを黙って見ていた時は心が痛かった)
しずく(でも、必死でエマさんの手下の“役”を演じた)
しずく(私の女優としての矜持が、意識を今まで保って入られた理由だと思う)
しずく(あの場でかすみさんを助けたとしても、ほとんど状況は変わらなかっただろうし)
しずく(でも、長いこと考えていたお陰で思いついた)
しずく(私が、いや、私だからできること)
しずく(大丈夫、できる)
しずく「家庭科室に行かなくちゃ……」 みんなのために失禁してまで頑張って耐えたしずく
みんなの前で8回絶頂して2回即堕ちしたあなた
なぜ差がついたのか しずく「よかった、開いてて……」
しずく(彼方さんから鍵を取っていたと思うんだけど、ここは閉めていかなかったんだ……)
しずく(いざとなればベアピンで開けようと思っていたけれど、時間的には助かったなぁ)
彼方「……」チュパチュパ
しずく「待っててくださいね……」
しずく「よ、よし!」
しずく(部室で先輩が目覚めた時、歩夢さんの涙が口に触れたのがきっかけだった)
しずく(そして堕ちた人は、エマさんのお胸に執着している、だから口をパクパクさせている)
しずく(と、いうことは)
しずく(堕ちた人は、口が非常に敏感になっていると考えていいんだよね)
しずく(だから、堕ちた人の口に刺激物を流し込めば、目がさめるのかもしれない!)
しずく(確証はないけれど、やってみる価値はある)
しずく(その為に私は、女優として)
しずく(せつ菜さんを演じて料理を作る!) やべえよやべえよ
彼方ちゃんが眠りの国に永久に旅立ってしまう タバスコを口にぶち込むくらいでいいんじゃないですかね >>389
×彼方ちゃんが ◯彼方ちゃんよろしく
どっちにしろやべーもんの浄化にやべーもん使うという事実は変わらないけど >>388
ベアピンは誤字なんだろうけど誤字とは思えない何かがある しずく(聞いた話によると、優れた料理人を研究し尽くして、その人の料理を完璧に再現して)
しずく(その料理にアレンジを加えてさらに優れた料理を作り上げる人がいるのだという)
しずく(私もせつ菜さんの思考や行動を反芻して、トレースする……)
しずく(そうすれば、せつ菜さんに勝るとも劣らない料理が作れるはず……)
しずく(女優、桜坂しずく!頑張れ!!)
しずく「……」
しずく「それでは、今日はみなさんのために料理を作りましょう!!!」
しずく「この間彼方さんの料理を歩夢さんと作った時を思い出せば、とびきりの料理が作れるはずです!!!」
しずく「おや?あんまり材料が残ってないですね!!!」
しずく「彼方さんはすごいです!!!材料を無駄にしない心遣いには頭が下がります!!!」
しずく「では、私はお飲み物を作りましょう!!!」
しずく「コーヒーが残っているので、これをベースにします!!!」
しずく「コーヒーは苦いですからね、砂糖がたくさん必要ですね!!!」ザーッ
しずく「あっ、間違えて塩を入れてしまいました!!!見た目は同じなのでよしとしましょう!!!」
しずく「それと、隠し味にこの赤いものを入れましょう!!!」
しずく「瓶の外国語は読めませんが、わざわざ輸入しているんですから、美味しいものに決まってます!!!」ドポドポ
しずく「そうしたら、次は……」 しずく「最後に、私の大好きをたっくさん注ぎ込めば……」
しずく「完成です!!!」
しずく「みなさんがきっと喜んでくれるお飲み物ができました!!!」
しずく「……ふぅ」
しずく「よかった、紫色になった……」
しずく(前にせつ菜さんが作った何かを見た時も、確かこんな色だったはず)
しずく(味見、したくないけど、一応しないとね……)
しずく「……えぃっ!」パクッ
しずく「!!!!!?????」
しずく「お゛っえ゛え゛え゛ぇぇぇ!!」
しずく「み゛ず!」ゴクゴク
しずく(はしたない……女の子として出しちゃいけない声がでちゃった)
しずく(でも、大成功!これならきっと……)
しずく「う〜ん、だけど……」
しずく(必死で作ってたからよく覚えてないけど、どこかの工程で量がすっごく減っちゃった……)
しずく(これじゃあせいぜい起こせて2人くらいかな……)
しずく(それなら……)
しずく(まず起こすのは、先輩だよね)
しずく(情けない姿を晒してでもエマさんに立ち向かった訳だし)
しずく(何より私たちの同好会は、みんなあの人に救われているから)
しずく「これで、あなたの理想のヒロインになれますか?先輩……」 しずく(情けない姿を晒してでもエマさんに立ち向かった訳だし) ←お、おう… あなた「……」パクパク
しずく「ごめんなさいっ!」タラーッ
あなた「……」ゴクン
あなた「……」
しずく(ダメ、だったかな……)
あなた「うっ……」
あなた「う゛っお゛え゛え゛え゛ぇぇぇ!!!」
あなた「は?なに?あ?え?」
あなた「あれっ、しず……」
ダキッ
しずく「あぁ、本当によかったっ……」
あなた「え?あれ?」
しずく「先輩っ!!」
しずく「ああ、ごめんなさい、まずはお水どうぞ」
あなた「んっんっ」ゴクゴク
あなた「ぷはぁ〜、あ、ありがとう、しずくちゃん」
あなた「それで、一体どうしてしずくちゃんが……」
しずく「せ、説明は後にしましょう。それより、急いで決めてください」
あなた「な、何を?」
しずく「今のドリンクがあと1本あります。これを使えば、もう1人だけ起こすことができるはずです」
あなた「この中の誰かを1人選んで起こせるってこと?」
しずく「はい、おそらく」
あなた「すごいよ、しずくちゃん!ありがとう!」
しずく「いえ、私も成功するか賭けだったので……」
あなた「それなら、起こせるのが1人だけなら、この子にしよう」
しずく「やはり、そう、ですよね」 璃奈「う゛に゛ゃあああっっっ!!!???」
あなた「しずくちゃん、お水!」
しずく「は、はい!璃奈さん、どうぞ」
璃奈「んっんっ……」ゴクゴク
あなた「よかった、よかった……」
璃奈「あれ、私……あれ?みんな、どうしたの?」
あなた「説明は後、とにかくここから出よう」
しずく「鍵はエマさんが持って行きましたよね」
あなた「寮との往復だからもう少し時間がかかりそうだけど、念のため邪魔の入らない部屋に入りたい」
しずく「璃奈さん、どこか鍵のかかる部屋のこと知ってる?」
璃奈「よく、状況がわからないけど……ある」
璃奈「私、技術室の鍵、もらってるから」
あなた「そっか、助かるよ璃奈ちゃん!それじゃあ移動しよう」 あなた「そっか、しずくちゃん、そんな努力を……」
あなた(意識があったのにエマさんのいいなりになっておっぱい出してたってこと?何そのシチュエーション!?興奮する……)
璃奈「そんなこと、あったんだ……」
しずく「璃奈さんは覚えてないの?」
璃奈「私、小休憩の時にエマさんがお、おっぱいを出してきて、そこからの記憶、ない」
あなた「廃人化してる時の記憶はないんだよね」
璃奈「わ、私、みんなの前で出してたんだ……恥ずかしい」
あなた「大丈夫だよ、璃奈ちゃん。私はもっと恥ずかしいところをしずくちゃんに見られてるから」
璃奈「?」
あなた「それで、璃奈ちゃんにはなんとかみんなが起きてくれるようにしてほしいんだ」
あなた「あとはエマさんをなんとか説得するようにしたいんだけど……」
しずく「エマさんを正気に戻す方法は、少し見当がついています」
あなた「えっ、本当!?」
しずく「ですが、それにはやはりみなさんに起きて貰う必要があるんです」
しずく「だから無茶なことは承知ですが、璃奈さんには何とかみなさんを……」
璃奈「たぶん、できる」
あなた「!!」 後輩を守るため自ら率先して囮になる先輩の鑑あなたちゃん あなた「じゃあ、出来たってこと?」
しずく「できた、とは?」
あなた「歩夢ちゃんが言ってたんだけど、彼方さんに頼まれていい夢を見ることができる機械を作っているとか」
しずく「そ、そんなことが出来るのですか?」
璃奈「ちょっと待ってて、私のロッカーに入ってるから……」ゴソゴソ
璃奈「あった、《璃奈ちゃんドリームメーカー》」
あなた「ぱっと見かわいい装飾のヘルメットだけど……」
璃奈「設定してからこれを頭につけると、夢の中の内容をある程操作できる」
璃奈「本当はまだ未完成なんだけど、脳の神経を刺激するところまではできてるから」
璃奈「口に刺激物が与えられたという錯覚を、脳に与えられる」
あなた「つまり、あのドリンクなしでみんなを起こせるってことだね!」
璃奈「うん。だけど問題があって」
璃奈「この機械にはその刺激物の設定をつけないといけないんだけど、半端な刺激じゃあたぶんダメ」
しずく「つまり、ちゃんとした設定ができるまで、テストをする必要があるということですか?」
あなた「え〜っとそれって、設定をちょっとずつ変えながらあの刺激に近くまで、誰かが被って実験しなきゃいけないってこと?」
璃奈「そう。だけど、とっても危険」
あなた「それなら、私がやる」 あられもない姿をこれでもかとばかりに全部曝け出していくあなたちゃん
もはや剛の者では? あなた「う゛う゛う゛……」
璃奈「どう?」
あなた「う〜ん、不味いことは不味いんだけど、刺激としてはイマイチかなぁ」
あなた「もっと、なんていうかなぁ」
あなた「全部台無しにしちゃうような感じだと思う」
あなた「せっかく完成した鍋にケーキをぶち込むかのような禁忌感とか、そういう感じが足りないかな」
しずく「鍋にケーキ、ですか」
あなた「それもよりによってチーズケーキを入れるような、ね」
璃奈「あなたってやっぱり凄い……誰も考えつかないようなこと、考える」
あなた「だてに作詞やってないよ」
璃奈「じゃあもうちょっとこうして……これでどうかな?」
あなた「え゛え゛っっ……」
あなた「割といい線きたと思うよ!あとはもっとあべこべな感じで!甘いとか苦いとかじゃなくて、甘いし苦いし辛い、みたいな」
璃奈「こう、かな……」
あなた「う゛っお゛え゛え゛え゛ぇぇぇ!!!」
あなた「来た来た来た来た!!!これだよ、これ!!」
しずく「先輩、ちょっとずつハイになってませんか?」
あなた「かもね!でも情けないことにエマさんに2回もやられちゃったから、これくらい体張らないと!」 あなた「それで、しずくちゃんの作戦って?」
しずく「はい、エマさんのことですが」
しずく「おそらくエマさんは、私たちの説得では意味がない状態にあると思うんです」
しずく「今エマさんは、私たちの“まま”になりきっています。その意識がある以上、年下の私たちが何を言っても意味を成しません」
しずく「ですから、説得をするのであれば、エマさんと同等以上の立場の人である必要があるはずです」
あなた「つまりそれって……」
璃奈「彼方さんと、果林さん……」
しずく「璃奈さんのドリームメーカーは、意識のない人たちには効くはずですが、使役状態の人たちに効く保証はありません」
しずく「だからこそ、使役をされない彼方さんと、みなさんから孤立状態にある果林さんに効き目があります」
しずく「先輩が果林さんを運ぶことを止めたのが、この局面でもとっても重要になるんです」
あなた「まずは2人を起こすのが鍵ってことだね。そして、その問題は……」
璃奈「《璃奈ちゃんドリームメーカー》の調整に時間がかかっちゃったから、エマさんはきっと戻ってきてると思う」
しずく「はい。そしてあちらには、使役状態の人たちがいます。特に考慮しなければならないのは」
璃奈「愛さん……」 しずく「観察して思ったのが、使役されている人たちは、簡単な肉体行動のみの命令しかこなせません」
あなた「そうだよね、もし頭を使った行動ができるんだったら、璃奈ちゃんや三船さんあたりはもう手がつけられなかったはずだよ」
璃奈「意識も記憶もないから、考えること、できないよ」
しずく「はい。しかし、逆に言うならば、肉体行動であれば、そのスペックを十分に活かすことができるということです」
あなた「凛ちゃんに運動で勝ったことあるくらいだからね、愛さんは」
璃奈「運動部のお友達もいっぱいいるし、その助っ人もしてるみたい」
しずく「幸い、私たちのこの作戦を向こうは知りません。だからこそ、隠密行動を取ることで、なんとか彼方さんと果林さんに接触できれば……」
璃奈「待って、それならいいものがある」
あなた「……?」
璃奈「これはせつ菜さんに頼まれてたものなんだけど、こっちは完成してるから、多分使える」ゴソゴソ
璃奈「これ、《璃奈ちゃんブレード》」
しずく「け、剣ですか!?」
あなた「せつ菜ちゃん、何てものを……」
璃奈「なんだか、せつ菜さんが好きなアニメの剣みたい。確か弧月って言ってたかな」
璃奈「これは剣の部分がスポンジになってるから安全だけど、電気が流れるから相手の動きを止められる」
しずく「な、何でもありになってきましたね……」
あなた「でもすごい!見つからないことが一番だけど、見つかった時の保険にはピッタリだね!」 あなた「あんまり、時間がない」
あなた「もうすぐ寮生たちが寝ちゃう時間。そうしたらエマさんは、果林さんを使役してこっちまで丸出しで来るかもしれない」
あなた「そうなったらこの作戦の成功率は低くなる」
しずく「では、覚悟を決めて、行かないといけませんね」
璃奈「私、頑張る」
しずく「いえ、璃奈さんはここにいて」
璃奈「……やっぱり、私、足手まといかな」
しずく「そうじゃないよ。また私たちがやられてしまった時、1番みんなを復活させてくれる希望があるのは、たぶん璃奈さんだから」
あなた「それに、これを使うなら優秀なオペレータが必要なんだ。璃奈ちゃんにお願いしたい」
璃奈「わかった。ここでサポートする」
あなた「そして《璃奈ちゃんブレード》は、私が使う」
しずく「すみません。殺陣をやった経験がなくて……」
あなた「いいんだ。私は音ノ木坂に行った時、凛ちゃんとよく傘チャンバラしてるから」
あなた「凛ちゃんの傘の《月猫夜》、すっごく早いから自然と剣さばきは上達したんだよ」
しずく「はい。お任せします」
璃奈「準備はいい?」
あなた「うん、行こう!」 エマ「みんな〜お待たせ〜」
エマ「果林ちゃんももう少ししたら連れてこ……」
エマ(いない……!?)
エマ(しずくちゃん、璃奈ちゃんと)
エマ(またあの子がいない……)
エマ(どうして?あの子は今度こそ完璧にばぶばぶされたはず。歩夢ちゃんもいなかったし、一体……)
エマ(……!!)
エマ(そういえば、しずくちゃん…わたしのことを呼ぶときの言い方が、ほかの人と少しだけ違っていたような)
エマ(まさか、ばぶばぶされた演技をしていたってこと!?)
エマ(そういえばかすみちゃんを捕まえる時も、璃奈ちゃんが走っていった後、少し遅れてしずくちゃんも走っていった)
エマ(みんなの反応を見ながらわたしの言うことをきく振りをしていたんだ……)
エマ(だとしたら、またあの子たちはわたしを説得しにくるんだろうなぁ)
エマ(わたしと幸せに暮らした方がいいにきまってるのに……)
エマ「じゃあ、捕まえないとね」ポロン しずく「……家庭科室まではあっさりでしたね」
あなた「まぁ、みんなの行動範囲はエマさんがいるところだからね」
璃奈『彼方さんに、つけよう』
あなた「そうだね、ごめん、彼方さん!」
彼方「……」チュパチュパ
カチッ
彼方「!!!!????」ガバッ
しずく「お水どうぞ、彼方さん」
彼方「んっんっ」ゴクゴク
彼方「っはぁ〜、彼方ちゃん、いい夢を見てたと思ってたのに、死んじゃうかと思ったよ〜」
彼方「2人はどうしたの?」
あなた「ごめん、話してる時間はないんだ、今すぐ私たちと、果林さんの部屋まで来てほしい」
彼方「なになに〜、なにやら訳ありだね〜」
しずく「急でびっくりしたと思いますけど、お願いします!」
彼方「かわいい後輩の頼みだからねぇ。彼方おねーちゃん、着いて行くよ〜」
あなた「それじゃあ」
璃奈『待って!家庭科室の外にGPS反応がある!これはたぶん、かすみちゃんの携帯』
あなた「よし、私の出番だね」 かすみ「あぅ〜」
あなた「かすみちゃん……」
あなた(そんな、近くにエマさんはいない)
あなた(エマさんのおっぱいの力は、どんどん増しているんだ)
あなた(たぶん、充電式みたいに、おっぱいを与えられた後しばらくは、ある程度自立して命令に従うようになってる)
あなた(各個撃破はしやすい反面、見つかるリスクは倍増した)
彼方「かすみちゃんもやられちゃったの?あれ、でも動いてるねぇ」
しずく「ごめんなさい、説明は後で、今は下がってください」
かすみ「まぅ〜」ダッ
あなた(狙うは足元!)
かすみ「!」
ピョン
彼方「ジャンプで避けられちゃったよ〜」
あなた(そう、それでいい!)バッ
かすみ「うあ〜?」バチバチッ
しずく「上手いです!横薙ぎからの、ジャンプした足と足の間への切り上げ!」
彼方「すっごいねぇ〜!彼方ちゃんおめめ覚めてきたよ」
あなた「ごめん、かすみちゃん。今はとにかく時間がなくて」
しずく「動きは止めましたが、使役下にありますし、これが効くかはわかりませんね……」
あなた「行こう、寮へ!」 タッタッタッ
璃奈『左から来るよ、知らない反応……』
あなた「ありがとっ!!」ブンッ
栞子「ぇぇぇ」バチバチッ
彼方「璃奈ちゃんのお陰で不意をつけたね〜」
しずく「反射で三船さんも手で払おうとしましたが、この剣は触れたら痺れますからね」
あなた「ナイスオペレーション!璃奈ちゃん」
璃奈『ありがとう。もう少し近くに反応あるけど、これは1つ上の階かな?』
あなた「じゃあ、前進だ!」
しずく「よかった、もうすぐ出口です!」
彼方「なんだか上手くいってるみたいだね〜」
璃奈『待って、出口付近、GPS反応あり!』
璃奈『この反応は……』
愛「だぁ……」コキッ
あなた「簡単には、いかないか……」 すみません、本日はここで終わります
誤字多くてすみません
明日の昼頃完結予定です ミステリーだと思ったらギャグだったと思ったらサスペンスだったでござるよ 愛さんがバブりながら首鳴らしてるのを想像してワロタ これ胸丸出しなんだよなって思ったら笑いが込み上げてくる ボヘラブみたいでお得やな!
エママは無事愛しい子供たちを助けられるのだろうか?(エママァ〜~ 強キャラ感だしてるけどこれバブってるだけなんだよね しずくちゃんの伏線気づかなかった、マジ大女優
激熱すぎる でも実際エマちゃんが幸せにしてくれるならそれはとっても幸せだなって しずくちゃんのセリフ好き。めっちゃヒロインやん!騒動が治まったらあなたちゃんとイチャイチャしてどうぞ 彼方「えぇっ、愛ちゃんどうしちゃったの?」
しずく「相手は本当に本気なんですね……」
あなた「うん。出口を守ってるくらいだし、よほど頼りにしてるんだろうね」
あなた「愛ちゃんの機動力を最大限活かすべく、全裸にさせるなんて」
愛「えぅ……」スッパダカー
あなた(エマさんの戦略としては、こちらが恥ずかしがって愛ちゃんを直視できないまま捕えるというのがあるんだろう)
あなた(でも、もう、私は負けるわけにはいかないんだ!)
あなた(だから、愛ちゃんのその豊かなおっぱいからも!露出が多い愛ちゃんが丁寧に短く整えたんであろうその茂みからも!)
あなた(一切目をそらすわけにはいかない!)
あなた「みんな、ここは私に任せて先に……」
璃奈『待って!』
璃奈『愛さんはバスケがとっても上手』
璃奈『誰かをマークしていてもほかの選手のこと見てるから、下手にパスしようとすると取られちゃう』
璃奈『今も同じだと思う。1人を見ているようでみんなのこと、見てる。だから下手に動くと捕まっちゃう』
しずく「う、うらやましいです……」
彼方「捕まえるときは動きが止まるんだし、それから剣を使えばいいんじゃない?彼方ちゃんが囮をやってもいいよ〜」
あなた「それは、やめた方がいい」
あなた「何度も逃げられて、今はもうエマさんに余裕がないはず。殴るまではいかないけど、腕をひねったりして無理やり捕まえさせるかもしれない」
あなた「それに向こうは意識がないから、その程度が制御できないかもしれないよ。致命的な怪我に繋がる恐れがあるなら、それはさせられない」
あなた「だから、私が止める!」 あなた(アニメで見た勝負の心得を思い出せ……)
あなた(有利な部分で勝負する、不利な部分では戦わない、だったと思う)
あなた(不利な部分はわかりきってる。身体能力は愛ちゃんのほうが遥かに上)
あなた(こっちには武器があるとはいえ、真っ当にやってたらいずれ私が負ける)
あなた(有利な部分はリーチがあること。剣の間合いをしっかり把握すれば、簡単には捕まらない)
あなた「行くぞっ!」ブンブン
愛「あう!ばぅ!」スカッスカッ
彼方「すっご〜い、ギリギリの回避だね〜」
璃奈『愛さん、たぶん体力の消耗をおさえる為に、必要最低限の動きで回避してる』
しずく「そ、そんな達人じみたことが……!?」
あなた「だったら……これなら!」ブン…フッ!
しずく(上手い!上からの降り下ろしを途中で止めてそのまま横に切る!)
しずく(この剣には刃先の概念がなく、刀身に当てさえすればどこでもいい。その利点が活きた攻撃!)
愛「!!」バッ
彼方「おぉ〜」
あなた「あの距離で見てから横飛びで回避!?どんな反射神経してるの!?」 あなた(我武者羅に振ってるだけじゃギリギリの回避をされるしカウンターが怖い。でも、振ってなきゃ捕まる)
あなた(このまま均衡が続けば、スタミナが低い私が先に疲れて捕まる。愛さんが本能でこの剣を使うことが出来るならパーティ全滅……!)
あなた(考えろ、考えろ!私が有利な部分、私の得意を活かせる部分は何かないか?)
あなた(あるのかな?あの勉強ができて、器用で、運動も得意な愛ちゃんよりも私のほうが得意な分野なんて……)
あなた(そうか……1つ、ある!)
あなた「愛ちゃん!!」ブンッ
愛「う〜う?」スカッ
あなた「エマさんの!!おっぱい!!!」ブンッ
愛「む〜?」スカッ
あなた「とっても大きいよね!その先っぽは綺麗な桜色!吸うととあったかくて!おいしい!」
彼方「え、えぇ〜、いきなりどうしちゃったの〜!?」
しずく「おそらく、愛さんにエマさんのお胸のことを思い出させてるんだと思います」
しずく「意識レベルが低いですし、そっちに気がいって動きが鈍るのを期待しているのだと」
あなた「エマさんのおっぱい!!乳首!!おまんこは陰毛の茂みでいっぱい!!!」
彼方「や、やばいよあれ〜、流石の彼方ちゃんも聞いてられないや……」
璃奈『おかしくなっちゃったのかなぁ……』
しずく(先輩、女の子として言っちゃいけない言葉を言ってまで、私たちを守ろうとしてくれてるなんて……やっぱり凄い……!) あなた「おっぱい!おっぱい!!」
彼方「だ、大丈夫かなぁ」
しずく「先輩には考えがあるんだと思います。信じましょう!」
彼方「いや、えーっとね、そうじゃなくて……」
あなた(そろそろ頃合いかな?)
あなた「これで、終わりにしよう!」
璃奈『こ、攻撃する!?』
あなた「《璃奈ちゃんブレード》一閃!!」ブンッ
愛「!!」バッ
しずく「降り下ろし!」
彼方「でもダメだぁ、さっきみたいにギリギリで躱されちゃう……」
あなた「どうかな?」ニヤリ
愛「!?」バチバチッ
彼方「え〜??」
しずく「どうして……」 あなた「意識のレベルは低くても、身体の機能や反応は今までと変わらない。それが、えっちな事でも」
あなた「それは私も実証済み」
あなた「だから、愛ちゃんが今夢中になっているエマさんの裸体を目一杯想像させた」
あなた「その想像をしてしまったことによって、愛ちゃんの身体は気づかない内に変化していた」
璃奈『まさかっ……』
あなた「そう、愛ちゃんの乳首はえっちな身体を思い浮かべて勃起したんだよ」
あなた「愛ちゃんはギリギリで回避をする。でも、勃起した乳首に気づいていない。だから今まで通りの感覚で回避すれば」
あなた「その勃起した乳首に、私の攻撃は当たる」
あなた(私の得意なことで、有利が取れた。でもギリギリの賭けだった……)
彼方「な、なんだかすごい戦いだったね〜」
しずく「ですが、これで最大の関門は越えられました!先輩のお陰です」
あなた「ありがとう、しずくちゃん」
璃奈『待って!反応が2つ近づいてきてる!』
あなた「流石に音でバレちゃったかな……」
しずく「ですが愛さんを倒せたので問題ありません、果林さんの元へ急ぎましょう!」
あなた「うん!」 いまだかつてこんな勝ち方をした主人公を見たことがない なんでそんなに誇らしげにしてるんだ…いやすごいけどさ あなた「鍵、鍵……あれ、そういえば最後誰が」
しずく「私が練習場で愛さんが持っていたものを拝借しました」
彼方「準備がいいね〜」
あなた「助かったよ、しずくちゃん」
しずく「では……」ガチャッ
果林「……」パクパク
しずく「では、つけますよ」
彼方「ごめんね、果林ちゃん。今度彼方ちゃんがおいしいもの作ってあげるからね〜」
カチッ
果林「や゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!!????」
あなた「果林さん!」
しずく「お、お水どうぞ!」
果林「んぐっんぐっ……ぷはぁ」
果林「い、いったい何なの?またかすみちゃんの……」
果林「あら?みんなどうしたの?」
璃奈『GPS反応1つ近づいてきてる!』
しずく「1つってことはエマさんでしょうか?」
あなた「ここまで廃人化させに来るつもりだ!そうしたら、急いで説明しよう」
あなた「果林さん、彼方さん!今からする話は、嘘みたいな本当の話。今夜、みんなに何があったのかを説明します」 勃起した乳首の分間合いが短くなるとか天才的発想過ぎる あなた「と、いう、わけ、です」
あなた(ううう……さっきは夢中で気がつかなかったけど、思い返せばみんなの前ですっごい恥ずかしいこと言っちゃった///)
しずく「先輩……」
彼方「だから大丈夫かなぁって思ったんだけど」
あなた「と、ともかくそういう訳です」
果林「そう、私が眠ってる間にそんな大変なことがあったのね……」
彼方「気持ちはわかるけどね〜。エマちゃんのおっぱい、すっごく気持ちがよかったし〜」
しずく「そこに関しては、みなさんが堕ちてしまいましたので、仕方のないことです」
果林「しかし璃奈ちゃんもすごいのね、こんな機械作れるなんて……」
彼方「彼方ちゃんのアイデアでもあるんだよ〜」
果林「本当にひどかったわ、さっきの味。訳の分からない草を食べさせられたみたい」
彼方「……思い出すだけでも苦しいよぉ、彼方ちゃんは勝手に何が入ってるか分析しちゃうから、よけいに味が伝わってくるんだ……」
あなた「それで、2人にエマさんの説得をして欲しいんだ。色々話したいことはあると思うけど、今はなんて説得するか考えないと……」
果林「キミは本当によく頑張ってきたのね」ギュッ
あなた「!?」
果林「でも、もう休んでなさい。疲れたでしょう?あとは、私たちお姉さん組に任せなさい」
あなた「果林さん……」
璃奈『く、来るよ!』
ガチャッ エマ「みんな……」
彼方「いらっしゃ〜い」
果林「夕方ぶりね」
エマ「みんな、どうしてわたしの邪魔をするの?」
エマ「みんなみんな、色々なことを頑張ってる。でも、それがいつも報われる訳じゃない」
エマ「スクールアイドルは特に、頑張ったって結果に繋がる訳じゃないでしょ」
エマ「それなのにみんな頑張りすぎちゃって、疲れちゃうから、わたしが甘えさせてあげないといけないの」
エマ「みんなが気持ちよくなれるし、そうすればみんなが幸せになれるんだよ!ステキでしょ?」
エマ「だから、果林ちゃんも彼方ちゃんも、ままのところに」
果林「まま?」
エマ「うん!そうだよ!だからままの……」
果林「エマ!!!」
エマ「!?」
果林「あなたはままなんかじゃない!!」
果林「身長166cm、2月5日生まれのO型で、スイスからの留学生で、国際交流学科に属していて、寮生活をしている、私の親友の……」
果林「エマ・ヴェルデよ!!!」
エマ「……!!」 あなた(果林さんが“まま”を否定した時)
あなた(何か世界が壊れたような感覚を覚えた)
あなた(振り返ってみれば、みんなが廃人になる最後の一押しは)
あなた(エマさんをままだと認めた時だった)
あなた(エマさんはままであることに固執していたんだ。きっと、正義感から──)
彼方「エマちゃんさあ、きっと根っからのお姉ちゃん気質なんだよね〜」
彼方「妹や弟を守ってあげないといけないって思ってたから、今回もみんなのままになろうとしてくれたんだね〜」
彼方「彼方ちゃんもお姉ちゃんだから、すっごく気持ちがわかるよ〜。遥ちゃんのためなら、何だってしたくなっちゃうもんね〜」
彼方「でも、それをやられる方は、負担をかけさせたり苦労を押し付けたりしてしまうような気がして心配になっちゃうんだよ」
彼方「彼方ちゃんも最近まで気がつかなかったから、遥ちゃんに距離取られたりしちゃったんだけどね、えへへ」
彼方「だから、エマちゃんだけみんなのことを守ろうとしなくてもいいんだよ」
彼方「彼方ちゃん、きっと甘えたくなったらエマちゃんに甘えさせてもらうだろうし」
彼方「逆にエマちゃんが甘えたくなった時は、いつでも彼方ちゃんに甘えに来ればいいんだよ〜」
彼方「ね〜、果林ちゃん」
果林「ええ、アタシがメロメロにしてあげるわ」
果林「もちろん、キミたちもいつでもいらっしゃい」
あなた「ふふ、そうさせてもらおうかな」
しずく「ふふっ、そうですね」
エマ「わたし、わたし……」
エマ「みんなに……悪いこと、しちゃった……」 エマ「栞子ちゃ……三船さんに、才能があるって言われて」
エマ「果林ちゃんはお母さんたちから離れてさみしいだろうな、とか」
エマ「璃奈ちゃんやせつ菜ちゃんは、お母さんの暖かさみたいなものをほしいんだろうな、とか」
エマ「こうやってみんなのことを幸せにできるんなら、しなきゃいけないって……」
エマ「それで、気がついたら、暴走しちゃった」
エマ「みんなに怖い思いをさせて、トラウマを掘りかえして」
エマ「恥ずかしい姿もさせちゃった……」
エマ「わたしが、自分勝手だったから……」ポロポロ
エマ「もう、みんなに、どうやって謝っても許してもらえないよ……」ポロポロ
エマ「同好会のみんなに、顔向けできない……」ポロポロ
璃奈『エマさん』
エマ「璃奈……ちゃん……」
璃奈『私、嬉しかった。エマさんから母性もらって』
璃奈『そういう気持ちが味わえたのもあったけど、一番はエマさんが私のことを想ってくれてることが、嬉しかった』
璃奈『みんなに見られて恥ずかしいのは、正直ある』
璃奈『でも、ありがとう。エマさん』
璃奈『私、エマさんのこと、大好きだよ』
エマ「璃奈ちゃん……」 しずく「私も、恥ずかしかったのは確かですけど、女優としてはとっても勉強になりました!」
あなた「私も、みんなに……特にしずくちゃんにはドン引きするほど生き恥を晒したけど、だからってエマさんを恨んだりしてないよ」
あなた「エマさんがみんなのこと想ってやってくれたことだって知ってるから。まあ私の場合大半が自業自得だしね……」
しずく「ドン引きなんてとんでもないです!」
あなた(それはそれで怖いよ、しずくちゃん……)
果林「心配しないの、エマ」
彼方「みんな、エマちゃんを嫌いになるような人は、この同好会にはいないんだよ〜」
エマ「みんな……」
エマ「ごめん……なさい……」ポロポロ
果林「言ったでしょ?」ギュッ
エマ「果林ちゃん……」
果林「私に甘えたっていいのよ、エマ」
果林「お帰りなさい」
エマ「う、うわぁぁぁぁあん」ポロポロ エマ「お着替え、終わったね」
璃奈「愛さんたちには、色々見せてたこと、内緒にしてあげてね」
しずく「そうした方がいいね」
果林「起こすにはこれしかないのよね……」
彼方「う〜ん、材料があれば、デザートとか作ってあげられたんだけど……」
エマ「ご、ごめんね……」
あなた「みんな、許してくれるよ」
カチッカチッカチッカチッカチッ
かすみ「ぐえ゛え゛え゛お゛お゛お゛ん!!!!????」
栞子「どぅえ゛え゛え゛ん゛!!!!????」
愛「お゛っお゛っお゛っ!!!!????」
歩夢「さ゛す゛け゛ぇ゛ぇ゛!!!!????」
せつ菜「……」パクパク
あなた「三船さん!かすみちゃん!愛ちゃん!」
あなた「歩夢ちゃん!!!」ギュッ
歩夢「はぁ、はぁ、はぁ……」
歩夢「……あなたのこと、信じてたよっ!!」
歩夢「ありがとう!!」 しずく「もしかしたらとは、思いましたけど」
彼方「せつ菜ちゃん、すっご〜い」
果林「でも、じゃあどうやって起こしたら……」
璃奈「みんなが戻ってくる間に、新しい設定作ってみた。これならたぶん、せつ菜さんも起きる」
カチッ
せつ菜「いやぁぁぁぁ//////」ガバッ
あなた「な、何をしたの?」
璃奈「口に刺激があればいいはずだから、せつ菜さんの推しが迫ってくる設定にした」
あなた「な、なるほど〜」
あなた「さて、これから、だね」
エマ「うん、えっと、みんなに、聞いてほしいことがあって……」
あなた(エマさんは、今夜あったことを全て話した)
あなた(私も、私が知っている限りを全て話した)
あなた(みんなは、しばらく黙って聞いていた)
エマ「……だから、わたしがみんなにいっぱい迷惑をかけてしまったの」
エマ「本当に、ごめんなさい……」
栞子「頭をお上げください、ヴェルデさん」
栞子「私は、あなたの才能の部分しか見ていませんでした。それを活かすために、あなたを説得しました」
栞子「この結果は、イレギュラーだったとは思いますが、私のやり方がきっかけであったのは間違いまりません」
栞子「申し訳ございませんでした」
あなた「三船さん……」 せつ菜「私は、エマさんの気持ち、ありがたかったです」
せつ菜「あの時のことはあまり覚えていませんが……懐かしいぬくもりを感じました」
せつ菜「少し恥ずかしいですが、こういうのも、いいなって、思いました」
せつ菜「だから、あまりご自分を責めないでください!」
かすみ「……エマ先輩に頑張りを認めてもらえて、すっごく幸せな気持ちになりました」
かすみ「でも、今日あったことは怖かったんですから、もうしないでくださいね!そしたらかすみんはエマ先輩のこと、許してあげます!」
愛「エマっち、本当に優しいんだよね」
愛「アタシも惚れちゃったもん!これからも時々甘えさせてもらえるなら、それでいいかな〜」
歩夢「私もね、怖かったのはあるけれど、エマさんのこと、大好きだよ。みんな戻れたんだから、もう責めないで」
エマ「み、みんな〜」
栞子「では、私は生徒会室にいますので……」
あなた「ねぇ、せっかくなら三船さんも」
栞子「すみませんが、1人にさせてください」
栞子「今後の私のすべきことを考えますので」 コンコン!
栞子「どうぞ」
あなた「失礼します」
あなた(あの後、みんなで絆を確かめ合って、そうして合宿は終わった)
あなた(週明けの朝、私は生徒会室に呼ばれて、ここにいる)
栞子「急なおよびたて、申し訳ございません」
栞子「先日は、お騒がせ致しました」
栞子「私は、私の今まで行ってきたことは間違っていたとは思いません。しかし、今回は間違えてしまったことも事実」
栞子「であるならば、生徒会長として、生徒を危機にさらすわけにもいきません」
栞子「その可能性が1つでもある以上、この面談は取りやめにしようと思います」
あなた「三船さん……」
栞子「加えて、私のせいで貴重な合宿の時間を潰してしまったこともあるので、次の週に、再度合宿を行う許可を致します」
あなた「ありがとう、三船さん!じゃあ……」
栞子「ですが、私の信念は変わらないので、スクールアイドル同好会を認めたわけではありません」
栞子「機会を見て、再度同好会を拝見に行きますので」
あなた「それでもいいよ。いつかきっと認めさせてみせるから!」 あなた「みんなー!朗報だよー!」
あなた「三船さんが、来週また合宿やってもいいって!」
歩夢「本当!?」
せつ菜「す、凄いですね。三船さんをまた説得したんですか?」
あなた「いや、向こうが提案してきたんだ。彼女なりのけじめだと思う」
彼方「それじゃあ今度こそ、彼方ちゃんおいしいスイーツ作ってあげるからね〜」
あなた(あの後も、私たちは変わっていない)
あなた(むしろ、以前よりも結束が深まったと思う)
あなた(何ヶ月かすれば、笑い話になるだろう)
あなた(だから今は)
あなた「それじゃあ来週、頑張ろう!」
みんな「おー!!!」
あなた(この幸せな平和を満喫しよう!みんなと!) おわり
ラ!板だと猟奇的ヤンデレぽむばっかり見るから、王道の幼馴染ぽむを書こうと思って気がついたらこうなってた
次は声でかキチガイじゃないせつ菜の話でも書こうかな ふと思ったんだがしずくは失禁した後そのままの格好で過ごしてたんか…? 乙
声デカじゃないせつ菜の話になる予定だった話も期待してます 乙
>みんなで絆を確かめ合って
SSの内容が内容だけにいやらしい意味に見えてしまった 乙
やっぱりあなたちゃんがアレなのは共通認識なんだね ミステリーギャグエロサスペンスアクションおつ!面白かった 物語は結びが全て
天晴れな終幕、善きかな
おしゃぶり等の擬音はSS書きのよい手本となるだろうな 乙
何度読み返しても面白いだろうし、何度読み返しても
栞子「ここでおっぱいを出せ」
↑ここで耐えられないと思う ブラツケー
『───!!』ブツン
『……』パクパク
表現があまりに天才すぎる どうやったら王道のあなぽむ書こうとしてサスペンスホラーギャグになるんだよ 四半期を待たずして今年のSS大賞候補が出てしまったか 乙!めちゃくちゃ楽しめた怪作兼傑作だった!
それはそれとしてこのSSのジャンル区分で分類学者が死にそう 作者の文も周りの反応やツッコミも含めて全てが面白かった
毎晩の楽しみでした、ありがとうございます
そして完結おめでとうございます!
間違いなく名作です!
二転三転する展開や絶妙なギャグとシュールさが最高でした! 果林さん格好良いなあ
あなたちゃんと同じくエマぱい吸って気持ち良くなってたことは忘れてあげよう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています