千歌「ねぇ善子ちゃん、すっごい可愛いって言われない?」←これってもはや告白★3
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おはちかよし〜
そういやそうだな、すこすこやん
あとはきゃん要素見つけなきゃ…? 普通であることが特別となる千歌と堕天使として覚醒し世界に追われる身となった善子の、異能バトルなセカイ系ラブコメはどこ行ったら読めますか?(?) >>587
自分が書いたら多分ほとんどデアラと禁書のパクりになっちゃうんだよなぁ…
だからこそ、その辺の印象を薄いままに書ける他人様に頼みたかったりする(という書かない言い訳) 考えた設定あげるから、マジで書いておくれ…
とりあえず設定だけのくせにやたら文量多いの普通に申し訳ない
〜以下設定〜
千歌→特異点 "普通 (ユビキタス)"
〔閉環境下における普通性〕任意の環境下における各パラメータの最小値から平均値(パラメータが一つしかない場合は最大値)の間を、とあるパラメータに相関を大きく持つ形で自身のパラメータへ反映するか選択できる能力を持っている。なお初期は自動選択。
しかしそれ以上に特異点であることにより、周囲の異能による過度な影響を受けない体質。それは、もともと異能がなかった世界の住人としての「普通」ということである。
わかりやすい "特別なナニカ" を持たないため世界に否定されるが、一度はAqoursの残ったメンバーにより救われる。
善子→異能階位 "堕天使"
古くは預言者、現在では秘密の首領などと呼ばれるような "何者か" の陰謀によって、堕天使を開花させられ世界を異能持ちの世界に改竄してしまう。
その改竄の結果、或いは "何者か" の陰謀によるシナリオ展開として世界から狙われることになり、身近な家族や仲間を守るため世界に背を向けることを決意し、闇側へと堕ちていく。
改竄された世界で千歌が特異点なのは善子の千歌像が「なんていうか、そういうもの」としてあるためだったりする。
Aqoursで善子を救うために行動を開始し、再び善子と相見えることとなったとき、"何者か" がAqoursを絶望させ引き離すために普通((曰く)やくたたず)である千歌と善子を2人きりの世界に放り込む。
的なところから始まるちかよし、みたいなね
因みに千歌の能力のとあるパラメータはその環境に含まれる相手との絆度。つまりちかよしが成立してるなら、千歌も堕天使のチカラをかなり使いこなせたり…? おはちかよし
送信してから「あ、やべ。また痛いことしちゃった。うわぁ、なんだこいつってなるよ絶対」的に思ってたら、まさかの「わからない」だったでござる
これでもかなりわかりやすいように書いたつもりなんだがなぁ…「普通」の話が難しいんか…?
因みに "何者か" っていうのはセカイ系にするために必要な黒幕ってだけよ
「普通」って言うとさ、やっぱり普遍的で絶対的なものではないでしょ?
例えば「走る」ってことを考えたとき、プロの中でも短距離と長距離、それぞれでの「普通の走り」は全く異なるものになるわけだ
「普通」っていうのはつまり、可変的で相対的なものなんだよ。しかも「短距離」「長距離」といった限定された環境で大きく異なってしまえるほどに
そういう「普通」という概念の恣意性から着想し、千歌の言う「普通」を異能、まぁこの場合は特異点の特性なんだけど、に昇華してみたわけよ
千歌のいる環境に対する「普通」。それを千歌自身(普通星人、普通怪獣)に、パラメータというわかりやすい記号を用いて反映させる ぐむむ、君たちそんなじゃ禁書とか読めないよ!あれ、こういうののオンパレードなんだから!……はいそこ、そっちは物語になってるからまだマシとか言わなーい!
ってなってる。本当にこういうの好きな方おらんの!?
言い続けてもうるさいだけだから設定とかはこれ以上積まないけど、少し寂しいのだ…
>>597
わーい、やったー!嬉しい(?) Fateは好きだけど禁書はもう神の右席あたりからついていけなくなっちゃったのよね… つまり、"普通"な千歌と"特異"な善子を二人きりの世界に閉じ込めた結果、"特異"である善子が平均="普通"になるから千歌も善子と同じ能力が使えるってこと……? 禁書の神の右席のとこ今ちょうどアニメやってるけど、制作会社の忙しさに加えて設定描写の難しさが祟って悲惨なことになってるもんなぁ…
原作は原作で40巻超えだし、設定云々以前の問題ってのはある
そういえば、千歌はわからないけど、善子って禁書好きそうじゃない?セレマに憧れを抱くお年頃(?)
>>600
そうそう、大体そんな感じよ >>601
あってて良かった
こういうの言葉遊びっぽくて楽しいからたまに考えるわ 設定だけ見るとやばいけど鎌池和馬は勢いで読ませてるところもあるから「何となくわかる」状態にはしてくれるのよね Fateの鯖設定もそうだけど、禁書の大部分の設定って、史実中の文献などにある設定を引っ張ってきてるだけなあたりが最高にヤバいよね
中二病は太古の昔からいるものなんだなぁ(小並感)
>>602
楽しい、わかる
自分の場合、普段から考えてるからこうやってホイホイ出てくるんだよな…() 結局はどんな設定も料理する人次第で分かりやすく面白くなるし分かりにくくつまらなくもなるということね
出された設定を自分が料理しやすくするのも技量次第
自分の頭の硬さを痛感いたしましたわ|c||˘.- ˘|| Twitterで見てこのスレで盛り上がってそうだなと思って来たら案の定で和んだ ふぉう!!とか言ってた自分が言うのもなんだけど、普通に鞠莉ちゃんスルーされてるの悲しいな…
だがここはちかよしスレだ(?) 見てきたけどほんまやw
てか、あの方ついに専用スレたててたんやね、気づいてなかったわ sweet lilyってG'sコミックで載ってたやつだよね
ちかよしのキスシーンもワンチャンあるか? はじめてのちかよし
千歌「えへへー!善子ちゃん捕まえたのだー♪」
善子「ちょっと///」
千歌「ふふっ♪」スリスリ
善子「ざ、残念だけど私は善子じゃないわ」
千歌「え?」
善子「私は津島善子の幻影...本物はとっくにここから脱出して..」
千歌「じゃあここにいる善子ちゃんは偽者?」ギューッ
善子「そ、そうよ」
千歌「じゃあ本物が見つかるまで捕まえてるね♪」ギューッ
善子「は、はなれなさい...///」
千歌「本物の善子ちゃんが現れるまでのしんぼーだよ♪」
善子「うぅ...///」 >>620
ちかまりの地図さんじゃん!
ちかまりのSS好きだよ! 善子「……フフ、よく似合ってるわね」クスクス
千歌「う、うぅ……」ウルウル
善子「いい?家にいるときはこれは絶対に外してはいけないのよ?ご飯を食べる時も、お手洗いに行く時も、寝る時も。……お風呂の時だけは特別に外していいわ」
千歌「…………」
善子「そしてもう一つ。家にいるときは絶対に私と一緒に行動すること。……あー、お手洗いは特別に一緒じゃなくていいわ」
千歌「……わかり、ました」
千歌(私も善子ちゃんも、すっかり変わってしまった)
千歌(善子ちゃんはあれから社会人になって事業に成功しお金持ちに)
千歌(私は……軽い気持ちで都会に飛び出して路頭に迷ってた)
千歌(そんな私たちがこうして主従関係になったのには事情があるのです) >>585
神の血。
カトリックや正教会における、神の肉たるパンと共に信仰される聖体。またの名をワインと言う。
イエスの血肉としてキリスト教徒たちから信仰され、儀礼において食されるそれは、その枠を飛び越えてみればただの主食とお酒。
まあ、私が通っていた高校はカトリック系のミッションスクールだったから、イエスの血肉として与えられていたわけだけど。
ちなみにワインは無いわよ?未成年だし。
とは言っても少しは興味があったから、大人になったら飲んでみたいなとは思っていたんだけど……。
『ほろよい』以上のお酒を飲むのは控えようという決意を現在進行形で固めさせられている。
「ふはぁ〜!! ワイン美味しい〜!」
この通り、ルームシェアをしてる先輩が悪酔いしそうだからである。 「ちょっと千歌、飲み過ぎ」
「だってぇ、大人になったらまずお酒でしょ〜? 私、善子ちゃんと飲めて嬉しいな〜」
ちなみに私はまだ未成年よ。
『ほろよいくらいジュースだよ〜』
と、千歌が無理やり飲ませてくるから仕方なく飲むことになったの。ほんとよ。
ほんと、自分のやりたいことに忠実というか……本能のままに生きてるというか。
それがお酒のせいでパワーアップしてるような気がする。私が嫌がるそぶりを見せたら引いてくれたのに、今回はいつもより粘られた。
だから私も仕方なく折れて、1本だけ。
本当は飲みたくなかったんだけど、ずっと言うから。 だって私は堕天使だから。お酒に弱いの。神に反逆した天使が堕天使だから、神の血なんて本当は身体にとって毒なんだから。
すぐ聖なる気が全身を回って、グダグダになってしまうの。多分。
だから────
「……まあ、私も」
「ほぇ?」
「千歌とお酒、飲むのは……ちょっと夢だったから」
「……よしこちゃん」
だからこんなことを言うのも、お酒のせい。
「な、なによ……」
言ってから、頰が熱くなるのを感じた。照れが熱を帯びて全身を駆け巡る。
「……ふふ」
私の言葉を聞いた千歌が優しく微笑む。
その笑みが、私の心に隠した気持ちを見透かされたような気がして、身体がさらに熱くなる。
「……」
その視線がとてもむず痒くて。
私はぷいっと適当な方向に顔を背けた。
だって、その千歌の顔は……美しくて。
とても直視していられないくらい愛おしくて。
……堕天使には眩しすぎる。 「善子ちゃん。こっちむいて?」
「……嫌」
千歌の声はとても優しくて、酒に酔いつぶれた人には思えないくらい。
この人は普段から自由奔放で本能のままに生きているから、お酒を飲めばもっと絡んだり騒いだりすると思っていた。
実際は意外と静かだった。
静かだけど、そのぶん、とても煽情的で。
薄く火照った頰と肩。
口元に浮かぶ優しげな笑み。
とろんと潤んだ、私と似た赤い瞳。
……言ってしまいたくなる。
お酒の勢いに任せて、私の……隠してきた気持ちを。
私はあなたに憧れて、あなたを追いかけてきた。
同じ大学に入ったのも、そう。
あなたに追いつきたくて、追いかけてきた。
あなたが私にルームシェアの話を持ちかけてきてくれた時は、心臓が飛び出そうなくらい嬉しかった。
帰ってくるとあなたがいて、おかえりと言ってくれるのが堪らなく嬉しかった。
あなた帰ってきた時、おかえりと言えるのが何よりも幸せで。
好き。
その度にあなたへの気持ちが溢れそうになるの。
たった2文字だけ。
なのに、それを口にするのがとても難しい。
これだけはどんな魔法でも魔術でも儀式でも、成し遂げることは難しい。
だって。
もう、あなたがそばにいてくれるだけで私は……これ以上ないってくらい幸せを感じてしまっているから──── もう、あなたがそばにいてくれるだけで私は……これ以上ないってくらい幸せを感じてしまっているから────
「ねえ善子ちゃん」
「……なによ」
「こっちむいて、お話ししよーよ」
「……」
自分の世界に入りすぎていたみたい。
千歌に呼びかけて、そういえばと思い出す。
「ワイン、先輩についでほしいなー?」
「だらしない先輩に飲ませるお酒はないわよ」
「えー? やぁだ♥」
「やだじゃなくて……」
「むう……じゃあお酒らいいからこっち向いてお話ししよ?」
……。
確かに、そっぽ向いたままでは良くない。
千歌の物欲しそうな声を聞いてると、私もなんだか変な気持ちになってしまうし……
「仕方ないわね……」
顔を合わせて話すくらいは我慢してあげる。
「でも、あんまりお酒は飲んじゃ────」
────────ちゅ♥ 「…………ぇ」
近くに、千歌の顔があった。
あ、今のは近くと千歌をかけた……って、そうじゃなくて。
振り向いたらそこに千歌の顔があって、それで、私に……キスを……
「……えへ♥ キスしちゃった」
「ぇ……え、え……え?」
理解が追いつかない。
千歌の顔は依然、私の目と鼻の先だ。
もはや鼻同士がくっついている。
「んふふ、はぁ……♥」
千歌の吐息が私にかかる……ぶどうの匂い。ワインの匂いがする。
私は頭が働かないまま、とにかく千歌から離れようと身体に力を入れるけれど……ダメ。
千歌が私の首を腕を回すようにして抱きついてきていて、完全にホールドされてしまっているみたい。 ────逃げられない。
とにかく離れてもらわないと……
「ちょっ、と……千歌……?」
「なあに?」
「離れて……」
「やぁだ♥ えへへ、善子ちゃんいい匂い……」
千歌は私に抱きついたまま、髪に顔を埋めて息をする。大きく深呼吸をするように、私の髪の匂いを嗅いでいる。
「すー……はー……」
理解が追いつかない。
なにが起きてるの?
なんで私、千歌に抱きつかれてるの?
なんでいまキスされたの?
なんで離れてくれないの?
どういうこと?
「……ちか、えっと……」
「なあに? ふふ、善子ちゃんすごい顔してる」
ぷにぷにと私の頰をつついて笑う千歌。
この笑みは、ダメだ。
とても直視できない。振り払う力も、抜けてしまう。 「だめ、こっち向いてくれないと」
顔を背けることすら許されない。
私の首に回された腕のせいで、私は横を向くことすらできない。
千歌と目を合わせないようにするのが精一杯で。
でも、それすら千歌は気に入らないみたい。
「むう……私を見てくれない善子ちゃんにはぁ……こぉだ♥」
────ちゅぅ♥
無理やり私の視界に入ってくると、千歌はまた私の唇に、自分の唇を押し付けてきた。
2度目のキス。
また、してしまった。
柔らかい、千歌の唇。
ほんのり漂うワインの香りと、千歌の味。
はじめてのキス。
いや、ファーストキスはさっきだから……ええと、セカンドキス……?
違う、なにを考えているんだ私は。
はじめてとか、2回目とかそういうのではなくて……
「っは……」
「ぷぁ……ふふ、2回目だ♥ ……にしし♥」
長い、長いキスを終えて。
十分な呼吸もできなかった私は息継ぎをするように喘ぐ。
千歌は余裕そうに、煽情的な笑みを浮かべたまま、自分の唇を舌でぺろりと舐めてみせた。
「っ……」
その仕草が、私の心をくすぐる。
艶めかしく、妖艶で。
まるで私の気持ちを────暴こうとしているようで。 「……ねえ、もっとしようよ♥」
「っは、だ、め……ちか……っ」
「やぁだ♥ わたしは……したいもん」
「だめ、やめて……」
私の制止を、千歌は聞かない。
だってその制止は、もはや何の力もないんだから。
いちど味わってしまったら、もう振り払えない。
まるで麻薬のように、千歌のキスは私の心を蝕んでしまった。
今まで隠してた気持ちも。
いつかはこんなことをしたいと考えていた想いも。
全部すっ飛ばして、それがいま目の前で起こっているのだから。
与えられた極上の幸せを、私は拒めない。
「善子ちゃん……好きだよ」
「ぇ……っ」
────ちゅ♥
3度目のキス。
受け入れた私は、千歌の唇を味わうように目を閉じる。 どろどろと、とろけるような魔力が私の中に流れ込んでくる。
今まで枷をかけられていた気持ちが、次々と弾けていく音がする。
好き。
愛してる。
ずっとこうしたかった。
もっとこうしていたい。
あなたの全てが欲しい。
私の全てをもらってほしい。
もっとあなたを味わわせて────
「っ、んぅっ……」
ぬるり、という感覚。
私の唇を割って入ってくる、暖かくぬるりとした感覚。
それは触手のように蠢いて、私の口内を蹂躙する。
唇の裏を、前歯を、奥歯を、舌を。
まるで口の中を犯されているような感覚が私を襲った。
その刺激は、私の身体には大きな快楽だった。
快楽は電流のようにゾクゾクと全身を迸り、指先を、胸を、足先を、下腹部を、脳を、全身を痺れさせていく。
「んん、っふ……こく、んっ……」
私の唾液を舐めとり、呑み下されていく音が聞こえる。
その音で、私は無理やり理解させられてしまう。
今、私は味わわれているのだ。
この千歌に、私の身体を。 蹂躙は止まらない。
蠢く触手は、私の舌に絡みついてくる。
ネトリと濃い唾液を分泌させながら、私の舌に絡みつく。
私の喉奥に直接流し込まれる唾液の味を確かめながら、もはや私に抵抗する力がないことを理解した。
私はそれを受け入れるように舌を絡ませ、互いの唾液を交換するようにキスをする。
もう拒めない。
拒まない。
拒みたくない。
だって、気持ちいいんだもの。
「ん、っ……ふ、っぢゅ……んん……」
その声は、誰のものか。
水音を含ませながら、下品に相手の唇を貪る声。
もう、どちらでもいい。
多分、両方だから。
私も千歌も、互いの唇が欲しくて仕方ないのだ。
だってこんなにも気持ちいいんだから。
いつまでも続けていたいくらい、気持ちいいんだから────
「……ぷぁ」
────長い、長いキスを終えて。
最初に口を離したのは、どちらか……それすらも分からないくらい長いキス。
離れて、最初に理解したのは────
────ああ、私を犯していたのは、千歌の舌だったのね
……という、至極当然のことだった。 「はぁ、はあ……はあ……っ」
2人揃って、顔を合わせながら……荒い呼吸を交わす。
どれだけの時間、キスをしていたのか。
どれだけの時間、互いを感じあっていたのか。
どれだけの時間、私たちは────
「……よしこちゃん」
甘い吐息を交えながら、私を呼ぶ。
「ちか……」
身体を震わせながら、応える。
また千歌の顔が私へ近づけられる。
まだ、するのか。
ちがう。
もっとしたい。
こんどは、あなたの身体にも触れたい。
唇だけじゃなくて、あなたの身体も────
────ぐう。
「……え?」 「んぅ……くぅ……」
近づけられた顔は、私の唇に届くことはなく。
そのまま、私の胸に顔を埋めて……寝息を立て始めた。
「……千歌?」
「んゃ……すう……」
…………。
「……嘘でしょ」
生殺しだった。
いや、それでいい。
それでよかった。
でないと、私は……。
告白もしていないのに。
あなたの気持ちを確かめていないのに。
超えてはいけない一線を超えてしまうところだったから──── ・・・
翌朝、目を覚ました千歌は────
「……お酒飲んでからの記憶がない」
などと言い出した。
いや、それでいいんだけど……むしろそうであってよかった。
だって、あんな……あんなに乱れてしまった私を、覚えられていたら……死にたくなる。
まさか、キスだけで絶頂していたとか……本当に、知られたら死ぬ。絶対しぬ。飛び降りて死ぬ。
だから千歌が何も覚えていなかったのは、むしろ好都合だった。
あんな、互いを貪りあうようなキスをしたなんて……覚えていなくて、よかった。
「ふざけて騒いで寝てたわ」
「えぇっ!? そっかあ……うう、ごめんねー?」
「……大丈夫」
だから適当にごまかしておいた。
その方がお互いにとって幸せ……だと思うから。
私はあれ以上、求めてしまいそうになったから。
危なかった……ほんと、危なかった。 「はー……せっかく美味しくお酒飲もうって誘ったのに、私先に寝ちゃって……ごめんね?」
「いいのよ。酔った千歌、面白かったし」
「なっ!? なにしてたの!」
「さあね?」
「えー!?」
……千歌を見ていると、昨日のキスが蘇る。
舌を絡め合った、濃厚で妖艶なキス。
まるで、恋人がするような────決して、友達と遊びでするようなものではない口付け。
あの感覚が、まだ私の唇に……残ってる。
柔らかい千歌の唇。
唇であれだけ柔らかかったのだから……身体は、もっと柔らかいのかな……。
そんな妄想が頭をよぎる。
淫れる千歌の姿が、私の脳裏を支配する。
千歌と絡み合い、淫れる私の姿が夢想される。
だめだ、これは……気持ちを伝えてからでないと。
じゃないと……筋が通らない。
……けれど。
────善子ちゃん……好きだよ
あの言葉が、耳から離れない。
3度目のキスをする前に千歌が呟いた、その一言が。
千歌も、私を……。
そんな妄想が生まれては、そんなことないとかき消していく。
確かにいつか伝えて、付き合えたらとは思う……けど、お酒の勢いで言ったに違いない。
千歌は勢いに任せて好き放題言うから。
だから、昨日のあれもきっと……そう。
だけど。
だけど……。 …………そう。
私は堕天使。
常に悪魔を従える悪い天使だから。
千歌に、また悪い誘いをしてしまうの。
だって堕天使なんだから……私は悪くないわよね?
そう、堕天使だもの。
確かめるため。千歌のキスが、どういう意味なのか……ただの衝動なのか、どうなのか。
確かめる、だけよ。
「……ねえ」
「なに?善子ちゃん」
「────今夜も、お酒……飲まない?」 おわり
何回かやってる大学生で同じ部屋に住んでる設定の例のやつ どんな生き方してたらこんな素晴らしいもの書けるようになるのか、すごく知りたいよね… 善子「うぁー…」ゴクゴク
千歌「にゃぁ…」ゴロゴロ
善子「ぁ、ちかー、そこのお菓子とってぇ」
千歌「んー」ポーイッ
善子「……?ってこれ、みかん味じゃない!」モグモグ
千歌「そだよー、おいひいよー」モグモグ
善子「むぅ、隣にイチゴ味のあるでしょ!そっちとってよ、そっち!」
千歌「えー?もう食べちゃったよぉ」
善子「すぐさっき食べてたの見たわよ」
千歌「なんのことやら。あ、善子ちゃん、飲み物〜」
善子「全く。……ほら」コト
千歌「ありがとー。……にがっ!?」ゴクゴク
善子「ふっふっふ!千歌がコーヒーを別のものに変えていたのは知っていたわ!だからインスタントコーヒーを入れてあげたのよ、ふふん!」
千歌「ぐぬぬ…。裏をかけたと思ったら」
善子「そうよ、裏の裏をかかれて…、にがっ!?えっ、なんで!?」ゴクゴク
千歌「いっつぁ、ちかちーまじっく!裏の裏の裏をかいていたのさ!」
善子「そこまでいくと、もう何がなんだかね…」
千歌「勝利のショコラテは美味しいのだ」ゴクゴク
善子「くっ、千歌がそこまで演技派だったとは…。あ、ショコラテちょっと飲ませて」ゴクゴク
千歌「あ…」
善子「にがっ!?えっ、なんで!?(2回目)」
千歌「我慢してただけでちゃんとコーヒーにすり替わってたり」テヘペロ
善子「え、じゃあショコラテどこ行ったのよ」
千歌「さぁ?善子ちゃんさっき飲んでなかった?」
善子「うそぉ!?」
こんな日常?
ボクこれくらいしか書けないのん
というか前にも似たようなの書いた気がするるるる…… 大学生同居設定で時々スレたててみようかな……?気が向いたら 今日どこかで意外なちかよし要素を発見した気がするんだけど、うーむ、全く思い出せぬ… 千歌「………カッコよくなりたい!」
善子「はぁ?」
千歌「カッコ!よく!なりたい!!」
善子「いや、急にどうしたのよ」
千歌「そういうお年頃なのだ」
善子「とっくに過ぎてるわよ。というか、さては何かそういう漫画でも読んだわね?」
千歌「バレてる!?」
善子「単純でわかりやすいのがいいところよね」
千歌「むぅ、それ褒めてないでしょ」
善子「さぁ、どうかしら?……それで、カッコよくなりたいのなら、ほら!堕天使ファッションよ!ギラン!」
千歌「うーん、堕天使ファッションもカッコいいんだけど、なんていうかこう、方向性が違うんだよねぇ」
善子「むぅ、方向性…。でもそうね、簡単な感じでいいならもう少し別のがあるわよ」
千歌「ほんと!?見せて見せて!」
善子「……じゃじゃーん!パーカー!!」
千歌「なんだ、ただのパーカーじゃん」
善子「ふふん、たかがパーカーと侮るなかれ!されどパーカーよ!そう、制服の上に着ると、なんと!カッコよくなるの!」
千歌「へぇー」イソイソ
善子「反応悪い割には試すのね」イソイソ
千歌「まぁ、せっかくだし?…って、おぉ!」
善子「ふふん、どうかしら。簡単でありがちだけど、だからこその安定したカッコよさ!制服パーカー、いいわよね」
千歌「よし!じゃあ明日からはこれで登校します!」
善子「えぇ、怒られるわよ」
千歌「キニシナーイキニシナーイ!それよりも善子ちゃんも一緒に着て登校するんだよ!」
善子「ちょっと、巻き込まないで」
千歌「さぁ!それじゃあ制服パーカー登校だ、れっつごー!」
善子「ちょっ、待っ、今放課後よ!明日じゃないの!?」
千歌「いいからいいから〜」
こんな感じ? 千歌ちゃんそういうカッコ似合いそう
でも「千歌ちゃんが不良になった!」とか言われそう ヨハネの生放送にコメントする千歌ちゃんで公開イチャイチャ 両部落選して辛いのだ…
今書いたら完全にバットエンド一直線なのだ… 善子「ほら、千歌。あなたの好きなしおからよ」
千歌「うぅ……善子ちゃん知ってて言ってるでしょ」
善子「なんのことかしら?ほら、食べないと死んじゃうわよ?」
千歌「うー……」パク
善子「どう?美味しい?」
千歌「うぅ、にゅるにゅるしてて、すごく、辛い」モキュモキュ
善子「そのまま飲み込むまでなにもあげないから」
千歌「うぅ……」ゴクン
善子「よくできました。さ、次は私の大嫌いなみかんで作ったジュースをあげる。これでせいぜい喉を潤すことね」コトン
千歌「みかん!」
善子「ストップ」
千歌「えー?!」
善子「そうね、あなたの大好物だったことをすっかり忘れてたわ。だからお預け」
千歌「いじわるー……」
善子「私がいいって言ったら飲みなさい」
千歌「むー……どうせ飲ませてくれないんでしょ?善子ちゃん意地悪だもん」
善子「さあ?私の気が変わるとイイわね。さて、私は仕事があるからもう出るわ。遅くなるから、イイ子で待ってなさい?」ナデナデ
千歌「…………」シュン 千歌(善子ちゃんは意地悪だ)
千歌(私の嫌いなものを知ってて食べさせて、私の好きなものを分かってて遠くに追いやる)
千歌(善子ちゃんはきっとほんとの堕天使になっちゃったんだ)
千歌(だから……私のことをいじめてもなんとも思わないんだ。楽しいんだ)
千歌(いいもん。私なんかずーっと日陰の人生だもん。それでおもちゃにされ続けたんだから)
千歌(これからもずっと、善子ちゃんにそうさせられ続けるんだ)
千歌(私に首輪をつけて、一生奴隷として扱う気なんだ)
千歌「……ジュース」
千歌「そういえば……わざといいってところ強調してたなぁ」
千歌「…………えーい!飲んじゃえ!」
ゴクゴク
千歌「……ぷっはーっ!やっぱりみかん!」
千歌「ふふん、自由にさせるから悪いんだよ?」
千歌「…………」
千歌(どうして善子ちゃん、こんなことするんだろ)
千歌(こんな首輪つけさせて、私のことどうしたいんだろ)チャリチャリ
千歌「やっぱりまだ、怒ってるのかな」 おかえり、でいいのかな…?
どちらにせよ、わくわくしながら待ってるのだ 千歌「ふんふんふふ〜ん♪」
善子「千歌…?どうしたのかしら、あんなご機嫌で」
千歌「あ、善子ちゃんだ!おはよー!」
善子「おはよ。というか今日、そんな特別なことなんてあったかしら?」
千歌「んー?…あぁ、今日は楽しみにしてた本の発売日なんだぁ」
善子「へぇ、千歌も本とか読むのね」
千歌「まぁたまにだけどね」
善子「どういうの読むの?」
千歌「うーん、ライトノベルってやつ?あぁいうのだったら漫画みたいで、私でも読めるからね」
善子「………漫画、みたい?」
千歌「うん、なんか文が堅苦しくないって言うの?設定とかもそうだけど、なんていうかこう、入っていきやすいじゃん?」
善子「そういうことね。確かにそうね、そういう意味では読みやすいかもしれないわね。でも、千歌がそういう読み方するなんて意外ね」
千歌「むぅ、これでも作詞担当だよ!こないだも図書館で色々読んで大変だったのだ…」
善子「お疲れ様ね。そういえば今日は何を買うつもりなの?」
千歌「第3期絶賛放送中で、今度また新しいゲームが出るデート・ア・ラ○ブだよ!」
善子「説明口調ねぇ。というか、あぁいうの読むのね」
千歌「そりゃそーだよ!普通の男子高校生が異世界から来た美少女をデートしてデレさせるんだよ!?ロマンだよ!」
善子「普通ってなんだったかしら…。なんかその調子だと、上○さんのこととかも普通の男子高校生とか言ってそうね」
千歌「え、普通の男子高校生でしょ?」
善子「どこが!?」
千歌「ほら、本当に困ってる人見ちゃったら最後、たったそれだけでいつだってヒーローになれるとことか?」
善子「………(そうだったわね。この人もそういうタイプだったわ。というかうん、とりあえず普通っていうのは天然タラシのことを言うのね、ヨハネわかった)」
千歌「どうしたの?チカ、なんか変なこと言っちゃった?」
善子「いえ、気にしないで。というより、のんびり話してたら時間がヤバいわ。急ぐわよ」
千歌「わ、わわっ!ほんとだっ!いそげーっ!!」
なんか自分が書くとすぐラノベ読ませるよね。いやまぁ、それくらいしかネタがないってだけなんだけども
それにしても、某氏がギルちか同人描いてくださるらしいのホントすこすこ 某氏のエッチ垢みてからちかよしハマったワイは異端だろうな
ぶっちゃけ有料にして渋で公開にすればいいのにって思う わからんけどそれは異端って言うのか?
中入れてもらえた方なのか、羨ましいな
追々そういう方向に移行したりするんじゃないの?まだ渋のそういう課金制って広くは普及してない気がするから それまでようちか推しだったけどそれ見てからちかよし推しになったんだよな キッカケなんてそんなもんでしょ
異端っていうのをどういうニュアンスで使ってるのかはわからないけど、もし気後れとかをしてるんだったら別に気にしなくてもいいと思うのだ 千歌「あっいす〜♪あっいす〜♪」
善子「元気ねぇ。もう春になってきたとはいえ、まだ寒かったりするのに、よく買いに来る気になるわね」
千歌「アイスはね、いつ食べても美味しいんだよ!」
善子「まぁそれは同意ね。アイスとは、この堕天使さえも魅了してしまう魔の食べ物!」
千歌「はいはい、選ぶよー」
善子「いつものことながら塩対応ね…」
千歌「……高っ!?」
善子「どうしたの?」
千歌「善子ちゃん…!高いんだよ!アイスが!」
善子「まぁそれなりにするわよね。でも今更、なに、を…。さらに高く、なってる…!?」
千歌「そうなんだよ!なんで!?」
善子「たかが10円、20円。それでも頻繁に買うこちらとしては痛い値上がり…!!」
千歌「ぐぬぬ、もういいよ!」
善子「ち、千歌?…なっ!やめなさい、そんなバカなことをするのは!」
千歌「いいんだよ、どうせ変わらないんだ…。だったら」
善子「……っ」
千歌「だったらハーゲン様祭りじゃああああ!!!」
善子「うぅ、千歌が暴挙に出てしまったわ。私が、私がしっかりしてなかったから…。あ、この味、美味しそうね」
千歌「って、普通に入れてるし!むふふ〜、善子ちゃんや、こっちのお味なんかもどうだい?」
善子「ごくり。……うぅ、ダメよヨハネ。そんなものに手を出しちゃ!」
千歌「善子ちゃんは堕天使なんだよ?だからこんな悪事も許されるんだよ?ね、ヨハネちゃん♡」
善子「うわぁぁぁ、買います!だって美味しそうなんだもん!」
千歌「やったぜ!」
善子「ククッ、もうヤケよ!今夜はハーゲン様でパーティよ!!」
千歌「わーい!わっしょい!わっしょい!」
──会計後、とんでもないレシートを見て呆然とするまであと数分。 千歌「いっいぇーい!上海だよ、上海!」
善子「えぇ、上海よ!上海!」
千歌「それにしても、皆どこ行っちゃったんだろう?はしゃいで迷子になっちゃったのかなぁ?」
善子「さぁ?そのうち戻ってくるでしょ。それより千歌!今は観光よ、観光!」
千歌「そうだね!一応今はジユージカン!」
善子「あ、千歌!見てアレ!すっごく美味しそう!」
千歌「ほんとだ!買いに行こ!」
善子「ククッ、待ちなさい!千歌。あなた、中国語は喋れるの?」
千歌「んー、前に勉強したけど、そう言われると不安だなぁ」
善子「そうよね、だからここは私に任せなさい!堕天使のチカラ、見せてあげる!」
千歌「なんだってー!?堕天使はそんなこともできるの!?」
善子「えぇ、見てなさい!………ほにゃらら、ほにゃーほにゃ、ほにゃほーにゃ、ほにゃらーら」
千歌「な、なんかよくわからないけどすごい!なんか話してる!……あ、お金払った。あれで買えたのかな?」
善子「ふっふっふ、どうよ!これぞ堕天流伝達術!」
千歌「……?なんか、買おうとしてたものと違くない?」
善子「そ、そそそんなことないわ!日本でもよくあるでしょ?実物が全然違うなんて!」
千歌「うーん、そうだね!食べよ食べよ!」
善子「あーん」
千歌「もぐっ!……おいひい!」
善子「うまっ!」
千歌「いやぁ、さすがは善子ちゃんだよ。チカだったらあんなにスムーズには買えないね!」
善子「ふふっ、もっと褒めていいのよ」
千歌「よっ、さすが堕天使!」
はしゃいで迷子になった挙句、安っぽいものでぼったくられた2人の明日はどっちだ!? 自分のちかよし、いつもこんなノリだけど色々と大丈夫か…? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています