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2021/05/30(日) 21:27:27.29ID:CAP_USER9デモは、当事者や支援者団体の有志らが企画し、午後6時過ぎから始まった。「LGBT差別をなくす法律を」「差別発言に抗議します」などと書かれたプラカードを持った人らが100人以上集まり、次々と抗議の声を上げた。24時間にわたって座り込みで抗議するとしている。
ゲイの当事者で、性的少数者に関連する政策情報を発信する一般社団法人fair代表理事の松岡宗嗣さん(26)は「この国での性的マイノリティーが置かれている状況はあまりにひどい。どんな人でも差別を受けず、自分らしく生きていくにはまず法律が必要だ」と指摘。東京レインボープライドの共同代表理事で、トランスジェンダーの杉山文野さん(39)は特にトランスジェンダー女性への差別が深刻な現状に触れ、「どうか今国会で命を守る法律をつくってほしい」と訴えた。
法案は今国会での成立を目指して与野党で協議を進め、法律の目的と基本理念に「性的指向及び性自認を理由とする差別は許されない」などの文言を加えることで修正合意した。だが、自民党保守派の反発は強く、自民党総務会は28日に法案の了承を見送り、佐藤勉総務会長は会期内での成立は「不可能」との見解を示した。
一方、野党側と調整してきた同党の稲田朋美元防衛相はツイッターで「私はまだ諦めていない。国会はまだ、2週間以上ある」と強調。野党からも成立を求める声が上がっている。(塩入彩)
朝日新聞
2021年5月30日 20時30分
https://www.asahi.com/articles/ASP5Z6QG6P5ZUTIL00C.html