「頑張った息子に、ママのところに来なさい、という思い」

 事の起こりは、2014年のソチ五輪(森の失言で振り返れば「あの子は大事な時には必ず転ぶ」の大会)の閉会式後の打ち上げパーティーでのこと。日本選手団の団長であった橋本が、フィギュアスケートの選手に執拗にキスをする。

 その模様を捉えた写真が週刊文春に掲載(2014年8月28日号)されると「強制した事実はありません」、はたまた「頑張った息子に、ママのところに来なさい、という思い」での行為だと釈明する(週刊文春2021年2月25日号)。後者の意味はよくわからないのだが、いずれにせよ、この行為は社会的にはセクハラに当たるだろう。

 この件があるがために橋本は、党の参院会長になるなど着々と政治キャリアを積みながらも、政権からの入閣の要請を拒み続けなければならなくなる(週刊新潮2019年9月19日号)。

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橋本聖子東京五輪・パラリンピック組織委員会会長 ©AFLO

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