首里城で火災が発生し、正殿、北殿、南殿など7棟が全焼したことについて、ツイッター上で「韓国人のせい」「絶対放火」「パヨクか外国スパイに放火されたのか」というツイートが出回っている。
31日午後3時現在、出火原因は明らかになっておらず、これらのツイートはデマだ。

SNSに詳しいモバイルプリンスさんは、災害時のデマツイートの分析を踏まえ「多くの人が不安になる事件、事故、災害などで、明確な原因が分からない時に、不安を埋めるために分かりやすい敵をつくり、原因を求める傾向がある。
これは政治的スタンスには関係ない。事件が発生して、マスコミが事実関係を確認し情報を流すまではどうしてもタイムラグがある。その時間にフェイクニュースが生まれている」と指摘。
「その情報は事実か、推測かに注意し、事実に基づかないツイートは拡散しないことが重要だ」と強調した。

ユーチューブでは「犯人は自分」「首里城が燃えてよかった」という動画も出現している。
これに対してもモバイルプリンスさんは「ユーチューバーも目立ちたいだけ。こんなことを言って許せないと思うだろうが、それを『許せない』と拡散すると相手の土俵に乗ることになるので無視するのが一番」と話した。【琉球新報電子版】

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1017781.html

参考
琉球新報「首里城火災で韓国人やパヨクが放火したなどというデマが出回っています」
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1572531436/

琉球新報の嘘 - Togetter
https://togetter.com/li/475632