https://www.sankei.com/politics/news/190921/plt1909210002-n1.html
 共産党の志位和夫委員長は20日、東京都内で講演し、経済学者カール・マルクスの主著「資本論」について「現代日本の私たちを励ますさまざまな命題がある。ぜひマルクスを研究し、多くの人に活用してほしい」と意義を訴えた。

 講演は、資本論を党として新たに翻訳し、同日に出版したのを記念したもの。不破哲三前議長も今回の翻訳に関し「マルクス経済学の到達点をより正確に反映するものだ」と説明した。 資本論は全12巻で今回は1巻を発売。共産党は大正11年の結党時からマルクス主義を理論的支柱としている。