法制局長官陳謝も 野党「幕引きとはならない」辞任要求

野党議員の姿勢をやゆしたと受け止められる国会答弁を行った内閣法制局の横畠長官は、参議院予算委員長から厳重注意を受け陳謝しましたが、
野党側は、「幕引きとはならない」として、引き続き、辞任を求めていく方針です。

内閣法制局の横畠長官は、今週、参議院予算委員会で、野党議員から国会議員の質問が内閣に対する監督機能を持つかどうか尋ねられ、
「声を荒げて発言するようなことまで含むとは考えていない」と、野党議員の姿勢をやゆしたと受け止められる答弁を行いました。

このため、8日の予算委員会で、金子委員長は、「内閣法制局長官の職責と立場を逸脱する発言であり、誠に遺憾だ」と述べ、厳重注意しました。

これを受け、横畠長官は、「今後、二度とこのような発言をせず、誠実に答弁していく。十分反省しているつもりで、しっかりと職責を果たしていきたい」と陳謝しました。

与党側は、自民党の加藤総務会長が、「本人が陳謝しており、決着しているのではないか」と述べるなど、早期に、事態の収束を図りたい考えです。

これに対し、野党側は、立憲民主党の福山幹事長が、「安倍内閣のおごりを表しており、自身の判断でお引き取りいただきたい」と述べたほか、
国民民主党の舟山・参議院国会対策委員長も、「幕引きとはならない」と述べるなど、引き続き、辞任を求めていく方針です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190309/k10011841221000.html



参考
特定野党さん、法制局長官に「声を荒げて発言するような〜」と皮肉られた事がどうしても許せない模様
http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/news/1552084742/l50