大阪府河南町で町長の退職金を8割カットする条例案が可決されたことを受け、武田町長は、条例は無効だとして、町を提訴しました。

河南町議会はことし1月、武田勝玄町長(67)の退職金、約1600万円を8割カットする条例案を可決し、4期目の武田町長には、約300万円の退職金が支払われました。

武田町長は条例案の可決を「多数決の暴力であり無効だ」として、18日、河南町に対しカットされた退職金およそ1300万円の支払いを求める訴えを大阪地裁に起こしました。

武田町長は関西テレビの取材に対し、「多数決で何でも決める議会への問題提起だ」と話しています。

河南町は「訴状を見ていないので、コメントできない」としています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180519-11403701-kantelev-l27