YOMIURI ONLINE 2018年03月19日 19時55分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180319-OYT1T50100.html

 厚生労働省の専門家会議は19日、豆腐を常温で販売できるよう食品衛生法に基づく規格基準を
改正することを決めた。

 同省は近く告示を改正する。

 新基準は、十分に殺菌、除菌し、無菌状態で容器に入れた豆腐については、微生物を確認する試験で
陰性となれば、常温での保存、販売を認める。食品安全委員会も新基準の安全性に問題がないと評価した。

 豆腐は1974年に定められた規格基準で、冷蔵での保存が義務付けられているが、技術開発が進み、
国内メーカーは86年から常温保存用の豆腐を海外に輸出。業界団体は、災害時の貴重なたんぱく源になるとして、
基準の見直しを要望していた。