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1月19日の言論テレビ「緊急特番『言論を捨てた朝日新聞』」の中で、櫻井よしこ氏が朝日新聞に対し「慰安婦問題は日本人全体に対する名誉毀損じゃないですか」と非難する場面がありました。

この日の放送では「訴状から朝日のもくろみを読み解く」として、「徹底検証『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」について小川榮太郎氏らを提訴した件をノンフィクション作家の門田隆将氏や月刊Hanada編集長・花田紀凱、それに弁護士の林いづみ氏と共に議論していた櫻井よしこ氏でしたが、朝日新聞が小川氏らに対し「名誉毀損の程度はあまりにひどく、言論の自由の限度を超えています」などと主張している点を捉えてこのように怒りを露わにしていました。

櫻井「こういうことを言いたくはないけれどもこういうふうに彼らが小川さんに対して言うんだったらね、私聞きたいと思うんですよ。あなた方が慰安婦問題でしたことはね、日本人全体に対するあまりにも酷い名誉毀損じゃないですか、って。そう思いませんか」

放送は冒頭の一部が「プレビュー版」として動画が公開されており櫻井氏の発言はその中に含まれています。また朝日新聞が小川氏らへの提訴にあたって取材していないと指摘している点についてそもそも小川氏の著書が論評であることから花田氏は「取材がないのは朝日新聞の記事を読み込んで小川氏が分析・批評したものであるから」門田氏も「論評であり必ずしも取材する必要はない」と疑問を呈しており、弁護士の林氏も今回の提訴が「訴訟を手段として相手の言論を封殺するSLAPP訴訟の疑いがあるのではないかと考えている」と語っていました。