蓮ノ空1レスSS日記
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花帆「綴理センパイ!何かゲームをしましょう!」
綴理「いいよ。でも何するの?」
花帆「なんでもいいですよ!」
綴理「そう?じゃあ、にらめっこ」
花帆「お!いいですね!」
花帆「ふっふっふ。実はあたし、にらめっこ結構強いんですよ!」
さやか「にらめっこはやめた方が...」
〜
花帆「全然勝てない...どうして...」
さやか「綴理先輩は声を出して笑ったりしませんから」
花帆「はっ!確かに!」
綴理「かほの変顔、面白かったよ」
花帆「じゃあ笑ってくださいよー!」 花帆『今日のホワイトボード係に梢先輩とさやかちゃんを任命します!』
さやか「なんて言われましたけど、イラストかぁ...」
梢「あら、どうかしたの?早く描き始めちゃいましょう?」ソワソワ
さやか「その、わたしあまり絵に自信がなくて...」
梢「そういう事だったの。村野さん、大丈夫よ」
梢「誰にだって得手不得手はあるもの。不安がることじゃないわ」
梢「それよりも自信を持って取り組むことが重要なの」
さやか「乙宗先輩が言うと説得力がありますね」
梢「そうかしら?」
さやか「はい。ところでその絵は...?」
梢「イルカよ」
さやか「え!?蛇とかではなく?」
梢「ふふ、蛇だなんて。村野さんも冗談を言うのね」
さやか「あ、あはは」
さやか(頑張ろう) アメトークのでもやってるどう書いてるかコーナーやってほしい 花帆「ふんぬぬぬ!」
梢「花帆さん?なんだかすごいうめき声が聞こえてきたけれど」
花帆「梢センパイ!このジャムのビンのフタが開かなくって」
梢「あら、そんな事だったのね。それくらい私が開けてあげるわ」
花帆「さすが梢センパイ...!」キラキラ
梢「ちょっと借りるわね」
花帆「はい!」
梢「ありがとう。それじゃあ、ふんっ!あら?ふんっ!!」
花帆「梢センパイ...?」
梢「だ、大丈夫よ花帆さん。少し待っていてね、今開けてあげるから」
花帆「は、はい」
梢「ふんっっっ!!!!」
梢「はぁはぁ」
梢(固すぎないかしら、開く気がしないのだけれど。この私が力で負けると言うの?)
さやか「こんにちは」
花帆「あ!さやかちゃん!」
梢「村野さん、こんにちは」
さやか「花帆さんに、乙宗先輩?何してるんですか?」
花帆「ジャムのビンのフタを開けてもらってるの!あたしじゃ開けられなくって」
さやか「あぁ、成る程」
さやか「そういえば固い蓋などは輪ゴムを巻いたりして回すと簡単に開くらしいですよ」
花帆「え!?そうなの!?」
さやか「わたしも試した事があるわけではありませんが」
花帆「ちょっとやってみようよ!梢センパイ少し貸してもらえすか?」
梢「え、えぇ」
梢(私が開けられなかった蓋がそんな簡単な方法で開くなんて)
花帆「このフタに輪ゴムを巻いて〜、回す!」 クルッ
梢(!?)
花帆「!おお〜!ホントに開いた!すごい!」
さやか「こんなに簡単に開くものなんですね!」
梢「...」
さやか「そういえばどうしてジャムを?」
花帆「そう!この前紅茶にジャムを入れる事もあるって言うのを見て試してみたくなっちゃって!」
梢(私は輪ゴム1本に負けたというの...?)
さやか「あぁ、ロシアンティーですね」
花帆「そうそう!それ!」
梢(もっと鍛えてもっと強くならなくては!)
花帆「あれ?梢センパイ?」
梢「花帆さん!」
花帆「は、はい!」
梢「今から練習行くわよ!」
花帆「え!?今から!?せめて試してから──」
梢「今すぐよ!」
花帆「そ、そんな〜〜!」
さやか「...なんだったのでしょうか...?」
綴理「さや」
さやか「綴理先輩、お疲れ様です。あ、今お茶淹れますね」
綴理「うん、ありがと」 パワーにプライド持ってる梢センパイすき
でも道具を使ってこその人類っすよ… 握力トレは筋トレとはまた違う分野の世界だからね
仕方ないね 慈「えーっとゴミ箱ゴミ箱。あ、あった!」
慈「ほっ」ポイッ
スカッ
慈「あ〜外したか〜」
梢「ちょっと何やってるのよ慈」
慈「あ、梢!丁度良かった!そのゴミ取って〜」
梢「?何でよ。どうせ捨てるんでしょ?」
慈「いいからいいから」
梢「はぁ...?はい」
慈「ありがと!んーこれくらいかなぁ?」
梢「また投げるの?」
慈「こういうのはさ、一度始めたら成功するまでやらないと負けた気になるじゃん?ほっ!」ポイッ
スカッ
慈「あー!ダメだー!」
梢「もう取りに行かないわよ。というかさっさと捨てたらどうかしら」
慈「はいはい、ケチだな〜梢は」
梢「...お説教がお望みならいくらでも続けてもらっても構わないけれど?」
慈「ありがたく捨てさせていただきます!」 綴理「こずのお弁当久々だ」
梢「そうね。村野さんが来てからはずっと彼女が作ってくれていたから」
梢「どう?懐かしの味は」
綴理「うん、こずの味って感じだ」
梢「私の味...?」
綴理「ささみと白身が入ってて、味が薄い」
梢「へ?」
綴理「こずのお弁当はこうじゃないと」
梢「褒めてるのよね...?」
綴理「うん。美味しい」
梢「なんだか釈然としないのだけれど」 ブロッコリーも入ってそう
筋肉はすべてを解決するのよ 瑠璃乃「花帆ちゃん、次はどこ行く〜?」
花帆「うーんそうだなぁ。お!」
花帆「瑠璃乃ちゃん!パフェだってパフェ!」
瑠璃乃「おお!パフェ!...食べちゃう?」
花帆「食べちゃう!」
瑠璃乃「だよね!」
ガラン
瑠璃乃「花帆ちゃん決まった〜?」
花帆「うん!この超ビッグパフェにしようかなって!」
瑠璃乃「え!?花帆ちゃん、食べ切れるの...?」
花帆「甘いものだったらいくらでも入るし大丈夫だよ!」
瑠璃乃「えぇ...」
〜
「お待たせしました」
花帆「うわぁ!食べ応えありそ〜!」
瑠璃乃「いや、そんなレベルじゃないと思うけどなぁ」
花帆「それじゃあ!」
「「いただきまーす!」」
〜
花帆「ごちそうさまー!」
瑠璃乃「はや!?ルリまだ食べてるよ!?」
瑠璃乃「っていうか花帆ちゃんよく食べれたね」
花帆「まぁ、美味しかったからペロッと、ね?」
瑠璃乃「でも結構重くない?ルリもう膨れてきてるよ。目の前にアレがあったからカモだけど」
花帆「じゃああたしが食べようか?」
瑠璃乃「無限の胃なの???」
花帆「えへへ」
瑠璃乃「照れる事かな...?」 花帆「はぁ〜ドキドキした〜。ハラハラの展開が続くね」
さやか「そうですね。ですが、これは一体誰が犯人なのでしょうか」
花帆「やっぱり用務員の人でしょ!明らかに怪しいもん!」
梢「いえ、それはきっとミスリードで恐らく犯人はあの記者だと思うわ」
さやか「なるほど、わたしはあの秘書さんだと思ったのですが」
綴理「ボクはあの受付の人だと思う」
花帆「え?そんな人出てきてましたっけ?」
梢「今のところ序盤で少しだけ出てたわね」
さやか「どうしてそう思ったんですか?」
綴理「うーん、なんとなく?」
さやか「な、なんとなくですか」
梢「...」
〜
花帆「ほんとに受付の人が犯人だった...」
さやか「見たことあったんですか!?」
綴理「ううん、初めて見た」
さやか「それであのどんでん返しを当てたんですか...?」
梢「...綴理の勘は当たるのよ」
梢「私もよく苦しめられたわ。横からネタバレが飛んでくるのだから」
花帆「え?じゃあどうして一緒に見てくれたんですか?」
梢「もう一周回ってどうせなら綴理の外してるところが見たいってなってきてね」
さやか「はぁ...?因みに今のところは?」
梢「綴理の全勝よ」
綴理「今回もボクの勝ち、いぇい」 金田一綴理…
いや、どちらかといえば三毛猫ホームズだな… 花帆「あ!ネコちゃん!真っ黒だ〜」
さやか「黒猫さんですね」
花帆「よしよーし、こっちおいで〜。あ、行っちゃった」
さやか「そういえば黒猫が横切ると不吉だって言いますよね」
花帆「なんでなのかな?あんなにかわいいのに」
さやか「さあ...?理由までは」
花帆「じゃあさ!今日から良い事の前ぶれって事にしよう!」
さやか「ふふ、いいですね」
花帆「さやかちゃんもそう思う?」
さやか「はい。花帆さんらしい素敵なアイデアだと思います」
花帆「えへへ、そうかな?」
さやか「でもかわいいクロネコちゃんなんだから幸せな事が起きるに決まってるよね!」
花帆「よーし!そうと決まれば部のみんなにも共有しなくちゃ!」
さやか「あ、ちょっとそんなに急いだら!」
花帆「あだっ!」ドテ
さやか「だ、大丈夫ですか!?」
花帆「...不吉だ」
さやか「え?」
花帆「やっぱり不吉な事が起きる前兆だったんだ!」
花帆「こんなにすぐ転ぶなんてあり得ないよ!」
さやか「いや、花帆さん結構転びますよ」
花帆「え?そうなの?」
さやか「はい」
花帆「なーんだ!関係無いのか〜。じゃあやっぱり幸運の象徴だね!」
さやか「感情が忙しい人ですね」 花帆「うわー雨降ってきちゃいましたよ〜。やだな〜」
綴理「ボク、雨好き」
花帆「え?どうしてですか?」
綴理「雨が降るといろんなお花が咲くから」
花帆「お花ですか?」
綴理「うん」
花帆「雨の日に咲く花...?そんなのあったっけ?」
綴理「赤とか黄色とか。とうめいだったり」
花帆「ふんふん」
綴理「色だけじゃなくて柄も水玉とかしましまだったり、見てると楽しい気持ちになるんだ」
花帆「ん〜?なんだろう...?」
綴理「あ、そろそろ時間だ」
花帆「え?あ!ほんとだ!もうこんな時間!」
花帆「結局分かんなかったな〜」
綴理「じゃあボクたちもお花を咲かせに行こう」
花帆「?」
花帆「あ!傘!」
綴理「え?うん」 梢先輩もだけど綴理先輩も詩人だよね
作詞してる(多分)だけはある 瑠璃乃「ルリ思う。ゆえに、ルリあり」
さやか「デカルトですか?」
瑠璃乃「へ?でかると?って何?」
さやか「え、その『ルリ思う〜』の元の『我思う〜』の言葉を産んだ人ですけど」
瑠璃乃「へ〜そうなんだ〜」
さやか「まぁ、日本人ではないので正しくは『Cogito, ergo sum』を産んだ人ですが」
瑠璃乃「こ、こぎ...?なんて?」
さやか「『Cogito, ergo sum』ですよ」
瑠璃乃「へ、へぇ〜」
瑠璃乃(なんかさやかちゃんウザいな) バッサリで草
確かに最初はウマが合わなさそうな雰囲気ある 雰囲気とノリで押し切る瑠璃乃ときっちり筋道立てて行きたいさやかちゃんは相性悪そうね
ストーリーでの激突が楽しみ 慈「綴理いいなぁ。毎朝さやかちゃんに起こしてもらってるんでしょ?」
花帆「そうですよ、いいですよね〜」
慈「あ、じゃあさ明日花帆ちゃん、私の事起こしに来てよ!」
花帆「え!?あたしが!?」
慈「うん!次はめぐちゃんが起こしに行くからさ」
花帆「わ、分かりました!」
〜
花帆「慈先輩!朝ですよ!起きてください!」
慈「あ゛?誰?うるさいなぁ」
花帆「ぴぇっ」ビク
慈「...あ!ごめん!今日来てくれる事すっかり忘れてた!」
花帆「こ、こちらこそ邪魔してしまってごめんなさい」ブルブル
慈「だから違うんだって!」
花帆「...?」
慈「いや私、寝起き悪いタイプなんだよ。だかたさっきのは気にしないで」
花帆「...は、はい」ビクビク
慈(うわぁ、これもう完全にビビちゃってるなぁ)
慈(どうしよー!助けて!ルリちゃん!) ビビり散らかした花帆さん落ち着かせる為に一日中なでなでしててほしい 花帆「や、やっとお説教終わった...長かった...」
花帆「行きましょう、綴理センパイ」
綴理「かほ、どうしよう。ボクここから動けない」
花帆「え?動けない、ってまさか足が!」
綴理「うん痺れちゃった」
花帆「ど、どうしましょう!?」
綴理「いたい...」
花帆「えっとえっと、おんぶ、はムリだし」
綴理「もうダメ。きっとボクはここで死ぬんだ」
綴理「かほ今までありがとう」
花帆「そんな!綴理センパイ!」
綴理「みんなによろしくね」ガク
花帆「綴理センパーイ!」 この2人のどこまでもボケ散らかす感ホントすき
しかし何やらかしたんだつづかほ… この2人って梢センパイとさやかちゃんのどっちからでも怒られてそう 慈「ルリちゃん!今度はこれ着て!これ!」
瑠璃乃「え〜!まだやるの〜、もう疲れたよ〜」
慈「これで最後だから!ね?」
瑠璃乃「もう何回も聞いたよ、それ」
瑠璃乃「まぁめぐちゃんがやってほしいならやるけどさ」
慈「ん〜!大好きルリちゃん!」
慈「よーし!じゃあこの後めぐちゃんがなんでも好きなもの1つ奢ったげる!」
瑠璃乃「え!?それホント!?」
慈「まっかせんしゃい!このめぐちゃんに二言はない!」キリッ
瑠璃乃「やったー!前から気になってた釣竿あるんだ〜」
慈「どんなのどんなの?」
瑠璃乃「えっとね〜、あった!これ!」
慈「ほぅほぅなるほど〜。ん?え!?高!?」
瑠璃乃「なんでもなんてやっぱめぐちゃんカッケー!」
慈「ま、まぁね!めぐちゃんの財布が火を吹くよ〜!」
慈(火の車だけに!ははは!はは...) ルリちゃん大好きハロめぐ好き
遠慮のないルリちゃんも好き
奢ってあげると言われて釣竿リクエストするの中々の強メンタルだよな… 从c’リ 𐤏 ᗜ 𐤏)|=D―∫I*( ¯꒳¯ )*Iʅ
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