蓮ノ空1レスSS日記
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花帆「さーやーかーちゃん!」トントン
さやか「はい?」クル
ほっぺぷにっ
花帆「へへーん!引っかかったー!」
さやか「もう!何するんですか!」
〜〜
さやか(あ、綴理先輩)
さやか(...)
さやか「つ、綴理先輩!」
綴理「んー?なに〜」クル
グサッ
綴理「え?何?痛い」
さやか「あ!す、すみません!」 花帆「さやかちゃんさやかちゃん!」
さやか「なんですかなんですか」
綴理「...」
〜
綴理「ねぇこずこず」
梢「どうしたの?」
綴理「...むぅ、こずノリ悪いよ」
梢「何が???」 衣装作り中
ブスッ
梢「痛っ!」
さやか「だ、大丈夫ですか!?乙宗先輩!」
梢「ええ、これくらい舐めておけば治るから」
さやか「え?」
梢「あら?知らない?」
さやか「いえ、その知らないと言うか、しないと言うか」
さやか「そういうのって小学生でやめません?」
梢「え?」
さやか「...乙宗先輩って意外と腕白なんですね」 1年慈「めぐちゃんって呼んでね!」
梢「慈」
綴理「めぐ」
慈「...」
〜
瑠璃乃「めぐちゃん!」
慈「うわーん!そうやって呼んでくれるのルリちゃんだけだよ〜!」 花帆「ふっふっふ。今日のあたしは一味違うよ、さやかちゃん」
さやか「か、花帆さん?」
花帆「なんたって右腕に包帯を巻いてきたからね!今のあたしは危険だよ〜」
さやか「...花帆さん、包帯というのは力を封印する為にするんです。力が増すのはむしろ解いた時...」
花帆「さやかちゃん?」
さやか「は!?わ、忘れてください!」 梢「慈、課題始めるわよ?」
慈「うげ〜」
綴理「めぐ、がんばれ」
慈「綴理もでしょ。って、え?まさか綴理」
綴理「うん、もう終わった」
慈「うわー!裏切り者ー!っていうかじゃあなんでここにいるの!」
綴理「2人の話し、聞いてて楽しいから」
梢「ほら、手伝ってあげるから文句言わないの」
慈「納得いかな〜い!」 花帆「やっとテスト終わったねー」
さやか「そうですね。お疲れ様でした、花帆さん」
花帆「これでやっと...!」
さやか「はい!」
花帆「思う存分遊べるー!」
さやか「部活再会ですね」
「「え?」」
花帆「さやかちゃん!ね、お願い!ちょっとだけだから!」
さやか(先輩達は少しだけテストが多いんでしたっけ?なら少しくらいは)
さやか「少しだけですよ」
花帆「やったー!さやかちゃん大好き!」
〜
梢「2人とも遅いわね」
綴理「遊んでるのかな」
梢「まさか、村野さんがいるのだからそんな事ないはずだけれど」 花帆「綴理センパイ、手袋つけたままだと物とか持ちにくくないですか?」
綴理「うん、持ちにくいね」
花帆「じゃあなんで着けてるんですか?」
綴理「かっこいいからね」
花帆「成る程!それは仕方ないですね!かっこいいんですもんね!」
綴理「そう、仕方ないんだ」
さやか(ツッコミたい...!) 綴理「あ、かほ何か食べてる」
花帆「!?つ、綴理センパイ!?」
綴理「この前、こずにおやつ減らすよう言われてたのに。悪い子だ」
花帆「だって美味しくって〜」
綴理「じゃあボクにもそれちょうだい?」
花帆「え?はい。あーん」
綴理「あむ。おいしい」
花帆「そ、それは良かったです」
綴理「ふふ、これでボク達共犯だね」
花帆「!」
綴理「告げ口は厳禁だよ?」
花帆「はい!」
梢「何してるのかしら?」
「「あ」」 綴理「こずはね、笑いのセンスが変わってるんだ」
花帆「そうなんですか?」
綴理「うん、試しに『布団が吹っ飛んだ』って言ってみると分かると思う」
〜
花帆「って言ってたけど、まさか梢センパイがダジャレなんかで笑うかなぁ?」
花帆「あの、梢センパイ!」
梢「あら、花帆さん?どうかしたの?」
花帆「ふ、布団が吹っ飛んだ!」
梢「...」
花帆「やっぱりダジャレじゃ──」
梢「ふ、ふふ、ふふふっ。布団が吹っ飛んだ、だなんて、ふふ、おかしい」
花帆「そ、そんなにですか?」
梢「あのね、花帆さん。布団は吹っ飛んだりしないのよ?ふふふっ」
花帆「...え?」
花帆(確かに梢センパイのツボ、独特かも) さやか「えっとこの問題は...」
バチン
さやか「え!?停電!?く、暗い...」
さやか(そうだ!花帆さんは怖いのが苦手だったはず...!)
さやか(心配だから行くだけ!別に心細いとかじゃ無いから!)
さやか「無事ですか!花帆さん!」
花帆「さやかちゃん!!!」
花帆「だだだ、大丈夫だよね!?何も出ないよね!?」
さやか「お、おお落ち着いて下さい、花帆さん。」
さやか「ゆ、幽霊なんてものは科学的に否定されているんです」
さやか「そんなもの出るわけが...」
......コツ......
かほさや「!?」 花帆「い、今のって...」
さやか「足音、でしたね」
さやか「でもそんな訳が...」
...コツ...コツ
花帆「ちちち、近づいてきてるよ!?」
さやか「どどどどうしましょう!?」
コツ.........
花帆「ドアの前で止まったんだけど!?」
かほさや「ごくっ」
ガチャ
かほさや(来た!)ギュッ
瑠璃乃「2人ともだいじょーぶ?」
かほさや「!!!!」
花帆 「瑠璃乃ちゃーん!」
さやか「瑠璃乃さん!」
瑠璃乃「うわわわ!」 花帆「ねぇさやかちゃん、この問題って──」
さやか「...すぅ」
花帆「ってあれ?寝ちゃってる。そっか、いつも頑張ってるもんね。お疲れ様、さやかちゃん」ナデナデ
さやか「んぅ、寝ちゃってた」
花帆「あ、ごめんね。起こしちゃった?」
さやか「あれ?お姉ちゃんだ。んふふ、おねえちゃ〜ん」スリスリ
花帆「!!!」キュンッ
〜
さやか「花帆お姉ちゃんだよ〜」
花帆「い、いい加減昨日の事は忘れてください!」
花帆「無理だよ〜。あんなかわいいさやかなんか見ちゃったらもう忘れられないもん」
さやか「〜〜!!」 癒されるな
ラス前の名前が入れ替わってるのはご愛嬌 慈「沙知会長は今日もちっちゃくてカワイイねー!」
沙知「でしょー!なんたってあたしは妖精にも間違われちゃうほどの美少女だからね」
慈「む、やっぱ会長はからかいがいが無いなー」
沙知「そういう慈ちゃんは今日の宿題もう終わったん?」
慈「い、今からやるから大丈夫ですー!」
沙知「ふーん」
沙知「ま、せーぜー頑張りなよ〜おバカで可愛い慈ちゃん」
慈「あ!くそ〜」 >>46
今更ですが一応修正
花帆「花帆お姉ちゃんだよ〜」
さやか「い、いい加減昨日の事は忘れてください!」
>>48
指摘感謝します 綴理「ボク、えらい?」
さやか「はい、偉かったですよ」ナデナデ
花帆「あ!いいなぁー!あたしもよしよしして欲しい!」
さやか「はいはい。よしよし花帆さん」ナデナデ
花帆「えへへ〜♪」
梢「...」ソワソワ
さやか「梢先輩?」
さやか(あ、梢先輩も花帆さんを撫でたいのでしょうか)
さやか「先輩もどうですか?」
梢「え?い、良いのかしら?」
さやか「構いませんよ。花帆さんもこんなに気持ちよさそうですし、ね?」
梢「えっと、それじゃあ少し恥ずかしいけれど」スッ
さやか「?どうして頭を?」
さやか「...!そっち!?」
梢「へ?」
さやか「あ、いえ何でもありません」
さやか「よ、よしよしがんばりましたね」ナデナデ
梢「ふふ、少し気恥ずかしいけれど心地いいわね」
さやか(いつも毅然としていて格好いいと思っていましたけど、こんな可愛らしい時もあるんですね) ああああ好き最高に好き
甘え梢先輩&こずさやのダブルパンチ俺得すぎる 慈「アレ!えっと、アレなんだけど〜」
慈「うわ!出てこない!なんだっけ?」
花帆「アレですよね!分かります!」
花帆「あの時に使う、あの〜アレ!」
慈「そうなんだよ!アレなんだよ!」
慈「うわー喉まで出掛かってるんだけどな〜」
花帆「さやかちゃん分かる?」
さやか「はぁ、だからアレですよね」
さやか「あの、えっと、あ、あれ?」
慈「おー?自信あった割にさやかちゃんも出てこないんだ〜?」
さやか「め、慈先輩のせいです!」
慈「理不尽!」 「Excuse me?」
さやか「え?わ、わたしですか?」
「ペラペラ」
さやか「あ、えと」
瑠璃乃「おーけーおーけー!おー、すてーしょん?」
「ペラペーラ」
瑠璃乃「ぺらぺらー!」
「AHAHAHA!」
瑠璃乃「あははは!」
「「イエーイ!」」パチン
「Thank you!」
瑠璃乃「おーけー!ばーい!」
さやか「た、助かりました。瑠璃乃さん」
瑠璃乃「良いってことよ!ルリに惚れちゃってもいいんだぜ?」
さやか「そういうところがなければ素直に褒められるんですけどね」
瑠璃乃「NO自信NOルリ!だからね!」
さやか「はは、まぁ助かったのは事実ですし、何か奢りますよ」
瑠璃乃「ホント!?じゃあ花帆ちゃんが言ってたクレープ屋さん案内してよ!」
瑠璃乃「行ってみたかったんだ〜!」
さやか「あ!ちょっとそっちじゃないですよ!」 今日もありがとう
日頃の楽しみになってるよ
実際英語読めないのに2年間もアメリカに居られたルリは凄いと思う 綴理「あ、消しゴム無いや」
綴理「かほ、借りるね」
花帆「いいですよ!」
花帆「でも部室でまで課題なんて大変ですね」
綴理「まったくだ。ん?いい匂いがする」スンスン
花帆「あ!それ匂い付きなんです!」
花帆「みかんの香りがするんですよ!」
綴理「...美味しそう」グゥー
花帆「食べないでくださいね!?」
花帆「って、あたしもお腹が...」グゥー
綴理「お菓子探そう...!」
花帆「そうしましょう!」 花帆「あー!あの時の!さやかちゃんのお姉さんだったんだ!」
さやか「あれ?面識が?」
つかさ「うん、ちょっとね」
つかさ「花帆ちゃんごめんね〜騙すつもりは無かったんだけど」
花帆「そんな!全然気にしてませんよ!」
花帆「でもいいなぁさやかちゃん」
さやか「え?」
花帆「あたし妹しかいないから、ちょっとだけお姉ちゃんに憧れてたんだ〜!」
つかさ「お?じゃあ花帆ちゃんもわたしの妹になっちゃう?」
花帆「いいんですか!?わーい!つかさお姉ちゃーん!」ダキッ
つかさ「おーよしよし」
花帆「えへへ♪」
さやか「お姉ちゃん!!」
つかさ「うお!ビックリした。急にどした?さやか」
さやか「あ、いや、なんでも」
つかさ「なんだ〜?嫉妬しちゃった?」
さやか「そ、そういうのじゃ!」
つかさ「心配しなくてもさやかはわたしの大切な妹だから」
花帆「あたしも!さやかちゃんのこと大好きだよ!」
さやか「だから...!」
つかさ「いいから、ほら、こっちおいで?」スッ
さやか「...うん」ギュ 花帆「ピュー、ピュロロー♪」
梢「あら、素敵な口笛ね、花帆さん」
花帆「えへへ、そうですか?でも実はこれ口笛じゃないんですよ!」
梢「どういう事?」
花帆「じゃじゃーん!」
梢「えっと、ふえらむね?」
花帆「はい!これを口の中で縦にして息を吹くとさっきみたいな音が鳴るんです!」
梢「花帆さん、ラムネで音は出ないのよ?」
花帆「あ、疑ってますね?ほんとなんですよ!」
花帆「試してみたら分かります!」
梢「まぁそれだけ言うなら、1ついただくわね」
花帆「どうぞ!」
梢「えっとこうして、息を、ピュー!」
梢「!?」
梢「す、凄いわ花帆さん!こんなことがあり得るなんて!ピュロローピュロー♪」
梢「ふふ♪」
花帆「き、気に入ったのなら良かったです」
〜
綴理「最近こずの部屋からピューって音がしてうるさいって言われてるけど、かほ何か知ってる?」
花帆「さ、さぁ?何か楽器の練習中なんじゃないですか?」
花帆「ほ、ほら!梢センパイの家は音楽をしているらしいですし!」
綴理「そっか、確かにそうかも」 駄菓子ではしゃぐ梢先輩かわいい
お嬢様だからね仕方ないね 梢「あら、珍しいわね。綴理が本を読むなんて」
梢「ってこれクイズ本じゃない!」
綴理「楽しいよ?」
梢「そうでしょうけど」
慈「お!綴理、面白そうなのやってるじゃん!めぐちゃんにもやらせてよ!」
綴理「いいよ」
慈「ほら梢も!」
梢「はぁ、ちょっとだけよ」
〜
梢「絶対にAよ!間違いないわ!」
慈「いーやBだね」
綴理「Cだよ」
答え:C
綴理「ほらね」
「「...」」
〜
慈「ねーまだ分かんないの?」
綴理「流石にボクも分かったよ」
梢「うるさいわね。今真剣に考えているのだから静かにしてちょうだい」
綴理「こず、もう答え見よ?」
梢「ぜっっったいにイヤ!」
慈「結局誰より熱中してんじゃん」 梢先輩が意固地になるの解釈一致すぎる
梢先輩には時々こうして年相応な一面を見せてほしい 慈「は〜あつ〜い!水水〜!」
慈「ぷはっ!美味しいー!」
慈「ん?」
慈「あれ?私今どこにキャップ置いたっけ?」
慈「あれ?あれれ〜?」キョロ
慈「え?いや嘘でしょ!?さっき開けたばっかだよ!?」キョロキョロ
慈「そんなすぐに忘れる!?」キョロキョロ
梢「ねぇ、さっきからその右手ずっと握ってるけれど、何をそんなに大事そうに持っているの?」
慈「ん?あ!手に持ってたわ」 スマホでよくやる
なんならツイッター見ながらスマホ探す さやか「...」コクンコクン
花帆「さやかちゃん、バス来たよ」
さやか「っは!ありがとうございます」
花帆「疲れちゃった?連れ回してごめんね」
さやか「いえ、わたしも楽しかったですよ」
花帆「あ、ここ座ろっか」
さやか「はい......zzz...っは!」
花帆「ふふ、あたしの肩使ってもいいよ」
さやか「そ、そうですか?では今だけ甘えますね」
花帆「うん」
さやか「ありがとうございます......すぅ」
花帆(今だけ、か。いつでも甘えてくれていいんだけどな) こずかほが最推しだと思ってたのにさやかほのこともどんどん好きになっていく…
人生楽しい 『×をつける私に ○をつけた君のせいかな』
花帆「って事で、○×ゲームをしましょう!」
梢「そういう意味では無いのだけれど」
花帆「歌詞に則ってわたしが×で梢センパイが○ですよ!」
梢「あら、それじゃあ私が先攻かしらね」
花帆「はい!でもこれだけじゃ味気ないので、あたしが勝ったら練習早めに終わってお茶にするってどうですか?」
梢「そうね、私が勝ったら練習はいつもより頑張ってくれるのよね?」
花帆「うぅ、や、やりましょう!」
〜
梢「はい、これで私の勝ちね」
花帆「ま、まだです!もう一回!さやかちゃん!」
さやか「自業自得ですよ」
花帆「うっ!じゃ、じゃあ綴理センパイ!」
綴理「ボク怒られたくないから、かほ頑張って」
梢「それじゃあ練習行きましょうか?」ニコッ
花帆「そ、そんなぁ〜!」 ガチャ
綴理「きたよ」
慈「おー入って入って!あ、これお菓子ね。好きなの食べていいから」
綴理「いいの?やった」
綴理「そういえばなんでボク呼ばれたの?」
慈「あ、えっとね、アクセ作ろうと思ったんだけどさ、それだけだと暇じゃん?」
慈「だから話し相手いないかなぁって思って、呼んじゃった!」
綴理「そっか、じゃあボクはここでお話してるだけでいいの?」
慈「うん!そーいうこと!」
慈「なんならお菓子食べながら話を聞いてくれるだけでもOK!」
綴理「分かった。いただきます」
慈「はやいな。まぁその方が気が楽だけど」
〜
慈「最近のコスメはさ〜」
綴理「ふんふん」モグモグ
慈「そうそう!前街で〜」
綴理「ふんふん」モグモグ
慈「やっぱりアレはさ〜」
綴理「ふんふん」モグモグ
〜 慈「ふぅ。いや〜捗ったわ〜!付き合ってくれてありがと、綴理!」
慈「私の好きな物の話ばっかであんま楽しくなかったでしょ?」
綴理「ううん。めぐが楽しそうだったからボクも楽しかった」
慈「お〜そうかそうか〜!いい子だな〜綴理は!」ワシャワシャ
綴理「それにお菓子も美味しかった」
慈「おぅ、お菓子か。でもそりゃよかった」
慈「気に入ったんなら残りも持って帰ってもいいよ」
慈「元々付き合わせるお駄賃代わりだったし」
綴理「うーん、じゃあここに置いておいて」
慈「?いいの?持って帰ってもいいんだよ?」
綴理「うん。次の時に食べようかなって、今日すごく楽しかったから」
綴理「...また呼んでくれる?」
慈「!」
慈「呼ぶ呼ぶ!絶対に呼ぶ!」
綴理「やった。楽しみだ」 このスレ蓮ノ空版毎日劇場って感じですき
のんびりじっくり更新してほしい 瑠璃乃「おっはよー!さやかちゃん!」
瑠璃乃「ってうわ!え?なに?朝から勉強!?」
さやか「瑠璃乃さん、おはようございます」
さやか「実は昨日復習していて分からない所があったので、朝のこの時間に少し見直そうかと」
瑠璃乃「偉い、偉すぎるよ」
さやか「そういえば瑠璃乃さん、カリフォルニアに留学に行ってたんですよね」
瑠璃乃「え?うん、そうだよ」
さやか「という事は英語も...?」
瑠璃乃「ま、まぁ?得意と言っても過言じゃないかな〜って」
さやか「良かったです!」
瑠璃乃「へ?」
さやか「実は分からないというのは英語でして。この部分なのですが...」
瑠璃乃「あ、あーっと!ルリも宿題残ってるんだった!ゴメン!」
さやか「あ、それでしたらわたしも瑠璃乃さんの宿題を手伝いましょうか?」
瑠璃乃「え?」
瑠璃乃(魅力的!なんだけど英語が出来ないのがバレちゃうし)
瑠璃乃「いや、ひとりで...」
瑠璃乃(ん?待って、この宿題の提出...1時間目!?)
瑠璃乃「お、お願いします...」
さやか「そんな!わたしも教えてもらうんですから」
瑠璃乃「あ、あはは〜、そうだね〜、、」 瑠璃乃「よっ!ほっ!届か、ない!」ピョンピョン
慈「ね、かわいいでしょ?私の幼馴染!」
綴理「うん、かわいい」
瑠璃乃「とぉっ!ふんっ!」ピョンピョン
慈「癒されるね〜」
梢「取りたいのはこれかしら?」ヒョイ
綴理「あ」
瑠璃乃「梢センパイ...!あざっす!」ペコ
慈「梢〜」
綴理「こず...」
梢「な、何よ?」 ランニング中
綴理「ふっふっ」
さやか「はっ!はっ!」
綴理「あ、そういえばこずに伝える事があったんだった」
さやか「そう、なんですか。それなら、忘れずに、伝えておいて、くださいね」
綴理「さや、覚えておいてくれる?」
さやか「わたしを、メモ代わりに、しないで、ください」
〜
綴理「今日はここまでにしようか」
さやか「はい、ありがとうございました」
綴理「疲れたね、はやく帰ろ」
さやか「...乙宗先輩に話があるって言ってませんでしたか?」
綴理「あ、そうだった。さや、ありがとう」
さやか「わたしをメモにしないでって言いましたよね?」
綴理「?さやはメモじゃないよ?」
さやか「はぁ、もういいです」 花帆「さやかちゃんさやかちゃん」ヒソヒソ
さやか「あの、どうして小声で?」
花帆「しっ!いいから!声のトーン落として!」ヒソヒソ
さやか「はぁ...?それで、どうしたんですか?」ヒソヒソ
花帆「あたし、いけない事に気付いちゃったかもしれないの」ヒソヒソ
さやか「と、言いますと...?」ヒソヒソ
花帆「うん、あのね...」ヒソヒソ
花帆「梢センパイ、服にご飯粒つけてる」ヒソヒソ
さやか「ぶふっ!」
さやか「変な事言って笑かすのやめてください!」
花帆「だってほら」
さやか「そんな訳が...」チラ
さやか「ふふっ」 慈「梢!ちょっと明日出かけない?」
梢「ええいいわよ」
慈「やった!欲しいもの色々あったんだよねー!」
梢「ところで慈、先日の宿題はもう済んだのかしら?」
慈「ゲッ」
梢「それと、部活の活動報告書もまだなのだけれど?」
梢「さっきも先生に注意されたのよね、私」
慈「あ、えーっと...帰ってからやるから!」
梢「あなた前もそう言って大沢さんに迷惑かけていたじゃない」
慈「いや!アレは!...仕方なかったんだ」
慈「“カワイイ”が私を呼んでたんだよ!」
慈「知ってる?カワイイはね一期一会なんだよ!その日を逃せば次いつ出会えるか分からないの!それに、えっとえっと」
梢「...言い訳はもうすんだかしら?」
慈「ぐっ...」
梢「人を巻き込んでるんだからいい加減学んだ方が良いとおもうのだけれど」
慈「だって〜」
梢「ほら、手伝ってあげるから、やれるだけやっちゃいましょう」
梢「明日一緒に出かけるんでしょう?」
慈「...うん」
慈「...ありがと」
梢「そうね、ケーキ2個ってところかしらね」
慈「うぅ、分かった...」 あくまで自分からやる気になるように誘導するやり方が実に梢センパイらしい、そして尊い 花帆「あー!やっと授業終わった〜!」
さやか「花帆さん授業中ずっと船漕いでましたもんね」
瑠璃乃「あはは!でもあの先生の授業なんだか眠くなっちゃうよね!」
花帆「そうなんだよ〜」
さやか「分かりやすくていい先生だと思いますけど」
瑠璃乃「ルリも何回も寝かかった事あるし。もう何度ノートの文字を解読したことか」
花帆「うんうん。なんとか寝ない様にペンで指を突いたりしてね!」
瑠璃乃「分かる分かる!」
さやか「え?痛くないんですか?」
瑠璃乃「痛いからいいんじゃん!」
花帆「さやかちゃんは真面目だから分からないんだよ」
瑠璃乃「あ、そっか!ルリ達とは違うもんねぇ?」
さやか「わ、わたしにだって分かりますけど!」 『梢センパイ!今日の放課後は部室に向かう前に中庭に来てください!』
梢「なんてメッセージが来ていたけれどどうしてかしら?」
花帆「あ!梢センパイ!こっちですよー!」
梢「花帆さん!?どうしてステージに!?」
花帆「えへへ、説明の前にまずは」
花帆「梢センパイ!お誕生日おめでとうございます!」
梢「え、えぇ。ありがとう」
花帆「あたし、梢センパイの誕生日に何をプレゼントしようか悩んでたんです」
花帆「でも、何を贈ればセンパイが喜んでくれるのか分からなくて...」
花帆「だから、あたしの大好きなものを、ライブを贈りたいなって思ったんです!」
花帆「どう、ですか?」
梢「えぇとても嬉しいわ。でもね花帆さん、少しだけ勘違いしているみたい」
花帆「え?」
梢「私だって見るだけじゃなくて、花帆さんと一緒にライブがしたいわ!」
花帆「!」
花帆「はい!」
花帆「歌いましょう!」
「「一緒に!」」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています