母「あなたには本当は上にお姉ちゃんが居たのよ」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
りなりーが年上のお姉さんを求めてるってそういうことだった... 璃奈母「ごめんね、黙っていて」
璃奈「なんで いきなり?それに居たって事は、まさか もう」
璃奈母「居ないわ」
璃奈「そう…」( ._.)シュン 璃奈母「話はお父さんとお母さんの出会いから始まるわ」
璃奈「うん」(なんか語り始めた)
璃奈母「お母さんは昔から 人の心が無い
怖いと言われて育ったわ」
璃奈「え……」(めっちゃ重い 幼少期だ)
璃奈母「それでもお母さんは気にしなかったわ だって私には好きな物があったから」
璃奈「好きな物って?」
璃奈母「赤ちゃんよ」
璃奈「あか……ちゃん?」
璃奈母「お母さん小さい頃から赤ちゃんに興味があったの、知り合いやそれ以外にお金を払ってまで 赤ちゃんを見せてもらいに行ったりもしたわ」
璃奈「そうなんだ」(何か怖い)
璃奈母「赤ちゃんってあんなに小さいのにどうやって動いているんだろうってね」
璃奈「可愛とかそういうのじゃないの?」
璃奈母「それとは違うわね 確かにそう思える場合もあるかも知れないわね」
璃奈「……」 璃奈「それで お父さんとはどうやって出会ったの?」
璃奈母「お父さんとは職場で出会ったのよ」
璃奈「職場恋愛なんだ」
璃奈母「お父さんは初めからお母さんの事が好きだったみたいだけど、お母さんは興味は無かった」
璃奈「へぇ……」
璃奈母「でもね、お母さんは我慢出来なかったの」
璃奈「ん?」
璃奈母「目の前に赤ちゃんが出来る器官を持ってる人が好意を寄せてくれてるんだもの」
璃奈「う、嘘だよね……?」
璃奈母「何度かの末 私は妊娠したわ 」
璃奈「……」 璃奈母「妊娠すると不思議なものでお腹の中に居る子を守りたい気持ちになったわ」
璃奈「それは良かった」
璃奈母「お父さんとも次第に仲も深まって2人で出掛けるようにもなったわ」
璃奈「その前は無かったの?」
璃奈母「時間の無駄だと思っていたからね」
璃奈「お父さんよく お母さんを好きになってくれたね」
璃奈母「そうね、未だに分からないわ」 璃奈母「お腹も大きくなってきて 職場や色んな人から気遣ってもらったり お祝いもされたわ」
璃奈「うん」
璃奈母「お父さんも沢山助けてくれたり、毎日のように家に来てくれた」
璃奈母「そして ある日 お父さんからプロポーズされたわ」
璃奈「おお!」
璃奈母「お母さんは、正直悩んだわ」
璃奈「どうして?」
璃奈母「出産してからの 展望が無かったからよ 」
璃奈「生まれた子と3人で暮らすつもりは無かったの?」
璃奈母「そこまで考えが及ばなかったのよ。だって赤ちゃんが欲しいという興味本位だけで出来た関係だったから」 璃奈「お母さんはお父さんの事本当に何とも思って無かったの?」
璃奈母「興味深いという感情は確かにあったわ。でも好きという感情が分からなかった」
璃奈「初恋だったから分からなかったのかな」
璃奈母「どうかしらね?でもお父さん以外の人と暮らしたり 見返り無しに自分の時間を使うは考えるだけで煩わしかったの」
璃奈「その気持ちがどう変化していったの?」
璃奈母「お父さんも 似ていたから かな」 璃奈母「ところで、ここまでの話であなたは、お父さんにどんな印象をもった?」
璃奈「気になる点は多いけど、凄く良い人かな?」
璃奈母「じゃあ お母さんは?」
璃奈「怖い」
璃奈母「そう… お母さんが何度も言われて来て 特に何とも思わなかった言葉ね 」
璃奈「ごめんなさい」
璃奈母「今はその言葉にショックを受けている。それが悪い事では無いと分かったのもそこまで昔の話では無いわ」 まぁ親として問題ある事してるなら性格はまともよりサイコだったほうがりなりーにも救いがあるかもしれん 確かに田村玲子っぽさあるなこれ
こういうの好きだから続けてどうぞ 璃奈母「お父さんは、考え方も合理主義で知識レベルも自分と近かったから退屈はしなかったの」
璃奈「波長は合ってたんだ」
璃奈母「今まで 他人と自分が似ている事や共感してくれるという事に特になんの感情も無かったけど不思議と嬉しい気持ちになったわ」
璃奈「お父さんに興味が出て来たからだよね」
璃奈母「でも 似ていると思っていたお父さんは、お母さんとは違ったわ」 璃奈母「お父さんと過ごす時間が増えるほどそれを如実に感じたの」
璃奈「どう違っていたの?」
璃奈母「お父さんは、お母さんに対してだけ合理や道理そんな事をひっくるめてお母さんに尽くしてくれたの
無駄だと思うことも沢山していたし何故だろうと思ったわ」
璃奈「それって」
璃奈母「分かっているわ 。お母さんを特別に思ってくれていた それを初めて実感したの」 璃奈「嬉しかった?」
璃奈母「いいえ、羨ましいと思ったわ」
璃奈「どういう事?」
璃奈母「お父さんは私が本当は持ちたかった感情や見たかった景色を既に見ていたから、その時のお母さんには到底不可能だったわ。」
璃奈「お母さんもやっと人間らしくなれたんだね」 りなりーの親って感じがしてすごく良い
只者じゃない感が 璃奈母「気づいて以来 お父さんの事が気になって仕方なくなってしまったの」
璃奈「それが好きって気持ちなんじゃ」
璃奈母「その通りね。でも当時のお母さんには分からなかった。悲しいことにね」
璃奈「でも ちゃんとその後に自分の気持ちに気付いたんだよね?」
璃奈母「気付いたわ…」
璃奈「どうしたの?」 璃奈母「…… 前置きが長くなったわね」
璃奈「?」
璃奈母「あなたのお姉ちゃんの話に入るわ」
璃奈「う、うん…」ゴクリ
璃奈母「出産は痛みはあったけれど、特別に辛いという感じはしなかったわ。お医者さんも驚くほどの安産だったの」
璃奈「無事には生まれたんだ」 璃奈母「生まれた 赤ちゃんは、皆が可愛いと言っていたわ」
璃奈「良かった」
璃奈母「早い段階からお母さんたちの呼びかけにも反応してくれたし 立ち上がるのも早かったの」
璃奈母「赤ちゃんって結構 大変なのよね
当時の私がそれを知っていたら同じ選択をしていたかしら? コスパが悪いのよね本当に」
璃奈「コスパ……」 璃奈母「お父さんは赤ちゃんが生まれたその日からずっとお母さんの分までお世話してくれたわ」
璃奈「お父さんはまともで良かった」
璃奈母「赤ちゃんのお世話はしなければならいのは分かってはいるけれど、どうしてそこまで頑張れるのか理解出来なかった」
璃奈母「でも 赤ちゃんをあやすお父さんの姿をずっと隣で見ているうちに 徐々変化していったわ」 璃奈母「お父さんが見た事ない顔で笑うのよ。赤ちゃんをあやす時にね。それを見てお母さんは不思議と幸せな気持ちになったわ」
璃奈「うん」
璃奈「そして 初めて明確にお父さんの事が好きなんだと気付いたのよ」
璃奈「お、遅い……けど良かった」 ミス
璃奈母「お父さんが見た事ない顔で笑うのよね赤ちゃんをあやす時に。それを見てお母さんは不思議と幸せな気持ちになったわ」
璃奈「うん」
璃奈母「 明確にお父さんの事が好きなんだと気付いた瞬間だったわ」
璃奈「お、遅い……けど良かった」 娘は感情あっても表情がなく、親は表情あっても感情がないと 璃奈母「そして、お母さん達は結婚したわ」
璃奈「プロポーズはお母さんからしたの?」
璃奈母「いいえ、お父さんから渡されて保留していた婚姻届を書いて出しただけよ」
璃奈「お父さんはずっと待ってくれていたんだね」
璃奈母「結婚してからというものお父さんは本当に変わったわ。子供の為にそしてお母さんの為に色々してくれたし仕事を無理に休んだりね」
璃奈「お父さんがお仕事を……?」 璃奈母「あの頃は3人で色んな所に行ったわね。今思えばなんの為に出掛けたのかよく分からないけれど
無意味な事にも幸せを感じていたんだと思うわ」
璃奈「3人で出掛けてたんだ…」
璃奈母「しかし、そんな日々もあっさりと終わりを迎えたわ」
璃奈「……何があったの?」
璃奈母「お父さんが飛び降りたの」 璃奈「お父さんが……?えっ?えっ?」
璃奈母「突然だったわ …」
璃奈「そんな… お母さん何かしたの?」
璃奈母「お医者さんの話だとストレスだったようだけど、本当の所は分からなかった。でもお父さんが入院してからお母さん一人で赤ちゃんを育てる事が出来なかったの」
璃奈「赤ちゃんはどうなったの?」
璃奈母「引き取られて行ったわ」
璃奈「え…」
璃奈母「そうした方が良いと言われたから」
璃奈「お母さんはそれで良かったの!?お父さんは?!」
璃奈母「お母さんは…」 もしかしてこの昔話の「お父さん」と今の「お父さん」は違うという叙述トリックか⁉︎ 璃奈母「お父さんが居ればどうでも良かったの」
璃奈「それどういう事…」
璃奈母「そのままの意味よ。あの子が居なくなっても何の感情も得られなかったの」
璃奈「そんな、 生まれてから歩くまでずっと一緒に居たのにどうして?」
璃奈母「だって お母さんと2人の時は一切笑ないんだもの… 」
璃奈「…」
璃奈母「璃奈…?」 お父さん、りなりーの為に仕事を休んだことなんて一度もないのに😭 璃奈「お母さんって…どうして私を生んだの?」
璃奈母「妊娠したからよ」
璃奈「…」
璃奈「ごめんなさい、用事を思い出した」
🚪ガチャ バタン 璃奈「飛び出して来たけど 行くあてなんて何も無い」
璃奈「どうしよう…」
トボトボ
エマ「璃奈ちゃん…?! どうしたの?」
璃奈「あ、エマさん」
エマ「何か悲しい事でもあったの?」 璃奈「え?」
エマ「ほら、座って?」
璃奈「…」ストン
…
エマ「お出掛けって恰好じゃないもんね」
璃奈「うん…」
璃奈「家を飛び出してきた」
エマ「お母さんと喧嘩でもしたの?」
璃奈「喧嘩はしてない」
璃奈「そもそも お母さんと喧嘩なんてしたくても無理だと思う」 エマ「無理って?」
璃奈「あの人が感情的になった事なんて無いから。私も表情を作るのは苦手だけど怒る事だってある。でもお母さんはそういうのが無い。だから私がこんな風になっても気にも止めてくれなかった」
エマ「璃奈ちゃん……」
璃奈「さっき お母さんから衝撃的な事実を聞かされた」
エマ「…聞いても良い?」
璃奈「うん」 これ璃奈以外のキャラでも同じ展開になってたのか…?
璃奈の親だから違和感ないけど 璃奈「という訳で私の母親は無責任に子供を作って、きっと私が産まれたのも考え無しに行動した結果に違いない」
エマ「璃奈ちゃん……」
エマ「でも本当にそうなのかな?お父さんのお話も聞いてみたら?」
璃奈「お父さんは 私の為にお仕事を休んだことなんて1度もない。」
璃奈「怒られた事無いけど、褒められた記憶も無いから私に関心無いのかも知れない」 そういえば安価で始まってたな…
しっくり来すぎて忘れてたわ 母子手帳がもう一個出てきたか鏡に光を当てると名前が出てくるか 璃奈「最近は電話でもあまり話さなくなった」
エマ「そっか…お父さんとはあまりお話しはしないの?」
璃奈「前は頻繁に電話が来てたけど 最近は忙しいのかあまり」
エマ「あまり話せなくて寂しい?」
璃奈「……少しだけ」 上の子は父親と居るときには感情があったけどりなりーは… エマ「1度 璃奈ちゃんの今の気持ちを伝えた方が良いんじゃないかな?」
璃奈「私の気持ちを……伝える?」
エマ「そうだよ!」
エマ「お母さんの話を聞いてショックだったんだよね?」
エマ「だから自分の思いを伝えてからどうしてお母さんがそんな話を璃奈ちゃんにしたのか確かめてみようよ」
璃奈「うん……」
エマ「大丈夫だよ 」ギュッ
璃奈「ありがとう エマさん」 翌日 寮
璃奈「エマさんありがとう…泊めてくれて」(* ॑ ॑* )ドキドキ ♡
エマ「私もお泊まり楽しかったよー」
璃奈「今度は うちに来て」
エマ「本当?楽しみにしてるね♪」
璃奈「…お父さん達が居る時でも良い?」
エマ「もちろんだよ!」 璃奈「ふぅ…」
璃奈「どうしてこうなった…」
璃奈「エマさんと泊まったら色々凄すぎて 疲れちゃった」
璃奈「……エマさん」ドキドキ ♡ 璃奈「エマさんとお泊まりしたらこんな事になるなんて思わなかった」
……
昨晩
エマ「それじゃそろそろ寝よっか?」
璃奈「…う、うん」(ヤバい エマさんとお風呂入ってからのぼせたみたいになってる)
エマ「…? 璃奈ちゃん顔赤いけど大丈夫?」
璃奈「だ、大丈夫… 少し暑いだけ」
エマ「本当熱は無い?」オデココッツンコ
璃奈「っっ?!💦」ビクッ
エマ「大丈夫なのかな…?」
璃奈「…」コクコク
エマ「…」スヤー
璃奈「…」バクバク
璃奈(いい匂いして 理性が… 私変になったかな…?) エマ「スヤー」
璃奈「完全に寝てるから触ってもバレないよね?」
(。・ω・)σ゛ツンツン
璃奈「やわらかい…」ツン
エマ「んっ♡」
璃奈「えっろ」
エマ「…」スヤー
璃奈「これはやばい」
璃奈「匂いももっと嗅ぎたい」クンクン
璃奈「あっ…」ジュン
璃奈「ヤバすぎる」
🚻
璃奈「…やってしまった」 璃奈「あれから数日、例の件についてはお父さんにもお母さんにも話せずにいる」
璃奈「1人で居るとエマさんの温もりが忘れられない」
璃奈「……」スッ…
璃奈「……っ」クチュ
璃奈「……!!」ビクン
璃奈「何しているんだろう?私」
ガチャ
璃奈母「……」 璃奈母「あなたもその快感を知ってしまったのね」
璃奈「…は? なんで居るの?」
璃奈母「恥ずかしがる必要は無いわ」
璃奈「出てって」
璃奈母「私も覚えたばかりの頃は時間を忘れてしてしまったから」
璃奈「覚えたばかりじゃないから、小2からしてるし 娘の事何も知らないんだね」 二人とも無表情でやりとりしてると考えたらシュールだな 璃奈母「そうなの?お母さんは高2の時初めてしたわよ」
璃奈「遅っ?! ていうか聞きたくもない」
璃奈母「それより どうして こんな真っ昼間から発情していたのか聞かせてくれる?」
璃奈「……」
璃奈母「もしかして、好きな人でも出来た?」
璃奈「言いたくない」 璃奈母「もしかして、その子とセックスしたいの?」
璃奈「は?」
璃奈母「違うの?」
璃奈「…それは シたいけど」 璃奈母「まず その子のスペックを教えてくれる?」
璃奈「何なの…」
璃奈「ええと、スイス出身の3年生で爆乳で癒し系で一応同じユニットやってる」
璃奈母「なるほどね、心配していたけど避妊の必要は無いわね」
璃奈「そもそも 恋人でも何でも無いし」
璃奈母「大丈夫よ お母さんは経験無いけど女が女をオトすのは容易よ」
璃奈「意味がわからない」 璃奈「ヘテロのお母さんに私の気持ちなんか分からないでしょ」
璃奈「それにお母さんは誰の気持ちだって分からない」 ダッ
璃奈母「璃奈!」
璃奈「…」
璃奈母「女の子同士って気持ちいいって本で読んだことあるわよ」
璃奈「しね」 璃奈「ふざけないで私がこの数日どんな思いで居たのか」
璃奈母「… お」
璃奈「はい?」
璃奈母「オナ禁は身体に毒よ」
璃奈「」ハァ… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています