メイ(米女メイの華麗なる休日)
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メイ「ふわぁ…」
メイ「うし……走るか」
メイ「寒っ!」 夏美「痛てて…」
すみれ「あんた達は…ドリンクバーだけでここにいるの?」
夏美「3時頃からずっと…」
すみれ「えぇ…どんだけ暇なのよ…じゃっ、私ディナーだから」
すみれ「ん?今の?後輩よ。ちょっと生意気でしょ?」スタスタ
夏美「く〜!なんなんですの!家族サービスなんかしちゃって!」
きな子「多分サービスされてるほうっす…」
メイ「6時過ぎてる…人によっちゃもう夜ご飯か…」 メイ「なぁもう帰らねえか?」
夏美「え〜…あっ、いい事おもいつきましたの!」ニヤッ
夏美「スクープ!平安名家族の晩御飯を覗いてみたら…!ですの!」
きな子「要するに…盗撮っすか?」
四季「…夏美ちゃん、盗撮はダメ。後絶対内容薄いから」
夏美「え〜…じゃあ私たちで観察して後でリエLINEで実況報告は…」
四季「それで行こう」
メイ「いいのかよ!」 すみれ「…〜…………!」ペチャクチャ
夏美「ほうほう家族仲は良好…」パシャ
きな子(結局撮ってる…)
メイ「よく聞こえねえ…」
四季「盗聴器持ってる…誰かつけてきて」
メイ「あー…じゃあじゃんけんだな」
メイ「……なぜ持ってる?」 きな子「…すみれ先輩トイレ行ったっす!」
四季「チャンスは今しかない!これをとりあえずどこかに!」
夏美「うぐぐ…虎穴に入らずんば虎子を得ず!ですの!」スタスタ
メイ(結局盗撮も盗聴もしてるじゃねーか…)
メイ「夏美頑張れー」
夏美「もっと感情込めて応援して欲しいですの!」 すみれ「ふぅ…」ガチャ
夏美「ハ、ハロー…」ドキドキ
すみれ「あら夏美…なんか悪いわね待たせちゃって」
夏美「も、も〜!そんなこと言わないでくださいですの〜!私とすみれ先輩の仲じゃないですか〜!」バンバン!
すみれ「な、なによ急に馴れ馴れしい…」
夏美「あ、あはは…じゃあお手洗いですの〜…」ガチャ
すみれ「…?」
夏美(な、なんとかなりましたの…) 以外平安名家族の会話はすべて盗聴されてます
すみれ「へぇ…あんたお子様ランチじゃなくていいんだ〜」
すみれ妹「バカにしないで!もう高学年なんだよ!」
すみれ「はいはい…」クスッ
すみれ「え、今ロボットが配膳するの?すご…」
四季「なんというか…至って普通の家族…」
夏美「…変に期待しましたの、もっと面白い展開ありませんの?」
きな子「あぁ…ハンバーグ…ピザ……きな子も食べたいっす…」ジュルリ
メイ「…ちょっとトイレ」スクッ
四季「じゃあついでに野菜ジュース」
夏美「じゃあ夏美もそれで」
きな子「う〜ん烏龍茶で!!」
メイ「お前ら…」グヌヌ… メイ「ほらよ」
夏美「メイはウェイトレスの才能ないですの」ゴクゴク
メイ「いいだろ今は…」
きな子「あ、かのん先輩Lスタ更新してるっす」
きな子「可可先輩招いてご飯らしいっす!」
メイ「マジか!」
夏美「あー、かのん先輩ルートが正解でしたかー!」
四季「ルート?」
メイ「こいつ、ウチ来る前に四択くらい行く家決めてたんだよ」
夏美「ですの〜…MSR(マニー節約ルート)の攻略は難しいですの〜」
夏美「いや待て…すみれ先輩ルートならワンチャンファミレスゴチになれたとか……」ブツブツ
四季「夏美ちゃん…さすがにケチすぎない?」
夏美「家にはなるべくいたくないんですの」 きな子「なにか事情とか…っすか?」
夏美「ま、まぁ大した事じゃ……」
夏美(休みの日は店番したくないので逃げるようにでかけて閉店まで時間を潰してますの〜とは言えない……)
メイ「…1人は寂しいのか?」
夏美「ま、そんな所ですの」
すみれ「あ、結構美味しい…」
きな子「あ、すっかり忘れてたっす」
メイ「確かに、ご飯来たんだな…」 すみれ「いや、再現難しいわよ?神の舌持ってるわけじゃないし…どう思うお母さん?多分赤ワイン入ってると思うのよね〜」
すみれ「いや未成年飲酒じゃないから!火でアルコールが飛んで…あぁもう口汚れてるじゃない!」フキフキ
きな子「……ママ?」
夏美「ママですの、お母さんよりママですの」
メイ「面倒見の良さ…しゅこだ…」ジーン
メイ「…あれ、四季は?」キョロキョロ
四季「すみれ先輩、これ使えばそのソースの原材料がわかる」
すみれ「え、あ、ありがとう…え?」
四季「あとアルコールは熱すると酔う成分がなくなる、そしてアルコールの沸点は水よりも…」ペラペラ
すみれ妹「ひっ…!」
メイ「四季ー!!!」 夏美「バレたらどうするんですの!バレたら!」
四季「サイエンティストの血が騒いじゃった」
メイ「あ〜もう…これ以上邪魔するのは野暮だろ」
メイ(聞きたかったけど…)
きな子「そうっすね…あんま面白味もないっすし…」
メイ「夏美みたいなこと言うなよ…」
夏美「じゃっ、私たちも夕飯(ドリンクバー)といきますの!」
メイ(あと10分くらいいるか…) 四季「それで千砂都先輩が私の力を借りて円周率の最後を解くって言った時に…」
きな子「ふむふむ…あ、その話の結末ってきな子絡んでるっすよ?」
四季「え、きな子ちゃんって円周率の最後だったの?」
夏美「そういう訳じゃないと思いますの」
すみれ「あんた達まだここにいたの?」
夏美「ひっ!」 メイ「いや…結構話盛り上がっちゃってさ…」
すみれ「誰かの家とかじゃダメなの?きな子とか…」
メイ「こいつ、きな子の家出禁くらってるんだよ…」
夏美「あはは…」
すみれ「……まぁ予想はつくわね」
すみれ「私はもう帰るけど…あんた達もさっさと帰りなさいよ?」
夏美「えー!!いやですのー!」
すみれ「あんた私の家でもよくそれ言うわよね…」
きな子「きな子もよく聞くっす…」 メイ「うちそろそろ夕飯だしなー…そろそろお開きにしねー?」
夏美「な、なにを!私たちの友情はそんな安くないはずです!」
四季「私はメイに賛成」
夏美「ふ、ふ〜ん…」ムスッ
すみれ「あのねえ、ここ一応公共の場なのよ?何時間いるかわからないけど…さっさと帰りなさいよ!親御さん心配するわよ?」
きな子(やっぱりママっす…) 夏美「……」ムスー
すみれ「……はぁ」
すみれ「じゃあ、これで帰ってくれるかしら?」ピッ
メイ「えっ…それ私たちの……」
すみれ「あ、お会計お願いします」
店員「1810円でーす!」
……
店員「ありがとうございました!」
すみれ「それじゃっ、あんた達もさっさと帰りなさいよね」スタスタ
すみれ「あ、今行くー!!」スタスタ
メイ「すっ…」
きな子「すっ…」
四季「すっ…」
夏美「すっ…」
すみれせんぱ〜い!!! 夏美「いや〜ほんと助かりましたの〜!」ニコニコ
メイ「私奢られたの始めてかも知れねぇ…!」
四季「私も…どうせならもっと注文すれば…」
夏美「おやおや全く同じことを考えてましたの…四季も悪よのぉ…」ニヤニヤ
四季「CEOほどでは…」ニヤニヤ
メイ「お前らなぁ…」 きな子「じゃっ、きな子は夕飯の買い物に行くのでこれで失礼するっす」
夏美「あっ……待つですの!」
きな子「…?」
夏美「私の家で食べますの…どうせ1人増えたところで変わらないですし…」
夏美「きな子の家…出禁は嫌なので……///」プイッ
きな子「CEO…」
きな子「そ、そうっすね仕方ないので行ってやるっす!」
しきメイ「……」ニヤニヤ
メイ「おいおい私達は蚊帳の外かよ〜」
夏美「にゃー!さすがに3人はキツイですのー!」 夏美「じゃあまた明日〜!」
きな子「っすー!」
四季「ばいばーい」フリフリ
メイ「…うし、私たちも帰るか」
メイ「行くぞ、四季」
四季「…ん」テクテク メイ「あ〜…もっといい休日過ごせただろうな〜…」
四季「今日は結構楽しかった…みんなのいるの、結構好き」
メイ「…まぁな」ピロンッ!
メイ「あ、リエLINEだ」
四季「!?」
四季「あ、ああああ…///」
夏美:ファミレスで寝る四季さんのムービーですの
きな子:これは写真です!【画像】
かのん:可愛い!
メイ「よかったじゃねーか、可愛いってよ」ニヤニヤ
四季「む、無理…///」プシュー メイ(LINEだときな子敬語なんだよな。いや普段も敬語なのか?)
可可:きなきな達一緒にいたんです!?
メイ(可可先輩もちょっと違和感…)
メイ:たまたま合流して遊んだって感じだ
メイ:あと四季が顔真っ赤になってうずくまってる
千砂都:ずっと一緒なんだね☺
すみれ:こいつらファミレスでドリンクバーだけで何時間もいたのよ?
かのん:え、会ったの? きな子:すみれ先輩ご馳走です!!
メイ:いつかお礼させてくれ!!
すみれ:4倍返しでよろしく
千砂都:私さっき電話で聞いた!ちょっと見栄はって後悔してる感じだったよ!
可可:見栄はったグソクムシ
すみれ:千聖!内緒にしなさいよ!
すみれ:千砂都
四季:ありがとうございました
メイ「お前タイミング考えろよ…」
四季「?」 きな子:これから夏美ちゃんの家でご飯です!
きな子:初の夏美ちゃんの家🎉
可可:可可もかのんの家でご飯でした
きな子:Lスタみました!美味しそうです!
すみれ:可可また失敗したの?何回目よ
可可:すみれ筑前煮作れますか??それ食べたかったので作ったら失敗しました
すみれ:余裕
可可:😡
千砂都:私もかのんちゃんの家行きたい(´・ω・`)
かのん:いいよ✌
四季「メイ、かのん先輩の家行きたいんでしょ」
メイ「ど、どうしてわかるんだよ!!」 メイ「まぁでも母さんが今作ってるからな」
恋:私の晩御飯です【画像】
メイ「あ、恋先輩登場」
すみれ:サヤさんの料理めっちゃ美味しそう
すみれ:可可弟子入りしたら?
可可:レンレンの家に住み込みで!
恋:ごめんなさい雇うのはちょっと
夏美:そういう意味ではないと思いますの 四季「じゃあ私こっちだから…」
メイ「あれ、いつの間にそこまで…」
四季「じゃあメイ、また明日」
メイ「おー…」
メイ「……」ポチポチ
四季「………ねぇ」
メイ「ん?」
四季「…もう少し惜しんでもいいんじゃない?」
メイ「…は?いやLINEしてるから…」
メイ「つーかまた会えるんだからいいだろ」
四季「……」
メイ「?…じゃあな四季」ポンポン
四季「…///」コクッ メイ(四季ってこんなこと言うやつじゃなかったんと思うんだけどな…)テクテク
メイ(スクールアイドルとの時間が…そうさせたのかな…)テクテク
メイ「あーお腹空いた〜…」
近所の野良猫「ニャー…」
メイ「………」ピタッ メイ「お、おいで〜…」
野良猫「にゃ」テクテク
メイ「…!」
メイ(人馴れしてる…うん、去勢もされてる…そして誰も見てない……)キョロキョロ
メイ「ふふ…」ナデナデ
野良猫「ゴロゴロ…」
メイ「……」
メイ「すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」 メイ「ただいま〜」ガチャ
メイ「…今日カレー?なんかいい匂い」スンスン
メイ「ん〜?四季達と公園行ってファミレス行って…うん」
メイ「楽しかった」ピロンッ!
四季:さっき、メイが猫吸ってた【画像】
夏美:( ˙꒳˙ )
千砂都:( ˙꒳˙ )
メイ「四季ぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 かのん:( ˙꒳˙ )
きな子:( ˙꒳˙ )
可可:( ˙꒳˙ )
すみれ:それどうやんの?
かのん:空気よんでよ!
すみれ:ごめんって
メイ:四季!!!!!
四季:ごめんって 可可:ちさと合流しました
千砂都:うぃっすー!みんなも来てよ!
すみれ:さすがに夜遅いから嫌
恋:私も行きたいですが…
恋:そういえば夏美さん今日来ませんでしたね
きな子:きな子達が奪っちゃいました
恋:いつでも待ってますよ
きな子:今顔真っ赤になってますよ!
すみれ:え、可愛いじゃん
ごはーん!
メイ「ふ、ふふ………ん?今行く〜」 可可:ちさと合流しました
千砂都:みんなも来てよー!
すみれ:さすがに夜遅いから嫌
恋:私も行きたいですが…
恋:そういえば夏美さん今日来ませんでしたね
きな子:きな子達が奪っちゃいました
恋:いつでも待ってますよ
きな子:今顔真っ赤になってますよ!
すみれ:え、可愛いじゃん
ご飯だよー!
メイ「ふ、ふふ………ん?今行く〜」 メイ「ごちそうさまでした…」
メイ(あ、ちい○わ更新されてる…)
メイ(かのん先輩可可先輩千砂都先輩が一緒にご飯…きな子と夏美が一緒か……)
メイ「………猫見よ」
1時間後…
ニャー…
メイ「ふ、ふふ…」ニタァ…
メイー!お風呂入ってー!
メイ「んー」 ………
メイ「ふうっ…」ポフッ
メイ「……なんかめっちゃ疲れたな」
メイ(待て、私の1日どうだったんだ?)
メイ(走って…猫カフェ行って…夏美に呼び出されて…バッティングセンター行って友達家に誘って…3人でご飯食べて…その後きな子と合流…公園で昆虫採集…ファミレスに長時間いてそれをすみれ先輩に奢ってもらって…猫動画見て風呂入って…後は寝るだけか……)
メイ(…あれ?もしかして豪華?) メイ(いやまあ動画みてイメソン考えて終わる日とかもあったし…それ考えると豪華だよな)
メイ「意外と……よかったな……」ウトウト
メイ「ふぁ…明日は朝練あるし……」
メイ「さっさと…寝て……z」
メイ(さよなら…華麗なる1日……)
おわり 自分でツッコむなw
乙でした。最高のSSだった
ぜひまたやってほしい どのキャラも活き活きしててめちゃくちゃよかった
乙です 長くていいんだぞ
なんなら1000まで行ってくれても構わん 一年生の仲の良さが可愛いしすみれ先輩も格好良いわで最高だった 日常ssほんとすこ
あと推しでワートリのポジション考えるメイちゃんに親近感湧いた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています