@ᶘイ^⇁^ナ川「ぽむりこちゃんです」
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ᶘイ^⇁^ナ川「歩夢さん歩夢さん」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「どうしたの栞子ちゃん?」
@ᶘイ^⇁^ナ川「これを見てください。ぽむりこちゃんです」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「あっ凄い! 私そっくりのぽむ玉だ!」
@ᶘイ^⇁^ナ川「この髪型で何をするか分かりますか?」
@cメ*˘ ᴗ ˘リ「うーん、着せ替えごっこかな?」
@ᶘイ^⇁^ナ川「へへっ、歩夢さんのフリしていたずらしてやるんですよーだ」
⊂二@ᶘイ^⇁^ナ川二二二⊃ 三 ブーン
@cメ*˘ ᴗ ˘リ「……」
@cメ*◉ _ ◉ リ「え、えぇーーっ!?」 グーグルマップを辿って自分達の元へ来るって描写いいな ストーカー対策に監視カメラ仕掛けたら自室に入ってきてそのまま…ってド定番怪談の変奏じゃないの ᶘイ^⇁^ナ川 イナ川! きみにあえてよかった! のようです
⁄/*イ`^ᗜ^リ「ふふーん♪」
ᶘイ˘⇁˘ナ川 テクテク
⁄/*イ`^ᗜ^リ「あっ! 栞子さん!!
今日もフェイスがファニーでアグリーですね!」
ᶘイ^⇁^ナ川「そうですか?
ありがとうございます」
ᶘイ^⇁^ナ川 テクテク
⁄/*イ`^ᗜ^リ「……? あれ?
普段ならもっと皮肉を言ったりセクハラしてくるんですが……」
╰*(..•ヮ•.. ) *╯「具合でも悪いのかなー?」 从cι˘σ ᴗ σ˘*「いっひっひ、マスタード入り激辛コッペが完成しましたよぉ。
さてさて犠牲者は……」
ᶘイ^⇁^ナ川
从cι˘σ □ σ˘*「おっ、丁度いいところに!
しお子ー! 美味しいコッペパン食べない?」
ᶘイ^⇁^ナ川「おや、ありがとうございます。
いただきま……」
ᶘイ゜⇁゜ナ川「むぐっ!?」
从cι˘σ ᴗ σ˘*(にひひっ、イタズラ大成功!
カンカンになって怒りますよぉ〜!)
ᶘイ^⇁^ナ川「……こういったイタズラは感心しませんよ。
辛いのが苦手な人もいるんですから」
ᶘイ^⇁^ナ川 テクテク
从cι;˘> □ <˘*「あ、あれぇー?」 第7896回イナ川をどうにかする会会合
从cι˘σ ᴗ σ˘*「どう考えてもおかしいですよぉ!
お尻も出さないしゲロも吐かないなんて!」
⁄/*イ`^ᗜ^リ「わたしもスルーされました!!」
⎛(cV„Ó ᴗ ÒV⎞「黙ってればときめく美人だと思ってたけど、
なんだかこれはこれで不気味だねぇ」
@cメ*˘ ᴗ ˘リ「……厳しくしすぎちゃったのかなぁ」
ノレcイ´=ω=)「もしかして栞子ちゃん、彼方ちゃん達のことが
嫌いになっちゃったとか……?」
╰*(..;ヮ;.. ) *╯「そんなの嫌だよー」
ዖ⦇d ò ヮ óリየ「……」 ᶘイ^⇁^ナ川 テクテク
ዖ⦇d ò ヮ óリየ「ねぇ、栞子」
ᶘイ^⇁^ナ川「おや、ランジュ。ミアさんもお揃いで」
イdノノ . τlノ「イナ川会に出てたんだけどさ、キミもしかして
皆にあのこと黙ってるのかい?」
ᶘイ^⇁^ナ川「……えぇ、まぁ」
ዖ⦇d ò ヮ óリየ「なんでよ? 自分で何をしてるか分かってるの?」
ᶘイ^⇁^ナ川「……分かってますよ」
ᶘイ^⇁^ナ川「私は来週から三年間、アメリカに留学する。
そして、そのままアメリカの大学に進む。
……だから皆にはもう、会えないかもしれない」
ዖ⦇d ò ヮ óリየ「分かってるなら!
なんでしっかりと皆に伝えないのよ!?」 ᶘイ˘⇁˘ナ川「……」
ዖ⦇d ò ヮ óリየ「……っ! 栞子のバカ! いんきん! メス豚!
アナルに毛が生えてる! ニングイシンファンインファンイン!」ダッ
ᶘイ^⇁^ナ川「あ……」
ζ ノ、 ˘´Y 「……キミがどう考えているかなんてボクには分からないよ。
けれど、ケジメだけはしっかり付けなきゃいけないんじゃないかな」
イdノノ . τlノ「誰にも言わずにお別れなんて悲しいじゃないか。
それがロング・グッドバイなら尚更ね」
ζ ノ、 ˘´Y 「……ま、ボクが言えた立場じゃないのは分かってるけどさ」テクテク
ᶘイ^⇁^ナ川「ミアさん……」
ᶘイ˘⇁˘ナ川「……私はどうしたらいいんでしょう」 ᶘイ˘⇁˘ナ川(アメリカの高校から留学を検討された時は素直に嬉しかった。
自分の努力が認められたような気さえした)
ᶘイ˘⇁˘ナ川(すぐに皆に伝えようとして、家を飛び出して……。
皆の顔を見た途端、何も言えなくなった)
ᶘイ˘⇁˘ナ川(……留学はしたい。けれど、皆と離れたくない。
二つの思いに挟まれて、気付けば留学は来週に迫っていました)
ᶘイ˘⇁˘ナ川(……このまま、何も言えずにお別れする)
ᶘイ˘⇁˘ナ川(……私は、弱虫ですね) 数日後
@cメ*˘ ᴗ ˘リ(あれから何度も話しかけたけど、栞子ちゃんは相変わらず。
どこかぎくしゃくした空気が同好会を包んでいる)
@cメ*˘ ᴗ ˘リ(栞子ちゃんがまともになったんだとしたら、嬉しいことなのかもしれない。
私たちは散々迷惑をかけられてきたんだから。
けど……)
ᶘイ^⇁^ナ川「……」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「し、栞子ちゃん。見てほしいものがあるんだ」
ᶘイ^⇁^ナ川「はい? なんです?」
(ᴗ ˆ˵リ )
(⊃⌒*⌒⊂) わ、私のおしりだよ!
/_ノ ヽ_)
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ(は、恥ずかしい……!
けどこれなら栞子ちゃんも……!)
ᶘイ^⇁^ナ川「……風邪、引きますよ。仕舞ってください」テクテク
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「えっ、あ……うん……」
@cメ*˶; ᴗ ;˵リ(本当にどうしちゃったの……?
栞子ちゃんがふざけてないと寂しいよ、なんだか切ないよ……) 留学当日 空港
ᶘイ˘⇁˘ナ川「……」
ዖ⦇d ò ヮ óリየ「本当にこれでいいのね?」
ᶘイ˘⇁˘ナ川「いいんですよ、これで」
ᶘイ˘⇁˘ナ川「私ははた迷惑なイナ川ちゃん。
いつの間にか消えて、皆から忘れられるんですよーだ」
ζ ノ、 ˘´Y 「……嘘つきだね」
ᶘイ˘⇁˘ナ川「嘘?」
ʃcʃ|.ò ᴗ ó)ʅ「ランジュにだってそのくらい分かるわ!
この一週間、栞子はふざけたことも言わないし、
イタズラもセクハラもしなかったじゃない!」
イdノノ . τlノ「せめて最後くらい、まともな人間として……
覚えていてほしかったんだろ?
美しく楽しい思い出としてさ」
ᶘイ˘⇁˘ナ川「……悪いですか?」
ζ ノ、 ˘´Y 「それを決めるのはボクじゃない。キミさ」 ᶘイ˘⇁˘ナ川「私はこれでいいんですよ。
これで……湿っぽいのは私には似合いませんから」
ノcノノσノᴗ σb「そうかな?」
ᶘイ^⇁^ナ川「!?
かのんさん……」
ノcノノσノᴗ σb「いいの?
栞子ちゃんを「大好き」って言ってくれる人がいて
「一緒に笑いたい」って言ってくれる人がいて
なのに……本当にいいの?
本当にこのままでいいの?」
ᶘイ^⇁^ナ川「私は……」
ノcノノσノᴗ σb「私ね、栞子ちゃんがスクールアイドル同好会を通して
いろんな色の光で結ばれていくといいなって思ったんだ。
赤だったり、青だったり、緑だったり。繋がったり、結ばれていく中で
私たち自身、想像もしないような色になっていく」
ノcノノσノᴗ σb「……栞子ちゃんが最後に見る景色は、
本当にこんなに悲しい色でいいの?」
ᶘイ^⇁^ナ川「わたし、は……」
ᶘイ;⇁;ナ川「……いいわけありません!
本当は、本当は皆と、皆ともっと……一緒にいたかった!
けど、もう手遅れなんです!」 ノcノ,,・ᴗ・,,ノレ「手遅れなんかじゃないずら!」
ᶘイ^⇁^ナ川「花丸さん……!?」
ノcノ,,・o・,,ノレ「全然手遅れなんかじゃないずら!
マルも皆も……栞子ちゃんと離れるなんて嫌だよ!」
ᶘイ^⇁^ナ川「なんで、この場所が……」
ʃcʃ|.Ō ᴗ Ō)ʅ「……ミアよね? 話したの」
ζ ノᴗ ˘´Y「さぁね。田舎者の子猫ちゃんの前で
独り言を呟いただけさ」
バゴォォォンッ
9cハσ ᴗσリ「やんやん! 間に合いましたっ!」
/cV ;σ_VσV「空港の壁に大穴が開いてるじゃないですか!
何故アクセルとブレーキを間違えるんです!」
ᶘイ^⇁^ナ川「ことりさん、海未さん!」 /cVσ_VσV「栞子、あなたは本当に最後まで……
何故分からないんですか!?
皆、あなたのことが大好きなんですよ!!」
9cハσ ᴗσリ「ことりも気持ちは分かるんだけどね。
やっぱりしっかり伝えなきゃ駄目だよ」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「もし黙って飛行機に乗ってたら、
地球の果てまで追いかけてわしわしMAXしてやるところやん」
ᶘイ^⇁^ナ川「皆さん……」
⌒°(#・ω・)°⌒「ルビィ怒ってるんだからね!
お別れパーティーくらいさせてほしかったもん!」
|c||´.-`||「わたくし達と栞子さんの関係はその程度のものでしたの?
ショックでおほれませんわ……」
ᶘイ;⇁;ナ川「う、うぅ……」 `¶cリ˘ヮ˚)|「……」
ᶘイ;⇁;ナ川「善子さん……」
`¶cリ˘ヮ˚)|「ヨハネよ。アンタとは色々あったわね。
セックスシーンを配信されたせいでBANされたり、
ダイエットしたり……」
`¶cリ˘~˚)「はっきり言って、憎んでたわ。
なんで私をこんな目に合わせるんだろうって」
ᶘイ;⇁;ナ川「ごめんなさい……」
`¶cリ˘~˚)「けど、全てが嫌になって部屋で引き篭もってた私に、
毎日毎日声をかけてくれたのも栞子だったのよね」
`¶cリ˘ヮ˚)|「今日はこんな楽しいことがあった、明日はこんなことをするって……
気付いた時には私も巻き込まれて、部屋から出るようになってた」
`¶cリ˘ヮ˚)|「……一回しか言わないからよーく聞いときなさいよ。
大好きよ、栞子。どこに行ってもずっとずっと、アンタと私は親友だから」
ᶘイ;⇁;ナ川「う、うぅ……」 ノレcイ´=ω=)「彼方ちゃん達だって、栞子ちゃんには感謝してるんだぜ?」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「栞子ちゃんがいなかったら、今頃私は死んでたかもしれない……
勇気をくれたのは栞子ちゃんだよ」
ᶘイ^⇁^ナ川「私は……優勝できませんでしたけどね」
(ζル ˘ ᴗ ˚ ルヘ「そんなの関係ないわよ。誰かの為に挑戦する、
それ自体が誰かの勇気になってるのよ」
⁄/*イ`^ᗜ^リ「そんな優しい栞子さんがずっとずっと、大好きです!!」
ζ㎗òヮóリ「もんじゃを馬鹿にしたことも許してあげるよ。
アメリカでも広めてきてよねっ!」
ᶘイ^⇁^ナ川「もんじゃは普通にゲロだと思いますけどね」
ζ㎗òヮóリ
从cι˘σ ᴗ σ˘*「……」 jΣミイ˶º ᴗº˶リ「ほら、かすみさん!
黙ってちゃ分からないよ?」
从[´・֊・]从「かすみちゃん、最後なんだからしっかりしなきゃ。
璃奈ちゃんボード『最終回』」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「……」
ᶘイ^⇁^ナ川「かすみさん……」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「……なんで、言ってくれなかったの?」
从cι˘σ □ σ˘*「かすみんは……わたしは! もっともっとしお子と遊びたかった!
お別れするなら、たくさん遊んで、笑い合って、
もっともっと思い出を作りたかった!」
从cι˘> □ <˘*「なんで……なんで教えてくれなかったの!?」
ᶘイ;⇁;ナ川「ごめんなさい……勇気がなかったんです。
どうしても伝える勇気が出なかったんです」
从cι˘; ᴗ ;˘*「ぐすっ……向こうについたら絶対手紙ちょうだい。
返事書くから……絶対だから!」
ᶘイ;⇁;ナ川「はい……!」 ╰*(..•ヮ•.. ) *╯「エマだよー!」
⎛(cV„◜ᴗ◝V⎞「ふふっ、今日も栞子ちゃんはときめくね」
ᶘイ^⇁^ナ川「お二人とも……ありがとうございます。
迷惑ばかりかけていてすいませんでした」
╰*(..•ヮ•.. ) *╯「パンダごっこに付き合ってくれて楽しかったよー!
またあそぼーね!」
⎛(cV„Ó ᴗ ÒV⎞「向こうに行っても元気でね、栞子ちゃん」
ᶘイ^⇁^ナ川「はい、ありがとうございます!」
ᶘイ^⇁^ナ川「……っと、そろそろ時間ですね」
ዖ⦇d ò ヮ óリየ「もう時間なのね……」
ζ ノ、 ˘´Y 「……おいおい、絶対に挨拶しなきゃいけない人が残ってるだろ?」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「……」
ᶘイ^⇁^ナ川「……」 mᶘイ^⇁^ナ川m「歩夢さん、その、私は……
いえ、本当に申し訳ありませんでした……!!」ガバッ
@cメ*;˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「し、栞子ちゃん!?」
ᶘイ^⇁^ナ川「ぽむりこちゃんイタズラ騒ぎで、歩夢さんは終身刑になりかけました……
悔やんでも悔やみきれません」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「気にしなくてもいいんだよ、そんなこと。
ちゃんと罰は受けてたしね」
ᶘイ^⇁^ナ川「そ、それでも……」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「ねぇ、栞子ちゃん。栞子ちゃんって私の事好きだよね」
ᶘイ^⇁^;ナ川「えっ……!?」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「態度見てたらすぐ分かるよ。
バレバレだもん」
ᶘイ^⇁^;ナ川「は、はは……気付かれていたんですね……。
恥ずかしいです……」 ᶘイ^⇁^ナ川「……よし、どうせ最後の恥です。
歩夢さん、私は歩夢さんのことが──」
チュッ
ᶘイ^⇁^ナ川「むぐっ!?」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ
ᶘイ^⇁^ナ川(き、キスされた?
口に……)
⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「お熱いねぇ、ときめいちゃうよ」
メノ^ノ。 ^リ「こういうのもっとちょうだいもっとちょうだい」
|c||^.- ^||「んまー! ですが空気を読みなさい。
塩かけますわね」
ᶘイ^⇁^ナ川「……ぷはっ!
あ、歩夢さん……!?」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「……続きは」
ᶘイ^⇁^ナ川「はい!?」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「続きは、今度出会った時ね。これが私の返事」
ᶘイ^⇁^ナ川「……! はい!」 ᶘイ^⇁^ナ川「搭乗の時間ですね……皆さん、ありがとうございました!」
ᶘイ^⇁^ナ川「きっとまた帰ってきます!
きっと、絶対に……皆さんのところに!」
ᶘイ^⇁^ナ川「それまでしばし……」
⊂⌒ヽ (⌒⊃
\ \ / /
⊂二二二ᶘイ^⇁^ナ川ニニ二⊃ お別れです!
\ \_∩_/ /
( (::)(::) )
ヽ_,*、_ノ ブーン
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(><) ᶘイ^⇁^ナ川
( )Vノ )
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作者様に感謝とお礼を申し上げます
いちいち顔文字コピペするのが面倒で顔文字SS断念した方にもオススメ
璃奈『失敗した失敗した失敗した失敗した(ry』
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1669827853/ やりたい放題した後、ちょっとしんみりしちゃった
悔しい 最後にしんみりさせるのやめろぉ!(建前)ナイスゥ!(本音) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています