@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「どうしたの栞子ちゃん？」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「これを見てください。ぽむりこちゃんです」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「あっ凄い！ 私そっくりのぽむ玉だ！」
@ᶘｲ^⇁^ﾅ川「この髪型で何をするか分かりますか？」
@cﾒ*˘ ᴗ ˘ﾘ「うーん、着せ替えごっこかな？」
@ᶘｲ^⇁^ﾅ川「へへっ、歩夢さんのフリしていたずらしてやるんですよーだ」
⊂二@ᶘｲ^⇁^ﾅ川二二二⊃ 三 ﾌﾞｰﾝ
@cﾒ*˘ ᴗ ˘ﾘ「……」
@cﾒ*◉ _ ◉ ﾘ「え、えぇーーっ！？」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ぽむりこちゃんです」
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@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「どうしたの栞子ちゃん？」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「これを見てください。ぽむりこちゃんです」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「あっ凄い！ 私そっくりのぽむ玉だ！」
@ᶘｲ^⇁^ﾅ川「この髪型で何をするか分かりますか？」
@cﾒ*˘ ᴗ ˘ﾘ「うーん、着せ替えごっこかな？」
@ᶘｲ^⇁^ﾅ川「へへっ、歩夢さんのフリしていたずらしてやるんですよーだ」
⊂二@ᶘｲ^⇁^ﾅ川二二二⊃ 三 ﾌﾞｰﾝ
@cﾒ*˘ ᴗ ˘ﾘ「……」
@cﾒ*◉ _ ◉ ﾘ「え、えぇーーっ！？」
@ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「さてさて何をしましょうか。……と、その前に」
（＾ω＾ ） ﾃｸﾃｸ
@ᶘｲ^⇁^ﾅ川「もしもしそこの人」
（ ＾ω＾）「おっ、何か用かお？」
@ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「突然ですが問題です。私は誰でしょーか」
（ ＾ω＾）「虹ヶ咲二年生のスクールアイドル、上原歩夢ちゃんだおね。かわいいお」
@ᶘｲ^⇁^ﾅ川「いいえイナ川です。目ぇ腐ってますねありがとうございます」
⊂二@ᶘｲ^⇁^ﾅ川二二二⊃ 三 ﾌﾞｰﾝ
（ ＾ω＾）「よく分からないけどお礼を言われた後は気持ちいいおね。
いいことありそうな気がするお」
ﾀｯﾀｯﾀｯ
@cﾒ*◉ _ ◉ ﾘ「ぜぇ……ぜぇ……」
（；＾ω＾）「おっ！？ あ、あれ！？」
（；＾ω＾）「さっきあっちに歩いて行ったお……？」
@cﾒ*◉ _ ◉ ﾘ「あっちですね！ ありがとうございます！」ﾀﾞｯ
（；＾ω＾）「？」
（ ＾ω＾）「？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？」
（ ＾ω＾）おーん！プテラノドーン！！
乳首がタイタニックしちゃうお！
ピンク色の泉から湧き出る聖水が、僕のボルケイノを噴火させちゃうお！
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ふふふ、誰にいたずらしましょうか」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「～♪」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「おや、かすみさんが歩いている」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「犠牲者は決まりましたね」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「こんなところで奇遇ですねぇ歩夢せんぱぁい」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「一年生の教室近くで一体何を」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「やーいやーいばーか」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「へっ！？」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「かすみさんのばーかばーか。
かすみんのファンはここにいませんよーだ」
从cι˘σ □ σ˘*「な、なんでそんな酷いことを言うんですかぁ！」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「このくらいで落ち込むとは、あなたにはレスバの適性がありませんね」
从cι˘； □ ；˘*「歩夢先輩なんてもう知りませんよぉ！」
从cι˘； □ ；˘* ｵｰｲｵｲｵｲ
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「……」
＠ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（流石に可哀想な気がしてきましたね。
思い返してみれば憐れな娘です）
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川（せめてものお詫びにおっぱいを揉んであげましょう）ﾓﾐｯ
从cι˘＞ □ ＜˘*「ひゃっ！」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「おっぱいを揉むのは初めてですね……」ﾓﾐﾓﾐ
从cι˘＞ □ ＜˘*「や、やめてくださいよぉ！
かすみんこんな無理やりは嫌ですぅ！
もっとムードのあるところで……！ あんっ……」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「じゃあやめますね」ﾋｮｲｯ
从cι˘σ □ σ˘*「えっ？ かすみんまだイってないですよぉ！」
＠ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「これ以上はオプション料金となりますので……さらばです」
⊂二@ᶘｲ^⇁^ﾅ川二二二⊃ 三 ﾌﾞｰﾝ
从cι˘σ ᴗ σ˘*「……」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「……」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「か、かすみちゃん？ どうしたの怖い顔して」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「……」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「なんで私を空き教室の方に引っ張っていくの？」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「かすみちゃん？ 私急いでてね？」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「こっちをその気にさせといて、
逃げられると思わないでください」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「かすみちゃん？」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「待って、なんで服脱ぐの？」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「いや待って……待って待って待って本当に待っ」
アッーーー！
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「この調子で学園一の嫌われ者にしてやりますよーだ」
╰*(..•ヮ•.. ) *╯「エマだよー！」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「おやエマさん。今日もスケベなボディから、
ドスケベスメルがむんむん匂ってますね」
,,(d!.•ヮ•..)「そうかなあ」ｸﾝｸﾝ
╰*(..•ヮ•.. ) *╯「ボーノなパンの匂いしかしないよー？」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「あははっ、そうですか」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川（エマさんと話してると心がやすらぎますねぇ。
こんな人に悪戯をするのはいけません。私にも義侠心というものがあります）
╰*(..•ヮ•.. ) *╯「歩夢ちゃん、暇ならパンダごっこして遊ばない？」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「そうですね、なら私はタイヤ役を……」
栞子……
＠ᶘｲ ﾟ⇁ ﾟﾅ川「！」
どんな時も全力でいけ！！
＠ᶘｲ ﾟ⇁ ﾟﾅ川「と、父ちゃん……！」
＠ᶘｲ ﾟ⇁ ﾟﾅ川「忘れていました……亡き父の言葉を」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ごめんなさいｴﾏさん、ﾊﾟﾝﾀﾞさんごっこは出来ません。
私はあなたに全力で悪戯をします！」
,,(d!.˘ ヮ ˘..)「……成長したね、歩夢ちゃん。
人が変わったみたいだよ」
╰*(..•ヮ•.. ) *╯「ならわたしも……」
╰*(..•ヮ•.. ) *╯ ＜ 30ﾊﾟｰｾﾝﾄでいかせてもらおう
_, ‐'´ ＼ / `ｰ､_
/ '￣｀Y´￣｀Y´￣｀ﾚ⌒ヽ
{ ､ ﾉ､ | _,,ﾑ,_ ﾉl
'い ヾ`ｰ～'´￣__っ八 ﾉ
＼ヽ､ ｰ ／ ｰ 〉
＼｀ヽ-‐'´￣｀冖ｰ-/
＠ᶘｲ ﾟ⇁ ﾟﾅ川「……」
γ/ γ⌒ヽ ＠ᶘｲ ；⇁ ；ﾅ川 ｳｯ
/ | 、 ｲ（⌒ ⌒ヽ
.l | l } ）ヽ ､_､_, ＼ ＼
{ | ｌ、 ´⌒ヽ-'巛( / /
.＼ | T ''' ――‐‐'＾ （､_ﾉ
| | ／ ／/ /
╰*(..•ヮ•.. ) *╯「うん、いいよ！」
╰*(..•ヮ•.. ) *╯「次見かけたら100パーセントでいくから
肝に銘じてね！」
＠ᶘｲ ﾟ⇁ ﾟﾅ川「は、はい……スイスは恐ろしい国ですね」
∬cVσ_σv「あら？ ロシアだって負けてないわよ？
イクラはロシア語でもイクラって言うの。知ってた？」
,,(d!.•ヮ•..)「へー」
＠ᶘｲ^⇁^ﾅ川「すげー」
∬cVσ_σv「はらしょー」
侑ちゃんには口が裂けても言えないくらい……」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「かすみちゃんってイキ狂いなんだなぁ」
ﾒﾉ＾ﾉ｡ ＾ﾘ「詳しく聞かせてもらっていい！？」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「うん、塩かけるね」ﾌｧｻｯ
ﾒﾉ＾ﾉ｡ ＾ﾘ「と、とける……消える、なくなる」
ﾒﾉ＾ﾉ｡ ＾ﾘ（私ha，なんnoたmに）
ﾒﾉ＾ﾉ｡ ＾ﾘ（うまれたの？）
@cﾒ*˘ ᴗ ˘ﾘ「それにしても何処行ったんだろう栞子ちゃん。
また悪戯してないといいけど」
╰*(..•ヮ•.. ) *╯「あー、歩夢ちゃんだ」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「あっ、エマさん！ 今日もムチムチドスケベボディから
中年親父を勃起させるくっせぇメス臭を漂わせてますね！」
,,(d!.•ヮ•..)「そうかなあ」ｸﾝｸﾝ
╰*(..•ヮ•.. ) *╯「ロシア娘の血の匂いしかしないよー？」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「ふふっ、そうなんだ。
じゃあ私生徒会行くね」
@ᶘｲ^⇁^ﾅ川「おや、駐車場に見知った車が止まっていますね」
ዖ⦇d ò ヮ óﾘየ「じゃあそういうことでお願いね！
皆と踊れるのを楽しみにしてるわ！」
(＾8＾)「こちらこそ楽しみちゅーん」
ﾉcﾉﾉσﾉᴗ σb「そうかな？」
@ᶘｲ^⇁^ﾅ川「あれはランジュとことりさんとウツクシイコエノヒト……
やはり、ことりさん(無免)の車でしたか」
ﾌﾞﾙﾙﾙﾙｯ
9cﾊσ ᴗσﾘ「早くﾊﾉｹﾁｪﾝ達に伝えないと！
やんやん、ことりも衣装づくり頑張っちゃいます！」
「失礼します」ﾊﾞﾀﾝ
何してるちゅん、歩夢ちゃん」
@ᶘｲ^⇁^#ﾅ川「いいから早く出してください！
急いでるんです！」
9cﾊσ ᴗσﾘ「やんやんっ……怒鳴らないで
す、すぐに出すからっ……」
@ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「エロ同人の台詞みたいで味わい深いですね」
9cﾊσ ᴗσﾘ「用が終わったらすぐに帰ってね……？
これから海未ちゃん達と会わなきゃいけないの」
@ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ことりさん」
9cﾊσ ᴗσﾘ「な、なに……？」
@ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「駄目です」ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞﾘｯ!ﾌﾞﾊﾟｯ!ﾌﾞﾎﾞﾎﾞｯ!ﾌﾞﾘﾌﾞﾘﾌﾞｯ ！
(；8；)「ちょ、嘘でしょ…歩夢ちゃんなにやって…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
@ᶘｲ^⇁^#ﾅ川「なに泣いてるんですか！泣きたいのはこっちです！ふざけないでください！」
ﾊﾞﾀﾝｯ
@ᶘｲ^⇁^ﾅ川「スッキリしましたねえ。車の中でうんこをするのは二度目です」
9cﾊ； ᴗ；ﾘ「臭いよぉ……汚いよぉ……
なんで、ことりがこんな……うぇぇん……」
@cﾒ*◉ _ ◉ ﾘ「ランジュちゃんから私が車に乗るのを見たって聞いて……
えっ、なに、これ……」
(・8・)「うんこちゅんね」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「ふふっ、そうなんだ」
(・8・)「掃除しろ」
(・8・)「口で」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「たとえ侑ちゃんのでも厳しいよそれは……」
9cﾊσ ᴗσﾘ「自分のだよ！？
生産者責任があると思いますっ！」
₍₍ @cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ 三*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ ⁾⁾ 「私知らないもん。とりあえず煽っとくね」
(・8・)「……」
₍₍ @cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ 三*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ ⁾⁾
(・8・)（合同ライブの申し込み、やっぱ断っとこ）
そろそろぽむ玉を取りましょう」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「歩夢さんの悪評は侑さんにも届いている筈です。
会いに行きましょう」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川（私がぽむりこちゃんとなり悪戯をしていたのには、
実は山より低く海より浅い理由があるのです）
ᶘｲ^⇁^ﾅ川（実は私は侑さんが好きなのです。
このブロマイドを見て以来、
心臓がドキドキしてとまりません）
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞♡@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ
ᶘｲ^⇁^ﾅ川（しかし侑さんは歩夢さんに夢中。
あゆぴょんになり、幼馴染を押し倒すのが高尚か。刺す）
ᶘｲ^⇁^ﾅ川（そこで私はぽむりこちゃんとなり、悪戯をしたんですよーだ）
ᶘｲ^⇁^ﾅ川（やーいやーいざまーみろあゆむさん）
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞（今日は歩夢の姿が見えないなぁ）
⎛(cV„Ó ᴗ ÒV⎞（変な噂も聞こえてくるしどうなってるんだろ）
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ゆ、侑さんこんにちは」
⎛(cV„◜ᴗ◝V⎞「栞子ちゃん。今日もときめくね」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「き、聞きましたか。その……歩夢さんが……」
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「色々やらかしたみたいだね」
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「けどね、私は信じてないんだ。だって歩夢はそんなことする子じゃないもん。
もししたとしても、何か理由があるに違いないよ」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「歩夢さんを嫌いになってないのですか？」
⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「歩夢は友達だもん。もし仮に私を殺しても、嫌わない」
ᶘｲ ﾟ⇁ ﾟﾅ川「がーん」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「そんなに、深い愛情があったのですね……」
⎛(cV„Ó ᴗ ÒV⎞「まぁ付き合い長いしね」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「私の完敗です……侑さん、好きでしたよ」
⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「えっ、私も好きだよ。セックスする？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「します」
それ以来彼女は私の前から姿を消してしまった）
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（あれはきっと一夜の夢、私の前に現れた幻……ちなみに歩夢さんは訴訟されて終身刑になった）
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（しかし不思議ですね。セックスをしている時、少しもドキドキしませんでした）
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（このブロマイドを見るとこんなにドキドキするのに……はっ！？）
ᶘｲ ﾟ⇁ ﾟﾅ川（ま、まさか私の好きな人って侑さんではなく……）
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「ふっ……気付いた時にはいつも手遅れ。私はそんな女です」
@ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（カバンに入れたままになっていたぽむ玉を髪に付ける。
冷たい感触が、私へ下された唯一の罰だった）
完
とりあえず乙
ない方がおかしい
火の鳥かな
プテラノドーン！！ブーン懐かしすぎわろた
ドクえもんやはじめての一人暮らしを思い出すな
すごい
山
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「ふぅ……ふぅ……」
/cVσ_VσV「何をしているのですか栞子。
まだ半分も来てないですよ」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「限界が近いです……き、休憩を……」
/cVσ_VσV「駄目ですよーだ。
これはことりの車にうんこをした罰なんですから」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「だからって標高600000000メートルの山登りなんて……」
/cVσ_VσV「鍛え方が足りません。私はここを毎日山頂まで8往復してますよ」
/cVσ_VσV「無罪が判明したとはいえ、歩夢が終身刑を受けた時どんな気分だったか……
性根を叩き直してやります」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川（くんくん……なんだこの匂いは……
精子のような……）
/cVσ_VσV「おちんぽ様がくださる雌豚アヘ顔製造白濁液のような香りがしますね」
/cV ;σ_VσV「破廉恥なッ」ﾄﾞｸﾞｫﾝｯ
ᶘｲ^⇁^;ﾅ川「ち、ちがいます！ 私は射精してません！」
/cV ;σ_VσV「じゃあ一体誰が射精するというのです！
こんな山の中で！ こんな山の中の中で！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ほら、私にちんぽこはありませんよ」ｸﾊﾟｧｯ
/cVσ_VσV「山道で女性器を出すのはやめてください。
狂人め」
クマか何かが交尾してるんじゃないですかね」
/cVσ_VσV「クマの交尾とは珍しいですね。
是非とも見たいです、行きましょう」ﾀﾞｯ
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「あっ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「……………………」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「帰るか」
うわっ！？ 栞子さーん！ 来てください！
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「呼ばれたって行きませんよーだ。
一人でシコシコ山登ってろドᎷのクソ変態」
温泉です！ 温泉がありますよ！
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「なんとっ！」ﾀﾞｯ
ｏ0oﾟﾟ
｡oO
(~~)ヽ ::.::::: ::.:.:: (´^ヽＯ,
（⌒ヽ （⌒)(ﾞﾞﾞ)~
/~ﾞﾞヾ⌒`ゝ-（~´`(⌒(⌒~ヽ~ ~~ ､､
ゝｰ ′ '" ``"
こんな山奥に……」
/cVσ_VσV「秘湯と言うやつでしょうか。
何度も来ているのに全然気が付きませんでしたよ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「では海未さん、早速入りましょう」
/cV ;σ_VσV「えっ！？ こ、この温泉にですか？
それはつまり……全裸ということでは！？」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「風呂に入る時、服を着ているバカはいません。
当然おっぱいを出していただきます」
/cV ;σ_VσV（くっ……卑劣な……）
/cVσ_VσV「そもそも精液のような匂いのする温泉ですよ？
本当に入りたいですか？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「いえ微塵も。
だからこうするんです」ﾄﾞﾝｯ
/cVσ_VσV「えっ」
ﾊﾞｼｬｰﾝｯ
/cV ;σ_VσV「ぺっぺっ！ 何をするんですか！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「やーい精液まみれのびっち女ー。
とくしゅせーへきエロどーじんー」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「へへっ、今のうちに逃げてやります」
6cƠᴗƠ∂「あいやー！？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「む？ クゥクゥさんじゃないですか」
6cƠᴗƠ∂「そこはふたなり溺泉！ 昨日、ふたなりチサトが溺れたいう、悲劇的伝説があるのデス！
以来ここで溺れたもの、皆ふたなりになてしまう呪い的泉！」
/cVσ_VσV「なっ！？ ふたなりに！？」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「ぴったりじゃないですか。
2014年頃はギャグ見てもエロ見ても生えてましたし」
ʃt(c◜・ᴗ・)「わたくしは生えてない方が……」
/cVσ_VσV「そんなの困ります！ 治す方法はないのですか！？」
/cV ;σ_VσV「なっ！？ 肛門にふたなり孕ませ棒を！？」
/cVσ_VσV「早速やりましょう。
ケツをこっちに向けなさい、栞子」
ᶘｲ^⇁^;ﾅ川「なんで私が！？」
/cVσ_VσV「クゥクゥや恋に迷惑をかけるわけにはいきません。
手頃なケツオメコ雌豚は栞子しかいないのです」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「そんな役回りは知的な私には似合いません！
浦の星の水ゴリラや音ノ木坂の雌猫にでも挿してください！」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「うっ！？」ｸﾞﾙｸﾞﾙ
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（お腹が痛くなってきました……）
cVσ_VσV「ちょっと待ってください、温泉から出るので」
（⇁˘ﾅ川
(⊃⌒*⌒⊂) 駄目です
/_ノ ヽ_)
/cVσ_VσV「隙ありっ！」
♂
ﾌﾞｽﾘｯ
ᶘｲ˘⇁゜ﾅ川「コカッ！」
/cVσ_VσV「悪は滅びました」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「ふふっ、ざまあみろだね」
完
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ばくばくｗｗｗもぐもぐｗｗｗ」
ﾉcﾉ,,｀o´,,ﾉﾚ「駄目ずら栞子ちゃん！ お正月だからって
そんなに食べたら太っちゃうずら！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「イナ川は太ったりしませんよーだ」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「いやぁ……意外とそう思ってても太ってまうんよ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川 ﾋﾟﾀｯ
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「分かってくれたんやね、栞子ちゃん」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「実例を目の前に出されたら理解せざるを得ませんよ」
╭*(♯˘ᴗ˘♯)*╮「あ"ぁ"！？」
殺気漏れてるけど大丈夫ですか？」
ﾉcﾉ,,･ᴗ･,,ﾉﾚ「希さんがデブなのは周知の事実だからこの際どうでもいいずら
マルは栞子ちゃんが心配なんだよ」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「でぶやんね」
ﾉcﾉﾉσﾉᴗ σb「そうだよ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「私の事が……心配？」
ﾉcﾉ,,･o･,,ﾉﾚ「当たり前ずら。マルと栞子ちゃんは友達だもん」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「友達……」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（素敵な響きです。考えてみれば虹ヶ咲では
私のことを真の友人だと言ってくれた人はいませんでした）
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「分かりました。食べるのはやめます」
ﾉcﾉ,,･ᴗ･,,ﾉﾚ「うん！ ほどほどにしておいたほうがいいずら！」
太っていたらダイエットに付き合ってくれませんか？」
ᶘｲ˘⇁˘*ﾅ川「そ、その……ともだち、として」
ﾉcﾉ,,･o･,,ﾉﾚ「勿論！ ルビィちゃん達にも協力してもらおうね」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「えへへ……ちょっと行ってきます」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（友達、ともだち、トモダチ、ケーンジくーん……
花丸さんはとてもいい人です。ずっと仲良くしていたいですね）
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「さてさて私の体重はっと」ｷﾞｼｯ
85kg
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「？」
85kg
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「壊れてんのかてめぇ？」ｶﾞｯｼﾎﾞｶｽｲｰﾂw
見てるウチまでドキドキしたなぁ」
ﾉcﾉ,,･o･,,ﾉﾚ「そ、それはドキドキずらね」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「……真姫ちゃん、好きやったんやけどなぁ」
ﾉcﾉ,,･o･,,ﾉﾚ「あっ……スゥーッ……」
ﾉcﾉ,,･ᴗ･,,ﾉﾚ「な、なにか別のこと話すずら！
えっと……あっ、栞子ちゃん帰ってきた！」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「……」
ﾉcﾉ,,･ᴗ･,,ﾉﾚ「体重どうだったの？」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「……85kg」
ﾉcﾉ,,･ᴗ･,,ﾉﾚ「え？」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「は？」
ᶘｲ^⇁^♯ﾅ川「だから！ 85kgです！
私はクソデブ焼肉ドムネキよりデブなんです！」
正月にバターそのまま食ったの！？」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「クソデブｗｗｗｗｗｗｗざまぁｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ﾉcﾉﾉσﾉᴗ σb「そうかな？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「わ、わかりません……食べ過ぎではありましたが、
ここまで太るわけないですよ。昨日まで適正体重だったのに」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「とにかくダイエットせなあかんね。
流石にそのままじゃスクールアイドルは無理やん」
ﾉcﾉ,,｀o´,,ﾉﾚ「そうずら！ ルビィちゃんと善子ちゃん呼んで
ダイエット開催けってーいずら！」
ᶘｲ;⇁;ﾅ川「わ、わたしのために……皆さんありがとうございます」
こうしてイナ川ダイエット作戦が始まった！
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「ぜぇ……ぜぇ……」ｽﾞﾙｽﾞﾙ
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「ダイエットの基本は走り込みやん！
ほら、タイヤ腰に付けて後20km走るんや！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「せ、せめて終わったらご褒美におっぱい揉ませてください……」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「やめてやん、冗談でもよすやん」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「幻滅したよ。怒りさえ覚える」
ﾉcﾉ,,｀o´,,ﾉﾚ「食べちゃ駄目ずら！
ご飯を前にして我慢を覚えるずら！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「そうは言っても食べなきゃ死んじゃいます……
くきゅう……」ﾊﾞﾀﾘ
ﾉcﾉ,,･ᴗ･,,ﾉﾚ「し、栞子ちゃん？
大丈夫？ ま、まさか……死……」
∫∫( c||#^ヮ^||「無茶はさせちゃ駄目って言わなかったかなん？
お仕置きだよ！」
ﾉcﾉ,,｀o´,,ﾉﾚ「ぎいぃいいぃいやぁ～～！！何するずらァー！！！ 」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「すみません善子さん、こんなことに付き合わせて。
迷惑ではないですか？」
`¶cﾘ˘～˚)「何言ってるのよ、栞子は私のリトルデーモンじゃない。
ダイエットの手伝いくらい当然でしょ」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「善子さん……」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（もうひと押しすれば一回くらいヤラせてくれそうですね）
`¶cﾘ˘ヮ˚)|『色んなダイエッターが動画を出してるから、
それを参考にして纏めてきたわ。これを真似れば完璧よ』
`¶cﾘ˘～˚)『ククク……穢れた地上の民とはいえ、素晴らしい知識よ。
さ、遠慮せずに見て……』
ᶘｲ^⇁^♯ﾅ川『我慢できません。ダイエットにはセックスが一番です！』ｶﾞﾊﾞｯ
`¶cﾘ;˘ヮ˚)|「ちょっ！？」
やめ……待って、私初めてで……やだ！ やめてぇ！
あっ……んっ、そんなところ舐め……
|c||^.- ^||（配信中なの忘れてそうですわね、善子さん）ｵﾎｰ
ほねぇちゃはどうすればいいと思う？」
|c||´.-｀||「うーん、わたくしも分かりませんわ。
ダイエットしたことありませんし」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「役に立たない連中ですねぇ」
⌒°(#･ω･)°⌒「ひどいよ！ りゅびぃ達必死で考えてるのに！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ところでこの写メを見てください」
『/cVσ_VσV
♂ 』
⌒°( ^ω^)°⌒「ぞうしゃん！」
|c||^.- ^||「ルビィ、それはちんちんですわ」
|c||; ﾛ || ゜.゜「って何故海未さんにちんちんが生えてますの！？
ひょっとして絵里さんにも生えてますの！？
早く教えてくださいまし！」
詳しくはこのサイトにアクセスしてください」
|c||^.- ^||「おほー！ あくあくあくあですわーっ！」ｶﾁｶﾁ
⌒°( ^ω^)°⌒「ドキドキしちゃうね！」
|c||´.-｀||「OK、ブラクラゲット」
⌒°( ･ω･)°⌒「流石だよねほねぇちゃ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「へへっ、ダイエットを教えてくれない人には
ふたなりちんちんなんて見せてあげませんよーだ」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「ふぅ……」
ﾉcﾉ,,･ᴗ･,,ﾉﾚ「よくぞここまで耐え抜いたずら、栞子ちゃん」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「間違いなく一ヶ月前より痩せてるはずやん」
ᶘｲ;⇁;ﾅ川「はい！ ありがとうございました、師匠！」
ﾉcﾉ,,･o･,,ﾉﾚ「ところで善子ちゃんが一ヶ月くらい前から、
家に引き篭もって外に出なくなっちゃったんだけど
理由知らないずら？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「いえ……全く心当たりがありませんね」
ﾉcﾉﾉσﾉᴗ σb「そうかな？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「そうですよ」
|c||^.- ^||（栞子さん……あの件を墓場まで持っていくつもりなのですね。
その意気やよし！ 私も心に秘めておきましょう！）
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（善子さん何かあったんですかね？ 心配ですね）
ﾉcﾉ,,･ᴗ･,,ﾉﾚ「健闘を祈ってるね！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ふふーん♪一体どのくらい減ったか楽しみです」ｷﾞｼｯ
120kg
ᶘｲ^⇁^ﾅ川
120kg
ᶘｲ^⇁^♯ﾅ川「アァァァァァァァァァ！！！！！！！」
ᶘｲ^⇁^♯ﾅ川「もう知るかァァァァァァッ！！
くたばれェェエエ！！！」ﾄﾞﾀﾝﾊﾞﾀﾝ
ﾉcﾉ,,･o･,,ﾉﾚ「な、なにやってるずら栞子ちゃん！？」
ᶘｲ^⇁^♯ﾅ川「ウルセェェェェェ！！！
なんだよ120kgってぇぇぇぇ相撲でもとンのかよォォォォ！！」
ᶘｲ^⇁^♯ﾅ川「だからこんなにブチ切れてるんですよーだ」
ﾉcﾉ,,･o･,,ﾉﾚ「確かになにかおかしいずら。
ちょっとマルも測ってみるね」ｷﾞｼｯ
130kg
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「130kg？」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「ウチも乗ってみるやん」
158kg
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「こ、これは……」
ﾉcﾉ,,･o･,,ﾉﾚ「体重計がおかしいずらね。故障かな？
マルの体重が48kgだから、えっと……」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「計算はやめよう」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「な？」
ﾉcﾉ,,･ᴗ･,,ﾉﾚ「う、うん……」
だから変な数字が出たんじゃないかな」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「今も壊れてない？
ウチもっと体重少ないよ？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「それで最近アバラが浮いて身体に力が入らなかったんですね……」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「そうと分かったら食事です！
適正体重まで増やさなければ！」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「おっ、付き合うやーん！
手始めに焼肉店ハシゴしようや」
ﾉcﾉ,,･ᴗ･,,ﾉﾚ「マルも一緒に行くずら！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「はいっ！
皆で仲良く食べましょう！
だって……と、友達ですから！」
ᶘｲ ^⇁^ ﾅ川「……」ﾌﾞﾌｰﾌﾞﾌｰ
╭*( ๑ ˘ᴗ˘ ๑ )*╮「調子に乗りすぎたね」ﾌﾞﾌｰﾌﾞﾌｰ
ﾉcﾉ,,･ᴗ･,,ﾉﾚ「はいダイエットずら」
完
`¶cﾘ˘ヮ˚)| 言うほど平和だったかしら？
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「今日もいい天気ですねぇ。
恋さんの家に飯でもタカりに行きますか」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「～♪」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「おや、彼方さん。奇遇ですね」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「あれ？ 栞子ちゃん服役中の筈じゃ……」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「あはは！ すでに脱獄済みですよ！」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「罪は罪なんだから素直に服役した方がいいぜ～」
その手に持った花と着替えから察するに……」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「ご明察。病院だyᶘｲ^⇁^ﾅ川「音ノ木坂にカチコミですね？」
違う違う怖い怖い。なんなのお前」
ﾉﾚcｲ;´=ω=)「遥ちゃんが少し前に倒れてね。
今日はお見舞いに行くんだよ～」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「なるほど、遥さんが……
そういうことでしたら、私もついて行ってかまいませんか？」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「えっ……」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「遥さんとは知らない仲でもありません。
是非行かせてください！」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「……病室でうんこしたり、セックスしない？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「あっはっはっ！ 私は可愛いイナ川ですよ！？
うんこやレイプなんてしたこともありません。面白い冗談ですね」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「うーん……まぁ純粋にお見舞いしたいなら……」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「あっ、よく来てくれたねお姉ちゃん！
……と、ゲロクソ袋ちゃんだっけ？」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「ふふっ、私の名前はイナ川ですよ。
次そんな名前で呼んだら顔面にクソをぶちまけてやります。
震えて待ちなさい」
ﾉﾚcｲ* ¯ ꒳¯*)「そういうのは無しって条件で連れてきたんだぜ〜？」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「あははっ、冗談だよ栞子ちゃん！
お見舞来てくれてありがとうね」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「お礼が言えて偉いねぇ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「冗談ですませていいネーミングなんですかね？
ま、まぁ元気そうで安心しましたよ」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「ちょっとした検査入院だもん。
もー、お姉ちゃんなんて説明したの？
私はピンピンしてるよ！」
退院したらどこか食事にでも行きましょうね」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「肛門みたいな顔見ながら食事はやだなぁ」
ᶘｲ^⇁^♯ﾅ川「金玉みたいな口した姉を持ってる癖に？
このチン毛カール頭」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「やめよう、ね？
彼方ちゃんにまでボヤが飛んできてるから」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「へんっ、心配してきてやったのに酷い言い草。
遥さんなんて死んじゃえばいいんですよーだ」
ζ(♯^ᴗ^♯)ζ「ひどーい！」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「栞子ちゃんそれは言い過ぎ……」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「知りません。ぷいりこちゃん、です」ﾌﾟｲｯ
ﾉﾚcｲ´=ω=)「あぁ……行っちゃった。
せっかく来てくれたのになんであんな言い方するのさ」
退院したら私が直々に調教してやります！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
('A`)「あの……近江さんの親族の方ですか？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「はい？」
('A`)「私はドクオ=オルルッド。使用可能アルファベットはＲ。
遥さんの主治医です。遥さんの容態について少し話したいことが……」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（おや……この人、私の言った「はい？」を、
肯定のニュアンスの「はい」と間違えてますね）
ᶘｲ^⇁^ﾅ川（まぁ勘違いしたのは向こうですし、
黙って聞きましょう）
('A`)「単刀直入に言います。遥さんはもう長くはありません」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「はい？」
今のままではもって一ヶ月……というところでしょうか」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「えっ、いや、なっ？」
('A`)「そこで手術を……となったのですが、
遥さんが嫌がるのです。成功率が100パーセントじゃない、と」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「遥さんは……知っているのですね」
('A`)「ご家族の方から説得をしてください。
医者はどれだけ腕があっても、同意がなければ人を救えません」
('A`)「……救えた命を目の前で見捨てる。
あんな思いは二度とごめんだ……。
では、お願いしますよ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「あっ、ちょっ……」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川（だから遥さんはあんな憎まれ口を……。
退院後の話をへらへら話す私が気に入らなかったのも当然です）
ᶘｲ;⇁;ﾅ川（そ、そんな遥さんに死ねだなんて……！
わ、私はクズです！）
ﾉﾚcｲ´=ω=)「！？」
ﾉﾚcｲ;´=ω=)「な、何言ってるのさ。ただの検査入院だよ？
弱気になっちゃ駄目だって……」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「先生と話したんだ。
検査で、心臓に腫瘍が見つかったって……」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「そ、そんな……！？
心臓に腫瘍だなんて、心臓に腫瘍……。
心臓に腫瘍？」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「うん、心臓に腫瘍」
ﾉﾚcｲ´=ω=)（なんでその状態で生きてんだ……怖いぜ……）
ζ(*^ᴗ^*)ζ「ひひひっ」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「もっと怖いのが来た」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「栞子ちゃん……？ 帰ったんじゃ……」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「手術を……手術を受けてください！
そうしなければ死んでしまうんですよ！？」
ζ(*;ᴗ;*)ζ「やだよ！ だって、だってもし失敗したら……
死んじゃうんだよ、私！？」
ζ(*;ᴗ;*)ζ「私の気持ちが分かる？ 朝目覚めてさ、最初に思うのが
『死んでなくてよかった』なんだよ！？」
ζ(*;ᴗ;*)ζ「やだよ……死にたくない、けど、けど……
もし手術が失敗したら、二度と目覚めなかったら……
そう思うと怖くて仕方ないんだよぉ……」
ﾉﾚcｲ´;ω;)「遥ちゃん……」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「99パーセント」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「は？」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「あ？」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「ひひひっ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ということがあったんです」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「二度と顔見せるなって言わなかったっけ？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「過ぎたことをぐちぐち言うといい女にはなれませんよ。
今は遥さんのことに集中してください」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「えぇ……腹立つなぁ」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「というわけで、遥ちゃんに手術を受けさせるには
どうすればいいか知恵を拝借したいんだよ」
jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ「名作古典演劇を観覧させましょう。
命の大切さを学んでくれるはずです」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「命の大切さは知ってると思うよ。
前もネズミ取りにかかったネズミを嘲笑ってたし」
手術だってどんなもんじゃいって気分になるよ！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「あんなゲロみたいなもの、病人に食わせちゃいけません。
これだから東京育ちは……」
ζ㎗òヮóﾘ「お前だけはなにがあっても いきのねをとめる」
⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ「エンジェルビーツを見ましょう！！！
医療と臓器提供の必要性を理解してくれます！！！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「最終回がね……」
⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ（腹が立った。目の前のイナ川にじゃない。
言われた言葉に何も言い返せない自分に、だ）
⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ「ヘブバンは面白いですから……」
从[˶˃ᴗ˂˵]从「わたしが遥ちゃんの手術が100パーセント成功する装置を
作れば解決すると思う」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「作れるんですか？」
从[˶˃ᴗ˂˵]从「作ろうとしたけど間違えて、
栞子ちゃんの臓器が腐っていく装置になっちゃった」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「さっきから気分が悪いと思ったんですよ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「なんです、果林さん」
(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙﾍ「そもそも99パーセントでしょう？
ほぼ100パーセントじゃない、受けろって言っておしまいよ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「そ、それは……」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「そうなんだけど……」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（脳裏に浮かぶ、あの悲しげな笑顔……）
ζ(*^ᴗ^*)ζ『ひひひっ』
ᶘｲ^⇁^ﾅ川（しかし、確かに果林さんの言う通りです。
無理矢理にでも承諾させるしか……）
「……待てよ」
|:.:＼ :.:.:.:.:.＼:.＼:.:.＼ :. ＼| ;.:ト､ ＼:.: ＼:.:. ＼＼:| .:./.:.:;.ｨ :.: ／／′
. ＼＼:.:.＼:.:.:.:.:. ＼:.＼:.:.＼,､ ﾄ､:. ﾄ､:＼ ＼:.: ＼:.: `､ ＼ .:.／:/:／;::' :/ ;′
/,_＼＼:.:.＼ ...,,__ ｀ ﾐミﾞ` .:.| ｉ |:. ＼:＼ ＼:.: ＼:.:`､ ﾐヽ'" ::// / :/ /
. /,＼＼＼:.:.`ー-... ミ:::::::::::::| | ﾄ:＼.:＼:＼ ＼:.: ＼:`､ ﾐ / ;__/ :/ /
. /,::::＼. ｀:::.._:.:.:.:.ミ:::::::::::::;′| |:::＼＼:.＼:＼ ＼ ,..-､ ﾐ:ｼ／/ /
/, :::::::::__＞-ーミ::::::___::/ 人! :::::::＼＼:.＼|＼:＼､:＼ 7 / ..::; /
. ハ :::::.⌒ヾ､ヽﾐ::／::::::｀`ヽ、 ＼_:::: )ヽ＼:/´_,＼|:ｧ' 彡 ア:／ /ー- ....__
/ :'、 :::::::ー=ミ、:ーｒ‐- ::::_:＼ ::::′ ／ｨ_} / 彡':／ ／＼
. / ／ ＼ ＼ -=ミ、:::::＼ ∪ヽ:＼ ):i /〈_,.. -‐'" l／_ } } |¨⌒
j/ ''"´ :. ,:＼ ＼__ミ、::::::::::::￣:::~`::::.ヽ |_ } } ｲ/
'": :. :. :. :. / / 个 ∩_ｎ :::::::|￣ /::::::::::| i ;{ゝｲ/j′ `､
: : :. :. :. :. ' /:. :.:}ｉ |じ じﾍ ::::＼_/:::::::::ﾉ:} | .::{:::::′ :,
:. :. :. :. :. j/:. :. : }i ﾄ､ | '、 ::::::::::::::::〈::/ ' {;:::} ／￣￣＼
: : :. :. :. :. :. :. :. 八|:..＼_:.:∧ ::::::::::::::::＼__/ /::: ∨ ′ ノ| ,
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:. :.／ ＼:.: /, |:::::＼ ＜r∨,、,､∧r／ /:::::: :::;′ ｜ __|__ |
／ ､､ '二' ＼ ＼:::::::::＼ :::::￣￣ / :::::: ::/ ｜ .|
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丿こ ノ ヽ |:.:. ＼:::::::::＼:::::: / :::::: / |. ／ (_) .｜
､､ |:. :. :.. ＼ ::::::: ￣ :::: ／ ､ :′
__フ__ l ┼ |:. :. :.. ＼ ::.､ :::/-..,_ .＼＿＿／
（__ レ.丿 .|:. :. : ／⌒ヽ:::::〉 ..:::/:. :. :. ｀`～､、
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／ .| ,: / |:::::::/ ＼
rｧ_) | :/ ./ |::::〈 ＼
_ | / ＼ |::::::|
. / |＼;′ ＼ |:::::|
/⌒)ノ ./ ＼、|
(ζﾙ|˘ᴗ°ﾙ「……そうね、ヒル魔の言う通りだわ。
99は決して100にはならない。確実じゃない」
@cﾒ*◉ _ ◉ ﾘ「けど……もう方法なんてないよ。
どうするの、栞子ちゃん」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「……私は」
ζ ﾉᴗ ˘´Y「……見せつけてやればいいんじゃないか？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ミアさん？」
ｲdﾉﾉ . τlﾉ「……1パーセントの奇跡を。その1パーセントを、
足りない分の埋め合わせにしてやればいい」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「1パーセントの奇跡……」
ζ ﾉ､ ˘´Y 「……ふん、話しすぎたみたいだね。
ボクはハンバーガーを食べに行かせてもらうよ」ﾀｯ
⎛(cV„Ó ᴗ ÒV⎞「ふふっ、素直じゃないなぁ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「奇跡、か……」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「……」
ζ(*^ᴗ^*)ζ（窓の外に見える木の枝。雪が溶けて春を迎えようと、蕾が待ちわびている。
けど……その美しい満開の花弁を見ることはないんだろうね）
ζ(*^ᴗ^*)ζ（私は勇気が持てない。どうしても手術が恐ろしい。
これだけはどうにもならないんだ）
ζ(*;ᴗ;*)ζ（……一ヶ月後に、確実に来る死よりも
確定しない未来に身体を預けることが、恐ろしくて仕方ないんだ）
ｶﾞﾁｬｯ
ζ(*^ᴗ^*)ζ「！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「遥さん……泣いていたんですか？」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「な、泣いてなんかない！
何しにきたの栞子ちゃん？」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「当たり前だよ！
ラブライブに出る為に私は、ずっとがんばって……」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「個人戦の予選が、今月行われます。
私はそれを勝ち抜き、優勝してみせましょう」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「……なに、言ってるの？
栞子ちゃんに出来るわけないじゃん！
普段バカなことばっかりやってるのに！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「けど、やるんです」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「……私が優勝したら、手術を受けてくれませんか？」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「手術を……？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「私が個人戦で優勝する可能性は100に一つ……いえ、
万に一つもないかもしれません」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「そんな私が優勝すればきっと、それは……
希望になる」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「……本気で言ってるんだね。栞子ちゃん」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「私はいつだって本キ印の栞子ですよーだ」
猛特訓が終わった！
予選当日！ そういうことだ。
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ふっ……ふっ……」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「よし、緊張はしてない……ばっちりです」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「うん、衣装もバッチリ決まっててかわいい！」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「……その、栞子ちゃん。
遥ちゃんの為に本当にありがとう。
彼方ちゃんは栞子ちゃんのこと、少し勘違いしてたみたいだぜ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ふふっ、おだてたって何もあげませんよ？
私はいつだって私です」
虹ヶ咲の皆で応援してるから！」
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞ﾉﾚcｲ´=ω=)@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ从cι˘σ ᴗ σ˘*
jΣﾐｲ˶º ᴗº˶(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙﾍζ㎗òヮóﾘ⁄*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ
╰*(..•ヮ•.. ) *╯从[˶˃ᴗ˂˵]从ζ ﾉᴗ ˘´Yʃcʃ|.ò ᴗ ó)ʅ
「優勝目指して頑張って！」
ᶘｲ;⇁;ﾅ川「皆さん……」ﾎﾛﾘ
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ぐすっ、ありがとうございます！
遥さんの為に……絶対優勝してきますね！」
ζ(*^ᴗ^*)ζ『ひひひっ』
ᶘｲ^⇁^ﾅ川（だからそれまで、生き延びてくださいよ……！）
| ᶘｲ^⇁^ﾅ川 予選で落ちました！
／￣ﾉ( ﾍﾍ￣￣
遥ちゃんは自力で腫瘍をもぎ取って完治した。
完
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「夜中なので怪談をしましょう。
なんせ私はイナ川、イナ川といえば淳二です」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「自由すぎるよしお子。
もう何のSSか分からないし朝や昼に読む人のことも考えようよ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「朝や昼に読む奴のことなんて知ったこっちゃありませんよーだ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ヤりたい時にヤりたいことするのが一番です」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「じゃあかすみんも歩夢さんとセックスしてくる。
いますごくヤりたいし」
ᶘｲ ﾟ⇁ ﾟﾅ川「え……」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「いいですかぁ歩夢せんぱぁい」
@cﾒ*˘ ᴗ ˘ﾘ「仕方ないなぁかすみちゃんは」
ｲﾁｬｲﾁｬｲﾁｬｲﾁｬ
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（世界というものは残酷ですね。惚れた女がかすみさんを抱いている。
怪談するしかありません）
私の友人にＡさんという方がいまして、この方今は劇団員をされているんですけどね。そのＡさんが学生の頃に体験したって話です。
ある暑い夏のことでした。Ａさん、その日友人二人……仮にＢさんとＣさんとしますがね。二人と海に行って遊んだそうなんですよ。ビーチバレーやって、失敗はしたもののナンパもやって、たっぷり泳いで……まぁ楽しい休みですよね。
日も暮れてさぁ帰るかとなったんですが、なんだか物足りない。このまま家に帰って寝るっていうのもつまらないし、解散というのも名残惜しい。まごまごしてたらＢさんＣさんも似たような心持ちだったらしく、Ｂさんの家で酒でも飲もうってことになったんですね。
近所のコンビニでもって酒やらつまみやら買い込んで、さぁ飲んで食って大いに楽しもうってマンションの怪談かんかんかんかん上がっていって。目的の階に着いて、Ｂさんの部屋に向かおうとすると、Ｂさんフッと左を向いて嫌な顔をした。
Ｂさんのマンションって、よくある建築だと思うんですが、部屋に続く廊下から下の道路がよく見えるんですよね。そこに目をやって、やだなぁ、やだなぁってブツブツ言ってる。
おい、どうしたんだよってＡさん聞きながらひょいと、Ｂさんが見ている方向へ視線をやった。
女がいたんですよ。電柱があって、そこに隠れるようにして身体半分出した、真っ黒な服着た女がジイっとこっちを眺めている。なんだか気味が悪い。おい、Ｂ、なんだよあれとＣさんも言った。確かに気味の悪い女で、辺りは暗いのに遠くの電灯の心細い明かりに照らされて、真っ白な顔が暗闇の中にぬうっと浮かんでるようにも見える。
Ｃさんにそう問われて、Ｂさん、心底嫌そうにこう言ったんですよ。あぁ、あれさ、俺のストーカーだよ！ 少し前から付きまとわれてんだ！
嫌ですよね、友人の家に行ってストーカー見つけるなんて。それもとてつもなく不気味な女ですよ。Ａさん背筋がゾクゥッとして、早く目を逸らしたいと思いながらも女から目を離せない。
後ろからはＢさんがガチャガチャ鍵を開ける音が聞こえる。おい、早く入れよという声でようやく視線を逸らしたんですがね。
あれ、包丁じゃねぇか？
そんなＣさんの言葉で、Ａさんまた女の方へ顔を向けた。確かに暗くてよく見えないんですが、腕の辺りでキラキラ何かが光ってる。女が、包丁持ってジイっとこっち見てるんですよ。
うわぁっ！ と小さな悲鳴をあげて、ＡさんもＣさんも部屋の中に飛び込んだ。中にいたＢさん事情を知らないもんだから、なんだあって顔してこっち見てるわけですね。
実はあの女、包丁持っててさ……と話をしてみたところ、流石にそれは洒落にならないということでＢさんも警察に連絡をしたんですよ。ストーカーが包丁を、ってなるともう事件ですからね。警察もすぐに行きますって返答してくれました。
鍵を閉めてチェーンもかけて、ようやく一息ついた。警察を待っている間に、Ｂさんは何故ストーカーに追われるようになったか教えてくれたそうなんです。
あの、スマートフォンやパソコンで、地図ってありますよね。3D映像で立体的に見える地図です。見ていると旅行気分にもなれて便利なものなんですけどね。
Ｂさん、ある日なんとなくの思い付きで、住んでいるマンションからバイト先までの道をその立体地図で見てみたそうなんですよ。
そんなことして何が楽しいんだと思われるかもしれませんが、やってみると意外と楽しい。
あぁこの道だ、この通りは通ったことがない、あの店にも入ったことがない、色々知らないもんだなぁなんて先へ先へ地図を進めていたんですけどね。ふっ、と妙なことに気付いた。
ある道に差し掛かった時、電柱の陰から顔を半分だけ出している女が目に入ったんですよ。真っ黒な服を着て、真っ白い顔した気味の悪い女。
とはいえ、あの地図っていうのは、車に取り付けたカメラが撮影した画像を使ってるんです。そういうのに映りたくない人がそっと隠れるのは割とあることなんですよ。
だからそういうことだろうって地図を更に進めて、地図の上ではバイト先に着いてあぁ満足したと眠りについたんですね。
翌日はＢさんバイトが入っていたもので、準備して家を出て、ぷらぷらと見知った道を歩いていったんです。とはいえ昨日地図を見てますからね、なんとなく覚えている看板や通りに目をやっちゃうわけです。
今度の休みにこの店行ってみよう、なんて思いながら歩いていると例の通りに差し掛かった。あの気味が悪い女が、顔を覗かせていた電柱のある通り……そうそうこの電柱から出してたんだよなぁと、Ｂさんなんの気なしにそちらを見た。
いるんですよ。
昨日見た地図と全く同じ場所に、全く同じ格好の女が、同じように半分顔出してこっち見てるんですよ。ただその時は大して変には思わなかった。街には妙な人が多いですからね、いつもああいう風にしてるんだろうって考えたんです。
Ｂさん普段通りのペースで歩いていって、その女を通り過ぎようとした瞬間、ボソボソっと声が聞こえたんですよ。なんだ、と足を止めた瞬間気付いた。その女が小さな小さな声でＢさんに話しかけてたんですよ。
あなた見たでしょ。あなた見たでしょ。あなた見たでしょ。
能面のような真っ白い無表情をぐうっと此方へ向けて、それでも何故か顔を半分電柱に隠したまま、女がＢさんにそう繰り返してるんです。
うわっ、と叫んでＢさん逃げ出したそうです。なんせ気が狂ったような不気味な女ですからね。そんな女に、地図でたまたま見た翌日にそんなことを言われたら誰でも逃げます。
それでも無事バイト先に着いて、同僚たちにこれこれこんな気持ちの悪い体験をしたと笑い話にして、バイトが終わる頃にはＢさんもそんな女のことは忘れてたんですよね。
夜になってバイトも終わって、今日もお疲れ様でしたと通用口から出た。そこでまた、見たんですよ。通用口から伸びる真っ直ぐな裏路地、その先に一本電柱が立ってて、そこから女が覗いている。
あわてて通用口から戻って、同僚に着いてきてもらった時にはその女はもうそこにはいなかったそうです。
それ以来、事あるごとにその女を見かけるようになった。電柱の陰からジイっと、いつもの真っ黒い服着て、真っ白な顔で見つめてくるそうなんです。
とはいえ、それ以上のことをしてくるでもありません。気持ちは悪いけれど実害がないので警察も動いてはくれない。だからＢさん、今まで放っておいたわけです。
それが今、いきなり包丁持ってマンションの前に立ってたんですからね。Ｂさんの驚きといったら尋常じゃなかった。Ｂさん気付いていないだけで、今までから包丁持ってたかもしれないんですからね。
そんな話を聞き終えた辺りで、部屋のチャイムが鳴ったもんですから三人揃ってビクゥッと背を伸ばしてしまった。恐る恐るＢがインターフォンを確認してみると、外にいたのは二人組の警官でした。
外を確認してみたが、そんな女はいなかった。パトロールの回数を増やし、こちらも警戒しておく……とかなんとか、そんなことを言われたそうです。Ａさんも確認してみましたが、確かに女はいない。
ＡさんもＣさんも正直もう酒なんかどうでもよくて、すぐにでもＢさんの家から帰りたかったそうなんですが、あの女を見てしまった後では部屋から出るのが怖いんですよね。包丁持った女がうろついてるんですから。
仕方無しに戸締まりだけしっかり確認して、三人でちびちびと酒を飲むことにしたんです。会話なんてろくにありませんよ、あんなに楽しい気分だったのに、一気にしぼんでしまった。
しかし酔いも回ってくると気が強くなってきたと見えて、Ｃさんがこんなことを言い出したんです。
その女がいたという、地図を見てみたいと。
Ｂさん嫌がったんですが、Ｃさんも押しが強い。問答を聞いているうちに、なんだかＡさんも恐怖心が薄れてきて自分も見たくなった。二人がかりで来られたらＢさんも音を上げるしかない、仕方無しにパソコンを立ち上げたんです。
しばらくカチカチやって、Ｂさんのマンションの前に画像が変わった。そこから前の道をすうっ、すうっ、と進んでいく。なんだかんだ三人ともこの付近に住んでいるものですから、道も知ってはいるわけですね。
女のことよりもこの店が美味いだのこの通りは近道になるだの、くだらない話をしているとどんどんどんどん楽しくなってくる。渋っていたＢさんも地図を見ながら楽しげに喋ってるわけですね。
すうっ、すうっ。ああでもないこうでもない。
すうっ、すうっ。ああでもないこうでもない。楽しいわけだ。
と、そのすうっ、すうっの動きが止まった。Ａさん達も当初の目的を思い出して、画面を覗きこんだ。しかし画面には何も映っちゃいない、見慣れた道が続いてるだけなんです。
おいどうしたんだよ、なんで止めたんだよと声をかけてみると、Ｂさん青い顔して冷や汗垂らしてブルブル震えてるんです。
なんだよ、おい、酔ったのかと心配していると、Ｂさんゆっくり首を振った。
俺があの女見たの、この電柱なんだよ。けどな、今見たらな、いねぇんだよ。あの女、いねぇんだ……。
Ｂさんが指差しているのは何もない電柱なんですよ。女が顔を出してもいない、何の変哲もない電柱。更新されたってわけでもあるまいし、きっと間違えてんだよとＣさん笑い飛ばしたんですがね。Ｂさんガタガタ震えてる。
間違ってねぇよぉ。この店あってさ、この看板あってさ、この電柱に女がいたんだよ。俺、覚えてんだよ……。
泣きそうな声で言うＢさんに、ＡさんもＣさんも背筋がゾクゥッとしましてね。とにかくもっと飲めと酒をじゃんじゃん勧めたんです。
酒を飲んでいると、やはりじわじわ恐怖心が薄れてくる。Ｃさんは赤い顔して、パソコンの前に陣どって何やら地図をすうっ、すうっとやっていますし、ＡさんもＢさんにしきりに話しかける。けどＢさん駄目なんですよね、どれだけ酒を飲んでも青い顔して沈んだままなんです。
まずいなあ、どうしたもんかなぁと思っていたところ、Ｃさんあれえっと声を上げたんだ。どうした、って二人して画面を見てみたら、地図がこのマンションの前なんですよね。
けど妙なんですよ。マンションの敷地内に入ってるんですよ、その画像。
先程も言いましたが、あの画像はそういう地図を作る会社が、カメラを付けた車で走り回って撮っているんですよ。私有地に入ってくるわけないんだ。
なのに間違いなく画像はマンションの敷地内に入ってる。その上矢印まで出てる。まだ進めるんだ。Ｃさん、すうっとその矢印を押した。
画像がパッと切り替わった。エントランスなんだ、このマンションの。いよいよもってこれはおかしいぞという話になった。Ｂさん震えが止まらないし、Ａさんも少し震えてきた。
おいっ、消せよ！ そう叫んだＡさんの声が聞こえていないかのように、Ｃさん、また矢印をすうっと進める。画像が階段になった。すうっ、すうっと登ってきてんだ。
階段が次々切り替わって、ある階でぴたっと止まった。この階なんだ、Ｂさんの部屋がある階……。
またすうっとやると、画像が階段から廊下になった。と、同時に。
カンッ、カンッ、カンッ。
廊下を硬い靴でもって歩く音が聞こえてくる。
カンッ、カンッ、カンッ。
ぴたっ、と音が止まった。画像も切り替わって、部屋の前なんだ。この部屋の前で、画像が止まってるんだ。Ｂさんの震えがいよいよ大きくなってきた。Ａさんももう気味が悪くて、怖くて、涙で目の前がぐじゃぐじゃになってくる。
まだ、矢印があるんですよ。
Ｃさん、押したんです。ドアがガチャリと開く音が聞こえた。鍵もチェーンもしたはずなのに、ドアが開いた。
地図画像に映っていたのは、パソコンを覗き込むＡさん達の後ろ姿だったそうです。その瞬間、カンカンカンッと素早い足音が聞こえて……！
Ｂさんが、Ｃさんからマウスを奪い取って画像を消した。途端に音が止み、シィンと静かになったんです。
Ａさん達が恐る恐る振り向くと、やはりドアは開いていたらしいんです。チェーンはかかったままでしたが、鍵は壊れていました。
部屋の中には黒い足跡が、玄関から真っ直ぐ此方へ向かって続いていたそうです。文字通りＡさん達の真後ろまで。
Ｃさんはというと、放心状態で口から涎を垂らして固まっていましてね。Ａさんが何度か揺さぶるとようやく覚醒し、画像が敷地内に入ってから何も覚えていないと言っていたそうです。
Ｂさん、すぐにパソコン捨ててそこから引っ越したそうですよ。引っ越してからはその不気味な女の姿は見ていないようです。
……未だにあの不気味な女の正体も、何故か部屋の中にまで入ってきた地図画像も、黒い足跡が何なのかも不明なままです。それに関連性があったのかすらも。
まぁ、Ｂが元気になってくれて良かったよ。Ａさん、私に話しながらそう笑っていましたがね。私、見たんですよ。
電柱の陰から身体を半分だけ出して、Ａさんの方を見てる女の姿を。あれ、半分だけ出してるんじゃないんですよ。
私の角度からはよく見えたんですけどね、半分だけしかないんですよ。潰れてんですよ。半分しかない潰れた女が、見てるんですよ。
Ａさんは、まだ女が自分を見ていることに気付いていません。
そんな話、聞かせてもらいました。
完
（⇁˘ﾅ川
(⊃⌒*⌒⊂)
/_ノ ヽ_)
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「だめですよーだ。
かすみちゃんが後100回イッてからね」
╰*(..•ヮ•.. ) *╯「100レス目なのにこんな汚くていいのー？」
ここのせつ菜草
⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ「ふふーん♪」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川 ﾃｸﾃｸ
⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ「あっ！ 栞子さん！！
今日もフェイスがファニーでアグリーですね！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「そうですか？
ありがとうございます」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川 ﾃｸﾃｸ
⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ「……？ あれ？
普段ならもっと皮肉を言ったりセクハラしてくるんですが……」
╰*(..•ヮ•.. ) *╯「具合でも悪いのかなー？」
さてさて犠牲者は……」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川
从cι˘σ □ σ˘*「おっ、丁度いいところに！
しお子ー！ 美味しいコッペパン食べない？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「おや、ありがとうございます。
いただきま……」
ᶘｲ゜⇁゜ﾅ川「むぐっ！？」
从cι˘σ ᴗ σ˘*（にひひっ、イタズラ大成功！
カンカンになって怒りますよぉ〜！）
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「……こういったイタズラは感心しませんよ。
辛いのが苦手な人もいるんですから」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川 ﾃｸﾃｸ
从cι;˘＞ □ ＜˘*「あ、あれぇー？」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「どう考えてもおかしいですよぉ！
お尻も出さないしゲロも吐かないなんて！」
⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ「わたしもスルーされました！！」
⎛(cV„Ó ᴗ ÒV⎞「黙ってればときめく美人だと思ってたけど、
なんだかこれはこれで不気味だねぇ」
@cﾒ*˘ ᴗ ˘ﾘ「……厳しくしすぎちゃったのかなぁ」
ﾉﾚcｲ´=ω=)「もしかして栞子ちゃん、彼方ちゃん達のことが
嫌いになっちゃったとか……？」
╰*(..;ヮ;.. ) *╯「そんなの嫌だよー」
ዖ⦇d ò ヮ óﾘየ「……」
ዖ⦇d ò ヮ óﾘየ「ねぇ、栞子」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「おや、ランジュ。ミアさんもお揃いで」
ｲdﾉﾉ . τlﾉ「イナ川会に出てたんだけどさ、キミもしかして
皆にあのこと黙ってるのかい？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「……えぇ、まぁ」
ዖ⦇d ò ヮ óﾘየ「なんでよ？ 自分で何をしてるか分かってるの？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「……分かってますよ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「私は来週から三年間、アメリカに留学する。
そして、そのままアメリカの大学に進む。
……だから皆にはもう、会えないかもしれない」
ዖ⦇d ò ヮ óﾘየ「分かってるなら！
なんでしっかりと皆に伝えないのよ！？」
ዖ⦇d ò ヮ óﾘየ「……っ！ 栞子のバカ！ いんきん！ メス豚！
アナルに毛が生えてる！ ニングイシンファンインファンイン！」ﾀﾞｯ
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「あ……」
ζ ﾉ､ ˘´Y 「……キミがどう考えているかなんてボクには分からないよ。
けれど、ケジメだけはしっかり付けなきゃいけないんじゃないかな」
ｲdﾉﾉ . τlﾉ「誰にも言わずにお別れなんて悲しいじゃないか。
それがロング・グッドバイなら尚更ね」
ζ ﾉ､ ˘´Y 「……ま、ボクが言えた立場じゃないのは分かってるけどさ」ﾃｸﾃｸ
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ミアさん……」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「……私はどうしたらいいんでしょう」
自分の努力が認められたような気さえした）
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（すぐに皆に伝えようとして、家を飛び出して……。
皆の顔を見た途端、何も言えなくなった）
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（……留学はしたい。けれど、皆と離れたくない。
二つの思いに挟まれて、気付けば留学は来週に迫っていました）
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（……このまま、何も言えずにお別れする）
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川（……私は、弱虫ですね）
@cﾒ*˘ ᴗ ˘ﾘ（あれから何度も話しかけたけど、栞子ちゃんは相変わらず。
どこかぎくしゃくした空気が同好会を包んでいる）
@cﾒ*˘ ᴗ ˘ﾘ（栞子ちゃんがまともになったんだとしたら、嬉しいことなのかもしれない。
私たちは散々迷惑をかけられてきたんだから。
けど……）
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「……」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「し、栞子ちゃん。見てほしいものがあるんだ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「はい？ なんです？」
（ᴗ ˆ˵ﾘ ）
(⊃⌒*⌒⊂) わ、私のおしりだよ！
/_ノ ヽ_)
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ（は、恥ずかしい……！
けどこれなら栞子ちゃんも……！）
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「……風邪、引きますよ。仕舞ってください」ﾃｸﾃｸ
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「えっ、あ……うん……」
@cﾒ*˶; ᴗ ;˵ﾘ（本当にどうしちゃったの……？
栞子ちゃんがふざけてないと寂しいよ、なんだか切ないよ……）
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「……」
ዖ⦇d ò ヮ óﾘየ「本当にこれでいいのね？」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「いいんですよ、これで」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「私ははた迷惑なイナ川ちゃん。
いつの間にか消えて、皆から忘れられるんですよーだ」
ζ ﾉ､ ˘´Y 「……嘘つきだね」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「嘘？」
ʃcʃ|.ò ᴗ ó)ʅ「ランジュにだってそのくらい分かるわ！
この一週間、栞子はふざけたことも言わないし、
イタズラもセクハラもしなかったじゃない！」
ｲdﾉﾉ . τlﾉ「せめて最後くらい、まともな人間として……
覚えていてほしかったんだろ？
美しく楽しい思い出としてさ」
ᶘｲ˘⇁˘ﾅ川「……悪いですか？」
ζ ﾉ､ ˘´Y 「それを決めるのはボクじゃない。キミさ」
これで……湿っぽいのは私には似合いませんから」
ﾉcﾉﾉσﾉᴗ σb「そうかな？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「！？
かのんさん……」
ﾉcﾉﾉσﾉᴗ σb「いいの？
栞子ちゃんを「大好き」って言ってくれる人がいて
「一緒に笑いたい」って言ってくれる人がいて
なのに……本当にいいの？
本当にこのままでいいの？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「私は……」
ﾉcﾉﾉσﾉᴗ σb「私ね、栞子ちゃんがスクールアイドル同好会を通して
いろんな色の光で結ばれていくといいなって思ったんだ。
赤だったり、青だったり、緑だったり。繋がったり、結ばれていく中で
私たち自身、想像もしないような色になっていく」
ﾉcﾉﾉσﾉᴗ σb「……栞子ちゃんが最後に見る景色は、
本当にこんなに悲しい色でいいの？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「わたし、は……」
ᶘｲ;⇁;ﾅ川「……いいわけありません！
本当は、本当は皆と、皆ともっと……一緒にいたかった！
けど、もう手遅れなんです！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「花丸さん……！？」
ﾉcﾉ,,･o･,,ﾉﾚ「全然手遅れなんかじゃないずら！
マルも皆も……栞子ちゃんと離れるなんて嫌だよ！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「なんで、この場所が……」
ʃcʃ|.Ō ᴗ Ō)ʅ「……ミアよね？ 話したの」
ζ ﾉᴗ ˘´Y「さぁね。田舎者の子猫ちゃんの前で
独り言を呟いただけさ」
ﾊﾞｺﾞｫｫｫﾝｯ
9cﾊσ ᴗσﾘ「やんやん！ 間に合いましたっ！」
/cV ;σ_VσV「空港の壁に大穴が開いてるじゃないですか！
何故アクセルとブレーキを間違えるんです！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ことりさん、海未さん！」
何故分からないんですか！？
皆、あなたのことが大好きなんですよ！！」
9cﾊσ ᴗσﾘ「ことりも気持ちは分かるんだけどね。
やっぱりしっかり伝えなきゃ駄目だよ」
╭*(๑˘ᴗ˘๑)*╮「もし黙って飛行機に乗ってたら、
地球の果てまで追いかけてわしわしMAXしてやるところやん」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「皆さん……」
⌒°(#･ω･)°⌒「ルビィ怒ってるんだからね！
お別れパーティーくらいさせてほしかったもん！」
|c||´.-｀||「わたくし達と栞子さんの関係はその程度のものでしたの？
ショックでおほれませんわ……」
ᶘｲ;⇁;ﾅ川「う、うぅ……」
ᶘｲ;⇁;ﾅ川「善子さん……」
`¶cﾘ˘ヮ˚)|「ヨハネよ。アンタとは色々あったわね。
セックスシーンを配信されたせいでBANされたり、
ダイエットしたり……」
`¶cﾘ˘～˚)「はっきり言って、憎んでたわ。
なんで私をこんな目に合わせるんだろうって」
ᶘｲ;⇁;ﾅ川「ごめんなさい……」
`¶cﾘ˘～˚)「けど、全てが嫌になって部屋で引き篭もってた私に、
毎日毎日声をかけてくれたのも栞子だったのよね」
`¶cﾘ˘ヮ˚)|「今日はこんな楽しいことがあった、明日はこんなことをするって……
気付いた時には私も巻き込まれて、部屋から出るようになってた」
`¶cﾘ˘ヮ˚)|「……一回しか言わないからよーく聞いときなさいよ。
大好きよ、栞子。どこに行ってもずっとずっと、アンタと私は親友だから」
ᶘｲ;⇁;ﾅ川「う、うぅ……」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「栞子ちゃんがいなかったら、今頃私は死んでたかもしれない……
勇気をくれたのは栞子ちゃんだよ」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「私は……優勝できませんでしたけどね」
(ζﾙ ˘ ᴗ ˚ ﾙﾍ「そんなの関係ないわよ。誰かの為に挑戦する、
それ自体が誰かの勇気になってるのよ」
⁄/*ｲ`＾ᗜ＾ﾘ「そんな優しい栞子さんがずっとずっと、大好きです！！」
ζ㎗òヮóﾘ「もんじゃを馬鹿にしたことも許してあげるよ。
アメリカでも広めてきてよねっ！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「もんじゃは普通にゲロだと思いますけどね」
ζ㎗òヮóﾘ
从cι˘σ ᴗ σ˘*「……」
黙ってちゃ分からないよ？」
从[´・֊・]从「かすみちゃん、最後なんだからしっかりしなきゃ。
璃奈ちゃんボード『最終回』」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「……」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「かすみさん……」
从cι˘σ ᴗ σ˘*「……なんで、言ってくれなかったの？」
从cι˘σ □ σ˘*「かすみんは……わたしは！ もっともっとしお子と遊びたかった！
お別れするなら、たくさん遊んで、笑い合って、
もっともっと思い出を作りたかった！」
从cι˘＞ □ ＜˘*「なんで……なんで教えてくれなかったの！？」
ᶘｲ;⇁;ﾅ川「ごめんなさい……勇気がなかったんです。
どうしても伝える勇気が出なかったんです」
从cι˘; ᴗ ;˘*「ぐすっ……向こうについたら絶対手紙ちょうだい。
返事書くから……絶対だから！」
ᶘｲ;⇁;ﾅ川「はい……！」
⎛(cV„◜ᴗ◝V⎞「ふふっ、今日も栞子ちゃんはときめくね」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「お二人とも……ありがとうございます。
迷惑ばかりかけていてすいませんでした」
╰*(..•ヮ•.. ) *╯「パンダごっこに付き合ってくれて楽しかったよー！
またあそぼーね！」
⎛(cV„Ó ᴗ ÒV⎞「向こうに行っても元気でね、栞子ちゃん」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「はい、ありがとうございます！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「……っと、そろそろ時間ですね」
ዖ⦇d ò ヮ óﾘየ「もう時間なのね……」
ζ ﾉ､ ˘´Y 「……おいおい、絶対に挨拶しなきゃいけない人が残ってるだろ？」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「……」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「……」
いえ、本当に申し訳ありませんでした……！！」ｶﾞﾊﾞｯ
@cﾒ*;˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「し、栞子ちゃん！？」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「ぽむりこちゃんイタズラ騒ぎで、歩夢さんは終身刑になりかけました……
悔やんでも悔やみきれません」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「気にしなくてもいいんだよ、そんなこと。
ちゃんと罰は受けてたしね」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「そ、それでも……」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「ねぇ、栞子ちゃん。栞子ちゃんって私の事好きだよね」
ᶘｲ^⇁^;ﾅ川「えっ……！？」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「態度見てたらすぐ分かるよ。
バレバレだもん」
ᶘｲ^⇁^;ﾅ川「は、はは……気付かれていたんですね……。
恥ずかしいです……」
歩夢さん、私は歩夢さんのことが──」
ﾁｭｯ
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「むぐっ！？」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ
ᶘｲ^⇁^ﾅ川（き、キスされた？
口に……）
⎛(cV„Ō ᴗ ŌV⎞「お熱いねぇ、ときめいちゃうよ」
ﾒﾉ＾ﾉ｡ ＾ﾘ「こういうのもっとちょうだいもっとちょうだい」
|c||^.- ^||「んまー！ ですが空気を読みなさい。
塩かけますわね」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「……ぷはっ！
あ、歩夢さん……！？」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「……続きは」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「はい！？」
@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ「続きは、今度出会った時ね。これが私の返事」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「……！ はい！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「きっとまた帰ってきます！
きっと、絶対に……皆さんのところに！」
ᶘｲ^⇁^ﾅ川「それまでしばし……」
⊂⌒ヽ (⌒⊃
＼ ＼ / /
⊂二二二ᶘｲ^⇁^ﾅ川ニニ二⊃ お別れです！
＼ ＼_∩_／ ／
（ (::)(::) ）
ヽ＿,*､＿ノ ﾌﾞｰﾝ
／／／
／／／
（＞＜) ᶘｲ^⇁^ﾅ川
( )Ｖノ ）
| | | |
完
作者様に感謝とお礼を申し上げます
いちいち顔文字コピペするのが面倒で顔文字SS断念した方にもオススメ
璃奈『失敗した失敗した失敗した失敗した(ry』
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1669827853/
悔しい
乙です
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