夏美「ざぁこ♡ざぁこ♡まるキチ先輩♡お団子が弱点♡」千砂都「ふぅん…」
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夏美「ざぁこ♡ざぁこ♡コーラ好きな子ども舌♡ピーマンが苦手なんてだっさ〜い♡♡」
夏美「1年生より胸がない♡3年生になってもないまんまなの確定で恥ずかしくないんですかぁ〜♡♡」
夏美「冴えないたこ焼き屋でワンオペバイト♡無免許運転♡♡」
夏美「朗読のやつの再生回数すくな〜い♡しょっぼ〜い♡♡」
夏美「部長権限で練習倍増♡スパルタ鬼教官♡後輩たちがかわいそ〜♡♡」
千砂都「…」
夏美(あれ? あんまり効いてませんの…じゃあ!)
夏美「下の毛すかすか♡」
千砂都「は?」
夏美「ひぃっ!!!!???」ビクッ
――――一月前
夏美「貴女のことが好きです!」
千砂都「えっ」
千砂都「ええええええっ!? 私!?」
夏美「はい、ですの…///」コクリ
千砂都「えぇ…えぇぇ……」
千砂都「きな子ちゃんとかかのんちゃんとか四季ちゃんとかすみれちゃんじゃなくて?」
夏美「はい…」ドキドキ
千砂都「私…!?」
夏美「そう、ですの…」ギュッ…
千砂都「!!」
夏美(とある事情で千砂都先輩に相談した私は、親身になって話を聞いてくれる千砂都先輩に恋をした
――この人は私を大事にしてくれる。守ってくれる。その確信に後押しされて私は告白した)
夏美(だけど、私が千砂都先輩を好きになった理由はそれだけじゃないですの――
――それは…かのん先輩との関係から見え隠れする深い深い愛情・信念・献身…
――強い想いはまるで物語の登場人物のよう
――この人に愛されたい
――この人の想いを全部私一人のものに出来たら?
――これまでの冴えない人生がひっくり返るほど、誰よりも幸せになれる…!
――スクールアイドルとしての活躍も2人で一緒に…!同じ夢を見られる…!)
――突然の告白に驚く千砂都先輩を抱きしめる
――――だけに留まらず…私はそのまま、先輩の唇を奪った
――まるで小悪魔のように)
――2週間前
千砂都(付き合い始めて2週間…順調、だよね ドキドキ
――急な告白、そしてキス…戸惑いながらも私は彼女の告白に応じた
――ただ流されるようにOKをしたわけじゃない…と思う
――今まで私の一番大事な人だったかのんちゃんが留学する
――だからかのんちゃんとの関係にしっかり名前をつけ、ひと区切りしたかった
――答えは『親友』だった。最近同じ言葉をくれた恋ちゃんと同じ関係だった
――そして…私たちが『親友』であると気付いたその時、心にポッカリ穴が開いた
――私はこれから、一体何のために生きるんだろう…?
――彼女の熱い告白がその答えになった
――この人を愛そう…)
千砂都(付き合い始めて2週間で彼女を家に誘い…そして抱いた
――可可ちゃん曰く2週間でするのは早いかもしれないらしい デス
――以降は…彼女が『お友だちの家に泊まる』許可が出た日は毎日のようにした
――だけど私はなかなか達することが出来なかった
――愛したい人と愛されたい人、2人の意識の違いは歪さを生んでいたから
――気が付いた時には、私が攻めで彼女が受けになっていた
――お互いが、その関係を喜んだ
――そして…いつの間にか『S』と『M』になった)
夏美「これ…使ってみたいですの」ブゥゥゥゥン
千砂都「いやいやどこで手に入れて来たのこれ…」
夏美「すみれ先輩から…」ポッ
千砂都「後輩になんてもの渡してんの…」
夏美(初めはおもちゃを使ったプレイ。それから目隠し)
夏美「あ…ぁぁ…! どこ!? 千砂都せんぱぁい…♡」
千砂都「ここだよ♪」
夏美「ひゃあんっ!? い、今の感触なんなんですの…!?」
千砂都「筆だYo! 今の反応可愛い♪」
夏美(ペットになったり、手錠をはめられたり…)
夏美「マンマルの真似ってどうしたらいいんですの…?」
夏美「というかマンマルを〇したいってことなんですの?」ジェラッ
千砂都「ゴメン…。やっぱり普通に猫か何かでいいよ…」
夏美(そしてその時に分かった。千砂都先輩はまだまだSになり切れてない
――だから怒らせて衝動に身を任せやすくしたんですの…
――現在に戻る
キーンコーンカーンコーン
千砂都「あ…!」ハッ
千砂都(今の、鐘の音…!? 今何時!?)
千砂都「もう下校時間だ…! 私、時間も忘れてこんなところで…!」
千砂都「夏美ちゃん! ―――」
夏美「」ドロリ…
千砂都「――――!!」
千砂都(横たわる肢体とグショグショに濡れた服。そして床
――そして匂いは誰でも異常を感知するものだと思う(夏美ちゃんはそうでもない方だと思うけど))
千砂都「急いで掃除しないと…!」
千砂都(あぁ…)
千砂都(こんなこと…やめないといけないな…)
夏美「ナッツ…?」パチクリ
夏美「あれ…? 私また寝ちゃって…」
千砂都「夏美ちゃん起きた!? 急いで! 巡回の先生来ちゃうよ!」
夏美「巡回!? ってことは…もう下校時間なんですの!?」
千砂都「部活サボっちゃった…。私、部長なのに…!」
千砂都「連覇っていう新しい目標が出来たばっかりなのに…!!」ギリッ
夏美「あ…」
夏美「ぬわあああっ!? LINEの通知もこんなに…!」
千砂都「っ…」
千砂都「とにかく今日は家に帰ろう…」
………
千砂都「…今日のことは反省しないとだね」
夏美「…まったくですの…ヒートしすぎちゃいましたの」
千砂都「…」
千砂都「この件を反省して…しばらくはしないようにしよっか…」
夏美「えっ…!?」
千砂都「私…衝動的に夏美ちゃんを襲っちゃったんだもん。こういうの、良くないよ…」
夏美「よ…」
夏美「良くないなんてないですの! 私が望んで千砂都先輩はそれに応えてるだけですの!」
夏美「私はもっと激しく愛されたい…! その想いは毎日どんどん膨らんでいくばかりで…!!」
千砂都「だったら尚更、セーブしないといけないよ…」
夏美「っ!!?」
千砂都「それに私ね…いっつもした後で後悔するんだ…」
夏美「後悔…ですの…?」
千砂都「うん…。夏美ちゃんに焚きつけられて、衝動的に貴女の事〇すんだけど…」
千砂都「この衝動はどこから来るんだろうって思うんだよ…」
千砂都「私…小さい頃はいじめられてたんだ」
夏美「え…」
千砂都「だから…その時の経験がフラッシュバックして他虐的になってるんじゃないかって…」
千砂都「怖いんだよ…」ブルッ
千砂都「ゴメン…こんな頼りない先輩で…」
夏美「せん、ぱい…」
夏美(私のせいですの…)
夏美(自分が愛されたいがために…先輩の辛い過去まで引き出してしまったんですの…!?)
……………
すみれ「で、その日からずーっとレスが続いてるってワケね」
夏美「ですの…」シュン
すみれ(いつでも相談に来なさいフフンとは言ったけど内容が重い!!)ギャラクシー!?
すみれ(というか洗いざらいしゃべってるけど恥っずかしい内容ね!? )
すみれ(ただ…知り合いの恋愛事情は勉強になるわね)フムフム
すみれ「まぁ、ルールは守らないとだし部活や勉強を疎かにするようなプレイはダメよね」
夏美「そこは反省してますの…」ショボン
夏美「でも…」
すみれ「そうよね。反省した上で、ちゃんとした場所と時間でしたいわよね」
すみれ「…夏美は愛されたいんだもんね」
夏美「ですの…」
すみれ「千砂都のトラウマについてはチラッと聞いてるわ」
すみれ「こればっかりはなかなかどうにも出来ないかもね…」
夏美「やっぱり…そうですの?」
すみれ「子どもの頃の経験を払拭するのは難しいわ。…私だって、過去を変えたいって思うくらいよ」
すみれ「夏美だってそうでしょ?」
夏美「っ…」
すみれ「だから…それなら『今』を変えるしかないんじゃない?」
夏美「『今』を…?」
すみれ「そう。これは貴女たち2人の関係を見直すいい機会だと思うのよ」
すみれ「夏美、貴女は『千砂都に愛されたい』のよね?」
すみれ「それって…」
すみれ「千砂都を愛してはいないの?」
……………
可可「ファアアアアーーーーッ! 禁断のセカイデス…!」
千砂都「恥ずかしい…///」
可可「レンレンじゃないデスがとっても興味深いデス! 是非是非続きを!」ハァハァ
千砂都「これ以上はもう言わない…///」
可可「千砂都が過去一可愛い気がしマス!」
可可「…っと、弄るのはこのくらいにしないとデスね。せっかく可可を頼りに来てくれたのデスから」
可可「ところで、なんで可可のところに?」
千砂都「すみれちゃんと付き合ってるのは知ってたし恋愛の先輩だから…かな」
千砂都「ゴメンだけど恋ちゃんはこの手の話には疎そうだし…」
千砂都「かのんちゃんには『何故か』この手の話はしたくないなって思うし…」
可可(『何故か』デスか…。そう思うのはどこかでまだ恋愛感情が残ってるからなのでしょうか…?)
可可「千砂都が可可を頼ってくれるのはとっても嬉しいデス! 力になりマスよ!」
可可「その、衝動というのは抑えられないものなのデスか?」
千砂都「どう、なんだろう…? この前のことで反省したから大丈夫かもしれない」
千砂都「けど…抑えられないのかもと思うと怖いんだ…」
可可「なら無理はしない方がいいかもデスね」
可可「それよりやはりマンネリ打破が良いと思いマス」キラリ
千砂都「マンネリ打破?」
可可「ハイ。ここだけの話…」ヒソヒソ
可可「可可たちも、普段は可可が攻めですみれが受けなんデスよね///」ポッ
千砂都「えっっっっ////!? 急にそんな話…///」
可可「でも、時々逆になるのデス…/// 千砂都たちほどハードなプレイはしてませんが…///」カアアアア
可可「あぁーーー! 恥ずかしいこと教えてしまいましたぁー!」ウネウネ
千砂都「可可ちゃん…」
千砂都(そっかぁ…私たち…そんな当然のことも忘れて…!!)
千砂都「…ありがとう、可可ちゃん」
千砂都「そんなに恥ずかしがってまで私の為にアドバイスくれて」
可可「いいってことデス! 千砂都は親友デスから!」
千砂都「…!」
千砂都「うん! 私も親友だと思ってる!」
可可「2人がもっと良い仲になると良いデスね!」
千砂都「絶対そうなるように頑張るよ!」
可可「うぃっすー!」スッ
千砂都「あ…!」
千砂都「うぃっすー!」スッ
可可・千砂都「うぃっすーうぃっすー!」
……………
千砂都(彼女からの少しぶりのお誘いに、安堵と緊張が入り交ざる
――可可ちゃんと相談した…そういう方向に持ち込めるかな…?)
夏美(すみれ先輩との相談を終え、数日ぶりに千砂都先輩の家を訪れる
――あの日以来…一緒にいる時間自体は減ってないけどどこかギクシャクしていましたの
――けど…それも今日で終わり)
夏美「千砂都先輩…!」
夏美「…貴女のこと…抱きますの!」
夏美「今までずっと、千砂都先輩に愛してもらってばかりで…何も返せてなかったですの…!」
夏美「貴女に愛してもらいたかった…貴女の愛を独り占めしたかった…それが私の夢でしたの…!」
夏美「でも、今は違いますの…」
夏美「…これを言うの、告白の時以来かもしれませんの」
夏美「貴女のことが好きです…!」
千砂都「あ…!」
千砂都「うん…。私も夏美ちゃんのこと愛してるし、愛されたい」
千砂都「来て…?」
千砂都(攻め・受け…S・M…先輩・後輩……愛したい・愛されたい
――ずっとそんな固定観念…これが私たちの愛の形なのだと縛られていたような気がする
――私たち、やっと…)
千砂都(普段と違う向きでベッドに転がり、その上に私より小柄な彼女が被さる
――いつもと同じ大好きな人。表情は普段と違うからドキリとする
――ちょっと表情硬いけど、可愛いなぁ…)
夏美(先輩の上にいるのは初めての経験かもしれませんの…
――先輩も緊張してる? 笑顔なのにどこか不安そうにしているのが分かる
――乱暴にしたら昔のことを思い出させるかもしれない。優しく、優しく――)
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epilogue
千砂都「はい、夏美ちゃんあーん」イチャ
夏美「あ、あーん…ですの///」イチャ
夏美「って、こんなの恥ずかしいですのぉー!」
きな子・メイ・四季・かのん・恋「口リカップル尊い…!」ニチャァ…
すみれ「ブレないわねアンタたち…」
可可「口リとは言いマスが、ベッドの上では可可たちより大人なことしてマスよ」
きな子・メイ・四季・かのん・恋「―――――――!!?」
きな子・メイ・四季・かのん・恋「見たい…!」ウズウズ
すみれ「見せられるわけないでしょ! 散りなさーーい!!」
きな子・メイ・四季・かのん・恋「(ウィーンを絶対に許さない会開催中)」
可可「それで? あれ以降はどーなのデスか?」ニヤニヤ
千砂都「順調だよ♪ 可可ちゃんたちのお陰だね」
すみれ「そう…。それなら良かったわ」ホッ
夏美「グソクムシ先輩もたまには役に立ちますの」ウンウン
すみれ「アンタもブレないわね…夏美ー!」
夏美「やーいやーい!」キャッキャ
可可「えっと…その…アッチの方も順調なんデスよね?」ポッ
千砂都「うん…///」
千砂都「私…後輩に抱かれちゃった♡」ポッ
可可(えッろいデス)
千砂都「けど、その後は元の役割に戻ったかな」
可可「ほーう? 大丈夫なのデスか?」
千砂都「以前ほど我を忘れるようなことはなくなったよ。場所も時間も体力もちゃんと弁えてるよ」
千砂都「もう、あんなことにはならないと思う…前より夏美ちゃんのこと信じられるから」ポッ
千砂都「って言うか聞いてよ〜。夏美ちゃんのこと前よりもっと好きになっちゃった気がしてさ〜」
可可「ありゃ…惚気になってしまいました」
千砂都「夏美ちゃんの胸がまるくってさぁ…///」
可可「〇…」
夏美(あの日以降は千砂都先輩の言う通り、元の役割に戻りましたの
――ただ…今後も時々、私が千砂都先輩を抱くことも増えると思いますの
――私は千砂都先輩のことが好きだから!)
千砂都「…今日もバレなかったね♪」
夏美「でっすの♡ あんなに近くにいたのに誰も気づかないなんて…」
夏美「すみれ先輩はやっぱりグソクムシ先輩なんですのぉ〜。にゃははっ♡」
千砂都「言い過ぎはダメだよ」ポンポン
夏美「分かってますの」
夏美「…そろそろ…♡♡」ドキドキ
千砂都「はい、じゃあ取っていいよ」ポチッ
夏美「ひゃっ…ぁぁんっ…!?」ブゥゥゥゥン
夏美「今…ローターonにするのは反則ですのぉっ…♡!」ドキドキ
千砂都「家の外ではonにしなかっただけいいじゃない」ニッコリ
夏美「あっ…にゃふっ…ぁはぁんっ…///」
千砂都「帰ってきたし今日もしよっか」
千砂都「たくさんしてあげるね…」
完
乙
許すなの会の裏でこんなことになってたとはね
>>54
それは別の人の作品だ 朝からすげーのありがとうございます🐜
ぬいてきやすw なんで早朝に書いたの。。。?
祝日なのに朝からヌかないとじゃないっすか💖 メスガキ夏ちぃがsmにハマるエッッSSとか斬新すぎて出てこないわ ロリカップルが一番大人なことしてるは草
こういうわけわからん供給がなされるからSSは面白い ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています