【果林誕記念SS】姫乃「今日は果林さんの」エマ「誕生日だね!」果林(またバトルするのかしら…この二人…)【ラップ注意】
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※一部変えてはいますが、マイクなどの設定はヒプノシスマイクからの流用です
※一部キャラディス要素を含みます。キャラディスが苦手な方、キャラ同士のディスが苦手な人にはおすすめできません
※作中の設定はユルユルです。アニメ、スクスタの設定が混在しており、過去作との整合性とかも考えていません
※この話における「スイス」はスイス連邦のことではありません。スイス連邦を誹謗中傷する意図はまったくありません
※ラップ部分は各自いい感じのリズムで読んでもらえると助かります 過去作
2021 エマ誕記念
【SS】姫乃「決着をつけますか…スイスぅ!」エマ「え〜私は気乗りしないな〜」【ラップ注意】
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1612524866/l50?v=pc
2021姫乃誕記念
【SS】姫乃「今日4月17日は私たちの」曜「誕生日だね」エマ「二人ともおめでとう」【ラップ注意】
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1618670043/l50?v=pc
2021果林誕記念
【果林生誕祭記念?SS】果林「今日は来てくれてありがとう」エマ「では、ラップバトルを!」姫乃「しませんよ?」【ラップ注意】
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1624976113/l50?v=pc
2022エマ誕記念
【エマ誕記念SS】エマ「私たちのバトルも2ndシーズンか…」姫乃「覚悟の準備はいいですね!スイス!」【ラップ注意】
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1644101232/l50?v=pc
2022姫乃誕記念
【姫乃誕記念SS】姫乃「またですかスイス」エマ「えっと、今回は私じゃなくて」ランジュ「あなたがヒメノね!」【ラップ注意】
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1650204361/l50?v=pc 〜6月29日・学生寮果林自室〜
姫乃「では、いきましょう」
姫乃「せーの!」
ひめエマ「果林さん(果林ちゃん)ハッピーバースデー!」
果林「あ……ありがとう、エマ、姫乃ちゃん」 姫乃「どうしたんです?表情が固いですよ」
エマ「そうだよ。誕生日なんだから笑って笑って」
果林「そうよね…」
果林「またいつものが始まったりしないわよね?」
エマ「ふふ、ケーキがとってもボーノだよ」
姫乃「あ、スイス。ケーキのクリームが頬についてますよ?拭いてあげます」 エマ「ありがとう!姫乃ちゃん」
果林「あ…あら、今日は仲がいいのね」
姫乃「今日くらいは仲良くしますよね、スイス」
エマ「そうだよ。だいたい私たち仲良しだもん」
姫乃「そうですねー」
エマ「みんな誤解してるよねー」 姫乃「というわけで、プレゼントタイムです」
エマ「おお!おそろしく早い進行、私じゃなきゃ見逃しちゃうね!」
姫乃「では…」
姫乃「プレゼントです!果林さん!」
エマ「プレゼントだよ!果林ちゃん!」
姫乃エマ「……」
姫乃「あの?スイス?空気を読んでいただけると」
エマ「ん?こういうのは歳上を優先するものじゃないかな?」 姫乃「お忘れですか?私(4月17日生まれ)はもう誕生日がきてますからスイス(2月5日生まれ)と年齢は同じなんですよ?」
エマ「姫乃ちゃんは忘れっぽいねー。誕生日がいつだろうと学年は私の方が上なんだよー?」
エマ「それに、年齢の話なら歩夢ちゃん(3月1日生まれ)としずくちゃん(4月3日生まれ)はほぼ同い年だけどいつだって先輩後輩してるよ?」
姫乃「歩夢さんはちゃんと先輩をしてますからね。しずくさんも敬うのでしょう」
姫乃「どこぞの胸囲と身長だけ育った万年人気最下位とは違うんでしょうねー」 エマ「あれあれ?ひょっとして今のは私のことなのかな?」
姫乃「おや?心当たりがありますか?」
エマ「……」
姫乃「……」
エマ「果林ちゃん!」
姫乃「果林さん!」
果林「はぁ…またなのね…」 果林「外で気の済むまでやってらっしゃい。ただし、物壊したり他の人にケガさせたりしちゃダメよ」
姫乃「それは…守ります」
エマ「うっかりでもやっちゃうと後がこわいからね」
果林「早く行きなさい。プレゼントは私が預かっておくから」
エマ「わかったよ!じゃあ、行ってくるね!」
姫乃「わかりました!では、行ってきます!」 ドタタタタタ…
果林「まったく、仲がいいのか悪いのか」
果林「…プレゼント、預かるとは言ったけれど」
果林「少しくらい中を見ても構わないわよね?」
果林「えーっと、あら?」 果林「同じ包み?同じ店かしらね、大きさもまったく同じ」
果林「………」
果林「開けちゃってもいいわよね。ちゃんと戻せばいいんだし」
果林「と、と、と、ほい…と!」
果林「………あら、これは」 果林「色違いのパンダのぬいぐるみ…間違いなく同じ店で買ったものね」
果林「エマが緑で姫乃ちゃんがピンクかぁ」
果林「ほんと、仲がいいのか悪いのかわからないわね」
果林「さて、じゃあ元に…」
果林「えーっと…」
果林「…これ、どうなってたのかしら?」 〜学生寮・外〜
エマ「ということで、お空の彼方まで吹っ飛ばしてあげるよ姫乃ちゃん」
姫乃「地面とキスする準備はできてますか、スイス?」
エマ「先攻後攻はジャンケンで、勝った方が先ってことでいいよね?」
姫乃「構いませんよ。どちらであれ勝つのは私ですから」 エマ「いくよ!ジャン…」
姫乃「ケン…」
姫乃エマ「「ポン!!」」
姫乃(私が出したのはチョキ、スイスは…)
姫乃(……パー!) 姫乃「私からですね」
エマ「そうだね。さあ…見せてよ姫乃ちゃんの力を」
姫乃(握ったマイク、ラップを具現化するそれにすべてをかけ…ラップバトル開始です)
姫乃「見せてあげましょう!圧倒的な力を!」ヒューン 【姫乃】
果林生誕祭、スイスを断罪
果林さんと二人きりで万歳
するのは私だあなたではない
スイスは国へ帰れと案内
学年上とか持ち出す人間性
それでは少ないファンも逃げて
しまうのはもはや当然必然です
藤黄のエースからの箴言です ドオオオオオオン!
エマ「……ぐっ!」
エマ「ずいぶんと自信があるみたいだけど…」
エマ「それでも私には勝てないよ!」 >>21
【エマ】
国に帰れ?帰らなーい
ていうか草が生えたわーい
びっくりするほど暴言吐いても
頂点はひっくり返らなーい
焦点ずれてる言葉の応酬
笑点だったら座布団没収
審ずることはシンプルな一点
ねえ、どっちが果林ちゃんに好かれてるかって話じゃないっけ? 姫乃「……は?」
ドドドドドドド!!!
姫乃「ぐあああっ!!」
エマ「ふふ…こういうこともできるんだよ」
姫乃「緩急…あえてスローペースで進めながら、最後の4拍で言葉を詰め込む」
姫乃「スイスらしい姑息な手です」 エマ「姫乃ちゃんよりも私の方が与えたダメージが大きい」
エマ「うん、もういいよね?私の勝ちってことで」
姫乃「寝ぼけたこと言わないでくださいよ」
姫乃「立ち上がる限り勝敗はわからない、それがラップバトルでしょう!」
エマ「…もっと痛い目をみないとわからないか」
エマ「いいよ、体のすみずみまでいたぶってあげる」
姫乃「それは…聞けませんね!」 >>23
【姫乃】
焦点は一点?なに言ってんだ
頭のネジがかなりイってんな
果林さんが聞いたら大失点だ
もうエマかりなんて死んでんだ
ひめかりが組めば空気が変わる
姫乃の人気で運気が上がる
私は果林さんを引き立てる
私の隣なら人気になれる ドオオオン!
エマ「ああああっ!!」
姫乃「これが私の…果林さんを想う気持ちです!」
エマ「なるほどね…そういうやり方もあるのかもしれない」
エマ「でも私にも意地がある」
エマ「果林ちゃんの隣にいるのは私、エマ・ヴェルデだよ!」 >>27
【エマ】
姫乃ちゃんはすごく魅力的だ
果林ちゃんとの絡みも素敵だ
ひめかり本もっと出すべきだ
描くべきだこれは革命だ!
だけれども一つ言わせておはなし
はじまりはエマかりそれはおわかり?
果林とエマはお互いの明かり
それは動かない事実だよおだまり 姫乃「な…んですって…」
ドオオオオオオン!
姫乃「あああっ!!!」
エマ「姫乃ちゃんはさ、たしかに人気者だよ」
エマ「だから、姫乃ちゃんの魅力で果林ちゃんを人気者にするのもいいかもね」
エマ「でもね…私は果林ちゃんの力で上に行ってほしいんだ」
姫乃「そのこだわりが、あなたのエゴが果林さんの足を引っ張ることになぜ気づかないのです!」
エマ「ごめんね、私たちは虹だから…藤黄には染まれないんだよ!」
姫乃「この、わからず屋のスイスがぁぁ!」 姫乃「はぁ…はぁ…どうしました?勢いが落ちてますよ、スイス!」
エマ「姫乃ちゃんこそ…もう立ってるのもやっとでしょ?」
果林「ちょっと!まだやってたの?」
姫乃「あ、果林さん…見ててください…すぐにスイスを…」ドサッ
エマ「果林ちゃん、私が勝つところ…見に来てくれたんだね」ドサッ
果林「倒れるタイミングまで一緒なのね、あなたたち…」 姫乃(私たちが目を覚ましたのはしばらく後のことでした)
エマ「いやー、今日も燃えたね」
姫乃「引き分けなどという結末、興醒めもいいところ…ですが、それなりに燃えたのは確かですね」
果林「謎のやり切った感が出てるわね…」
エマ「ま、色々思うところはあるけど果林ちゃんの誕生日パーティを再開しようか」 エマ「…あ!」
姫乃「どうかしました?」
エマ「"さいかい"といえば、姫乃ちゃん…私いつも最下位ってわけじゃないよ!」
姫乃「万年最下位は誇張しましたが、あなたが不人気なのは事実でしょう」
姫乃「まあ、山奥で動物と戯れてばかりだったんでしょうから人気の取り方ひとつわからないのも仕方ない」 エマ「わかるもーん!こっちくるときに動画とかいっぱい見てかわいい仕草とか研究したんだよ?」
姫乃「その結果が頬にクリームですか?」
姫乃「頬にクリームって…そんなところにクリームが付くわけないでしょう?どうせ、『果林ちゃんに拭いてもらえないかなー』とか思ったんでしょうけど」
姫乃「あざとさが見え見えなんですよ!」
エマ「だから邪魔したんだひどーい」 姫乃「ついでに言わせてもらいますが、パーティ始まったばかりで頬にクリームがついてたら『真っ先にケーキ食べたんかよ!食い意地はってんな!』という話になりますがね」
エマ「あ…」
姫乃「気づいてなかったんですね」
姫乃「やはり果林さんの隣は私の方がふさわしいようです」
エマ「気づいてたもん!あえてだよ!」
姫乃「はいはい、そうですか」 果林「そういえば二人がくれたプレゼントだけど」
姫乃「はい!とびっきりのものを用意しました!スイスのプレゼントよりも格段に喜んでいただけるかと」
エマ「私の方が果林ちゃんに喜んでもらえると思うけどなー」
果林「……あなたたち、まさか互いのプレゼント知らないの?」
姫乃「知るわけないですよ」
エマ「私も姫乃ちゃんのプレゼントが何かなんて知らないよ」 姫乃「そうです!ここで開けてスイスにどちらが果林さんにふさわしいか思い知らせてあげましょう」
エマ「いいね!果林ちゃん、プレゼントオープンだよ」
果林「えーっと、それはやめておくわ」
果林「プレゼント開けるのは一人になってからの楽しみにとっておきたいの」
姫乃「そうですか…スイスの驚く顔が見たかったのですが」
エマ「私も姫乃ちゃんがあれ見た時の顔見たかったな」 果林「…ここで開けたら二人とも別の意味で驚くとは思うのだけど」
果林「理由があるというか」
果林「上手く戻せなくてぐっちゃぐちゃになっちゃったのよね…」
姫乃「???」
果林「ご、ごめんなさい!プレゼントは一人で開けろってのがわが家のルールで」
エマ「なら…仕方ないね」 ピロンッ!
果林「……あら?ちょっと待って」
姫乃「どうかしましたか?」
果林「璃奈から何か来てるわね」
エマ「あ!私もだ」
果林「えーっと、V…R…?」 姫乃(この時、私は予想していませんでした)
姫乃(後日、果林さんの部屋に飾られた2色の同型のペンギンのぬいぐるみを見て私とスイスが絶句すること…そして)
姫乃(璃奈さんから来た知らせが、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を襲う大事件とまだ見ぬ大冒険の引き金になることを…)
果林誕生日編・完
もしかしたら何かの物語に続く? 読んでいただきありがとうございます
果林誕ということでまたラップSSを書きました
作りかけの長編がありまして、それの前日譚という形で思わせぶりなラストになってます
ただ、この長編がいつ表にでるのかは不明です
そもそも書き上がるのかすらわからないです
最後に、日付変わりましたが果林さん誕生日おめでとうございます あと最後の最後にミスってますがペンギンのぬいぐるみではなくパンダのぬいぐるみです
なんでペンギンになったのか自分でもわかりません よかった
pixiv垢とかあるのかな 次のssを見落とさないか心配だ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています