0001名無しで叶える物語(しまむら)
2022/01/11(火) 00:47:18.48ID:su9XaUir私は産まれた時からお姉ちゃんの妹だった。
薄らと、記憶の片隅に残っている思い出。
赤ちゃんだった私の手を小さな手で握ってくれたお姉ちゃん。
そんな彼女の表情は笑顔だった。
『えへへ〜。はるかちゃん』
『かなたちゃんは、おねぇちゃんなんだって〜』
『おねぇちゃんはいもうとをまもるこなんだっておかーさんがいってたの! だから』
『はるかちゃんは、かなたちゃんがおおきくなるまでまもってあげるね〜』ニコッ
『だからあんしんしてね。はるかちゃんっ』
遥「う〜ん……むにゃむにゃ……」
遥「おねぇ……ちゃ……」ニコニコ
遥「……ん〜……?」
遥「ん?」パチリパチリ
遥「!!」ガタッ!