千砂都「ういっす! 免許取ったんで車買いたいっす!」渡辺「車屋さん紹介しようか?」
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VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured 〜休日〜
ルビィ「あ! 中川さーん!」 ニコニコ
中川「専務! お待たせしましたか?」
ルビィ「んーん! 今来たところ!」
渡辺「ルビィちゃん久しぶり」
ルビィ「あれ? 曜ちゃんどうしたの?」
渡辺「私もそのグソクムシ教に行ってみたくて菜々ちゃんに連れて来て貰ったんだ」
ルビィ「そうなんだ! 曜ちゃんが信者になってくれたらすみれちゃん喜ぶだろうなぁ」 ニコッ
渡辺「いや、信者にならないと思うけどね・・・・・・」 アハハ
中川「とりあえず、すみれさんのお部屋に向かいましょう」
ルビィ「うん!」
渡辺「どんなところなのかなぁ」
中川「普通のアパートの一室ですよ」
渡辺「へぇ〜」
────
── 〜某所〜
ガラッ
ルビィ「こんにちは〜!」 ニコッ
中川「こ、こんにちは・・・」
ルビィ「あれ? すみれちゃんいないね」 キョロキョロ
中川「どこかに出かけたのでしょうか?」
教祖「どうしたの? 騒がしいわね」
ルビィ「あ! すみれちゃん!」 ニコッ
教祖「教祖さま!!」
ルビィ「あ、ゴメン! 教祖さま」
中川「こんにちは・・・・・・」
教祖「あら、2号も来たのね。感心だわぁ」
教祖「それに、もう1人いるじゃないの」
渡辺「どうも、はじめまして」 ペコッ
教祖「あなたも入信したいのかしら?」
渡辺「いや! そういうわけじゃなくて・・・・・・ ただの見学です・・・・・・」 アハハ
教祖「そんな遠慮しなくてもいいのですよ?」
渡辺「遠慮しときます・・・・・・」
教祖「まぁ、いまなら4号の席は空いてるから早いもの勝ちですからね!」
ルビィ「4号??」
教祖「そう、4号よ」 フフンッ 教祖「それより、3号はチラシ配りに行ったわよ! あなたもうかうかしてると1号から下ろして3号を1号にするから!」
ルビィ「ええ!? そういう制度だったの?」
教祖「そう、1番最初の信者だからって踏ん反り返ってられるほど甘い世界じゃないのよ」 フンッ
教祖「ったく、ショービジネスの世界はそういうものなのよ・・・」
中川「宗教か何かじゃないのですね・・・・・・」 アハハ
教祖「た、多様性の世の中なのよ!」
教祖「あなたもちゃんと働かないと2号剥奪するわよ!」 クワッ
中川「あ、あはは〜・・・・・・(構いませんけど) ボソッ」
渡辺「じゃあさ、私達もチラシのポスティングにでも行こうか」
渡辺「すみれちゃんだっけ? この大量に積んであるチラシ持って行っていいんでしょ?」
教祖「ちょっと! 新入り!? 私は教祖さま!!」
渡辺「あ、ごめん! 教祖さま」
渡辺「とりあえず、1人100枚として・・・ 300枚あればいいかな」
教祖「3号は1人で500枚くらい持って行ったわ、あなた達もやる気見せたらどうなの?」 フフンッ
渡辺「いや、チラシ配りってどこに配るかにもよるけど、現実的に500は無理じゃないかな」
渡辺「それに500枚も持って歩くのは機動性が悪過ぎるよ」
渡辺「時間余ればここに戻ってチラシを補充すれば済む話だし」
渡辺「よし! 2人とも行こう?」 ニコッ
ルビィ「うん!」
中川「はいっ!」 ニコッ
教祖「ちょっと! 何勝手に仕切ってんのよ!」 プンプンッ
渡辺「行ってきまーす」
バタンッ
教祖「もうっ!」
教祖「ま、まぁ・・・ 自発的でいいことね・・・・・・ 4号にしてあげてもいいわね・・・ あの人・・・・・・」
ガチャッ
「戻りました」
教祖「!?」
教祖「あら、早かったのね」 ────
──
テク テク テク・・・
渡辺「よし、じゃあこの交差点から分かれて配ろうか」
ルビィ「うんっ!」
渡辺「はい、ルビィちゃんの分のチラシね」 スッ
ルビィ「ありがと」
渡辺「それじゃあ、ルビィちゃんはあっちの方に行ってくれる?」
ルビィ「うん! 分かった」
渡辺「私と菜々ちゃんはこっちの方に配りに行くから」
渡辺「終わったら・・・ 直接すみれちゃんのアパートに集合でいいんじゃないかな」
ルビィ「じゃあまた後でね」
渡辺「菜々ちゃん、行こ?」
中川「2組に分かれるのですか?」
渡辺「そうだよ」
中川「3人なのでそれぞれ100枚ずつ配りに行った方が効率良いと思いますよ?」
渡辺「いや、菜々ちゃんは私と・・・・・・」
中川「私はあちらの住宅街に行きますからお2人はそれぞれ配って下さい」
渡辺「えっ??」
ルビィ「じゃ、がんばルビィ!」 ニコッ
中川「それでは」
渡辺「あっ! ちょっと! 菜々ちゃん!」
渡辺「・・・・・・・・・・・・」 ────
──
渡辺(はぁっ・・・ たしかにその方が効率が良いのはわかってるけどね・・・・・・)
渡辺(菜々ちゃんと一緒に配りたかったなぁ・・・・・・)
ガランッ
渡辺(結構地味に大変な仕事なんだなぁ・・・ チラシ配りって・・・・・・)
渡辺(100枚なんてあっという間かと思ったけど結構時間かかりそうだな・・・・・・)
テク テク テク・・・
カコンッ
「こらぁ! 勝手にゴミ入れてくな!!」
渡辺「!?」 ビクッ
渡辺「す、すみませ〜ん!」 ペコッ
渡辺(やっぱチラシ入れてるところ見られると嫌がられるケースもあるか・・・・・・)
渡辺(菜々ちゃん大丈夫かな・・・・・・ 心配だなぁ・・・・・・)
────
── 続きもう立ってると思わんかった
また楽しみが増えたわ
焼き芋の方も気が向いたら続き書いて
テク テク テク・・・
カポッ
中川「・・・・・・・・・・・・」
テク テク テク・・・
カコンッ
「あの、チラシ入れないで貰えませんかね? 困るんですけど」
中川「あ、こちらのお宅の方でしたか、申し訳ありません」 ペコッ
「うち、こんな怪しいのとか興味ないから」
中川「ほんと申し訳ありません!」 ペコッ ペコッ
中川「捨てて頂いて構いませんが、捨てる前に少しだけお目通し頂ければ幸いです」 ペコッ
中川「教祖がなぜグソクムシを崇めているかとか、常軌を逸していると思いませんか?」
「まぁ、たしかに変な発想だね」
中川「そんなことにもふれてありますのでご興味ありましたら・・・・・・」
中川「では、失礼致しました」 クルッ
テク テク テク・・・
中川(ふぅ〜、やはりポスティングしているところを家の方に見つかるとご注意受けますね・・・・・・)
中川(機嫌を損ねない話し方を考えないといけませんね・・・・・・)
────
── 〜某所〜
渡辺「戻りました〜」
渡辺「・・・・・・って、あれ? 誰もいないや」 キョロキョロ
渡辺(教祖ちゃんもいないし、出掛けたのかな・・・・・・)
渡辺(菜々ちゃんとルビィちゃんも戻ってないみたいだし・・・・・・)
渡辺「・・・・・・・・・・・・」
渡辺(菜々ちゃん大丈夫かな・・・・・・)
ガラッ
中川「戻りました」
渡辺「!?」
渡辺「あ! 菜々ちゃん!」
中川「曜さん、お先に戻ってらしたのですね」
渡辺「うん、途中から走りなから配った方が速いって思ったからそうしたんだ」
中川「ふふふっ! さすがですね」 ニコッ
渡辺「それより菜々ちゃん、変な人とかに絡まれてない?」
中川「ええ、まぁ・・・ 何度かお叱りは受けましたけどね」
渡辺「え!? 何もされてないよね? 怪我とか大丈夫?」
中川「そ、そんなオーバーですよ」
中川「見ての通り何もありません」 ハハハ
渡辺「それならいいけど・・・・・・」 ホッ 中川「専務はまだお戻りではないのですか?」
渡辺「私が1番先だったみたいだからまだじゃないかな」
中川「そうですか、すみれさんは?」
渡辺「見当たらないんだよね、出掛けたのかな」
中川「それならこのまま待たせて貰いましょうかね」
渡辺「そうだね」
・
・
・
中川「なんか他人のお部屋ですと落ち着きませんね・・・・・・」 キョロキョロ
渡辺「うん・・・ なんか悪趣味な部屋だし・・・・・・」
中川「一応教会らしいですけどね・・・・・・」
渡辺「そうなんだ・・・・・・」 アハハ
渡辺「それにしても退屈だなぁ・・・・・・」
渡辺「なんか喉渇いたかも」
中川「近くのコンビニで何か買って来ましょうか?」
渡辺「それいいね」
中川「誰もいない他人のお部屋に居続けるのもなんか嫌ですし・・・・・・」
渡辺「コンビニ行って帰るとルビィちゃんも戻ってるんじゃないかな」
中川「そうだといいですね」
渡辺「じゃ、いこ? 菜々ちゃん」
中川「はい」
バタンッ
────
── 〜コンビニ〜
ウィーーーン(自動ドア)
「いらっしゃいませ〜」
渡辺「菜々ちゃん、何飲む?」
中川「あ、私・・・ どうしましょう・・・」
中川「お水にしておきます」
渡辺「え? 水でいいの? じゃ、じゃあ・・・私も・・・・・・」
中川「水分補給はやはりお水がいいですね」 ニコッ
渡辺「まぁ、たしかに・・・・・・」
教祖「・・・あら、あなたたちチラシ配り終わったの?」
中川「あ、すみれさんもコンビニ来てたんですか」
渡辺「アパートのカギ開けっぱなしじゃ無用心じゃない?」
教祖「あなたたちが帰ってくると思ったから開けておいたのよ」
渡辺「そっか、ありがとう」
渡辺「すみれちゃんだっけ? それ買うの? 私おごるから寄越して?」
教祖「あら、悪いわね」 スッ
渡辺「菜々ちゃんも」
中川「あ、すみません」 スッ
渡辺「あ、ルビィちゃんの分も買っておくか」
中川「そうですね」
ガバッ
渡辺「ルビィちゃんもお水でいいよね」
中川「はい、おそらく」
教祖「せめて緑茶にしなさいよ」
────
── 〜某所〜
ガラッ
教祖「ただいま〜」
渡辺「ルビィちゃん帰って来てる」
中川「まだのようですね」
渡辺「2人とも飲み物、はい」 スッ
教祖「ありがたく頂くわ」
中川「ありがとうございます」
渡辺「んぐっ・・・」 ゴクゴク・・・
渡辺「ぷはぁっ」
渡辺「ルビィちゃん遅いね」
中川「戻って来てもおかしく時間だと思いますけどね・・・・・・」
渡辺「私と菜々ちゃんはとっくに終わってるわけだし、枚数も同じだからそんなに差が出るとは考えにくいけど・・・・・・」
中川「まさか、迷子になっているとか・・・・・・」
渡辺「さすがにそれはないでしょ〜」
中川「ちょっと電話してみましょう」
渡辺「そうだね」
中川「・・・・・・」 Prrrrr・・・
中川「・・・・・・・・・・・・」
中川「お出にならないですね・・・・・・」
渡辺「うーん、着信音に気付いてないとか?」
中川「それもありえますけど・・・・・・ なんだか心配になってきました・・・・・・」 教祖「1号が帰ってくるまで私の説法でも聞く?」
渡辺「いえ、結構です」
教祖「なんであっさりと断るのよぉ!」
中川「あはは・・・・・・」
渡辺「探しに行っても返ってダメなような気がするし、大人しく待とうか」
中川「そうするしかないかもしれませんね」
教祖「じゃあ、グソクムシ教の聖歌の練習でもするわよ」
中川「ここで歌ったら近所迷惑になりませんか??」
渡辺「簡単な歌なら動画見ればすぐ覚えられるからいいよ」
教祖「皆で歌うから意味があるのよ、まったく」
中川「たしかにそうでしょうけどね・・・・・・」
教祖「そういえば3号も見当たらないわね、帰ったのかしら」
中川「私達は見ていませんよ」
教祖「そう・・・ ウチの信者はみんな勝手気ままだから困るわね、ったく・・・・・・」 ハァッ
────
── 公式(特にスクスタ)がこのSSにとって解釈違いを量産してるのモチベに響きそう
特に両親とせつ菜モードで喋るシーンは心が痛かった 〜1時間後〜
渡辺「もう1時間だよ? さすがに遅すぎない??」
中川「そうですね・・・・・・ やはり探しに行った方がよいのでしょうか・・・・・・」
教祖「さすがに信者1号が行方不明というのは私も心配になるわね」
渡辺「困ったなぁ・・・ すみれちゃんにはこのアパートに残っていて貰って、私と菜々ちゃんはルビィちゃんが配りに行った方面に探しに行こうか??」
中川「そうですね・・・・・・ 電話にも出ないというのが不安になります・・・・・・」
教祖「じゃあ私はここにいるからよろしく頼むわね」
渡辺「何かあったら電話ちょうだい? これ、私の番号ね」 スッ
教祖「わかったわ」
中川「では行きましょうか」
渡辺「うん」
────
──
テク テク テク・・・
渡辺「えーと、たしかこの交差点からあっちの方だよね」
中川「そうですね」
渡辺「じゃあ行ってみよう」
・
・
・
中川「通り沿いのお宅やお店のポストにチラシが挟まっているところがありますね」
渡辺「そっか、チラシが入ってるところを見つけながら進んで行けばルビィちゃんの足跡を辿れるわけか」
中川「注意しながら進みましょう」
渡辺「だね」
テク テク テク・・・
中川「おそらくですけど、お店関連はお店の方に直接手渡してる可能性もあるので、最悪聞き込んでどちらに歩いて行ったか聞くのもアリですね」
渡辺「そうだね」
渡辺「とりあえずはいまのところチラシが入ってるポストが散見されるし、それを追って行って無くなったら考えよう」
中川「わかりました」
テク テク テク・・・
────
── 渡辺「だいぶ歩いてきたけど、ポストに挟まったチラシも見かけなくなったし、このあたりまで来ると100枚配り終えていてもおかしくないよね」
中川「そうですね・・・・・・ どこに行ったのでしょう・・・・・・」
渡辺「あ、あのすみません!」
「はい?」
渡辺「このチラシ配ってる女の人見かけませんでしたか??」 スッ
「うーん・・・・・・」
中川「この画像の方なのですが・・・・・・」 スッ
「あ、ああ! ついさっき見かけたね」
中川「本当ですか!?」
「この道をね、向こうの方に歩いて行ったと思う」
渡辺「ありがとうございます!」 ペコッ
渡辺「行ってみよう! 菜々ちゃん!」 ニコッ
中川「はい!」
タッタッタッタ・・・・・・
────
── 渡辺「はぁ、はぁ・・・ つい走って来ちゃったけど・・・・・・」
中川「あてもなく走っても仕方ないですね・・・・・・ はぁ・・・ はぁ・・・」
────ぐそくむし〜♪ ぐそくむし〜♪
渡辺「あれ? 何か聞こえない??」
中川「え?」
────ぐ〜そくそくそくぐそくむし〜♪
中川「!?」
中川「この歌は!?」
渡辺「あ! 多分あそこだ!」
中川「行ってみましょう!」
タッタッタッタ・・・
────
── ルビィ「ぐそくむし〜♪ ぐそくむし〜♪」
ルビィ「ぐ〜そくそくそくぐそくむし〜♪」
「ヒュー!」
「ブラボー!」
パチパチパチパチ・・・・・・
ルビィ「えへへ・・・ ありがとうございます」 テレテレ
渡辺「────ルビィちゃーん! 何してるの!?」
タッタッタッタ・・・
ルビィ「!?」
ルビィ「あれ? 曜ちゃんに中川さん!」
中川「はぁ、はぁ・・・ どうされたんですか? こんな路上で・・・・・・」
ルビィ「チラシがね、少し余ったから歩いている人に配ってたらね・・・ 色々あって聖歌歌うことになっちやったんだぁ・・・・・・」
渡辺「そ、そうだったの!? 心配したんだから!」
ルビィ「聞いてくれたみなさん、すみません・・・ 今日はこれでおしまいにします」 ペコッ
「素晴らしい歌だったよ!」
「ブラボー!」
パチパチパチパチ・・・・・・
ルビィ「教会にもぜひいらして下さい! 教祖さまが喜ぶので」 ペコッ
渡辺「あはは・・・ さすがルビィちゃんだね・・・・・・ スクールアイドルやってたころを思い出しちゃったよ」
中川「さすが専務もAqoursのメンバーです。心に響く歌声でした・・・・・・」
渡辺「すみれちゃんも心配してるからアパート戻ろうか」
ルビィ「うん、ゴメンね・・・ 迷惑かけたみたいで」
中川「歌っていたから電話も気付かなかったのですね」
ルビィ「あ! ホントだ! 着信あったんだね・・・ ごめ〜ん!」
渡辺「まぁ無事だったから何より!」 ニコッ
────
── 〜某所〜
渡辺「ただいま〜! ルビィちゃん無事に発見したよ」
ルビィ「すみれちゃんゴメンね、心配かけたみたいで・・・・・・」
教祖「ちょっと! 1号あなた何してたのよ!」
ルビィ「ちょっと聖歌を歌ってたんだぁ・・・・・・」
教祖「ま、まぁ・・・ しっかりと布教活動していたのなら許すわ・・・・・・」
渡辺「すみれちゃんも心配だったんだね」 ニコッ
教祖「チラシ配りに出たまま逃げられたりしたらと思っただけよ!」
中川「あはは・・・・・・」
ルビィ「一応ね、教会に来てくれそうな人は何人か見つけたんだぁ」 ニコッ
教祖「それは感心ね! その調子で信者集めを頑張って貰いたいわ」
渡辺「じゃあルビィちゃんも無事に見つかったし、帰ろうか!」
中川「そうですね」
ルビィ「じゃ、すみれちゃんまたね!」 ニコッ
教祖「ちょっと! もう帰るの??」
バタンッ
教祖「もう居ないし!!」 ・
・
・
「ごめんくださーい」
教祖「はーい!」
「あの、グソクムシ教の教会ってここで合ってますか?」
教祖「そうです! 入信希望の方かしら??」 ワクワク
「さっき、路上でこのチラシ貰ったもんで・・・・・・」
教祖「ギャラクシ〜ぃ!」
「えーと・・・ なんだったかな・・・ 黒澤ルビィさんっています?」
教祖「え?? 信者1号なら帰ったわよ」
「なんだ〜、あの人の歌が気に入ったから来てみたんだけどいないのか・・・・・・」
「じゃ、帰ります」
教祖「ちょ、ちょっと! 折角だから話だけでも!!」
教祖(1号・・・・・・ なかなかやるわね・・・・・・)
────
── ルビィちゃんも3年間がんばってきた女なんだ
侮ってはいけなかった 〜翌日・某所の前〜
テク テク テク・・・
教祖「ふふふ〜ん♪ ・・・・・・」
教祖(ん? んん〜? 私のアパートの前に人だかり??)
ワイワイガヤガヤ・・・・・・
教祖(まさか!? 入信希望者が集まって!?)
教祖「・・・・・・」 コホン
教祖「皆様・・・・・・ 当教団に何か御用でしょうか・・・・・・」
「あ、グソクムシ教の人??」
教祖「いかにも・・・ 私がグソクムシ教の代表者ですが・・・・・・」 ドヤァ
「昨日路上で歌ってた人はいないの??」
教祖「ああ、信者1号ならば来ていませんよ・・・・・・」
「なんだ〜、ここに来れば会えると思ったのに・・・」
ザワザワ・・・
イナインダッテ・・・ ヒソヒソ・・・
教祖「教祖たるわたくしでよろしければご対応して差し上げられますが・・・ よろしければ皆さん、教会の中へどうぞ・・・・・・」
「あの子がいないならまた来るよ」
教祖「え!?」
「さよなら〜」
ゾロゾロゾロゾロ・・・・・・
教祖「・・・・・・・・・・・・」
教祖(これじゃまるであの子が教祖みたいじゃない!) プンプンッ
────
── 〜黒澤建設東京支社〜
黒澤専務「・・・・・・というわけで、社長から連絡あったのでまたしばらく沼津の本社に戻りましゅ」
中川「そうでしたか・・・・・・ 寂しくなりますね」
黒澤専務「せっかくすみれちゃんとも仲良くなったんたけど、残念だなぁ・・・・・・」
中川「まぁまた社長のご命令でこちらにいらっしゃることもあるでしょうし、落ち込まないで下さいね」
黒澤専務「うん!」
黒澤専務「じゃ、中川さんよろしくね〜」 ニコッ
中川「はい! お気をつけて」 ニコッ
中川「事故は起こされないようにして下さいね」
黒澤専務「うん、大丈夫!」
ブオオオオオオーーン・・・・・・
中川(色々と心配になる方ですけれど、いらっしゃらないと寂しくなりますね・・・・・・)
────
── 〜数日後・某所〜
教祖(ううっ・・・ 連日のように1号目当ての人が来るけど、肝心の1号は連絡も付かないし・・・・・・)
教祖(何してるのかしら・・・・・・ 信者大量獲得の大チャンスなのに〜!)
教祖「・・・・・・」 Prrr・・・・・・
ルビィ『はい! ルビィですっ!』
教祖「あっ! 1号やっと出た! 今まで何してたのよ!」
ルビィ『会社の都合で沼津に帰ることになったんだぁ・・・ 急だったから連絡できなくてゴメンね』
教祖「はぁ!? 急過ぎるわよ!」
教祖「あんた目当ての信者希望者が毎日たくさん来て対応が大変なのよ!」
ルビィ『ぴぎっ! それは困ったねぇ・・・』
教祖「他人事みたいに言わないでよ!」
ルビィ『またいずれ東京に戻ると思うからよろしくね』
教祖「ちょっと〜!」
ガチャッ
教祖「・・・・・・」
教祖(困ったわね・・・ 希望者たちは私の言うことなんか聞いてくれないし・・・・・・)
教祖(でも折角のチャンスよ! これを活かさない手は無いわ!)
────
──
ガラッ
教祖「!?」
教祖「あら、3号?」
教祖「あなたもどうしたらいいか一緒に考えてくれる?」
教祖「1号がたくさんの信者候補を連れてきたのは良いけど、肝心の1号がいなくなっちゃったのよ・・・・・・」
「それなら・・・・・・」
〜完〜 リエラの5人の会話パターンを頭に叩き込まないと書きづらくなってきたので当分研究に没頭します
ここしばらくはグダっててすみませんでしたm(_ _)m 乙!
次のアニメ最新話とかからかなり研究できると思うから頑張って! 主役の子が出番がそこまでないので仕方ないね...
気が向いたら再開してくれ 乙
資料少ないのによく頑張ったよ
アニメ進んだらまたお願いします これも焼き芋もゆうせつの奴の続きも全部お願いしたい
全部読んでるので 3号は本編の5話で出番の無かったあの人なんじゃね? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています