彼方「これ、約束のブツ」ダイヤ「確かに受け取りましたわ」
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ダイヤ「おほ〜これはまたおいしそうな抹茶プリン♪再び食べられる日が来るとは……」ジーンッ
ダイヤ「さっそくいただいてもいいでしょうか?」
彼方「もちろん、召し上がれ〜」
ダイヤ「では……あーん」パクッ
ダイヤ「―んん〜♪前に食べた物より苦みがあっておいしい〜♪」ホワワ〜ン
彼方「ダイヤちゃん好みの味に仕立ててみました」
ダイヤ「あぁ、本当に素晴らしい味……止まりませんわぁ」パクパクモグモグ
彼方「うんうん、いい食べっぷりだ。頑張って作った甲斐があったよ」ニコッ ダイヤ「はぁ……あっと言う間に食べてしまいました、ごちそうさまでした彼方さん」
彼方「うふふ、こちらこそ。普段キリッとしてる分プリンを食べてる姿はとてもかわいかったよ」
ダイヤ「まっ……////わたくしったらつい夢中になって……お恥ずかしい」カァァ
彼方「恥ずかしがる顔もかわいいぜ」
ダイヤ「か、からかわないでくださいなっ////」
彼方「ははは、さて……こちらの約束は果たした、今度はダイヤちゃんの番だよ」
ダイヤ「そうでしたわね……さぁどうぞ」
彼方「むふぅ〜それじゃ失礼しま〜す」ゴロン
彼方「いや〜私の思った通り、ダイヤちゃんの太ももはすべすべしてて最高だね〜」スリスリ
ダイヤ「ちょ、彼方さんっ……////あまり動かないで、くすぐったいですわ」
彼方「頭をなでておくれ〜」
ダイヤ「はいはい」ナデナデ
彼方「あぁ〜気持ちいい〜♪おやすみなさ〜い♪」 ダイヤ「それにしても……彼方さんは随分甘えん坊ですのね、膝枕なんてルビィが小さい頃にやってあげたきりですわ」
彼方「今はやってあげないの?」
ダイヤ「今はもう流石に……お互い高校生ですもの、そろそろ甘え甘やかすというのも」
彼方「おやおや、せっかくかわいい妹ちゃんがいるのに甘やかさないなんてもったいないねぇ」
ダイヤ「彼方さんは妹さんには甘そうですわね」
彼方「そりゃそうさ、遥ちゃんは私にとって1番大切な存在だからね」
彼方「遥ちゃんがいるから私は頑張れる、だから遥ちゃんはうんとかわいがってあげるんだ」
ダイヤ「なるほど、遥さんあっての彼方さんという訳ですね」
彼方「そゆ事そゆ事〜」 ダイヤ「わたくしは……どうなのでしょう」
ダイヤ「わたくしもルビィが生まれてからは姉として示しのつくように努力をしてきたつもりです」
ダイヤ「ですが、それと同時にルビィにも厳しく接した事もありました」
ダイヤ「恐らくルビィはわたくしの事を怖い姉だと思っているかもしれません」
ダイヤ「あの子はだらしがなく、それでついキツく言ってしまうのです」
彼方「自分でわかってるならいいんじゃないかなぁ」
彼方「そう思うなら今度は優しくしてあげればいいだけだよ」
彼方「それに、ルビィちゃんにだってダイヤちゃんの気持ちは伝わってるはずだよ」
ダイヤ「そう、でしょうか……?」
彼方「口うるさく言われる内が華、なにも言われなくなる方がよっぽどかわいそうだからね」
彼方「ま、ガミガミ言うのもほどほどにしてたまには甘やかしてみたらどうだい」
ダイヤ「それはそれで気味悪がられそうですわね……」 この組み合わせ待ってたんだよ
ありがとうありがとう 彼方「―ふむ……」ムクリ
ダイヤ「彼方さん、もうよろしいんですの?」
彼方「本当はもっとダイヤちゃんの膝枕を堪能したかったところだけど」
彼方「ダイヤちゃんにひとつ教えてあげるよ」
ダイヤ「な、なんでしょうか」
彼方「ダイヤちゃん……」
彼方「堅い、ダイヤちゃんは堅すぎる」
ダイヤ「んなっ……!?」
彼方「名前の通りダイヤモンドのようにお堅い、なにをそんなに難しく考えているのかな」
彼方「もしかして、ダイヤちゃんは誰かに甘えた事がないんじゃないの?」
ダイヤ「そ、それは……」ドキッ
ダイヤ「わたくしは長姉なのですから当然でしょう、わたくしが甘えるようではルビィに」
彼方「だ〜か〜ら〜それがダメなんだって」
彼方「ルビィちゃんを言い訳に使うのはよくないなぁ」
ダイヤ「うっ……!?」
彼方「よーし、それなら彼方ちゃんがひと肌脱いであげるとしよう」ガシッ グイッ
ダイヤ「彼方さん?なにを―ぴぎゃっ!?」ポフン 彼方「むふふ〜いらっしゃ〜い♪」ギュウ〜
ダイヤ「ちょ、彼方さんなにをうぷっ!?」ムギュッ
ダイヤ「〜〜〜〜!!」ジタバタ
彼方「ダイヤちゃんにも甘える事の楽しさを教えてあげるよ」
彼方「そうすれば甘やかす事も出来るようになるよね」
ダイヤ「―ぷはっ!!はぁはぁ……!!」
ダイヤ「ち、窒息するかと思いましたわ……」
ダイヤ「彼方さん、やめてください////もうわかりましたから」
彼方「いーやまだまだだよ〜」
彼方「ほぉら、こうやって頭をなでられると気持ちいいでしょ?」ナデナデ
ダイヤ「あ……」
ダイヤ(この感触……小さい頃にお母様の腕の中に抱かれた時と同じ……)トローン
ダイヤ「気持ちいい……ですわ」
ダイヤ「もっと……してください////」
彼方「ふふ、いい子だ。だんだん素直になってきたね」ナデナデ
ダイヤ「はあぁ……彼方さん……」ウットリ ダイヤ「彼方さんの体……とても柔らかくていい香りが……心が安らぎますわ」スリスリ
彼方「そうだろうそうだろう、甘えるのは楽しいでしょ」
ダイヤ「えぇ……言葉だけでは出来ないコミュニケーション、これがスキンシップの効力なのですね」
ダイヤ「彼方さんは甘えるのも甘やかすのもとてもお上手ですのね」
彼方「甘える事を知らないと甘やかせないからね」
彼方「私だって疲れた時は遥ちゃんに甘えるし、遥ちゃんが疲れていたら私が抱き締めてあげる」
彼方「姉妹だからってお互い遠慮する事はなんにもないんだよ」
彼方「1度なにも言わずにルビィちゃんを抱き締めてみなよ、きっと喜ぶよ〜」
彼方「妹ちゃんをかわいがる事に理由はいらない!!」
ダイヤ「くすっ、彼方さんが言うと説得力がありますわね」 鞠莉と同じでどうでもいい時にガス抜きしておくからストレスコントロールがうまいタイプよね 彼方「さてと、そろそろ帰ろっか」
ダイヤ「そうですわね、彼方さんのおかげでとても有意義な時間を過ごせましたわ」
ダイヤ「わたくしも彼方さんを見習ってもう少しルビィに優しくしてみます」
彼方「ふふふ。きっと、もっとルビィちゃんの事が好きになるはずだよ」
彼方「あ、そうだ」ガサゴソ
彼方「これ、お土産。持って帰ってルビィちゃんと一緒に食べなよ」スッ
ダイヤ「まぁ、抹茶プリン♪ありがとうございます、ルビィとおいしくいただきますわ」
彼方「彼方ちゃんも帰ったら遥ちゃんをぎゅ〜ってしてあげよう、待っててね遥ちゃ〜ん♪」 黒澤家
ダイヤ「ただいま帰りましたわ」
ルビィ「お帰り〜」
ダイヤ「ルビィ……あなたまた制服を脱ぎっぱなしにして」
ルビィ「あ、しまった!!今片付けるよぉ」
ダイヤ「あなたはいつもいつも、まったく何度言ったら」クドクド
ルビィ「ぴっ……!!ごごごごめんなさい……」
ダイヤ「―はっ!?」
ダイヤ「……」
ルビィ「お姉ちゃん……?」
ダイヤ「―こほん……まぁ、今度からちゃんと片付けるように」
ルビィ「ほぇ……?今日はいつもみたいにガミガミ怒らないの?」パチクリ
ダイヤ「やはりそういう印象を持たれていましたか……」
ダイヤ「いいのです、ルビィはやれば出来る子だと信じていますから」
ルビィ「お姉ちゃん……」パァァ
ルビィ「うんっ‼ルビィ今度からはすぐ片付ける‼」
ダイヤ「えぇ、それでいいですわ。そうだ、彼方さんからプリンをいただいたのです。一緒に食べましょ」
ルビィ「うわ〜いやったぁ〜♪お姉ちゃん大好き〜♪」ギュッ
ダイヤ「もう……ルビィったら」ナデナデ ルビィ「彼方さんのプリン、おいしいねぇ〜♪」パクパク
ダイヤ「本当……何度食べてもまったく飽きませんわぁ♪」パクパク
ダイヤ「ふふ、口にカラメルが付いていますわよ」ヒョイ
ルビィ「わ、ありがと。えへへ、お姉ちゃんも付いてるよ」ヒョイ
ダイヤ「あら、イヤですわわたくしってば」
ダイヤ「ほらルビィ、あーん」スッ
ルビィ「お姉ちゃんが食べさせてくれるの?嬉しい〜はむっ」
ルビィ「―ううう〜ん!!お姉ちゃんに食べさせてもらうともっとおいしいよぉ♪」
ルビィ「ルビィもお返ししてあげる、はいあーん」スッ
ダイヤ「ではお言葉に甘えて……あむっ」
ダイヤ「―おほ〜♪更においしさが増しましたわぁ〜♪」
ダイヤ「ん〜ルビィはかわいいでちゅね〜いい子いい子♪」スリスリチュッチュッ
ルビィ「……流石にそれはないよお姉ちゃん。ルビィ、高校生だよ」
ダイヤ「んなっ!?」ガーンッ
ダイヤ(やり過ぎた……?甘やかすってこういう事ではなないんですの?) 彼方の家
彼方「ただいま〜」
遥「お帰りなさいお姉ちゃん」
彼方「おぉ〜遥ちゃ〜ん、会いたかったよ〜」ムギュー
遥「ちょ、ちょっとお姉ちゃん////苦しいよ……////」
彼方「あはは、ごめんごめん。早く遥ちゃんを抱き締めたくて」
彼方「遥ちゃんもぎゅ〜ってして〜」
遥「う、うん」
遥「お姉ちゃん、今日も1日お疲れ様」ギュッ
彼方「あぁ〜遥ちゃぁ〜ん♪」ナデナデナデナデ
遥(か、髪が……もう、しょうがないなお姉ちゃんは) 遥「お姉ちゃん、今日はなんだか機嫌がいいね」
遥「なにかいい事でもあったの?」
彼方「んふ〜♪わかる?そうなんだよ」
彼方「今日は私のお友達に甘える楽しさと妹ちゃんをかわいがる素晴らしさを教えてあげたのさ」
彼方「それで妹の、遥ちゃんの大切さを再認識したんだよ」
彼方「遥ちゃんがいるから、勉強もバイトもスクールアイドルも頑張れる」
彼方「私にとって遥ちゃんは、なくてはならないパワーの源なのさ」
彼方「だから、いつもありがとね。遥ちゃん」ニコッ
遥「お姉ちゃん……」
遥「私の方こそお姉ちゃんには色々やってもらって」
遥「私、なにもお姉ちゃんの役に立ってないと思ってたから」
遥「そういう風に言ってもらって、嬉しい……」
遥「―ね、お姉ちゃん」
彼方「ん?」
遥「よかったら今日は私にもご飯の支度手伝わせてくれないかな?」
彼方「もちろん♪遥ちゃんが手伝ってくれれば料理がもっとおいしくなるなぁ〜♪」
遥「うんっ♪私頑張るね♪」 ダイヤ「わたくし少々ルビィをかわいがり過ぎて……ルビィに引かれてしまいましたわ」
彼方「へぇ〜どんな風にやったか再現してみてよ」
ダイヤ「も、もうやりませんわっ!!////」
ダイヤ「でも……あれからルビィも自分の事は自分でやるようになってわたくしが注意する事もなくなりました」
彼方「よかったじゃない、ちゃんと成長するんだよ」
彼方「うちの遥ちゃんもね〜一緒に料理を作りたいなんて言ってくれてね〜」
彼方「いや〜姉妹の共同作業で作ったオムライスは絶品だったなぁ」
ダイヤ「遥さんもいい妹さんですわね」
彼方「うんうん、遥ちゃんは世界一の妹ちゃんだよ」
ダイヤ「あら、それならうちのルビィも負けておりませんわよ」
ダイヤ「今はまだ頼りないですがいずれは黒澤家の名に恥じない立派な人間になると信じています」
彼方「ダイヤちゃん姉バカだね〜」
ダイヤ「彼方さんに言われたくありませんわね」
彼方「ほう、それじゃ今日は妹ちゃん達がどれだけかわいいか」ニヤッ
ダイヤ「えぇ、こころゆくまで語り合うとしましょうか」ニヤッ 終わりです。最後まで読んでいただきありがとうございました >>1
おつ、こういうのでいいんだよ
>>25
現れたわね高級しまむら、いいぞもっとやれ 甘え甘やかすお姉ちゃんズ可愛い
>>25
あら素敵 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています