スクールアイドルフェスティバル開催に向けて準備を進めていたある日のこと

侑「今日の打ち合わせもお疲れさまでした。皆さんのおかげで良いお祭りになりそうです!」

『お疲れさまでした』『失礼します』『また明日』

───────
─────

遥「お疲れさまでした。それでは、私もこれで──」

侑「ごめん遥ちゃん、もう少しだけ話せるかな?」

侑「彼方さんのことで遥ちゃんに聞きたいことがあったんだよね」

侑「直接本人に聞いてもいいんだけど、少し聞き辛くて…」

遥「はい、なんでしょう?」

侑「彼方さんって、自分のこと『彼方ちゃん』って呼ぶことが多いでしょ?」

侑「あれってどうしてなのかなって」

果林「あら、私も気になってたのよね。何か理由があるの?」