少年の指は緊張もあってかピンと伸ばしたままだが
それがかえってって私の中で存在感を主張している
そして私の肉は、それを迎え入れるように
びくり
ぎゅちゅり
と中へ中へと誘い込むようにうごめくのだ
私は勝手に荒くなってしまう息を落ち着かせながら聞く
「ふーっ、ねえ、ふーっ、どう、かな?」
『口以外に女の人の体がこんなに複雑に動くなんて…』
「ん?びっくりした?」
『はい、す、すごいです…』
そうかそうか
そうしてどんどん興味を持ってくれていいんだよ
『それに、とてもぬるぬるして熱い…』
『指が入っていると、気持ちいいんですか?』
「ええ、そうよ」
「でも、入れてるだけじゃ、物足りないかな」
「ちょっと出し入れしたり、かき回したりしてごらん」
「爪でひっかかないように気をつけてね?」
私がそう言うと、少年は恐る恐ると言う感じで指を動かし始めた