ふーっ、ふーっ、と、二拍ほど息を整えて、私は少年に声をかける
「しょ、少年、言い忘れてたことがあったから言っておくね」
『え、なんでしょう…?』
「おまんこの膣のあたり、よく見て」
少年が視点をあわせる間をとって
「濡れてるでしょう、というか膣から液体が出てない?」
『そういわれれば、さっきより水っぽくなってます』
「それが、女の子が濡れる、っていうことなの」
「ちょっとその液体すくって、指で擦り合わせてごらん?」
少年の指が膣のあたりをなぞるのを感じる
「んんっ…ね、どんな感じ?」
『これは、ヌルヌルしていますね…』
「そう、それはおちんちんを受け入れるときの潤滑剤になるの」
「分泌、っていうんだけど、膣から出てきてすぐは、臭いは無いわ」
少年は指を鼻にもっていってすんすんと嗅ぐ
『ほんとうだ、臭いはないですね』
『味も、しないんですか?』
私は苦笑しながら答える
「それは、舐めてみたらわかるんじゃない?」
「こたえからいうと、血液みたいなものだから、少し塩あじがするわ」
「体調によって若干濃さが変わったりする」
『そうなんですね…』
そういって、少年は散ろっと舌を出して、指先をペロリとなめた
『本当だ、塩あじだ』
それができるんなら舐めてくれたって良いだろうに…
とおもったが、私はぐっとこらえた
少しずつ障壁を取り除いていくのだ