そんなことよりも、今は目の前のおちんちんが気になって仕方が無い
凝視しないように、意図的に目の中心から外れるようにしていたのだが
もうここまで来たらどこに目をやってもおちんちんは視界に入ってくるのだ
この間月着陸船の映画で見た、【もう窓のどこからでも月が見える】というやつだ
そして、少年に宣言する
「少年、今から私、少年のおちんちん触るからね」
少年も私の雰囲気を察してか、ゴクリと生唾を飲み込む
『ど、どうぞ…』
そう言うと少年はぐいっと腰を浮かせて突き出してきた
いよいよもって私の目の前におちんちんが近づく
このとき、松浦果南という人生史に、はじめて男性のペニスを触る
という記録が綴られるのだ
キスの流れからそのまま口で飲み込んでしまうことも考えたが
何も焦ることは無いのだ
少年はどこにも逃げないのだから